JP6463281B2 - クランプ装置 - Google Patents
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Description
農業用パイプハウスや建設用足場などのように、各種クランプ部品などを用いて複数本の金属製単管パイプ同士を組み合せ、目的に応じた構造の骨格枠を設営するものは、設置対象の敷地形状や面積、ビニルハウスや足場などの地上高、屋根型や丸型、平張り型などの各種ハウス形状や、くさび緊結式、枠組式、単管パイプなどの足場形式など、各種骨格形状に応じて金属製パイプ同士を所望角度の交叉状に固定する箇所が多く、このように交叉状に連結する箇所には、一般に、一対のクランプ部品の適所同士を互いに回転自在または回転不能に連結してなり、対象パイプの中途適所に一対のクランプ部品の中、一方のクランプ部品を装着し、付属のボルト・ナットで締め付け固定すると共に、対象交叉パイプの対応中途適所に他方のクランプ部品を装着して付属のボルト・ナットを締め付けて固定し、対象パイプに対して対象交叉パイプを互いにオフセットした(即ち、対象パイプと対象交叉パイプとが互いに隣り合うようズレた状態で)交叉状配置に連結・固定するようにした自在クランプや直交クランプなどのクランプ装置がある。
このようなクランプ装置類は、下記の特許文献1(1)ないし(4)に提案されているものに代表されるように、互いに底部を一体化した一対のクランプ部品からクランプ閉鎖用のボルトおよびナットや、その他の閉鎖機構部分、または、クランプの外郭形状部分などが、外がわに突出したものとなっているため、農業用ビニルハウスの骨格を組み立てる場合には、このような突出部分がビニルシートなどの外装材にストレスを与え、摩耗や損傷の原因となってしまうものであり、また、足場骨格などに用いた場合には、作業者の身体に接触したり衣類や工具類などに引っ掛かったりして安全且つ効率的な作業を妨げてしまう虞がある外、一対のクランプ部品双方に開閉機構および締め付け機構を有する為、構造が複雑で生産コストの削減が難しいものであった。
例えば、下記の特許文献1(5)に見られるものは、一対のクランプ部品同士を連結する部品がわに締め付け機構を集中するよう配し、農業用ビニルハウスや足場などを組み立てる際に、外がわへの突出を無くすよう組み立て可能なものとしてハウス用ビニルシートの摩耗や破損を防止し、足場骨格からの突起を無くす効果が得られるものとなっているが、部品構成の複雑さを解消できるものとはなっておらず、また、下記の特許文献1(6)に示されているものは、外がわへの突出を無くし、ビニルシートなどの外装材に接触するような突起を排除したものとしているが、ビニルシートなどの外装材がわに配するパイプを固定するためのリベット部品は、クランプ本体がわの受け座部品に対してスライドさせて嵌合、装着するものとしてあり、農業用ビニルハウスに強風などによる振動が加わった場合にリベット部品が脱落してしまう虞などが懸念される。
上述したとおり、従前までに提案のある各種クランプ装置類は、何れも一対の対象パイプの夫々に装着するクランプ部品から外がわに突起する部分があって、農業用ビニルハウスの骨格に用いた場合には、ビニルシートなどの外装材に摩耗や損傷を与えて耐久寿命を縮め、利用者の経済的負担を大きくしてしまう虞があったり、また、足場骨格に用いた場合には、足場の通路内に突出して安全且つ円滑な作業の妨げとなってしまうことなどが懸念されたり、さらに、こうした突起を解消したクランプ装置類が既に開発済みとなっているとは云え、部品構造を簡素化することができないままとなっており、簡素化した場合には、振動などを受けると部品が離脱してしまう虞があるなどして、これまで提案のあるものでは経済性と安全性とを両立させることが難しいと考え、永年、農業用パイプハウスを開発、設置、利用してきた経験、およびこれまで得た様々な知見から、従前までのクランプ装置類の緊締構造などの突起による外装材の早期破損や、複雑な構造による生産コスト高騰などに疑問を抱き、より安全且つ経済的に農業用パイプハウスや建設用足場などを設営、利用可能とするためのクランプ装置の構成につき、更なる改善の可能性を痛感するに至ったものである。
そこで、この発明は、農業用パイプハウスの外装材にストレスを与えず、建設用足場の突起を削減可能とする上、部品構成を簡素化、軽量化してなるものとすることができる新たなクランプ技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のクランプ装置を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のクランプ装置は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、対象パイプに平行状配置となる底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を突設し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を対象パイプに交叉状の向きに一体化し、同底壁の先端に緊締機構の一部を有する受け枠、および、該受け枠底壁の基端に対し、枢端を開閉自在に連結してあり、遊端に緊締機構の他部を有し、それら枢端と遊端との間に対象パイプ外壁に接合する他部抱持縁とした開閉枠を有する主クランプを設け、当該対象パイプに交叉する対象交叉パイプの外壁に沿って接合、抱持可能な断面C字形筒帯枠のC字形周回り方向両端に、主クランプ角度規制フランジ部を挟み配置可能な一対からなり、互いに対応する箇所に、対象パイプ軸心に平行となる連結孔を穿設した対峙フランジ部が一体化された連結スリーブを設け、該連結スリーブ対峙フランジ部間に配した主クランプ角度規制フランジ部の連結孔相互に連結ボルト・ナットを装着し、当該主クランプに対し、該連結スリーブを一体に組み合わせてなるものとした構成を要旨とするクランプ装置である。
主クランプは、当該クランプ装置を対象パイプの中途適所に着脱自在に挟着、仮固定可能とし、連結スリーブと所定の角度姿勢を維持するよう連結可能とする機能を担うものであり、受け枠、および、該受け枠に対して開閉自在に連結した開閉枠を有するものとしなければならず、受け枠は、開閉枠と対をなして開閉自在に対象パイプの中途適所に挟着可能とし、連結スリーブを連結可能とする機能を担い、底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を有し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を一体化し、同底壁の先端に、緊締機構の一部を有するものとしなければならず、より具体的なものとして示すと、底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を有し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を一体化し、同底壁の先端に、緊締ナットを螺着した回動ボルトの基端を回動自在に軸着したものとするのが望ましく、後述する実施例にも示すように、底壁に対象パイプ外壁の一部周回り範囲に接合可能な一部抱持縁を有し、同底壁の基端に基端枢着受けを、同底壁の先端に先端軸着部を夫々設け、該先端軸着部に、先端より緊締ナットを螺着した回動ボルトの基端を、対象パイプ軸心に平行な軸心回りに回動自在に軸着し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、対象パイプ軸心に平行する少なくとも1個の連結孔を穿設した角度規制フランジ部を、対象パイプ軸心に直交する角度姿勢に一体化したものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造の幾つかについて詳述することとする。
以上のとおりの構成からなるこの発明のクランプ装置1は、図1ないし図11に示すように、例えば、2本の同一直径、同一肉厚の単管パイプ8,80同士を直交状に交叉させた状態に確りと固定することが可能なものであり、図11に示すように、例えば、農業用ビニルハウスの外がわ(上がわ)配置となる対象交叉パイプ80の中途適所に連結スリーブ7筒帯枠70を外嵌し、内側配置(垂下状)とした主クランプ2を、農業用ビニルハウスの内がわ向きの所望姿勢となる角度姿勢に調節してから、3本の連結ボルト73,73,73および3個の連結ナット74,74,74を均等に締め付け固定した上、開閉枠5を開放した主クランプ2受け枠3一部抱持縁32,32に、農業用ビニルハウスの内がわ(下がわ)配置となる対象パイプ8の中途適所を接合し、開閉枠5を閉じて他部抱持縁50,50を接合し、緊締機構6回動ボルト63を先端軸62回りに回動して緊締溝67に嵌合し、緊締ナット64を緊締座部66に向けて締め付け、一部抱持縁32,32および他部抱持縁50,50間に対象パイプ8の中途適所を確り固定することによって農業用ビニルハウスの骨格を組み立てた上、骨格の外がわ(上がわ)にビニルシートなどの外装材(図示せず)を張着することにより、外がわに突起する部分の無い連結スリーブ7筒帯枠70が、外装材に不要なストレスを与えるのを防止し、外装材の耐久性を高め、より経済的な利用を実現化できるものとなる。
叙述の如く、この発明のクランプ装置は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのクランプ装置技術に比較して大幅に、構造の簡素化と軽量化とを進め、生産コストの削減による低廉化を達成し、遥かに経済的なものとすることができる上、この発明のクランプ装置を組み込んだ農業用ビニルハウスの外装材の摩耗や破損を防止して延命化し、また、足場骨格の連結部分の突起を無くし、作業の安全性および作業効率を格段に高めることができるものとなるから、従前まで外装材の交換頻度の多さと、その作業負担の大きさとに苦慮していたハウス栽培農家や、より安全性が高く経済性に秀でた足場用クランプ装置の開発を望んでいた建築業界は固よりのこと、クランプ装置を提供する農業用および建築用の資材業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 主クランプ
3 受け枠
30 同 底壁
31 同 後背壁
32 同 一部抱持縁
33 同 基端枢着受け
34 同 軸孔
35 同 基端軸
4 角度規制フランジ部
40 同 連結孔
5 開閉枠(枢端、遊端)
50 同 他部抱持縁
51 同 枢着部
52 同 軸孔
6 緊締機構
60 同 先端軸着部
61 同 軸孔
62 同 先端軸
63 同 回動ボルト
64 同 緊締ナット
65 同 軸孔
66 同 緊締座部
67 同 緊締溝
7 連結スリーブ
70 同 筒帯枠
71 同 対峙フランジ部
72 同 連結孔
73 同 連結ボルト
74 同 連結ナット
D 連結代用間隙
8 対象パイプ(単管パイプ)
80 同 対象交叉パイプ(単管パイプ)
Claims (6)
- 対象パイプに平行状配置となる底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を突設し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を対象パイプに交叉状の向きに一体化し、同底壁の先端に緊締機構の一部を有する受け枠、および、該受け枠底壁の基端に対し、枢端を開閉自在に連結してあり、遊端に緊締機構の他部を有し、それら枢端と遊端との間に対象パイプ外壁に接合する他部抱持縁とした開閉枠を有する主クランプを設け、当該対象パイプに交叉する対象交叉パイプの外壁に沿って接合、抱持可能な断面C字形筒帯枠のC字形周回り方向両端に、互いに対応する箇所に、対象パイプ軸心に平行となる連結孔を穿設した対峙フランジ部が一体化され、それら対峙フランジ部が、主クランプの角度規制フランジ部に一致する同一寸法形状の板状か、または、主クランプの角度規制フランジ部を上回る大きさの板状かの何れか一方に設定され、主クランプ角度規制フランジ部を挟み配置可能な一対からなり、それら対峙フランジ部を主クランプと組み合わせた場合に、主クランプの受け枠の底壁に対峙する遠心方向端縁と、該底壁の下面壁との間に僅かな隙間が確保された連結スリーブを設け、該連結スリーブ対峙フランジ部間に配した主クランプ角度規制フランジ部の何れか1箇所に一致させた連結孔相互に連結ボルト・ナットを装着して角度規制フランジ部と対峙フランジ部とを1本の連結ボルト・ナットで連結し、当該主クランプに対し、該連結スリーブを一体に組み合わせてなるものとしたことを特徴とするクランプ装置。
- 対象パイプに平行状配置となる底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を突設し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を対象パイプに交叉状の向きに一体化し、同底壁の先端に緊締機構の一部を有する受け枠、および、該受け枠底壁の基端に対し、枢端を開閉自在に連結してあり、遊端に緊締機構の他部を有し、それら枢端と遊端との間に対象パイプ外壁に接合する他部抱持縁とした開閉枠を有する主クランプを設け、当該対象パイプに交叉する対象交叉パイプの外壁に沿って接合、抱持可能な断面C字形筒帯枠のC字形周回り方向両端に、互いに対応する箇所に、対象パイプ軸心に平行となる連結孔を穿設した対峙フランジ部が一体化され、それら対峙フランジ部が、主クランプの角度規制フランジ部に一致する同一寸法形状の板状か、または、主クランプの角度規制フランジ部を上回る大きさの板状かの何れか一方に設定され、主クランプ角度規制フランジ部を挟み配置可能な一対からなり、それら対峙フランジ部を主クランプと組み合わせた場合に、主クランプの受け枠の底壁に対峙する遠心方向端縁と、該底壁の下面壁との間に僅かな隙間が確保された連結スリーブを設け、該連結スリーブ対峙フランジ部間に主クランプ角度規制フランジ部を配して何れか1箇所に一致させた連結孔に連結ボルト・ナットを装着して角度規制フランジ部と対峙フランジ部とを1本の連結ボルト・ナットで連結し、当該主クランプに対し、該連結スリーブを一体に組み合わせ、主クランプを装着した対象パイプと、連結スリーブを装着した対象交叉パイプとを互いに隣り合うよう配置すると共に、交叉状配置に連結・固定可能なものとし、且つ、主クランプが、連結スリーブに対して僅かに傾いた場合に、対峙フランジ部が、受け枠底壁に当接し、主クランプに対する連結スリーブの連結姿勢を所望範囲内に規制可能な形状のものとしてなることを特徴とするクランプ装置。
- 対象パイプに平行状配置となる底壁に対象パイプ外壁に接合可能な一部抱持縁を突設し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、連結孔を対象パイプ軸心に平行する向きに穿設した角度規制フランジ部を対象パイプに交叉状の向きに一体化し、同底壁の先端に、緊締ナットを螺着した回動ボルトの基端を回動自在に軸着した受け枠、および、該受け枠底壁の基端に対し、対象パイプ外壁に接合可能な他部抱持縁を有し、枢端を該受け枠底壁の基端に開閉自在に連結し、遊端に受け枠回動ボルトを係合する緊締溝と、同回動ボルト緊締ナット用の緊締座部とを持った開閉枠を有する主クランプを設け、当該対象パイプに交叉する対象交叉パイプの外壁に沿って接合、抱持可能な断面C字形筒帯枠のC字形周回り方向両端に、互いに対応する箇所に、対象パイプ軸心に平行となる連結孔を穿設した対峙フランジ部が一体化され、それら対峙フランジ部が、主クランプの角度規制フランジ部に一致する同一寸法形状の板状か、または、主クランプの角度規制フランジ部を上回る大きさの板状かの何れか一方に設定され、主クランプ角度規制フランジ部を挟み配置可能な一対からなり、それら対峙フランジ部を主クランプと組み合わせた場合に、主クランプの受け枠の底壁に対峙する遠心方向端縁と、該底壁の下面壁との間に僅かな隙間が確保された連結スリーブを設け、該連結スリーブ対峙フランジ部間に主クランプ角度規制フランジ部を配して何れか1箇所に一致させた連結孔に連結ボルト・ナットを装着して角度規制フランジ部と対峙フランジ部とを1本の連結ボルト・ナットで連結し、当該主クランプに対し、該連結スリーブを一体に組み合わせてなるものとしたことを特徴とするクランプ装置。
- 対象パイプに平行状配置となる底壁に対象パイプ外壁の一部周回り範囲に接合可能な一部抱持縁を突設し、同底壁の基端に基端枢着受けを、同底壁の先端に先端軸着部を夫々設け、該先端軸着部に、先端より緊締ナットを螺着した回動ボルトの基端を、対象パイプ軸心に平行な軸心回りに回動自在に軸着し、該底壁の一部抱持縁とは反対がわとなる外がわに、対象パイプ軸心に平行する少なくとも1個の連結孔を穿設した角度規制フランジ部を、対象パイプ軸心に直交する角度姿勢に一体化した受け枠、および、該受け枠一部抱持縁が接合可能な対象パイプ外壁の一部周回りを除く他部周囲回りに接合可能な他部抱持縁を有し、枢端に設けた枢着部を、該受け枠基端枢着受けに対し、基端軸を介して開閉自在に連結し、遊端に受け枠回動ボルトを係合する緊締溝と、同回動ボルト緊締ナット用の緊締座部とを持った開閉枠を有する主クランプを設け、当該対象パイプに交叉する対象交叉パイプの外壁周回り180°ないし350°範囲に沿って接合、抱持可能な断面C字形筒帯枠のC字形周回り方向両端に、互いに対応する少なくとも1箇所に、対象パイプ軸心に平行となる連結孔を穿設した対峙フランジ部が一体化され、それら対峙フランジ部が、主クランプの角度規制フランジ部に一致する同一寸法形状の板状か、または、主クランプの角度規制フランジ部を上回る大きさの板状かの何れか一方に設定され、主クランプ角度規制フランジ部を挟み配置可能な一対からなり、それら対峙フランジ部を主クランプと組み合わせた場合に、主クランプの受け枠の底壁に対峙する遠心方向端縁と、該底壁の下面壁との間に僅かな隙間が確保された連結スリーブを設け、該連結スリーブ対峙フランジ部間主クランプ角度規制フランジ部を配し、何れか1箇所に一致させた連結孔に連結ボルト・ナットを装着して角度規制フランジ部と対峙フランジ部とを1本の連結ボルト・ナットで連結し、当該主クランプに対して該連結スリーブを所定角度姿勢に一体に組み合わせてなるものとしたことを特徴とするクランプ装置。
- 角度規制フランジ部の連結孔を1個とし、対峙フランジ部の連結孔を2個または3個の何れか一方とし、各連結孔の軸心が対象パイプに平行し、各連結孔が対象交叉パイプに平行な直線上に適宜間隔を隔てて均衡配列してなるものとした、請求項1ないし4何れか一記載のクランプ装置。
- 角度規制フランジ部の連結孔軸心および連結スリーブ対峙フランジ部の連結孔軸心が、主クランプに挟着する対象パイプの軸心に平行し、連結スリーブに抱持する対象交叉パイプ軸心に直交するよう角度設定してなるものとした、請求項1ないし5何れか一記載のクランプ装置。
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