JP6473130B2 - デジタルパソロジーのためのメカニカルステージおよび病理診断システム - Google Patents

デジタルパソロジーのためのメカニカルステージおよび病理診断システム Download PDF

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Description

本発明は、病理標本についてデジタル画像を撮影しディスプレイに表示して病理標本を観察するデジタルパソロジーのためのメカニカルステージおよび病理診断システムに関するものである。
近年、手術中に病変部の切除断端に取り残しがないかどうかを調べる場合、また、予測されていなかった所見があった場合等に、病変部等の病理組織学的情報を得るために術中迅速診断が行われている。しかし、手術を行っている医療機関において、病理医師が常勤していない場合等には当該医療機関内で術中迅速診断を行うことができないため、遠隔での病理医師による術中迅速診断を行うことが求められている。
また、通常の病理診断においても、病理標本を作製した医療機関に病理医師が常勤していない場合等に、速やかに病理診断を行う観点から、遠隔での病理医師による病理診断を行うことが求められる場合もある。
このような状況に鑑みて、特許文献1には、遠隔操作顕微鏡システムが開示されている。しかし、顕微鏡を遠隔で操作するために顕微鏡を模した形状を有する遠隔顕微鏡操作装置を導入しなければならない等、専用の装置を用いるため高価であった。そのため、小規模な医療機関では導入できないという問題があった。
特開平10−186238号公報
本発明の目的は、デジタルパソロジーのためのメカニカルステージ及び病理診断システムを提供することである。
本発明のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージは、顕微鏡のステージに平行な面に設定されたX軸方向及びY軸方向に病理標本を移動させる移動機構を備えるメカニカルステージであって、前記病理標本を保持する保持部と、前記メカニカルステージを前記顕微鏡のステージに固定するための固定部と、前記病理標本を前記X軸方向に駆動する第1駆動部と、前記病理標本を前記Y軸方向に駆動する第2駆動部と、前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、外部端末と通信を行う第1通信部と、前記病理標本を撮像する撮像装置からの撮像信号を受信する第2通信部とを備え、前記制御部は、前記第1通信部を介して前記外部端末から受信した移動指示に基づいて前記第1駆動部及び前記第2駆動部を駆動し、前記第2通信部を介して前記撮像装置から受信した前記撮像信号に基づく画像を、前記第1通信部を介して前記外部端末に送信することを特徴とする。
また、本発明のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージは、前記ステージに平行な面に垂直に設定されたZ軸方向に前記病理標本を移動させる移動機構と、前記病理標本を前記Z軸方向に駆動する第3駆動部とを備え、前記制御部は、前記第1通信部を介して前記外部端末から受信した移動指示に基づいて前記第3駆動部を駆動することを特徴とする。
また、本発明のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージは、赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子を有するフルカラーLEDを有し、前記病理標本を照明する照明部を備え、前記制御部は、前記外部端末から受信した光量調整指示に基づいて前記赤色LED素子、前記緑色LED素子及び前記青色LED素子のそれぞれの光量を制御することを特徴とする。
また、本発明のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージは、さらに白色LEDを備え、前記制御部は、前記外部端末から受信した光量調整指示に基づいて前記白色LEDの光量を制御することを特徴とする。
また、本発明のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージは、前記外部端末が、タブレット端末であることを特徴とする。
また、本発明の病理診断システムは、顕微鏡に対して着脱可能であり、顕微鏡のステージに平行な面に設定されたX軸方向及びY軸方向に病理標本を移動させる移動機構を備えるデジタルパソロジーのためのメカニカルステージと、外部端末とを備える病理診断システムであって、前記メカニカルステージは、前記病理標本を保持する保持部と、前記メカニカルステージを顕微鏡に固定するための固定部と、前記病理標本を前記X軸方向に駆動する第1駆動部と、前記病理標本を前記Y軸方向に駆動する第2駆動部と、前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、前記外部端末と通信を行う第1通信部と、前記病理標本上の試料を撮像する撮像装置からの撮像信号を受信する第2通信部とを備え、前記外部端末は、前記メカニカルステージに対して前記病理標本を前記X軸方向および前記Y軸方向に移動させる移動指示を入力する操作部と、前記移動指示を前記メカニカルステージに送信し、前記メカニカルステージから前記撮像信号に基づく画像を受信する通信部と、前記通信部を介して受信した前記画像を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記第1通信部を介して受信した前記移動指示に基づいて前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御することを特徴とする。
本発明によれば、デジタルパソロジーのためのメカニカルステージ及び病理診断システムを提供することができる。
実施の形態に係るメカニカルステージの平面図である。 実施の形態に係る病理診断システムのシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るメカニカルステージを顕微鏡に取り付けた状態を示す図である。 実施の形態に係る病理診断システムによる遠隔観察時の処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る病理診断システムのタブレットに表示される画像を示す図である。 実施の形態に係る病理診断システムのタブレットに表示される画像を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ及び病理診断システムについて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るメカニカルステージの平面図である。
図1に示すように、メカニカルステージ2は、ステージ64(図3参照)に平行な面に設定されたX軸方向及びY軸方向に病理標本5を移動させる移動機構を備える。より具体的には、メカニカルステージ2は、支持板4、支持板4の一端部に軸支され、この軸を中心に回動して病理標本5の一端を保持する第1保持部材6、支持板4の他端部に固定され病理標本5の他端を保持する第2保持部材8、支持板4と接続され、支持板4をX軸方向に移動させるガイドレール10を有するX軸移動機構12、X軸移動機構12内に設けられ支持板4をX軸方向に駆動させるX軸モータ14、X軸移動機構12と接続され、X軸移動機構12をY軸方向に移動させるガイドレール16を有するY軸移動機構18、Y軸移動機構18内に設けられX軸移動機構12をY軸方向に駆動させるY軸モータ20、X軸移動機構12と接続され、X軸移動機構12をステージ64(図3参照)に平行な面に垂直に設定されたZ軸方向に移動させるガイドレール(図示せず)を有するZ軸移動機構22、Z軸移動機構22内に設けられX軸移動機構12をZ軸方向に駆動させるZ軸モータ24、メカニカルステージ2を顕微鏡60のステージ64(図3参照)に固定する固定部(図示せず)を備えている。
ここで、病理標本5は、組織や臓器を処理して薄い膜状にしたものをスライドガラス上に貼り付けたプレパラートとして作成されている。また、第1保持部材6は、病理標本5を保持するために支持板4側にばね等により付勢されていてもよい。また、メカニカルステージ2を取り付ける顕微鏡としては、特に限定されず、一般に入手可能な顕微鏡を用いることができ既存のステージを交換する必要がない。
図2は、本発明の実施の形態に係るメカニカルステージを含んで構成される病理診断システムのシステム構成を示すブロック図である。図2に示すように、病理診断システム26は、メカニカルステージ2、インターネット等を介してメカニカルステージ2と通信可能な外部端末としてのタブレット28を備えている。
メカニカルステージ2は制御部30を備え、制御部30には、X軸モータ14、Y軸モータ20、Z軸モータ24、タブレット28とインターネット等を介して通信する第1通信部32、顕微鏡60(図3参照)に取り付けられ後述する対物レンズ66により結像された病理標本5の像を撮像する撮像装置34と無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の無線通信または有線通信により通信を行う第2通信部36、病理標本5を照明する照明部38と通信を行う第3通信部39が接続されている。
ここで、照明部38は、赤色LED素子40、緑色LED素子42および青色LED素子44を有するフルカラーLED46、白色LED48を備えている。
また、タブレット28は制御部50を備え、制御部50にはメカニカルステージ2とインターネット等を介して通信する通信部52、画像を表示する表示部54、通信部52を介してメカニカルステージ2に対する操作指示を行う操作部56、画像データや照明部38を構成する各光源の光量を制御するためのプリセットデータ等を記憶する記憶部58が接続されている。ここで、操作部56は表示部54上に積層して配置されるタッチセンサである。
図3は、実施の形態に係るメカニカルステージを顕微鏡に取り付けた状態を示す図である。ここで、顕微鏡60は、手術が行われる医療機関等に設置されている。
図3に示すように顕微鏡60は、撮像装置34、照明部38、照明部38が設けられた基台62、病理標本5を載置するためのステージ64、ステージ64上に配置される病理標本5を所定の倍率で観察する対物レンズ66、対物レンズ66により結像された病理標本5の像を直接観察するための接眼レンズ68、ステージ64の位置を調整するハンドル69を備えている。
ここで、撮像装置34は、対物レンズ66を介して結像された病理標本の像を撮像する。また、ステージ64にはメカニカルステージ2が固定されている。また、照明部38は、フルカラーLED46、白色LED48の他、これらから射出された照明光を集光するレンズ等を備えていてもよい。
ここで、顕微鏡60のステージ64には通常クレンメルが取り付けられているが、ステージからクレンメルを取り外した後、クレンメルが取り付けられていた孔に図示しない固定部を固定してステージ64にメカニカルステージ2を取り付ける。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、本実施の形態に係る病理診断システムの遠隔観察時の処理について説明する。
まず、手術が行われる医療機関等において病理技師が病理標本5を作製し(ステップS1)、顕微鏡60のステージ64に取り付けられているメカニカルステージ2に病理標本5をセットする(図3参照)(ステップS2)。なお、病理技師がメカニカルステージ2に病理標本5をセットする際には、ハンドル69を用いて病理標本5の大まかな位置調整(粗調)を行ってもよい。
病理医師は、病理技師により病理標本5が顕微鏡60に取り付けられたメカニカルステージ2にセットされた旨の連絡を受けると、タブレット28を操作し、通信部52を介してメカニカルステージ2とのインターネット等による接続を確立する(ステップS3)。
接続が確立されると、メカニカルステージ2の制御部30は、第2通信部36を介して撮像装置34から病理標本5を撮像した撮像信号を受信し、撮像信号に基づく画像を第1通信部32を介してタブレット28に送信する(ステップS4)。
タブレット28の制御部50は、通信部52を介して受信した画像を表示部54に表示させる(ステップS5)。病理医師は、表示部54に表示された画像を観察し、まず、表示部54に積層して配置される操作部56を操作することにより表示部54に表示される画像の色及び明るさを調整する。
ここで、図5に示すように表示部54には、病理標本5の画像70、光量調整用画像72および移動用画像74が表示されている。
光量調整用画像72には、白色LEDの光量(W)、フルカラーLED46の赤色LED素子40の光量(R)、緑色LED素子42の光量(G)および青色LED素子44の光量(B)を調整するための画像(例えばフェーダーの画像)が含まれている。
また、移動用画像74には、メカニカルステージ2にセットされた病理標本をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移動させるため画像が表示されている。
表示部54に表示される画像の色及び明るさを調整する場合には、光量調整用画像72に含まれる画像に対して病理医師が所定の操作を行うと、タブレット28の制御部50は、通信部52を介してメカニカルステージ2に対して光量の調整指示を示す信号を送信する(ステップS6)。なお、撮像装置34の種類(メーカーや型番)等に応じて記憶部58に記憶されているプリセットの光量を読み出し、光量の調整指示を示す信号を送信する構成としてもよい。
メカニカルステージ2の制御部30は、第1通信部32を介して光量の調整指示を示す信号を受信すると、この信号に基づき第3通信部39を介して赤色LED素子40、緑色LED素子42、青色LED素子44および白色LED48の光量をそれぞれ調整する(ステップS7)。ここで、赤色LED素子40、緑色LED素子42および青色LED素子44の光量を調整することにより表示部54に表示される病理標本5の画像の色を調整することができる。また、白色LED48の光量を調整することにより表示部54に表示される病理標本5の画像の明るさを調整することができる。
次に、病理医師は、病理標本の観察領域を調整する。病理医師が、移動用画像74のX軸を左から右へまたは右から左へ、Y軸を上から下へまたは下から上へ、それぞれ例えば指でなぞる等の操作をすると、タブレット28の制御部30は通信部52を介してメカニカルステージ2に対して病理標本の移動指示を示す信号を送信する(ステップS8)。また、病理医師が移動用画像74のZ軸を左から右へまたは右から左へ、指でなぞる等の操作をすると、タブレット28の制御信号30は通信部52を介してメカニカルステージ2をZ軸方向に移動させることによりフォーカスを行うための信号を送信する。
メカニカルステージ2の制御部30は、第1通信部32を介して病理標本の移動指示を示す信号を受信すると、この信号に基づいてX軸モータ14、Y軸モータ20を駆動させ、所定の観察領域が表示部54に表示されるように病理標本を移動させる(ステップS9)。また、メカニカルステージ2の制御部30は、第1通信部32を介して病理標本の移動指示を示す信号を受信すると、Z軸モータ24を駆動させることによりフォーカスを行う。
病理医師は、必要に応じて表示部54に表示された図示しない撮像ボタンを操作する。これによりタブレット28の制御部50は、通信部52を介してメカニカルステージ2に対して撮像指示信号を送信する。メカニカルステージ2の制御部30は、撮像指示を示す信号を受信すると、この信号に基づいて第2通信部36を介して撮像装置34に撮像指示信号を送信し撮像を行わせる。そして、制御部30は撮像装置34により撮像された静止画像の撮像信号を第2通信部36を介して取得し、第1通信部32を介してタブレット28に送信する。
タブレット28の制御部50は、通信部52を介して受信した静止画像の撮像データを記憶部58に記憶させる。
病理医師は、1つの病理標本についての観察が終了するまで(ステップS10:No)、ステップS8に示す処理を行うことにより観察領域を移動させ、必要に応じて撮像を行う。
病理医師は、1つの病理標本についての観察を終了すると(ステップS10:Yes)、医療機関等の病理技師に連絡を行い、次に観察する病理標本があるか否かを確認する(ステップS11A)。
医療機関等の病理技師は、次に観察する病理標本がある場合には(ステップS11B)、病理技師はメカニカルステージ2にセットされていた病理標本を次に観察する病理標本に取り替える(ステップS12)。そして、ステップS2〜S10に示す処理を繰り返す。
ステップS11Aにおいて、次に観察する病理標本がない場合には、病理医師は病理報告書を作成・印刷する(ステップS13)。また、病理医師は、病理報告書を病理カルテに登録する。なお、術中迅速病理診断を行う場合等、手術中の場合には、病理医師は手術を行っている医師に直接連絡してもよい。
ここで、医療機関等の病理技師は、次に観察する病理標本がない場合には(ステップS11B)、メカニカルステージ2から病理標本を取り外す。
病理医師は、病理報告書の作成・印刷を行うと、病理技師に対して病理報告書の観察終了の連絡を行い、遠隔観察を終了する(ステップS14)。
本実施の形態に係るデジタルパソロジーのためのメカニカルステージおよび病理診断システムによれば、遠隔による病理診断を安価に行うことができる。また、本実施の形態に係るデジタルパソロジーのためのメカニカルステージを用いることにより、診療所等小規模医療機関において臨床医がメカニカルステージに病理標本をセットすると、遠隔地から臨床医による病理診断を病理医が手助けすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、外部端末としてタブレット28を例に説明したが、外部端末としては、表示部および操作部を備え、さらにメカニカルステージ2と通信を確立することができる端末であれば、特に限定されない。
また、上述の実施の形態においては、タブレット28の表示部54に病理標本5の画像70、光量調整用画像72および移動用画像74を表示する構成としたが、病理医師が操作を行わない画像の表示を省略する構成としてもよい。例えば、図6に示すように、白色LEDの光量(W)、フルカラーLED46の赤色LED素子40の光量(R)、緑色LED素子42の光量(G)および青色LED素子44の光量(B)を調整する場合には、光量調整用画像72および病理標本5の画像70を表示し、移動用画像74の表示を省略する構成としてもよい。このようにすることで、病理標本5の画像70を大きく表示することができ、病理標本の遠隔観察がより的確に行うことができる。
また、上述の実施の形態において、照明部38を基台62上に設ける構成としたが、例えば、照明部38および照明光学系(照明部38から射出された照明光を集光するレンズ、レンズにより集光された照明光を透過するフィルターおよびフィルターにより透過された照明光をステージ64方向に反射させるミラー等)を基台62内に配置し、図3に示す照明部38が設けられた位置に照明光を射出するための孔を設ける構成としてもよい。また、顕微鏡に採用することができる照明法としては、上述のような透過照明に限られず、側射照明、落射照明等を用いてもよい。
また、上述の実施の形態において、撮像装置34としてオートフォーカス機能を有するデジタルカメラを用い、インターネット等及び第1通信部32を介してZ軸モータ24を駆動させることによりフォーカスの粗調を行い、インターネット等及び第1通信部32を介してデジタルカメラに撮像指示を送信した際に、デジタルカメラのオートフォーカス機能によりフォーカスの微調を行い病理標本の撮像を行うようにしてもよい。
2…メカニカルステージ、6…第1保持部材、8…第2保持部材。14…X軸モータ、20…Y軸モータ、24…Z軸モータ、26…病理診断システム、28…タブレット、32…第1通信部、34…撮像装置、36…第2通信部、38…照明部、39…第3通信部、60…顕微鏡

Claims (6)

  1. 顕微鏡のステージに平行な面に設定されたX軸方向及びY軸方向に病理標本を移動させる移動機構を備えるメカニカルステージであって、
    前記病理標本を保持する保持部と、
    前記メカニカルステージを前記顕微鏡のステージに固定するための固定部と、
    前記病理標本を前記X軸方向に駆動する第1駆動部と、
    前記病理標本を前記Y軸方向に駆動する第2駆動部と、
    前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、
    外部端末と通信を行う第1通信部と、
    前記病理標本を撮像する撮像装置からの撮像信号を受信する第2通信部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1通信部を介して前記外部端末から受信した移動指示に基づいて前記第1駆動部及び前記第2駆動部を駆動し、
    前記第2通信部を介して前記撮像装置から受信した前記撮像信号に基づく画像を、前記第1通信部を介して前記外部端末に送信することを特徴とするデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ。
  2. 前記ステージに平行な面に垂直に設定されたZ軸方向に前記病理標本を移動させる移動機構と、
    前記病理標本を前記Z軸方向に駆動する第3駆動部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1通信部を介して前記外部端末から受信した移動指示に基づいて前記第3駆動部を駆動することを特徴とする請求項1記載のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ。
  3. 赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子を有するフルカラーLEDを有し、前記病理標本を照明する照明部を備え、
    前記制御部は、前記外部端末から受信した光量調整指示に基づいて前記赤色LED素子、前記緑色LED素子及び前記青色LED素子のそれぞれの光量を制御することを特徴とする請求項1または2記載のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ。
  4. さらに白色LEDを備え、
    前記制御部は、前記外部端末から受信した光量調整指示に基づいて前記白色LEDの光量を制御することを特徴とする請求項3記載のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ。
  5. 前記外部端末は、タブレット端末であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルパソロジーのためのメカニカルステージ。
  6. 顕微鏡に対して着脱可能であり、顕微鏡のステージに平行な面に設定されたX軸方向及びY軸方向に病理標本を移動させる移動機構を備えるデジタルパソロジーのためのメカニカルステージと、
    外部端末と
    を備える病理診断システムであって、
    前記メカニカルステージは、
    前記病理標本を保持する保持部と、
    前記メカニカルステージを前記顕微鏡のステージに固定するための固定部と、
    前記病理標本を前記X軸方向に駆動する第1駆動部と、
    前記病理標本を前記Y軸方向に駆動する第2駆動部と、
    前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、
    前記外部端末と通信を行う第1通信部と、
    前記病理標本上の試料を撮像する撮像装置からの撮像信号を受信する第2通信部と
    を備え、
    前記外部端末は、
    前記メカニカルステージに対して前記病理標本を前記X軸方向および前記Y軸方向に移動させる移動指示を入力する操作部と、
    前記移動指示を前記メカニカルステージに送信し、前記メカニカルステージから前記撮像信号に基づく画像を受信する通信部と、
    前記通信部を介して受信した前記画像を表示する表示部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1通信部を介して受信した前記移動指示に基づいて前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御することを特徴とする病理診断システム。
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