JP6471519B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
前記風向板は、
前記室内機に設けられた基準マークが前記室内機が設置された時に向いている方位角である設置方位角を起点として所定の角度毎に順次配置されると共に、前記風向板を識別する風向板識別番号が対応して割り当てられており、
前記室内機は、前記風向板識別番号に基づいて該当する前記風向板を制御する空気調和機であって、
前記リモコンは表示部を備え、
前記リモコンは、前記表示部に表示された基準マークを起点として複数の前記風向板の配置と対応して前記所定の角度毎に予め割り当てられると共に、前記表示部に表示された基準マークからの前記所定角度毎の位置を示す風向板番号を前記表示部に表示し、
前記リモコンは、前記表示部に表示する基準マークが向いている方位角を検出して操作方位角として出力する方位角検出手段と、前記風向板番号から前記複数の風向板のうち少なくとも1つを選択する風向板選択操作を受付て選択された前記風向板を示す選択風向板番号を出力する操作受付手段とを備え、
前記空気調和機は、
前記設置方位角が予め記憶された記憶手段と、
前記操作方位角と前記選択風向板番号と前記設置方位角が入力され、
前記選択風向板番号を前記操作方位角に基づいて方位角に変換し、
変換した方位角と前記設置方位角に基づいて風向板識別番号を抽出する風向板識別番号抽出手段と、
抽出された前記風向板識別番号と対応する前記風向板を制御する風向板制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、基準マーク4fもユーザーには直接関係がないため表示しなくてもよいが、この基準マーク4fの方向がリモコン4が向いている方向であることをユーザーに事前に認識させておく必要がある。
室内機5は矩形状のパネル5fを備えた天井埋込型の室内機であり、このパネル5fの外周辺に長手方向が平行になるように配置された長方形の風向板が備えられており、パネル5fの4つの辺に対応して4つの風向板が設けられている。パネル5fの外周付近の一カ所には基準マーク5eが印刷されている。この基準マーク5e付近には風向板5aが備えられており、この基準マーク5eを起点として時計回りの方向に、風向板5b、風向板5c、風向板5dが所定の角度毎に、本実施例では4つの風向板なので90度毎に順次備えられている。
このように、室内機5は各風向板の角度を独立して制御できるため、室内機5の内部では風向板5a〜風向板5dに対応して#1〜#4の風向板識別番号が割り当てられており、室内機5は指示された風向板識別番号と対応する風向板の角度を変更する構成になっている。
リモコン4は、リモコン4の画面4kの中心点からリモコン4の基準マーク4fに向かう方向の方位角を検出する電子コンパス43と、操作を受け付けるタッチパネル41と、表示部42と、無線LAN親機2と無線通信を行なう無線通信部45と、制御プログラムや各種表示データ等、設置されている室内機の各通信用のアドレスなどを記憶するリモコン記憶部46と、これらを制御するリモコン制御部44を備えている。
なお、本実施例では、リモコン4の画面4kの中心点からリモコン4の基準マーク4fに向かう方向を基準マーク4fの向きと呼称し、同様に設置された各室内機のパネル5fの中心点から設置された各室内機の基準マーク5eに向かう方向を基準マーク5eの向きと呼称する。
リモコン4は図示しないユーザーによるタッチパネル41の操作を受け付ける操作受付手段61と、各室内機が設置されている方位角を管理装置3に設定する設置方位角設定手段65と、リモコン4が向いている方位角を電子コンパス43を用いて検出する方位角検出手段62と方位角検出手段64と、検出した方位角である操作方位角と受け付けた選択風向板番号に対応するデータを風向板操作指示として管理装置3へ送信する風向板指示手段63とを備えている。
管理装置3は、無線LAN親機2を介して入力されたリモコン4やキー入力部32から入力された指示を受け付ける指示受付手段51と、対象室内機アドレスと設置方位角が入力される室内機設置方位角入力手段54と、室内機設置方位角入力手段54で入力された対象室内機アドレスと設置方位角を各室内機毎に記憶する記憶手段55とを備えている。
ユーザーはまず最初にリモコン4のメインメニューから風向板操作画面に移行し、風向板モード選択ボタン4hにより設置方位角設定モードに切り換える。また、ユーザーは、対象室内機ボタン4jをタッチして室内機5の通信アドレスである#001を表示させる。
また、リモコン4の画面は風向板操作画面に切り換えられ、風向板指示モードと対象室内機アドレスが#001に、それぞれ選択されているものとする。
図7に示すようにユ−ザーが室内機5の風向板5dを操作対象風向板とした場合、ユーザーはリモコン4の筐体の外周辺の内、長手方向の辺が室内機5のいずれか1つの風向板とおおよそ平行(±45度以内)になるようにリモコン4を保持する。なお、平行にするのはリモコン4の長手方向に限らず、短辺方向であってもよい。
風向板識別番号抽出手段52は、対象室内機アドレス(#001)と対応する室内機の設置方位角(225度)と操作方位角(135度)との差を算出する。風向板識別番号も選択風向板番号も共に時計回りに番号が付与されているため、風向板識別番号抽出手段52は、設置方位角(225度)を基準として時計回り方向の方位角の差α1を算出する。
風向板識別番号=α/90+選択風向板番号・・・式1
式1は一例として、風向板識別番号抽出手段52が、角度を風向板の番号に変換して風向板識別番号を算出しているが、これに限るものでなく、選択風向板番号を操作方位角に基づいて方位角に変換し、変換した方位角を設置方位角に基づいて風向板識別番号に変換する方法であれば、どのような算出方法、テーブルを用いた抽出方法であってもよい。
風向板識別番号=270/90+1=4
を算出し、入力された対象室内機アドレス(#001)と風向板識別番号(4)を風向板制御手段53へ出力する。
図7に示すようにユ−ザーが室内機5の風向板5dを操作対象風向板とした場合、ユーザーはリモコン4の筐体の外周辺の内、長手方向の辺が室内機5のいずれか1つの風向板とおおよそ平行(±45度以内)になるようにリモコン4を保持する。
風向板識別番号抽出手段52は、対象室内機アドレス(#001)と対応する室内機の設置方位角(225度)と操作方位角(45度)との差を算出する。風向板識別番号も選択風向板番号も共に時計回りに番号が付与されているため、風向板識別番号抽出手段52は、設置方位角(225度)を基準として時計回り方向の方位角の差α2を算出する。
風向板識別番号=180/90+2=4
を算出し、入力された対象室内機アドレス(#001)と風向板識別番号(4)を風向板制御手段53へ出力する。
例1と例2で説明したように、リモコン4がどのような方向を向いていてもユーザーの意図した室内機5の風向板5dの角度を変更することができる。
また、リモコン4に室内機の設置方位角を記憶させた記憶手段と、風向板識別番号抽出手段を備え、リモコン4内で風向板識別番号を求めるように構成してもよい。
また、本実施例では4つの風向板を備えた空気調和機を例として説明しているが、これに限るものでなく、例えば8つ(8方向)の風向板を備えたものであってもよい。
2 無線LAN親機
3 管理装置
4 リモコン
4a〜4d 風向板選択ボタン
4f 基準マーク
4g 風向マーク
4h 風向板モード選択ボタン
4i ボタン
4j 対象室内機ボタン
4k 画面
5 室内機
5a〜5d 風向板
5e 基準マーク
5f パネル
6 室内機
31 LAN通信部
32 キー入力部
33 表示部
34 制御部
35 記憶部
36 通信部
41 タッチパネル
42 表示部
43 電子コンパス
44 リモコン制御部
45 無線通信部
46 リモコン記憶部
51 指示受付手段
52 風向板識別番号抽出手段
53 風向板制御手段
54 室内機設置方位角入力手段
54 設置方位角設定手段
55 記憶手段
61 操作受付手段
62 方位角検出手段
63 風向板指示手段
64 方位角検出手段
65 設置方位角設定手段
Claims (1)
- 個々に風向角度を制御可能な複数の風向板を備えた室内機と、同室内機を操作するリモコンとを備え、
前記風向板は、
前記室内機に設けられた基準マークが前記室内機が設置された時に向いている方位角である設置方位角を起点として所定の角度毎に順次配置されると共に、前記風向板を識別する風向板識別番号が対応して割り当てられており、
前記室内機は、前記風向板識別番号に基づいて該当する前記風向板を制御する空気調和機であって、
前記リモコンは表示部を備え、
前記リモコンは、前記表示部に表示された基準マークを起点として複数の前記風向板の配置と対応して前記所定の角度毎に予め割り当てられると共に、前記表示部に表示された基準マークからの前記所定角度毎の位置を示す風向板番号を前記表示部に表示し、
前記リモコンは、前記表示部に表示する基準マークが向いている方位角を検出して操作方位角として出力する方位角検出手段と、前記風向板番号から前記複数の風向板のうち少なくとも1つを選択する風向板選択操作を受付て選択された前記風向板を示す選択風向板番号を出力する操作受付手段とを備え、
前記空気調和機は、
前記設置方位角が予め記憶された記憶手段と、
前記操作方位角と前記選択風向板番号と前記設置方位角が入力され、
前記選択風向板番号を前記操作方位角に基づいて方位角に変換し、
変換した方位角と前記設置方位角に基づいて風向板識別番号を抽出する風向板識別番号抽出手段と、
抽出された前記風向板識別番号と対応する前記風向板を制御する風向板制御手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017621A JP6471519B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017621A JP6471519B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142446A JP2016142446A (ja) | 2016-08-08 |
JP6471519B2 true JP6471519B2 (ja) | 2019-02-20 |
Family
ID=56570155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015017621A Active JP6471519B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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2015
- 2015-01-30 JP JP2015017621A patent/JP6471519B2/ja active Active
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