JP6470036B2 - 清掃具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃ヘッドと該清掃ヘッドの端部に連結される柄部とを備え、清掃ヘッドに清掃部材が交換可能に装着されて清掃に使用される清掃具に関する。
例えば不織布等からなる使い捨て用の清掃シートや、清掃布、モップ等の清掃部材を、例えば合成樹脂製の清掃ヘッドに着脱交換可能に取り付けて用いるハンディモップ等の清掃具が知られている。これらの清掃具によれば、清掃シート等を廃棄したり、洗い直して繰り返し用いながら、例えば家庭内において簡便且つ手軽に清掃を行うことが可能になる。
また、本出願人は先に、清掃ヘッドの清掃部材が装着される縦長薄板状部に、断面円弧状の円弧状隆起補強部を形成し、該円弧状隆起補強部の高さを先端側に向けて減少させた形状とすることで、先端側に向けて縦長薄板状部のしなり易さを徐々に増大させた清掃具を提案した(特許文献1参照)。
また、先に、清掃ヘッドと柄部との連結部が、柄部の連結側端部の両側に延びる一対の溝部と該溝部の対向する底部を両側壁とする中リブとを有する柄部側連結部と、清掃具本体の連結側端部において前記板状部に立設された一対の立ち壁部と該立ち壁部から対向して張出した一対の張出し支持部とを有する本体側連結部とからなり、本体側連結部の一対の張出し支持部を柄部側連結部の一対の溝部に各々入れてスライド挿入して連結させる清掃具を提案した(特許文献2参照)。
特開2014−68769号公報 特開2007−167425号公報
特許文献1の清掃具においては、成形が容易で簡易且つ安価な形状を清掃ヘッドに付加することで、しなり易さを長手方向に変化させて、先端側部分のみをしならせて被清掃面に押し付けたり、先端側部分と連設基端部側部分との間の中間部分をしならせて被清掃面に押し付けたりしながら、傾けた清掃ヘッドの底面を被清掃面に押し付ける位置を容易に調整しつつ被清掃面を清掃することができる。
しかし、縦長薄板状部の強度を調整する円弧状隆起補強部は、それが隆起する上面側とは反対側の下面が窪んでおり、縦長薄板状部の見栄えの低下や、清掃部材が窪みに陥没することで被清掃面に対する押し圧の低下の点で、改善の余地があった。また、縦長薄板状部の下面を窪ませて隆起補強部を形成した場合には、縦長薄板状部の端部に形成する柄部との連結部の強度を一層向上させることが困難であった
特許文献2の清掃部における清掃ヘッドと柄部との連結部の構成も、清掃部材が装着される薄板状部をしならせ被清掃面に押し付けて使用することや狭い所に使用する際に清掃ヘッドの幅方向を縦にして押し付けること等を想定した場合には、連結強度に改善の余地があった。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る清掃具を提供することにある。
本発明は、清掃部材が交換可能に装着される清掃ヘッドと該清掃ヘッドの端部に連結される柄部とを備えた清掃具であって、前記清掃ヘッドは、幅方向中央部分に長手方向に延びて形成された中央リブ部と、該中央リブ部を挟む両側それぞれに形成された側部平板状部分とを有しており、前記中央リブ部は、前記清掃ヘッドの後端側に中空嵌合部を備え、該中空嵌合部より前方に、前記側部平板状部分から上面側に隆起する隆起部を有するとともに、該中央リブ部の下面から該隆起部の頂部までの高さが、前記清掃ヘッドの先端側に向けて減少している隆起補強部を形成しており、前記柄部は、前記中空嵌合部の内部に挿入されて嵌合する挿入嵌合部を備えており、前記中空嵌合部は、前記挿入嵌合部が挿入される挿入口側端部の上壁部幅方向中央に切欠き部を有し、該挿入嵌合部は、該中空嵌合部に挿入されたときに前記切欠き部と嵌合する上部嵌合部を有しており、前記中空嵌合部の内部に、内部に挿入された挿入嵌合部を全周に亘って取り囲む第1嵌合部と、前記切欠き部部分において上面が開放されており、内部に挿入された挿入嵌合部を前記切欠き部部分を除いて取り囲む第2嵌合部とを有している、清掃具を提供するものである。
本発明の清掃具によれば、清掃部材を被清掃面に押し圧の低下なく押し当て易く、ほこりの捕集性等に優れており、また清掃部材を被清掃面に強く押し当ても、清掃ヘッドと柄部との連結部に屈曲が生じる等の不都合が生じにくい。また、また、清掃ヘッドの下面に窪みを形成する必要がなく、見栄えも良い。
図1(a)及び図1(b)は、本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具に清掃部材を装着して清掃作業を行う状態とする様子を示す斜視図であり、図1(a)は装着する直前の状態、図1(b)は装着した状態を示す図である。 図2(a)は、図1に示す清掃具の上面図、図2(b)は、図1に示す清掃具の底面図である。 図3(a)及び図3(b)は、図1に示す清掃具の清掃ヘッドと柄部との連結部を示す斜視図であり、図3(a)は連結する直前の状態、図3(b)は連結した状態を示す図である。 図4(a)は、清掃ヘッドの図2(a)のD−D線に沿う断面と、柄部の挿入嵌合部及びその近傍の側面部とを併せて示す説明図であり、図4(b)は、図4(a)に示した、柄部の挿入嵌合部及びその近傍の上面図である。 図5は、図2のD−D線断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、柄部の挿入嵌合部を中空隆起部に挿入した状態における、図4(a)のA−A線に沿う断面図、図4(a)のB−B線に沿う断面図及び図4(a)のC−C線に沿う断面図である。 図7は、図1に示す清掃具における柄部の挿入嵌合部及びその近傍の裏面側を示す斜視図である。 図8は、図1に示す清掃具の清掃ヘッドの製造に好ましく用いられる金型の模式断面図である。
本発明の好ましい実施形態である清掃具1(以下「清掃具1」ともいう)は、図1に示すように、清掃ヘッド10と、該清掃ヘッド10の端部に連結される柄部12とを備える。
清掃具1は、例えば表裏一対の不織布からなる清掃シート3aを所定の箇所でシール止めして、中央部分に、清掃ヘッド10の袋状又は筒状の挿入装着部3bを形成した清掃部材3を、清掃ヘッド10に着脱交換可能に装着して用いられ、柄部12を手で把持して、清掃部材3を装着した清掃ヘッド10を被清掃面に接触させたり押し付けることにより、室内や車内等における清掃対象物に付着したごみ、ほこり、汚れ等を清掃部材3によって捕集するものである。なお、図1に示す清掃部材3の挿入装着部3bの開口部近傍部分には、係着切込み3cが形成されており、この係着切込み3cに、後述する隆起補強部19から上方に突出する係着突起18tを係着することにより、清掃部材3が清掃具1に装着された状態を保持する。また係着切込み3cと係着突起18tとの係着を解除することにより、清掃部材3から清掃ヘッド10を抜き取ることが可能になる。
清掃ヘッド10に装着する清掃部材としては、特開2008−6260号公報に記載のもの等を用いることもできる。
清掃具1における清掃ヘッド10は、図1(a)及び図2(a)に示すように、幅方向Yの中央部分に幅方向中央部分に長手方向Xに延びて形成された中央リブ部14と、該中央リブ部14を挟む両側それぞれに形成された側部平板状部分15s,15sとを有している。また、中央リブ部14は、清掃ヘッド10の後端側に、柄部12との連結部14aを形成する中空嵌合部16を備え、中空嵌合部16より前方に、側部平板状部分15s,15sから上面側に隆起する隆起部19aを有するとともに、中央リブ部14の下面から隆起部19aの頂部までの高さT〔図5及び図6(c)参照〕が、清掃ヘッド10の先端10b側に向けて漸次減少している隆起補強部19を形成している。従って、側部平板状部分15s,15sは、隆起補強部19の両側に位置する。
清掃ヘッド10においては、隆起補強部19及びその両側に位置する側部平板状部分15s,15sが、挿入装着部3bに挿入されて清掃部材3が装着される扁平状装着部15を形成しており、隆起補強部19の下面及び側部平板状部分15s,15sの下面が、扁平状装着部15に装着された清掃部材3を被清掃物に押し付け可能な一平面状の押し付け面を形成している。なお、中央リブ部14の下面は、隆起補強部19の下面を兼ねる。
中央リブ部14の隆起補強部19は、清掃部材3が装着される扁平状装着部15に所要の剛性を付与するものであるが、前述のように、中央リブ部14の下面から隆起部19aの頂部までの高さTが、清掃ヘッド10の先端10b側に向けて漸減しており、より詳細には、前記高さT及び隆起部19aの幅が、減少している。これにより、清掃ヘッド10は、隆起補強部19における中空嵌合部16に隣接する部位から、清掃ヘッド10の先端10b側に向けて、しなり易さが徐々に増大しており、これによって、しなり易い先端10b側部分のみの底面を押し付けたり、先端10bから連結部14a側部分との間の中間部分の底面を被清掃面に押し付けたりして、清掃ヘッド10の底面を被清掃面に押し付ける位置を任意に調整しながら、被清掃面を清掃できるようになっている。
また、本実施形態の清掃具1における清掃ヘッド10は、中央リブ部14を挟む両側に位置する側部平板状部分15s,15sに加えて、中央リブ部14の先端14bよりも更に清掃ヘッド10の先端10b側に延在する先端側平板状部分15aを有している。中央リブ部14が延在しない柔軟な先端側平板状部分15aを有することにより、清掃部材3を被清掃物に一層弱く押し当てての清掃等も可能となる。先端側平板状部分15aを有する本実施形態における清掃ヘッド10においては、扁平状装着部15が、隆起補強部19及びその両側に位置する側部平板状部分15s,15s並びに先端側平板状部分15aを含んでおり、一平面状の押し付け面が、それらの下面によって形成している。
清掃ヘッド10は、本実施形態では、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂による成形品であって、全体として例えば100〜200mm程度の長さを有するように形成されている。
中央リブ部14は、清掃ヘッド10の後端側、より詳細には、中央リブ部14における清掃ヘッド10の後端10a側の端部に、図5に示すように、内部が中空の中空嵌合部16を備えている。中空嵌合部16は、清掃ヘッド10の後端側に、柄部12との連結部14aを形成する。中空嵌合部16は、中空部の周囲の壁面の肉厚が、中央リブ部14の長手方向において略一定である。
中空嵌合部16は、清掃ヘッド10の長手方向Xにおける長さが、中央リブ部14の同方向の全長の好ましくは30%以上100%以下であり、より好ましくは50%以上90%以下である。
中空嵌合部16は、図3に示すように、清掃ヘッド10の長手方向Xにおける一端に挿入口16aを有している。一方、柄部12の先端部には、挿入口16aから中空嵌合部16の内部に挿入されて中空嵌合部16の内部に嵌合する挿入嵌合部21が形成されている。
図3(a)に示すように、中空嵌合部16は、挿入嵌合部21が挿入される挿入口16a側の端部の上壁部幅方向中央に切欠き部18aを有しており、柄部12における挿入嵌合部21は、図3(b)に示すように、中空嵌合部16に挿入されたときに切欠き部18aと嵌合する上部嵌合部23aを有している。
また、中空嵌合部16の内部に、内部に挿入された挿入嵌合部21を全周に亘って取り囲む第1嵌合部17〔図6(a)参照〕と、切欠き部18a部分において上面が開放されており、内部に挿入された挿入嵌合部21を切欠き部18a部分を除いて取り囲む第2嵌合部18〔図6(b)参照〕とを有している。
また、中央リブ部14は、挿入嵌合部21の挿入方向における第1嵌合部17よりも更に奥に、第1嵌合部17内の空間と連通しているが、挿入嵌合部21が挿入されない非挿入空間11を有している〔図6(c)参照〕。
より詳細に説明すると、中空嵌合部16の第1嵌合部17には、挿入嵌合部21の先端21a側に位置する第1部22が挿入される。図4(a)に示すように、本実施形態における挿入嵌合部21の第1部22の下面には、中空嵌合部16に嵌合した挿入嵌合部21の嵌合状態を安定化させるために係合凸部22bが形成され、第1嵌合部17の下面には、その係合凸部22bが係脱する係合孔14fが形成されている。また、図3(a)及び図4(b)に示すように、挿入嵌合部21の第1部22に凹部22cが形成されている。凹部22cは、挿入嵌合部21や、挿入嵌合部21を含む柄側連結部20を合成樹脂の射出成形により形成する際に必要な樹脂量を減らす観点、及び係合凸部22bを有する底部形成部22dを挟む両側にスリット22e,22eを形成して、係合凸部22bを有する底部形成部22dの弾性変形を容易とすることによって、係合凸部22bの係合孔14fへの係脱を容易にする観点から形成されている。凹部22cの形成により、第1部22には、凹部22cを挟んで対向する一対の側部形成部22s,22sが形成されている。一対の側部形成部22s,22sは、それぞれ第1部22の側部を形成している。スリット22e,22eにより側部形成部22sとの間が分断されて形成された底部形成部22dは、一部又は全体が、側部形成部22s,22sよりも下側に突出している。
このように、本実施形態における挿入嵌合部21の第1部22は、先端部22tを除く部分が、図6(a)に示すように、凹部22cを挟んで対向する一対の側部形成部22s,22sと、底部形成部22dとに分割されており、それらの全体からなる第1部22の周囲が、第1嵌合部17の内面によって囲まれている。
中空嵌合部16の第1嵌合部17は、図6(a)に示すように、側部平板状部分15sから立ち上がる一対の側壁部14s,14sと、側壁部14s,14sの上端部間を連結する上壁部14uと、上壁部14uと相対向する底面形成部14dとを有する。底面形成部14dは、第1嵌合部17における第1部22に臨む底面を形成するとともに、清掃ヘッド10の平坦な下面も形成している。
なお、本発明において、第1部22の一部(先端部22tを除く部分等)が、一対の側部形成部22s,22sと底部形成部22dのような複数部分に分割されていることは必須ではない。
中空嵌合部16の第2嵌合部18には、挿入嵌合部21の基端21b側に位置する第2部23が挿入される。本実施形態における第2部23は、第1部22よりも高さhが高く、第1部22の上面22aと第2部23の上面との間に段差dを有している。前述した上部嵌合部23aの先端部が、この段差d分、第1部22の上面22aから突出しており、該先端部が、切欠き18aの突き当り面18eに衝合する。
また、第2部23は、図4(b)に示すように、挿入嵌合部21の平面視における上部嵌合部23aを挟む両側それぞれに、上部嵌合部23aの側縁の位置より外方に張り出す側方張出部23s,23sを有している。
本実施形態においては、図4(a)、図6(a)及び図6(b)に示すように、第1嵌合部17及び第2嵌合部18に一対の溝部14m,14mが連続して形成されている。一対の溝部14m,14mは、それぞれ、中空嵌合部16内への挿入嵌合部21の挿入方向に沿って形成されており、挿入嵌合部21の両側部に、各溝部14mにスライド挿入される一対の凸条部23sが形成されている。本実施形態においては、溝部14mにスライド挿入される凸条部23sが、前述した第2部23における側方張出部23s,23sを形成している。本実施形態における一対の凸条部23sは、それぞれ、前述した側部形成部22sからなる第1部22の側部に形成された凸条部と、第2部23における側方張出部23sとが、挿入嵌合部21の長手方向に連続して形成されている。
本実施形態の清掃具1によれば、隆起補強部19の高さ及び幅、特に高さが、柄部12との連結部14aを形成する中空嵌合部16側から清掃ヘッド10の先端10b側に向けて減少していること、及び清掃ヘッド10の下面(裏面)が平坦であることによって、清掃部材3を装着した清掃ヘッド10の底面を被清掃面に押し付ける位置を任意に調整しながら、被清掃面を所望の押し圧で清掃できる。中央リブ部14は、図5に示すように、中空嵌合部16の第1嵌合部17の一部17Pを含めて、該一部より先端側の部分が、先端10b側に向かって漸減していることが一層好ましい。
しかも、清掃ヘッド10を大きくしならせて被清掃面を清掃した際には、清掃ヘッド10と柄部12とを連結部において屈曲させる力が働くが、本実施形態の清掃具1においては、挿入嵌合部21を嵌合させる中空嵌合部16に、挿入嵌合部21を異なる態様で支持する第1嵌合部17と第2嵌合部18とを有するため、切欠き部18aの先端部に応力が集中せず、応力を第1嵌合部17と第2嵌合部18の広い範囲に分散させて負担させることができる。そのため、清掃ヘッド10と柄部12との間に屈曲が生じる等の不都合が生じにくい。
斯かる効果が一層確実に奏されるようにする観点から、第2嵌合部18に挿入される第2部23の最大幅(張出部の先端どうし間の距離)Wbは、第2嵌合部18の切欠き部18aの幅Waの、好ましくは1.2倍以上、より好ましくは1.5倍以上であり、また、好ましくは3倍以下、より好ましくは2倍以下であり、また、好ましくは1.2倍以上3倍以下、より好ましくは1.5倍以上2倍以下である。
また同様の観点から、挿入嵌合部21は、第1嵌合部17内に挿入される部分である第1部22の長手方向の長さL1が、第2嵌合部18内に挿入される部分である第2部23の同方向の長さL2の、好ましくは1/3以上、より好ましくは1/2以上であり、更に好ましくは2/3以上であり、また好ましくは3以下、より好ましくは2以下であり、更に好ましくは3/2以下である。なお、挿入嵌合部21自体の長手方向の長さLは、好ましくは10mm以上50mm以下であり、より好ましくは10mm以上30mm以下である。
また同様の観点から、挿入嵌合部21は、第1嵌合部17内に挿入される部分である第1部22の長さL1が、切欠き部18aの幅Wa以上であることが好ましい。
また、本実施形態の清掃具1においては、前述したように、中央リブ部14は、第1嵌合部17よりも奥に、挿入嵌合部21が挿入されない非挿入空間11を有しているため、中央リブ部14に肉厚部分が生じることを防止でき、射出成形等による製造時に肉厚部分が収縮することにより意図しない凹凸や質感の変化部が生じて、見栄えが悪化することが防止される。
さらに、清掃ヘッド10と柄部12を組み立てた後は、非挿入空間11を囲む、肉厚を減肉した壁部が外部から見えることがなく、見栄えが良い。
また、前述した実施形態の清掃ヘッド10は、係着突起18tの裏側に、上面側に凸の断面形状に窪んだ窪み17cを有している。換言すれば、第1嵌合部17は、第2嵌合部18に隣接する部位に、挿入嵌合部21の第1部22の囲む壁面の上壁部14uにおける幅方向中央部に上方に向かって膨らんだ窪み17cを有している。中央リブ部14の幅方向に沿う窪み17cの幅Wc〔図3(b)参照〕は、前述した切欠き部18aの同方向の幅Wa〔図6(b)参照〕未満であり、好ましくは幅Waの2/3未満である。第1嵌合部17が、斯かる窪み17cを有する部位を第2嵌合部18の隣接部位に有することで、清掃ヘッド10と柄部12との間に一層屈曲が生じにくくなる。
上述した構成の清掃ヘッド10は、例えば、図8に示すように、一方向D1に開閉する一対の割型5A,5Bに加えて、前記一方向に直交する方向D2に進退する挿入型5Cを備えた金型でキャビティ5を形成することにより、射出成形により容易に製造することができる。清掃ヘッド10や、柄部12の柄側連結部20を射出成形する場合の合成樹脂としては、射出成形可能な各種の樹脂を特に制限なく用いることができ、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネイト、ナイロン、ポリアセタール、PET(ポリエチレンテレフタレート)等が挙げられる。
また、柄部12は、伸長しないものであっても良いし、公知の伸縮機構、例えば、特許文献1に記載の柄部の伸縮機構を用いて伸縮自在な柄部としても良い。
また、清掃ヘッド10に、中央リブ部14や中空嵌合部16を設けることによって、射出成型した清掃ヘッド10の裏面に、中央リブ部14や中空嵌合部16の輪郭に沿った凹部や質感の変形部が生じることがある。これによる見栄えの悪化を防止する観点から、清掃ヘッド10の裏面に、中央リブ部14や中空嵌合部16の輪郭に沿った溝4を形成することも好ましい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、隆起補強部は、幅や高さを直線状に連続して減少させる形状に形成されている必要は必ずしも無く、平面視した際の両側の側辺部や、側面視した際の上辺部を湾曲させながら、幅や高さを先端部側に向けて連続して減少させるものであっても良い。また、隆起補強部は、先端の幅が無くなるまで、先端部を鋭角に尖らせて形成する必要は必ずしもなく、例えば先端部を扁平状装着部の幅方向の面で平坦に、又は曲面状に面取りした形状を有していても良い。また、隆起補強部は、幅や高さを連続して減少させる形状に形成されている必要は必ずしも無く、幅や高さの減少していない部分を有していても良い。また、隆起補強部は、幅は一定のまま、高さのみを減少させる形状に形成しても良い。
また、第1嵌合部17は、中央リブ部14の長手方向Xの全域に亘って、前述した窪み17cを有していないものであっても良い。また、図2(b)及び図5には、清掃ヘッド10の底面に、装着した清掃部材3との間に滑りを生じさせにくくする小凸部15tを設けた場合を示してあるが、そのような小凸部15tは無くても良い。
1 清掃具
10 清掃ヘッド
11 非挿入空間
12 柄部
14 中央リブ部
14m 溝部
15 扁平状装着部
15a 先端側平板状部分
15s 側部平板状部分
16 中空嵌合部
16a 挿入口
17 第1嵌合部
18 第2嵌合部
18a 切欠き部
19 隆起補強部
19a 隆起部
20 柄側連結部
21 挿入嵌合部
22 第1部
23 第2部
23a 上部嵌合部
23s 凸条部(側方張出部)
5 清掃部材

Claims (6)

  1. 清掃部材が交換可能に装着される清掃ヘッドと該清掃ヘッドの端部に連結される柄部とを備えた清掃具であって、
    前記清掃ヘッドは、幅方向中央部分に長手方向に延びて形成された中央リブ部と、該中央リブ部を挟む両側それぞれに形成された側部平板状部分とを有しており
    前記清掃ヘッドは、合成樹脂製であり、前記清掃部材を装着した状態で下面を被清掃面に押し付けることにより長手方向に沿ってしならせることが可能であり、且つその先端側に向けて、しなり易さが徐々に増大しており、
    前記中央リブ部は、前記清掃ヘッドの後端側に中空嵌合部を備え、該中空嵌合部より前方に、前記側部平板状部分から上面側に隆起する隆起部を有するとともに、該中央リブ部の下面から該隆起部の頂部までの高さが、前記清掃ヘッドの先端側に向けて減少している隆起補強部を形成しており、
    前記柄部は、前記中空嵌合部の内部に挿入されて嵌合する挿入嵌合部を備えており、
    前記中空嵌合部は、前記挿入嵌合部が挿入される挿入口側端部の上壁部幅方向中央に切欠き部を有し、該挿入嵌合部は、該中空嵌合部に挿入されたときに前記切欠き部と嵌合する上部嵌合部を有しており、
    前記中空嵌合部の内部に、内部に挿入された挿入嵌合部を全周に亘って取り囲む第1嵌合部と、前記切欠き部部分において上面が開放されており、内部に挿入された挿入嵌合部を前記切欠き部部分を除いて取り囲む第2嵌合部とを有しており、
    前記挿入嵌合部は、第1嵌合部内に挿入される部分の長手方向の長さL1が、第2嵌合部内に挿入される部分の同方向の長さL2の1/2以上2倍以下であり、
    第1嵌合部は、第2嵌合部に隣接する部位の上壁部の幅方向の中央部に、第1嵌合部に挿入される部分の周囲を囲む壁面が上方に向かって膨らんだ窪みを有しており、該窪みは、前記清掃ヘッドの長手方向における後端側が開放されている、記載の清掃具。
  2. 前記中央リブ部は、前記挿入嵌合部の挿入方向における第1嵌合部よりも奥に、第1嵌合部内の空間と連通し、前記挿入嵌合部が挿入されない非挿入空間を有している、請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記窪みは、前記清掃ヘッドの幅方向に沿う幅が前記切り欠き部の同方向の幅未満である、請求項1又は2に記載の清掃具。
  4. 前記挿入嵌合部は、第1嵌合部内に挿入される部分の長さL1が、前記切欠き部の幅Wa以上である、請求項1〜3の何れか1項に記載の清掃具。
  5. 第1嵌合部及び第2嵌合部に一対の溝部が連続して形成されており、前記挿入嵌合部の両側部に、一対の該溝部にスライド挿入される一対の凸条部が形成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の清掃具。
  6. 前記清掃ヘッドは、前記中央リブ部の先端よりも更に該清掃ヘッドの先端側に延在する先端側平板状部分を有している、請求項1〜5の何れか1項に記載の清掃具。
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