JP2015065585A - 遠隔制御システムとその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能実行装置で遠隔制御の内容を確認しなくても、直感的な操作により簡単かつ正確に遠隔制御を行えるようにする。
【解決手段】正六面体からなるセンシングユニット10a〜10cを、所望の命令が表記された面が表面となるように配置したのち転動させたとき、上記検出された表面に表記された命令のIDと上記検出された転がり回数を表す情報を含む遠隔制御信号をホームサーバ20へ送信する。そして、ホームサーバ20により上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及び転がり回数を表す情報を、動作モードとその制御量を表す情報に変換して機能実行装置30a〜30cへ送信し、機能実行装置30a〜30cが上記動作モードとその制御量を表す情報をもとに対応する動作モードを実行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、家電機器やオフィス機器等の機能実行装置の機能をセンシングユニットを使用して遠隔制御する遠隔制御システムとその方法に関する。
近年、家電機器やオフィス機器の中には、機器本体が有する機能をリモートコントローラを使用して遠隔制御するものが増えている。リモートコントローラには、例えば複数のハードウエアスイッチ又はソフトウエアスイッチとディスプレイが設けられ、ユーザが上記スイッチを操作するとその操作信号がリモートコントローラから機器本体へ送信される。機器本体では、上記操作信号を受信すると当該操作信号が解読され、この解読結果に応じて対応する機能が実行される。また、上記操作内容又は実行された機能に関する情報がリモートコントローラのディスプレイに表示される(例えば特許文献1を参照)。
一方、その他のリモートコントローラとして、パーソナル・コンピュータに使用されるマウスやトラックボール等の手動操作デバイスや、テレビジョンに使用される傾きセンサを使用したリモートコントローラも提案されている(例えば非特許文献1を参照)。
特開2011−172097号公報
「傾きセンサを用いたテレビリモコン向けの新しい文字入力方法」、映像情報メディア学会技術報告、34(8),1−3,2010−02−19
ところが、特許文献1に記載されたリモートコントローラは、機器本体を遠隔制御する際に必ずスイッチを操作しなければならない。このため、ユーザは機器本体の制御対象機能とスイッチとの対応関係を覚えておくか、或いは取扱説明書等によりその都度確認しなければならず、操作が面倒だった。
一方、パーソナル・コンピュータに使用されるマウスやトラックボールでは、手動操作にクリックストップ機能がないので、マウス又はトラックボールのみでは操作対象となる動作モードやその操作結果を確認できず、常にパーソナル・コンピュータの画面を見ながら操作しなければならない。このため、ディスプレイを備えていない機器の遠隔制御には使用できない。
また、傾きセンサを用いたリモートコントローラは、空間を任意に移動して操作できる利点があるが、空間上でリモートコントローラを傾けたときの操作量とそれにより変化する機器本体の動作変化との対応をとりにくいことから、例えばテレビジョン受信機のチャネルの切替動作や動作モードの選択のように、正確な計数や位置決めが要求される機器への入力操作に適用する場合には、その操作に慣れを必要とする。また、操作結果に対してディスプレイ等を使って確認が必要となる点では、マウスやトラックボールによる操作と同様である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、機能実行装置で遠隔制御の内容を確認しなくても、直感的な操作により簡単かつ正確に遠隔制御を行えるようにした遠隔制御システムとその方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットとを具備する遠隔制御システムにあって、前記センシングユニットを、立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体とする。そして、当該筐体を前記命令が表記された面が選択された状態から転動させる操作が行われた場合に、センシングユニットにより当該転動操作の操作量を検出し、この選択された面に表記された命令の識別情報と前記検出された転動操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する。一方、機能実行装置では、前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信すると、この命令の識別情報と前記検出された転動操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記転動操作量に対応する制御量に応じて実行するようにしたものである。
この発明の第2の観点は、機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置を具備する場合に、この中継装置において、前記センシングユニットから命令の識別情報と転動操作の操作量を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を受信すると、この受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と操作量を表す情報を当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換し、この変換された動作モードの識別情報とその制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を機能実行装置へ送信して、機能実行装置に上記動作モードを上記制御量に応じて実行させるようにしたものである。
この発明の第3の観点は、複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットとを具備する遠隔制御システムにあって、前記センシングユニットを、立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体とする。そして、当該筐体を前記命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させる操作が行われた場合に、センシングユニットにより当該自転操作の操作量を検出し、この選択された面に表記された命令の識別情報と前記検出された自転操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する。一方、機能実行装置では、前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信すると、この受信された遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記自転操作量に対応する制御量に応じて実行するようにしたものである。
この発明の第4の観点は、機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置を具備する場合に、この中継装置において、前記センシングユニットから命令の識別情報と自転操作の操作量を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を受信すると、この受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作量を表す情報を当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換し、この変換された動作モードの識別情報とその制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を機能実行装置へ送信して、機能実行装置に上記動作モードを上記制御量に応じて実行するようにしたものである。
この発明の第1の観点によれば、立体構造物の複数の面に機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記されたセンシングユニットを用い、このセンシングユニットを所望の命令が表記された面が選択された状態で転がすと、上記命令の識別情報と前記転がし操作の操作量を表す情報が機能実行装置へ送られ、この送られた命令の識別情報と転がし操作の操作量を表す情報に応じて、当該命令に対応する動作モードが上記転がし操作量に対応する回数だけ実行される。このため、ユーザはセンシングユニットを転がすことで、その転がした回数に応じて機能実行装置における動作モードの制御量を制御することが可能となる。
例えば、命令がテレビジョン受信機の音量の上げ/下げ、或いはチャネルの切替えであれば、センシングユニットを、当該命令が表記された面を選択したのち任意回数だけ転がすと、テレビジョン受信機ではこのセンシングユニットの転がり回数に応じた回数だけ上記音量の上げ/下げ、或いはチャネルの切替動作が実行される。すなわち、上記センシングユニットの転がり回数に応じて音量が段階的に変化したり、チャネルが切り替わる。
この発明の第2の観点によれば、センシングユニットから第1の遠隔制御信号として送信された命令の識別情報と転動操作の操作量を表す情報が、中継装置において当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換され、これが第2の遠隔制御信号として機能実行装置へ送られる。このため、機能実行装置に上記命令及び転動操作量の変換機能を設ける必要がなくなり、これにより既存の機能実行装置を機能追加等を行うことなくそのまま使用することができる。
この発明の第3の観点によれば、センシングユニットを所望の命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させると、上記命令の識別情報と前記自転操作の操作量を表す情報が機能実行装置へ送られ、この送られた命令の識別情報と自転操作の操作量を表す情報に応じて、当該命令に対応する動作モードが上記自転操作量、例えば回転角に対応する制御量に応じて実行される。このため、ユーザはセンシングユニットを回転させることで、その回転角に応じて機能実行装置における動作モードの動作量を制御することが可能となる。
例えば、先に述べたテレビジョン受信機の音量の上げ/下げ、或いはチャネルの切替えを例に取ると、センシングユニットを、当該命令が表記された面を選択したのち任意の角度で水平面内で自転させると、テレビジョン受信機ではこのセンシングユニットの回転角に応じた制御量に従い、上記音量の上げ/下げ、或いはチャネルの切替動作が実行される。すなわち、上記センシングユニットの回転角に応じて音量が段階的に変化したり、チャネルが切り替わる。
この発明の第4の観点によれば、上記第2の観点と同様に、センシングユニットから第1の遠隔制御信号として送信された命令の識別情報と回転操作量を表す情報が、中継装置において当該命令に対応する動作モードとその制御量を表す情報に変換される。このため、機能実行装置に上記命令及び転動操作量の変換機能を設ける必要がなくなり、これにより既存の機能実行装置を機能追加を行うことなくそのまま使用することができる。
すなわちこの発明の各観点によれば、センシングユニットの面に表記された命令を選択した上でセンシングユニットの転がり回数又は回転角により機能実行装置の動作モードを遠隔制御できるので、機能実行装置で遠隔制御の内容を確認しなくても、直感的な操作により簡単かつ正確に遠隔制御を行えるようにした遠隔制御システムとその方法を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図。 図1に示した遠隔制御システムの構成を示すブロック図。 図2に示した遠隔制御システムの処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図1に示したセンシングユニットの操作例を示す図。 テレビジョン受信機用の変換テーブルの構成の一例を示す図。 この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムの構成を示すブロック図。 図6に示したシステムのうちセンシングユニットおける処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図6に示したシステムのセンシングユニットの操作例を示す図。 この発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムで使用されるセンシングユニットの構成とその操作例を示す図。 センシングユニットの転がり回数1回の定義を説明するための図。 センシングユニットの転がり回数1回の定義を説明するための図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態は、正六面体からなるセンシングユニットを、所望の命令が表記された面が表面となるように配置したのち縦方向に転がしたとき、上記表面と転がり回数を検出し、この検出された表面に表記された命令のIDと上記検出された転がり回数を表す情報を含む遠隔制御信号をセンシングユニットからホームサーバへ送信する。そして、ホームサーバにより上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及び転がり回数を表す情報を、機能実行装置の動作モードとその制御量を表す情報に変換して機能実行装置へ送信し、機能実行装置が上記動作モードとその制御量を表す情報をもとに対応する動作モードを実行するようにしたものである。
ここで、転がり回数1回とは、例えばセンシングユニットが立方体の場合を例に取ると、立方体が横方向に転動する場合には、図10の(a)から(c)のように、図の網掛けした面が、最初の向きから別の向きの面になるように、センシングユニットの一辺を回転の軸として立体物を転動させ、立体物の最初の状態の底面とは異なる別の面が底面になって安定した状態を、転がり回数1回とカウントする。またセンシングユニットが前方向に転動する場合を例に取ると、図11の(a)から(c)のように、図の網掛けした面が、最初の向きから別の向きの面になるようにセンシングユニットが転動したときを、転がり回数1回とカウントする。これらの転動の前後では、センシングユニットの各面に加わる重力加速度の向きや、あるいは外光の受容状態が変化していくことから、センシングユニットの各面の状態変化を捉えるための各種センサをセンシングユニットに設けて検知することで、転がり回数をカウントできる。
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、10a,10b,10cはセンシングユニット、20は中継装置として動作するホームサーバ、30a,30b,30cは機能実行装置をそれぞれ示している。
機能実行装置30a,30b,30cのうち、機能実行装置30aは照明器具からなり、その動作モードとして「ON」、「OFF」等の標準的な動作モードに加え、照度を変化させる動作モードを備えている。また機能実行装置30bはエアコンからなり、その動作モードとして「ON」、「OFF」、「温度を上げる」、「温度を下げる」等の複数の動作モードを備えている。さらに機能実行装置30cはテレビジョン受信機からなり、「ON」、「OFF」、「音量を上げる」、「音量を下げる」等の複数の動作モードを備えている。
センシングユニット10a,10b,10cはそれぞれ上記機能実行装置30a,30b,30cを制御するために1対1の関係で使用される。センシングユニット10a,10b,10cは何れも正六面体からなる筐体を有し、その6つの面には上記機能実行装置30a,30b,30cの動作モードを制御するための命令が表記されている。
例えば、機能実行装置(照明器具)30aを制御するセンシングユニット10aであれば、「照明を点ける」、「照明を消す」、「照度を上げる」、「照度を下げる」等が表記されている。同様に、機能実行装置(エアコン)30bを制御するセンシングユニット10bであれば、「エアコンを点ける」、「エアコンを消す」、「温度を上げる」、「温度を下げる」、「風量を増やす」、「風量を減らす」等が表記され、また機能実行装置(テレビジョン受信機)30cを制御するセンシングユニット10cであれば、「TVを点ける」、「TVを消す」、「音量を上げる」、「音量を下げる」、「チャネルを変える」等が表記されている。
図2は、上記センシングユニット10a,10b,10c、ホームサーバ20及び機能実行装置30a,30b,30cの構成を示すブロック図である。なお、同図では図の簡単のためセンシングユニット10aのみを図示し、他のセンシングユニット10b,10cの図示を省略している。
センシングユニット10a,10b,10cは何れも、上記6つの面にそれぞれ配設された照度センサ111〜116と、回路モジュール部12を備えている。
照度センサ111〜116は、どの面がテーブル面に接触しているかを検出する。その検出結果は上記接地面と反対側となる上面に表記された命令を判定するために用いられる。また照度センサ111〜116は、そのセンサ値の変化からセンシングユニット10a,10b,10cの転がり回数を検出するためにも用いられる。
回路モジュール部12には、命令ID格納部121と、表面判定部122と、センシング通信部123を備えている。なお、これらの機能のうち表面判定部122及びセンシング通信部123は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
命令ID格納部121には、センシングユニットの6つの面に対応付けて、当該各面に設置された照度センサ111〜116の識別IDと、当該各面に表記された命令の識別情報(命令ID)がそれぞれ記憶されている。
表面判定部122は、表面の判定機能と、転がり回数の検出機能を備える。表面の判定機能は、照度センサ111〜116の検出信号をもとにセンシングユニットのどの面が接地面となっているかを検出し、その判定結果からセンシングユニットのどの面が上面(表面)となっているかを判定する。そして、この判定された表面に表記された命令に対応する命令IDを命令ID格納部121から読み出す。転がり回数の検出機能は、上記表面が検出された状態から予め設定された時間内に照度センサ111〜116の検出値が順次変化した場合に、その変化の回数を計数してその計数値をセンシングユニットの転がり回数とする。
センシング通信部123は、上記読み出された命令ID及び上記計算された転がり回数を表す情報を、予め記憶してある自己のセンシングユニットIDと共に遠隔制御信号に挿入し、この遠隔制御信号をホームサーバ20へ送信する処理を行う。なお、通信インタフェースしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
ホームサーバ20は例えばパーソナル・コンピュータからなり、この実施形態を実現するために必要な機能として、ホームサーバ通信部21と、センシングユニット判別部22と、命令/実行変換部23と、変換テーブル24を備えている。なお、これらの機能のうちホームサーバ通信部21、センシングユニット判別部22及び命令/実行変換部23は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
ホームサーバ通信部21は、遠隔制御信号の受信機能と送信機能を備えている。受信機能は、上記センシングユニット10a,10b,10cから送信された遠隔制御信号を受信する処理を行う。送信機能は、後述する命令/実行変換部23から渡された変換後の動作モードID及びその制御量を表す情報と、送信先の機能実行装置の識別情報を含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置30a,30b,30c,…へ送信する。なお、通信インタフェースしては、無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
変換テーブル24には、センシングユニットIDと命令IDのすべての組み合わせに対応付けて、機能実行装置30a,30b,30cの識別情報(機能実行装置ID)と、機能実行装置に実行させるべき動作モードの識別情報(動作モードID)が記憶されている。図5はテレビ用の変換テーブルの例を示すもので、各命令ID(ID1,ID2,…,ID5)に対応付けて、「TVを点ける」、「音量を上げる」、「音量を下げる」、「チャネル切替え」及び「TVを消す」を表す動作モードID(a1,a2,…,a5)が記憶されている。
また変換テーブル24には、動作モード別にセンシングユニットの転がり回数に対応付けてその制御量を表す情報も記憶されている。例えば、動作モードが「音量の増加」であれば、転がり回数が増えるに応じて音量が予め定めた一定量ずつ増加するように音量の制御量が記憶され、また動作モードが「チャネル切替え」であれば、転がり回数が1回増えるごとにチャネルが1チャネル変化するように設定されたチャネル制御情報が記憶されている。
センシングユニット判別部22は、上記ホームサーバ通信部21により受信された遠隔制御信号からセンシングユニットID、命令ID、転がり回数を表す情報を抽出し、このうちセンシングIDをもとに送信元のセンシングユニットがどの機能実行装置30a,30b,30cに対応するものかを判別する。
命令/実行変換部23は、上記センシングユニット判別部22により抽出されたセンシングユニットID及び命令IDをもとに、上記変換テーブル24から該当する機能実行装置IDと動作モードIDを読み出す。またそれと共に、上記抽出された転がり回数を表す情報をもとに、上記変換テーブル24から対応する制御量を表す情報を読み出す。そして、この読み出した機能実行装置IDと動作モードID、及び制御量を表す情報を上記ホームサーバ通信部21に渡し、遠隔制御信号を機能実行装置へ送信させる。
機能実行装置30a,30b,30cは、機能情報格納部31と、機能実行部32と、クライアント通信部33を備えている。このうち機能実行部32及びクライアント通信部33は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
機能情報格納部31には、上記ホームサーバ20が送信する動作モードIDとその制御量を表す情報に対応付けて、機能実行装置30a,30b,30cが備える機能の具体的な実行内容を表す情報が記憶されている。
クライアント通信部33は、上記ホームサーバ20から送信される遠隔制御信号を受信する機能を有する。機能実行部32は、上記クライアント通信部33により受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID、動作モードID及び制御量を表す情報を抽出する。そして、機能実行装置IDが自装置のIDと一致するか否かを判定し、一致した場合に上記抽出された動作モードID及び制御量を表す情報に対応する機能実行内容を表す情報を上記機能格納部31から読み出し、この読み出された機能実行内容を表す情報を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット10a,10b,10c、ホームサーバ20及び機能実行装置30a,30b,30cの動作を説明する。図3は、遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、ここでは機能実行装置(テレビジョン受信機)30cを当該装置30cと一対一に対応づけられたセンシングユニット10cを用いて制御する場合を例にとって説明する。
ユーザが、センシングユニット10cを、任意の面が上になっている状態から、希望する命令が表記された面を上にしてテーブル上に置いたとする。センシングユニット10cは、表面判定部122の制御の下、照度センサ111〜116の検出値の変化をステップS11で監視している。この状態で、照度センサ111〜116の検出値のいずれかが“照度ゼロ”のまま一定時間が経過すると(ステップS12)、センシングユニットのいずれかの面が選択されたと判断して、当該照度ゼロを検出した照度センサが配置された面、つまりテーブルとの接地面とは反対側となる面(上面)を、選択された表面と判定する(ステップS13)。
次にセンシングユニット10cの表面判定部122は、ステップS14において転がし操作を監視する。この状態で、ユーザがセンシングユニット10cを所望回数転がしたとする。そうすると表面判定部122はステップS15により上記転がり回数を計数する。この転がり回数の計数は、照度センサ111〜116の何れかにおいてその照度値がゼロになったときに行われる。
上記転がし操作が検出されると、表面判定部122はステップS16において上記判定された表面に表記されている命令の命令IDを命令ID格納部121から読み出し、この読み出した命令IDを、上記計数された転がり回数を表す情報と、センシングユニット10cを識別するためのセンシングユニットIDと共にセンシング通信部123に渡す。センシング通信部123は、上記命令ID、上記転がり回数を表す情報、及びセンシングユニットIDが渡されると、ステップS16によりこれらを含む遠隔制御信号を生成し、この遠隔制御信号をステップS17によりホームサーバ20へ送信する。
表面判定部122は、上記遠隔制御信号が1回送信されるごとに、ステップS18において一定時間が経過したか否かを判定し、当該一定時間が経過する前にステップS14により次の転がし操作が検出されると、上記したステップS15〜ステップS17による遠隔制御信号の生成・送信処理を繰り返す。これに対し、次の転がし操作が検出されずに一定時間が経過すると、そのまま処理を終了する。
ホームサーバ20では、ステップS21でセンシングユニット10cからの遠隔制御信号の到来を検知されるごとに、ステップS22により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号からセンシングユニットID、命令ID及び転がり回数を表す情報が抽出される。続いてステップS23において、上記抽出されたセンシングユニットID及び命令IDをもとに変換テーブル24がアクセスされ、上記センシングユニットID及び命令IDに対応付けられた機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDが読み出される。またそれと共に、上記抽出された転がり回数を表す情報をもとに上記変換テーブル24から制御量を表す情報が読み出される。
そしてステップS24において、上記読み出された機能実行装置ID、実行内容を表す動作モードID及びその制御量を表す情報を含む遠隔制御信号が生成され、この生成された遠隔制御信号がホームサーバ通信部21から機能実行装置30cに向け送信される。
これに対し機能実行装置30cでは、ステップS31で遠隔制御信号の到来を検知するごとに、ステップS32により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID、動作モードID及びその制御量を表す情報が抽出される。そして、この抽出されたセンシングIDをもとに、先ず送信元のセンシングユニット10cが自己の機能実行装置30cに対応するものかどうかが判定される。この判定の結果、自装置に対応するものであれば、続いてステップS33において、上記抽出された動作モードID及びその制御量を表す情報をもとに、機能情報格納部31から上記動作モードID及び制御量に対応付けられた実行内容を表す制御情報が読み出される。そして、上記実行内容を表す制御情報に応じて、ステップS34において該当する機能が指定された制御量だけ実行される。
例えば、ユーザがセンシングユニット10cを「音量を上げる」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置し、この状態でセンシングユニット10cを図4に示すように所望回数転がしたとする。そうすると、センシングユニット10cから、上記選択された「音量を上げる」に対応する命令ID(ID2)と上記転がり回数を表す情報が、センシングユニット10cのIDと共にホームサーバ20に送られる。そして、これらがホームサーバ20において動作モードID(a2)と制御量を表す情報に変換されたのち、機能実行装置30cに送られる。この結果機能実行装置(テレビジョン受信機)30cでは、音量が1レベル段階的に増加するように制御される。すなわち、センシングユニット10cが所望回数転がされるごとに、遠隔制御信号がホームサーバ20を介して機能実行装置(テレビジョン受信機)30cに送られ、これにより機能実行装置(テレビジョン受信機)30cでは、音量が所望回数に応じて増加するように制御される。
また、同じくセンシングユニット10cを「チャネルの切替え」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置し、この状態でセンシングユニット10cを例えば所望回数転がしたとする。そうすると、センシングユニット10cから、上記選択された「チャネルの切替え」に対応する命令ID(ID4)と上記転がり回数を表す情報が、センシングユニット10cのIDと共にホームサーバ20に送られる。そして、これらがホームサーバ20において動作モードID(a4)と制御量を表す情報に変換されたのち、機能実行装置30cに送られる。この結果機能実行装置(テレビジョン受信機)30cでは、チャネルが転がり回数1回に対して1チャネル切り替えられるように制御される。すなわち、この場合にはセンシングユニット10cが所望回数転がされるごとに、遠隔制御信号がホームサーバ20を介して機能実行装置30cに送られ、これにより機能実行装置(テレビジョン受信機)30cではチャネルが所望回数に応じて切り替えられる。
なお、センシングユニット10cを「TVを消す」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置された場合には、表面判定部122は転がし操作を受け付けず、上記「TVを消す」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置されてから一定時間が経過した時点で、ステップS13からステップS16に移行する。そして、上記「TVを消す」に対応する命令ID(ID5)をセンシングユニットIDと共に遠隔制御信号に含めてホームサーバ20へ送信する。このため、上記遠隔制御信号の命令ID(ID5)及びセンシングユニットIDは、ホームサーバ20において動作モードID(a5)に変換されたのち、機能実行装置(テレビジョン受信機)30cに転送される。この結果、機能実行装置(テレビジョン受信機)30cの電源はオフされる。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、正六面体からなるセンシングユニット10a,10b,10cを、所望の命令が表記された面が表面となるように配置したのち縦方向に転がしたとき、上記表面と転がり回数を検出し、この検出された表面に表記された命令のIDと上記検出された転がり回数を表す情報を含む遠隔制御信号をセンシングユニット10a,10b,10cからホームサーバ20へ送信する。そして、ホームサーバ20により上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及び転がり回数を表す情報を、機能実行装置30a,30b,30cの動作モードとその制御量を表す情報に変換して機能実行装置30a,30b,30cへ送信し、機能実行装置30a,30b,30cが上記動作モードとその制御量を表す情報をもとに対応する動作モードを実行するようにしている。
したがって、ユーザはセンシングユニット10a,10b,10cを所望の命令が表記された面を表面に設定したのち、所望の回数だけ転がすだけで、その転がした回数に応じて機能実行装置30a,30b,30cにおける動作モードの制御量を制御することが可能となる。このため、機能実行装置のディスプレイにおいて遠隔制御の状態を確認しなくても、センシングユニット10a,10b,10cの直感的な操作により簡単かつ正確に機能実行装置30a,30b,30cを遠隔制御することが可能となる。
また、センシングユニット10a,10b,10cからはセンシングユニットID、命令ID及び転がり回数を表す情報が送信され、ホームサーバ20において上記センシングユニットIDと命令IDが制御対象の機能実行装置とその動作モードに変換され、さらに転がり回数を表す情報が制御量を表す情報に変換されて、機能実行装置30a,30b,30cに送られる。このため、センシングユニット10a,10b,10cの処理負荷を軽減して、センシングユニット10a,10b,10cの消費電力を減らし、これによりバッテリ寿命を延ばすことが可能となる。
なお、第1の実施形態では、転がし操作する方向については特定していなかったが、転がし操作する方向に応じて命令IDを可変とする構成を取っても良い。その例を図9に示す。図9において、センシングユニット10dの6つの面のうち、ある一定の転がり方向に連続する4つの面において、各面内に音量を上げる(up)命令と、音量を下げる(down)命令とが、それぞれ異なる転がり方向を示す矢印マークとともに明示されている。ユーザがセンシングユニット10dのこれら4つの面のうち表記面が上面となるようにテーブル上に配置し、この状態から、ユーザがセンシングユニット10dを、音量を上げる、または音量を下げるとする、表記で指定された方向に図9のように転がしたとする。そうするとセンシングユニット10dからは、転がした方向に予め対応付けてあった命令IDと上記転がり回数とを表す情報が、センシングユニット10dのIDと共にホームサーバ20に送られ、前記のセンシングユニット10cによる操作と同様に、音量を段階的に上げる、または下げる制御を機能実行装置(テレビジョン受信機)30cに対して実行することができる。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、正六面体からなるセンシングユニットを、所望の命令が表記された面が表面(上面)となるように配置したのち水平面内で自転させたとき、上記表面と回転角を検出し、この検出された表面に表記された命令のIDと上記検出された回転角を表す情報を含む遠隔制御信号をセンシングユニットからホームサーバへ送信する。そして、ホームサーバにより上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及び回転角を表す情報を、機能実行装置の動作モードとその制御量を表す情報に変換して機能実行装置へ送信し、機能実行装置が上記動作モードとその制御量を表す情報をもとに対応する動作モードを上記制御量に応じて実行するようにしたものである。
図6は、この発明の第2の実施形態に係わる遠隔制御システムのセンシングユニット40a,40b,40c、ホームサーバ20及び機能実行装置30a,30b,30cの構成を示すブロック図である。なお、同図では簡単のためセンシングユニット40aのみを図示し、他のセンシングユニット40b,40cの図示を省略している。
センシングユニット40a,40b,40cは何れも第1の実施形態と同様に正六面体からなり、地磁気センサ41と、加速度センサ43と、回路モジュール部42を備えている。また、センシングユニット40a,40b,40cの各面には、命令と、センシングユニットの回転操作方向を表す矢印のマークが印刷等により表記されている。
加速度センサ43は、センシングユニット40a,40b,40cの各面が上面、下面或いは側面の何れに位置しているかを判定するために用いられる。また加速度センサ43は、センシングユニット40a,40b,40cの任意の面が上面に位置している状態で、センシングユニット40a,40b,40cが水平面内で回転操作された場合に、その回転角を検出するためにも用いられる。
地磁気センサ41は、上記加速度センサ43の検出信号を用いた回転角の算出に先立ち、センシングユニット40a,40b,40cの初期状態を検出するために用いられる。
回路モジュール部42には、命令ID格納部421と、表面判定部422と、センシング通信部423を備えている。なお、これらの機能のうち表面判定部422及びセンシング通信部423は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
命令ID格納部421には、センシングユニット40a,40b,40cの各面ごとに当該面が上面(表面)に位置しているときの加速度センサ43のセンサ値が記憶されている。また、センシングユニット40a,40b,40cの各面の識別情報に対応つけて、当該各面に表記された命令を識別するための情報(命令ID)が記憶されている。
表面判定部122は、表面の判定機能と、回転角の算出機能を備える。表面の判定機能は、加速度センサ43の検出信号をもとにセンシングユニット40a,40b,40cのどの面が上面(表面)に位置しているかを判定する。そして、この判定された表面に表記された命令に対応する命令IDを命令ID格納部421から読み出す。
回転角の算出機能は、地磁気センサ41の検出信号をもとに、上記センシングユニット40a,40b,40cの姿勢が定まったか否かを判定する。そして、定まったと判定された場合にこのときの状態を初期状態として、以後加速度センサ41により検出されるセンサ値をもとにセンシングユニット40a,40b,40cの水平方向の回転角を算出する。
センシング通信部423は、上記読み出された命令ID及び上記計算された回転角を表す情報を、予め記憶してある自己のセンシングユニットIDと共に遠隔制御信号に挿入し、この遠隔制御信号をホームサーバ20へ送信する処理を行う。なお、通信インタフェースしては、無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
ホームサーバ20は、この発明の第2の実施形態を実現するために必要な機能として、前記第1の実施形態と同様に、ホームサーバ通信部21と、センシングユニット判別部22と、命令/実行変換部23と、変換テーブル24を備えている。なお、これらの機能のうちホームサーバ通信部21、センシングユニット判別部22及び命令/実行変換部23は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
ホームサーバ通信部21は、遠隔制御信号の受信機能と送信機能を備えている。受信機能は、上記センシングユニット40a,40b,40cから送信された遠隔制御信号を受信する処理を行う。送信機能は、後述する命令/実行変換部23から渡された変換後の動作モードID及びその制御量を表す情報と、送信先の機能実行装置の識別情報を含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置30a,30b,30cへ送信する。なお、通信インタフェースしては、無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
変換テーブル24には、センシングユニットIDと命令IDのすべての組み合わせに対応付けて、機能実行装置30a,30b,30cの識別情報(機能実行装置ID)と、当該機能実行装置に実行させるべき動作モードの識別情報(動作モードID)が記憶されている。
また変換テーブル24には、動作モード別にセンシングユニット40a,40b,40cの回転角に対応付けて制御量を表す情報も記憶されている。例えば、動作モードが「照度を上げる」であれば、回転角が一定の単位角度増加するごとに照度が予め定めた一定量ずつ増加するように設定された照度の制御量が記憶され、また動作モードが「照度を下げる」であれば、回転角が一定の単位角度変化するごとに照度が予め定めた一定量ずつ減少するように設定された照度の制御量が記憶されている。
センシングユニット判別部22は、上記ホームサーバ通信部21により受信された遠隔制御信号からセンシングユニットID、命令ID及び回転角を表す情報を抽出し、このうちセンシングIDをもとに送信元のセンシングユニットがどの機能実行装置30a,30b,30cに対応するものかを判別する。
命令/実行変換部23は、上記センシングユニット判別部22により抽出されたセンシングユニットID及び命令IDをもとに、上記変換テーブル24から該当する機能実行装置IDと動作モードIDを読み出す。またそれと共に、上記抽出された回転角を表す情報をもとに、上記変換テーブル24から対応する制御量を表す情報を読み出す。そして、この読み出した機能実行装置IDと動作モードID、及び制御量を表す情報を上記ホームサーバ通信部21に渡し、遠隔制御信号に含めて機能実行装置30a,30b,30cへ送信させる。
機能実行装置30a,30b,30cも、第1の実施形態と同様に、機能情報格納部31と、機能実行部32と、クライアント通信部33を備えている。このうち機能実行部32及びクライアント通信部33は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
機能情報格納部31には、機能実行装置30a,30b,30cごとに、動作モードIDとその制御量を表す情報に対応付けて、機能実行装置30a,30b,30cが備える機能の具体的な実行動作の内容とその動作量を表す情報が記憶されている。
クライアント通信部33は、上記ホームサーバ20から送信される遠隔制御信号を受信する機能を有する。機能実行部32は、上記クライアント通信部33により受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID、動作モードID及び制御量を表す情報を抽出する。そして、機能実行装置IDが自装置のIDと一致するか否かを判定し、一致した場合に上記抽出された動作モードID及び制御量を表す情報に対応する機能実行内容を表す情報を上記機能格納部31から読み出し、この読み出された機能実行内容を表す情報を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット40a,40b,40c、ホームサーバ20及び機能実行装置30a,30b,30cの動作を説明する。図7は、これらの装置による遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、ここでは機能実行装置(照明器具)30aを当該装置30aと一対一に対応づけられたセンシングユニット10aを用いて制御する場合を例にとって説明する。
ユーザが、センシングユニット10aを、任意の面が上になっている状態から、希望する命令が表記された面を上にしてテーブル上に置いたとする。センシングユニット10aは、表面判定部422の制御の下、加速度センサ43の検出値をステップS41で監視している。この状態で、加速度センサ43の検出値が最後に変化してから一定時間が経過すると(ステップS42)、このとき上面に位置している面を、選択された表面と判定する(ステップS43)。
次にセンシングユニット10aの表面判定部422は、地磁気センサ41の検出値が一定の範囲内に安定したか否かを判定し、安定したことが確認されるとこのときのセンシングユニット10aの姿勢を初期状態と定義する。そして、この状態でユーザがセンシングユニット10aを水平面内でその上面に表記された矢印マークにより示される方向に回転操作したとすると、表面判定部422はステップS44により加速度センサ43のセンサ値を検出し、上記初期状態からの加速度の変化量をもとにステップS45によりセンシングユニット10aの回転角を算出する。
上記回転操作が検出されると、表面判定部422はステップS46において、上記センシングユニット10aの表面に表記された命令を識別する命令IDを命令ID格納部421から読み出し、この読み出された命令IDと、上記算出された回転角を表す情報と、自装置のセンシングユニットIDをセンシング通信部423へ出力する。センシング通信部423は、上記渡された命令ID、回転角を表す情報、及びセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号をホームサーバ20へ送信する。
表面判定部422は、上記遠隔制御信号が1回送信されるごとに、ステップS48において一定時間が経過したか否かを判定し、当該一定時間が経過する前にステップS44により次の回転操作が検出されると、上記したステップS45〜ステップS47による遠隔制御信号の生成・送信処理を繰り返す。これに対し、さらなる回転操作が検出されずに一定時間が経過すると、そのまま処理を終了する。
ホームサーバ20では、図3に示したようにステップS21でセンシングユニット10aからの遠隔制御信号の到来を検知されるごとに、ステップS22により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号からセンシングユニットID、命令ID及び回転角を表す情報が抽出される。続いてステップS23において、上記抽出されたセンシングユニットID及び命令IDをもとに変換テーブル24がアクセスされ、上記センシングユニットID及び命令IDに対応付けられた機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDが読み出される。またそれと共に、上記抽出された回転角を表す情報を下に上記変換テーブル24から制御量を表す情報が読み出される。そしてステップS24において、上記読み出された機能実行装置ID、実行内容を表す動作モードID及びその制御量を表す情報を含む遠隔制御信号が生成され、この生成された遠隔制御信号がホームサーバ通信部21から機能実行装置30aに向け送信される。
これに対し機能実行装置30aでは、ステップS31で遠隔制御信号の到来を検知するごとに、ステップS32により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID、動作モードID及びその制御量を表す情報が抽出される。そして、この抽出されたセンシングIDをもとに、先ず送信元のセンシングユニット10aが自己の機能実行装置30aに対応するものかどうかが判定される。この判定の結果、自装置に対応するものであれば、続いてステップS33において、上記抽出された動作モードID及びその制御量を表す情報をもとに、機能情報格納部31から上記動作モードID及び制御量に対応付けられた実行内容を表す制御情報が読み出される。そして、上記実行内容を表す制御情報に応じて、ステップS34において該当する機能が指定された制御量だけ実行される。
例えば、ユーザがセンシングユニット10aを「照度を下げる」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置し、この状態でセンシングユニット10aを例えば図8に示すように所望の角度(例えば5度)回転させたとする。そうすると、センシングユニット10aから、上記選択された「照度を下げる」に対応する命令IDと上記回転角(約5度)を表す情報が、センシングユニット10aのIDと共にホームサーバ20に送られる。そして、これらがホームサーバ20において動作モードIDと制御量を表す情報に変換されたのち、機能実行装置30aに送られる。この結果機能実行装置(照明器具)30aでは、照度が上記5度に対応する分だけ低下するように制御される。すなわち、センシングユニット10aが所望の角度で回転されるごとに、遠隔制御信号がホームサーバ20を介して機能実行装置(照明器具)30aに送られ、これにより機能実行装置(照明器具)30aでは上記所望の回転角に対応する分ずつ照度が低下するように制御される。
なお、センシングユニット10aを「照明を消す」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置された場合には、表面判定部422は回転操作を受け付けず、上記「照明を消す」が表記された面が上面となるようにテーブル上に配置されてから一定時間が経過した時点で、ステップS43からステップS46に移行する。そして、上記「照明を消す」に対応する命令IDをセンシングユニットIDと共に遠隔制御信号に含めてホームサーバ20へ送信する。このため、上記遠隔制御信号の命令ID及びセンシングユニットIDは、ホームサーバ20において動作モードIDに変換されたのち、機能実行装置(照明器具)30aに転送される。この結果、機能実行装置(照明器具)30aは消灯する。
(効果)
以上詳述したように第2の実施形態では、正六面体からなるセンシングユニット40a,40b,40cを、所望の命令が表記された面が表面となるように配置したのち水平面内で自転させたとき、上記表面と回転角を検出し、この検出された表面に表記された命令のIDと上記検出された回転角を表す情報を含む遠隔制御信号をセンシングユニット40a,40b,40cからホームサーバ20へ送信する。そして、ホームサーバ20により上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及び回転角を表す情報を、動作モードとその制御量を表す情報に変換して機能実行装置30a,30b,30cへ送信し、機能実行装置30a,30b,30cが上記動作モードとその制御量を表す情報をもとに対応する動作モードを実行するようにしている。
したがって、ユーザはセンシングユニット40a,40b,40cを、所望の命令が表記された面を表面に設定したのち、所望の角度回転させるだけで、その回転角に応じて機能実行装置30a,30b,30cの動作量を制御することが可能となる。このため、機能実行装置のディスプレイを見ながら遠隔制御を行わなくても、つまりディスプレイを備えた機能実行装置でなくても、センシングユニット40a,40b,40cの直感的な操作により簡単かつ正確に機能実行装置30a,30b,30cを遠隔制御することが可能となる。
また、センシングユニット40a,40b,40cからはセンシングユニットID、命令ID及び回転角を表す情報が送信され、ホームサーバ20において上記センシングユニットIDと命令IDが制御対象の機能実行装置とその動作モードに変換され、さらに回転角を表す情報が制御量を表す情報に変換されて、機能実行装置30a,30b,30cに送られる。このため、センシングユニット40a,40b,40cの処理負荷を軽減して、センシングユニット40a,40b,40cの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすことが可能となる。
[その他の実施形態]
前記第1及び第2の実施形態では、命令ID及び回転角を表す情報を動作モード及びその制御量を表す情報に変換する処理をホームサーバ20において行うようにした。しかし、当該処理を各機能実行装置30a,30b,30cで行うようにしてもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、センシングユニット10a〜10c,40a〜40cから送信された遠隔制御信号をホームサーバ20で中継して機能実行装置30a〜30cへ伝送するようにしたが、センシングユニット10a〜10c,40a〜40cから機能実行装置30a〜30cへ直接伝送するようにしてもよい。
さらに、第2の実施形態ではセンシングユニット40a〜40cの回転角を検出するようにしたが、回転角の代わりに回転速度を検出するようにしてもよい。
その他、センシングユニットの形状や面の数、機能実行装置の種類や実行する動作の内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10a〜10d,40a〜40c…センシングユニット、111〜116…照度センサ、12,42…回路モジュール部、121,421…命令ID格納部、122,422…表面判定部、123,423…センシング通信部、41…地磁気センサ、43…加速度センサ、20…ホームサーバ、21…ホームサーバ通信部、22…センシングユニット判別部、23…命令/実行変換部、24…変換テーブル、30a〜30c…機能実行装置、31…機能情報格納部、32…機能実行部、33…クライアント通信部。

Claims (8)

  1. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットとを具備し、
    前記センシングユニットは、
    立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体と、
    前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態から転動させる操作が行われた場合に、当該転動操作の操作量を検出する手段と、
    前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された転動操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と転動操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記転動操作量に対応する制御量に応じて実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットと、前記機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備し、
    前記センシングユニットは、
    立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体と、
    前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態から転動させる操作が行われた場合に、当該転動操作の操作量を検出する手段と、
    前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された転動操作の操作量を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を生成して送信する手段と
    を備え、
    前記中継装置は、
    前記センシングユニットから送信された第1の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と操作量を表す情報を、当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換する手段と、
    前記変換された動作モードの識別情報と制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードの識別情報と制御量を表す情報に基づいて、前記動作モードを前記制御量に応じて実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  3. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットとを具備し、
    前記センシングユニットは、
    立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体と、
    前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させる操作が行われた場合に、当該自転操作の操作量を検出する手段と、
    前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された自転操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記自転操作量に対応する制御量に応じて実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  4. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能なセンシングユニットと、前記機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備し、
    前記センシングユニットは、
    立体構造物の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記された筐体と、
    前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させる操作が行われた場合に、当該自転操作の操作量を検出する手段と、
    前記選択された面に対応する命令と、前記検出された自転操作の操作量を含む第1の遠隔制御信号を生成して送信する手段と
    を備え、
    前記中継装置は、
    前記センシングユニットから送信された第1の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作量を表す情報を、当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換する手段と、
    前記変換された動作モードの識別情報と制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードの識別情報と制御量を表す情報に基づいて、前記動作モードを前記制御量に応じて実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  5. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能で、立体構造物からなる筐体の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記されたセンシングユニットとを具備するシステムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシングユニットが、前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態から転動させる操作が行われた場合に、当該転動操作の操作量を検出する過程と、
    前記センシングユニットが、前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された転動操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記受信された遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と転動操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記転動操作量に対応する制御量に応じて実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
  6. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、立体構造物からなる筐体の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記されたセンシングユニットと、前記機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備するシステムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシングユニットが、前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態から転動させる操作が行われた場合に、当該転動操作の操作量を検出する過程と、
    前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された転動操作の操作量を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記中継装置が、前記センシングユニットから送信された第1の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記中継装置が、前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と操作量を表す情報を、当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換する過程と、
    前記中継装置が、前記変換された動作モードの識別情報と制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードの識別情報と制御量を表す情報に基づいて、前記動作モードを前記制御量に応じて実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
  7. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能で、立体構造物からなる筐体の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記されたセンシングユニットとを具備するシステムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシングユニットが、前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させる操作が行われた場合に、当該自転操作の操作量を検出する過程と、
    前記センシングユニットが、前記選択された面に表記された命令の識別情報と、前記検出された自転操作の操作量を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記センシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記受信された遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作の操作量を表す情報に基づいて、当該命令に対応する動作モードを前記自転操作量に対応する制御量に応じて実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、立体構造物からなる筐体の複数の面に前記機能実行装置が有する動作モードを指定するための命令が表記されたセンシングユニットと、前記機能実行装置及びセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備するシステムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシングユニットが、前記筐体を、前記命令が表記された面が選択された状態で水平面内で自転させる操作が行われた場合に、当該自転操作の操作量を検出する過程と、
    前記センシングユニットが、前記選択された面に対応する命令と、前記検出された自転操作の操作量を含む第1の遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記中継装置が、前記センシングユニットから送信された第1の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記中継装置が、前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる命令の識別情報と自転操作量を表す情報を、当該命令に対応する動作モードの識別情報とその制御量を表す情報に変換する過程と、
    前記中継装置が、前記変換された動作モードの識別情報と制御量を表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードの識別情報と制御量を表す情報に基づいて、前記動作モードを前記制御量に応じて実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
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