JP6464711B2 - タッチパネルセンサの製造方法およびタッチパネルセンサ - Google Patents

タッチパネルセンサの製造方法およびタッチパネルセンサ Download PDF

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Description

本発明は、基材の第1面上に設けられた第1電極部および第2電極部を備えるタッチパネルセンサおよびその製造方法に関する。
今日、入力手段として、タッチパネル装置が広く用いられている。タッチパネル装置は一般に、タッチパネルセンサ、保護カバー、タッチパネルセンサ上への接触位置を検出する制御回路、配線およびFPC(フレキシブルプリント基板)などを含んでいる。タッチパネル装置は、多くの場合、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置が組み込まれた種々の装置等(例えば、券売機、ATM装置、携帯電話、ゲーム機)に対する入力手段として、表示装置とともに用いられている。このような装置においては、タッチパネルセンサが表示装置の表示面上に配置されており、これによって、表示装置に対する極めて直接的な入力が可能になっている。タッチパネルセンサのうち表示装置の表示領域に対面する領域は透明になっており、タッチパネルセンサのこの領域が、接触位置(接近位置)を検出し得るアクティブエリアを構成するようになる。
タッチパネルセンサとして、投影型容量結合方式のタッチパネルセンサが知られている。容量結合方式のタッチパネルセンサにおいては、位置を検知されるべき外部導体(典型的には、指)が誘電体を介してタッチパネルセンサに接触(接近)する際、新たに奇生容量が発生する。この奇生容量に起因する静電容量の変化に基づいて、タッチパネルセンサ上における外部導体の位置が検出される。このような投影型容量結合方式のタッチパネルセンサは例えば、第1方向に沿って並ぶ複数の第1電極部と、隣接する2つの第1電極部を接続する第1接続部と、第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数の第2電極部と、隣接する2つの第2電極部を接続する第2接続部と、第1電極部、第1接続部、第2電極部および第2接続部が設けられる基材と、を備えている。これら電極部および接続部の配置形態としては、各電極部および各接続部がいずれも基材の第1面側に設けられるという形態、並びに、第1電極部および第1接続部が基材の第1面側に設けられ、第2電極部および第2接続部が基材の第2面側に設けられる、という形態が知られている。
各電極部および各接続部がいずれも基材の第1面側に設けられる場合、通常は、第1電極部と第2電極部とは互いに重ならず、第1接続部と第2接続部とは絶縁層を介して互いに部分的に重なるよう、各電極部および各接続部が配置される。例えば、第1電極部、第2電極部および第1接続部が同一平面上に設けられ、そして第2接続部が、絶縁層を介して第1接続部上に設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−86122号公報
ところで、外部導体の位置の検出精度は、各電極部および各接続部の電気抵抗値が低いほど良好になる。従って、各電極部および各接続部を構成する材料として、高い導電性を有する材料を用いることが好ましい。特に第2接続部については、第2電極部と第2接続部との間の接触抵抗の影響や、絶縁層の分だけ第1接続部に比べて第2接続部のパターン長が大きくなることなどを考慮すると、金属材料を用いて第2接続部を構成することが好ましい。
一方、第2接続部が金属材料から構成される場合、金属材料が有する金属光沢に起因して第2接続部が観察者(ユーザー)に視認されてしまうことが考えられる。特に、第2接続部の材料として銅が用いられる場合、第2接続部からの反射光として、銅に特有の、赤味を帯びた光が観察者に到達してしまい、これによって、第2接続部が観察者に視認されてしまう。
第2接続部が観察者に視認されてしまうことを防ぐため、黒化処理などの低反射処理を第2接続部の表面に施すことが考えられる。しかしながら、黒化処理などの低反射処理を追加で実施することは、タッチパネルセンサの製造に要する工数の増加や、製造設備の増設を招いてしまう。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、第2接続部に起因する反射が抑制されたタッチパネルセンサを容易に製造することができる方法を提供することを目的とする。
本発明は、タッチパネルセンサの製造方法であって、第1面および第2面を含む基材を準備する工程と、基材の第1面上に、第1方向に沿って並ぶ複数の第1電極部と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数の第2電極部と、隣接する2つの前記第1電極部を接続する第1接続部と、を形成する工程と、前記第1接続部上に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、前記絶縁層を介して前記第1接続部に重なるよう配置され、隣接する2つの前記第2電極部を接続する第2接続部を形成する第2接続部形成工程と、を備え、前記第2接続部形成工程は、前記第2接続部を構成する金属材料を含む金属層を基材の第1面側に設ける工程と、前記金属層上に感光層を設ける工程と、前記金属層のうち前記第2接続部となる部分の上に少なくとも前記感光層が残るよう、前記感光層を露光および現像する第1露光・現像工程と、前記感光層をレジストとして前記金属層をエッチングし、これによって前記第2接続部を形成する金属層エッチング工程と、を含み、前記タッチパネルセンサの製造方法は、前記第2接続部上に残っている前記感光層を焼成する焼成工程をさらに備える、タッチパネルセンサの製造方法である。
本発明によるタッチパネルセンサの製造方法において、前記タッチパネルセンサは、外部導体の位置が検出され得るアクティブエリアと、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアと、に少なくとも区画され、前記第1電極部、前記第2電極部、前記第1接続部および前記第2接続部は、前記アクティブエリア内に配置され、前記非アクティブエリアには、前記第1電極部または前記第2電極部に接続された額縁配線部が配置されてもよい。この場合、前記感光層は、ポジ型の感光剤を含み、前記第2接続部形成工程の前記第1露光・現像工程においては、前記金属層のうち前記第2接続部および前記額縁配線部となる部分の上に少なくとも前記感光層が残るよう、前記感光層が露光および現像され、前記金属層エッチング工程において、前記第2接続部とともに前記額縁配線部が形成され、前記タッチパネルセンサの製造方法は、前記金属層エッチング工程の後、前記額縁配線部上に残っている前記感光層が除去されるよう、前記感光層をさらに露光および現像する第2露光・現像工程をさらに備え、前記第2露光・現像工程の後、前記焼成工程が実施されてもよい。
本発明によるタッチパネルセンサの製造方法において、前記感光層が着色剤をさらに含んでいてもよい。
本発明は、第1面および第2面を含む基材と、基材の第1面上に設けられ、第1方向に沿って並ぶ複数の第1電極部と、基材の第1面上に設けられ、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数の第2電極部と、基材の第1面上に設けられ、隣接する2つの前記第1電極部を接続する第1接続部と、前記絶縁層を介して前記第1接続部に重なるよう配置され、隣接する2つの前記第2電極部を接続する第2接続部と、前記第2接続部に沿って延びるよう前記第2接続部上に設けられた低反射層と、を備え、前記低反射層は、感光剤を含み、前記低反射層の幅方向における中心位置と、前記第2接続部の幅方向における中心位置との差の平均値が0.5μm以下である、タッチパネルセンサである。
本発明によるタッチパネルセンサにおいて、前記低反射層に含まれる前記感光剤が、ポジ型のものであってもよい。
本発明によるタッチパネルセンサにおいて、前記低反射層が着色剤をさらに含んでいてもよい。
本発明によれば、感光層をレジストとして金属層をエッチングし、これによって第2接続部を形成した後、第2接続部上に残っている感光層を焼成する焼成工程を実施する。このため、金属層をエッチングするために設けた感光層を利用して、第2接続部に起因する反射を抑制するための低反射層を第2接続部上に得ることができる。従って、第2接続部に起因する反射が抑制されたタッチパネルセンサを容易に製造することができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるタッチ位置検出機能付き表示装置を示す展開図。 図2は、本発明の実施の形態におけるタッチパネルセンサを示す平面図。 図3Aは、図2の線IIIA−IIIAに沿ってタッチパネルセンサを切断した場合を示す断面図。 図3Bは、図2の線IIIB−IIIBに沿ってタッチパネルセンサを切断した場合を示す断面図。 図4は、図3Bに示すタッチパネルセンサの第2接続部およびその周辺部分を拡大して示す断面図。 図5(a)〜(h)は、タッチパネルセンサの製造方法を示す図。
以下、図1乃至図5(a)〜(h)を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
タッチ位置検出機能付き表示装置
はじめに図1を参照して、タッチパネルセンサ10を備えたタッチ位置検出機能付き表示装置60について説明する。図1に示すように、タッチ位置検出機能付き表示装置60は、タッチパネルセンサ10と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置50とを組み合わせることによって構成されている。表示装置50は、表示面51aを有する表示パネル51と、表示パネル51に接続された表示制御部(図示せず)と、を有している。表示パネル51は、映像を表示することができるアクティブエリアA1と、アクティブエリアA1を取り囲むようにしてアクティブエリアA1の外側に配置された非アクティブエリア(額縁領域とも呼ばれる)A2と、を含んでいる。表示制御部は、表示されるべき映像に関する情報を処理し、映像情報に基づいて表示パネル51を駆動する。表示パネル51は、表示制御部の制御信号に基づいて、所定の映像を表示面51aに表示する。すなわち、表示装置50は、文字や図等の情報を映像として出力する出力装置としての役割を担っている。
図1に示すように、タッチパネルセンサ10は、表示装置50の表示面51a上に配置されている。このタッチパネルセンサ10は例えば、表示装置50の表示面51a上に接着層(図示せず)を介して接着されている。なお図示はしないが、タッチパネルセンサ10の観察者側には、タッチパネルセンサ10や表示装置50を保護するための保護カバーが設けられていてもよい。
後述するように、タッチパネルセンサ10は、基材11の観察者側の面に第1電極部および第2電極部の両方を設けることにより構成されている。以下の説明において、基材11の面のうち、観察者側の面を第1面11aと称し、第1面11aの反対側に位置する、表示装置50側の面を第2面11bと称する。図示はしないが、基材11の第2面11b上には、カラーフィルタなどが形成されていてもよい。
十分な透明性を有する限りにおいて、基材11を構成する材料が特に限られることはなく、様々な材料が用いられ得る。例えば基材11を構成する材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シクロオレフィンポリマー(COP)、ポリイミド(PI)などの樹脂材料や、ガラスなど、十分な透光性を有する材料が用いられる。基材11の厚みは、例えば50μ〜1100μmの範囲内になっている。なお厚みの下限値である50μmという数値は、基材11が樹脂フィルムからなる場合の値である。一方、厚みの上限値である1100μmという数値は、基材11がガラスからなる場合の値である。
なお後述する電極部や接続部を適切に保持することができる限りにおいて、基材11の具体的な層構成が特に限られることはない。例えば、PET層などの表面に設けられたハードコート層がさらに基材11に含まれていてもよい。すなわち本実施の形態において、基材11とは、何らかの具体的な構造や材料を意味するものではなく、タッチパネルセンサ10を構成する電極部や接続部などのパターンの下地となるものを意味するに過ぎない。
タッチパネルセンサ
次に図2を参照して、タッチパネルセンサ10について説明する。図2は、基材11の第1面11a側から見た場合のタッチパネルセンサ10を示す平面図である。なお図2においては便宜上、後述する低反射層36を省略している。
図2に示されたタッチパネルセンサ10は、投影型の静電容量結合方式として構成され、タッチパネルセンサ10への外部導体(例えば、人間の指)の接触位置(タッチ位置とも称する)を検出可能に構成されている。なお、静電容量結合方式のタッチパネルセンサ10の検出感度が優れている場合には、外部導体がタッチパネルセンサ10に接近しただけで当該外部導体がタッチパネル装置のどの領域に接近しているかを検出することができる。従って、ここで用いる「接触位置」とは、実際には接触していないが位置を検出され得る接近位置を含む概念とする。なお、「容量結合」方式は、タッチパネルの技術分野において「静電容量」方式や「静電容量結合」方式等とも呼ばれており、本件では、これらの「静電容量」方式や「静電容量結合」方式等と同義の用語として取り扱う。
図2に示すように、タッチパネルセンサ10は、第1方向D1に沿って並ぶ複数の第1電極部31と、隣接する2つの第1電極部31を接続する第1接続部33と、第1方向D1に直交する第2方向D2に沿って並ぶ複数の第2電極部32と、隣接する2つの第2電極部32を接続する第2接続部34と、を備えている。第1接続部33は、第1方向D1に沿って延びており、第2接続部34は、第2方向D2に沿って延びている。図2に示すように、第1電極部31および第2電極部32は、互いに重ならないように配置されている。一方、第1接続部33および第2接続部34は、互いに重なるよう、また互いに交差するように配置されている。第1接続部33と第2接続部34との間には、後述するように、両者の間での導通を防ぐための絶縁層が介在されている。
タッチパネルセンサ10は、外部導体の位置が検出され得るアクティブエリアAa1と、アクティブエリアAa1の周辺に位置する非アクティブエリアAa2と、に少なくとも区画される。上述の電極部31,32および接続部33,34は、アクティブエリアAa1に設けられる。また図2に示すように、非アクティブエリアAa2には、第1電極部31または第2電極部32に接続された額縁配線部41と、額縁配線部41に接続された端子部42と、が設けられている。タッチパネルセンサ10のアクティブエリアAa1および非アクティブエリアAa2はそれぞれ、表示パネル51のアクティブエリアA1および非アクティブエリアA2に対応している。
次に図3Aおよび図3Bを参照して、タッチパネルセンサ10の層構成について説明する。図3Aは、図2の線IIIA−IIIAに沿ってタッチパネルセンサ10を切断した場合を示す断面図であり、図3Bは、図2の線IIIB−IIIBに沿ってタッチパネルセンサ10を切断した場合を示す断面図である。
図3Aおよび図3Bに示すように、第1電極部31、第2電極部32および第1接続部33はいずれも、基材11の第1面11a上に設けられている。例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)やインジウム−ガリウム−亜鉛酸化物(IGZO)などの透明導電性材料からなる導電層12をパターニングすることによって、第1電極部31、第2電極部32および第1接続部33が同時に形成される。また、銀、銀合金、銅、銅合金などの金属材料を用いて、第1電極部31、第2電極部32および第1接続部33を作製するための導電層12を構成してもよい。この場合、第1電極部31および第2電極部32として、網目状に配置された金属細線からなる、いわゆるメッシュタイプのパターンが採用されてもよい。
第2接続部34は、絶縁層35を介して第1接続部33に重なるように配置されている。なお図示はしないが、絶縁層35は、第1接続部33と第2接続部34との間だけでなく、第1電極部31上や第2電極部32上にもさらに設けられていてもよい。絶縁層35を構成する材料としては、アクリル樹脂などが用いられる。
後述するように、また図3Bから明らかなように、第2電極部32と第2接続部34とは別個の工程で作製される。このため、第2電極部32と第2接続部34との間には接触抵抗が少なからず存在する。また図3Bに示すように、第2接続部34のパターン長は、絶縁層35の分だけ第1接続部33のパターン長よりも長くなる。これらの点を考慮すると、第2接続部34を構成する材料として、銀、銀合金、銅、銅合金などの、高い導電性を有する金属材料を用いることが好ましい。一方、銅などの金属材料は、上述のように金属光沢を示す。このため、未処理の金属材料が第2接続部34として用いられると、第2接続部34によって外光が反射されてしまい、この結果、第2接続部34が観察者に視認されてしまうことが考えられる。このような課題を解決するため、本実施の形態においては、図3Aおよび図3Bに示すように、低反射層36が、第2接続部34に沿って延びるように第2接続部34上に設けられている。後述するように、低反射層36は、金属層13をエッチングする際にレジストとして利用される感光層を焼成することによって得られたものである。低反射層36すなわち感光層を構成する材料については後述する。
図4は、図3Aに示すタッチパネルセンサ10の第2接続部34およびその周辺部分を拡大して示す断面図である。後述するように、本実施の形態によれば、低反射層36を用いて第2接続部34を高い位置精度で覆うことができる。
図3Aおよび図3Bに示すように、額縁配線部41および端子部42は、第2接続部34を構成する金属層13と同一の金属層13から構成されていてもよい。また、金属層13から構成された額縁配線部41や端子部42と基材11との間には、第1電極部31や第2電極部32を構成する導電層12が延在されていてもよい。これによって、金属層13のみによって額縁配線部41および端子部42を構成する場合に比べて、額縁配線部41および端子部42の電気抵抗値を低減することができる。
タッチパネルセンサの製造方法
次に、以上のような構成からなるタッチパネルセンサ10を製造する方法について、図5(a)〜(h)を参照して説明する。なお図5(a)〜(h)においては、図2の線IIIA−IIIAに対応する箇所で基材11を切断した場合の断面図が示されている。
はじめに基材11を準備する。次に図5(a)に示すように、基材11の第1面11a上に、透明導電性材料からなる導電層12を、例えばスパッタリング法を用いて設ける。次に、フォトリソグラフィー法などを用いて、導電層12をパターニングする。これによって、図5(b)に示すように、透明導電性材料からなる第1電極部31および第1接続部33を形成することができる。なお図示はしないが、透明導電性材料からなる第2電極部32も、第1電極部31および第1接続部33と同時に形成される。
次に図5(c)に示すように、第1接続部33上に絶縁層35を形成する(絶縁層形成工程)。例えば、はじめに、絶縁性を有する材料を基材11の第1面11a側に設け、次に、フォトリソグラフィー法などを用いて当該材料をパターニングする。これによって、第1接続部33上に設けられた絶縁層35を得ることができる。
(第2接続部形成工程)
その後、絶縁層35を介して第1接続部33に重なるように上述の第2接続部34を形成する第2接続部形成工程を実施する。第2接続部形成工程においては、はじめに図5(d)に示すように、第2接続部34を構成する金属材料を含む金属層13を基材11の第1面11a側に設ける。次に図5(e)に示すように、金属層13上に感光層16を設ける。
感光層16としては、ポジ型の感光層が用いられる。すなわち感光層16は、ポジ型の感光剤を含んでいる。ポジ型の感光剤の例としては、キノンジアジド化合物、光酸発生剤、光塩基発生剤などを挙げることができる。キノンジアジド化合物としては、例えば、o−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル、o−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステルなどが挙げられる。キノンジアジドスルホン酸エステルのエステル成分は、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン及びそのフェニル基にヒドロキシル基を付加したビスフェノールA誘導体、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタン及びそのフェニル基にヒドロキシル基を付加した化合物等が挙げられる。光酸発生剤としては、オニウム塩、ハロゲン含有化合物、ジアゾメタン化合物、スルホン化合物、スルホン酸エステル化合物、スルホンイミド化合物、ジアゾケトン化合物等が挙げられる。光塩基発生剤としては、遷移金属錯体、オルトニトロベンジルカルボメート類、α,α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジルカルバメート類、アシルオキシイミノ類等が挙げられる。
また、感光層16のベースとなる樹脂としては、例えば、露光後の現像時に、アルカリ性の現像液に溶けるアルカリ可溶性樹脂を用いることができる。アルカリ可溶性樹脂としては、例えば、フェノール性ヒドロキシル基を有する樹脂、カルボキシル基を有する樹脂が挙げられる。フェノール性ヒドロキシル基を有する樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、ノボラック樹脂、或いは、ヒドロキシスチレン繰り返し単位を有する樹脂であるヒドロキシスチレンとp−アセトメトキシスチレンとの共重合体などが挙げられる。カルボキシル基を有する樹脂としては、例えば、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体等が挙げられる。
なお上述のとおり、感光層16のうち第2接続部34上に残った部分は、その後に低反射層36として利用される。従って感光層16には、低い反射率を有することが求められる。例えば感光層16は、黒色または黒色に近い色を呈することができる着色剤を含んでいる。着色剤の例としては、カーボンブラック、チタンブラックなどの黒色の色材を挙げることができる。また、赤色、緑色および青色などの複数の色のうち少なくとも2色の色材を組み合わせたものを着色剤として用いて、複数の色の混色により黒色または黒色に近い色を呈するようにしてもよい。
その他にも、感光層16は、硬化剤として、メラミン樹脂、エポキシ化合物、ノボラック樹脂、オキセタン化合物又はアルコシキド化合物などをさらに含んでいてもよい。また感光層16は、界面活性剤、酸化防止剤、安定剤、密着向上剤等の添加剤をさらに含んでいてもよい。
(第1露光・現像工程)
基材11の第1面11a側に感光層16を設けた後、金属層13のうち第2接続部34並びに額縁配線部41および端子部42となる部分の上に感光層16が残るよう、感光層16を露光する。その後、アルカリ性の現像液などを用いて感光層16を現像する。このような第1露光・現像工程を実施することによって、図5(f)に示すように、金属層13のうち第2接続部34並びに額縁配線部41および端子部42となる部分の上に設けられた感光層16を得ることができる。
(金属層エッチング工程)
その後、感光層16をレジストとして金属層13をエッチングする金属層エッチング工程を実施する。これによって、図5(g)に示すように、金属材料からなる第2接続部34並びに額縁配線部41および端子部42を形成することができる。エッチング液としては、第1電極部31、第2電極部32および第1接続部33を構成する導電層12を可能な限り溶かさないものが用いられることが好ましい。
(第2露光・現像工程)
次に、額縁配線部41および端子部42上に残っている感光層16が除去されるよう、感光層16をさらに露光および現像する第2露光・現像工程を実施する。この第2露光・現像工程は、第2接続部上に残っている感光層16が除去されないように実施される。
(焼成工程)
その後、第2接続部34上に残っている感光層16を焼成する焼成工程を実施する。これによって、図5(h)に示すように、第2接続部34上に低反射層36を形成することができる。このようにして、低反射層36によって覆われた第2接続部34を備えたタッチパネルセンサ10を得ることができる。焼成工程において、焼成温度や焼成時間などの焼成条件は、感光層16に含まれる樹脂や溶剤の特性や量などに応じて定められる。例えば、感光層16がノボラック樹脂を含む場合、焼成温度が200〜230℃の範囲内に設定される。
本実施の形態によれば、感光層16をレジストとして金属層13をエッチングし、これによって第2接続部34を形成した後、第2接続部34上に残っている感光層16を焼成することにより、第2接続部34上に低反射層36を形成することができる。このため、タッチパネルセンサ10の製造に要する工数を特に増加させることなく、また製造設備を特に増設することなく、第2接続部34に起因する反射が抑制されたタッチパネルセンサ10を容易に製造することができる。
ところで、仮に第2接続部34を形成した後にフォトリソグラフィー法を用いて第2接続部34上に低反射層を新たに形成する場合、第2接続部34に対する低反射層の相対的な位置精度に、露光光の照射精度の影響が現れることになる。
これに対して、本実施の形態において、第2接続部34上の低反射層36は、金属層13をエッチングして第2接続部34を形成する際にレジストとして用いられた感光層16からなる。このため第2接続部34の位置は、感光層16の位置に応じて定まることになる。従って、第2接続部34に対する低反射層36の相対的な位置精度に、露光光の照射精度の影響が現れることがない。このことは、第2接続部34の位置と低反射層36の位置とが精度良く一致することを意味している。例えば、第2接続部34の幅方向における中心位置と、第2接続部34上に設けられた低反射層36の幅方向における中心位置との差の平均値を、タッチパネルやカラーフィルタの作製の際に用いられる一般的な露光装置における露光光の照射誤差よりも小さくすることができ、例えば0.5μm以下にすることができる。上述の図4では、幅方向における第2接続部34の中心位置を通る中心線C1と、幅方向における低反射層36の中心位置を通る中心線C2とがほぼ一致している。
このように本実施の形態によれば、第2接続部34の位置と、第2接続部34に起因する外光の反射を抑制するために第2接続部34上に設けられる低反射層36の位置とを、精度良く一致させることができる。このため、低反射層36によって第2接続部34を高い位置精度で覆うことができる。このことにより、第2接続部34に起因する外光の反射を、低反射層36によってより確実に抑制することができる。
なお図4に示す例においては、第2接続部34の幅w1と低反射層36の幅w2とが等しくなっている。しかしながら、図示はしないが、第2接続部34の幅w1が、低反射層36の幅w2よりも大きくなっていることもあり、若しくは、第2接続部34の幅w1が、低反射層36の幅w2よりも小さくなっていることもある。以下、理由について説明する。
第2接続部34の幅w1は、金属層13をエッチングする際に生じるサイドエッチングに基づいて、エッチング工程の際に金属層13上に設けられている感光層16の幅よりも小さくなることがある。一方、低反射層36の幅w2は、感光層16が現像工程を経ることによって変化する、例えば小さくなることがある。特に、上述の第2露光・現像工程が実施される場合、第2接続部34の感光層16は、2回の現像工程を経ることになるので、変化量も大きくなる。
従って、サイドエッチングに基づく第2接続部34の幅w1の変化量が、現像工程に基づく感光層16の幅の変化量よりも大きい場合、第2接続部34の幅w1が、低反射層36の幅w2よりも小さくなると考えられる。反対に、現像工程に基づく感光層16の幅の変化量が、サイドエッチングに基づく第2接続部34の幅w1の変化量よりも大きい場合、第2接続部34の幅w1が、低反射層36の幅w2よりも大きくなると考えられる。なお、低反射層36の幅w2が第2接続部34の幅w1よりも大きいか、若しくは等しくなっている場合、低反射層36によって第2接続部34の表面を完全に覆うことができる。このため、第2接続部34が観察者に視認されてしまうことを防ぐうえでは、幅w2が幅w1よりも大きいか、若しくは等しくなっていることが好ましい。従って、感光層16の現像工程、および/または金属層13のエッチング工程は、幅w2が幅w1よりも大きいか、若しくは等しくなるように制御されることが好ましい。
変形例
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、いくつかの変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述の本実施の形態においては、同一の金属層13から同時に第2接続部34並びに額縁配線部41および端子部42が形成される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、額縁配線部41および端子部42は、第2接続部34とは異なる材料から構成されていてもよい。例えば、金属層13をエッチングして第2接続部34を形成した後、印刷法やフォトリソグラフィー法を用いて額縁配線部41および端子部42を別個に形成することができる。この場合であっても、金属層13をエッチングして第2接続部34を形成した後に第2接続部34上に残っている感光層16を利用することにより、第2接続部34に起因する外光の反射を抑制するための低反射層36を容易に得ることができる。
なお上述のように額縁配線部41および端子部42が第2接続部34とは異なる材料から別個に形成される場合、上述の第2露光・現像工程は実施されない。従って、金属層13をエッチングして第2接続部34を形成する際に用いられる感光層16として、ネガ型の感光剤を含むものを用いてもよい。
また上述の本実施の形態においては、各電極部31,32および各接続部33,34が、基材11の第1面11a側に設けられる例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、各電極部31,32および各接続部33,34を基材11の第2面11b側に設けてもよい。
また上述の本実施の形態においては、感光層16に着色剤を添加することにより、感光層16の反射率を低減する例を示した。しかしならが、感光層16の反射率を低減するための方法が、着色剤の添加に限られることはなく、その他の様々な方法が適宜用いられ得る。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 タッチパネルセンサ
11 基材
12 導電層
13 金属層
16 感光層
30 電極部
31 第1電極部
32 第2電極部
33 第1接続部
34 第2接続部
35 絶縁層
36 低反射層
41 額縁配線部
42 端子部
50 表示装置

Claims (3)

  1. 外部導体の位置が検出され得るアクティブエリアと、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアと、に少なくとも区画されるタッチパネルセンサの製造方法であって、
    第1面および第2面を含む基材を準備する工程と、
    基材の前記アクティブエリアの第1面上に、第1方向に沿って並ぶ複数の第1電極部と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数の第2電極部と、隣接する2つの前記第1電極部を接続する第1接続部と、を形成する工程と、
    前記第1接続部上に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    前記絶縁層を介して前記第1接続部に重なるよう配置され、隣接する2つの前記第2電極部を接続する第2接続部を前記アクティブエリアに形成し、前記第1電極部または前記第2電極部に接続される額縁配線部を前記非アクティブエリアに形成する第2接続部形成工程と、を備え、
    前記第2接続部形成工程は、前記第2接続部を構成する金属材料を含む金属層を基材の前記アクティブエリア及び前記非アクティブエリアの第1面側に設ける工程と、前記金属層上にポジ型の感光剤を含む感光層を設ける工程と、前記金属層のうち前記第2接続部および前記額縁配線部となる部分の上に少なくとも前記感光層が残るよう、前記感光層を露光および現像する第1露光・現像工程と、前記感光層をレジストとして前記金属層をエッチングし、これによって前記第2接続部および前記額縁配線部を形成する金属層エッチング工程と、前記額縁配線部上に残っている前記感光層が除去されるよう、前記感光層をさらに露光および現像する第2露光・現像工程と、を含み、
    前記タッチパネルセンサの製造方法は、前記第2接続部上に残っている前記感光層を焼成する焼成工程をさらに備える、タッチパネルセンサの製造方法。
  2. 前記第2接続部上に残っている前記感光層の端部は、前記第1電極部、前記第2電極部及び前記絶縁層に接触しておらず、
    前記第2接続部形成工程の前記金属層エッチング工程及び前記第2露光・現像工程は、前記第2接続部上に残っている前記感光層の幅が前記第2接続部の幅よりも大きくなるように制御される、請求項1に記載のタッチパネルセンサの製造方法。
  3. 前記感光層が着色剤をさらに含む、請求項1または2に記載のタッチパネルセンサの製造方法。
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