JP6459397B2 - ロータ位置検出装置及びロータリバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、入力ポートと複数の出力ポートを備え、入力ポートに接続する出力ポートをロータの位置によって切り替えるロータリバルブと、それに用いるのに適するロータ位置検出装置に関するものである。
ロータリバルブは、入力ポートと複数の出力ポートを備え、入力ポートに接続する出力ポートをロータ(回転弁体)の位置(回転位置)を制御することによって切り替えるように構成されている。ロータの位置制御はエンコーダを用いて行なうことが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
ロータの位置制御を行なうためのエンコーダは、ロータと連動して回転し、周縁部に複数のスリットが均等に設けられている円板型のエンコーダ板と、エンコーダ板のスリットを検出するセンサを備えている。エンコーダ板が回転すると、エンコーダの変位に応じた数のスリットがセンサによって検出される。したがって、センサで検出されるスリットの数をカウントすることにより、ロータの変位の検知やロータの位置決めを行なうことができる。
特開平10−252938号公報 特開2004−125812号公報
ロータの位置は、ロータの変位の基準位置であるホームポジションからのエンコーダのカウント数によって相対的に検出する。しかし、ロータの位置を相対的に検出する方法では、ホームポジションの誤検知やカウント間違いが発生するとロータの位置決め及び位置検出を正しく行なうことができなくなるという問題があった。
エンコーダ板に絶対位置検出用のパターンが設けられ、光学的センサでそのパターンを読み取ることでエンコーダ板の絶対位置を検出する絶対位置検出用のアブソリュートエンコーダ(例えば、特許文献2参照。)を用いることが考えられる。しかし、かかるアブソリュートエンコーダは高価であり、ロータリバルブのコストが高くなってしまう。
そこで、本発明は、ロータリバルブのロータの絶対位置を検出する装置を安価に実現することを目的とするものである。
本発明に係るロータ位置検出装置は、複数設けられた出力ポートのうち入力ポートに接続する出力ポートをロータの位置によって切り替えるロータリバルブのロータに連動して回転し、その主平面の周縁部に切欠き部を有する位置検出用プレート、及び切欠き部の回転軌道上の複数の位置で切欠き部の有無を検出する複数のセンサを備え、位置検出用プレートの切欠き部とその切欠き部を検出するセンサが、出力ポートが入力ポートに接続される各位置にロータが位置決めされたときの各センサの検出信号の組合せパターンがすべて異なるように設けられている位置検出部と、各センサの検出信号の組合せパターンとそのときのロータの位置との信号パターンデータを保持する信号パターン保持部と、各センサの検出信号を取り込み、信号パターン保持部に保持されている信号パターンデータに基づいてロータの絶対位置を検出する位置検出手段と、を備えたものである。
本発明において、位置検出用プレートの切欠き部の有無を検出するセンサとしては、切欠き部の有無を検出しさえすれば良いため、高性能なセンサを用いる必要がなく、安価なフォトセンサでよい。かかるセンサの信号を二値化し、例えば、切欠き部を検出したときは信号<1>、切欠き部を検出しないときは信号<0>とする。したがって、n個のセンサを用いたときのそれらのセンサの検出信号の組合せパターンは2n通り存在することになり、ロータの絶対位置として2n個の位置を検出することができる。
本発明に係るロータリバルブは、入力ポート、複数の出力ポート及び入力ポートに接続する出力ポートを切り替えるためのロータを備えたポート接続部と、ロータを回転させるモータと、本発明のロータ位置検出装置と、ロータ位置検出装置によって検出されるロータ位置に基づいて、ロータが所定位置に位置決めされるようにモータを駆動する制御部と、を備えたものである。
本発明のロータ位置検出装置は、位置検出用プレートに設けられた切欠き部の有無を検出する複数のセンサの検出信号の組合せパターンによってロータの絶対位置を検出するものであるので、位置検出用プレートの切欠き部の有無を検出するセンサとして一般的な光学的センサを用いることができる。したがって、絶対位置検出用アブソリュートエンコーダのように、エンコーダ板に設けられた絶対位置検出用パターンを読み取る高性能なセンサは不要であり、ロータの絶対位置の検出を安価な構成で実現することができる。
本発明のロータリバルブは、本発明のロータ位置検出装置を用いてロータの絶対位置を検出するので、ロータの位置制御を高精度にかつ安価に行なうことができる。
ロータリバルブの一実施例の外観を示す斜視図である。 同実施例の位置検出部の構造を示すロータリバルブの正面図である。 同実施例の位置検出部の構成を示す位置検出部内の斜視図である。 同位置検出部の位置検出用プレートとフォトセンサを上方からみた図である。 同位置検出部の位置決め用プレートとフォトセンサを上方からみた図である。 同実施例の制御系統を概略的に示すブロック図である。 同実施例の位置検出用の各フォトセンサの信号パターンとそのときの接続ポートとの対応の一例を示す表である。 同実施例におけるロータの位置決め動作の一例を示すフローチャートである。 ロータリバルブの他の実施例の構造を示すロータリバルブの正面図である。 同実施例の各位置検出用プレートの平面図である。 同実施例の位置検出用の各フォトセンサの信号パターンとそのときの接続ポートとの対応の一例を示す表である。
本発明のロータ位置検出装置では、位置検出用プレートは一枚であってよい。そうすれば、位置検出装置のロータ回転軸方向の寸法を小さくすることができる。
また、位置検出用プレートを複数設けてもよい。そうすれば、位置検出用プレートが一枚である場合に比べて、複数の回転位置ごとに各センサの検出信号の組合せパターンを異ならせるように切欠き部を設計することが容易になる。
本発明のロータリバルブにおいて、ロータ位置検出装置の位置検出部がセンサをn個備えている場合には、ポート接続部に2n個の出力ポートを設けることができる。
本発明のロータリバルブでは、ロータの位置決め用のエンコーダを備えていることが好ましい。かかる位置決め用エンコーダとしては、ロータに連動して回転し、周縁部の周方向に対して均等な複数の位置にスリットを有する位置決め用プレート、及び位置決め用プレートのスリットを検出する位置決め用センサを備え、いずれか一つの出力ポートが入力ポートに接続される位置にロータが位置決めされたときに、位置決め用センサがスリットを検出するように構成されているものが挙げられる。
以下、ロータリバルブの一実施例について図面を用いて説明する。
まず、この実施例のロータリバルブ全体の概略的な構成について、図1を用いて説明する。
この実施例のロータリバルブは、ロータ駆動部2、ロータ位置検出部4(位置検出部)及びポート接続部6を備えている。ロータ位置検出部4はロータ駆動部2とポート接続部6の間に設けられている。
ロータ駆動部2は、ポート接続部6に設けられているロータを回転駆動するためのステッピングモータ8を備えている。ステッピングモータ8はモータ固定板9にボルトとナットの締結により固定されている。
ポート接続部6は円筒形状の筐体11を有し、筐体11の外周面に、周方向に均等に配置された8つの出口ポート10を備えている。図1では見えていないが、ポート接続部6の背面(ロータ駆動部2とは反対側の面)中央部に入口ポート13(図2参照。)が設けられている。図示されていないが、ポート接続部6の内部にはステータ(固定子)とロータ(回転子)が設けられており、ロータがステータと摺動しながら回転することで、ロータのステータ側の面に設けられた溝が変位し、それによって入口ポートに接続される出口ポート10が切り換えられるようになっている。ポート接続部6の筐体11とモータ固定板9は支持柱30により連結され、互いに固定されている。
ロータ位置検出部4は、ポート接続部6のロータに連動してロータと同軸上で回転する位置決め用プレート22と位置検出用プレート26のほか、位置決め用プレート22の周縁部に設けられている切欠き部を検出するための第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cと、位置検出用プレート26の周縁部に設けられているスリットを検出するための位置決め用センサ28(位置決め用センサ28は図1には表れていない。)を備えている。第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cは共通のセンサ取付用カバー12に固定されている。センサ取付用カバー12はモータ固定板9に固定されている。位置決め用センサ28はポート接続部6の筐体11側に取り付けられている。
ロータ位置検出部4の内部構造を図2、図3、図4A及び図4Bを用いて説明する。なお、ロータ位置検出部4の内部構造を見やすくするため、図2において支持柱30を透明視するとともに第1センサ14a及び第3センサ14cの図示を省略している。
ロータ位置検出部4において、ステッピングモータ8の駆動軸16の端部とロータを回転させるための回転軸18の端部とが連結部20によって連結されており、ステッピングモータ8によってロータが回転させられるようになっている。位置決め用プレート22と位置検出用プレート26がポート接続部6と連結部20との間において互いに平行に設けられている。位置決め用プレート22と位置検出用プレート26の主平面中央部を回転軸18が貫通している。
位置決め用プレート22は回転軸18とともに回転する円柱形状の支持ブロック21に固定されている。位置決め用プレート22と位置検出用プレート26との間にスペーサ24が介在している。スペーサ24の一端は位置決め用プレート22に対してボルトとナットの締結により固定され、他端は位置検出用プレート26に対してボルトとナットの締結により固定されている。これにより、位置決め用プレート22及び位置検出用プレート26はロータに連動して回転する。
位置決め用プレート22は、図4Bに示されているように、その周縁部に8個のスリット22aが周方向に均等に設けられている。位置決め用プレート22の側方にそのスリット22aを検出するための位置決め用センサ28が設けられている。位置決め用センサ28は互いに対向する発光素子と受光素子を有するフォトセンサであり、発光素子と受光素子との間に位置決め用プレート22の周縁部が挿入されている。
スリット22aが位置決め用センサ28の位置にないときは発光素子からの光が位置決め用プレート22によって遮光され、受光素子は発光素子からの光を検出しない。スリット22aが位置決め用センサ28の位置にきたときは、発光素子からの光が受光素子に入射し、受光素子は発光素子からの光を検出する。位置決め用センサ28の検出信号は二値化され、スリット22aを検出していないときの検出信号は信号<0>、スリット22aを検出しているときの検出信号は信号<1>とされる。位置決め用プレート22及び位置決め用センサ28は、いずれか一つの出力ポート10が入力ポート13に接続された状態となるようにロータの位置決めを行なうための位置決め用エンコーダを構成している。
スリット22aと位置決め用センサ28の位置は、スリット22aが位置決め用センサ28の位置にきたときにいずれか1つの出力ポート10が入力ポート13に接続された状態となるように調整されている。したがって、いずれかの出力ポート10が入力ポート13に接続されているときは位置決め用センサ28の二値化された信号が<1>となり、いずれの出力ポート10も入力ポート13に接続されていないときは該信号が<0>となる。ロータの位置決めは、位置決め用センサ28の二値化された信号が<1>となるように、位置決めセンサ28の信号を監視しながらステッピングモータ8を駆動することで行なう。
位置検出用プレート26は、図4Aに示されているように、その周縁部に複数の切欠き部26aが設けられている。位置検出用プレート26の側方にその切欠き部26aを検出するための第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cを備えている。第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cのそれぞれは、位置決め用センサ28と同様に、互いに対向する発光素子と受光素子を有するフォトセンサであり、発光素子と受光素子の間に位置検出用プレート26の周縁部が挿入されている。
第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cはそれぞれ、発光素子からの光を受光素子が検出するか否かにより各センサ14a〜14cの位置における切欠き部26aの有無を検出する。各センサ14a〜14cの検出信号は二値化され、切欠き部26aを検出していないセンサの検出信号は信号<0>、切欠き部26aを検出しているセンサの検出信号は信号<1>とされる。
第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cの位置と位置検出用プレート26の切欠き部26aの幅及び数は、位置決め用センサ28がスリット22aを検出する8つのポジションにロータが位置決めされているときの各センサ14a〜14cの検出信号(信号<0>又は<1>)の組合せのパターンがすべて異なるように設計されている。図6は各センサ14a〜14cの検出信号の組合せパターンと各パターンのときに入口ポート13に接続されている出口ポート10(表中における接続ポート)との対応関係を示す信号パターンデータの一例である。
このロータリバルブの動作を制御する制御部32(図5参照。)はかかる信号パターンデータを予め保持しており、その信号パターンデータに基づいて入口ポート13に接続されている出口ポート10、すなわちロータの絶対位置を検出する。センサ14a〜14c、位置検出用プレート26及び制御部32は、ロータの絶対位置を検出するためのロータ位置検出装置を構成する。
図5にこの実施例の制御系統を示す。
ステッピングモータ8は制御部32により制御される。制御部32は専用のコンピュータ又は汎用のパーソナルコンピュータによって実現することができる。制御部32には、位置検出手段32a、位置決め手段32b及び信号パターン保持部32cが設けられている。位置検出手段32a及び位置決め手段32bは、制御部32に格納されたプログラムが制御部32に設けられたCPUなどの演算装置により実行されることで得られる機能である。信号パターン保持部32cは制御部32に設けられているHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置の一領域により実現することができる。
信号パターン保持部32cは、図6に示されているような、各センサ14a〜14cの信号の組合せパターンとそのときの接続ポートとの対応関係を示す信号パターンデータを保持している。
位置検出手段32aは、第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cの検出信号と信号パターン保持部32cに保持されている信号パターンデータを用いてロータの絶対位置(入口ポート13に接続されている出口ポート10の番号)を検出するように構成されている。
位置決め手段32bは、位置決め用センサ28の信号と位置検出手段32aにより検出されるロータの絶対位置に基づいて、所望の出口ポート10が入口ポート13に接続されるようにステッピングモータを制御してロータを位置決めするように構成されている。
ロータの位置決め動作の一例を図7のフローチャートを用いて説明する。
ロータを位置決めすべき目標位置(入力ポートに接続する出力ポートの番号)を特定する。第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cの信号を取り込み、その信号の組合せパターンから信号パターン保持部32cの信号パターンデータに基づいてロータの現在位置を検出する。
ロータの現在位置が目標位置と異なっているときは、位置決め用センサ28が位置決め用プレート22のスリット22aを検出するまでステッピングモータ8(図1参照。)を駆動する。位置決め用センサ28がスリット22aを検出したときは、そのときの第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cの信号からロータの現在位置を検出し、現在位置が目標位置と一致しているか否かを確認する。この動作を繰り返し実行し、ロータの現在位置と目標位置が一致すればロータの位置決めを終了する。
上記の実施例では、1枚の位置検出用プレート26の周囲に3つのセンサ14a〜14cを配置し、その信号の組合せパターンによってロータの絶対位置を検出するように構成されているが、複数枚の位置検出用プレートを用いてロータの絶対位置を検出してもよい。図8を用いて、3枚の位置検出用プレート36,37及び38を用いた実施例について説明する。
この実施例のロータ位置検出部4aは、1枚の位置決め用プレート22と3枚の位置検出用プレート36,37及び38を備えている。位置決め用プレート22は最もポート接続部6側に設けられており、回転軸18とともに回転する円柱形状の支持ブロック21に固定されている。位置検出用プレート36はスペーサ34cを介して位置決め用プレート22と連結されている。位置検出用プレート37はスペーサ34bを介して位置検出用プレート36と連結されている。位置検出用プレート38はスペーサ34aを介して位置検出用プレート37と連結されている。これにより、4枚のプレート22,36,37及び38はロータと連動して同軸上で回転する。
位置検出用プレート38の平面形状は図9(A)に示されている形状であり、その周縁部の周方向に均等な4か所の位置に回転角45°分の幅の切欠き部38aを有する。位置検出用プレート37の平面形状は図9(B)に示されている形状であり、その周縁部の周方向に均等な2ヶ所の位置に回転角90°分の幅の切欠き部37aを有する。位置検出用プレート36の平面形状は図9(C)に示されている形状であり、その周縁部に回転角180°分の切欠き部36aを有する。
第1センサ14aは位置検出用プレート38の周縁部の切欠き部38aを検出する位置に設けられている。第2センサ14bは位置検出用プレート37の周縁部の切欠き部37aを検出する位置に設けられている。第3センサ14cは位置検出用プレート36の周縁部の切欠き部36aを検出する位置に設けられている。
この実施例では、第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cが縦方向(回転軸38と平行な方向)に一列に並んで配置されているが、必ずしも一列に並んで配置されている必要はない。第1センサ14a、第2センサ14b及び第3センサ14cの位置と位置検出用プレート36,37及び38の位置関係(位相差)は、位置決め用センサ28がスリット22aを検出する8つのポジションにロータが位置決めされているときの各センサ14a〜14cの検出信号(信号<0>又は<1>)の組合せのパターンがすべて異なるように設計されている。図10は各センサ14a〜14cの検出信号の組合せパターンと各パターンのときに入口ポートに接続されている出口ポート(接続ポート)との対応関係を示す信号パターンデータの一例である。
第1センサ14a、第2センサ14b、第3センサ14c及び位置決め用センサ28の信号を用いたロータの位置決め方法は、図1から図7を用いて説明した実施例と同様である。
2 ロータ駆動部
4,4a ロータ位置検出部
6 ポート接続部
8 ステッピングモータ
9 モータ固定板
10 出力ポート
11 ポート接続部の筐体
12 センサ取付用カバー
14a 第1センサ
14b 第2センサ
14c 第3センサ
16 駆動軸
18 回転軸
20 連結部
21 支持ブロック
22 位置決め用プレート
22a スリット
24,34a,34b,34c スペーサ
26,36,37,38 位置検出用プレート
26a,36a,37a,38a 切欠き部
38 位置決め用センサ
30 支持柱
32 制御部
32a 位置検出手段
32b 位置決め手段
32c 信号パターン保持部

Claims (4)

  1. 複数設けられた出力ポートのうち入力ポートに接続する出力ポートをロータの位置によって切り替えるロータリバルブの前記ロータに連動して回転し、その周縁部に切欠き部を有する複数の位置検出用プレート、及び前記切欠き部の回転軌道上の複数の位置で前記切欠き部の有無を検出する複数のセンサを備え、前記位置検出用プレートの前記切欠き部と前記センサが、前記出力ポートが前記入力ポートに接続される各位置に前記ロータが位置決めされたときの各センサの検出信号の組合せパターンがすべて異なるように設けられている位置検出部と、
    前記各センサの検出信号の組合せパターンとそのときの前記ロータの位置との信号パターンデータを保持する信号パターン保持部と、
    前記各センサの検出信号を取り込み、前記信号パターン保持部に保持されている前記信号パターンデータに基づいて前記ロータの絶対位置を検出する位置検出手段と、を備え、前記位置検出用プレートが複数設けられている、ロータ位置検出装置。
  2. 入力ポート、複数の出力ポート及び入力ポートに接続する出力ポートを切り替えるためのロータを備えたポート接続部と、
    前記ロータを回転させるモータと、
    請求項1に記載のロータ位置検出装置と、
    前記ロータ位置検出装置によって検出されるロータ位置に基づいて、前記ロータが所定位置に位置決めされるように前記モータを駆動する制御部と、を備えたロータリバルブ。
  3. 前記ロータ位置検出装置の位置検出部はセンサをn(nは正の整数)個備え、
    前記ポート接続部は2個の出力ポートを備えている請求項に記載のロータリバルブ。
  4. 前記ロータに連動して回転し、周縁部の周方向に対して均等な複数の位置にスリットを有する位置決め用プレート、及び前記位置決め用プレートの前記スリットを検出する位置決め用センサを備え、いずれか一つの前記出力ポートが前記入力ポートに接続される位置に前記ロータが位置決めされたときに、前記位置決め用センサが前記スリットを検出するように構成されている位置決め用エンコーダをさらに備えている請求項に記載のロータリバルブ。
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