JP6462438B2 - 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム - Google Patents

会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6462438B2
JP6462438B2 JP2015053319A JP2015053319A JP6462438B2 JP 6462438 B2 JP6462438 B2 JP 6462438B2 JP 2015053319 A JP2015053319 A JP 2015053319A JP 2015053319 A JP2015053319 A JP 2015053319A JP 6462438 B2 JP6462438 B2 JP 6462438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
chat
unit
message information
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015053319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016173726A (ja
Inventor
優真 津倉
優真 津倉
健 松井
健 松井
大弥 工藤
大弥 工藤
Original Assignee
株式会社エニーカラー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エニーカラー filed Critical 株式会社エニーカラー
Priority to JP2015053319A priority Critical patent/JP6462438B2/ja
Publication of JP2016173726A publication Critical patent/JP2016173726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6462438B2 publication Critical patent/JP6462438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラムに関し、特に、チャットで話せる相手を見つけることができるようにしたシステムに用いて好適なものである。
近年、見知らぬ誰かとの出会いを提供するインターネット上の場として、チャットシステムが利用されている。チャットシステムは、異性の交際相手を探すことを目的としたものや(例えば、特許文献1参照)、友達探しを目的としたもの、特別な理由がなくても暇な時間に誰かと気軽に会話を楽しむことを目的としたものなど(例えば、特許文献2参照)、様々なタイプがある。
特許文献1に記載の装置では、結婚活動などのために異性を紹介するサービスにおいて、紹介された相手のプロフィールなどを確認した後に、チャットを行うことができる仕組みを提供することにより、実際に会うまでに相手が自分に適しているかどうかを判断することができるようにしている。また、グループでチャットを行うことにより、2人きりではなく、グループで会うことになり、実際に会うための心理的抵抗を低減させることができるようにしている。
また、特許文献2に記載のコミュニケーション装置では、ユーザが送信したメッセージの履歴に基づいて、趣味や話題などの関心項目が類似するユーザどうしをマッチングするようにしている。この特許文献2に記載によれば、他のユーザとの十分なチャット履歴が存在しない場合でも、ユーザの趣味嗜好を自動的に判断し、適したチャット相手を紹介することが可能になると説明されている。
これ以外にも、会話の相手探しを支援するシステムが種々考案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の装置では、ユーザがジャンル別情報を検索して何れかのジャンルを呼び出した場合に、同じジャンルを呼び出したユーザのIDを表示する。そして、その表示を見た一方のユーザが、会話したいと思う他方のユーザのIDを指定し、その伝言に基づいて当該他方のユーザを会話相手として選択したときに、両ユーザ間で音声による1対1の会話ができるようにしている。
特開2014−238722号公報 特開2008−191748号公報 特開2002−009948号公報
上記特許文献1に記載の装置は、結婚などを前提とした異性紹介を目的としたものであり、チャットによる1対1の会話自体をユーザが楽しめるようにすることを目的としたものではない。これに対し、特許文献2,3に記載の装置は、ユーザが1対1の会話を行う際の相手探しを支援するものである。見知らぬ人と1対1の会話を行う場合、相手は誰でも良いというわけではなく、ユーザはできるだけ自分に合った相手(会話をしていて楽しい相手)と会話をすることを望むものである。
この点に関し、特許文献2に記載の装置によれば、ユーザ間の趣味や話題の類似度を計算し、自分と趣味嗜好が似ている相手を自動的に紹介してもらうことができる。しかしながら、一定の条件で計算される類似度の高い相手が、必ずしも会話相手として自分に合っているとは限らない。
一方、特許文献3に記載の装置によれば、自分と同じジャンルを選択している他のユーザで、そのユーザが書いた伝言を読んで気に入ったユーザを自分の意思で会話相手として選択することが可能である。しかし、ユーザが自分の意思で選んだ相手であっても、実際にチャットをしてみたら自分には合っていなかったということもある。また、選ばれた方のユーザから見れば、相手は自分と同じジャンルを選択しているという点が共通するのみであり、伝言を見て自分の意思で選んだ相手ではないので、チャットを行う相手として必ずしも自分に合っているとは限らない。
特許文献2のようにシステムにより自動的に選択された相手、または、特許文献3のようにユーザが自分の意思で選んだ相手とチャットを始めたものの、その相手が自分に合わなかった場合、そのチャットを楽しむことができない。その場合、自分からの発言を控えることは可能であるが、相手からはメッセージが絶えず送られてくる可能性もあり、ユーザに煩わしさを与えてしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、見知らぬ人とチャットによる1対1の会話を行う場合に、真に自分に合った相手を見つけてチャットを楽しむことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数のユーザから投稿された伝言情報を一覧として提示し、その中からユーザにより選択された伝言情報を取得した場合、互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する。その後、チャットの継続を申請するための申請情報を2人のユーザの双方から受け付けた場合、チャットの継続を許可するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、見知らぬ2人のユーザが互いに相手の伝言情報を気に入って選択し合った場合に1回目のマッチングが行われ、チャットを行うことが可能となるので、双方が自分の意思で相手を選んだユーザどうしでチャットを開始することができる。さらに、チャットを開始した2人のユーザは、相手との会話を通じて、伝言情報に基づいて選択した相手が会話相手として実際に自分に合っているかどうかを確認して、チャットの継続を希望する場合にはその旨を申請することができる。そして、双方のユーザからチャット継続の申請が行われた場合に2回目のマッチングが行われ、チャットの継続が許可されるので、双方のユーザが実際のチャットを通じて互いに相手のことを自分に合っていると考えた場合にのみ、チャットを継続することができる。
これにより、ユーザは、見知らぬ誰かとチャットによる1対1の会話を行う場合に、真に自分に合った相手を見つけてチャットを楽しむことができるようになる。また、伝言情報を選択して開始したチャットを通じて、相手が自分には合っていないと考えた場合、チャット継続の申請を行わなければ、それ以降はチャットを行うことが物理的にできなくなるので、相手から煩わしいメッセージがいつまでも送られてくるという問題も解消することができる。
本実施形態による会話相手マッチングシステムの全体構成例を示す図である。 第1の実施形態によるサーバ装置およびユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態による伝言情報記憶部の記憶例を示す図である。 本実施形態による選択情報記憶部の記憶例を示す図である。 本実施形態による伝言情報の表示例を示す図である。 本実施形態によるチャット開始画面の一例を示す図である。 本実施形態によるチャット画面の一例を示す図である。 本実施形態による申請画面の一例を示す図である。 本実施形態によるチャット再開画面の一例を示す図である。 第1の実施形態によるサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるサーバ装置が備える機能構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による会話相手マッチングシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態による会話相手マッチングシステムは、サーバ装置10および複数のユーザ端末20-1〜20-n(以下、特定のユーザ端末を示さない場合は単にユーザ端末20と記す)を備えている。サーバ装置10と複数のユーザ端末20との間はインターネット30を介して接続され、複数のユーザ端末20からサーバ装置10にアクセスしてチャットを行うことができるようになされている。
サーバ装置10は、本発明の会話相手マッチング装置に相当するものである。ユーザ端末20は、例えばスマートフォン、タブレット端末、あるいはパーソナルコンピュータにより構成され、本実施形態によるチャットを実行するために必要なアプリケーション(以下、チャットアプリという)がインストールされている。このチャットアプリは、例えば、インターネット30を介してサーバ装置10からユーザ端末20にダウンロードし、インストールすることが可能である。
図2は、第1の実施形態によるサーバ装置10およびユーザ端末20の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、その機能構成として、記録部101、伝言情報提示部102、選択情報取得部103、第1のマッチング部104、チャット制御部105、要求情報受付部106、第2の伝言情報提示部107、申請情報受付部108、第2のマッチング部109、伝言情報記憶部111、選択情報記憶部112およびマッチング情報記憶部113を備えている。
上記各機能ブロック101〜109は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜109は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶された会話相手マッチング用プログラムが動作することによって実現される。
また、ユーザ端末20は、その機能構成として、伝言情報投稿部201、伝言情報表示制御部202、選択情報送信部203、チャット実行部204、要求情報送信部205、申請情報送信部206、操作部211および表示部212を備えている。操作部211は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイスにより構成される。表示部212は、液晶ディスプレイ等の出力デバイスにより構成される。
上記各機能ブロック201〜206は、ハードウェア、DSP、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック201〜206は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶された上述のアプリケーションプログラムが動作することによって実現される。
まず、サーバ装置10の機能構成について説明する。記録部101は、複数のユーザ20から投稿された伝言情報を、それぞれユーザを識別可能な識別情報と関連付けて伝言情報記憶部111に記憶させる。伝言情報は、例えば、ユーザが今話したいことや気持ちなどを短文で表した情報である。ユーザの識別情報は、伝言情報を投稿したユーザを一意に識別可能な情報であれば何でもよい。例えば、サーバ装置10からユーザ端末20にダウンロードされたチャットアプリのIDをユーザの識別情報として用いることが可能である。あるいは、ユーザ端末20のIPアドレスまたはMACアドレスをユーザの識別情報として用いることも可能である。さらに、チャットアプリのインストール時にユーザが任意に設定してサーバ装置10に登録したユーザIDであってもよい。
図3は、伝言情報記憶部111の記憶例を示す図である。伝言情報記憶部111には、複数の伝言情報が、サーバ装置10に投稿された順番に記憶される。図3の例では、識別情報「USER12」で示されるユーザから「朝ヨガにはまってます」という伝言情報が投稿されて伝言情報記憶部111に記憶され、識別情報「USER03」で示されるユーザから「実は歩き方フェチ」という伝言情報が投稿されて伝言情報記憶部111に記憶され、識別情報「USER74」で示されるユーザから「日本酒詳しくなりたい」という伝言情報が投稿されて伝言情報記憶部111に記憶された状態を示している。
また、図3の例では、それぞれの伝言情報に対して、伝言IDが関連付けて記憶されている。この伝言IDは、例えば、記録部101がユーザ端末20から伝言情報の投稿を受けるたびに付与されるものである。この伝言IDは、個々の伝言情報を簡便に識別するために便宜上付与するものであり、本発明において必須の情報ではない。
伝言情報提示部102は、伝言情報記憶部111に記憶された複数の伝言情報を一覧としてユーザ端末20に提示する。ここで、伝言情報提示部102は、伝言情報記憶部111に記憶されている伝言情報のうち、提示するユーザ端末20のユーザ以外から投稿された伝言情報を提示する。例えば、図3の識別情報「USER74」で示されるユーザが使用するユーザ端末20に対して伝言情報を提示する場合は、識別情報「USER74」に関連付けられた伝言情報以外の伝言情報を一覧として提示する。このとき伝言情報提示部102は、図3に記憶されている伝言情報および伝言IDをユーザ端末20に送信すればよく、ユーザの識別情報は必ずしも送信しなくてもよい。
なお、伝言情報提示部102は、伝言情報記憶部111に記憶されている伝言情報のうち、提示するユーザ端末20のユーザ以外から投稿された伝言情報の全てをユーザ端末20に提示するようにしてもよいし、一部の伝言情報をユーザ端末20に提示するようにしてもよい。一部の伝言情報を提示する場合、例えば、ユーザ端末20の表示部212においてスクロール無しまたは所定量以内のスクロールで表示可能な数の伝言情報を一覧として提示することが考えられる。
一部の伝言情報を提示する場合、伝言情報記憶部111に記憶されている伝言情報の中からどの伝言情報を抽出して提示するかについては、種々のルールを適用することが可能である。例えば、直近で投稿された伝言情報を優先して抽出することが考えられる。また、例えばユーザ端末20-1に対して伝言情報を提示する場合において、当該ユーザ端末20-1のユーザが投稿した伝言情報を選択している他のユーザ(後述する選択情報記憶部112に記憶された選択情報により把握することが可能)の伝言情報を優先して抽出するようにしてもよい。このようにすれば、後述する第1のマッチング部104によるユーザ間のマッチングが成立しやすくなるようにすることができる。
また、チャットアプリを立ち上げているユーザの伝言情報を優先して抽出するようにしてもよい。このようにすれば、後述する第1のマッチング部104による第1のマッチングが成立した後に、マッチングした2人のユーザによるチャットの実行にスムーズに移行しやすくなるようにすることができる。
また、各ユーザがチャットアプリを立ち上げている時間帯(以下、アクティブ時間帯という)をデータとして保持するようにし、アクティブ時間帯と相性の良い伝言情報を優先して抽出するようにしてもよい。例えば、夜間がアクティブ時間帯となっている傾向が強いユーザに対して伝言情報の一覧を提示する場合、夜に関連する単語が含まれる伝言情報を優先して提示するといった具合である。どの単語が夜に関連するものであるかについては、あらかじめテーブル情報等によって関連付けて記憶しておけばよい。
選択情報取得部103は、伝言情報提示部102によってユーザ端末20に提示された複数の伝言情報の中からユーザにより選択された伝言情報および当該伝言情報を選択したユーザの識別情報を、ユーザ端末20から選択情報として取得する。そして、選択情報取得部103は、取得した選択情報を選択情報記憶部112に記憶させる。選択情報取得部103は、ユーザ端末20においてユーザにより伝言情報が選択されるたびに、選択情報を取得して選択情報記憶部112に随時記憶させて蓄積していく。
図4は、選択情報記憶部112の記憶例を示す図である。図4の例では、ユーザにより選択された伝言情報に対応する伝言IDと、当該伝言情報を選択したユーザの識別情報とを関連付けて記憶した状態を示している。図4の例では、伝言ID「0001」で示される伝言情報が識別情報「USER74」で示されるユーザにより選択され、伝言ID「0008」で示される伝言情報が識別情報「USER39」で示されるユーザにより選択され、伝言ID「0003」で示される伝言情報が識別情報「USER12」で示されるユーザにより選択された状態を示している。
第1のマッチング部104は、選択情報取得部103により取得され選択情報記憶部112に記憶された選択情報に基づいて、互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する。そして、この設定に係る第1のマッチング情報をマッチング情報記憶部113に記憶させる。マッチング情報記憶部113に記憶させる第1のマッチング情報は、第1のマッチングが成立した2人のユーザの識別情報と、当該2人のユーザ間でチャットができる期間を所定時間(例えば、60分)に制限することを設定するための制限フラグ情報である。第1のマッチング部104は、第1のマッチングが成立するたびに、第1のマッチング情報をマッチング情報記憶部113に随時記憶させて蓄積していく。
ここで、第1のマッチング部104の動作例を、図3および図4を参照して説明する。図4に示すように、伝言ID「0001」で示される伝言情報は、識別情報「USER74」で示されるユーザによって選択されている。この伝言ID「0001」で示される伝言情報は、図3に示すように、識別情報「USER12」で示されるユーザから投稿されたものである。
一方、図4に示すように、伝言ID「0003」で示される伝言情報は、識別情報「USER12」で示されるユーザにより選択されている。そして、この伝言ID「0003」で示される伝言情報は、図3に示すように、識別情報「USER74」で示されるユーザから投稿されたものである。
このように、識別情報「USER12」で示されるユーザと、識別情報「USER74」で示されるユーザとは、互いに相手の伝言情報を選択し合っている関係が成立している。この場合、第1のマッチング部104は、この2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定した第1のマッチング情報をマッチング情報記憶部113に記憶させる。
チャット制御部105は、マッチング情報記憶部113に記憶された第1のマッチング情報に従って、第1のマッチングが成立した2人のユーザ間におけるチャットの実行に関する制御を行う。このチャット制御部105が行うチャットの実行に関する制御は、公知の手法を適用することが可能である。ただし、チャットができる期間を所定時間以内に制限している点は、本実施形態における特徴点の1つである。
要求情報受付部106は、第1のマッチング部104によるマッチングが成立してチャット中の2人のユーザから投稿された伝言情報の提示を要求するための要求情報を、当該が2人のユーザが使用するユーザ端末20から受け付ける。ユーザ端末20に対する伝言情報の提示は、基本的には第1のマッチング部104によるマッチングが行われる前に、伝言情報提示部102により行う。ただし、本実施形態では、第1のマッチング部104によりマッチングが成立した後も、チャット中の2人のユーザから提示を要求された場合は、伝言情報を改めて提示する仕組みを提供している。
すなわち、第2の伝言情報提示部107は、要求情報受付部106が2人のユーザのうち何れか一方に関する伝言情報の提示を要求するための要求情報を受け付けた場合、当該一方のユーザから投稿された伝言情報を伝言情報記憶部111から読み出し、要求元のユーザ端末20に対して一覧として提示する。例えば、第1のマッチングが成立してチャット中の2人のユーザのうち、識別情報「USER12」のユーザから、識別情報「USER74」のユーザに係る伝言情報の提示が要求された場合、第2の伝言情報提示部107は、識別情報「USER74」から投稿された伝言情報を伝言情報記憶部111から読み出し、識別情報「USER12」のユーザが使用するユーザ端末20に一覧として提示する。
申請情報受付部108は、チャット中の2人のユーザが使用するユーザ端末20から、チャットの継続を申請するための申請情報を受け付ける。この申請情報を受け付けるタイミングは、チャットを行うことができる制限時間を経過した後である。なお、チャットができる制限時間を経過した後、一定時間以内に限ってユーザ端末20からチャットの継続申請を行うことができるように制限を設けてもよい。
第2のマッチング部109は、申請情報受付部108が2人のユーザの双方から申請情報を受け付けた場合に第2のマッチングを成立させ、チャットの継続を許可する。具体的には、第2のマッチング部109は、マッチング情報記憶部113に記憶されている制限フラグ情報を解除することにより、時間制限なくチャットを継続することができるようにマッチング情報の設定を変更する。
また、第2のマッチング部109は、第2のマッチング情報をマッチング情報記憶部113に記憶させる。マッチング情報記憶部113に記憶させる第2のマッチング情報は、第2のマッチングが成立した2人のユーザの識別情報である。第2のマッチング部109は、第2のマッチングが成立するたびに、第2のマッチング情報をマッチング情報記憶部113に随時記憶させて蓄積していく。
次に、ユーザ端末20の機能構成について説明する。伝言情報投稿部201は、操作部211に対するユーザ操作により入力された伝言情報を、ユーザの識別情報と関連付けてサーバ装置10に投稿する。サーバ装置10に投稿された伝言情報は、図3に示したようにユーザの識別情報および伝言IDと関連付けて伝言情報記憶部111に記憶される。
伝言情報表示制御部202は、サーバ装置10の伝言情報提示部102により提示された複数の伝言情報の一覧を表示部212に表示させる。図5は、伝言情報の表示例を示す図である。図5に示すように、ユーザ端末20の表示部212には、複数の伝言情報51が一覧として表示される。ただし、伝言情報51を投稿したユーザに関する情報は表示せず、匿名性が保たれるようにしている。各々の伝言情報には、選択ボタン52が付随して表示されている。ユーザは、気になる伝言情報がある場合、それに付随している選択ボタン52を押すことにより、伝言情報の選択を行うことができる。
選択情報送信部203は、伝言情報表示制御部202により図5のように表示された複数の伝言情報51の中から何れかを選択するユーザ操作(選択ボタン52の操作)に応じて、当該選択された伝言情報および選択を行ったユーザの識別情報を選択情報としてサーバ装置10に送信する。なお、本実施形態では、選択された伝言情報を示す伝言IDをサーバ装置10に送信するようにしている。サーバ装置10に送信された選択情報は、図4に示したように選択情報記憶部112に記憶される。
チャット実行部204は、サーバ装置10の第1のマッチング部104によりマッチングされた相手のユーザとの間で、サーバ装置10のチャット制御部105を介してチャットを実行する。第1のマッチング部104によるマッチングが成立した場合、チャット制御部105は、マッチングされた2人のユーザが使用するユーザ端末20に対して、マッチングが成立したことを知らせてチャットの開始を促すためのチャット開始画面を提示する。ユーザ端末20のチャット実行部204は、チャット制御部105により提示されたチャット開始画面を表示部212に表示させる。そして、このチャット開始画面を通じて、チャットの開始がユーザ操作により指示された場合に、チャット実行部204はチャットの実行を開始する。
図6は、チャット開始画面の一例を示す図である。図6の例では、マッチングに係る2つの伝言情報61と、第1のマッチングが成立したことを知らせるメッセージ62と、今すぐチャットを開始するか否かをユーザが指示するための指示ボタン63,64とが表示されている。ユーザが「開始」ボタン64を操作すると、そのことがサーバ装置10のチャット制御部105に伝えられ、チャットを行うことができる所定時間(例えば、60分)のカウントが開始される。そして、チャット実行部204によるチャットの実行が可能な状態となる。
一方、ユーザが「あとで」ボタン63を操作すると、チャット開始画面が閉じられる。この場合、操作部211に対する所定のユーザ操作によって、後からチャット開始画面を再表示させることができる。よって、ユーザは、第1のマッチング部104によるマッチングが成立した後、好きなタイミングでチャットを開始することが可能である。なお、第1のマッチングが成立した後、一定時間以内に限ってチャット開始画面の再表示を行うことができるように制限を設けてもよい。
なお、本実施形態では、第1のマッチングが成立した2人のユーザのうち、何れか一方のユーザが「開始」ボタン64を操作した時点で、チャット制御部105は、チャットを行うことができる所定時間のカウントを開始する。この場合、チャット制御部105は、「開始」ボタン64を操作していない他方のユーザが使用するユーザ端末20に対して、チャットが開始されたことを知らせるメッセージを送信するようにしてもよい。
要求情報送信部205は、操作部211に対するユーザ操作に応じて、チャット中の2人のユーザに係る伝言情報の提示を要求するための要求情報をサーバ装置10に送信する。この伝言情報の要求は、例えば、チャット画面に表示された所定の要求ボタンを操作することによって行うことが可能である。図7は、チャット実行部204によって表示部212に表示されるチャット画面の一例を示す図である。図7に示す例では、チャット画面71の右上スペース部分に要求ボタン72が表示されている。ユーザがこの要求ボタン72を操作すると、要求情報送信部205は、相手側のユーザに係る伝言情報の提示を要求するための要求情報をサーバ装置10に送信する。
要求情報送信部205が要求情報をサーバ装置10に送信すると、そのレスポンスとして、チャットをしている相手側のユーザに係る伝言情報の一覧が第2の伝言情報提示部107により提示される。伝言情報表示制御部202は、第2の伝言情報提示部107により提示された伝言情報の一覧を表示部212に表示させる。この場合における表示形態は、図5に示した表示形態とほぼ同じとすることが可能である。ただし、選択ボタン52は表示されない。ユーザがこの一覧表示を閉じる操作をすると、図7に示すチャット画面に戻る。
申請情報送信部206は、チャットの継続を申請することを指示するための操作部211に対するユーザ操作に応じて、チャットの継続を申請するための申請情報をサーバ装置10に送信する。例えば、チャットを行うことが可能な所定の制限時間が経過した時点で、チャット制御部105は、2人のユーザが使用するユーザ端末20に対して、制限時間が経過したことを知らせてチャットの継続を促すための申請画面を提示する。チャット実行部204は、チャット制御部105により提示された申請画面を表示部212に表示させる。そして、この申請画面を通じて、チャットの継続申請がユーザ操作により行われた場合に、申請情報送信部206は、申請情報をサーバ装置10に送信する。
図8は、申請画面の一例を示す図である。図8の例では、制限時間が経過したことを知らせるメッセージ81と、チャットの継続を申請するか否かをユーザが指示するための指示ボタン82,83とが表示されている。ユーザが「申請する」ボタン82を操作すると、申請情報送信部206は、申請情報をサーバ装置10に送信する。一方、ユーザが「申請しない」ボタン83を操作すると、申請画面が閉じられる。この場合、申請情報送信部206は、申請情報をサーバ装置10に送信しない。
上述したように、チャットをしていた2人のユーザの両方から申請情報がサーバ装置10に送信されると、第2のマッチング部109によるマッチングが成立し、時間の制限なくチャットを継続することができる状態となる。この場合、チャット制御部105は、2人のユーザが使用するユーザ端末20に対して、第2のマッチングが成立したことを知らせてチャットの再開を促すためのチャット再開画面を提示する。チャット実行部204は、チャット制御部105により提示されたチャット再開画面を表示部212に表示させる。そして、このチャット再開画面を通じて、チャットの再開がユーザ操作により行われた場合に、チャット実行部204はチャットの実行を再開する。
図9は、チャット再開画面の一例を示す図である。図9の例では、第2のマッチングが成立したことを知らせるメッセージ91と、今すぐチャットを再開するか否かをユーザが指示するための指示ボタン92,93とが表示されている。ユーザが「再開」ボタン93を操作すると、そのことがサーバ装置10のチャット制御部105に伝えられ、チャットを行うことができる状態に再設定される。これにより、チャット実行部204によるチャットの実行が可能な状態となる。
一方、ユーザが「あとで」ボタン92を操作すると、チャット再開画面が閉じられる。この場合、操作部211に対する所定のユーザ操作によって、後からチャット再開画面を再表示させることができる。よって、ユーザは、第2のマッチングが成立した後、好きなタイミングでチャットを再開することが可能である。なお、第2のマッチングが成立した後、一定時間以内に限ってチャット再開画面の再表示を行うことができるように制限を設けてもよい。
図10A〜図10Cは、上記のように構成した第1の実施形態によるサーバ装置10の動作例を示すフローチャートである。なお、ここでは、複数のユーザ端末20のうち、特定の1台のユーザ端末20との間で行われる動作の一例を示している。図10に示すフローチャートは、ユーザ端末20から伝言情報の提示要求が送られてきたときに開始する。
ユーザ端末20から送られてきた伝言情報の提示要求をサーバ装置10が受けると、伝言情報提示部102は、伝言情報記憶部111に記憶されている複数の伝言情報を一覧としてユーザ端末20に提示する(ステップS1)。その後、選択情報取得部103は、ユーザ端末20において選択された伝言情報および選択したユーザの識別情報を含む選択情報をユーザ端末20から取得したか否かを判定する(ステップS2)。
選択情報取得部103は、ユーザ端末20から選択情報を取得していない場合、ステップS2の判定を繰り返す。一方、選択情報取得部103は、ユーザ端末20から選択情報を取得した場合、当該取得した選択情報を選択情報記憶部112に記憶させる(ステップS3)。そして、第1のマッチング部104は、選択情報記憶部112に記憶された選択情報に基づいて、互いに相手の伝言情報を選択し合っているユーザが存在するか否か、すなわち、選択情報取得部103により取得された選択情報に含まれる識別情報で示されるユーザから投稿された伝言情報を選択している他のユーザが存在するか否かを判定する(ステップS4)。
ここで、互いに相手の伝言情報を選択し合っているユーザが存在しない場合、処理はステップS1に戻る。一方、互いに相手の伝言情報を選択し合っているユーザが存在する場合、第1のマッチング部104は、その2人のユーザに関して第1のマッチングを成立させ、当該2人のユーザ間でチャットができるように第1のマッチング情報を設定してマッチング情報記憶部113に記憶させる(ステップS5)。
そして、チャット制御部105は、図6に示すチャット開始画面をユーザ端末20に提示し(ステップS6)、「開始」ボタン64がユーザにより操作されたか否かを判定する(ステップS7)。ここで、「開始」ボタン64が操作されていない場合、すなわち、「あとで」ボタン63が操作された場合、処理はステップS1に戻る。一方、「開始」ボタン64が操作された場合、処理は図10BのステップS8に進む。
図10BのステップS8において、チャット制御部105は、ユーザ端末20のチャット実行部204と連携して、第1のマッチングが成立した2人のユーザ間におけるチャットの実行を制御する。次に、要求情報受付部106は、図7に示すチャット画面において要求ボタン72が操作されたか否か、すなわち、チャット中の相手のユーザから投稿された伝言情報の提示を要求するための要求情報をユーザ端末20から受け付けたか否かを判定する(ステップS9)。要求情報を受け付けていない場合、処理はステップS13に遷移する。
一方、要求情報受付部106が要求情報を受け付けた場合、第2の伝言情報提示部107は、チャット中の相手のユーザから投稿された伝言情報を伝言情報記憶部111から読み出し、ユーザ端末20に対して一覧として提示する(ステップS10)。その後、第2の伝言情報提示部107は、当該伝言情報の一覧画面を閉じる操作が行われたか否かを判定し(ステップS11)、閉じる操作が行われていない場合、ステップS11の判定を繰り返す。一方、閉じる操作が行われた場合、第2の伝言情報提示部107は、伝言情報の一覧画面を閉じて(ステップS12)、処理はステップS13に遷移する。
ステップS13において、チャット制御部105は、ステップS8でチャットの実行を開始した後、チャットができる期間として認められた所定の制限時間を経過したか否かを判定する。制限時間を経過していない場合、処理はステップS8に戻る。一方、制限時間を経過した場合、処理は図10CのステップS14に遷移する。
図10CのステップS14において、チャット制御部105は、ステップS8で開始したチャットの実行を停止する。そして、チャット制御部105は、図8に示す申請画面をユーザ端末20に提示する(ステップS15)。さらに、申請情報受付部108は、「申請する」ボタン82がユーザにより操作されたか否か、すなわち、チャットの継続を申請するための申請情報をユーザ端末20から受け付けたか否かを判定する(ステップS16)。
ここで、申請画面において「申請する」ボタン82が操作されていない場合、すなわち、「申請しない」ボタン83が操作された場合、図10に示すフローチャートの処理は終了する。一方、「申請する」ボタン82が操作された場合、第2のマッチング部109は、チャットの相手側のユーザも「申請する」ボタン82を操作したか否か、すなわち、申請情報受付部108が2人のユーザの双方から申請情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS17)。
申請情報受付部108が2人のユーザの双方から申請情報を受け付けていない場合、図10に示すフローチャートの処理は終了する。一方、2人のユーザの双方から申請情報を受け付けた場合、第2のマッチング部109は、マッチング情報記憶部113に記憶されている制限フラグ情報を解除することにより、時間制限なくチャットを継続することができるようにマッチング情報の設定を変更する(ステップS18)。
さらに、チャット制御部105は、図9に示すチャット再開画面をユーザ端末20に提示し(ステップS19)、「再開」ボタン93がユーザにより操作されたか否かを判定する(ステップS20)。ここで、「再開」ボタン93が操作されていない場合、すなわち、「あとで」ボタン92が操作された場合、図10に示すフローチャートの処理は終了する。なお、その後にチャット再開画面を再表示させる操作が行われた場合、処理はステップS19から再開する。
一方、「再開」ボタン93が操作された場合、チャット制御部105は、ステップS14で停止していたチャットの実行を再開するように制御する(ステップS21)。その後、チャット制御部105は、チャットの実行を終了する操作がユーザにより行われたか否かを判定し(ステップS22)、当該操作が行われていない場合はステップS21に戻り、チャットの実行を継続する。また、チャットの実行を終了する操作が行われた場合、図10に示すフローチャートの処理は終了する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、複数のユーザから投稿された伝言情報を一覧としてユーザ端末20に提示し、その中からユーザにより選択された伝言情報および当該ユーザの識別情報を選択情報としてサーバ装置10が取得した場合、第1のマッチング部104によって互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する。そして、所定の制限時間を経過した後、チャットの継続を申請するための申請情報を2人のユーザの双方から受け付けた場合、第2のマッチング部109によってチャットの継続を許可するようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、見知らぬ2人のユーザが互いに相手の伝言情報を気に入って選択し合った場合に、第1のマッチング部104により1回目のマッチングが行われ、チャットを行うことが可能となる。これにより、双方が自分の意思で相手を選んだユーザどうしでチャットを開始することができる。
さらに、チャットを開始した2人のユーザは、相手との会話を通じて、伝言情報に基づいて選択した相手が会話相手として実際に自分に合っているかどうかを確認し、制限時間が経過したタイミングで、チャットの継続を希望する場合にはその旨を申請することができる。そして、双方のユーザからチャット継続の申請が行われた場合に、第2のマッチング部109によって2回目のマッチングが行われ、チャットの継続が許可される。これにより、双方のユーザが実際のチャットを通じて互いに相手のことを自分に合っていると考えた場合にのみ、チャットを継続することができる。
以上により、ユーザは、見知らぬ誰かとチャットによる1対1の会話を行う場合に、真に自分に合った相手を見つけてチャットを楽しむことができるようになる。また、伝言情報を選択して開始したチャットを通じて、相手が自分には合っていないと考えた場合、チャット継続の申請を行わなければ、それ以降はチャットを行うことが物理的にできなくなるので、相手から煩わしいメッセージがいつまでも送られてくるという問題も解消することができる。
また、第1の実施形態では、第1のマッチング部104によるマッチングが成立してチャットを実行している際に、図7に示す要求ボタン72を操作することによって、チャットの相手側のユーザから投稿された伝言情報を一覧表示させることができるようにしている。ユーザは、相手側のユーザが投稿した伝言情報の一覧を見ることにより、どのようなことに興味関心を持ったユーザであるかを推測することができる。これにより、チャット中の会話に加えて、この伝言情報の一覧を考慮して、最初に伝言情報に基づいて選択した相手が会話相手として自分に合っているかどうかを判断することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態による会話相手マッチングシステムの全体構成は、図1と同様である。図11は、第2の実施形態によるサーバ装置10’が備える機能構成例を示すブロック図である。第2の実施形態によるサーバ装置10’は、図2に示した機能構成に加えて、図11に示した機能構成を備えている。なお、この図11では、図2に示した機能構成の一部のみを図示している。
図11に示すように、第2の実施形態によるサーバ装置10’は、図2に示した機能構成に加えて、チャット情報記憶部114、伝言情報分析部121およびチャット情報分析部122を備えている。また、第2の実施形態によるサーバ装置10’は、図2に示した伝言情報提示部102に代えて伝言情報提示部102’を備えている。第2の実施形態は、これらの機能構成により、第2のマッチング部109による第2のマッチングが成立した状況および成立しなかった状況において見られる特徴点をそれぞれ分析する。そして、伝言情報提示部102’がユーザに対して伝言情報の一覧を提示する際に、その特徴点を有する伝言情報について提示の優先順位を制御するようにしたものである。
チャット情報記憶部114は、チャット制御部105による制御のもとで実行されたチャットの情報を随時記憶して蓄積する。このチャット情報記憶部114に記憶させるチャット情報は、チャットを行っている2人のユーザの識別情報、チャットの中の各トークの内容(発言情報)、各トークで添付された写真、スタンプ、動画などの投稿物、各トークが行われている時間などである。チャット制御部105は、少なくとも、第1のマッチング部104による第1のマッチングが成立した後に制限時間付きのチャットを実行するたびに、チャット情報をチャット情報記憶部114に随時記憶させて蓄積していく。
伝言情報分析部121は、選択情報記憶部112に蓄積された伝言情報を分析し、第2のマッチング部109による第2のマッチングが成立したユーザによって第1のマッチング部104による第1のマッチングが成立したときに選択されていた伝言情報について、その他のユーザにより選択されていた伝言情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する。
この場合における「その他のユーザ」とは、第1のマッチングが成立して制限時間付きのチャットを行った後、片方のみが申請情報を送信して第2のマッチングが不成立となったユーザと、両方とも申請情報を送信せずに第2のマッチングが不成立となったユーザである。第2のマッチングが成立したユーザ、片方のみの申請で第2のマッチングが不成立となったユーザ、両方の申請がなくて第2のマッチングが不成立となったユーザのどれに該当するかは、マッチング情報記憶部113に記憶されているマッチング情報を参照することによって確認することが可能である。
また、伝言情報に関する特徴点としては、例えば以下のようなものが考えられる。
1)第1のマッチングが成立した2人のユーザが選択した伝言情報の中に、同義語、類義語、関連語など意味の近い単語が含まれていること
2)第1のマッチングが成立した2人のユーザが選択した伝言情報の中に、世の中のホットトレンド等を表す単語(トレンドワード)が含まれていること
3)第1のマッチングが成立した時間帯と両ユーザのアクティブ時間帯との偏差
上記1)の分析は、同義語、類義語、関連語などを集めた辞書データを用いて行う。上記2)の分析は、例えば、チャット情報記憶部114に記憶されたチャット情報の中でホットタグに関連付けられた単語を抽出することによって行うことが可能である。あるいは、facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)といった外部のコミュニケーションツールにおいてトレンド情報として提供されている単語を抽出するようにしてもよい。
例えば、上記1)の分析を行う場合、伝言情報分析部121は、選択情報記憶部112に選択情報として蓄積されている伝言情報のうち、第1のマッチングが成立した2人のユーザが選択していた伝言情報の中にそれぞれ意味の近い単語A,A’が含まれているものに関して、第2のマッチングが成立した割合が、第2のマッチングが不成立となった割合よりも一定以上の差をもって大きいかどうか(有意な差異が見られるかどうか)を分析する。そして、有意な差異が見られる場合に、伝言情報の中に意味の近い単語A,A’が含まれていることを、有意差を持つ特徴点として特定する。
また、上記2)の分析を行う場合、伝言情報分析部121は、選択情報記憶部112に選択情報として蓄積されている伝言情報のうち、第1のマッチングが成立した2人のユーザが選択していた伝言情報の中にそれぞれ共通のトレンドワードBが含まれているものに関して、第2のマッチングが成立した割合が、第2のマッチングが不成立となった割合よりも一定以上の差をもって大きいかどうか(有意な差異が見られるかどうか)を分析する。そして、有意な差異が見られる場合に、伝言情報の中に共通のトレンドワードBが含まれていることを、有意差を持つ特徴点として特定する。なお、2人の伝言情報の中に共通のトレンドワードが含まれていることに代えて、少なくとも片方の伝言情報の中にトレンドワードが含まれていることを、有意差を持つ特徴点として特定するようにしてもよい。
また、上記3)の分析では、例えば、夜間がアクティブ時間帯となっている傾向が強いユーザが夜間に第1のマッチングが成立した場合と、それ以外の時間帯で第1のマッチングが成立した場合とで、第2のマッチングの成立に有意な差異が見られるかどうかといったことを分析することが可能である。例えば、第1のマッチングが成立した時間帯と両ユーザのアクティブ時間帯との偏差が所定値の場合に第2のマッチングが成立した割合が、第2のマッチングが不成立となった割合よりも一定以上の差をもって大きい場合に、伝言情報分析部121はその偏差の値を、有意差を持つ特徴点として特定する。
伝言情報提示部102’は、伝言情報分析部121により特定された特徴点を有する伝言情報の優先順位を上げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。例えば、上述の例で、伝言情報分析部121が、伝言情報の中に意味の近い単語A,A’が含まれていることを、有意差を持つ特徴点として特定したとする。この場合、伝言情報提示部102’は、伝言情報記憶部111を参照し、例えば単語Aを含む伝言情報を投稿しているユーザのユーザ端末20に対して、それと意味の近い単語A’が含まれる伝言情報の優先順位を上げて提示し、当該伝言情報が一覧の上位に優先的に表示されるようにする。
また、伝言情報分析部121は、選択情報記憶部112に蓄積された伝言情報を分析し、申請情報受付部106が双方から申請情報を受け付けなかったユーザにより選択されていた伝言情報について、その他のユーザにより選択されていた伝言情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する。この場合における「その他のユーザ」とは、第1のマッチングが成立して制限時間付きのチャットを行った後、第2のマッチングが成立したユーザと、片方のみが申請情報を送信して第2のマッチングが不成立となったユーザである。
この場合における伝言情報に関する特徴点としても、上記1)〜3)に示したものを用いることが可能である。なお、以下では、両方のユーザが申請情報を送信して第2のマッチングが成立したときの伝言情報について特定された特徴点を「プラスの特徴点」、両方のユーザが申請情報を送信せずに第2のマッチングが不成立となったときの伝言情報について特定された特徴点を「マイナスの特徴点」として区別することとする。
伝言情報提示部102’は、伝言情報分析部121により特定されたマイナスの特徴点を有する伝言情報の優先順位を下げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。例えば、伝言情報分析部121が、伝言情報の中に意味の近い単語C,C’が含まれていることをマイナスの特徴点として特定したとする。この場合、伝言情報提示部102’は、伝言情報記憶部111を参照し、例えば単語Cを含む伝言情報を投稿しているユーザのユーザ端末20に対して、それと意味の近い単語C’が含まれる伝言情報の優先順位を下げて提示する。
チャット情報分析部122は、チャット情報記憶部114に蓄積されたチャット情報を分析し、第2のマッチング部109による第2のマッチングが成立したときのチャット情報について、その他のときのチャット情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する。この場合における「その他のときのチャット情報」とは、第1のマッチングが成立して制限時間付きのチャットを行った後、片方のみが申請情報を送信して第2のマッチングが不成立となったときのチャット情報と、両方とも申請情報を送信せずに第2のマッチングが不成立となったときのチャット情報である。
また、チャット情報に関する特徴点としては、例えば以下のようなものが考えられる。
1)チャットをしている2人のユーザの発言の割合
2)トークの時間偏差(チャットを行える所定時間のうち同一時間帯にトークが集中しているか、分散しているか)
3)トークを通じたテキスト(発言情報)、写真、スタンプ、動画などの投稿物の割合
例えば、上記1)の分析を行う場合、チャット実行部204は、チャット情報記憶部114に蓄積されているチャット情報のそれぞれについて、2人のユーザの発言の割合を算出し、算出した割合を変量とする度数分布を求める。そして、度数が一定以上の差をもって大きくなっている(有意な差異がある)発言の割合が存在する場合に、その発言の割合を、有意差を持つ特徴点として特定する。上記2)または3)の特徴点も同様の分析方法によって特定することが可能である。
なお、チャット情報分析部122による上記1)〜3)の分析は、例えば、チャット情報がチャット情報記憶部114に記憶されるたびに(具体的には、制限時間付きのチャットが終了するたびに)行う。そして、その分析の結果をチャット情報に関連付けてチャット情報記憶部114に記憶しておくのが好ましい。
伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により特定された特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。例えば、チャット情報分析部122が上記1)の分析を行った結果、2人のユーザによる発言の割合が3:7であることを、有意差を持つ特徴点として特定したとする。この場合、伝言情報提示部102’は、チャット情報記憶部114を参照し、発言の割合が3:7となっているチャット情報を特定する。そして、そのチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて提示し、一覧の上位に優先的に表示されるようにする。なお、ここでは発言の割合が特徴点と同じ3:7となっているチャット情報を特定する例について説明したが、特徴点の3:7を中心として前後に所定の許容幅を持たせた範囲内でチャット情報を特定するようにしてもよい。
また、ここでは単純に、特定したチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて提示する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、チャット情報記憶部114に蓄積されたチャット情報を分析することにより、個々のユーザについて、発言の割合がどの程度になるかを特定しておく。1人のユーザが複数のチャットに参加している場合は、各チャット情報から算出される割合の平均値をそのユーザの発言の割合として特定することが可能である。
そして、例えば発言の割合が“3”と特定されたユーザのユーザ端末20に対して伝言情報の一覧を提示する場合、伝言情報提示部102’は、チャット情報記憶部114を参照し、発言の割合が3:7(前後に許容幅を持たせた範囲の割合でもよい)となっているチャット情報を特定する。そして、伝言情報提示部102’は、特定したチャット情報に係る2人のユーザのうち、発言の割合が“7”となっている方のユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて提示する。このようにすれば、発言の割合が低く聞き手の性向を持つユーザに対して、発言の割合が高くおしゃべりな性向を持つユーザから投稿された伝言情報を提示することができる。
また、チャット情報分析部122は、チャット情報記憶部114に蓄積されたチャット情報を分析し、申請情報受付部が2人のユーザの双方から申請情報を受け付けなかったときのチャット情報について、その他のときのチャット情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する。この場合における「その他のときのチャット情報」とは、第1のマッチングが成立して制限時間付きのチャットを行った後、第2のマッチングが成立したときのチャット情報と、片方のみが申請情報を送信して第2のマッチングが不成立となったときのチャット情報である。
なお、この場合におけるチャット情報に関する特徴点としても、上記1)〜3)に示したものを用いることが可能である。ここでも、両方のユーザが申請情報を送信して第2のマッチングが成立したときのチャット情報について特定された特徴点を「プラスの特徴点」、両方のユーザが申請情報を送信せずに第2のマッチングが不成立となったときのチャット情報について特定された特徴点を「マイナスの特徴点」として区別することとする。
伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により特定されたマイナスの特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。例えば、チャット情報分析部122が上記1)の分析を行った結果、2人のユーザによる発言の割合が1:9であることをマイナスの特徴点として特定したとする。この場合、伝言情報提示部102’は、チャット情報記憶部114を参照し、発言の割合が1:9となっているチャット情報を特定する。そして、そのチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて提示する。
以上の例では、チャット情報分析部122は、チャット情報記憶部114に記憶されているチャット情報のみを対象として分析するが、選択情報記憶部112に選択情報として記憶されている伝言情報との関係性について分析するようにしてもよい。この場合、チャット情報分析部122は、選択情報記憶部112に蓄積された伝言情報およびチャット情報記憶部114に蓄積されたチャット情報を分析し、第2のマッチング部109による第2のマッチングが成立したときのチャット情報について、当該チャット情報に関して第1のマッチング部104による第1のマッチングが成立したときにユーザにより選択されていた伝言情報との関係性に関し、その他のときのチャット情報と伝言情報との関係性と比べて有意差を持つプラスの特徴点を特定する。
この場合における「関係性」として、例えば、第1のマッチングが成立する根拠となった2人のユーザの伝言情報と、第1のマッチングの成立後に実行されたチャット内での発言情報との近似度を分析することが考えられる。具体的には、伝言情報に含まれる単語がチャット内の全ての発言情報の中でどの程度の割合で使用されたか、つまり、総発言数内に占める伝言情報関連単語の割合を、伝言情報とチャット内の発言情報との近似度として算出する。
また、チャット情報分析部122は、選択情報記憶部112に蓄積された伝言情報およびチャット情報記憶部114に蓄積されたチャット情報を分析し、申請情報受付部108が2人のユーザの双方から申請情報を受け付けなかったときのチャット情報について、当該チャット情報に関して第1のマッチング部104による第1のマッチングが成立したときにユーザにより選択されていた伝言情報との関係性に関し、その他のときのチャット情報と伝言情報との関係性と比べて有意差を持つマイナスの特徴点を特定する。
伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により関係性について特定されたプラスの特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。また、伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により関係性について特定されたマイナスの特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。
例えば、ある単語を含む伝言情報を投稿しているユーザのユーザ端末20に対して伝言情報の一覧を提示する場合、チャット情報分析部122は、その単語を含む伝言情報との関係性に関してプラスの特徴点を有するチャット情報を特定する。そして、伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により特定されたチャット情報に係る2人のユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。また、チャット情報分析部122は、上記単語を含む伝言情報との関係性に関してマイナスの特徴点を有するチャット情報を特定する。そして、伝言情報提示部102’は、チャット情報分析部122により特定されたチャット情報に係る2人のユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて、複数の伝言情報を一覧として提示する。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態によれば、伝言情報提示部102’がユーザに対して伝言情報の一覧を提示する際に、第2のマッチングが成立しやすい傾向にある伝言情報の優先順位を上げて提示することができる。また、第2のマッチングが成立しにくい傾向にある伝言情報の優先順位を下げて提示することができる。これにより、提示された一覧の中からユーザが任意の伝言情報を選択して第1のマッチングが成立した後に、制限時間付きのチャットを通じて行われる第2のマッチングも成立する可能性を高めることができる。
なお、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10,10’ サーバ装置
20 ユーザ端末
101 記録部
102,102’ 伝言情報提示部
103 選択情報取得部
104 第1のマッチング部
105 チャット制御部
106 要求情報受付部
107 第2の伝言情報提示部
108 申請情報受付部
109 第2のマッチング部
111 伝言情報記憶部
112 選択情報記憶部
113 マッチング情報記憶部
114 チャット情報記憶部
121 伝言情報分析部
122 チャット情報分析部
201 伝言情報投稿部
202 伝言情報表示制御部
203 選択情報送信部
204 チャット実行部
205 要求情報送信部
206 申請情報送信部

Claims (11)

  1. 複数のユーザから投稿された伝言情報を、上記ユーザを識別可能な識別情報と関連付けて記憶する伝言情報記憶部と、
    上記伝言情報記憶部に記憶された複数の伝言情報を一覧として提示する伝言情報提示部と、
    上記複数の伝言情報の中からユーザにより選択された伝言情報および当該伝言情報を選択したユーザの識別情報を選択情報として取得する選択情報取得部と、
    上記選択情報取得部により取得された上記選択情報に基づいて、互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する第1のマッチング部と、
    上記2人のユーザ間における上記チャットの実行に関する制御を行うチャット制御部と、
    上記2人のユーザから上記チャットの継続を申請するための申請情報を受け付ける申請情報受付部と、
    上記申請情報受付部が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けた場合に、上記チャットの継続を許可する第2のマッチング部とを備えたことを特徴とする会話相手マッチング装置。
  2. 上記第1のマッチング部は、上記2人のユーザ間でチャットができる期間を所定時間に制限するように設定し、
    上記第2のマッチング部は、上記申請情報受付部が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けた場合に、上記制限を解除することを特徴とする請求項1に記載の会話相手マッチング装置。
  3. 上記2人のユーザから投稿された伝言情報の提示を要求するための要求情報を受け付ける要求情報受付部と、
    上記要求情報受付部が上記2人のユーザのうち何れか一方に関する伝言情報の提示を要求するための要求情報を受け付けた場合、当該一方のユーザから投稿された伝言情報を上記伝言情報記憶部から読み出して一覧として提示する第2の伝言情報提示部とを更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の会話相手マッチング装置。
  4. 上記選択情報取得部により取得された上記選択情報を随時記憶して蓄積する選択情報記憶部と、
    上記選択情報記憶部に蓄積された上記伝言情報を分析し、上記第2のマッチング部による第2のマッチングが成立したユーザによって上記第1のマッチング部による第1のマッチングが成立したときに選択されていた上記伝言情報について、その他のユーザにより選択されていた上記伝言情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する伝言情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記伝言情報分析部により特定された上記特徴点を有する伝言情報の優先順位を上げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  5. 上記選択情報取得部により取得された上記選択情報を随時記憶して蓄積する選択情報記憶部と、
    上記選択情報記憶部に蓄積された上記伝言情報を分析し、上記申請情報受付部が双方から上記申請情報を受け付けなかったユーザにより選択されていた上記伝言情報について、その他のユーザにより選択されていた上記伝言情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定する伝言情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記伝言情報分析部により特定された上記特徴点を有する伝言情報の優先順位を下げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  6. 上記チャット制御部による制御のもとで実行された上記チャットの情報を随時記憶して蓄積するチャット情報記憶部と、
    上記チャット情報記憶部に蓄積されたチャット情報を分析し、上記第2のマッチング部による第2のマッチングが成立したときの上記チャット情報について、その他のときの上記チャット情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定するチャット情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記チャット情報分析部により特定された上記特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  7. 上記チャット制御部による制御のもとで実行された上記チャットの情報を随時記憶して蓄積するチャット情報記憶部と、
    上記チャット情報記憶部に蓄積されたチャット情報を分析し、上記申請情報受付部が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けなかったときの上記チャット情報について、その他のときの上記チャット情報と比べて有意差を持つ特徴点を特定するチャット情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記チャット情報分析部により特定された上記特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  8. 上記選択情報取得部により取得された上記選択情報を随時記憶して蓄積する選択情報記憶部と、
    上記チャット制御部による制御のもとで実行された上記チャットの情報を随時記憶して蓄積するチャット情報記憶部と、
    上記選択情報記憶部に蓄積された上記伝言情報および上記チャット情報記憶部に蓄積されたチャット情報を分析し、上記第2のマッチング部による第2のマッチングが成立したときの上記チャット情報について、当該チャット情報に関して上記第1のマッチング部による第1のマッチングが成立したときにユーザにより選択されていた上記伝言情報との関係性に関し、その他のときの上記チャット情報と上記伝言情報との関係性と比べて有意差を持つ特徴点を特定するチャット情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記チャット情報分析部により特定された上記特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を上げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  9. 上記選択情報取得部により取得された上記選択情報を随時記憶して蓄積する選択情報記憶部と、
    上記チャット制御部による制御のもとで実行された上記チャットの情報を随時記憶して蓄積するチャット情報記憶部と、
    上記選択情報記憶部に蓄積された上記伝言情報および上記チャット情報記憶部に蓄積されたチャット情報を分析し、上記申請情報受付部が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けなかったときの上記チャット情報について、当該チャット情報に関して上記第1のマッチング部による第1のマッチングが成立したときにユーザにより選択されていた上記伝言情報との関係性に関し、その他のときの上記チャット情報と上記伝言情報との関係性と比べて有意差を持つ特徴点を特定するチャット情報分析部とを更に備え、
    上記伝言情報提示部は、上記チャット情報分析部により特定された上記特徴点を有するチャット情報に係るユーザから投稿された伝言情報の優先順位を下げて、上記複数の伝言情報を一覧として提示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の会話相手マッチング装置。
  10. ユーザ端末およびサーバ装置を備え、複数のユーザが使用する上記ユーザ端末から上記サーバ装置にアクセスしてチャットを行うことができるようになされた会話相手マッチングシステムであって、
    上記サーバ装置は、
    上記複数のユーザ端末から投稿された伝言情報を、上記ユーザを識別可能な識別情報と関連付けて記憶する伝言情報記憶部と、
    上記伝言情報記憶部に記憶された複数の伝言情報を一覧として上記ユーザ端末に提示する伝言情報提示部と、
    上記複数の伝言情報の中からユーザにより選択された伝言情報および当該伝言情報を選択したユーザの識別情報を、上記ユーザ端末から選択情報として取得する選択情報取得部と、
    上記選択情報取得部により取得された上記選択情報に基づいて、互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する第1のマッチング部と、
    上記2人のユーザ間における上記チャットの実行に関する制御を行うチャット制御部と、
    上記2人のユーザが使用する上記ユーザ端末から、上記チャットの継続を申請するための申請情報を受け付ける申請情報受付部と、
    上記申請情報受付部が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けた場合に、上記チャットの継続を許可する第2のマッチング部とを備え、
    上記ユーザ端末は、
    ユーザ操作により入力された上記伝言情報を上記識別情報と関連付けて上記サーバ装置に投稿する伝言情報投稿部と、
    上記伝言情報提示部により提示された上記複数の伝言情報の一覧を表示させる伝言情報表示制御部と、
    上記伝言情報表示制御部により表示された上記複数の伝言情報の中から何れかを選択するユーザ操作に応じて、当該選択された伝言情報およびユーザの識別情報を上記選択情報として上記サーバ装置に送信する選択情報送信部と、
    上記第1のマッチング部によりマッチングされた相手のユーザとの間で、上記サーバ装置を介して上記チャットを実行するチャット実行部と、
    上記チャットの継続を申請することを指示するためのユーザ操作に応じて、上記申請情報を上記サーバ装置に送信する申請情報送信部とを備えたことを特徴とする会話相手マッチングシステム。
  11. 複数のユーザから投稿された伝言情報を、上記ユーザを識別可能な識別情報と関連付けて伝言情報記憶部に記憶させる記録手段、
    上記伝言情報記憶部に記憶された複数の伝言情報を一覧として提示する伝言情報提示手段、
    上記複数の伝言情報の中からユーザにより選択された伝言情報および当該伝言情報を選択したユーザの識別情報を選択情報として取得する選択情報取得手段、
    上記選択情報取得手段により取得された上記選択情報に基づいて、互いに相手の伝言情報を選択し合っている2人のユーザをマッチングさせ、当該2人のユーザ間でチャットができるように設定する第1のマッチング手段、
    上記2人のユーザ間における上記チャットの実行に関する制御を行うチャット制御手段、
    上記2人のユーザから上記チャットの継続を申請するための申請情報を受け付ける申請情報受付手段、および
    上記申請情報受付手段が上記2人のユーザの双方から上記申請情報を受け付けた場合に、上記チャットの継続を許可する第2のマッチング手段
    としてコンピュータを機能させるためのコンピュータ読み取り可能な会話相手マッチング用プログラム。
JP2015053319A 2015-03-17 2015-03-17 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム Active JP6462438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015053319A JP6462438B2 (ja) 2015-03-17 2015-03-17 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015053319A JP6462438B2 (ja) 2015-03-17 2015-03-17 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016173726A JP2016173726A (ja) 2016-09-29
JP6462438B2 true JP6462438B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=57008879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015053319A Active JP6462438B2 (ja) 2015-03-17 2015-03-17 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6462438B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019031007A1 (ja) * 2017-08-10 2019-02-14 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP7141921B2 (ja) * 2018-11-19 2022-09-26 東京瓦斯株式会社 絵本の読み聞かせシステムおよびプログラム
CN110391970B (zh) * 2019-07-17 2021-09-10 广州市百果园信息技术有限公司 用于通讯应用的消息管理系统、方法、设备和存储介质
JP7048115B1 (ja) 2020-11-24 2022-04-05 株式会社Mission Romantic 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002009948A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Nippon Signal Co Ltd:The ジャンル別会話相手選択方式
JP4599009B2 (ja) * 2001-09-27 2010-12-15 ソネットエンタテインメント株式会社 ユーザマッチング方法および装置
JP2008191748A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Oki Electric Ind Co Ltd ユーザ間コミュニケーション方法、ユーザ間コミュニケーションプログラム、ユーザ間コミュニケーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016173726A (ja) 2016-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107924372B (zh) 信息处理系统和信息处理方法
US8990329B1 (en) Access control list for a multi-user communication session
US8949357B2 (en) Ad hoc group chat using a social networking service
RU2451329C2 (ru) Контекстно-зависимые поиски и функциональные возможности для приложений немедленной передачи текстовых сообщений
JP6206890B2 (ja) 婚活支援システム、婚活支援方法、サーバ装置、及びプログラム
US8780163B2 (en) Platform for pseudo-anonymous video chat with intelligent matching of chat partners
WO2017088409A1 (zh) 一种实现播放视频时的交互方法、系统和装置
JP6462438B2 (ja) 会話相手マッチング装置、会話相手マッチングシステムおよび会話相手マッチング用プログラム
WO2009144862A1 (ja) 通信端末装置及び通信制御方法並びに通信制御プログラム
JP7242827B2 (ja) ビデオにおける協調効果
KR20130137093A (ko) 소셜 네트워크 계정을 이용하여 부가의 기능을 게임 네트워크 계정에 제공
WO2014071781A1 (zh) 社交网络交互方法及应用平台
CA2821762A1 (en) Authentication of service requests initiated from a social networking site
US9224134B2 (en) Arranging a conversation among a plurality of participants
JP2017010546A (ja) ソーシャルネットワークサービス基盤おすすめ情報提供装置、及びそれを利用した方法
WO2015146207A1 (ja) サーバ、クライアント、制御方法、および記憶媒体
US20170208022A1 (en) Chat system
WO2012070571A1 (ja) Sns統括サイト管理装置、及びsns統括サイトを利用した情報開示方法
JP2018092528A (ja) チャットシステム、管理装置、端末装置、宛先選択支援方法および宛先選択支援プログラム
KR20210153591A (ko) 인스턴트 메시징 서비스에서 이모티콘을 제공하는 방법, 이를 구현한 서버, 사용자 단말 및 어플리케이션
Valkenburg Theoretical foundations of social media uses and effects
Cooper et al. Posts, likes, shares, and DMs: a qualitative exploration of how social media is related to sexual agency in young people
Zytko et al. Impression management and formation in online dating systems
US9137029B1 (en) State and availability monitoring for customer support services for multimedia conferences
WO2016002000A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理装置用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180215

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6462438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250