JP6465410B2 - 通信装置、通信方法、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6465410B2
JP6465410B2 JP2016086976A JP2016086976A JP6465410B2 JP 6465410 B2 JP6465410 B2 JP 6465410B2 JP 2016086976 A JP2016086976 A JP 2016086976A JP 2016086976 A JP2016086976 A JP 2016086976A JP 6465410 B2 JP6465410 B2 JP 6465410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
data
wan
amount
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016086976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017199952A (ja
Inventor
出 橋村
出 橋村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2016086976A priority Critical patent/JP6465410B2/ja
Publication of JP2017199952A publication Critical patent/JP2017199952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6465410B2 publication Critical patent/JP6465410B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は通信装置、通信方法、及び、プログラムに関し、例えば、複数のWAN通信回線を用いて通信を行う通信装置、通信方法、及び、プログラムに関する。
複数のWAN(Wide Area Network)インターフェイスを備えるHGW(Home Gateway)は、LAN(Local Area Network)インターフェイスに接続されたクライアント端末から受信した通信パケットを、特定のWANインターフェイスに転送する機能を備えている。
このようなHGWは、LANインターフェイスにおいて受信した特定の通信パケットを、特定のWANインターフェイスへ転送する設定を行うことによって、通信パケットを送信するネットワークを制御することが可能である。
しかし、これらの機能を使用するためには、HGWを管理する管理者等が、HGW配下の特定の通信パケットをどのWANインターフェイスに割り振るか、静的に設定しなければならない。それぞれの通信パケットの種別もしくは種類を判断し、手作業でルールを設定するのは、ネットワーク監視者にとって非常に手間である。また、WANインターフェイスの通信品質は時々刻々と変化し、静的に設定した通信パケットの割り振り方が、常に最適であるとは限らない。
特許文献1には、ルータが、予め定められた振り分けルールに応じて、データを出力するネットワークを選択することが記載されている。具体的には、ルータは、それぞれのネットワークを介して対向するルータへICMP(Internet Control Message Protocol)エコーパケットを送信する。ルータは、ICMPエコーパケットを送信することによってルータ間のデータ伝送における遅延時間を測定することが記載されている。ルータは、測定した遅延時間に応じて、データを出力するネットワークを選択することが記載されている。
国際公開第2006/046577号
特許文献1は、ネットワークの通信品質を測定する際に、ICMPエコーパケットを用いている。しかし、ICMPパケットは、ユーザが通信装置を用いて送受信するテキストデータ、画像データ、もしくは、動画データ等のユーザデータとデータ構造及びプロトコルレイヤが異なる。そのため、ICMPパケットを用いて測定した通信品質に基づいて選択されたネットワークが、ユーザデータを伝送するために適切なネットワークとは異なることがあるという問題がある。
本発明の目的は、ユーザデータを伝送するために適切なネットワークを選択することができる通信装置、通信方法、及び、プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信装置は、第1の通信ネットワークと通信を行う第1のWAN通信部と、第2の通信ネットワークと通信を行う第2のWAN通信部と、クライアント端末から送信されたデータを受信するLAN通信部と、前記第1の通信ネットワーク及び前記第2の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記第1の通信ネットワークを介した通信の通信品質及び第2の通信ネットワークを介した通信の通信品質を特定するデータ割り振り部と、
前記第1のWAN通信部及び前記第2のWAN通信部のうち、前記クライアント端末から送信された前記データを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能なWAN通信部へ出力する通信制御部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信方法は、第1の通信ネットワーク及び第2の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記第1の通信ネットワークを介した通信の通信品質及び第2の通信ネットワークを介した通信の通信品質を特定し、クライアント端末から送信されたデータを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能な通信ネットワークへ送信するものである。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、第1の通信ネットワーク及び第2の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記第1の通信ネットワークを介した通信の通信品質及び第2の通信ネットワークを介した通信の通信品質を特定し、クライアント端末から送信されたデータを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能な通信ネットワークへ送信することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、ユーザデータを伝送するために適切なネットワークを選択することができる通信装置、通信方法、及び、プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるデータ割り振り部が管理する通信品質を示す図である。 実施の形態2にかかるHGWにおけるデータ処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるHGWの構成図である。 実施の形態3にかかるデータ割り振り部にtimeコマンド及びwgetコマンドを入力することによって得られる情報を示す図である。 実施の形態3にかかるデータ割り振り部にntpclientコマンドを入力することによって得られる情報を示す図である。 実施の形態3にかかるデータ割り振り部が管理する通信品質を示す図である。 実施の形態3にかかるtcpdumpが取得したデータを示す図である。 実施の形態3にかかる割り振りルールを示す図である。 実施の形態3にかかる割り振りルールを決定するために用いられるポリシー情報を示す図である。 実施の形態4にかかるWebGUIにおいてWAN I/Fの通信量の最大値を設定することを示す図である。 実施の形態5にかかるWAN I/Fにおける通信品質の履歴を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1の通信装置10は、WAN通信部11、WAN通信部12、データ割り振り部13、通信制御部14、及び、LAN通信部15を有している。通信装置10は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。通信装置10は、例えば、データを中継する装置であってもよい。具体的には、通信装置10は、ルータ装置、もしく、ゲートウェイ装置であってもよい。ルータ装置は、持ち運びすることができるモバイルルータであってもよい。ゲートウェイ装置は、自宅内等に配置されるHGWであってもよい。
WAN通信部11、WAN通信部12、データ割り振り部13、通信制御部14、及び、LAN通信部15等の通信装置10を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュール等であってもよい。または、通信装置10を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
WAN通信部11は、WAN通信部12と異なる通信ネットワークと通信を行う。例えば、WAN通信部11は、WAN通信部12が通信する通信ネットワークを管理する通信事業者と異なる通信事業者が管理する通信ネットワークと通信を行ってもよい。また、WAN通信部11は、WAN通信部12が用いる通信方式と異なる通信方式を用いて通信ネットワークと通信を行ってもよい。例えば、WAN通信部11は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)においてLTE(Long Term Evolution)として規定されている通信方式を用い、WAN通信部12は、3GPPにおいていわゆる3Gとして規定されている通信方式を用いてもよい。3GPPは、移動通信システムに関する仕様を規定する標準化団体である。
例えば、WAN通信部11は、第1の通信ネットワークと通信し、WAN通信部12は、第2の通信ネットワークと通信すると仮定する。
LAN通信部15は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン端末、もしくは、WAN通信回線を用いた通信機能を有さない通信端末等と通信を行う。WAN通信回線は、例えば、3GPPもしくはその他の標準化団体において規定されているモバイル通信回線であってもよい。例えば、LAN通信部15は、無線LAN通信を用いて通信端末と通信を行ってもよい。もしくは、LAN通信部15は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を用いて通信端末と通信を行ってもよい。LAN通信部15と通信する通信端末は、クライアント端末と称されてもよい。
WAN通信部11は、第1の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信する。WAN通信部12は、第2の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信する。サーバは、例えば、Webサーバ、コンテンツサーバ等の、通信サービスを提供するサーバであってもよい。もしくは、サーバは、通信装置10が通信する通信ネットワークの通信品質を測定するために用いられる測定サーバ等であってもよい。測定サーバは、例えば時刻同期サーバ等であってもよい。
データ割り振り部13は、WAN通信部11及びWAN通信部12における通信結果に基づいて、第1の通信ネットワークを介した通信の通信品質及び第2の通信ネットワークを介した通信の通信品質を特定する。通信品質は、例えば、遅延時間、通信速度、スループット、パケットロス率等の測定値を用いて特定されてもよい。
通信制御部14は、クライアント端末から送信されたデータを、データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能なWAN通信部11もしくはWAN通信部12へ出力する。クライアント端末から送信されたデータは、LAN通信部15において受信される。データが要求する通信品質は、例えば、音声データである場合、遅延時間が所定の時間よりも短いことであってもよい。また、FTP(File Transfer Protocol)を用いた通信においては、通信速度が所定の値よりも速いことであってもよい。
以上説明したように、図1の通信装置10は、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、第1の通信ネットワークを介した通信の通信品質及び第2の通信ネットワークを介した通信の通信品質を特定することができる。通信装置10は、通信サービスを受ける際に、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信を行う。そのため、図1の通信装置10は、実際に通信サービスを受ける場合の通信品質と実質的に同一の通信品質を用いてWAN通信部11もしくはWAN通信部12を選択することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、HGW20、コンテンツサーバ31、コンテンツサーバ32、及び、クライアント端末40を有している。クライアント端末40は、HGW20を介してWAN通信を行う通信端末である。HGW20は、図1の通信装置10に相当する。コンテンツサーバ31は、HGW20とコンテンツサーバ31との間において実行される通信の通信品質の測定に用いられる。コンテンツサーバ32は、HGW20とコンテンツサーバ32との間において実行される通信の通信品質の測定に用いられる。
続いて、HGW20の構成例について説明する。HGW20は、WAN I/F21〜24、LAN I/F25、データ割り振り部26、データ監視部27、及び、通信制御部28を有している。WAN I/F21〜24、LAN I/F25、データ割り振り部26、データ監視部27、及び、通信制御部28は、HGW20に搭載されたOS(Operating System)によって提供される機能、モジュール、もしくは、ソフトウェアであってもよい。
WAN I/F21〜24は、図1のWAN通信部11及びWAN通信部12に相当する。WAN I/F21〜24は、それぞれ他のWAN I/Fと異なる通信ネットワークを介してコンテンツサーバ31及びコンテンツサーバ32と通信を行う。つまり、WAN I/F21〜24は、それぞれ他のWAN I/Fと異なるWAN通信回線を介してコンテンツサーバ31及びコンテンツサーバ32と通信を行う。
LAN I/F25は、クライアント端末40から受信したデータをデータ監視部27及び通信制御部28へ出力する。LAN I/F25は、例えば、クライアント端末40と無線LAN通信を行う。
データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24と、コンテンツサーバ31及びコンテンツサーバ32との間の通信の通信品質を特定する。例えば、データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24のそれぞれに、コンテンツサーバ31から特定のコンテンツをダウンロードさせる。
データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24のそれぞれについて通信速度を算出する。具体的には、データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24のそれぞれについて、ダウンロードしたコンテンツのサイズと、ダウンロードに要した時間とを特定する。データ割り振り部26は、コンテンツのサイズとダウンロードに要した時間とを用いて通信速度を算出する。データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24のそれぞれの通信速度を管理する。
さらに、データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24のそれぞれに、コンテンツサーバ32から時刻情報を取得させる。コンテンツサーバ32は、例えば、NTP(Network Time Protocol)サーバであるとする。データ割り振り部26は、NTPサーバであるコンテンツサーバ32から時刻情報を取得するとともに通信遅延時間に関する情報も取得する。データ割り振り部26は、通信遅延時間を取得することによって、WAN I/F21〜24それぞれの通信遅延時間を管理する。
例えば、データ割り振り部26は、定期的に、通信速度を算出し、さらに、通信遅延時間を取得してもよい。もしくは、データ割り振り部26は、HGW20の管理者等から指示情報が入力される度に、通信速度を算出し、さらに、通信遅延時間を取得してもよい。
ここで、図3を用いて、データ割り振り部26が管理する通信品質について説明する。図3に示すように、データ割り振り部26は、WAN I/F毎に、通信速度及び通信遅延を管理している。例えば、データ割り振り部26は、WAN I/F21について通信速度が5Mbpsであり、通信遅延が0.03秒として管理する。データ割り振り部26は、他のWAN I/Fについても通信速度及び通信遅延の具体的な数値を管理する。
図2に戻り、データ監視部27は、LAN I/F25から出力されたデータの種別を判定もしくは特定する。例えば、データ監視部27は、LAN I/F25から出力されたデータが、VoIP(Voice over IP)通信に関するデータであるか、FTP通信に関するデータであるか等を判定する。データ監視部27は、LAN I/F25から出力されたデータの種別に関する情報をデータ割り振り部26へ出力する。
データ割り振り部26は、それぞれのWAN I/Fについて管理している通信速度及び通信遅延と、データ監視部27から出力されたデータの種別に関する情報を用いて、クライアント端末40から受信したデータを出力するWAN I/Fを決定する。データ割り振り部26は、決定した情報を通信制御部28へ出力する。通信制御部28は、データ割り振り部26から出力された情報に基づいて、LAN I/F25から出力されたデータを、WAN I/F21〜24のいずれかに出力する。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかるHGW20におけるデータ処理の流れについて説明する。HGW20が図4の処理を実行する前に、データ割り振り部26は、WAN I/F毎に通信速度及び通信遅延を管理しているとする。つまり、データ割り振り部26は、図4の処理が実行される前に、図3に示す通信速度の算出及び通信遅延の取得を行っているとする。
はじめに、LAN I/F25は、クライアント端末40から送信されたデータを受信する(S11)。
次に、データ監視部27は、LAN I/F25において受信されたデータの通信パケット種別を判定する(S12)。例えば、データ監視部27は、LAN I/F25において受信されたデータが、VoIP通信に用いられるパケットか、もしくは、FTP通信に用いられるパケットかを判定してもよい。データ監視部27は、パケットヘッダに設定されている情報を分析することによって、VoIP通信に用いられるパケットか、もしくはFTP通信に用いられるパケットかを判定してもよい。データ監視部27は、VoIP通信及びFTP通信以外にも、例えば、http通信に用いられるパケット等、様々なアプリケーションプロトコルにおいて用いられる通信であるかを判定してもよい。
次に、データ割り振り部26は、WAN I/F21〜24の中から、ステップS12において判定した通信パケット種別が要求する通信品質を満たす通信を実行可能なWAN I/Fを特定する(S13)。例えば、LAN I/F25において受信されたデータが、VoIP通信に用いられるパケットである場合について説明する。VoIP通信に用いられるパケットは、通信速度が低速でもよいが、通信遅延が短いことが要求される。そのため、データ割り振り部26は、VoIP通信に用いられるパケットを出力するWAN I/Fとして、最も通信遅延が短いWAN I/Fを選択する。例えば、データ割り振り部26は、図3の情報を管理している場合、VoIP通信に用いられるパケットの出力先として、WAN I/F21を選択する。
次に、データ割り振り部26は、通信制御部28にデータの割り振りルールを設定する(S14)。データは、クライアント端末40から送信されたデータである。割り振りルールは、例えば、パケットの送信元アドレス及び送信先アドレスの少なくとも一方と、そのパケットの出力先のWAN I/F名とを関連付けた情報である。
次に、通信制御部28は、LAN I/F25から出力されたデータを、ステップS14において設定された割り振りルールに従って、WAN I/F21〜24のいずれかに転送する(S15)。言い換えると、通信制御部28は、LAN I/F25から出力されたデータを、ステップS14において設定された割り振りルールに従って、WAN I/F21〜24のいずれかに出力する。
次に、通信制御部28から出力された通信パケットを受け取ったいずれかのWAN I/Fは、接続している通信ネットワークへ、通信パケットを転送する。言い換えると、通信パケットを受け取ったいずれかのWAN I/Fは、接続している通信ネットワークへ、通信パケットを出力する(S16)。
ここで、例えば、LAN I/F25において受信されたデータが、FTP通信に用いられるパケットである場合について説明する。FTP通信に用いられるパケットは、通信遅延は長くてもよいが、通信速度が高速であることが要求される。そのため、データ割り振り部26は、ステップS13において、FTP通信に用いられるパケットを出力するWAN I/Fとして、最も通信速度が高速であるWAN I/F22を選択する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかるHGW20は、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いて通信した結果に基づいて、図3に示す通信速度及び通信遅延を管理することができる。HGW20は、クライアント端末40から送信されたユーザデータをいずれかのWAN I/Fから送信する際に、アプリケーションデータとして送信する。そのため、HGW20は、図3に示す情報を用いて使用するWAN I/Fを選択することによって、実際のユーザデータが要求する通信品質を満たす通信ネットワークを選択することができる。
(実施の形態3)
続いて、図5を用いて本発明の実施の形態3にかかるHGW20の構成例について説明する。図5のHGW20は、ソフトウェアの構成例を示している。HGW20は、LINUX(登録商標) OS50を用いて動作する。LINUX OS50は、Userland51及びKernelland55を有する。
Userland51は、データ割り振り部52、tcpdump53、及び、WebGUI54を有している。データ割り振り部52は、図2のデータ割り振り部26に相当する。tcpdump53は、図2のデータ監視部27に相当する。tcpdump53は、LINUX OS50において動作するソフトウェアである。WebGUI54は、LINUX OS50において動作するhttp(Hypertext Transfer Protocol)サーバ機能によって実行されるソフトウェアである。
Kernelland55は、iptables56、WAN I/F57〜60、WAN I/F70、及び、LAN I/F61を有している。iptables56は、図2の通信制御部28に相当する。WAN I/F57〜60は、図2のWAN I/F21〜25に相当する。LAN I/F61は、図2のLAN I/F25に相当する。
図5においては、データ割り振り部52は、Userland51に実装されているが、Kernelland55にドライバとして実装されてもよい。
続いて、データ割り振り部52における通信速度の算出処理について説明する。HGW20において各WAN I/Fごとの通信速度を算出する場合、データ割り振り部52にtimeコマンド及びwgetコマンドが入力される。timeコマンド及びwgetコマンドは、LINUX OS50においてデータ割り振り部52を動作させるために用いられるコマンドである。ここで、図6を用いて、データ割り振り部52にtimeコマンド及びwgetコマンドを入力することによって得られる情報について説明する。
データ割り振り部52には、time wget “http://www.test.com/network/test.gI/F”が入力される。“http://www.test.com/network/test.gI/F”は、例えば、図2におけるコンテンツサーバ31を識別するためのアドレス情報である。
データ割り振り部52にアドレス情報を伴うtimeコマンド及びwgetコマンドが入力された場合、図6に示す通信パケットが、アドレスがhttp://www.test.com/network/test.gI/Fであるコンテンツサーバ31へ送信される。さらに、データ割り振り部52は、コマンドを実行した結果、図6にコマンド結果として示される結果を得る。コマンド結果の表示には、ダウンロードしたファイルのサイズが22188バイトであり、ダウンロードに要した時間が0.24秒であることが示されている。
データ割り振り部52は、ダウンロードしたファイルのサイズ22188バイトと、ダウンロードに要した時間0.24秒とを用いることによって、通信速度が約740Kbpsであることを算出することができる。データ割り振り部52は、WAN I/F57〜60のそれぞれを指定して、timeコマンド及びwgetコマンドを実行することによって、WAN I/F57〜60のそれぞれの通信速度を算出することができる。
続いて、データ割り振り部52における通信遅延の取得処理について説明する。HGW20において各WAN I/Fごとの通信遅延を取得する場合、データ割り振り部52にntpclientコマンドが入力される。ntpclientコマンドは、LINUX OS50においてデータ割り振り部52を動作させるために用いられるコマンドである。ここで、図7を用いて、データ割り振り部52にntpclientコマンドを入力することによって得られる情報について説明する。
データ割り振り部52には、ntpclient -h ntp.AAAAA.jp-sが入力される。ntp.AAAAA.jpは、例えば、図2におけるコンテンツサーバ32を識別するためのアドレス情報である。言い換えると、ntp.AAAAA.jpは、ntpサーバを識別するためのアドレス情報である。
データ割り振り部52にアドレス情報を伴うntpclientコマンドが入力された場合、図7に示されるコマンド実行結果を得る。図7におけるコマンド実行結果の表示には、通信遅延が、0.0005秒であることが示されている。Root Delayが、通信遅延を示している。データ割り振り部52は、WAN I/F57〜60のそれぞれを指定して、ntpclientコマンドを実行することによって、WAN I/F57〜60のそれぞれの通信遅延を取得することができる。図8に、データ割り振り部52がWAN I/F57〜60について管理している通信速度及び通信遅延を示す。
データ割り振り部52には、予め定められたタイミングに、自律的に、各種コマンドが入力され、データ割り振り部52は、通信速度及び通信遅延を取得してもよい。もしくは、データ割り振り部52には、HGW20を管理する管理者等によって、任意のタイミングに各種コマンドが入力されてもよい。
続いて、LAN I/F61において受信したデータの種別を判定する処理の流れについて説明する。tcpdump53は、LAN I/F61を常時監視している。tcpdump53は、LAN I/F61がクライアント端末40からデータを受信すると、クライアント端末40が受信したデータを取得する。
ここで、データ割り振り部52は、tcpdump53を常時監視している。データ割り振り部52は、tcpdump53が取得したデータの通信パケット種別を判定する。例えば、tcpdump53は、図9に示されるデータを取得したとする。データ割り振り部52は、tcpdump53において取得したデータには、”SIP/2.0 180 Ringing”と示されていることから、VoIP通信であると判定する。
データ割り振り部52は、それぞれのWAN I/Fに関連付けて管理している通信速度及び通信遅延と、tcpdump53が取得したデータの通信パケット種別とから、使用するWAN I/Fを特定する。さらに、データ割り振り部52は、割り振りルールをiptables56に設定する。例えば、データ割り振り部52は、図10に示す割り振りルールをiptables56に設定する。図10は、LAN I/F61において受信したデータを、一時的にWAN I/F70へ格納し、WAN I/F57へ出力することを示している。WAN I/F70は、例えば、WAN I/F57〜60へ出力されるデータを一時的に格納されるWAN I/Fとして用いられる。WAN I/F57は、図8に示されるように、通信遅延が最も短いWAN I/Fである。
iptables56は、tcpdump53によって設定された割り振りルールに基づいて、LAN I/F61において受信したデータをWAN I/F57〜60のいずれかに出力する。
続いて、図11を用いて本発明の実施の形態3にかかるデータ割り振り部52において、割り振りルールを決定するために用いられるポリシー情報の設定例について説明する。図11は、VoIP通信、FTP通信、http通信、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)通信において、通信遅延を優先するか、通信速度を優先するかを決定するためのWebGUI54を示している。例えば、VoIP通信は、通信遅延が短いWAN I/Fを選択することが示されており、その他の通信は、通信速度が速いWAN I/Fを選択することが示されている。また、Port65000が指定されたデータについては、通信遅延が短いWAN I/Fを選択することが示されており、送信先IPアドレスとして10.0.0.10が指定されたデータは、通信速度が速いWAN I/Fを選択することが示されている。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかるHGW20を用いることによって、HGW20がLINUX OS50を用いて動作する場合であっても、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いて通信した結果に基づいて、図8に示す通信速度及び通信遅延を管理することができる。
(実施の形態4)
続いて、本発明の実施の形態4にかかるデータ割り振り部52におけるWAN I/F選択処理について説明する。例えば、データ割り振り部52は、WAN I/F57〜60における通信量に基づいて、データを出力するWAN I/Fを決定してもよい。例えば、図12は、WebGUI54を用いて、それぞれのWAN I/Fにおける通信量の最大値を設定することを示している。例えば、それぞれのWAN I/Fは、通信量が最大値に達した場合、その後の通信における通信速度が著しく低下することが予め定められていてもよい。
ここで、LAN I/F61が受信したデータがFTP通信である場合について説明する。FTP通信に用いられるデータは、通信速度が速いWAN I/Fを使用することを要求する。そのため、データ割り振り部52は、通信量が最大値に達したWAN I/Fを選択対象から除外してもよい。この場合、データ割り振り部52は、通信量が最大値に達していないWAN I/Fの中から最も通信速度が速いWAN I/Fを、FTP通信に用いられるWAN I/Fとして選択してもよい。もしくは、データ割り振り部52は、通信量最大値と現在の通信量との差が最も大きいWAN I/Fを、FTP通信に用いられるWAN I/Fとして選択してもよい。
もしくは、データ割り振り部52は、通信量が最大値に達していないWAN I/Fのそれぞれの通信量が均等になるように、データを出力するWAN I/Fを選択してもよい。それぞれのWAN I/Fにおける通信量は、例えば、tcpdump53において監視されてもよい。
以上説明したように、WAN I/Fの通信量に応じてデータを出力するWAN I/Fを選択することによって、通信事業者が提供する最大通信量制限が課せられたLTE通信を使用する場合に、効果的にデータを分散することができる。
また、データ割り振り部52は、特定のクライアント端末が所定の期間を超えてデータ通信を継続している場合、そのクライアント端末から受信したデータをWAN I/Fへ出力せず、廃棄してもよい。クライアントのデータ通信時間は、例えば、tcpdump53によって監視されてもよい。データ割り振り部52は、例えば、特定のクライアント端末のデータ通信時間が所定の期間を超えた場合、iptables56に、データを廃棄することを示す割り振りルールを設定してもよい。データを廃棄するタイミングを定める所定の期間は、例えば、WebGUI54によって設定されてもよい。
(実施の形態5)
続いて、本発明の実施の形態5にかかるデータ割り振り部52におけるWAN I/F選択処理について説明する。実施の形態5においては、WAN I/Fの通信品質が不安定な場合に、通信品質が不安定なWAN I/Fを選択対象から除外することについて説明する。
図13は、WAN I/F57における通信品質の履歴を示している。例えば、データ割り振り部52は、定期的に算出している通信速度と、定期的に取得している通信遅延とを履歴情報として管理していてもよい。例えば、図13においては、20分前に3Mbpsであった通信速度が、15分前には、50Mbpsまで上昇していることを示している。また、10分前には、通信速度が7Mbpsまで下降していることを示している。データ割り振り部52は、WAN I/Fの通信速度が、予め定められた通信速度の変化量を超えて変化している場合、そのWAN I/Fの通信品質が不安定であるとして、そのWAN I/Fを選択対象から除外してもよい。通信品質が不安定であるとみなす通信速度の変化量は、例えば、WebGUI54を用いて設定されてもよい。また、通信品質が不安定であるか否かは、通信速度の変化量の代わりに、通信遅延の変化量が用いられてもよい。
以上説明したように、データ割り振り部52が、通信品質が不安定なWAN I/Fを選択対象から除外することによって、HGW20は、対向する装置との間において安定した通信を実現することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、
10 通信装置
11 WAN通信部
12 WAN通信部
13 データ割り振り部
14 通信制御部
15 LAN通信部
20 HGW
21 WAN I/F
22 WAN I/F
23 WAN I/F
24 WAN I/F
25 LAN I/F
26 データ割り振り部
27 データ監視部
28 通信制御部
31 コンテンツサーバ
32 コンテンツサーバ
40 クライアント端末
50 LINUX OS
51 Userland
52 データ割り振り部
53 tcpdump
54 WebGUI
55 Kernelland
56 iptables
57〜60 WAN I/F
61 LAN I/F
70 WAN I/F

Claims (6)

  1. 互いに異なる複数の通信ネットワークとそれぞれ通信を行う複数のWAN通信部と、
    クライアント端末から送信されたデータを受信するLAN通信部と、
    前記複数の通信ネットワークのそれぞれを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記複数の通信ネットワークのそれぞれを介した通信の通信品質を特定するデータ割り振り部と、
    前記複数のWAN通信部のうち、前記クライアント端末から送信された前記データを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能なWAN通信部へ出力する通信制御部と、を備え、
    前記データ割り振り部は、
    前記通信品質として、前記複数の通信ネットワークを介した前記サーバとの通信に要する通信速度をそれぞれ算出し、前記通信速度を履歴情報として管理し、
    前記通信制御部は、
    前記複数の通信ネットワークのうち、特定の通信ネットワークを介した前記サーバとの通信に要する所定時間内における通信速度の変化量が、予め定められた閾値を上回る場合、前記特定の通信ネットワークの通信品質が不安定であるとして、前記特定の通信ネットワークと通信を行う特定のWAN通信部へ前記データを出力せずに、
    前記複数のWAN通信部にはそれぞれ通信量最大値が設定され、
    前記通信制御部は、
    前記複数のWAN通信部のうち、通信量が前記通信量最大値に達したWAN通信部には前記クライアント端末から送信された前記データを出力せずに、通信量が前記通信量最大値に達していないWAN通信部の中から、前記通信量最大値と現在の通信量との差が最も大きいWAN通信部に、前記クライアント端末から送信された前記データを出力する、通信装置。
  2. 前記データ割り振り部は、
    前記通信品質として、NTPを使用して、前記複数の通信ネットワークを介した通信における遅延時間をそれぞれ測定する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信制御部は、
    前記通信量が前記通信量最大値に達していない前記複数のWAN通信部における通信量が実質的に均等になるようにデータを前記通信量が前記通信量最大値に達していない複数のWAN通信部へ出力する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記データ割り振り部は、
    前記クライアント端末の通信継続時間を監視し、
    前記通信制御部は、
    前記通信継続時間が予め定められた閾値を上回る場合、前記クライアント端末から受信したデータを前記複数のWAN通信部へ出力しない、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 互いに異なる複数の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記複数の通信ネットワークを介した通信の通信速度をそれぞれ特定し、
    前記通信速度を履歴情報として管理し、
    クライアント端末から送信されたデータを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能な通信ネットワークへ送信し、
    前記複数の通信ネットワークのうち、特定の通信ネットワークを介した前記サーバとの通信に要する所定時間内における通信速度の変化量が、予め定められた閾値を上回る場合、前記特定の通信ネットワークの通信品質が不安定であるとして、前記特定の通信ネットワークへ前記データを出力せずに、
    前記複数の通信ネットワークにはそれぞれ通信量最大値が設定され、
    前記複数の通信ネットワークのうち、通信量が前記通信量最大値に達した通信ネットワークには前記データを出力せずに、通信量が前記通信量最大値に達していない通信ネットワークの中から、前記通信量最大値と現在の通信量との差が最も大きい通信ネットワークに、前記データを出力する、通信方法。
  6. 互いに異なる複数の通信ネットワークを介して、アプリケーションレイヤのプロトコルを用いてサーバと通信した結果に基づいて、前記複数の通信ネットワークを介した通信の通信速度をそれぞれ特定し、
    前記通信速度を履歴情報として管理し、
    クライアント端末から送信されたデータを、前記データが要求する通信品質を満たす通信を実行可能な通信ネットワークへ送信し、
    前記複数の通信ネットワークのうち、特定の通信ネットワークを介した前記サーバとの通信に要する所定時間内における通信速度の変化量が、予め定められた閾値を上回る場合、前記特定の通信ネットワークの通信品質が不安定であるとして、前記特定の通信ネットワークへ前記データを出力せずに、
    前記複数の通信ネットワークにはそれぞれ通信量最大値が設定され、
    前記複数の通信ネットワークのうち、通信量が前記通信量最大値に達した通信ネットワークには前記データを出力せずに、通信量が前記通信量最大値に達していない通信ネットワークの中から、前記通信量最大値と現在の通信量との差が最も大きい通信ネットワークに、前記データを出力する、ことをコンピュータに実行させるプログラム。
JP2016086976A 2016-04-25 2016-04-25 通信装置、通信方法、及び、プログラム Active JP6465410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086976A JP6465410B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 通信装置、通信方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086976A JP6465410B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 通信装置、通信方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017199952A JP2017199952A (ja) 2017-11-02
JP6465410B2 true JP6465410B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=60239622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016086976A Active JP6465410B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 通信装置、通信方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6465410B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6461269B2 (ja) * 2016-12-23 2019-01-30 株式会社 ベアック フィルム部材貼り付け装置、フィルム部材貼り付け方法及びガイド部材

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10117215A (ja) * 1996-08-22 1998-05-06 Furukawa Electric Co Ltd:The ネットワーク間接続方法及びその装置
JP2008072496A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Oki Electric Ind Co Ltd ネットワーク監視システム、通信品質測定システム及び通信品質測定方法
JP2009049828A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Yokogawa Electric Corp 無線ネットワークシステム
JP2009246411A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 通信フレーム振分け装置
JP2010147732A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Hitachi Ltd インターネット回線冗長化構成におけるマルチホーミング自動切換方式
JP5581597B2 (ja) * 2009-02-05 2014-09-03 独立行政法人情報通信研究機構 携帯式通信中継装置
JP2012191416A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Nec Corp 回線選択装置
JP5560235B2 (ja) * 2011-06-01 2014-07-23 株式会社日立製作所 到着パケット同期方法
JP2014050090A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Oki Electric Ind Co Ltd パケット中継装置及び方法
WO2015151612A1 (ja) * 2014-04-02 2015-10-08 株式会社日立製作所 ネットワークシステム、配信管理装置、及び配信管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017199952A (ja) 2017-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10958555B2 (en) Real-time application-driven synthetic probing
CN111193666B (zh) 使用自适应机器学习探测预测应用体验质量度量
US11831520B2 (en) Dynamic application SLA metric generation, distribution, and intent-based SD-WAN link selection
AU2019214925B2 (en) Systems and methods for broadband communication link performance monitoring
CN111682952B (zh) 针对体验质量度量的按需探测
JP2020502948A (ja) パケット伝送システムおよび方法
EP4005154B1 (en) Machine learning based adaption of qoe control policy
US20170063699A1 (en) Method and apparatus for configuring multi-paths using segment list
US11463510B2 (en) Software defined wide area network uplink selection for a cloud service
KR20090054528A (ko) 사용자를 위한 서비스 품질 관리 방법 및 이를 수행하기위한 시스템
CN112913196A (zh) 用云服务的虚拟ip地址的软件定义的广域网上行链路选择
Mohammed et al. SDN controller for network-aware adaptive orchestration in dynamic service chaining
Jiang et al. DRWA: A receiver-centric solution to bufferbloat in cellular networks
JP6465410B2 (ja) 通信装置、通信方法、及び、プログラム
Caraguay et al. Framework for optimized multimedia routing over software defined networks
Xing et al. A highly scalable bandwidth estimation of commercial hotspot access points
JP5308364B2 (ja) 送信装置、送信方法及びプログラム
US20210274383A1 (en) Controlling apparatus, controlling method, terminal apparatus, and communication method
Hijawi et al. Performance analysis of multi-path TCP network
Caraguay et al. An optimisation framework for monitoring of SDN/OpenFlow networks
Lange et al. Integrating network management information into the SDN control plane
US20190238455A1 (en) Multipath adjustments
JP6263452B2 (ja) 帯域制御システム、帯域制御方法、及びプログラム
JP5747830B2 (ja) 通信装置、通信方法、および通信プログラム
EP3065352A1 (en) Data transmission method, device and system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6465410

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150