JP6472346B2 - 粉粒体のシミュレーション方法、プログラム、記録媒体、及びシミュレーション装置 - Google Patents
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Description
各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義し、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める粉粒体のシミュレーション方法であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数fと、エネルギの次元をもつ相互作用係数εとの積εfで表され、前記散逸項が、減衰係数cと、
2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、減衰係数c’が、
各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sの時間発展をシミュレーションする装置であって、
入力装置と、
出力装置と、
処理ユニットと
を有し、
前記処理ユニットは、
前記入力装置を通して入力された前記粉粒体Sを定義する物理量を、前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式のポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を、ある時間刻み幅で数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求め、
求められた粉粒体S’の時間発展を、前記出力装置に出力するシミュレーション装置であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数f、エネルギの次元をもつ相互作用係数ε、前記粉粒体Sを特徴づけるパラメータr 0 、σ、及び粒子間距離rを用いて、
前記散逸項が、減衰係数cと、2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、相互作用係数ε’、粉粒体S’を特徴づけるパラメータσ’、及び減衰係数c’が、
ここで、φは、粒子間の相互作用ポテンシャルを表し、ベクトルqjは、粒子jの位置ベクトル(座標)を表し、ベクトルvjは、粒子jの速度ベクトルを表し、cは、減衰係数を表す。Σは、粒子jと接触している粒子について合計することを意味する。式(1)の右辺の大かっこ内の第1項は、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項であり、第2項は、エネルギの散逸に依存する散逸項である。散逸項は、減衰係数cと、相互作用する2つの粒子の相対速度との積で表される。
ここで、rは粒子間の距離を表し、σは粉粒体Sを特徴づけるパラメータである。式(2)のr<r0のときの相互作用ポテンシャルφの大かっこ内の第1項及び第2項は、レナードジョーンズ型ポテンシャルに相当する。第3項の定数1/4は、r=r0において、相互作用ポテンシャルφを滑らかに接続するためのものである。
図1に、本実施例によるシミュレーション方法のフローチャートを示す。ステップ10において、シミュレーション対象の粉粒体Sを定義する。具体的には、粉粒体Sを特徴づける物理量である粒子数N、各粒子の質量m、相互作用ポテンシャルφ、減衰係数cを決定する。
ここで、dは粉粒体Sが含まれる空間の次元数を表し、αはくりこみ回数に依存するくりこみ因子を表す。くりこみ回数をnで表すと、くりこみ因子αは以下の式で表される。
まず、一次元鎖状に配置された粉粒体における相互作用ポテンシャルの粗視化について説明する。その後、単純立方格子状に配置された粉粒体における相互作用ポテンシャルについて説明する。
次に、運動エネルギの粗視化について説明する。運動エネルギについては、容易に積分を実行することができ、下記の式が導出される。
次に、上述の相互作用ポテンシャルの粗視化、及び運動エネルギの粗視化から導出されるくりこみ変換測について説明する。
20 シミュレーション装置(コンピュータ)
21 読取装置
22 処理ユニット
23 入力装置
24 記憶装置
25 出力装置
30 記録媒体
40 仮想的な壁
H’、Hn ハミルトニアン
N、N’ 粒子数
S シミュレーション対象の粉粒体
S’ 繰り込まれた粉粒体
c、c’ 減衰係数
d 次元数
f 無次元関数
m、m’ 質量
p、p’ 運動量ベクトル
q、q’ 位置ベクトル
r 粒子間距離
v 速度
α くりこみ因子
ε、ε’ 相互作用係数
φ、φ’ 相互作用ポテンシャル
Claims (8)
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義し、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める粉粒体のシミュレーション方法であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数fと、エネルギの次元をもつ相互作用係数εとの積εfで表され、前記散逸項が、減衰係数cと、
2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義し、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める粉粒体のシミュレーション方法であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数f、エネルギの次元をもつ相互作用係数ε、前記粉粒体Sを特徴づけるパラメータr0、σ、及び粒子間距離rを用いて、
前記散逸項が、減衰係数cと、2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、相互作用係数ε’、粉粒体S’を特徴づけるパラメータσ’、及び減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義する物理量を取得する手順と、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換する手順と、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換する手順と、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数fと、エネルギの次元をもつ相互作用係数εとの積εfで表され、前記散逸項が、減衰係数cと、
2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義する物理量を取得する手順と、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換する手順と、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換する手順と、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数f、エネルギの次元をもつ相互作用係数ε、前記粉粒体Sを特徴づけるパラメータr 0 、σ、及び粒子間距離rを用いて、
前記散逸項が、減衰係数cと、2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、相互作用係数ε’、粉粒体S’を特徴づけるパラメータσ’、及び減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義する物理量を取得する手順と、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換する手順と、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換する手順と、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数fと、エネルギの次元をもつ相互作用係数εとの積εfで表され、前記散逸項が、減衰係数cと、
2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sを定義する物理量を取得する手順と、
前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、前記相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式の前記ポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換する手順と、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換する手順と、
くりこまれた粉粒体S’の各粒子の位置ベクトル及び運動量ベクトルに初期値を与えて、ある時間刻み幅で、くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数f、エネルギの次元をもつ相互作用係数ε、前記粉粒体Sを特徴づけるパラメータr 0 、σ、及び粒子間距離rを用いて、
前記散逸項が、減衰係数cと、2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、相互作用係数ε’、粉粒体S’を特徴づけるパラメータσ’、及び減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sの時間発展をシミュレーションする装置であって、
入力装置と、
出力装置と、
処理ユニットと
を有し、
前記処理ユニットは、
前記入力装置を通して入力された前記粉粒体Sを定義する物理量を、前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式のポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を、ある時間刻み幅で数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求め、
求められた粉粒体S’の時間発展を、前記出力装置に出力するシミュレーション装置であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数fと、エネルギの次元をもつ相互作用係数εとの積εfで表され、前記散逸項が、減衰係数cと、
2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、減衰係数c’が、
- 各粒子に働く力が、粒子間の相互作用ポテンシャルφに依存するポテンシャル依存項と、エネルギの散逸に依存する散逸項とで表されるシミュレーション対象の粉粒体Sの時間発展をシミュレーションする装置であって、
入力装置と、
出力装置と、
処理ユニットと
を有し、
前記処理ユニットは、
前記入力装置を通して入力された前記粉粒体Sを定義する物理量を、前記粉粒体Sの各粒子の運動エネルギと、相互作用ポテンシャルφに基づくポテンシャルエネルギとで表されるハミルトニアンの形が不変となるように、前記粉粒体Sの各粒子の運動方程式のポテンシャル依存項に含まれる前記物理量をくりこみ変換し、
前記物理量のくりこみ変換による前記ポテンシャル依存項の変化率が、前記散逸項の変化率と等しくなるように、前記散逸項に含まれる物理量をくりこみ変換し、
くりこまれた前記物理量に基づいて、個々の粒子の運動方程式を、ある時間刻み幅で数値積分することにより、くりこまれた粉粒体S’の時間発展を求め、
求められた粉粒体S’の時間発展を、前記出力装置に出力するシミュレーション装置であって、
前記相互作用ポテンシャルφが、粒子間距離に依存する無次元関数f、エネルギの次元をもつ相互作用係数ε、前記粉粒体Sを特徴づけるパラメータr 0 、σ、及び粒子間距離rを用いて、
前記散逸項が、減衰係数cと、2つの粒子の相対速度との積で表され、前記粉粒体Sの粒子数をN、各粒子の質量をmで表し、前記粉粒体Sが含まれる空間の次元数をdで表し、くりこみ回数に依存するくりこみ因子をαで表したとき、
繰り込まれた粉粒体S’の粒子数N’、各粒子の質量m’、相互作用係数ε’、粉粒体S’を特徴づけるパラメータσ’、及び減衰係数c’が、
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