JP6462481B2 - スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6462481B2
JP6462481B2 JP2015092354A JP2015092354A JP6462481B2 JP 6462481 B2 JP6462481 B2 JP 6462481B2 JP 2015092354 A JP2015092354 A JP 2015092354A JP 2015092354 A JP2015092354 A JP 2015092354A JP 6462481 B2 JP6462481 B2 JP 6462481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skill
evaluation
power index
user
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015092354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016212464A (ja
Inventor
明日香 三宅
明日香 三宅
渡辺 昌洋
昌洋 渡辺
有理佳 片桐
有理佳 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2015092354A priority Critical patent/JP6462481B2/ja
Publication of JP2016212464A publication Critical patent/JP2016212464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6462481B2 publication Critical patent/JP6462481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、様々なユーザ特性の様々な要求に対して、情報の調整を行い最適な形で提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように、様々なユーザ特性に応じて情報提示などを行うことが求められており、そのためにはユーザ特性を自動的に判定する技術が必要である。
特に、ユーザ特性の一つである、ユーザがPCやスマートフォン、タブレットといったICT(Information and Communication Technology)機器をどれくらい使いこなすことができるかというスキルを評価することは、ユーザの特性に応じた情報提示を行う上で重要である。
ICT機器の操作に関しては、或るユーザが特定の課題を達成するまでにかかった時間や、ミスの数等のデータを取得し、得られたデータが正規分布に基づいていると仮定して、データの平均や分散等を、スキルを評価するための指標として算出する方法が有る。このような種類のデータであれば、正規分布に基づくため、平均や分散を求めることに意味が有る。
特開2005−056151号公報
しかしながら、全ての種類のデータが正規分布に従うとは限らない。正規分布に従わないデータに関して、従来のように、正規分布であると仮定して平均や分散を算出しても、その算出結果の意義は希薄であり、ユーザのスキルを精度良く評価するのは困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器の操作に関するデータが正規分布に従わない場合であってもユーザのスキルを評価可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、スキル評価装置は、機器に対するユーザによる操作の発生時期の履歴に基づいて、前記操作の間隔の度数分布を生成する生成部と、前記度数分布のベキ指数を算出する算出部と、前記ベキ指数が大きいほど、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルが高いと判定する評価部と、を有し、前記評価部は、前記ベキ指数に対する1以上の閾値に基づく2以上の区分のうち、前記算出部が算出したベキ指数を含む区分を、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルとして判定する
機器の操作に関するデータが正規分布に従わない場合であってもユーザのスキルを評価可能とすることができる。
本発明の実施の形態における操作端末のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における操作端末の機能構成例を示す図である。 操作端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ログ記憶部の構成例を示す図である。 判定期間入力画面の表示例を示す図である。 指標値及び当てはまりの良さの算出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 判定期間に含まれるログ情報の一例を示す図である。 時間間隔の算出結果の一例を示す図である。 時間間隔の度数分布の一例を示す図である。 度数区分記憶部の構成例を示す図である。 度数分布を両対数軸に当てはめた場合の近似曲線の例を示す図である。 スキル評価区分記憶部の構成例を示す図である。 スキルの評価結果の出力例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における操作端末のハードウェア構成例を示す図である。図1の操作端末10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
操作端末10での処理を実現するプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROM、又はSDメモリカード等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って操作端末10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。なお、入力装置107がタッチパネルである場合、入力装置107は、表示装置106と一体的に構成されてもよい。
図2は、本発明の実施の形態における操作端末の機能構成例を示す図である。本実施の形態において、操作端末10は、ユーザによって操作対象とされる端末であると共に、ユーザによる操作のスキルを評価する装置でも有る。ユーザによる操作のスキルを評価するための機能構成として、操作端末10は、ログ入力部11、ログ処理部12、スキル評価部13、及びスキル出力部14等を有する。これら各部は、操作端末10にインストールされる1以上のプログラム(以下、「スキル評価プログラム」という。)が、CPU104に実行させる処理により実現される。操作端末10は、また、ログ記憶部151、度数区分記憶部152、スキル評価区分記憶部153、及び指標記憶部154等を利用する。これら各記憶部は、例えば、補助記憶装置102、又は操作端末10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
ログ入力部11は、ユーザによる操作が発生するたびに、当該操作の発生時期を示すログ情報をログ記憶部151に記録する。したがって、ログ記憶部151には、操作の発生時期の履歴が記憶される。なお、ユーザによる操作とは、ユーザが操作端末10にインストールされている各種のアプリケーション等に関する、操作端末10に対する操作である。すなわち、ユーザによる操作とは、操作端末10を利用した通常の作業において行われる、操作端末10に対する操作である。各種のアプリケーションは、メーラーであってもよいし、ワープロソフトや他のプログラムであってもよい。スキル評価プログラムは、ユーザが意識しない状態で(例えば、バックグラウンドで)動作し、CPU104をログ入力部11等として機能させる。
ログ処理部12は、ログ記憶部151に記憶されたログ情報を解析して、ユーザによる操作端末10の操作のスキルを評価するための指標値等を算出する。ログ処理部12は、度数分布生成部121及び指標算出部122等を含む。度数分布生成部121は、ログ情報に基づいて、ユーザによる各操作の時間間隔を算出し、該時間間隔に関する度数分布を生成する。指標算出部122は、度数分布生成部121によって生成される度数分布に基づいて、操作端末10の操作に関するユーザのスキルを評価するための指標値を算出する。
スキル評価部13は、ログ処理部12によって算出される指標値等に基づいて、ユーザのスキルを評価する。スキル出力部14は、スキル評価部13による評価結果を出力する。
以下、操作端末10が実行する処理手順について説明する。図3は、操作端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお、本願発明者の実験により、評価指標の度数分布によって、ユーザの総合的なスキルレベルを推定できる可能性が有ることが判明した。操作端末10は、斯かる実験結果に基づいて、図3に示した処理を実行する。
ステップS1において、操作端末10は、例えば、スキルの評価を受けるユーザによる入力に応じ、スキル評価プログラムを起動する。スキル評価プログラムは、例えば、ランチャーアプリであってもよい。また、スキル評価プログラムは、例えば、操作端末10の起動や、操作端末10に対するユーザのログイン等に伴って自動的に起動されてもよい。
続いて、ユーザによって、操作端末10に対して何らかの入力操作が行われると、ログ入力部11は、当該入力操作に関するセンサ情報に基づいて、当該操作の発生を示すログ情報をログ記憶部151に記録する(ステップS2)。何らかの入力操作とは、例えば、タッチパネルのタッチ、キーボードを介した入力、又はマウス等を用いた入力操作である。
図4は、ログ記憶部の構成例を示す図である。図4において、ログ記憶部151は、ユーザによる操作入力ごとに、日付及び時刻等を含むログ情報を記憶する。日付及び時刻は、操作が行われた日付及び時刻である。なお、図4において、「T」の列は、説明の便宜のために付加された列である。すなわち、以下の説明において、各ログ情報自体及び各ログ情報が示す日時(日付及び時刻)を、Tによって表現する。
ログ情報の記録は、ユーザによってスキルの判定要求が入力されるまで実行される(ステップS3)。したがって、当該判定要求が入力されるまでに行われた入力操作に関するログ情報の履歴が、ログ記憶部151に記憶される。
ユーザによってスキルの判定要求が入力されると(ステップS3でYES)、ログ処理部12は、判定期間の入力をユーザから受け付ける(ステップS4)。判定期間とは、スキルの判定に利用するログ情報の範囲を規定するための情報である。すなわち、日付及び時刻が、判定期間に含まれるログ情報が、スキルの判定に利用される。判定期間は、例えば、図5に示される判定期間入力画面を介して入力されてもよい。
図5は、判定期間入力画面の表示例を示す図である。図5において、判定期間入力画面510は、判定期間の開始時期及び終了時期の入力が可能とされている。なお、図5では、開始時期及び終了時期が、日付によって指定されている例が示されているが、時刻までの指定が可能とされてもよい。ユーザは、スキル評価プログラムが起動されてから現在までの間の任意の期間を指定して、判定開始ボタン511を押下する。
続いて、ログ処理部12は、判定期間に含まれるログ情報に基づいて、スキル評価に用いる指標値と、当該指標値の当てはまりの良さ(妥当性)を示す値とを算出する(ステップS5)。
ステップS5の詳細については、図6を用いて説明する。図6は、指標値及び当てはまりの良さの算出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、ログ処理部12の度数分布生成部121は、判定期間に含まれるログ情報を、ログ情報記憶部から取得する。図5の例によれば、判定期間は、2015/04/01〜2015/05/01である。したがって、日付が、当該期間に含まれるログ情報が取得される。
図7は、判定期間に含まれるログ情報の一例を示す図である。図7では、T〜T94の94件のログ情報が取得された例が示されている。
続いて、度数分布生成部121は、以下の式(1)に基づいて、取得された各ログ情報について、直前のログ情報との時間間隔ΔTを算出する(ステップS102)。
ΔT=Tn+1−T ・・・(式1)
図8は、時間間隔の算出結果の一例を示す図である。N件のログ情報については、(N−1)個の時間間隔が算出される。したがって、図8では、T〜T94の94件のログ情報について、ΔT〜ΔT93の93個の時間間隔の算出結果が示されている。例えば、図8において、TとTとの時間間隔ΔTは、00:00:00:380である。また、TとTとの時間間隔ΔTは、00:00:00:854である。
続くステップS103及びS104では、ΔTに基づいて、ログ処理部12によって、スキルを判定するための指標値の算出が行われる。ΔTを用いた指標は複数存在する。例えば、ΔTの度数分布からベキ指数を求め、当該ベキ指数が指標値とされてもよい。また、ΔTをローレンツプロットし、その特徴が指標値とされてもよい。更に、ΔTの変化に対してフーリエ変換を行い、その特徴が指標値とされてもよい。本実の形態では、ΔTの度数分布からベキ指数を求め、当該ベキ指数が指標値とされる例について説明する。
ステップS103において、度数分布生成部121は、ΔTについて、度数分布を生成する。その結果、図9に示されるような度数分布が得られる。
図9は、時間間隔の度数分布の一例を示す図である。図9には、図8に示したΔTに関する度数分布が示されている。すなわち、94回の操作に関する時間間隔の度数分布である。
なお、図9では、時間間隔ΔTが、1秒単位で区切られた場合の出現回数がプロットされている。時間間隔ΔTの区切り(区分)は、例えば、度数区分記憶部152を参照して特定される。
図10は、度数区分記憶部の構成例を示す図である。図10では、ΔTが、0秒以上1秒未満の間であれば、度数ラベルが1であり、1秒以上2秒未満であれば、度数ラベルが2である例が示されている。ステップS103では、各ΔTが、度数ラベル単位で分類されて、度数ラベル単位で出現回数(すなわち、度数)がカウントされる。
続いて、ログ処理部12の指標算出部122は、度数分布に基づいて、指標値を算出する(ステップS104)。算出された指標値は、指標記憶部154に記憶される。
本実施の形態では、ΔTの度数分布がベキ分布に従う場合について説明する。ベキ分布とは、2つの変数yとxとの間に以下の式(2)が示す関係が成立する場合をいう。また、このとき、両辺の対数を取ると以下の式(2')が成立する。
y=bx−γ ・・・(式2)
logy=logb−γlogx ・・・(式2')
式(2')は、両対数軸のグラフ上において、マイナスγの傾きを有する直線となる。この傾きγをベキ指数と呼ぶ。ベキ指数γは、データの集積度を表し、γの絶対値が小さいほど、頻度が小さいものが全体を占める割合が相対的に大きいことを示す。なお、本願発明者の実験によれば、ベキ指数γとユーザのスキルとの間に、相関が認められることが判明した。そこで、本実施の形態では、ベキ指数の値が、指標値として利用される。
具体的には、指標算出部122は、図9の度数分布を両対数軸に当てはめた場合における、度数分布に対する近似曲線を求める。
図11は、度数分布を両対数軸に当てはめた場合の近似曲線の例を示す図である。近似曲線は、累乗近似によって求められる。また、指標算出部122は、近似曲線と共に、当該近似曲線の当てはまりの良さとして、決定係数であるRも算出する。図11では、ベキ指数γが、1.84であり、決定係数Rが、0.9229である例が示されている。
以上で、図3のステップS5の詳細な説明は終了する。
続いて、図3のステップS6以降が実行される。ステップS6において、スキル評価部13は、ステップS5で求められた決定係数Rの当てはまりの良さ(妥当性)を判定する。すなわち、決定係数R2に基づいて、ステップS5において算出されたベキ指数γの採否が判定される。
決定係数Rは、0〜1の値を取り、1に近いほど求めた近似曲線が、データにうまく当てはまることを示す。本実施の形態において、スキル評価部13は、Rが0.5未満であれば、当てはまりが悪いと判定する。この場合(S6でNO)、スキル出力部14は、スキルの判定が不可能であるメッセージを表示装置106に表示し、処理を終了する(ステップS7)。すなわち、ベキ指数γは、スキルを評価するための指標値として採用されない。
一方、スキル評価部13は、Rが0.5以上であれば、当てはまりが良いと判定する。この場合(S6でYES)、ステップS8以降において、スキル評価部13によって、ベキ指数γが使用されてスキルが判定される。すなわち、ベキ指数γが、スキルを評価するための指標値として採用される。なお、Rに対する閾値は、0.5以外の値であってもよい。
スキル評価部13は、例えば、スキル評価区分記憶部153に記憶されている、予め定義された情報を参照して、スキルを判定する。
図12は、スキル評価区分記憶部の構成例を示す図である。図12に示されるように、スキル評価区分記憶部153には、スキルの指標値であるベキ指数γの範囲に対して、スキル評価区分(高、中、低)が対応付けられて記憶されている。スキル評価区分は、スキルのレベルの区分である。
したがって、スキル評価部13は、例えば、スキル評価区分記憶部153の最初のレコードに基づいて、ベキ指数γが、高スキルの範囲内(γ>1.8)であるか否かを判定する(ステップS8)。ベキ指数γが、高スキルの範囲内である場合(ステップS8でYES)、スキル評価部13は、ユーザが高スキルであると判定する(ステップS9)。ベキ指数γが、高スキルの範囲外である場合(ステップS8でNO)、スキル評価部13は、例えば、スキル評価区分記憶部153の2番目のレコードに基づいて、ベキ指数γが、中スキルの範囲内(1.8≧γ≧1.6)であるか否かを判定する(ステップS10)。
ベキ指数γが、中スキルの範囲内である場合(ステップS10でYES)、スキル評価部13は、ユーザが中スキルであると判定する(ステップS11)。ベキ指数γが、中スキルの範囲外である場合(ステップS10でNO)、スキル評価部13は、ユーザが低スキルであると判定する(ステップS12)。
本実施の形態は、ベキ指数が1.84であるため、高スキルであると判定される。なお、スキル評価区分の分類数は、3に限定されない。当該分類数は、2以上であればどのような値でもよい。
続いて、スキル出力部14は、スキル評価部13による、スキルの判定結果(スキルの評価結果)を出力する(ステップS13)。
図13は、スキルの評価結果の出力例を示す図である。図13に示される評価結果出力画面520は、2015/04/01〜2015/05/01の期間に関して、ユーザが高スキルであると判定されたことを示している。
上述したように、本実施の形態によれば、操作端末10の操作に関するスキルのレベルを、データ(本実施の形態では、ΔT)の平均や分散ではなく、データの分布に着目して、評価指標の度数分布の特徴をも考慮して評価される。したがって、操作端末10等のICT(Information and Communication Technology)の操作に関するデータが正規分布に従わない場合であっても、ユーザのスキルを、定量的かつ客観的、自動的に評価可能とすることができる。
なお、本実施の形態は、データ(本実施の形態では、ΔT)の度数分布がベキ分布に従う場合について説明したが、他の分布に従うデータに関して、当該データの度数分布に基づいて、本実施の形態と同様に、ユーザのスキルの評価が行われてもよい。
また、本実施の形態では、操作対象とされる機器と、ユーザのスキルを評価する装置(以下、「評価装置」という。)とが同じ装置である例を示したが、当該機器と評価装置とが別々の装置であってもよい。この場合、当該機器は、ログ入力部11及びログ記憶部151を有していればよい。評価装置は、当該機器のログ記憶部151に記憶されたログ情報に基づいて、ステップS4以降の処理を実行してもよい。
なお、本実施の形態において、操作端末10は、スキル評価装置の一例である。度数分布生成部121は、生成部の一例である。指標算出部122は、算出部の一例である。スキル評価部13は、評価部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 操作端末
11 ログ入力部
12 ログ処理部
13 スキル評価部
14 スキル出力部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
121 度数分布生成部
122 指標算出部
151 ログ記憶部
152 度数区分記憶部
153 スキル評価区分記憶部
154 指標記憶部
B バス

Claims (8)

  1. 機器に対するユーザによる操作の発生時期の履歴に基づいて、前記操作の間隔の度数分布を生成する生成部と、
    前記度数分布のベキ指数を算出する算出部と、
    前記ベキ指数が大きいほど、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルが高いと判定する評価部と、
    を有し、
    前記評価部は、前記ベキ指数に対する1以上の閾値に基づく2以上の区分のうち、前記算出部が算出したベキ指数を含む区分を、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルとして判定する、
    ことを特徴とするスキル評価装置。
  2. 前記算出部は、前記ベキ指数と共に、前記ベキ指数に関する決定係数を算出し、
    前記評価部は、前記決定係数に基づいて、前記ベキ指数の採否を判定する、
    ことを特徴とする請求項記載のスキル評価装置。
  3. 前記評価部は、前記決定係数が所定の値以上であるかを判定し、前記決定係数が前記所定の値以上の場合には、前記ベキ指数に基づいて前記ユーザのスキルを判定し、
    前記決定係数が前記所定の値以上である場合には、前記評価部による判定結果を出力し、前記決定係数が前記所定の値未満の場合には、スキルの判定が不可能であることを示すメッセージを出力する出力部を有する、
    ことを特徴とする請求項2記載のスキル評価装置。
  4. コンピュータが、
    機器に対するユーザによる操作の発生時期の履歴に基づいて、前記操作の間隔の度数分布を生成する生成手順と、
    前記度数分布のベキ指数を算出する算出手順と、
    前記ベキ指数が大きいほど、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルが高いと判定する評価手順と、
    を実行し、
    前記評価手順は、前記ベキ指数に対する1以上の閾値に基づく2以上の区分のうち、前記算出手順が算出したベキ指数を含む区分を、前記機器の操作に関する前記ユーザのスキルとして判定する、
    ことを特徴とするスキル評価方法
  5. 前記算出手順は、前記ベキ指数と共に、前記ベキ指数に関する決定係数を算出し、
    前記評価手順は、前記決定係数に基づいて、前記ベキ指数の採否を判定する、
    ことを特徴とする請求項記載のスキル評価方法。
  6. 前記評価手順は、前記決定係数が所定の値以上であるかを判定し、前記決定係数が前記所定の値以上の場合には、前記ベキ指数に基づいて前記ユーザのスキルを判定し、
    前記決定係数が前記所定の値以上である場合には、前記評価手順による判定結果を出力し、前記決定係数が前記所定の値未満の場合には、スキルの判定が不可能であることを示すメッセージを出力する出力手順を前記コンピュータが実行する、
    ことを特徴とする請求項5記載のスキル評価方法。
  7. 請求項4乃至6いずれか一項記載のスキル評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2015092354A 2015-04-28 2015-04-28 スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体 Active JP6462481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092354A JP6462481B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092354A JP6462481B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016212464A JP2016212464A (ja) 2016-12-15
JP6462481B2 true JP6462481B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=57551825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092354A Active JP6462481B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6462481B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110473354A (zh) * 2019-07-31 2019-11-19 湖南微算互联信息技术有限公司 一种云手机择优分配方法、系统、装置及存储介质

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7243134B2 (ja) * 2018-11-06 2023-03-22 日本電気株式会社 入力操作の作業効率管理装置、入力操作の作業効率管理方法、及び、入力操作の作業効率管理プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3367623B2 (ja) * 1994-08-15 2003-01-14 日本電信電話株式会社 ユーザ熟練度判定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110473354A (zh) * 2019-07-31 2019-11-19 湖南微算互联信息技术有限公司 一种云手机择优分配方法、系统、装置及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016212464A (ja) 2016-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9443082B2 (en) User evaluation
US10698799B2 (en) Indicating a readiness of a change for implementation into a computer program
US11361046B2 (en) Machine learning classification of an application link as broken or working
US10215814B2 (en) System and method for cognitive alarm management for the power grid
US10973458B2 (en) Daily cognitive monitoring of early signs of hearing loss
US20210048811A1 (en) Model generation device for life prediction, model generation method for life prediction, and recording medium storing model generation program for life prediction
US10404524B2 (en) Resource and metric ranking by differential analysis
US8930773B2 (en) Determining root cause
US9823905B2 (en) Event based code generation
JP6462481B2 (ja) スキル評価装置、スキル評価方法、プログラム、及び記録媒体
CN109634986A (zh) 系统监测方法、装置、计算机及计算机可读存储介质
CN105302700A (zh) 一种记录在触摸终端上的用户操作的方法与设备
JP6048119B2 (ja) 異常原因推定プログラム、異常原因推定装置及び異常原因推定方法
US11477104B2 (en) Data rate monitoring to determine channel failure
US20190139149A1 (en) System and method for content reporting
CN114338846B (zh) 一种报文测试的方法及装置
WO2013018376A1 (ja) システムパラメータ設定支援システム、システムパラメータ設定支援装置のデータ処理方法、およびプログラム
US20170329789A1 (en) Process scheduling based on file system consistency level
US20170185397A1 (en) Associated information generation device, associated information generation method, and recording medium storing associated information generation program
CN107729180B (zh) 异常信息处理方法及装置、计算机装置及可读存储介质
CN110399243B (zh) 蓝屏原因确定方法、系统、计算机可读介质及电子设备
CN110381377B (zh) 一种资讯播放的检测方法、装置、电子设备及存储介质
JP7453196B2 (ja) 作業システム及びプログラム
US11749297B2 (en) Audio quality estimation apparatus, audio quality estimation method and program
US20160088119A1 (en) Relay device and relay method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6462481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150