JP6481304B2 - 表示処理装置および表示処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの選択可能な設定項目が表示されるメニュー画面の表示に関し、特に、設定項目、設定値などのアニメーション表示に関する。
デジタルカメラ、携帯電話、タブレットなどの携帯機器では、ユーザが機器の機能を設定、変更することが可能であり、設定、変更するためのメニュー画面には、設定項目の一覧、設定値の一覧や、選択している対象を示すカーソル(例えば、反転バー)などが表示される。ユーザは、操作ボタン、タッチパネルなどに入力操作を行い、カーソルの位置を移動させることで設定項目、設定値を選択することができる。
ユーザがメニュー画面で複数の設定項目の中から1つの設定項目を選択すると、その設定項目に対して選択可能な一連の項目(機能ON/OFF、設定値など)が表示される。このとき、視覚効果を目的として、表示する一連の項目をアニメーション表示することができる(特許文献1参照)。
そこでは、メインとなるメニュー画面において、カメラの撮影機能に関する複数の設定項目(例えば、ズーム、ワイドなど)を表示する。ユーザが特定の設定項目(例えば、ズーム)が選択すると、その設定項目に対応する一連の設定値(例えば、OFF、40倍、80倍など)を表示するサブメニュー画面に切り替えられる。この表示切替のとき、一連の設定値を示すアイコン群あるいは文字群をアニメーション表示する。すなわち、アイコン群または文字群の画面フェードインから移動終了までをユーザが認識できるように、連続的表示処理を行う。
特開2006−243806号公報
アニメーション表示される文字列、アイコンなどの移動速度は、その使用環境などに応じて様々であり、移動速度を比較的遅くする場合もある。一方、ユーザとしては、特定の設定項目を選択したら、設定値などをすばやく設定し、次の操作(例えば、カメラの場合ではシャッターボタン操作)にできる限り速やかに移りたい場合がある。
しかしながら、アニメーション表示中は設定値などを選択、決定することができないため、すばやく設定値を変更することができない。これは、ユーザが入力操作するときにストレスを与えることになる。
したがって、メニュー画面において設定項目、設定値などをアニメーション表示する場合でも、ユーザが設定値などの項目を速やかに選択、決定できることが求められる。
本発明の表示処理装置は、入力操作部に対する入力操作を検出する入力検出部と、一連の設定項目と、所定の設定項目に応じた一連のサブ設定項目とを表示装置に表示可能であって、所定の設定項目を選択する選択操作に応じて、その設定項目に応じた一連のサブ設定項目をアニメーション表示させる表示制御部とを備え、入力検出部が、アニメーション表示途中にサブ設定項目選択のための入力操作が行わると、アニメーション表示中にそれを検出し、表示制御部は、サブ設定項目選択操作に応じた表示処理を実行する。
アニメーション表示中に選択操作があると、それを受け入れて表示処理に反映させる結果、次の入力操作を行える画面状態に移行することができる。例えば、表示制御部は、あらかじめ定められたサブ設定項目にカーソルを表示し、サブ設定項目選択操作があると、カーソルを移動させる表示処理を実行する。
表示制御部は、アニメーション表示を首尾一貫して続けることを考慮し、アニメーション表示しながら、サブ設定項目選択操作に応じた表示処理を実行することが可能である。
本発明の他の態様における携帯機器は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、タブレット、コンピュータなど、上述した入力操作部と、表示装置と、表示処理装置とを備える。
本発明の他の態様における表示処理方法は、入力操作部に対する入力操作を検出し、一連の設定項目と、所定の設定項目に応じた一連のサブ設定項目とを表示装置に表示可能であって、所定の設定項目を選択する選択操作に応じて、その設定項目に応じた一連のサブ設定項目をアニメーション表示させる表示処理方法であって、アニメーション表示途中に行われたサブ設定項目選択のための入力操作を検出し、サブ設定項目選択操作に応じた表示処理を実行する。
本発明の他の態様におけるプログラムは、表示処理装置を、入力操作部に対する入力操作を検出する入力検出手段と、一連の設定項目と、所定の設定項目に応じた一連のサブ設定項目とを表示装置に表示可能であって、所定の設定項目を選択する選択操作に応じて、その設定項目に応じた一連のサブ設定項目をアニメーション表示させる表示制御部手段として機能させ、アニメーション表示途中に行われたサブ設定項目選択のための入力操作を検出するように、入力手段として機能させ、サブ設定項目選択操作に応じた表示処理を実行するように、表示制御部手段として機能させる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にこのプログラムを格納した記録媒体も本発明の一態様となる。
本発明によれば、アニメーション表示を行う設定画面において、GUIの優れた画面表示を行うことができる。
第1の実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。 デジタルカメラの背面図である。 メインメニュー画面を示した図である。 アニメーション表示を示した図である。 アニメーション表示を示した図である。 サブメニュー画面を示した図である。 入力操作に対する表示処理を示すフローチャートである。 サブ設定項目の短縮表示から詳細表示への切り替えを示した図である。 カーソルのアニメーション表示を示した図である。 カーソル移動に伴う表示処理のフローチャートである。
以下では、図面を参照して本実施形態であるデジタルカメラについて説明する。
図1は、第1の実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。図2は、デジタルカメラの背面図である。
デジタルカメラ10は、ここではミラーレスタイプのデジタルカメラとして構成されており、レリーズボタン18、撮影モードダイヤル19、メニューボタン41、十字ボタン42、実行ボタン43(図2参照)などに対する入力操作に従い、撮影動作、記録画像の再生、モード設定などが行われる。ユーザは、これらのボタンを操作することにより、様々な機能、項目を選択、設定することができる。カメラ背面には、LCD60が設けられている。
CPUを含むコントローラ30は、露出制御部32、画像信号処理回路20などに制御信号を出力し、レリーズスイッチ37、メニューボタンスイッチ45、十字ボタンスイッチ46、実行ボタンスイッチ47からの信号によって、レリーズボタン18、メニューボタン41、十字ボタン42、実行ボタン43に対する入力操作を検出し、露出制御、撮影/記録動作、再生動作、機能設定処理などカメラ全体の動作制御を行う。カメラ動作制御のプログラムは、図示しないROMなどの記録媒体に記憶されている。
電源ON状態になると、撮影モードが設定される。撮影光学系12は、被写体からの光が入射するとイメージセンサ14に光を結像し、これによって被写体像がイメージセンサ14に形成される。イメージセンサ14は、CCD、CMOSなどによって構成されており、カラーフィルタアレイ(図示せず)がイメージセンサ14の受光面上に対向配置されている。カラーフィルタアレイでは、R,G,Bのカラーエレメントを市松状に配列、あるいはベイヤー配列させている。
撮影モードにおいてスルー画像をLCD60に表示するため、1フィールド又は1フレーム分の画素信号が1フィールド/フレーム時間間隔でイメージセンサ14から読み出される。読み出されたR,G,Bの画素信号は、AFE回路(図示せず)を経由して画像信号処理回路20に送られる。
画像信号処理回路20では、ゲイン処理、色変換処理、ホワイトバランス調整などが、画素信号に対して施される。これにより、R,G,Bのカラー画像信号が生成される。生成されたR,G,Bカラー画像信号は、映像信号処理回路38を経由してLCD駆動回路39へ送られる。LCD駆動回路39がカラー画像信号に基づいてLCD60を駆動することにより、リアルタイムの動画像がLCD60に表示される。映像信号処理回路38では、文字列、アイコンなどに関連するキャラクタ、イメージデータが必要に応じてカラー画像信号にスーパーインポーズされる。
レリーズボタン18が半押しされると、イメージセンサ14から読み出される画素信号に基づいて、コントラスト式AF処理が実行される。また、コントラスト式AF処理による合焦動作とともに、イメージセンサ14から読み出される画素信号に基づいて被写体像の明るさが検出され、露出値が演算される。
レリーズボタン18が全押しされると、露出制御部32は、図示しないシャッタ、絞り等を駆動し、露出制御する。これにより、1フレーム分の画素信号がイメージセンサ14から読み出される。画像信号処理回路20は、読み出された1フレーム分の画素信号に基づいて静止画像データを生成し、圧縮あるいは非圧縮状態で画像データをメモリカード48に記録する。
再生モードが設定されると、メモリカード48に記憶された画像がLCD60に表示される。また、映像信号処理回路38は、定められた映像信号規格に従って画像信号を外部に出力する。具体的には、画像信号をコンピュータモニタ、テレビジョンなどに適応した静止画像データ、あるいは動画像データに変換した後、カメラ本体に設けられた1つの端子(図示せず)に接続されたケーブルを通じて外部機器へ出力する。
ユーザがメニューボタン41を操作することにより、所定のメニュー画面がLCD60に表示される。LCD60には、撮影メニューC1、詳細設定メニューC2などの複数のメニュー画面の中から、ユーザに選択されたメニュー画面が表示される。図2では、詳細な機能設定を行うためのメインメニュー画面MCが図示されており、一連の設定項目Kが表示されている。
一連の設定項目Kは、LCD明るさ調整に関する設定項目であって文字列「LCDの明るさ」で表される設定項目K1、外部機器へ出力する映像信号の規格に関する設定項目であって文字列「出力先」で表される設定項目K2などから構成される。設定項目K1、K2は、同じサイズのフレームF0に収まるように画面縦方向に並んで表示されている。また、デフォルトあるいはユーザによって選択された設定項目に対し、カーソル(ここでは反転バー)BRが重ねて表示される。
コントローラ30に含まれる表示制御部33は、ユーザによるメニューボタン41、十字ボタン42、あるいは実行ボタン43に対する入力操作に応じて、表示すべき内容に応じた文字列データ、アイコンデータ、カーソルデータなどの表示用オブジェクトデータを、不揮発性メモリ31から読み出す。そして、読み出したデータをRAMなどで構成される画像メモリ35のビットマップ領域に展開する。また、不揮発性メモリ31には、メニュー画面の背景となるイメージデータもあらかじめ記憶されており、選択されたメニュー画面に応じて読み出される。
画像メモリ35のビットマップ領域は、LCD60の画素領域に対応したデータ領域であり、文字列データ、アイコンデータ、カーソルデータそれぞれのアドレス情報、すなわち表示位置座標情報は、あらかじめ不揮発性メモリ31に記憶されている。不揮発性メモリ31から読み出されたデータは、その位置座標情報に基づいて画像メモリ35の定められたアドレスに書き込まれる。データの書き込みは、1フィールド/フレーム時間間隔よりも遥かに短い時間間隔で行われるように構成されている。
画像メモリ35のビットマップ領域に書き込まれたデータは、画像メモリ35から読み出されて映像信号処理回路38へ送られる。データの読み出しは、1フィールド/フレーム時間間隔に基づいて行われる。映像信号処理回路38では、入力されたビットマップデータが画像信号に変換され、LCD駆動回路39へ出力される。メニュー画面表示の間、画像信号処理回路20から送られてくるカラー画像信号は使用されない。
メインメニュー画面MCにおいて所定の設定項目が選択されると、選択された設定項目に応じた設定値などの項目(以下、サブ設定項目という)が一覧表示される。ユーザは、表示された一連のサブ設定項目の中から特定の項目を選択し、決定する。これによって、その項目に関連した機能をもつようにカメラの設定処理が行われる。
本実施形態では、文字列やアイコンなどで表示される一連のサブ設定項目を表示する場合、アニメーション表示を行う。すなわち、一連のサブ設定項目が出現してから、最終的な表示位置に到達するまでの経過を視認できるように連続的表示を行う。さらに、アニメーション表示中に入力操作があると、その操作に応じた表示処理を行う。ここでは、選択操作に対するカーソルの移動表示処理を実行する。以下、詳述する。
図3A〜図3Dは、メインメニュー画面からサブメニュー画面へ切り替わるときの一連のサブ設定項目のアニメーション表示を示した図である。ただし、説明を簡単にするため、ここでは1つの設定項目と、それに応じた一連のサブ設定項目だけを図示している。
図3Aでは、カーソルBRが設定項目K2に表示されている画面を示している。文字列「出力先」の設定項目K2は、上述したように出力する映像信号の規格を定める項目であり、十字ボタン42の右方向ボタンを押下することによって、具体的な内容を示す一連のサブ設定項目が表示される。メインメニュー画面MCでは、矢印状アイコンIDが表示されており、右方向ボタンの操作がサブ設定項目表示への移行であることをユーザに知らせる。
図3Aの画面状態で十字ボタン42の右方向ボタンが操作されると、アニメーション表示によって一連(ここでは3つ)のサブ設定項目Lが表示される。図3B、図3Cは、アニメーション表示途中の画面状態を示し、図3Dは、アニメーション表示終了時のサブメニュー画面MDの状態を示している。なお、サブメニュー画面MDにおいて、一連の設定項目Kを表示させないようにしてもよい。
図3Dに示すサブメニュー画面MDでは、3つのサブ設定項目SG1〜SG3から構成される一連のサブ設定項目Lが表示されており、サブ設定項目SG1〜SG3は、それぞれ同サイズのフレームF内に収まるように表示されている。カーソルBRは、設定項目K2と画面上同じ高さにあって最上位に表示されるサブ設定項目SG1に重ねて表示される。
アニメーション表示により、一連のサブ設定項目Lは、図3Aのメインメニュー画面MCからフェードインし、連続的に画面右方向に移動しながらその全体像を徐々に明らかにし、最終的に図3Dに示すような表示状態に至る。なお、図3B、図3Cには、サブ設定項目が移動していることを示す破線の矢印を図示しているが、実際には表示されない。
サブ設定項目SG1は、コンピュータ用モニタなどに対応した映像信号規格(R,G,Bコンポーネント信号など)を示す項目であり、文字列「LCD」で表示されている。サブ設定項目SG2、SG3は、テレビジョンの映像信号規格を示す項目を表している。文字列「Video」で表されるサブ設定項目SG2は、一般的なデジタルビデオ信号規格(コンポジット信号)を示し、文字列「HDMI」(登録商標)で表されるサブ設定項目SG3は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)を示している。
アニメーション表示処理は、移動対象となる表示エリアのデータを1フィールド/フレーム時間間隔で切替えることによって行われる。画像メモリ35のビットマップ領域で表示変更するエリアのデータを、位置座標情報と合わせながら不揮発性メモリ31から順次読み出し、ビットマップ領域に上書きする。
アニメーションの移動速度は、隣接する1フィールド/フレーム期間の間で画面横方向に沿ったアドレス(表示位置座標)の移動量に従う。ここでは、アニメーション表示の一連の過程で、一連のサブ設定項目Lをフェードインさせる初期表示の時に移動速度を速め、最終表示位置近くになるにつれて移動速度を遅くする表示処理を行う。これによって、文字列「LCD」、「Video」、「HDMI」(登録商標)を早めにユーザに認識させる。また、アニメーション表示中の一連の設定項目Lの平均的な移動速度は、比較的緩やかに設定されている。
このようなアニメーション表示を行うと、ユーザは、アニメーション表示中に一連のサブ設定項目Lを視認することができる。さらに、一連の設定項目Lの表示移動速度が比較的緩やかであるため、アニメーション表示終了前に、サブ設定項目SG2、SG3を選択する操作をユーザは行うことができる。
アニメーション表示中にユーザによって十字ボタン42の下方向ボタンが操作されると、アニメーション表示を続けながらカーソルBRが下方向に移動し、カーソルBRはサブ設定項目SG2、もしくはサブ設定項目SG3に重ねて表示される。表示制御部33は、カーソルBRの位置の1フィールド/フレーム期間ごとの移動量に基づいて、ビットマップ領域のカーソル表示エリアを順次更新しながらデータを書き込む。図3Dでは、サブ設定項目SG2にカーソルBRが移動したことを示している。
なお、ユーザがアニメーション表示中に実行ボタン43を操作すると、サブ設定項目を設定する処理がコントローラ30によって実行される。LCD60では、サブ設定項目が設定されたことを示す画面が表示される。
図4は、入力操作に対する表示処理を示すフローチャートである。ここでは、図2に示すメインメニュー画面状態を初期状態として処理が開始される。
ステップS101では、メインメニュー画面MCが表示されている状態で、サブメニュー画面MDへ移行するための操作、すなわち十字ボタン42の右ボタンが操作されたか否かが判断される。右ボタンが操作されると、ステップS102へ移る。他の設定項目を選択する操作が行われた場合(S113)、ステップS101に戻る。また、メインメニュー画面MCを終了する操作(ここでは、メニューボタン41に対する操作)が行われると(S114)、処理を終了する。
ステップS102では、アニメーション表示処理が開始される。そして、ステップS103において、アニメーション表示処理中に入力操作が行われたと判断されると、ステップS104へ移る。入力操作が実行ボタン43に対する操作であった場合、その選択されたサブ設定項目の内容を機能させるように設定処理が行われる(S105)。例えば、サブ設定項目SG1を設定するために実行ボタン43が操作された場合、映像信号処理回路38においてR,G,Bコンポーネント信号を生成する。
一方、ステップS104において、入力操作が他のサブ設定項目を選択する操作である、すなわち十字ボタン42の下方向ボタンが操作されたと判断された場合、カーソルBRをアニメーション表示させながら移動させる表示処理が実行される(S106、S107)。アニメーション表示中にメニューボタン41が操作された場合、メインメニュー画面MCの状態に戻る表示処理が実行される(S106)。
ステップS108において、アニメーション表示が終了したと判断されると、サブメニュー画面MDにおいて、実行ボタン43の操作、あるいは他のサブ設定項目を選択する操作が行われたか否かを判断し、入力操作に応じた処理が行われる(S109〜S112)。
このように本実施形態によれば、デジタルカメラ10において、メインメニュー画面MCを表示させた状態でサブメニュー画面MDへ切り替えるための入力操作が行われると、一連の設定項目Kで所定の設定項目K2に応じた一連のサブ設定項目Lがアニメーション表示される。アニメーション表示中に他のサブ設定項目を選択する入力操作があった場合、カーソルBRの表示位置をアニメーション表示しながら移動させる。
アニメーション表示中でも選択操作を受け入れるため、ユーザがアニメーション表示終了を待つことなく次の操作へスムーズに移行することができる。また、カーソル移動もアニメーション表示するため、表示処理が統一されてカーソル移動が生じても視覚効果に影響を与えない。
アニメーション表示中の一連の設定項目の移動速度は、適宜調整可能であり、より早い移動速度にすることも可能である。また、カーソル表示位置の移動以外の表示処理を、一連のサブ設定項目のアニメーション表示中に行うことも可能である。例えば、所定のサブ設定項目が選択されたときにメインの設定項目の隣に移動させる表示処理や、特定のサブ設定項目の画面消去といった表示処理をアニメーション表示中に行うことも可能である。
メインメニュー画面からサブメニュー画面への切り替え時にアニメーション表示することには限定されず、あるメニュー画面で表示された項目に対し、その内容、値などを設定変更するための操作が行われると一連の項目が表示される構成であれば、上述したアニメーション表示およびアニメーション表示中の選択操作に対する表示処理を実行することができる。
次に、図5〜7を用いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、サブ設定項目の表示を、カーソルによる選択/非選択に応じて切り替えるとともに、カーソルの移動を注視させるように表示切り替えを行う。
図5は、サブ設定項目の短縮表示から詳細表示への切り替えを示した図である。図6は、カーソルのアニメーション表示を示した図である。ここでは、サブ設定項目の言語が英語に設定されている。
図5では、一連(ここでは3つ)のサブ設定項目Lが表示されているサブメニュー画面MEを示している。一連のサブ設定項目Lは、撮影機能、画像編集などに関する項目であって、それぞれフレームF内に文字列で表示されている。
サブ設定項目SH1は、撮影画像にデジタルフィルタ処理を施す設定を行うための項目であり、サブ設定項目SH2は、イメージセンサ14のダイナミックレンズ拡大を設定するための項目であり、サブ設定項目SH3は、多重露出による撮影を行うための項目を示す。なお、それ以外のアイコン、文字列などのオブジェクトは、ここでは省略して図示していない。
サブ設定項目SH1、サブ設定項目SH3は、その項目内容を表す文字列文字列「Digital Filter」、「Multi−exposure」がフレームFに収まるため、そのまま本来の文字表記で表示される。一方、サブ設定項目SH2は、本来の文字列「Dynamic Range setting」ではなく、文字数を短縮した文字列「D−R setting」で表示される。これは、本来の文字列「Dynamic Range setting」で先頭文字の表示位置を他のサブ設定項目SH1、SH3に合わせて表示すると、フレームFに収まらないためである。
ユーザが十字ボタン42の上下ボタンを操作すると、カーソルBRが画面上下方向に移動し、ユーザの選択したサブ設定項目に重ねて表示される。カーソルBRがサブ設定項目SH2に移動すると、本来の文字列「Dynamic Range setting」がフレームFをはみ出した状態で表示される(以下、このような表示を詳細表示という)。ただし、文字列「Dynamic Range setting」を左から右方向へ繰り返し移動するようにアニメーション表示し、フレームF内に表示範囲を収めてもよい。
このようにサブ設定項目の内容をカーソルBRが移動するまでは短縮形で表示し、カーソルBRが選択されたサブ設定項目へ移動すると、本来の文字表記となるように詳細表示する。このような表示切り替えを、フレームFのサイズに収まらない文字表記の場合のみ行う。
本実施形態では、カーソルBRが移動するとき、ユーザにカーソルBRの移動を注視させるため、アニメーション表示を行う。すなわち、カーソルBRが次のサブ設定項目へ移動する過程(連続的な移動)を感じさせるように表示処理を行う。図6には、カーソルBRがサブ設定項目SH1からサブ設定項目SH2へ移動する過程の表示画面を示している。
カーソルBRのアニメーション表示についても、更新する部分のイメージデータを不揮発性メモリ31から読み出し、画像メモリ35のビットマップ領域の所定のアドレスにイメージデータを書き込む。そして、1フィールド/フレーム時間間隔に従ってビットマップ領域のデータを読み出し、表示する。
このカーソルBRのアニメーション表示中、図6に示すように、サブ設定項目SH2は、詳細表示されず、短縮文字列「D−R setting」による表示が続けられる。そして、カーソルBRの移動が終了、すなわちアニメーション表示が終了すると、詳細な文字列「Dynamic Range setting」によってサブ設定項目SH3が表示される。
このようにカーソル移動中に文字列表記を変更することを禁止するため、ユーザはカーソルBRの移動に注視することができ、次の入力操作へスムーズに移行することができる。特に、カーソルBRをアニメーション表示する過程で文字列表記の変更を行うのを禁止するため、ユーザが違和感をもつことがない。
図7は、カーソル移動に伴う表示処理のフローチャートである。メインメニュー画面において所定の設定項目が選択されるのに従って処理が開始される。
ステップS201では、一連のサブ設定項目Lが表示される。そしてステップS202では、所定のサブ設定項目へカーソルBRを移動させる入力操作が行われたか否かが判断される。カーソルBRを移動させる入力操作があると、カーソルBRのアニメーション表示処理を実行する(S203)。
ステップS204では、アニメーション表示処理が終了したか否かが判断される。アニメーション表示処理が終了したことを検知すると、選択されたサブ設定項目がカーソル移動前に短縮形の文字列で表示されていたか否かが判断される(S205)。短縮形文字列であった場合、本来の文字列による詳細表示を行う(S206)。
一方、短縮形文字列ではなかった場合、カーソル移動前と同じ文字列で表示する(S207)。メニューボタン41の操作によってメインメニュー画面MCへ切り替えられると、処理が終了する(S208)。
このように第2の実施形態によれば、デジタルカメラ10において、所定のサブ設定項目SH2が選択されていない(カーソルBRが表示されていない)場合、短縮文字列「D−R setting」によって表示される。サブ設定項目SH2を選択する操作が行われると、カーソルBRをアニメーション表示しながら移動させる一方、アニメーション表示が終了するのに合わせて、本来の文字列「Dynamic Range setting」で表示する。
なお、文字以外のキャラクタで短縮表示、詳細表示を切り替えるようにしてもよい。また、表示するときのフレームサイズとは関係なく、表示を切り替えるようにしてもよい。また、サブ設定項目ではなく、メイン設定項目など他の項目を並べて表示させる場合にも適用することができる。
第2の実施形態では、カーソルの移動をアニメーション表示するときの表示切り替えを調整する構成であるが、例えば、ユーザが選択操作を連続的に行う場合、短縮表示から詳細表示切り替えるタイミングでカーソルが次の項目へ移動する場合、画面上で表示切り替えが頻繁に生じ、ユーザに混乱を与える。これは、カーソルをアニメーション表示させない場合にも生じる。そのため、カーソルが移動終了後所定時間経過するまで次の選択操作があると選択操作による更なるカーソル移動を優先し、所定時間経過後に表示切り替えを行ってもよい。
第1、第2実施形態のデジタルカメラに限定されず、タッチパネルを入力操作部とした携帯電話や、撮影機能のないタブレットなどの携帯機器にも適用可能であり、さらに、コンピュータなどの情報処理装置にも適用することができる。
10 デジタルカメラ(携帯機器)
14 イメージセンサ
30 コントローラ(表示制御部、入力検出手段)
33 表示制御部(表示制御部)
42 十字ボタン(入力操作部)
60 LCD(表示装置)
BR カーソル
K 一連の設定項目
K2 設定項目
L 一連のサブ設定項目
MC メインメニュー画面
MD サブメニュー画面
SG2 サブ設定項目
SH2 サブ設定項目

Claims (7)

  1. 入力操作部に対する入力操作を検出する入力検出部と、
    所定の設定項目とそれに応じたサブ設定項目とを表示装置に表示する表示制御部とを備え、
    前記入力検出部が、表示された所定の設定項目を選択する入力操作を検出し、
    前記表示制御部が、前記入力操作に応じて、前記設定項目を表示した状態で、その設定項目に応じたサブ設定項目の文字列またはアイコンをアニメーション表示し、
    前記入力検出部が、前記文字列またはアイコンのアニメーション表示開始から終了前の間に行われる、サブ設定項目を選択する入力操作を検出し、
    前記表示制御部が、サブ設定項目を選択する入力操作に応じた表示処理を実行することを特徴とする表示処理装置。
  2. 前記表示制御部が、所定の設定項目を選択する入力操作に応じて、複数のサブ設定項目の文字列またはアイコンをアニメーション表示することを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
  3. 前記表示制御部が、あらかじめ定められたサブ設定項目にカーソルを表示し、異なるサブ設定項目選択する入力操作に対する前記入力検出部による検出に応じて、カーソルを移動させる表示処理を実行することを特徴とする請求項に記載の表示処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された入力操作部と、表示装置と、表示処理装置とを備えたことを特徴とする携帯機器。
  5. 入力操作部に対する入力操作を検出し、
    所定の設定項目とそれに応じたサブ設定項目とを表示装置に表示する表示処理方法であって、
    表示された所定の設定項目を選択する入力操作を検出し、
    前記入力操作に応じて、前記設定項目を表示した状態で、その設定項目に応じたサブ設定項目の文字列またはアイコンをアニメーション表示し、
    前記文字列またはアイコンのアニメーション表示開始から終了前の間に行われる、サブ設定項目を選択する入力操作を検出し、
    サブ設定項目を選択する入力操作に応じた表示処理を実行することを特徴とする表示処理方法。
  6. 表示処理装置を、
    入力操作部に対する入力操作を検出する入力検出手段と、
    所定の設定項目とそれに応じたサブ設定項目とを表示装置に表示する表示制御手段として機能させるプログラムであって、
    表示された所定の設定項目を選択する入力操作を検出するように、前記入力検出手段として機能させ、
    前記入力操作に応じて、前記設定項目を表示した状態で、その設定項目に応じたサブ設定項目の文字列またはアイコンをアニメーション表示するように、前記表示制御手段として機能させ、
    前記文字列またはアイコンのアニメーション表示開始から終了前の間に行われる、サブ設定項目を選択する入力操作を検出するように、前記入力検出手段として機能させ、
    サブ設定項目選択する入力操作に応じた表示処理を実行するように、前記表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載されたプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。




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