JP6466275B2 - フェーズドアレーアンテナ - Google Patents
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1)2個のアンテナ素子900−1,900−2と、
2)周波数fRの無変調連続波を生成する第1発振器960と、
3)第1発振器960の出力を2等分配する第1分配器950と、
4)第1分配器950の2個の出力のそれぞれが2個のアンテナ素子900−1,900−2のうち対応するアンテナ素子に対応する位相θ1,θ2を持つように(つまり、第1分配器950の一方の出力が、これに対応する一方のアンテナ素子900−1に対応する位相θ1を持ち、第1分配器950の他方の出力が、これに対応する他方のアンテナ素子900−2に対応する位相θ2を持つように)、第1分配器950の2個の出力のそれぞれの位相を制御する2個の可変移相器940−1,940−2と(この例では、可変移相器940−1が、第1分配器950の一方の出力の位相を位相θ1に移相する制御を行い、可変移相器940−2が、第1分配器950の他方の出力の位相を位相θ2に移相する制御を行う)、
5)2個のアンテナ素子900−1,900−2のそれぞれに対応する位相θ1,θ2(一方のアンテナ素子900−1に対応する位相はθ1であり、他方のアンテナ素子900−2に対応する位相はθ2である)を持つ2個の搬送波(つまり、2個の可変移相器940−1,940−2の出力)を用いて、2個のアンテナ素子900−1,900−2に対応する2個の入力信号の変調または復調を行う信号変換部と(この例では、当該信号変換部は、2個の信号変換器920−1,920−2で構成されており、一方の信号変換器920−1が、一方のアンテナ素子900−1に対応する入力信号の変調または復調を行い、他方の信号変換器920−2が、他方のアンテナ素子900−2に対応する入力信号の変調または復調を行う)、
6)2個の増幅器910−1,910−2と、
7)第3分配器930と
を含んでいる。
第3分配器930は入力されたベースバンド信号を2等分配する。第3分配器930の2個の出力が、信号変換器920−1,920−2に入力される上記「2個の入力信号」に相当する。つまり、第3分配器930のk番目の出力は、k番目の信号変換器920−kに入力される。これ以降、kは1以上N以下の各整数を表すとする。また、一方の増幅器910−1は、一方の信号変換器920−1の出力を増幅する。一方の増幅器910−1の出力は、一方のアンテナ素子900−1に供給される。他方の増幅器910−2は、他方の信号変換器920−2の出力を増幅する。他方の増幅器910−1の出力は、他方のアンテナ素子900−1に供給される。
一方の増幅器910−1は、一方のアンテナ素子900−1からの信号を増幅する。一方の増幅器910−1の出力は、一方の信号変換器920−1の上記「2個の入力信号」の一方の入力信号に相当する。他方の増幅器910−2は、他方のアンテナ素子900−2からの信号を増幅する。他方の増幅器910−2の出力は、他方の信号変換器920−2の上記「2個の入力信号」の他方の入力信号に相当する。第3分配器930は2個の信号変換器920−1,920−2の出力を合成してベースバンド信号を出力する。なお、第3分配器930は、通常、合成器としての機能を持つ(第3分配器を第3合成器と呼称しても差し支えない)。
1)N個(ただし、Nは2以上の予め定められた整数とする)のアンテナ素子と、
2)フェーズドアレーアンテナの搬送波の周波数よりも低い周波数(設計仕様によるが、例えば、フェーズドアレーアンテナの搬送波の周波数の20分の1〜2分の1程度や、1GHz未満の周波数を例示できる)を持つ第1ローカル信号を生成する第1発振器と、
3)第1ローカル信号をN等分配すると共に、N等分配された第1ローカル信号のそれぞれがN個のアンテナ素子のうち対応するアンテナ素子に対応する位相を持つように、N個の第1ローカル信号のそれぞれの位相を制御する位相制御部と(ただし、ここでの「共に」は、第1ローカル信号をN等分配した「後に」位相を制御する場合と、第1ローカル信号をN等分配する「過程で」位相を制御する場合とを含むことを含意する)、
4)第1ローカル信号の周波数よりも高い周波数(この「高い周波数」は、「高い周波数」と第1ローカル信号の周波数との周波数混合によってフェーズドアレーアンテナの搬送波の周波数が得られる周波数である)を持つ第2ローカル信号を生成する信号生成部と、
5)位相制御部からのN個の出力のそれぞれと、第2ローカル信号と、の周波数混合を行い、フェーズドアレーアンテナのN個の搬送波を生成する搬送波生成部と、
6)N個のアンテナ素子のそれぞれに対応する位相を持つN個の搬送波(つまり、搬送波生成部が生成したN個の搬送波である)を用いて、N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号の変調または復調、あるいは、N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号が搬送波の周波数よりも低い変調信号または搬送波の周波数よりも高い復調信号の場合に当該N個の入力信号の周波数変換を行う信号変換部と、
を含む、と理解することも可能である。
このようなフェーズドアレーアンテナの第1実施形態(図1〜図7を参照。ただし、図1〜図7ではN=2の場合を例示している。また、これ以降、iは1以上N以下の各整数を表すとする)は、
1)N個のアンテナ素子900−iと、
2)フェーズドアレーアンテナの搬送波の周波数fcよりも低い周波数fL(周波数fLとして、周波数fcの20分の1〜2分の1程度や、1GHz未満の周波数を例示できる)を持つ無変調連続波である第1ローカル信号を生成する第1発振器960と、
3)第1ローカル信号をN等分配すると共に、N等分配された第1ローカル信号のそれぞれがN個のアンテナ素子900−iのうち対応するアンテナ素子に対応する位相θaiを持つように(つまり、N個の第1ローカル信号のうちk番目の第1ローカル信号が、これに対応するk番目のアンテナ素子900−kに対応する位相θakを持つように)、N個の第1ローカル信号のそれぞれの位相を制御する位相制御部10Aと、
4)第1ローカル信号の周波数fLよりも高い周波数fH(周波数fHは、周波数fHと第1ローカル信号の周波数fLとの周波数混合によって搬送波の周波数fcが得られる周波数である)を持つ無変調連続波である第2ローカル信号を生成する信号生成部10Bと、
5)位相制御部10AからのN個の出力のそれぞれと、第2ローカル信号と、の周波数混合を行い、フェーズドアレーアンテナのN個の搬送波を生成する搬送波生成部と(図1〜図7の各例では、当該搬送波生成部は、N個のミキサ(あるいはデジタル周波数変換器)120−iとN個のバンドパスフィルタ(図示せず)とで構成されており、k番目のミキサ120−kが、位相制御部10Aからのk番目の出力(位相θakを持つ)と第2ローカル信号との周波数混合を行い(この際、信号生成部10Bからk番目のミキサ120−kに入力される第2ローカル信号の位相δkによって位相θkが得られる)、k番目のバンドパスフィルタがk番目のミキサ120−kの出力を入力としてフェーズドアレーアンテナの搬送波の周波数fcの帯域を通過させる)、
6)N個のアンテナ素子900−iのそれぞれに対応する位相θi(k番目のアンテナ素子900−kに対応する位相はθkである)を持つN個の搬送波(つまり、搬送波生成部が生成したN個の搬送波である)を用いて、N個のアンテナ素子900−iに対応するN個の入力信号の変調または復調、あるいは、N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該N個の入力信号の周波数変換を行う信号変換部と(この例では、当該信号変換部は、N個の信号変換器920−iで構成されており、k番目の信号変換器920−kが、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号の変調または復調、あるいは、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該k番目の入力信号の周波数変換を行う)、
7)N個の増幅器910−iと、
8)第3分配器930と
を含んでいる。
また、この構成では、記載上、1個の分配器を含む構成でありながら敢えて「第3分配器」との呼称を用いている理由は、フェーズドアレーアンテナ99との対比をし易くするためである。
第3分配器930は入力されたベースバンド信号をN等分配する。第3分配器930のN個の出力が、N個の信号変換器920−iに入力される上記「N個の入力信号」に相当する。つまり、第3分配器930のk番目の出力は、k番目の信号変換器920−kに入力される。また、k番目の増幅器910−kは、k番目の信号変換器920−kの出力を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目のアンテナ素子900−kに供給される。
k番目の増幅器910−kは、k番目のアンテナ素子900−kからの信号を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目の信号変換器920−kの上記「N個の入力信号」のk番目の入力信号に相当する。第3分配器930はN個の信号変換器920−iの出力を合成してベースバンド信号を出力する。なお、第3分配器930は、通常、合成器としての機能を持つ(第3分配器を第3合成器と呼称しても差し支えない)。
図1を参照して実施例1のフェーズドアレーアンテナ1を説明する。
図1に示すフェーズドアレーアンテナ1は、第1実施形態のフェーズドアレーアンテナにおいて、位相制御部10Aが、第1ローカル信号をN等分配する第1分配器950と、第1分配器950からのN個の出力のそれぞれの位相を制御するN個の可変移相器940−iとで構成されており、信号生成部10Bが、第2ローカル信号を生成する第2発振器100と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110と、で構成されている特徴を持つ(ただし、図1に示す例ではN=2である)。可変移相器940−iとして、例えば電気長の異なる複数の伝送線路のうち一つの伝送線路をスイッチ等で選択する機構を採用することができる。
図2を参照して実施例2のフェーズドアレーアンテナ2を説明する。
図2に示すフェーズドアレーアンテナ2は、第1実施形態のフェーズドアレーアンテナにおいて、位相制御部10Aが、N入力N出力のバトラーマトリックス回路130と、第1ローカル信号が入力されるバトラーマトリックス回路130のN個の入力端子のいずれかを選択する1極N投スイッチ140とで構成されており(第1ローカル信号は、1極N投スイッチ140で選択されたバトラーマトリックス回路130の一つの入力端子に入力される)、信号生成部10Bが、第2ローカル信号を生成する第2発振器100と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110と、で構成されている特徴を持つ(ただし、図2に示す例ではN=2である)。バトラーマトリックス回路は周知であるからその構成等の説明を省略する。通常、バトラーマトリックス回路の入力端子の選択に応じてバトラーマトリックス回路130のN個の出力間の位相差は異なるので、入力端子の選択に応じてビーム方向を変更することができる。
図3を参照して実施例3のフェーズドアレーアンテナ3を説明する。
図3に示すフェーズドアレーアンテナ3は、第1実施形態のフェーズドアレーアンテナにおいて、位相制御部10Aが、第1ローカル信号をN+1等分配する第1分配器951と、当該第1分配器951からのN+1個の出力のうちN個の出力のそれぞれの位相を制御するN個の可変移相器940−iとで構成されており(k番目の可変移相器940−kは、N+1個の出力のうちk番目の出力の位相を制御する)、信号生成部10Bが、第1分配器951からのN+1個の出力のうち1個の出力(つまり、N+1番目の出力)の周波数を逓倍して第2ローカル信号を得る逓倍器150と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110とで構成されている特徴を持つ(ただし、図3に示す例ではN=2である)。可変移相器940−iとして、例えば電気長の異なる複数の伝送線路のうち一つの伝送線路をスイッチ等で選択する機構を採用することができる。
図4を参照して実施例4のフェーズドアレーアンテナ4を説明する。
図4に示すフェーズドアレーアンテナ4は、第1実施形態のフェーズドアレーアンテナにおいて、さらに第1ローカル信号を2等分配する第1分配器160を含み、位相制御部10Aが、N入力N出力のバトラーマトリックス回路130と、第1ローカル信号が入力されるバトラーマトリックス回路130のN個の入力端子のいずれかを選択する1極N投スイッチ140とで構成されており(第1分配器160からの出力のうち一方の出力である第1ローカル信号は、1極N投スイッチ140で選択されたバトラーマトリックス回路130の一つの入力端子に入力される)、信号生成部10Bが、第1分配器160からの出力のうち他方の出力の周波数を逓倍して第2ローカル信号を得る逓倍器150と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110とで構成されている特徴を持つ(ただし、図4に示す例ではN=2である)。既述のように、バトラーマトリックス回路の入力端子の選択に応じてバトラーマトリックス回路130のN個の出力間の位相差は異なるので、入力端子の選択に応じてビーム方向を変更することができる。
図5を参照して実施例5のフェーズドアレーアンテナ5を説明する。
実施例1〜4はそれぞれアナログ回路で移相制御を行っていたが、実施例5ではデジタル回路で移相制御を行う。
また、位相制御部10Aは、第1ローカル信号をN等分配する第1分配器950と、第1分配器950からのN個の出力のそれぞれのクロック位相を制御するN個の可変遅延器171−iと、N個の可変遅延器171−iの出力を無変調連続波に変換するN個のバンドパスフィルタ170−iとで構成されている。
信号生成部10Bは、アナログ信号である第2ローカル信号を生成する第2発振器100と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110と、で構成されている。
ただし、図5に示す例ではN=2である。
図6を参照して実施例6のフェーズドアレーアンテナ6を説明する。
実施例1〜4はそれぞれアナログ回路で移相制御を行っていたが、実施例6ではデジタル回路で移相制御を行う。
また、第2発振器100は、実施例1〜4と異なり、クロック信号である第2ローカル信号を生成するクロック発振器である。
位相制御部10Aは、第1ローカル信号をN等分配する第1分配器950と、第1分配器950からのN個の出力のそれぞれのクロック位相を制御するN個の可変遅延器171−iとで構成されている。
信号生成部10Bは、第2ローカル信号を生成する第2発振器100と、第2ローカル信号をN等分配する第2分配器110とで構成されている。
さらに、フェーズドアレーアンテナ6は、N個のデジタル周波数変換器120−iと、N個のデジタル周波数変換器120−iの出力を無変調連続波に変換するN個のバンドパスフィルタ170−iとを含んでいる。
ただし、図6に示す例ではN=2である。
第1実施形態のフェーズドアレーアンテナによると、移相器として可変移相器を用いた場合は勿論のこと、固定移相器を用いた場合であっても、第2ローカル信号の周波数fHに応じてフェーズドアレーアンテナのビーム方向を変えることができる。以下、このことを、理解のし易さの観点からN=2の場合を例に図1を参照して説明するが、ここでの説明の理はN=2以外の場合にも、また、図1の構成以外の場合にも、妥当する。また、ここでの説明では、図1のフェーズドアレーアンテナ1は可変移相器940−1,940−2に替えて固定移相器940−1,940−2を用いるとする(便宜上、同じ参照符号を用いている)。
上述の説明から理解できるように、伝送線路のような固定移相器の出力の間の位相差をゼロとするためには第1ローカル信号の周波数fLを0[Hz]とする必要があり、この場合、適切な位相を持った搬送波の生成が困難となる。また、固定移相器の出力の間の位相差をゼロの近傍に設定したい場合には、上側側波帯の信号の周波数fH+fLと下側側波帯の信号の周波数fH−fLが周波数軸上でともに搬送波の周波数fcに隣接することになり、搬送波の周波数fcに設定されなかった側波帯の無変調連続波を、周波数fcを中心周波数とするフィルタで除去することが困難となる。
上述の実施例7では、N個の固定移相器115−iの移相量を、上側側波帯の信号の周波数が搬送波の周波数と一致する場合を前提に設定したため、搬送波間の位相差が、
上側側波帯の信号の周波数が搬送波の周波数と一致する場合:+30度〜0度の範囲
下側側波帯の信号の周波数が搬送波の周波数と一致する場合:-45度〜-30度までの範囲
で変更可能であるものの、変更範囲が対称にならない。そこで、図8を参照して、実施例7の変形例として、上側側波帯の信号の周波数が搬送波の周波数と一致する場合と下側側波帯の信号の周波数が搬送波の周波数と一致する場合の両者にまたがって、搬送波間の位相差の変更範囲が対称となるフェーズドアレーアンテナ8を説明する。なお、ここでは、実施例7とその変形例とで異なる技術事項について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態においてアンテナ素子間の位相差の精度を向上させる実施形態である。図9を参照して第2実施形態のフェーズドアレーアンテナ9を説明する。ただし、図9はN=2の場合を例示している。フェーズドアレーアンテナ9は実施例1のフェーズドアレーアンテナ1に位相差測定器などを付加した構成を持っているが、フェーズドアレーアンテナ9が実施例2〜7のいずれかのフェーズドアレーアンテナに位相差測定器などを付加した構成を持つことも妨げられない。
k番目の第2信号変換器204−kは、第4分配器201の残りのN個の出力のうちk番目の出力で、k番目の第1方向性結合器202−kによって分配されたk番目のミキサ120−kの出力を変調して参照信号を出力する。
k番目の位相差測定器205−kは、k番目の第2信号変換器204−kが出力した参照信号と、k番目の第2方向性結合器203−kによって分配されたk番目のアンテナ素子120−kから/への信号との位相差を測定し(ただし、フェーズドアレーアンテナ9が送信機として機能する場合は「への」を読み、フェーズドアレーアンテナ9が受信機として機能する場合は「から」を読むとする)、この位相差を表す情報を出力する。
k番目の位相制御器206−kは、k番目の位相差測定器205−kが出力した情報に基づいて、アンテナ素子間の位相差が所望の位相差となるようにk番目の可変移相器940−kの移相量を調整する制御を行う。
上述の第1実施形態のフェーズドアレーアンテナはN個のミキサ(あるいはデジタル周波数変換器)120−iを用いて構成されていたが、以下、ミキサ(あるいはデジタル周波数変換器)を用いないで構成されたフェーズドアレーアンテナを参考形態として説明する。
第1参考形態のフェーズドアレーアンテナ10(図10を参照。ただし、図10ではN=2の場合を例示している)は、
1)N個のアンテナ素子900−iと、
2)フェーズドアレーアンテナ10の搬送波の周波数fcよりも低い周波数fL(周波数fLとして、周波数fcの20分の1〜2分の1程度や、1GHz未満の周波数を例示できる)を持つ無変調連続波である第1ローカル信号を生成する第1発振器960と、
3)第1ローカル信号をN等分配すると共に、N等分配された第1ローカル信号のそれぞれがN個のアンテナ素子900−iのうち対応するアンテナ素子に対応する位相θaiを持つように(つまり、N個の第1ローカル信号のうちk番目の第1ローカル信号が、これに対応するk番目のアンテナ素子900−kに対応する位相θakを持つように)、N個の第1ローカル信号のそれぞれの位相を制御する位相制御部10Aと(図10に示す例では、位相制御部10Aは、第1ローカル信号をN等分配する第1分配器950と、第1分配器950からのN個の出力のそれぞれの位相を制御するN個の可変移相器940−iとで構成されている)、
4)位相制御部10AからのN個の出力のそれぞれの周波数を逓倍してN個の搬送波を得る逓倍部と(図10に示す例では、当該逓倍部は、N個の逓倍器150−iで構成されており、k番目の逓倍器150−kは、k番目の可変移相器940−kの周波数を逓倍して、フェーズドアレーアンテナ10の搬送波の周波数fcと位相θkを持つ搬送波を出力する)、
5)N個のアンテナ素子900−iのそれぞれに対応する位相θi(k番目のアンテナ素子900−kに対応する位相はθkである)を持つN個の搬送波(つまり、逓倍部が生成したN個の搬送波である)を用いて、N個のアンテナ素子900−iに対応するN個の入力信号の変調または復調、あるいは、N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該N個の入力信号の周波数変換を行う信号変換部と(この例では、当該信号変換部は、N個の信号変換器920−iで構成されており、k番目の信号変換器920−kが、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号の変調または復調、あるいは、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該k番目の入力信号の周波数変換を行う)、
6)N個の増幅器910−iと、
7)第3分配器930と
を含んでいる。
また、この構成では、記載上、2個の分配器を含む構成でありながら敢えて「第3分配器」との呼称を用いている理由は、フェーズドアレーアンテナ99との対比をし易くするためである。
第3分配器930は入力されたベースバンド信号をN等分配する。第3分配器930のN個の出力が、N個の信号変換器920−iに入力される上記「N個の入力信号」に相当する。つまり、第3分配器930のk番目の出力は、k番目の信号変換器920−kに入力される。また、k番目の増幅器910−kは、k番目の信号変換器920−kの出力を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目のアンテナ素子900−kに供給される。
k番目の増幅器910−kは、k番目のアンテナ素子900−kからの信号を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目の信号変換器920−kの上記「N個の入力信号」のk番目の入力信号に相当する。第3分配器930はN個の信号変換器920−iの出力を合成してベースバンド信号を出力する。なお、第3分配器930は、通常、合成器としての機能を持つ(第3分配器を第3合成器と呼称しても差し支えない)。
第1参考形態の変形例のフェーズドアレーアンテナ11(図11を参照。ただし、図11ではN=2の場合を例示している)では、デジタル回路で移相制御が行われる。第1参考形態と異なる点について説明する。
図9に示すフェーズドアレーアンテナ11において、第1発振器960は、第1参考形態と異なり、フェーズドアレーアンテナ11の搬送波の周波数fcよりも低い周波数fLを持つクロック信号である第1ローカル信号を生成するクロック発振器である。また、N個の逓倍器150−iはそれぞれデジタル回路で構成されている。N個の逓倍器150−iからのN個の出力はそれぞれ図示しないバンドパスフィルタによってアナログ信号の無変調連続波である搬送波に変換される。
また、位相制御部10Aは、第1ローカル信号をN等分配する第1分配器950と、第1分配器950からのN個の出力のそれぞれのクロック位相を制御するN個の可変遅延器171−iとで構成されている。
ただし、図11に示す例ではN=2である。
第2参考形態のフェーズドアレーアンテナ12(図12を参照。ただし、図12ではN=2の場合を例示している)は、
1)N個のアンテナ素子900−iと、
2)フェーズドアレーアンテナ12の搬送波の周波数fcを持つ無変調連続波である第1ローカル信号を生成する第1発振器960と、
3)第1ローカル信号をN等分配すると共に、N等分配された第1ローカル信号のそれぞれがN個のアンテナ素子900−iのうち対応するアンテナ素子に対応する位相θiを持つように(つまり、N個の第1ローカル信号のうちk番目の第1ローカル信号が、これに対応するk番目のアンテナ素子900−kに対応する位相θkを持つように)、N個の第1ローカル信号のそれぞれの位相を制御して、N個の搬送波を得る位相制御部10Aと(図10に示す例では、N入力N出力のバトラーマトリックス回路130と、第1ローカル信号が入力されるバトラーマトリックス回路130のN個の入力端子のいずれかを選択する1極N投スイッチ140とで構成されている。バトラーマトリックス回路130のk番目の出力端子からは、フェーズドアレーアンテナ12の搬送波の周波数fcと位相θkを持つ搬送波が出力される)、
4)N個のアンテナ素子900−iのそれぞれに対応する位相θi(k番目のアンテナ素子900−kに対応する位相はθkである)を持つN個の搬送波(つまり、位相制御部10Aが生成したN個の搬送波である)を用いて、N個のアンテナ素子900−iに対応するN個の入力信号の変調または復調、あるいは、N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該N個の入力信号の周波数変換を行う信号変換部と(この例では、当該信号変換部は、N個の信号変換器920−iで構成されており、k番目の信号変換器920−kが、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号の変調または復調、あるいは、k番目のアンテナ素子900−kに対応する入力信号が搬送波の周波数fcよりも低い変調信号または搬送波の周波数fcよりも高い復調信号の場合に当該k番目の入力信号の周波数変換を行う)、
5)N個の増幅器910−iと、
6)第3分配器930と
を含んでいる。
また、この構成では、記載上、1個の分配器を含む構成でありながら敢えて「第3分配器」との呼称を用いている理由は、フェーズドアレーアンテナ99との対比をし易くするためである。
第3分配器930は入力されたベースバンド信号をN等分配する。第3分配器930のN個の出力が、N個の信号変換器920−iに入力される上記「N個の入力信号」に相当する。つまり、第3分配器930のk番目の出力は、k番目の信号変換器920−kに入力される。また、k番目の増幅器910−kは、k番目の信号変換器920−kの出力を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目のアンテナ素子900−kに供給される。
k番目の増幅器910−kは、k番目のアンテナ素子900−kからの信号を増幅する。k番目の増幅器910−kの出力は、k番目の信号変換器920−kの上記「N個の入力信号」のk番目の入力信号に相当する。第3分配器930はN個の信号変換器920−iの出力を合成してベースバンド信号を出力する。なお、第3分配器930は、通常、合成器としての機能を持つ(第3分配器を第3合成器と呼称しても差し支えない)。
Claims (7)
- N個(ただし、Nは2以上の予め定められた整数とする)のアンテナ素子と、
上記N個のアンテナ素子のそれぞれに対応する位相を持つN個の搬送波を用いて、上記N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号の変調または復調、あるいは、上記N個のアンテナ素子に対応するN個の入力信号が当該搬送波の周波数よりも低い変調信号または当該搬送波の周波数よりも高い復調信号の場合に当該N個の入力信号の周波数変換を行う信号変換部と
を含むフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記搬送波の周波数よりも低い周波数を持つ第1ローカル信号を生成する第1発振器と、
上記第1ローカル信号の周波数よりも高い周波数を持つ第2ローカル信号を生成する信号生成部と、
上記第1ローカル信号がN等分配され、それぞれが上記N個のアンテナ素子のうち対応するアンテナ素子に対応する位相を持つようにそれぞれの位相を制御する位相制御部と、
上記位相制御部からのN個の出力のそれぞれと、上記第2ローカル信号と、の周波数混合を行い、上記N個の搬送波を生成する搬送波生成部と
を含むことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記位相制御部は、上記第1ローカル信号をN等分配する第1分配器と、当該第1分配器からのN個の出力のそれぞれの位相を制御するN個の移相器と、で構成されており、
上記信号生成部は、上記第2ローカル信号を生成する第2発振器と、上記第2ローカル信号をN等分配する第2分配器と、で構成されている
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記位相制御部は、バトラーマトリックスと、上記第1ローカル信号が入力される当該バトラーマトリックスのN個の入力端子のいずれかを選択する1極N投スイッチと、で構成されており、
上記信号生成部は、上記第2ローカル信号を生成する第2発振器と、上記第2ローカル信号をN等分配する分配器と、で構成されている
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記位相制御部は、上記第1ローカル信号をN+1等分配する第1分配器と、当該第1分配器からのN+1個の出力のうちN個の出力のそれぞれの位相を制御するN個の移相器と、で構成されており、
上記信号生成部は、上記第1分配器からのN+1個の出力のうち1個の出力の周波数を逓倍して上記第2ローカル信号を得る逓倍器と、上記第2ローカル信号をN等分配する第2分配器と、で構成されている
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記第1ローカル信号を2等分配する第1分配器を含み、
上記位相制御部は、バトラーマトリックスと、上記第1ローカル信号が入力される当該バトラーマトリックスのN個の入力端子のいずれかを選択する1極N投スイッチと、で構成されており、
上記信号生成部は、上記第1分配器からの出力のうち1個の出力の周波数を逓倍して上記第2ローカル信号を得る逓倍器と、上記第2ローカル信号をN等分配する第2分配器と、で構成されている
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記位相制御部は、上記制御を行う固定移相器を含んで構成されており、
上記信号生成部は、
Mを2Nまたは3Nとし、D=M/Nとして、上記第2ローカル信号を生成する第2発振器と、上記第2ローカル信号をM等分配する第2分配器と、当該第2分配器からのM個の出力のうちM−N個の出力のそれぞれの位相を制御するM−N個の固定移相器と、N個の単極D投スイッチと、で構成されており、
上記N個の単極D投スイッチのそれぞれは、上記M−N個の固定移相器のうち対応する固定移相器からの出力と、上記第2分配器からの残りのN個の出力のうち1個の出力と、のうちいずれかを選択する
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のフェーズドアレーアンテナにおいて、
上記周波数混合で得られる上側側波帯の周波数が上記N個の搬送波の周波数と一致するように、または、上記周波数混合で得られる下側側波帯の周波数が上記N個の搬送波の周波数と一致するように、上記第2ローカル信号の周波数を設定する制御部を含み、
上記制御部が設定する上記第2ローカル信号の周波数に応じて、上記フェーズドアレーアンテナのビーム方向が異なる
ことを特徴とするフェーズドアレーアンテナ。
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