JP6473325B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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本発明は、ゲーム装置に関する。
特許文献1には、モニターの上方に配置され、筐体に交換可能に取り付けられる看板ユニットを有するゲーム機が開示されている。
特開2000−157717号公報
上記のゲーム機では、ゲーム基板等の記録媒体を変更したり、記録媒体に記憶されるソフトウェアの内容を所定の方法(ソフトウェアのダウンロードや、内部スイッチ等でソフトウェアの起動内容を変更する等)で変更して別のゲーム機とする際に、モニター上方の看板ユニットを交換するだけであるため、ゲーム機の外観が大きく変わることはなく、別のゲーム機となったことをプレーヤに強く印象付けることができない。
また、キャラクタを表す外観を有する従来のゲーム装置では、キャラクタの種類毎に専用の筐体を作製する必要があったため、筐体の作製コストが高くなるといった問題や、人気キャラクタやゲーム内容の流行の移り変わりに応じて筐体ごと交換しなければならないといった問題があった。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キャラクタに関連するゲーム装置の外観や、外観に伴う筐体の構成(装備)を容易に変更することが可能なゲーム装置を提供することにある。
(1)本発明に係るゲーム装置は、筐体と、前記筐体の前面に設けられるディスプレイと、前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆うように、前記筐体に着脱可能に取り付けられるカバー部と、前記ディスプレイの表示制御を行う制御部とを含み、前記カバー部は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有するゲーム装置に関する。
本発明によれば、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有し、ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆うように筐体に着脱可能に取り付けられるカバー部を備えることで、当該カバー部を別の種類のカバー部(別のキャラクタを表す外観を有するカバー部)に交換するだけで、キャラクタに関連するゲーム装置の外観を容易に変更することができる。
(2)また本発明に係るゲーム装置では、前記ディスプレイは、タッチパネルで構成され、前記制御部は、前記タッチパネルからの入力情報に基づき表示制御を行ってもよい。
(3)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部で覆われる前記周辺部の少なくとも一部は、前記ディスプレイの表示面よりも奥側に後退していてもよい。
本発明によれば、カバー部と筐体(周辺部)との干渉を回避して、カバー部を奥行きの
ある立体的な形状とすることができる。
(4)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、前記ディスプレイの一部を覆うように取り付けられてもよい。
本発明によれば、カバー部の形状をディスプレイの一部を覆う形状とすることで、カバー部の外観形状の自由度を高めることができる。
(5)また本発明に係るゲーム装置では、前記制御部は、前記ディスプレイの、前記カバー部で覆われる部分とそれ以外の部分とで、異なる表示制御を行ってもよい。
(6)また本発明に係るゲーム装置では、前記制御部は、前記タッチパネルの、前記カバー部で覆われる部分とそれ以外の部分とで、異なる入力制御を行ってもよい。
(7)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部に開口部を設け、前記開口部を介して前記ディスプレイの一部を視認可能及び/又はタッチパネルに対する入力を可能に構成してもよい。
(8)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、複数の部材から構成されてもよい。
(9)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、前記キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有する第1部材と、前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆う形状を有する第2部材から構成されてもよい。
本発明によれば、カバー部を構成する第1部材を別の種類の第1部材(別のキャラクタを表す外観を有する第1部材)に交換するだけで、キャラクタに関連するゲーム装置の外観を容易に変更することができる。
(10)また本発明に係るゲーム装置では、前記第2部材は、入力部を備え、前記制御部は、前記入力部からの入力情報に基づき表示制御及びゲームの進行制御を行ってもよい。
本発明によれば、カバー部を構成する第2部材を別の種類の第2部材(入力部を備えた第2部材、或いは別の種類の入力部を備えた第2部材)に交換するだけで、ゲーム装置の外観の変更に伴って、筐体(ゲーム装置)の構成を容易に変更(入力部の追加、或いは別の種類の入力部に変更)することができる。
(11)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、ネジ止め、スライド機構、係止爪或いは磁石によって前記筐体に固定されてもよい。
(12)また本発明に係るゲーム装置では、前記筐体に取り付けられた前記カバー部の種類を検出する検出部を更に含み、前記制御部は、前記検出部で検出された前記カバー部の種類に応じた表示制御を行ってもよい。
本発明によれば、筐体に取り付けられたカバー部の種類を検出し、検出されたカバー部の種類に応じた表示制御を行うことで、カバー部を別の種類のカバー部に交換するだけで、ゲーム装置の外観の変更に応じてディスプレイの表示内容を容易に変更することができる。
(13)また本発明に係るゲーム装置では、前記制御部は、前記検出部で検出された前記カバー部の種類に関する情報をサーバに送信し、前記カバー部の種類に応じたゲームのプログラムをサーバから取得してもよい。
本発明によれば、カバー部を別の種類のカバー部に交換するだけで、ゲーム装置の外観の変更に応じてゲーム装置で実行するプログラムを容易に変更することができる。
(14)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、入力部を備え、前記制御部は、前記入力部からの入力情報に基づき表示制御及びゲームの進行制御を行ってもよい。
本発明によれば、入力部を備えたカバー部を筐体に取り付けることで、ゲーム装置に入力機器を追加することができる。
(15)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部は、発光部を備え、前記制御部は、前記発光部を制御して前記カバー部の一部を発光させてもよい。
本発明によれば、カバー部に設けた発光部を制御することで、カバー部で表されるキャラクタの一部を発光させる演出を行うことができる。
(16)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部の少なくとも一部は、遮光構造を有していてもよい。
本発明によれば、カバー部に設けられた発光部からの光や、ディスプレイのカバー部により覆われた部分からの光を適切にコントロールすることができる。
(17)また本発明に係るゲーム装置では、前記制御部は、前記キャラクタの眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像を前記ディスプレイに表示させる制御を行ってもよい。
本発明によれば、キャラクタの一部をカバー部の外観で表現し、当該キャラクタの眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つをディスプレイ上で表現することで、ゲーム装置全体としてキャラクタの存在感を強く印象付けるとともに、当該キャラクタの多様な表情と動作を実現することができる。
(18)また本発明に係るゲーム装置では、前記キャラクタの眼、口、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像を前記ディスプレイの前記開口部に対応する部分に表示させる制御を行ってもよい。
(19)また本発明に係るゲーム装置では、前記筐体は、入力部、及びゲーム媒体を排出する排出部の少なくとも一方を備えてもよい。
(20)また本発明に係るゲーム装置では、前記制御部は、前記筐体に備え付けられた前記入力部及び前記排出部の少なくとも一方に関する構成情報をサーバに送信し、前記筐体の構成に応じたゲームのプログラムをサーバから取得してもよい。
本発明によれば、筐体の構成(入力部や排出部の有無)に応じた適切なプログラムをゲーム装置で実行することができる。
(21)また本発明に係るゲーム装置では、前記構成情報と、前記筐体に取り付けられ
た前記カバー部の種類に関する情報とを組み合わせた情報をサーバに送信し、前記筐体の構成と前記カバー部の種類の組み合わせに応じたゲームのプログラムをサーバから取得してもよい。
本発明によれば、筐体の構成とカバー部の種類に応じた適切なプログラムをゲーム装置で実行することができる。
(22)また本発明に係るゲーム装置では、前記カバー部又は前記筐体に、告知用の用紙を収容する透明部材を設けてもよい。
本発明によれば、カバー部の交換等に合わせて透明部材に収容する広告用の用紙を交換することで、カバー部の交換等の告知を容易に行うことができる。
本実施形態のゲーム装置の一例を示す斜視図である。 本実施形態のゲーム装置の一例を示す正面図である。 本実施形態のゲーム装置の一例を示す側面図である。 カバー部を筐体から取り外した状態のゲーム装置の一例を示す斜視図である。 カバー部を筐体から取り外した状態のゲーム装置の一例を示す正面図である。 カバー部の一例を示す外観図である。 カバー部の取り付けについて説明するための図である。 本実施形態のゲーム装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 ディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 ディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 ディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 ディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 図2、図9等に示すカバー部とは異なる種類のカバー部を取り付けたゲーム装置の一例を示す正面図である。 ディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 透明部材の構成の一例を示す図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.構成
図1〜図3は、本実施形態のゲーム装置の一例を示す外観図である。図1は斜視図、図2は正面図、図3は側面図である。本実施形態のゲーム装置1は、タッチパネルを操作してゲームを行うゲーム装置として構成されている。
本実施形態のゲーム装置1は、表示制御等の各種処理を行う処理部(制御部)を格納する筐体10と、筐体10の前面上部に設けられたディスプレイ20と、筐体10に着脱可能に取り付けられるカバー部30とを有している。ディスプレイ20は、タッチパネルで構成されている。筐体10の前面下部には、コインを投入するための投入口12と、スピーカ14が設けられている。なお、筐体10内部にゲーム媒体(例えば、ゲームカード、
景品等)を排出する排出部を設け、排出部により排出されたゲーム媒体を取り出すための排出口を筐体10の前面下部等に設けてもよい。
また、ディスプレイ20をタッチパネルで構成することに代えて(或いは、ディスプレイ20をタッチパネルで構成するとともに)、筐体10に入力部を更に設けてもよい。入力部とは、例えば、ボタンや方向キー、タッチパッド等を備えたコントローラ、ディスプレイ20上の指示位置を検出するための指示体(例えば、慣性センサや撮像部等を備えたコントローラ)、ゲームカード等のゲーム媒体から情報を取得するセンサ等である。また、筐体10に任意の種類及び数の入力部を着脱可能に取り付けられるように構成してもよい。また、筐体10に、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類を検出する検出部を更に設けてもよい。
カバー部30は、ディスプレイ20の周辺部(ディスプレイ20外縁の外側部分)の少なくとも一部を覆うように筐体10に取り付けられる。図1〜図3に示す例では、カバー部30は、ディスプレイ20の四辺の周辺部を覆う枠形状を有している。なお、カバー部30は、矩形のディスプレイ20の少なくとも三辺の周辺部を覆う形状を有していればよい。
また、カバー部30は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観(形状、色、模様、文字、又はそれらの組み合わせ)を有している。図1〜図3に示す例では、カバー部30は、その上部形状がキャラクタの頭部を表す形状となっている。カバー部30の外観により表されるキャラクタはカバー部30の種類によって異なっている。すなわち、カバー部30は、その種類によって少なくとも一部の外観形状が異なっている。ここで、「キャラクタ」とは、人や生物(動物や植物)の姿形を模したものでもよいし、無生物(例えば、乗り物や道具)の姿形を模したものでもよい。
図4、図5は、カバー部30を筐体10から取り外した状態のゲーム装置1の一例を示す外観図である。図4は斜視図、図5は正面図である。
カバー部30によって覆われるディスプレイ20の周辺部16(上辺の周辺部16a、右辺及び左辺の周辺部16b、下辺の周辺部16c)は、ディスプレイ20の表示面20aよりも奥側に後退している。図4、図5に示す例では、周辺部16a、16cは、表示面20aよりも奥まっており、周辺部16bは、表示面20aから離れるにつれて奥側に傾斜している(筐体10の角部に面取りが施されている)。カバー部30は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有するものであるから、様々な種類のキャラクタの外観を印象的に表現するために、カバー部30の当該キャラクタを表す部分の形状は、曲線を多用し奥行きのある立体的な形状となる場合が多くなる。一方、カバー部30のキャラクタを表す部分の形状を奥行きのある立体的な形状としたために、カバー部30と表示面20a間の奥行き方向の距離が大きくなると、表示面20aがカバー部30の厚みに埋もれてしまい、表示面20aが視認し難くなるため、カバー部30と表示面20a間の奥行き方向の距離を小さく抑える必要がある。また、カバー部30は、ディスプレイ20の周辺部16を覆うように筐体10に取りつけられるものであるから、カバー部30の形状を筐体10(周辺部16)と干渉しない形状とすることが求められる。本実施形態の構成では、カバー部30によって覆われる周辺部16が、表示面20aよりも奥側に後退しているため、カバー部30と周辺部16との干渉を回避し、カバー部30と表示面20a間の奥行き方向の距離を小さく抑えつつ、カバー部30の形状を奥行きのある立体的な形状とすることが可能となり、カバー部30の形状の設計上の制約を緩和することができる。
カバー部30は、ディスプレイ20(表示面20a)の一部を覆う形状を有していてもよい。図1、図4に示すように、本実施形態のカバー部30は、ディスプレイ20の周辺
部のみならず周縁部(ディスプレイ20外縁の内側部分)を覆う枠形状を有している。従って、カバー部30を筐体10に取り付けた状態では、外部から視認できる表示面20aの大きさが、本来の(カバー部30を取り外した状態の)表示面20aよりも小さくなっている。カバー部30の形状をディスプレイ20の一部を覆う形状とすることで、カバー部30の外観形状(特に、キャラクタを表す形状)の自由度を高めることができる。
図6は、カバー部30の構成の一例を示す外観図である。カバー部30は、樹脂製の成型部32と、金属製の板金部34(図中網掛けで示す部材)とで構成される。成型部32は、キャラクタの一部を表す立体形状と、周辺部16を覆う枠形状とを有する樹脂成型品である。成型部32は複数の部材から構成されていてもよい。例えば、キャラクタの一部を表す立体形状を有する部材(第1部材)と枠形状を有する部材(第2部材)とをネジ止め等により固定一体化して成型部32を構成してもよい。板金部34は、カバー部30を筐体10に取り付けた際に筐体10からはみ出る成型部32の裏側部分を覆う形状を有する。成型部32と板金部34はネジ止め固定されている。
板金部34は、複数の取付部35を有し、取付部35のそれぞれにはネジ穴36が設けられている。また、成型部32の側部及び底部にも複数のネジ穴33が設けられている。カバー部30に設けられた少なくとも一部のネジ穴33、36の位置は、カバー部30の種類の異同に関わらず共通している。
筐体10には、カバー部30に設けられたネジ穴33、36の少なくとも一部に対応する複数のネジ穴18(図4参照)が設けられている。カバー部30を筐体10に取り付ける際には、各ネジ穴を介してカバー部30を筐体10に対してネジ止め固定する。なお、成型部32の底部に設けられたネジ穴33についてのネジ止めは、筐体10前面下部の前扉部(筐体10内部にアクセスするための前扉)を開いた(或いは外した)状態で行う(図7参照)。
カバー部30を筐体10に着脱可能に取り付ける構造は、ネジ止めには限られず、カバー部30をスライド機構、係止爪、或いは磁石により筐体10に固定するように構成してもよい。例えば、カバー部30側にスライダを形成し、これを筐体10側に設けたスライドガイドに沿って移動させることでカバー部30を筐体10に取り付けるように構成してもよい。また、カバー部30側に係止爪を形成し、これを筐体10側に設けた受け部(孔、凹部)に係止することでカバー部30を筐体10に取り付けるように構成してもよい。また、カバー部30と筐体10に設けた磁石によりカバー部30を筐体10に取り付けるように構成してもよい。
また、カバー部30に入力部(コントローラ等)を更に設けてもよい。この場合、カバー部30に設けられた入力部と筐体10とはコネクタを介して接続され、当該コネクタを介して、筐体10から当該入力部に電源が供給され、当該入力部からの入力情報が筐体10に格納された処理部に出力される。また、カバー部30に任意の種類及び数の入力部を着脱可能に取り付け可能に構成してもよい。カバー部30(成型部32)を、キャラクタの一部を表す形状を有する第1部材と、周辺部16を覆う形状を有する第2部材とで構成する場合、入力部を、第2部材に設けてもよいし、第1部材に設けてもよい。
また、カバー部30に、発光部を更に設けてもよい。この場合、発光部は、成型部32の裏側(内側)に設けられる。カバー部30に設けられた発光部と筐体10とはコネクタを介して接続され、当該コネクタを介して、筐体10から発光部に電源と制御信号が供給される。発光部が発光すると、カバー部30(成型部32)の一部(発光部が設けられた近傍の部分)が発光する(色や明るさが変化する)。発光部を、カバー部30のうちキャラクタの立体形状を有する部分の裏側に設けることで、キャラクタの当該部分を発光させ
る演出を行うことができる。
また、カバー部30(成型部32)のうち、発光部が設けられていない部分を遮光構造とし、発光部が設けられた部分を光透過構造としてもよい。このようにすると、発光部が設けられた部分を発光させ易くすることができる。また、カバー部30(成型部32)のうち、ディスプレイ20を覆っていない部分を遮光構造とし、ディスプレイ20を覆っている部分を光透過構造としてもよい。このようにすると、カバー部30のディスプレイ20を覆っている部分を発光させ易くすることができる。また、カバー部30(成型部32)全体を遮光構造としてもよい。カバー部30の遮光構造や光透過構造は、成型部32の塗装色や成型色、成型加工により実現することができる。例えば、成型部32の塗装色や成型色を黒色とすることで遮光性を高くすることができ、成型色を透明に近い色とすることで光透過性を高くすることができる。また、成型部32に対して梨地の成型加工を施すことで光透過性を調整(低く)することができる。例えば、成型部32のうち、発光部が設けられている領域(或いは、ディスプレイ20を覆っている領域)に梨地の成型加工を施すことで発光部やディスプレイ20からの光の透過性を調整してもよいし、当該領域の一部に梨地の成型加工を施すことで当該領域内において光透過性を変化させてもよい。また、成型部32の裏側に遮光部材(遮光性の高い部材)を貼り合わせて設けることで遮光部材を設けた部分の遮光性を高くしてもよい。
2.機能ブロック図
図8に本実施形態のゲーム装置1の機能ブロック図の一例を示す。なお本実施形態のゲーム装置1は図8の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
本実施形態のゲーム装置1は、処理部100(制御部)、入力部150、記憶部170、表示部190、音出力部192、通信部196を含む。
入力部150は、入力情報を検出するための機器であり、検出した入力情報を処理部100に出力する。入力部150の機能は、タッチパネルで構成されたディスプレイ20や、筐体10やカバー部30に設けられた他の入力部(例えば、各種コントローラ、ボタン型や静電容量方式の各種スイッチ入力部、バーコードリーダ等のコード読取部、撮像部(イメージセンサ)、ディスプレイ20とは別の第2のタッチパネル、近距離無線通信(RFID、bluetooth(登録商標)、無線LAN)を行う無線信号受信部)により実現することができる。
記憶部170は、処理部100の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムや各種データを記憶するとともに、処理部100のワーク領域として機能し、その機能はハードディスク、RAMなどにより実現できる。
表示部190は、処理部100で生成されたゲーム画像を出力するものであり、その機能は、タッチパネルで構成されたディスプレイ20、LCD、CRT等により実現できる。
音出力部192は、処理部100で生成された音を出力するものであり、その機能は、スピーカ14、或いはヘッドフォンなどにより実現できる。
通信部196は、ネットワークを介して接続されたサーバや他のゲーム装置との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。なお、サーバが有する記憶部に記憶されている処理部100としてコンピュータを機能させるためのプログラムやデータを、ネットワークを介して受信し、受信したプログラムやデータを記憶部170に
記憶してもよい。
ゲーム装置1は、検出部160を更に含んでもよい。検出部160は、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類(カバー部30の種類を特定するための識別情報)を検出する。例えば、検出部160が、筐体10に取り付けられたカバー部30の接点の抵抗値を当該カバー部30の識別情報として検出するように構成してもよい。また、検出部160が、カバー部30に設けられた一次元又は二次元バーコードを撮像して当該カバー部30の識別情報を読み取るように構成してもよいし、カバー部30に設けられたICタグ(RFIDタグ)から当該カバー部30の識別情報を読み取るように構成してもよい。また、検出部160が、カバー部30が取り付けられることで押下される筐体10側のスイッチのオン/オフ情報を当該カバー部30の識別情報として検出するように構成してもよい。
また、ゲーム装置1は、発光部180を更に含んでもよい。発光部180は、カバー部30(成型部32の裏側)に設けられ、カバー部30の一部を発光させるものであり、その機能は、LED等の光源により実現できる。
処理部100(プロセッサ)は、入力部150からの入力情報や、検出部160からの情報(カバー部30の識別情報)や、プログラムなどに基づいて、タッチパネル(ディスプレイ20)の入力制御、ディスプレイ20の表示制御処理(ゲーム画像を生成する画像生成処理)、発光部180の発光制御、ゲームの進行制御などの各種の処理を行う。この処理部100の機能は、各種プロセッサ(CPU、DSP等)又はASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラム(ゲームプログラム)により実現できる。
ここで、カバー部30がディスプレイ20の一部を覆うように取り付けられている場合、処理部100は、ディスプレイ20の、カバー部30で覆われる部分と、それ以外の部分(カバー部30で覆われない部分、カバー部30に設けられた開口部を介して外部から視認可能な部分を含む)とで、異なる表示制御を行ってもよい。例えば、処理部100は、ディスプレイ20のカバー部30で覆われる部分には画像を表示させずに、それ以外の部分のみに画像を表示させる制御を行ってもよい。また、処理部100は、ディスプレイ20のカバー部30で覆われる部分を発光部として機能させる(当該部分を白色又は単色表示させる)ように制御してもよい。また、処理部100は、ディスプレイ20(タッチパネル)の、カバー部30で覆われる部分とそれ以外の部分とで、異なる入力制御を行ってもよい。例えば、ディスプレイ20のカバー部30で覆われる部分については、タッチパネルに対する入力を受け付けず、それ以外の部分についてのみ、タッチパネルに対する入力を受け付ける入力制御を行ってもよい。
また、処理部100は、検出部160で検出されたカバー部30の種類(キャラクターの種類)に応じた表示制御を行ってもよい。具体的には、処理部100は、筐体10に取り付けられたカバー部30の立体形状(外観)で表されるキャラクタに関連するゲーム(例えば、当該キャラクタが登場するゲーム)を実行し、ゲーム画像を生成してディスプレイ20に出力する。例えば、カバー部30の種類毎に異なる複数のゲームプログラムを記憶部170に記憶しておき、処理部100は、記憶部170に記憶された複数のゲームプログラムのうち、検出部160で検出されたカバー部30の種類に対応するゲームプログラムを読み込んで実行する。また、カバー部30の種類毎に異なる複数のゲームプログラムをサーバの記憶部に格納しておき、処理部100が、検出部160で検出されたカバー部30の種類に関する情報(カバー部30の種類を特定するための情報)をサーバに送信し、検出されたカバー部30の種類に対応するゲームプログラムをサーバからネットワークを介して取得(ダウンロード)し、取得したゲームプログラムを実行するように構成してもよい。なお、ゲーム装置1が検出部160を備えない場合には、ゲーム装置1で実行
するゲームプログラムを選択するためのインターフェース(ボタン等の操作部)を筐体10に設けておき、オペレータが、装置起動時(或いは、カバー部30の交換時)に、筐体10に取り付けたカバー部30の種類に対応するゲームプログラムを手動で選択する操作を行い、処理部100が、選択されたゲームプログラムを実行するように構成してもよい。
また、処理部100は、カバー部30の立体形状で表されるキャラクタ(例えば、検出部160で検出されたカバー部30の種類に対応するキャラクタ)の眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像をディスプレイ20に表示させる制御を行ってもよい。また、処理部100は、カバー部30の立体形状で表されるキャラクタの眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像を、ディスプレイ20の、カバー部30に設けられた開口部に対応する部分に表示させる制御を行ってもよい。また、処理部100は、当該キャラクタの眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つを、所定のアルゴリズムに従って、及び/又は入力部150からの入力情報に基づいて動作させる表示制御を行ってもよい。
また、処理部100は、筐体10の構成(例えば、カバー部30や筐体10に設けられた入力部の種類や数、ゲーム媒体を排出する排出部の有無)に応じた表示制御を行ってもよい。例えば、処理部100が、記憶部170に記憶された複数のゲームプログラムのうち、筐体10の構成に対応するゲームプログラムを読み込んで実行するように構成してもよい。また、筐体10の構成毎に異なる複数のゲームプログラムをサーバの記憶部に格納しておき、処理部100が、筐体10の構成に関する情報(カバー部30や筐体10に設けられた入力部の種類や数、ゲーム媒体を排出する排出部の有無を特定するための構成情報)をサーバに送信し、筐体10の構成に対応するゲームプログラムをサーバから取得し、取得したゲームプログラムを実行するように構成してもよい。また、筐体10の構成とカバー部30の種類の組み合わせ毎に異なる複数のゲームプログラムをサーバの記憶部に格納しておき、処理部100が、筐体10の構成に関する情報とカバー部30の種類に関する情報とを組み合わせた情報をサーバに送信し、筐体10の構成とカバー部30の種類の組み合わせ対応するゲームプログラムをサーバから取得し、取得したゲームプログラムを実行するように構成してもよい。
3.ゲームの内容
図9は、アトラクトモード時(ゲーム開始前)のディスプレイ20の表示内容の一例を示す図である。図9に示すように、ディスプレイ20には、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類に対応するキャラクタの顔の各パーツ(眼、鼻、口)及び胴体を表す画像が表示される。カバー部30上部は当該キャラクタの頭部の立体形状を有しているため、カバー部30上部の立体形状とディスプレイ20に表示される画像によって、全体として当該キャラクタの全体像が表現されている。
また、アトラクトモードでは、ディスプレイ20に表示される眼、口及び胴体の少なくとも1つの動作が変化するアニメーション表示と、キャラクタのセリフの音声出力によって、キャラクタがプレーヤに話しかける(例えば、プレーヤをゲームプレイに誘導する)演出が行われる。ディスプレイ20に表示される眼、口及び胴体の少なくとも1つの動作は、ディスプレイ20(タッチパネル)に対する入力に応じても変化する。例えば、プレーヤがディスプレイ20に表示されるキャラクタの一部に触れると、図10に示すように、キャラクタの表情や動作が変化するアニメーション表示によって、キャラクタが体に触れられたことに反応する演出が行われる。
このように、キャラクタの一部をカバー部30の外観で表現し、当該キャラクタの眼や口等(キャラクタの表情や動作を表現するパーツ)をディスプレイ20に表示させること
で、ゲーム装置全体としてキャラクタの存在感を強く印象付けるとともに、当該キャラクタの多様な表情と動作を実現することができる。
なお、所定のアルゴリズムに従って、及び/又は入力部150からの入力情報に基づいて、カバー部30の裏側に設けた発光部を発光させる(或いは、ディスプレイ20のカバー部30で覆われる部分を発光(単色表示等)させる)ことで、キャラクタの表情を変化させる演出を行ってもよい。例えば、カバー部30で表されるキャラクタの頬に対応する部分に設けた発光部(或いは、カバー部30で表されるキャラクタの頬に対応するディスプレイ20上の領域)を赤く発光させることで、キャラクタが頬を赤らめるといった演出を行ってもよい。この場合、カバー部30で表されるキャラクタの頬に対応する部分に対して梨地の成型加工を施すことで、当該キャラクタの頬の発光度合いを調整してもよい。このように、発光部やディスプレイ20を制御して、キャラクタを表すカバー部30の一部を発光させることで、当該キャラクタの表情を更に多様化することができる。
図11は、ゲーム開始後(コイン投入後)のディスプレイ20の表示内容の一例を示す図である。プレーヤが投入口12にコインを投入すると、ゲームが開始される。このとき、ディスプレイ20には、キャラクタの顔の各パーツ(眼、口)と胴体の一部が引き続き表示され、キャラクタの顔の下方に、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類(キャラクタの種類)に対応するゲームのゲーム画像GIが表示される。図11に示す例では、ゲーム画像GIに複数のキャラクタのシルエットが表示されており、プレーヤは、複数のキャラクタのシルエットから、指定された(出題された)キャラクタのシルエットを選択してタッチ操作するゲームをプレイすることができる。なお、ゲーム開始後においては、ディスプレイ20に表示されたキャラクタの顔の各パーツが動作するアニメーション表示や、キャラクタのセリフの音声出力によって、キャラクタがプレーヤにヒントを与えたり、ゲーム結果を評価したりする演出が行われる。
なお、カバー部30や筐体10に設けられた入力部に対する入力に応じて、キャラクタの表情や動作を変化させる表示制御やゲームを進行させる制御を行ってもよい。例えば、カバー部30の一部の形状をキャラクタの腕を表す形状とした場合に、カバー部30の当該腕に相当する部分にスイッチ入力部(例えば、ボタンや静電容量式スイッチ)を設け、プレーヤがキャラクタと手を繋ぐ(腕に相当する部分に設けられたスイッチ入力部に触れる)と、キャラクタの表情や動作を変化させる表示制御によって、キャラクタがプレーヤと手を繋ぐことに反応する演出を行ってもよい。また、カバー部30や筐体10に入力部として撮像部を設けてプレーヤを撮像し、撮像した画像からプレーヤの位置や姿勢、身長等を判定し、判定結果に応じてキャラクタの表情や動作を変化させる表示制御やゲームを進行させる制御を行ってもよい。また、カバー部や筐体10に入力部としてコード読取部(或いは、無線信号受信部)を設けて、プレーヤがコード読取部にセットしたカード等のゲーム媒体から情報を取得し(或いは、ゲーム媒体に内蔵されたRFIDやスマートフォン等の情報処理端末から無線通信により情報を取得し)、取得した情報に基づきゲームを進行させる制御(例えば、取得した情報により特定されるアイテムの効果を発動するゲーム処理)を行ってもよい。この場合、ゲーム開始時(コイン投入時)或いはゲーム終了時にゲーム媒体を排出する排出部を筐体10に更に設けてもよい。また、カバー部30や筐体10に入力部として第2のタッチパネル(ディスプレイ20とは別のタッチパネル)を設け、第2のタッチパネルに対する入力に応じてゲームを進行させる制御を行ってもよい。
ゲームが終了すると、図12に示すように、ディスプレイ20に、写真撮影を促すメッセージと、写真撮影までのカウントダウンが表示される。カウントダウンの残り時間が0秒となると、ディスプレイ20に表示されたキャラクタの顔の各パーツや胴体が動作して、キャラクタが写真撮影用の表情やポーズをとる。プレーヤは、カウントダウンに合わせ
て、プレーヤの保護者が所持するカメラにより写真を撮ってもらう等して、写真撮影用の表情やポーズをとったキャラクタとの記念撮影を行うことができる。キャラクタの写真撮影用の表情とポーズの組み合わせは複数存在し、表情とポーズの組み合わせをその都度抽選(ランダム)により決定してもよいし、プレーヤのゲーム結果(ゲーム成績、ゲーム内で獲得したアイテム等)に応じて決定してもよい。
図13は、図2、図9等に示すカバー部30とは異なる種類のカバー部30を取り付けたゲーム装置1を示す正面図である。図13に示すカバー部30は、図2、図9等に示すカバー部30に対応するキャラクタとは異なる種類のキャラクタに対応しているため、その形状(特に、キャラクタの頭部を表す立体形状)は図2、図9等に示すカバー部30の形状とは異なっている。そして、図13に示すカバー部30を筐体10に取り付けた場合には、図14に示すように、ディスプレイ20には、当該カバー部30の種類に対応するキャラクタ固有の眼、口及び胴体が表示される。すなわち、本実施形態によれば、汎用の筐体10に取り付けるカバー部30を異なる種類のカバー部30(異なるキャラクタの外観を有するカバー部)に交換するだけで、ゲーム装置1の外観を異なるキャラクタのものに容易に且つ低コストで変更することができ、また、異なるキャラクタのゲーム装置となったことをプレーヤに強く印象付けることができる。キャラクタの流行の移り変わりは早いため、キャラクタに関連するゲーム装置の外観を容易に且つ低コストで変更できることは重要である。
また、キャラクタを表す外観形状が異なるだけでなく、各種の入力部(スイッチ入力部や撮像部、コード読取部、無線信号受信部、タッチパネル等)を備えたカバー部30を用意しておくことで、カバー部30を異なる種類の入力部を備えたカバー部30に交換するだけで、ゲーム装置1の外観の変更に伴って、ゲーム装置1(筐体10)に追加する装備(入力部)を容易に変更することができる。また、カバー部30を、キャラクタの一部を表す形状を有する第1部材と、周辺部16を覆う形状を有する第2部材とで構成し、第2部材に各種の入力部を設けるように構成すれば、カバー部30を構成する第2部材を異なる種類の入力部を備えた第2部材に交換するだけで、筐体10に追加する装備を容易に変更することができる。また、この場合、カバー部30を構成する第1部材を異なる種類の第1部材(異なるキャラクタの外観を有する第1部材)に交換するだけで、ゲーム装置1の外観を異なるキャラクタのものに容易に変更することができる。
また、筐体10に取りつけられたカバー部30の種類(カバー部30の外観で表されるキャラクタの種類、カバー部30に設けられる入力部の種類)を検出する検出部を筐体10に設け、処理部100が、検出部で検出されたカバー部30の種類に関する情報をネットワークを介してサーバに送信し、検出されたカバー部30の種類に対応するプログラムをサーバから取得するように構成してもよい。このようにすると、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類に応じた適切なプログラム(例えば、カバー部30の種類に対応するキャラクタ固有のパーツをディスプレイ20に表示させる制御や、当該キャラクタに関連するゲームを進行させる制御、カバー部30に設けられた入力部に対する入力を受け付ける制御等を実行するためのプログラム)をゲーム装置1で実行することができる。
また、筐体10自体に、各種の入力部や、ゲーム媒体を排出する排出部を設ける場合には、処理部100が、筐体10の構成(筐体10に設けられた入力部の種類、排出部の有無)に関する情報をネットワークを介してサーバに送信し、筐体10の構成に対応するプログラムをサーバから取得するように構成してもよい。このようにすると、筐体10の構成に応じた適切なプログラム(例えば、筐体10に設けられた入力部に対する入力を受け付ける制御や、筐体10に設けられた排出部の制御等を実行するためのプログラム)をゲーム装置1で実行することができる。また、処理部100が、カバー部30の種類に関する情報と筐体10の構成に関する情報とを組み合わせた情報をネットワークを介してサー
バに送信し、カバー部30の種類と筐体10の構成の組み合わせに対応するプログラムをサーバから取得するように構成してもよい。このようにすると、筐体10に取り付けられたカバー部30の種類と筐体の構成に応じた適切なプログラムをゲーム装置1で実行することができる。
なお、本実施形態では、筐体10或いはカバー部30に、告知用の用紙を収容する透明部材を更に設けてもよい。図15に示す例では、透明部材40は、透明樹脂製の部材42と、金属又は樹脂製の部材44から構成され、部材42と部材44との間に告知用の用紙APを収容する空間が形成されている。用紙APには、例えばキャラクタの種類やゲーム装置1のバージョンを告知する内容が記載される。透明部材40は、部材42が表側となるように、例えば筐体10の側面等に取り付けられる。このような透明部材40を筐体10に設けておけば、カバー部30の交換やゲーム装置1の構成(プログラム等)の更新に合わせて、透明部材40に収容する広告用の用紙APを交換することで、筐体10の外観を更新後の内容に合わせて容易に変更することができる。
4.変形例
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
例えば、上記実施形態では、カバー部がディスプレイの一部を覆う形状を有する場合について説明したが、カバー部が、ディスプレイの周辺部の少なくとも一部のみを覆い、ディスプレイを覆わないように構成してもよい。また、上記実施形態では、カバー部がキャラクタの頭部を表す形状を有し、ディスプレイに当該キャラクタの顔(眼、鼻、口)及び胴体を表示する場合について説明したが、カバー部の形状とディスプレイの表示内容はこれに限られない。キャラクタを構成する各パーツ(部位)のうち、キャラクタの表情や動作を表すパーツについてはディスプレイに表示させ、それ以外のパーツについてはカバー部の外観で表すことが望ましいが、カバー部がキャラクタ全体を表す形状を有していてもよい。
また、カバー部に開口部を設け、当該開口部を介してディスプレイの一部を視認可能に構成してもよい。そして、ディスプレイの、当該開口部に対応する部分にキャラクタの一部(キャラクタの眼、口、顔及び胴体の少なくとも1つ)を表す画像を表示させる表示制御や、ディスプレイ(タッチパネル)の、当該開口部に対応する部分に対するタッチ入力を受ける入力制御を行ってもよい。図16に示す例では、カバー部30の、ディスプレイ20を覆う部分のうち、キャラクタの両眼に相当する部分に開口部38が設けられている。この場合、図17に示すように、ディスプレイ20の、開口部38に対応する部分(開口部38を介して外部から視認可能な部分)には、キャラクタの眼の画像が表示され、ディスプレイ20のその他の部分にキャラクタの口及び胴体の画像が表示される。開口部38に対応する部分に表示されたキャラクタの眼は、ディスプレイ20に表示されたキャラクタの他のパーツと同様に、所定のアルゴリズムに従って、或いはディスプレイ20に対するタッチ入力に応じてその表情が変化する。このように、カバー部30に開口部38を設けて、ディスプレイ20の開口部38に対応する部分にキャラクタのパーツ(表情や動作を表すパーツ)を表示させる制御を行うことで、キャラクタの当該パーツの周辺部をカバー部30の立体形状で表現することができ、当該パーツの表情や動作をより印象的に表現することができる。
1 ゲーム装置、10 筐体、12 投入口、14 スピーカ、16 周辺部、18 ネジ穴、20 ディスプレイ、30 カバー部、32 成型部、33 ネジ穴、34 板金
部、35 取付部、36 ネジ穴、38 開口部、40 透明部材、100 処理部、150 入力部、160 検出部、170 記憶部、180 発光部、190 表示部、192 音出力部、196 通信部

Claims (17)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面に設けられるディスプレイと、
    前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆うように、前記筐体に着脱可能に取り付けられるカバー部と、
    前記ディスプレイの表示制御を行う制御部と
    前記筐体に取り付けられた前記カバー部の種類を検出する検出部とを含み、
    前記カバー部は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有し、前記ディスプレイの一部を覆うように取り付けられ、
    前記制御部は、
    前記検出部で検出された前記カバー部の種類に応じた表示制御を行うとともに、前記ディスプレイの、前記カバー部で覆われる部分とそれ以外の部分とで、異なる表示制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  2. 筐体と、
    前記筐体の前面に設けられるディスプレイと、
    前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆うように、前記筐体に着脱可能に取り付けられるカバー部と、
    前記ディスプレイの表示制御を行う制御部と
    前記筐体に取り付けられた前記カバー部の種類を検出する検出部とを含み、
    前記カバー部は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有し、
    前記制御部は、
    前記検出部で検出された前記カバー部の種類に関する情報をサーバに送信し、前記カバー部の種類に応じたゲームのプログラムをサーバから取得し、前記カバー部の種類に応じた表示制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  3. 筐体と、
    前記筐体の前面に設けられるディスプレイと、
    前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆うように、前記筐体に着脱可能に取り
    付けられるカバー部と、
    前記ディスプレイの表示制御を行う制御部とを含み、
    前記カバー部は、キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有し、
    前記筐体は、入力部、及びゲーム媒体を排出する排出部の少なくとも一方を備え、
    前記制御部は、
    前記筐体に備え付けられた前記入力部及び前記排出部の少なくとも一方に関する構成情報と、前記筐体に取り付けられた前記カバー部の種類に関する情報とを組み合わせた情報をサーバに送信し、前記筐体の構成と前記カバー部の種類の組み合わせに応じたゲームのプログラムをサーバから取得することを特徴とするゲーム装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記ディスプレイは、タッチパネルで構成され、
    前記制御部は、
    前記タッチパネルからの入力情報に基づき表示制御及びゲームの進行制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記カバー部で覆われる前記周辺部の少なくとも一部は、前記ディスプレイの表示面よりも奥側に後退していることを特徴とするゲーム装置。
  6. 請求項に従属する請求項において、
    前記制御部は、
    前記タッチパネルの、前記カバー部で覆われる部分とそれ以外の部分とで、異なる入力制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  7. 請求項1又は6において、
    前記カバー部に開口部を設け、前記開口部を介して前記ディスプレイの一部を視認可能及び/又はタッチパネルに対する入力を可能に構成したことを特徴とするゲーム装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項において、
    前記カバー部は、複数の部材から構成されることを特徴とするゲーム装置。
  9. 請求項8において、
    前記カバー部は、前記キャラクタの少なくとも一部を表す外観を有する第1部材と、前記ディスプレイの周辺部の少なくとも一部を覆う形状を有する第2部材から構成されることを特徴とするゲーム装置。
  10. 請求項9において、
    前記第2部材は、入力部を備え、
    前記制御部は、
    前記入力部からの入力情報に基づき表示制御及びゲームの進行制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項において、
    前記カバー部は、ネジ止め、スライド機構、係止爪或いは磁石によって前記筐体に固定されることを特徴とするゲーム装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項において、
    前記カバー部は、入力部を備え、
    前記制御部は、
    前記入力部からの入力情報に基づき表示制御及びゲームの進行制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項において、
    前記カバー部は、発光部を備え、
    前記制御部は、
    前記発光部を制御して前記カバー部の一部を発光させることを特徴とするゲーム装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項において、
    前記カバー部の少なくとも一部は、遮光構造を有することを特徴とするゲーム装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項において、
    前記制御部は、
    前記キャラクタの眼、口、鼻、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像を前記ディスプレイに表示させる制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  16. 請求項7に従属する請求項15において、
    前記キャラクタの眼、口、顔及び胴体の少なくとも1つを表す画像を前記ディスプレイの前記開口部に対応する部分に表示させる制御を行うことを特徴とするゲーム装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項において、
    前記カバー部又は前記筐体に、告知用の用紙を収容する透明部材を設けたことを特徴とするゲーム装置。
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