JP6480254B2 - 嵌合検知部材及びコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタハウジング同士の嵌合を検知するための嵌合検知部材及び該嵌合検知部材を備えたコネクタに関する。
従来、コネクタハウジング同士の嵌合を検知するための表示用ロッド(嵌合検知部材)として、端部に着色表示部が形成された一対の弾性表示片を有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された表示用ロッドでは、コネクタハウジング同士の嵌合完了時に一対の弾性表示片同士が当接し、表示窓を通して着色表示部が視認可能となることで、嵌合の完了を表示するようになっている。
特開昭61−4179号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の表示用ロッドでは、製造誤差等によって嵌合完了時に一対の弾性表示片が当接しなかったり、嵌合完了前に一対の弾性表示片同士が当接してしまったりする可能性がある。従って、コネクタハウジング同士が嵌合途中であるか、又は、嵌合が完了しているかが判断しにくいという不都合があった。
本発明の目的は、コネクタハウジング同士の嵌合完了を判断しやすくすることができる嵌合検知部材及び該嵌合検知部材を備えたコネクタを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、係止部を有した第1コネクタハウジングと、前記係止部に係止される被係止部が設けられた係止アームを有して前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、のうち一方に取り付けられて嵌合を検知するための嵌合検知部材であって、前記係止部による前記被係止部の係止時に前記係止アームが撓むことによって押圧される押圧部と、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとの嵌合状態を表示する一対の表示片を有する表示部と、前記押圧部と前記表示部とを連結する連結部と、を備え、前記係止部による前記被係止部の係止途中において、前記押圧部が前記係止アームに押圧されて前記一対の表示片が互いに近づいていくか又は離れていくとともに、前記係止部による前記被係止部の係止完了時に、前記係止アームが復元状態に向かうことによって前記一対の表示片が前記係止途中とは逆方向に動作し、前記押圧部は、前記一対の表示片のそれぞれに連結される一対の押圧片を有し、前記一対の押圧片は、前記係止アームによる押圧方向と交差する対向方向に沿って対向配置されるとともに、前記係止アームに近づくにしたがって互いに離れるか又は近づくように傾斜した傾斜部をそれぞれ有し、前記一対の表示片は、前記対向方向に沿って対向配置され、前記一対の押圧片同士を連結するアーム部をさらに備え、前記アーム部は、前記一対の押圧片から前記押圧方向及び前記対向方向に交差する方向に延びる一対の撓み部を有するとともに前記一方に係止されるように構成され、前記一対の撓み部は、前記アーム部が前記一方に係止される際に、前記押圧方向に撓み変形することを特徴とする嵌合検知部材である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記アーム部は、前記対向方向に延びて前記一対の撓み部同士を連結するとともに前記一方に係止される連結部をさらに有することを特徴とするものである。請求項に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記係止途中において、前記一対の表示片が互いに近づいて当接することを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、係止部を有した第1コネクタハウジングと、前記係止部に係止される被係止部が設けられた係止アームを有して前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、請求項1〜のいずれか1項に記載の嵌合検知部材と、を備えることを特徴とするコネクタである。
請求項1、に記載された発明によれば、係止部による被係止部の係止途中(即ち、コネクタハウジング同士の嵌合途中)に一対の表示片が互いに近づいていくか又は離れていき、係止完了時(即ち、コネクタハウジング同士の嵌合完了時)に一対の表示片が逆方向に動作することで、嵌合完了の前後で表示片が逆方向に動作し、コネクタハウジングの嵌合完了を判断しやすくすることができる。
請求項に記載された発明によれば、係止途中において一対の表示片が互いに当接することで、表示片同士が当接していたらコネクタハウジングが嵌合途中であり、離れたら嵌合が完了したと判断することができる。このとき、係止アームが押圧部への押圧を開始してから係止が終了するまでの中間の時点で一対の表示片が互いに当接し、コネクタハウジングの嵌合完了まで当接を維持することがより好ましい。このような構成によれば、嵌合完了の直前に一対の表示片同士を当接させようとすると、表示片同士の間隔が大きくなるような誤差が生じた場合に、表示片同士が当接しない可能性があるのに対し、嵌合途中で表示片同士を当接させることで、このような誤差が生じてもさらに嵌合を進めることによって表示片同士を当接させやすくすることができる。また、嵌合開始直後に一対の表示片を当接させようとすると、嵌合完了時に表示片同士が離れる動作が小さくなってしまい、表示片同士の間隔が小さくなるような誤差が生じた場合に、嵌合が完了しても表示片同士が離れなくなってしまう可能性がある。これ対し、嵌合途中で表示片同士を当接させることで、嵌合完了時に表示片同士が離れる動作を大きくすることができ、表示片同士の間隔が小さくなるような誤差が生じても、表示片同士を離れやすくすることができる。
また、係止アームによる押圧方向と交差する対向方向に沿って一対の表示片が対向配置されることで、押圧方向におけるスペースが小さい場合に、表示片が動作するためのスペースを確保し、表示片の動作範囲を大きくしてコネクタハウジング同士の嵌合完了をさらに判断しやすくすることができるとともに、嵌合検知部材が取り付けられたコネクタハウジングの大型化を抑制することができる。
また、一対の押圧片同士を連結するアーム部の撓み部が、押圧方向及び対向方向に交差する方向に延びるとともに、ハウジングの一方に係止される際に押圧方向に撓み変形することで、この撓み部は、押圧片同士が近づいたり離れたりする際に撓む機能と、ハウジングに取り付けられる際に撓む機能と、を兼ね備えることができ、これらの機能がそれぞれ別部材に設けられる構成と比較して、嵌合検知部材全体の構成を簡単化することができる。
請求項に記載された発明によれば、アーム部が連結部において係止されることで、押圧片同士が近づいたり離れたりする際には主に撓み部が変形し、対向方向に延びる連結部は変形しにくいことから、コネクタハウジング同士の嵌合時に押圧片が動作しても係止を解除されにくくすることができる。
本発明の実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 前記コネクタを示す分解斜視図である。 前記コネクタの第2コネクタハウジングを示す斜視図である。 前記コネクタの嵌合検知部材を示す斜視図である。 前記第2コネクタハウジングに前記嵌合検知部材が取り付けられた様子を示す斜視図である。 前記コネクタの嵌合初期状態の様子を示す上面図、断面図及び背面図である。 前記コネクタの嵌合途中状態の様子を示す上面図、断面図及び背面図である。 前記コネクタの嵌合完了状態の様子を示す上面図、断面図及び背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のコネクタ1は、図1、2に示すように、第1ハウジングとしての雄ハウジング2と、第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングとしての雌ハウジング3と、嵌合検知部材4と、を備え、各ハウジング2、3を先端に有する電線同士を電気的に接続するためのものである。ハウジング2、3は、図1に示す嵌合方向に沿って嵌合するものとする。
雄ハウジング2は、例えば絶縁性の合成樹脂によって構成され、雌ハウジング3の一部を収容する収容部20と、係止部21と、図示しない雄型の端子金具を収容するための端子収容室22と、を備えて全体が筒状に形成されている。係止部21は、筒の内側に向かって凸状に形成されることで、後述する被係止部31を係止可能に構成されている。
雌ハウジング3は、例えば絶縁性の合成樹脂によって構成され、図3にも示すように、雄ハウジング2に収容される筒状の被収容部30と、係止部21に係止される被係止部31と、被係止部31が設けられた係止アーム32と、図6〜8に示すように嵌合検知部材4を係止するための検知部材係止部33と、図示しない雌型の端子金具を収容するための端子収容室34と、を備える。
被係止部31は、嵌合方向において係止アーム32の略中央部に設けられ、雌ハウジング3から外側に向かって(被収容部30から離れるように)凸状に形成されることで、係止部21に引っ掛かって係止されるように構成されている。また、被係止部31は、嵌合方向において雄ハウジング2から遠ざかるにしたがって突出寸法が大きくなるように、傾斜部311を有している。係止アーム32は、一端が被収容部30の外壁に接続されて雄ハウジング2から離れるように嵌合方向に沿って延びる幅広な板状に形成され、この外壁との間に間隔Sを形成することによって、図3における上下方向(押圧方向)に動作可能に構成されている。検知部材係止部33は、端子収容室34の外壁から突出し、嵌合検知部材4を係止可能に構成されている。
嵌合検知部材4は、例えば絶縁性の合成樹脂によって構成され、図4にも示すように、一対の押圧片411、412を有する押圧部41と、一対の表示片421、422を有する表示部42と、一対の連結板431、432を有する連結部43と、一対の押圧片411、412同士を連結するアーム部44と、を備え、図5に示すように雌ハウジング3に取り付けられるようになっている。
押圧部41は、嵌合検知部材4が雌ハウジング3に取り付けられた際に、間隔S(即ち、係止アーム32と被収容部30の外壁との間)に位置づけられる。一対の押圧片411、412は、嵌合方向及び押圧方向に交差する対向方向に沿って対向配置されるとともに、係止アーム32に近づくにしたがって互いに離れるように傾斜した傾斜部41Aを有することで、係止アーム32によって押圧された際に互いに離れるように構成されている。
表示部42は、嵌合検知部材4が雌ハウジング3に取り付けられてハウジング2、3が嵌合した際に、押圧部41を挟んで雄ハウジング2の反対側に位置する。一対の表示片421、422は、対向方向に沿って対向配置されるとともに、雄ハウジング2の反対側に表示端部42Aを有する。
連結部43の連結板431、432は、嵌合方向に沿って延びる板状に形成され、連結板431が押圧片411と表示片421とを連結し、連結板432が押圧片412と表示片422とを連結する。一対の連結板431、432は、互いに略平行に延びている。尚、一対の連結板431、432の断面形状は任意である。
アーム部44は、一対の押圧片411、412のそれぞれから嵌合方向に沿って表示部42側に向かって延びる一対の撓み部441、442と、対向方向に沿って延びて撓み部441、442同士を連結する連結部443と、を有してU字状に形成されている。
ここで、嵌合検知部材4の各部の動作について説明する。まず、押圧部41が係止アーム32によって押圧されると、一対の押圧片411、412が互いに離れていく。このとき、一対の連結板431、432は、押圧部41側において互いに離れていくとともに表示部42側において互いに近づいていく。従って、一対の表示片421、422同士が互いに近づいていく。これと同時に、U字状のアーム部44の押圧部41側が開いていき、即ち、一対の撓み部441、442が押圧部41側において互いに離れるように撓み変形する。このとき、U字の底に位置する連結部443の変形量は比較的小さい。押圧部41が係止アーム32によって押圧されなくなると、嵌合検知部材4は復元状態に向かい、各部が反対方向に動作して元の形状に復元する。
以下、コネクタ1全体の組立方法について説明する。まず、押圧部41が間隔Sに位置するように、雌ハウジング3に対して嵌合検知部材4を嵌合方向に沿うように近づけていき、雌ハウジング3に嵌合検知部材4を取り付ける。このとき、検知部材係止部33の傾斜面に連結部443が当接することで、アーム部44が端子収容室34の外壁から離れるように押圧方向に撓み変形する。連結部43が検知部材係止部33を乗り越えたら、連結部43が検知部材係止部33に係止され、図5に示すように、嵌合検知部材4の雌ハウジング3への取り付けが完了する。
次に、被収容部30が収容部20に収容されるように、雄ハウジング2と雌ハウジング3とを嵌合方向に近づけて嵌合させる。この様子を図6〜8に示す。尚、図6〜8において、(A)は上面図を示し、(B)はそれぞれ(A)のX−X線、Y−Y線又はZ−Z線に沿った断面図を示し、(C)は背面図(雌ハウジング3側から見た図)を示す。
まず、ハウジング2、3同士を近づけていくと、図6(B)に示すように、雄ハウジング2の係止部21と雌ハウジング3の被係止部31における傾斜部311とが当接する。嵌合開始から図6(B)に示す状態までをコネクタ1の嵌合初期状態とし、このとき、図6(A)、(C)に示すように、一対の表示片421、422は互いに離隔している。
嵌合初期状態からさらにハウジング2、3同士を近づけていくと、図7に示すように、コネクタ1が嵌合途中状態となる。即ち、係止部21が被係止部31に摺接して係止途中となっている状態をコネクタ1の嵌合途中状態する。このとき、係止アーム32が被収容部30の外壁に近づくように撓み変形していき、係止アーム32によって押圧部41が押圧されていく。これにより、一対の表示片421、422は互いに近づいていき、図7(A)、(C)に示すように当接する。このような状態からさらにハウジング2、3同士をさらに近づけると、一対の押圧片411、412同士が離れることで一対の連結板431、432が撓み変形していくとともに、一対の表示片421、422同士の当接が維持される。
尚、一対の表示片421、422同士が初めて当接するタイミングは、適宜に設定されていればよく、例えば、係止部21と被係止部31とが当接してから、被係止部31の嵌合方向寸法の略半分だけハウジング2、3同士が近づいた際に、一対の表示片421、422同士が初めて当接するように設定されていればよい。
嵌合途中状態からさらにハウジング2、3同士を近づけていくと、図8に示すように、ハウジング2、3同士の嵌合が完了し、コネクタ1が嵌合完了状態となる。嵌合完了状態では、図8(B)に示すように、係止アーム32が元の形状に復元し、係止部21による被係止部31の係止が完了する。このとき、押圧部41が押圧されなくなって嵌合検知部材4が元の形状に復元することで、一対の表示片421、422は互いに離れて元の位置に復帰し、図8(A)、(C)に示すように互いに離隔した状態となる。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、コネクタ1の嵌合途中状態において一対の表示片421、422が互いに近づいていくとともに、ハウジング2、3同士の嵌合完了時に一対の表示片421、422が互いに離れることで、嵌合完了の前後で表示片421、422の動作が逆方向となり、コネクタ1が嵌合完了状態となったことを判断しやすくすることができる。
さらに、嵌合途中状態において一対の表示片421、422が互いに当接することで、作業者は、表示片421、422同士が当接していたらコネクタ1が嵌合途中状態であり、表示片421、422同士が離れていたらコネクタ1が嵌合完了状態であることを判断することができる。
さらに、一対の表示片421、422が係止アーム32による押圧方向と交差する対向方向に動作することで、コネクタ1全体の大型化を抑制しつつ表示片421、422の動作範囲を大きくすることができる。一方、ハウジングの外壁に係止アームが設けられる構成において、押圧方向に沿って一対の表示片を動作させようとすると、一方の表示片が外壁から突出するように配置され、表示片の動作範囲を大きくした際に表示片がさらに突出してコネクタ全体が大型化してしまう。一方、本実施形態では、表示片421、422の動作範囲を大きくしても、表示片421、422が対向方向において雌ハウジング3から突出しにくい。
さらに、アーム部44の撓み部441、442が、押圧片411、412同士が近づいたり離れたりする際に撓む機能と、雌ハウジング3に取り付けられる際に撓む機能と、を兼ね備えることで、これらの機能がそれぞれ別部材に設けられる構成と比較して、嵌合検知部材4の構成を簡単化することができる。
さらに、アーム部44が連結部443において係止され、押圧片411、412が動作する際に連結部443が変形しにくいことから、ハウジング2、3同士の嵌合時に押圧片411、412が動作しても係止を解除されにくくすることができる。
さらに、押圧部41が係止アーム32と被収容部30との間に配置され、係止アーム32が撓むことにより押圧部41が押圧されて表示部42が動作することで、間隔Sを利用してコネクタ1全体の大型化を抑制しつつ嵌合検知部材4を取り付けることができるとともに、係止部21による被係止部31の動作を嵌合検知に利用することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、一対の表示片421、422同士が、嵌合途中状態において近づいていくとともに嵌合完了時に離れるものとしたが、一対の表示片が嵌合途中状態において離れていくとともに嵌合完了時に近づく構成としてもよい。即ち、係止アームに近づくにしたがって互いに近づくような傾斜部を一対の押圧片に設け、係止アームによって押圧された一対の押圧片が互いに近づいていくことにより、一対の表示片が互いに離れていく構成であってもよい。
また、前記実施形態では、嵌合途中状態において一対の表示片421、422同士が当接するものとしたが、一対の表示片は、嵌合途中状態において当接しない程度に互いに近づき、嵌合完了時に離れるように構成されていてもよい。また、上記のように一対の表示片が嵌合完了時に近づく場合には、嵌合完了状態において一対の表示片同士が当接するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、一対の押圧片411、412及び一対の表示片421、422が押圧方向と交差する方向に対向配置されるものとしたが、一対の押圧片及び一対の表示片は押圧方向に対向配置されていてもよい。即ち、一対の押圧片が押圧方向に近づくように押圧されることにより、一対の表示片が押圧方向に離れるように動作してもよい。このとき、押圧片は一対で構成されていなくてもよく、1つの押圧片が被収容部30に近づくように押圧されることによって一対の表示片の一方が動作してもよい。
また、前記実施形態では、嵌合検知部材4が一対の押圧片411、412同士を連結するとともに雌ハウジング3に係止されるアーム部44を備えるものとしたが、嵌合検知部材4は他の部位において雌ハウジング3に係止されたり固定されたりしてもよく、このとき、アーム部44は省略されてもよい。
また、前記実施形態では、嵌合完了時に嵌合検知部材4が復元して一対の表示片421、422が元の位置に戻るものとしたが、嵌合完了時に嵌合検知部材4が完全に元の形状に復元しなくてもよく、一対の表示片が嵌合途中状態とは逆方向に動作すればよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 コネクタ
2 雄ハウジング(第1コネクタハウジング)
3 雌ハウジング(第2コネクタハウジング)
21 係止部
31 被係止部
32 係止アーム
4 嵌合検知部材
41 押圧部
42 表示部
43 連結部
44 アーム部
41A 傾斜部
411、412 一対の押圧片
421、422 一対の表示片
441、442 一対の撓み部
443 連結部

Claims (4)

  1. 係止部を有した第1コネクタハウジングと、前記係止部に係止される被係止部が設けられた係止アームを有して前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、のうち一方に取り付けられて嵌合を検知するための嵌合検知部材であって、
    前記係止部による前記被係止部の係止時に前記係止アームが撓むことによって押圧される押圧部と、
    前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとの嵌合状態を表示する一対の表示片を有する表示部と、
    前記押圧部と前記表示部とを連結する連結部と、を備え、
    前記係止部による前記被係止部の係止途中において、前記押圧部が前記係止アームに押圧されて前記一対の表示片が互いに近づいていくか又は離れていくとともに、前記係止部による前記被係止部の係止完了時に、前記係止アームが復元状態に向かうことによって前記一対の表示片が前記係止途中とは逆方向に動作し、
    前記押圧部は、前記一対の表示片のそれぞれに連結される一対の押圧片を有し、
    前記一対の押圧片は、前記係止アームによる押圧方向と交差する対向方向に沿って対向配置されるとともに、前記係止アームに近づくにしたがって互いに離れるか又は近づくように傾斜した傾斜部をそれぞれ有し、
    前記一対の表示片は、前記対向方向に沿って対向配置され、
    前記一対の押圧片同士を連結するアーム部をさらに備え、
    前記アーム部は、前記一対の押圧片から前記押圧方向及び前記対向方向に交差する方向に延びる一対の撓み部を有するとともに前記一方に係止されるように構成され、
    前記一対の撓み部は、前記アーム部が前記一方に係止される際に、前記押圧方向に撓み変形することを特徴とする嵌合検知部材。
  2. 前記アーム部は、前記対向方向に延びて前記一対の撓み部同士を連結するとともに前記一方に係止される連結部をさらに有することを特徴とする請求項に記載の嵌合検知部材。
  3. 前記係止途中において、前記一対の表示片が互いに近づいて当接することを特徴とする請求項1又は2に記載の嵌合検知部材。
  4. 係止部を有した第1コネクタハウジングと、前記係止部に係止される被係止部が設けられた係止アームを有して前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、請求項1〜のいずれか1項に記載の嵌合検知部材と、を備えることを特徴とするコネクタ。
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