JP6467207B2 - シートレール装置 - Google Patents

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本発明は、シートレール装置に関する。
スライドを規制するインターロック機構を有するシートレール装置において、跳ね上げ可能なシートクッションとシートスライド機構を備えた車両用シートにおいて、車両フロアに取付けられるロアレールと、前記ロアレール上を摺動自在に係合するアッパーレールと、同アッパーレール側に取り付けられるシートクッションと、前記シートクッションの側部に設けられた係合部材と、アッパーレール側に取り付けられ、ロアレール側に突出するスライドロックプレートを有する規制手段と、ロアレール側に設けられ、スライドロックプレートとの当接によりシートの移動を規制するレールロックプレートとを備え、シートクッションの跳ね上げ状態では、係合部材が規制手段に当接してスライドロックプレートをアッパレール側に変位させ、前記スライドロックプレートとレールロックプレートとの当接を回避させることによりシートクッションをスライド可能としたものが提案されている(特許文献1)。
しかし、このシートレール装置は、アッパーレール側にスライドロックプレートを作動させる機構が組み入れられているため、アッパーレール側に大きなスペースを必要とするという問題があった。
特開平7−304359号公報
本発明はかかる課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、アッパーレール側に大きなスペースを必要とすることなく、着座状態ではスライド位置を規制し、ウォークイン状態では大きく移動可能なシートレール装置を提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかるシートレール装置は、
車両用シートを前後に移動するためのシートレール装置において、
車両用シートが直接的又は間接的に取り付けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールを案内するためのロアレールと、を備え、
前記アッパーレールには、前記ロアレールの内壁面側に設けられた回転ローラと、前記回転ローラを内壁面側に付勢する付勢手段と、付勢された前記回転ローラを付勢方向と反対方向へ移動させる解除手段と、を有するリンク部材を備え、
前記ロアレールには、前記内壁面より外側に配置され、前記リンク部材が当接されて前記アッパーレールの移動を規制するストッパー片と、前記内壁面から回転ローラを導入するための回転ローラ導入片と、を有するストッパー部材を備えたことを特徴とする。
本発明にかかるシートレール装置によれば、アッパーレール側に当接部を設け、この当接部と当接するストッパー部材を設けることによって、当接部とストッパー部材が当接するという手段のみでアッパーレールが所定の位置以上の前方へ移動させることを防止することができる。一方で、当接部よりも前方へ移動したい場合には、リンク部材で当接部をストッパー部材と干渉しない位置まで移動させることで、アッパーレールを前方まで移動させることができる。
また、本発明にかかるシートレール装置において、前記回転ローラ導入片の導入片端部は、内壁面と同一面又は内壁面より外側に配置されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、回転ローラが内壁面からスムーズにストッパー部材へ移動することができる。また、逆に回転ローラがストッパー部材からスムーズに内壁面に移動することができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記回転ローラは、前記ロアレールのロア側面部の内壁面を押圧するものであり、前記ストッパー片及び前記回転ローラ導入片は、前記ロアレールのロア側面部に設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ロアレールの側面を利用してスライド位置を規制する規制機構を設けることができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記リンク部材は、前記回転ローラより上方に形成された軸支部を備え、前記軸支部を中心に回動させることによって、前記回転ローラを前記ロア側面部の内壁面及び前記ストッパー部材に当接可能であり、かつ前記回転ローラのローラ面が前記内壁面及びストッパー部材の両方に平行に配置されることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ローラのローラ面が常に当接する面と平行に移動するので、ローラの摩耗を低減することができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記回転ローラが前記ストッパー部材を移動するに際して、前記回転ローラのローラ面の角度変化に応じて、前記ストッパー部材の前記回転ローラ導入片が形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、さらにスムーズな回転ローラの移動を確保することができ、かつローラの摩耗を低減させることができる。
本発明にかかるシートレール装置によれば、アッパーレールに大きなスペースを必要とすることなく、着座状態ではスライド位置を規制し、ウォークイン状態では大きく移動可能なシートレール装置を提供することができる。
図1は、実施形態にかかるシートレール装置100を示す斜視図である。 図2は、実施形態にかかるシートレール装置100を前方から視た模式図である。 図3は、実施形態にかかるシートレール装置100の構成の概略を示す上面断面図であり、本発明に必要な主要な構成以外は省略されている。 図4は、実施形態にかかるシートレール装置100のストッパー部材30を示す斜視図である。 図5は、実施形態にかかるシートレール装置100のアッパーレール20を示す斜視図である。 図6は、実施形態にかかるシートレール装置100のリンク部材40を示す斜視図である。 図7は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態を説明するための上面説明図である。 図8は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態を説明するための上面説明図である。 図9は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態を説明するための上面説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、以下、特許請求の範囲及び明細書において、「前後」及び「上下」とは、図1の矢印の方向を示す。
本実施形態にかかるシートレール装置100は、車両用のシート(図示しない。)を前後方向にスライド可能に支持するものであり、車両用フロア(図示しない。)に固定されて使用されるものである。本実施形態にかかるシートレール装置100は、図1に示すように、主として、車両側に取り付けられるロアレール10と、車両用シートに直接的に又は間接的に取り付けられるアッパーレール20と、を備えている。
ロアレール10は、長尺のレール状の部材であり、図1及び図2に示すように、車両フロアに固定されるロア底面部11と、このロア底面部11の両側からそれぞれ立設された左右のロア側面部12、12と、この左右のロア側面部12から中央に向かって略水平にそれぞれ延設されたロア上面部13、13とを備えている。ロア底面部11、ロア側面部12及びロア上面部13によって囲まれた部分がアッパーレール20の案内部αを構成し、図2に示すように、この案内部αにアッパーレール20の移動用ローラ21等が配置され、アッパーレール20を前後方向へ移動させることができる。ロアレール10のロア側面部12の内壁面12aは、図2に示すように、下方から上方に向かって間隔が広くなるように傾斜して設けられている。
ロアレール10には、車両用シートに着座している状態において移動を防止する着座用のロック機構と、着座時に車両用シートの位置を調整する際に、必要以上に車両用シートが前へ移動することを防止する規制機構と、を備えている。
着座用のロック機構は、図3に示すように、ロック部材50と、ロアレール10のロック部材嵌合用孔71とからなる。ロック部材50は、複数のロック片51aを有するロック片部材51と、このロック片部材51を可動させるための可動部材(図示しない。)と、を備えている。一方、ロック部材嵌合用孔71は、ロアレール10のロア側面部12に長手方向に沿って複数形成されている。ロック部材50は、ロック片51aがロック部材嵌合用孔71に挿入する方向に付勢されており、ロック片51aがロック部材嵌合用孔71に挿入されているときは、車両用シートは固定され、前後に移動することはできない。この状態から着座している人が可動部材に連動しているレバー等を操作することによって、ロック片部材51が回動し、複数のロック片51aがロック部材嵌合用孔71から外れてロック状態が解除される。これにより、着座時に着座位置の調整を行なうことができる。
規制機構は、図3に示すように、ロアレール10側のストッパー部材30と、アッパーレール20側の解除用のリンク機構80とからなる。
ストッパー部材30は、図4に示すように、板状部材を折り曲げて作製されており、ロアレール10のロア底面部11に固定するストッパー底面部31と、ロアレール10のロア側面部12に配置されるストッパー側面部32とを有している。ストッパー底面部31は、長孔31aが形成されており、ロアレール10のロア底面部11に設けられた長孔15(図3参照)とリベット(図示しない。)等の固定手段でロアレール10に固定される。ストッパー側面部32は、ストッパー底面部31の端部から垂直に立設されて形成されており、ストッパー部材30がロアレール10に取り付けられた場合に、前方側の端部33aがロアレール10の内側に向くように垂直に屈曲して形成されたストッパー片33と、後方側に後述する回転ローラ41cが移動する回転ローラ導入片34と、その間にロアレール10の側面と平行に形成された平行側面部35とを有している。ストッパー片33は、アッパーレール20のリンク部材40の一部と当接して、それ以上前方へアッパーレール20が移動することを防止する機能を有する部分である。ストッパー片33の水平方向の長さは、図3に示したように、ストッパー片33の端部33aがロアレール10のロア側面部12の内壁面12aより内側に飛び出ないように作製される。回転ローラ導入片34は、ロアレール10の内側方向へ傾斜して形成された傾斜片34aとこの傾斜片34aの後端にロア側面部12の内壁面12aと略平行又はやや傾斜して設けられた導入片端部34bとを有している。導入片端部34bは、図3に示すように、ストッパー部材30がロアレール10に取り付けられた場合に、ロア側面部12の内壁面12aと同一面又は若干外側に配置されるように形成される。また、後述する回転ローラ41cが転がっていく際のローラ面42と平行となるように、ローラ面42の角度に合わせて上方側34cが下方側34dより外側に配置されるように斜めに形成するとよい。なお、ストッパー底面部31とストッパー側面部32には、補強のための補強リブ36を任意に設けても良い。
ストッパー部材30は、図1又は図3に示すように、ロアレール10の側面に形成されたストッパー部材用孔16にストッパー片33と回転ローラ導入片34が挿入されるようにロアレール10の外周側から取り付けられる。
アッパーレール20は、図5に示すように、上方に車両用シートを取り付けるためのシートレール(図示しない。)を取り付けるシートレール取付部材23と、ロアレール10の案内部αに配置されて前後方向に移動するための移動用ローラ21a及びがたつき防止用ローラ21bが設けられている。リンク機構80は、図6に示すように、車両用シート側や車両用シートから操作できる範囲に設けられた操作手段であるリンク作動レバー(図示しない。)に連動したシートケーブル45とシートケーブル45に連結されたリンク部材41と、このリンク部材41を軸支するリンク部材固定部43とを備えている。
シートケーブル45は、例えば、ウォークイン状態にする場合のように、車両用シートの背もたれを可倒した後に、大きく車両用シートを移動する際に使用するレバーと連結されている。シートケーブル45は、詳細は後述するが、規制状態の解除手段としての機能を有する。
リンク部材41は、シートケーブル45が固定されるシートケーブル固定部41aと、シートケーブル固定部41aの反対側に形成される当接部41bと、当接部41b近傍に設けられた回転ローラ41cと、これらを連結するアーム部41dと、シートケーブル45を引いた際に回転ローラ41cの位置を変更可能なように回転可能に軸支する軸支部41eと、リンク部材41を回転ローラ41cがロア側面部12の内壁面12aを押圧する方向へ付勢する付勢手段である付勢用バネ41hと、を有している。シートケーブル固定部41aは、シートケーブル45の先端に設けられた塊を導入して引っ掛けられるように一部のみ塊が挿入可能な大きさの孔が形成された溝からなり、孔を介して塊を挿入することで、シートケーブル45を引いた場合にのみ、力がリンク部材41に伝わるようにされている。当接部41bは、ストッパー部材30のストッパー片33に当接してアッパーレール20を前方に移動することを規制するためのものであり、リンク部材41の最下端を形成する最下端部41fから前方へ延出して形成される。回転ローラ41cは、最下端部41fの上面に最下端部41fの端面41gよりも延出するように設置される。軸支部41eは、シートケーブル45を引いた際に、回転ローラ41cがロアレール10の内側方向(矢印)に移動可能な位置に設けられ、この軸支部41eには前述した付勢用バネ41hが設けられており、回転ローラ41cは、矢印とは反対方向、すなわち、ロアレール10の内壁面12aを押圧する方向に付勢されている。
こうして作製されたリンク部材41は、リンク部材固定部43によってリンク部材41の軸支部41eを支持すると同時にアッパーレール20に取り付けられる。アッパーレール20に取り付けられたリンク部材41は、アッパーレール20とロアレール10が一体となった状態の際に、着座状態で最前の位置以外の場所にアッパーレール20がある場合には、図2に示すように、回転ローラ41cが傾斜しているロア側面部12の内壁面12aにローラ面42が略平行となるように押圧した状態で配置される。
こうして作製されたシートレール装置100は、以下のように作動する。まず、通常の着座において、なんらの操作をしていない場合は、ロック部材50がロック部材嵌合用孔71と嵌合しているため、前後にアッパーレール20が移動することはない。すなわち、車両用シートは固定されていることになる。この状態で、着座状態での移動を可能にするために、ロック部材50のロックを解除することで、着座した状態で車両用シートが前後に移動可能になる。このとき回転ローラ41cは、ロアレール10のロア側面部12の内壁面12aを押圧しつつ転がることになる。そして、前方へ移動していくと、図7に示すように、回転ローラ41cがストッパー部材30に到達すると回転ローラ導入片34の内側面に沿って転がっていく。この際に回転ローラ導入片34は、ロアレール10の内壁面12aとの間に同一平面又は若干低いわずかな段差しか設けられていないので、スムーズに移動することができる。また回転ローラ42cは、上方側で軸支されているので、回転ローラ導入片34の内側面に沿って転がって行きつつ、ロアレール10のロア側面部12の外側へ移動していく。この移動にともなって回転ローラ42cのローラ面42は角度を徐々に変更していくことになる。しかし、回転ローラ導入片34は、回転ローラ41cのローラ面42と平行となるように傾斜して設けられているので、スムーズに移動可能であるとともに、ローラ面42が常にストッパー部材30に平行に当接するので、ローラ面42の摩耗を低減することができる。さらに、前方へ押し出すことで、ストッパー側面部32に当接しながら転がり、所定の距離以上前方へ移動すると、図8に示すように、回転ローラ41cは、リンク部材41の当接部41bがストッパー部材30のストッパー片33に当接してアッパーレール20がこれ以上前方へ移動することが規制される。すなわち、着座時において車両用シートがそれ以上前方へ移動することが防止される。なお、この状態のときは、回転ローラ41cのローラ面42及びストッパー側面部32の平行側面部35は、いずれも垂直面をなしている。
そして、例えば、ウォークインの状態を確保するためにさきほどの位置よりもさらに大きく前方へ車両用シートを移動させたい場合は、車両用シートの背もたれの可倒と連動したレバーを操作することによって、背もたれの可倒に連動してシートケーブル45が引かれる。すると、図9に示すように、リンク部材41(図6の矢印の方向へ)が回動して、回転ローラ41cはロアレール10のロア側面部12の内壁面12aより内側に配置される。この状態では、当接部41bは、ストッパー片33から解除されアッパーレール20(車両用シート)を大きく前方へ移動することができる。すなわち、ウォークイン等の大きなスペースを車両用シートの後方へ確保することができる。
一方、ウォークイン状態の位置から着座位置まで車両用シートを戻す場合には、車両用シートの背もたれを起こすことによって、リンク部材41は開放され、付勢力によって回転ローラ41cがロアレール10の側面を押圧する。この状態で車両用シートを後方に移動すると、回転ローラ41cは、ストッパー部材30の前方側でロアレール10のロア側面部12の内壁面12aを転がりつつ移動する。すると、ストッパー部材30で回転ローラ41cが図8に示したように、ストッパー部材30の平行側面部35に当接した状態になる。この状態からさらにアッパーレール20を後方に移動すると、回転ローラ41cは回転ローラ導入片34を転がる。回転ローラ導入片34の端部は、ほぼロア側面部12の内壁面12aと同一平面又はわずかな段差しかないので、そのままアッパーレール20を後方へ移動させることにより、回転ローラ41cは、ロア側面部12の内壁面12aに移動し、内壁面12a当接した状態で転がりながら移動し、車両用シートは、元の位置に復帰する。
このように本実施形態にかかるシートレール装置100は、着座時に誤って必要以上に大きく前方へ移動させる力を加えたとしても、ストッパー部材30で規制され、それ以上前へ移動することを防止することができるインターロック機構として機能させることができる。
また、解除する場合には、シートケーブル45を引くという操作のみでロック機構を解除することができる。また、シートケーブル45を緩めることで自動的に回転ローラ41cを元の位置に復帰することができる。
また、本発明のシートレール装置100の規制機構は、ロアレール10側のストッパー部材30と、アッパーレール20側の解除用のリンク機構80のみであるので、コンパクトにシートレール装置100に組み込むことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
本実施形態においては、ストッパー部材30での規制のためにリンク部材41に当接部41bを設けたが、図に示すように、回転ローラ41c自体を最下端部41fより前方へ延出して設けて、当接部として使用してもよい。
また、本実施形態においては、ウォークイン状態と着座時の車両用シートの位置による規制としたが、これに限定するものではなく、車両用シートの位置を所定の範囲で規制したい様々な場合に応用することができる。
上述した実施形態で示すように、自動車用シートを取り付けるためのシートレール装置として、産業上利用可能である。
10…ロアレール、11…ロア底面部、12…ロア側面部、12a…内壁面、13…ロア上面部、15…長孔、16…ストッパー部材用孔、20…アッパーレール、21a…移動用ローラ、21b…がたつき防止用ローラ、23…シートレール取付部材、30…ストッパー部材、31…ストッパー底面部、31a…長孔、32…ストッパー側面部、33…ストッパー片、33a…端部、34…回転ローラ導入片、34a…傾斜片、34b…導入片端部、34c…上方側、34d…下方側、35…平行側面部、36…補強リブ、40…リンク部材、41…リンク部材、41a…シートケーブル固定部、41b…当接部、41c…回転ローラ、41d…アーム部、41e…軸支部、41f…最下端部、41g…端面、41h…付勢用バネ、42…ローラ面、42c…回転ローラ、43…リンク部材固定部、45…シートケーブル、45a…塊、50…ロック部材、51…ロック片部材、51a…ロック片、52…可動部材、71…ロック部材嵌合用孔、80…リンク機構、100…シートレール装置

Claims (5)

  1. 車両用シートを前後に移動するためのシートレール装置において、
    車両用シートが直接的又は間接的に取り付けられるアッパーレールと、
    前記アッパーレールを案内するためのロアレールと、を備え、
    前記アッパーレールには、前記ロアレールの内壁面側に設けられた回転ローラと、前記回転ローラを内壁面側に付勢する付勢手段と、付勢された前記回転ローラを付勢方向と反対方向へ移動させる解除手段と、を有するリンク部材を備え、
    前記ロアレールには、前記内壁面より外側に配置され、前記リンク部材が当接されて前記アッパーレールの移動を規制するストッパー片と、前記内壁面から回転ローラを導入するための回転ローラ導入片と、を有するストッパー部材を備えたことを特徴とするシートレール装置。
  2. 前記回転ローラ導入片の導入片端部は、内壁面と同一面又は内壁面より外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシートレール装置。
  3. 前記回転ローラは、前記ロアレールのロア側面部の内壁面を押圧するものであり、

    前記ストッパー片及び前記回転ローラ導入片は、前記ロアレールのロア側面部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートレール装置。
  4. 前記リンク部材は、前記回転ローラより上方に形成された軸支部を備え、
    前記軸支部を中心に回動させることによって、前記回転ローラを前記ロア側面部の内壁面及び前記ストッパー部材に当接可能であり、
    かつ前記回転ローラのローラ面が前記内壁面及び前記ストッパー部材の両方に平行に配置されることを特徴とする請求項3に記載のシートレール装置。
  5. 前記回転ローラが前記ストッパー部材を移動するに際して、前記回転ローラのローラ面の角度変化に応じて、前記ストッパー部材の前記回転ローラ導入片が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシートレール装置。
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