JP6468061B2 - 自動変速機 - Google Patents
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Description
このため、自動変速機の軸線方向長さが長くなる上に、複数の摩擦クラッチが必要になる分だけ、自動変速機が大型化してしまう。
第2の高速用ギヤ列および第2の低速用ギヤ列を有し、前記第2の高速用ギヤ列または前記第2の低速用ギヤ列によって前記カウンタ軸から前記出力軸に動力を伝達する第2の副変速機構とを備えた自動変速機であって、前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列は、前記入力軸に回転自在に設置された高速入力ギヤと、前記カウンタ軸に固定され、前記高速入力ギヤに噛み合う第1の高速カウンタギヤとを含んで構成され、前記主変速機構は、前記カウンタ軸に回転自在に設置された複数の変速カウンタギヤと、前記複数の変速カウンタギヤに噛み合う複数の出力ギヤを有し、前記複数の出力ギヤが一体となるように連結されて前記出力軸に回転自在に設置された複合ギヤと、前記複数の変速カウンタギヤを選択して前記カウンタ軸に連結自在な第1のシフトスリーブとを含んで構成され、前記第1の副変速機構の前記第1の低速用ギヤ列は、前記入力軸に回転自在に設置された低速入力ギヤおよび前記低速入力ギヤに噛み合うようにして前記カウンタ軸に回転自在に設置され、前記複数の変速カウンタギヤの1つと連結された第1の低速カウンタギヤとを含んで構成され、前記第2の副変速機構の前記第2の高速用ギヤ列は、前記複数の変速カウンタギヤのうち、前記第1の低速カウンタギヤに一体に連結された第2の高速カウンタギヤと、前記複数の出力ギヤのうち、前記第2の高速カウンタギヤに噛み合う高速出力ギヤとを含んで構成され、前記第2の副変速機構の前記第2の低速用ギヤ列は、前記カウンタ軸に固定されて前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列に常時連結される第2の低速カウンタギヤと、前記第2の低速カウンタギヤと噛み合うとともに前記出力軸に回転自在に設置された低速出力ギヤとを備え、前記出力軸は、前記複合ギヤと前記低速出力ギヤとを前記出力軸に選択的に連結する第2のシフトスリーブを有し、最低速の変速段を含む低速走行用の変速段において、前記入力軸から前記第1の副変速機構の前記第1の低速用ギヤ列と前記第2の副変速機構の前記第2の高速用ギヤ列とを経て前記主変速機構に動力を伝達した後、前記主変速機構から前記カウンタ軸に動力を伝達し、次いで、前記第2の副変速機構の前記第2の低速用ギヤ列を経て前記出力部材に動力を伝達し、最高速の変速段を含む高速走行用の変速段において、前記入力軸から前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列を経て前記カウンタ軸に動力を伝達した後、前記カウンタ軸から前記主変速機構および前記出力軸を経て前記出力部材に動力を伝達するものから構成されている。
図1〜図11は、本発明に係る一実施の形態の自動変速機を示す図である。
図1において、自動車等の車両に搭載される自動変速機1は、前進8速、後進1速の変速段を有する。
カウンタ軸5には低速カウンタギヤ13が回転自在に設置されており、低速カウンタギヤ13は、低速入力ギヤ11に噛み合っている。
シフトスリーブ25、26は、変速段を1速〜8速およびリバースのいずれかに変速するときに、油圧が作用することにより、カウンタ軸5の軸線方向に移動する。具体的には、シフトスリーブ25、26は、運転者によって操作されるシフトレバーがドライブレンジにシフトされた状態において、予めスロットル開度と車速とをパラメータとして設定された変速マップに基づいて駆動される。これにより、変速段が低速の変速段から高速の変速段にシフトアップされ、または、高速の変速段から低速の変速段にシフトダウンされる。
シフトスリーブ25は、図1中、左側(Left)に移動すると、カウンタ軸5と変速カウンタギヤ18とを非連結とする。これにより、カウンタ軸5から変速カウンタギヤ18を介して出力ギヤ21に動力が伝達されない。
図3において、変速段を1速にする場合には、クラッチが低速用摩擦クラッチ15(LoW)に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が右側(Right)に移動する。さらに、シフトスリーブ26が中立位置に移動するとともに、シフトスリーブ30が右側に移動する。
図4において、変速段を2速にする場合には、クラッチが低速用摩擦クラッチ15に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が左側(Left)の中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ26が左側に移動するとともに、シフトスリーブ30が右側に移動する。
図5において、変速段を3速にする場合には、クラッチが低速用摩擦クラッチ15に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ26が右側に移動するとともに、シフトスリーブ30が右側に移動する。
図6において、変速段を4速にする場合には、クラッチが高速用摩擦クラッチ14(High)に切換えられるとともに、シフトスリーブ25、26が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ30が右側に移動する。
図7において、変速段を5速にする場合には、クラッチが低速用摩擦クラッチ15に切換えられるとともに、シフトスリーブ25、26が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ30が左側に移動する。
図8において、変速段を6速にする場合には、クラッチが高速用摩擦クラッチ14に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ26が右側に移動するとともに、シフトスリーブ30が左側に移動する。
図9において、変速段を7速にする場合には、クラッチが高速用摩擦クラッチ14に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ26が左側に移動するとともに、シフトスリーブ30が左側に移動する。
図10において、変速段を8速にする場合には、クラッチが高速用摩擦クラッチ14に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が右側に移動する。さらに、シフトスリーブ26が中立位置に移動するとともに、シフトスリーブ30が左側に移動する。
図11において、変速段をリバースにする場合には、クラッチが高速用摩擦クラッチ14に切換えられるとともに、シフトスリーブ25が中立位置に移動する。さらに、シフトスリーブ26、30が中立位置に移動する。
なお、本実施の形態の自動変速機1は、車両に搭載されているが、これに限定されるものではなく、船舶、鉄道車両等に適用されてもよく、これらに限定されるものでもない。
Claims (5)
- 駆動源の駆動軸からの動力が伝達される入力軸と、
前記入力軸と平行に設置されるカウンタ軸と、
前記入力軸および前記カウンタ軸と平行に設置され、出力部材に動力を伝達する出力軸と、
第1の高速用ギヤ列および第1の低速用ギヤ列を有し、前記第1の高速用ギヤ列または前記第1の低速用ギヤ列によって前記入力軸から前記カウンタ軸に動力を伝達する第1の副変速機構と、
前記カウンタ軸と前記出力軸との間に設置され、前記カウンタ軸と前記出力軸との間で動力を伝達する複数のギヤ列を有する主変速機構と、
第2の高速用ギヤ列および第2の低速用ギヤ列を有し、前記第2の高速用ギヤ列または前記第2の低速用ギヤ列によって前記カウンタ軸から前記出力軸に動力を伝達する第2の副変速機構とを備えた自動変速機であって、
前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列は、前記入力軸に回転自在に設置された高速入力ギヤと、前記カウンタ軸に固定され、前記高速入力ギヤに噛み合う第1の高速カウンタギヤとを含んで構成され、
前記主変速機構は、前記カウンタ軸に回転自在に設置された複数の変速カウンタギヤと、前記複数の変速カウンタギヤに噛み合う複数の出力ギヤを有し、前記複数の出力ギヤが一体となるように連結されて前記出力軸に回転自在に設置された複合ギヤと、前記複数の変速カウンタギヤを選択して前記カウンタ軸に連結自在な第1のシフトスリーブとを含んで構成され、
前記第1の副変速機構の前記第1の低速用ギヤ列は、前記入力軸に回転自在に設置された低速入力ギヤおよび前記低速入力ギヤに噛み合うようにして前記カウンタ軸に回転自在に設置され、前記複数の変速カウンタギヤの1つと連結された第1の低速カウンタギヤとを含んで構成され、
前記第2の副変速機構の前記第2の高速用ギヤ列は、前記複数の変速カウンタギヤのうち、前記第1の低速カウンタギヤに一体に連結された第2の高速カウンタギヤと、前記複数の出力ギヤのうち、前記第2の高速カウンタギヤに噛み合う高速出力ギヤとを含んで構成され、
前記第2の副変速機構の前記第2の低速用ギヤ列は、前記カウンタ軸に固定されて前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列に常時連結される第2の低速カウンタギヤと、前記第2の低速カウンタギヤと噛み合うとともに前記出力軸に回転自在に設置された低速出力ギヤとを備え、
前記出力軸は、前記複合ギヤと前記低速出力ギヤとを前記出力軸に選択的に連結する第2のシフトスリーブを有し、
最低速の変速段を含む低速走行用の変速段において、前記入力軸から前記第1の副変速機構の前記第1の低速用ギヤ列と前記第2の副変速機構の前記第2の高速用ギヤ列とを経て前記主変速機構に動力を伝達した後、前記主変速機構から前記カウンタ軸に動力を伝達し、次いで、前記第2の副変速機構の前記第2の低速用ギヤ列を経て前記出力部材に動力を伝達し、
最高速の変速段を含む高速走行用の変速段において、前記入力軸から前記第1の副変速機構の前記第1の高速用ギヤ列を経て前記カウンタ軸に動力を伝達した後、前記カウンタ軸から前記主変速機構および前記出力軸を経て前記出力部材に動力を伝達することを特徴とする自動変速機。 - 前記入力軸に、前記入力軸を前記高速入力ギヤに連結する高速用摩擦クラッチと、前記入力軸を前記低速入力ギヤに連結する低速用摩擦クラッチとを設け、
前記入力軸を前記駆動軸と平行に設置し、
前記カウンタ軸を前記駆動軸と同軸上に設置したことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。 - 前記第2の高速カウンタギヤを含んだ前記複数の変速カウンタギヤによって3つのギヤ列を構成し、この3つのギヤ列によって低速用の3つの変速段と高速用の3つの変速段とを構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動変速機。
- 低速用の1つの変速段から高速用の他の変速段に変速を行う際に、前記低速用摩擦クラッチを開放する一方で前記高速用摩擦クラッチを連結し、
前記主変速機構の前記第1のシフトスリーブを操作することを特徴とする請求項2に記載の自動変速機。 - 前記駆動源は、車両に搭載された内燃機関から構成され、
前記内燃機関は、前記車両の加速時に燃料を噴射するとともに前記車両の減速時に燃料の噴射を停止する燃料噴射装置を備え、
高速用の1つの変速段から低速用の他の変速段にシフトダウンする際に、前記高速用摩擦クラッチを開放する一方で前記低速用摩擦クラッチを連結することを特徴とする請求項2または請求項4に記載の自動変速機。
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JP2015095558A JP6468061B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015095558A JP6468061B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 自動変速機 |
Publications (3)
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JP2016211653A JP2016211653A (ja) | 2016-12-15 |
JP2016211653A5 JP2016211653A5 (ja) | 2018-02-15 |
JP6468061B2 true JP6468061B2 (ja) | 2019-02-13 |
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Family Applications (1)
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JP2015095558A Active JP6468061B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 自動変速機 |
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2015
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