JP6479067B2 - 量子光学システム - Google Patents
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Description
システムは、第1の基底状態レベルから、複数の励起状態レベルからの選択された励起状態レベルへの前記量子ドット内の第1の遷移から、100マイクロeV以下のエネルギーを有する第1の放射ビーム(radiating beam)を制御するように適合されたコントローラをさらに備え、
システムは、第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を、選択された励起状態レベルから第2の基底状態レベルに高めるが、第1の遷移の減衰率を高めないように適合され、
コントローラは、ちょうど1つの光子を生成するために、選択された励起状態の放射寿命よりも長い時間の間、量子ドットに第1の放射ビームを照射するように適合され、第1の放射ビームは、少なくとも1つのパルスを備える。
方法は、第1の基底状態レベルから、複数の励起状態レベルからの選択された励起状態レベルへの前記量子ドット内の第1の遷移から、100マイクロeV以下のエネルギーを有する第1の放射ビームを量子ドットに照射することを備え、
システムは、第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を、選択された励起状態レベルから第2の基底状態レベルに高めるが、第1の遷移の減衰率は高めないように適合され、
量子ドットは、ちょうど1つの光子を生成するために、選択された励起状態の放射寿命よりも長い時間の間、第1の放射ビームを照射され、第1の放射ビームは、少なくとも1つのパルスを備える。
ターゲット光子:[E0+Eiii]
制御光子:[Eii+Eiv]
ゲート後の状態:[E0,Eii+Eiii,Eii+E0,Eiv+eiθEiii,Eiv]である。
図4(a)に示すステップ(i) スピンが状態2にあることを確実にするのに十分な長さおよび強度の、遷移1−4と共振する光パルスを使用する状態2へのスピンの準備。このステップは、デバイスの放出を監視することなく実行され得るが、エネルギー2−4における単一の光子の検出は、スピンの状態2への移行を告知することになる。
図4(b)に示すステップ(ii) エネルギー2−3におけるレーザは、エネルギー1−3におけるラマン光子を作成する。このレーザパルスは、いわゆるπ/2パルスであり、時間の50%で光子をもたらすように、特定の領域(振幅掛ける長さ)を有するように選択される。この時点で、システムは、状態[|1,Eii>+|2,0ii>]においてもつれ、ここで、Eiiは、(ii)が放出された時点の光子を示し、0iiは、光子を示さない。
図4(c)に示すステップ(iii) エネルギー1−3におけるレーザは、遷移1−3から散乱する。1−3からの遷移は、空洞によって強く増強されるので、これは、1および2における母集団を変化させない非常に効率的なプロセスであり得る。システムは、ここで、もつれ状態[1,Eii,Eiii>+|2,0ii,0iii>]にある。これは、レーザからの1つの光子を反映する遷移と考えられ得、遷移は、一度に1つの光子のみを反映することができることが示されている。
図4(d)に示すステップ(iv) 遷移1および2の母集団は、コヒーレントに交換されなければならず、これは、非共振レーザパルスで達成され得る。これは、もつれ状態[|2,Eii,Eiii>+|1,0ii,0iii>]をもたらす。これは、量子ドットに、円偏光の、長さが数ピコ秒の明るい光パルスを照射することによって達成され得、この光パルスは、システム内のすべての遷移から離調された1〜3meVのエネルギーを有する。このパルスは、システム内でキャリアを作成しない(励起が存在しない)が、状態1および2において格納される量子ビットの回転を規定する。
図4(e)に示すステップ(v) エネルギー1−3におけるパルスは、状態[|2,Eii,Eiii,0v>+|1,0ii,0iii,Ev>]を作成するように遷移から散乱する。
図4(f)に示すステップ(vi) エネルギー1−3におけるパルスは、状態[|2,Eii,Eiii,0v>+|1,0ii,0iii,Ev>]を作成するように遷移から散乱する。最後に、ステップ(vii)において、スピンの状態は、たとえば、システムの外にトンネリングすることによって、破壊されなければならない。これは、もつれ状態[|Eii,Eiii,0v,0iv>+|0ii,0iii,Ev,Eiv>]をそのままにする。これは、図示されない。
この方法によって、もつれ状態は、(量子エミッタにおける位相緩和によって制限されない)レーザのコヒーレンスを有する光子から作成される。効率的な空洞のため、このフォトニック状態は、明確に定義された光子数(それは、2つの光子のみで構成され、それよりも多くもそれよりも少なくもない)という追加の利点を有する。
Claims (22)
- 荷電キャリアと、第1および第2の基底状態エネルギー準位と、複数の励起状態エネルギー準位とを有する量子ドットを備える光学システムであって、前記第1および第2の基底状態エネルギー準位が、前記荷電キャリアがそのスピン状態を変化させることなく前記第1の基底状態エネルギー準位と前記第2の基底状態エネルギー準位との間で移動することができないように、異なるスピン状態を有し、
前記光学システムが、前記第1の基底状態エネルギー準位から前記複数の励起状態エネルギー準位の中から選択された励起状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第1の遷移のエネルギーの100マイクロeV内のエネルギーを有する第1の放射ビームを制御するように適合されたコントローラをさらに備え、
前記光学システムが、前記第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記選択された励起状態エネルギー準位から前記第2の基底状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を高めるが、前記第1の遷移の減衰率を高めないように適合され、
前記光学システムが、所望の遷移の周波数に同調された空洞によって、前記第2の遷移の前記減衰率を高めるように適合され、
前記コントローラが、ちょうど1つの光子を生成するために、前記選択された励起状態エネルギー準位の放射寿命よりも長い時間の間、前記量子ドットに前記第1の放射ビームを照射するように適合され、前記第1の放射ビームが、少なくとも1つのパルスを備える、光学システム。 - 前記光学システムが、導波路によって、前記第2の遷移の前記減衰率を高めるように適合された、請求項1に記載の光学システム。
- 前記第2の遷移に結合するが前記第1の遷移に結合しない光偏光をサポートするフォトニック構造を備える請求項1または2に記載の光学システム。
- 荷電キャリアと、第1および第2の基底状態エネルギー準位と、複数の励起状態エネルギー準位とを有する量子ドットを備える光学システムであって、前記第1および第2の基底状態エネルギー準位が、前記荷電キャリアがそのスピン状態を変化させることなく前記第1の基底状態エネルギー準位と前記第2の基底状態エネルギー準位との間で移動することができないように、異なるスピン状態を有し、
前記光学システムが、前記第1の基底状態エネルギー準位から前記複数の励起状態エネルギー準位の中から選択された励起状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第1の遷移のエネルギーの100マイクロeV内のエネルギーを有する第1の放射ビームを制御するように適合されたコントローラをさらに備え、
前記光学システムが、前記第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記選択された励起状態エネルギー準位から前記第2の基底状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を高めるが、前記第1の遷移の減衰率を高めないように適合され、
前記光学システムが、導波路によって、前記第2の遷移の前記減衰率を高めるように適合され、
前記コントローラが、ちょうど1つの光子を生成するために、前記選択された励起状態エネルギー準位の放射寿命よりも長い時間の間、前記量子ドットに前記第1の放射ビームを照射するように適合され、前記第1の放射ビームが、少なくとも1つのパルスを備える、光学システム。 - 前記第2の遷移に結合するが前記第1の遷移に結合しない光偏光をサポートするフォトニック構造を備える請求項4に記載の光学システム。
- 荷電キャリアと、第1および第2の基底状態エネルギー準位と、複数の励起状態エネルギー準位とを有する量子ドットを備える光学システムであって、前記第1および第2の基底状態エネルギー準位が、前記荷電キャリアがそのスピン状態を変化させることなく前記第1の基底状態エネルギー準位と前記第2の基底状態エネルギー準位との間で移動することができないように、異なるスピン状態を有し、
前記光学システムが、前記第1の基底状態エネルギー準位から前記複数の励起状態エネルギー準位の中から選択された励起状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第1の遷移のエネルギーの100マイクロeV内のエネルギーを有する第1の放射ビームを制御するように適合されたコントローラをさらに備え、
前記光学システムが、前記第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記選択された励起状態エネルギー準位から前記第2の基底状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を高めるが、前記第1の遷移の減衰率を高めないように適合され、
前記光学システムが、前記第2の遷移に結合するが前記第1の遷移に結合しない光偏光をサポートするフォトニック構造を備え、
前記コントローラが、ちょうど1つの光子を生成するために、前記選択された励起状態エネルギー準位の放射寿命よりも長い時間の間、前記量子ドットに前記第1の放射ビームを照射するように適合され、前記第1の放射ビームが、少なくとも1つのパルスを備える、光学システム。 - 前記第1の放射ビームが、単一の強度最大値と、前記選択された励起状態エネルギー準位の前記放射寿命よりも長いパルス長とを各パルスが有するパルスビームであり、前記コントローラが、前記第1の基底状態エネルギー準位におけるすべてのスピンを前記第2の基底状態エネルギー準位に移行させるようにパルス領域を制御するように適合された、請求項1から6のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記コントローラが、前記第2の遷移のエネルギーの100マイクロeV内のエネルギーで前記量子ドットに照射される第2の放射ビームを制御するようにさらに適合され、前記第2の放射ビームが、制御ビームであり、前記制御ビームが、前記第1の放射ビームのパルス間において前記量子ドットに印加され、前記コントローラが、前記荷電キャリアが前記制御ビームの印加前に前記第1および第2の基底状態エネルギー準位の重ね合わせであるエネルギー状態を有するように、前記第1の放射ビームを制御するように構成された、請求項1から6のいずれか1項に記載の光学システム。
- もつれ光子の源として構成され、前記コントローラが、前記荷電キャリアが前記第1および第2の基底状態エネルギー準位の重ね合わせである重ね合わせエネルギー状態を有するように、前記第1の放射ビームを制御するように構成され、前記コントローラが、前記重ね合わせエネルギー状態を使用して、もつれ光子対を生成するために、少なくとも1つのさらなる光子を散乱させるように第2の放射ビームを制御するようにさらに適合された、請求項1から6のいずれか1項に記載の光学システム。
- n個のもつれ光子の源として構成され、nが、少なくとも2の整数であり、前記コントローラが、前記重ね合わせエネルギー状態を使用して、もつれ光子を生成するために、複数の光子を散乱するように前記第2の放射ビームを制御するように構成された、請求項9に記載の光学システム。
- 前記コントローラが、前記第1の放射ビームを照射する前に、前記第1の基底状態エネルギー準位に前記荷電キャリアを準備するように構成された、請求項1から10のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記第1および第2の基底状態エネルギー準位が、面内磁場によって生成される、請求項1から11のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記第1の放射ビームが、前記第2の遷移の放射線幅未満の線幅を有する狭帯域ビームである、請求項1から12のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記光学システム外にラマン散乱光子を通過させるように適合されたフィルタをさらに備える、請求項1から13のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記荷電キャリアが、電子または正孔である、請求項1から14のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記光学システムが、前記選択された励起状態エネルギー準位から前記第2の基底状態エネルギー準位への減衰の確率を、前記選択された励起状態エネルギー準位から前記第1の基底状態エネルギー準位への減衰の確率よりも大きくなるように変化させる、請求項1から15のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記第1の放射ビームの照射から作成された光子が、前記第1の基底状態エネルギー準位または前記第2の基底状態エネルギー準位におけるスピンの寿命未満の長さを有する、請求項1から16のいずれか1項に記載の光学システム。
- 前記第1の放射ビームを提供するために使用されるレーザが、前記第1の遷移から離調されない、請求項1から17のいずれか1項に記載の光学システム。
- 光学システムを動作させる方法であって、前記光学システムが、荷電キャリアと、第1および第2の基底状態エネルギー準位と、複数の励起状態エネルギー準位とを備える量子ドットを備え、前記第1および第2の基底状態エネルギー準位が、前記荷電キャリアがそのスピン状態を変化させることなく前記第1の基底状態エネルギー準位と前記第2の基底状態エネルギー準位との間で遷移することができないように、異なるスピン状態を有し、
前記方法が、
前記第1の基底状態エネルギー準位から前記複数の励起状態エネルギー準位の中から選択された励起状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第1の遷移のエネルギーの100マイクロeV内のエネルギーを有する第1の放射ビームを前記量子ドットに照射することを備え、
前記光学システムが、前記第1の放射ビームからの光子の散乱によって光子が生成されるように、前記選択された励起状態エネルギー準位から第2の基底状態エネルギー準位への前記量子ドット内の第2の遷移の減衰率を高めるが、前記第1の遷移の減衰率を高めないように適合され、
前記光学システムが、所望の遷移の周波数に同調された空洞によって、前記第2の遷移の前記減衰率を高めるように適合され、
前記量子ドットが、ちょうど1つの光子を生成するために、前記選択された励起状態エネルギー準位の放射寿命よりも長い時間の間、前記第1の放射ビームで照射され、前記第1の放射ビームが、少なくとも1つのパルスを備える、方法。 - 前記第1の放射ビームは、単一の強度最大値と、選択された励起状態寿命よりも長いパルス長とを各パルスが有するパルスビームであり、パルス領域が、前記第1の基底状態エネルギー準位におけるすべてのスピンを前記第2の基底状態エネルギー準位に移行させるように制御される、請求項19に記載の方法。
- 第2の放射ビームが、前記第2の遷移の前記エネルギーの100マイクロeV内のエネルギーで前記量子ドットに照射され、前記第2の放射ビームが、制御ビームであり、前記制御ビームが、前記第1の放射ビームのパルス間において前記量子ドットに印加され、前記第1の放射ビームが、前記荷電キャリアが前記制御ビームの印加前に前記第1および第2の基底状態エネルギー準位の重ね合わせであるエネルギー状態を有するように制御される、請求項19に記載の方法。
- もつれ光子を生成するように適合され、前記第1の放射ビームが、前記荷電キャリアが前記第1および第2の基底状態エネルギー準位の重ね合わせである重ね合わせエネルギー状態を有するように前記量子ドットに照射され、第2の放射ビームが、前記第2の遷移の前記エネルギーの100マイクロeV内のエネルギーで前記量子ドットに照射され、前記第2の放射ビームが、制御ビームであり、前記第2の放射ビームが、前記重ね合わせエネルギー状態を使用して、もつれ光子対を生成するために、少なくとも1つのさらなる光子を散乱させるように制御される、請求項19に記載の方法。
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