JP6458534B2 - 移動通信システムおよび経路選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムおよび経路選択方法に関し、特に、ユーザが利用するサービスのドメイン単位で移動通信コアネットワーク内の経路選択を行う移動通信システムおよび経路選択方法に関する。
移動通信コアネットワークにおける経路選択に関する技術として、ネットワーク装置内の経路選択用テーブルを利用する方法や、ネットワークリソース状況を見て動的に経路変更する方法が一般的に知られている。
例えば、特許文献1は、移動通信コアネットワークにおける柔軟かつ効率的な経路選択とQoS(Quality of Service)制御を実現することができる技術を開示する。特許文献1が開示する技術は、制御装置が所定のパケット種別(制御パケット、優先パケット、非優先パケット)ごとの通信品質の要求条件に基づき、コアネットワークの使用状況に応じて最適経路をパケット種別ごとに決定するものである。
また、特許文献2は、コアネットワークのエッジ装置間において転送すべき経路の候補が複数存在する場合に、最適な転送経路を選択する技術を開示する。特許文献2が開示する技術は、フローと転送経路を対応付けるテーブルにおいて、ある一定の集約したフロー単位で、転送先、もしくは、転送先への経路を決定することにより、フローごとに転送先を決定するものである。
他にも、特許文献3は、SIP(Session Initiation Protocol)プロトコル上でIMS(IP Multimedia System)内のシグナリングメッセージの経路を異なるCSCF(Call Session Control Function)に切り替える技術を開示する。特許文献3が開示する技術は、フロースイッチ装置の経路情報を変更すること、また、ゲートウェイとSIPサーバによって付加するラベルを書き換えるものである。
また、移動通信システムのユーザ端末に設定されたAPN(Access Point Name)に応じて、携帯電話事業者のコアネットワークからインターネット等の外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイが指定される。つまり、ユーザ端末が規格で定められた手順でデータ通信を開始し、その上で、インターネット接続などのサービスを使う場合のパケットの送り先としてAPNが使われる。
特開2010−034961号公報 特開2000−253058号公報 特開2013−098597号公報
しかし上述した技術は、あくまでも通信事業者のコアネットワーク内の情報を利用して行う経路制御である。そのため、ユーザがアクセスするインターネット上のコンテンツの種別に応じた経路変更はできない。
通信事業者ではないコンテンツ供給のみを行う事業者が提供するコンテンツやアプリケーションサービスは、インターネット上に存在している。そして、それらのほとんどはTCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)をベースとしたプロトコルにより提供されている。更に、その中の大部分はTCP上のHTTP(Hypertext Transfer Protocol)/HTTPS(HTTP over SSL:Secure Socket Layer/TLS:Transport Layer Security)で提供され、サービスの提供元はドメイン名で区別されている。
そのため、特許文献1乃至特許文献3が開示する技術では、ユーザがインターネット上で実際に利用しているサービス種別に応じてコアネットワーク内の経路を切り替えることができない。例えば、特許文献1乃至特許文献3が開示する技術では、多数のユーザが利用するLINEやTwitter等を用いたコミュニケーションサービスに関わる通信を、災害時等において優先的に通過させるというような経路制御ができない。
本発明は、上記の課題を解決して、ユーザがアクセスするインターネット上のサービス種別に対応するドメイン名を単位として、移動通信コアネットワーク内の経路選択を可能にする移動通信システムおよび経路選択方法を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明の一形態である移動通信システムは、コアネットワークからインターネットを含む外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイに向かうパケットをモニタし、該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得し、該ドメイン名に対応して予め定められた前記コアネットワーク内の所定のネットワークを識別し、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスと前記識別したネットワークを含む経路選択情報を前記コアネットワークの入口にフィードバック出力するドメイン識別手段と、前記コアネットワークの入口に設置され、前記ドメイン識別手段が出力する前記経路選択情報に基づいて、前記送信元IPアドレスを含むユーザ端末から送信されるパケットの転送先として、前記識別したネットワークの経路を選択する経路選択制御手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の他の形態である経路選択方法は、移動通信コアネットワークからインターネットを含む外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイに向かうパケットをモニタし、該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得し、該ドメイン名に対応して予め定められた前記移動通信コアネットワーク内の所定のネットワークを識別し、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスと前記識別したネットワークを含む経路選択情報を前記移動通信コアネットワークの入口にフィードバック出力し、前記移動通信コアネットワークの入口で、前記経路選択情報に基づいて、前記送信元IPアドレスを含むユーザ端末から送信されるパケットの転送先として、前記識別したネットワークの経路を選択する、ことを特徴とする。
本発明は、ユーザがアクセスするインターネット上のサービス種別に対応するドメイン名を単位として、移動通信コアネットワーク内の経路選択をすることができる。
本発明の移動通信システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の経路選択方法の第1の実施形態の動作を示すフロー図である。 本発明の移動通信システムの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 ドメイン識別装置の構成を示すブロック部である。 ドメイン識別装置が備える制御テーブルの内容を示す図である。 ドメイン識別装置のフロー設定更新部の動作を示すフロー図である。 ドメイン識別装置のドメイン識別制御部の動作を示すフロー図である。 本発明の経路選択方法の第2の実施形態の動作を説明するシーケンス図である。 本発明の経路選択方法の第2の実施形態の別の動作を説明するシーケンス図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
尚、実施の形態は例示であり、開示の装置及びシステムは、以下の実施の形態の構成には限定されない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の移動通信システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態の移動通信システム1は、ドメイン識別手段11と経路選択制御手段12を主要構成とする。
ドメイン識別手段11は、コアネットワークからインターネット60を含む外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイ50に向かうパケットをモニタする。
ドメイン識別手段11は、該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバ20に対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得する。
ドメイン識別手段11は、該ドメイン名に対応して予め定められたコアネットワーク内の所定のネットワークを識別する。そして、パケットに含まれる送信元IPアドレスと識別したネットワークを含む経路選択情報をコアネットワークの入口にフィードバック出力する。
経路選択制御手段12は、コアネットワークの入口に設置される。ここで、図1はコアネットワークが第1ネットワーク31と第2ネットワーク32で構成されている例を示している。
経路選択制御手段12は、ドメイン識別手段が出力する経路選択情報に基づいて、前記の送信元IPアドレスを含むユーザ端末40から送信されるパケットの転送先として、識別したネットワークの経路を選択する。
図2は、本発明の経路選択方法の第1の実施形態の動作を示すフロー図である。
まず、移動通信コアネットワークからインターネット等の外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイに向かうパケットをモニタしてIPアドレスを取得する(S101)。
該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得する(S102)。
該ドメイン名に対応して予め定められた、移動通信コアネットワーク内の所定のネットワークを識別する(S103)。
モニタしたパケットに含まれる送信元IPアドレスと識別したネットワークを含む経路選択情報を移動通信コアネットワークの入口にフィードバック出力する(S104)。
移動通信コアネットワークの入口で、経路選択情報に基づいて、前記の送信元IPアドレスを含むユーザ端末から送信されるパケットの転送先として識別したネットワークの経路を選択する経路選択制御を行う(S105)。
以上のように、インターネットに向かうパケットの宛先IPアドレスに基づいてDNSサーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得することでユーザがアクセスするサービス種別を特定できる。そして、サービス種別とコアネットワーク内で使用するネットワークとの対応を予め決めておくことにより、サービスに対応するドメイン名を単位として、移動通信コアネットワーク内の経路選択をすることができる。これにより、ユーザがアクセスするサービス種別に応じた移動通信ネットワーク内での負荷分散も可能になる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を説明する。
図3は、本発明の移動通信システムの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
第2の実施形態の移動通信システム2において、ユーザ端末であるUE(User Equipment)41は無線アクセスネットワークにおける無線基地局であるenodeB42に接続される。enodeB42は、LTE(Long Term Evolution)の規格における無線基地局である。
Aネットワーク301およびBネットワーク302は、移動通信システム2におけるコアネットワークを構成するネットワークを例示する。各ネットワークは、S-GW(Serving Gateway)やP-GW(Packet Data Network Gateway)等の交換機群を含む。Aネットワーク301とBネットワーク302は、C−PLANE(Control plane)のステータス情報を共有している。なお、図3にはAネットワーク301およびBネットワーク302のみを図示してあるが、コアネットワークは3以上の複数のネットワークを含んで構成されていてもかまわない。
インターネットGW(Gateway)51は、当該移動通信システムを運用する通信事業者のキャリアネットワークとインターネット60とを接続する接続サーバである。
サービス70はインターネット上で提供されているアプリケーションサービスを示す。
なお、本実施形態の移動通信システム2では、UE41に設定されたAPN(Access Point Name)に基づいてインターネットGW51に接続するために使用するコアネットワーク内のネットワークをAネットワークとする。
DNSサーバ20は、UE41が利用しているDNS(Domain Name System)サーバである。DNSサーバ20は、TCP/IPネットワーク上でドメイン名やホスト名とIPアドレスとの対応関係を管理するサーバである。
本実施形態の移動通信システム2は、上記の構成に加えてドメイン識別装置101、フロー制御装置102およびフロースイッチ103を含んで構成される。ドメイン識別装置101は、第1の実施形態におけるドメイン識別手段11に相当し、フロー制御装置102およびフロースイッチ103は、第1の実施形態における経路選択制御手段12に相当する。
ドメイン識別装置101は本実施形態の移動通信システム2のコアネットワークの出口に設置される。
ドメイン識別装置101は、インターネット60との接続窓口となるインターネットGW51に向かうパケットをモニタして、該パケットの接続先ドメイン名を識別する。接続先ドメイン名の識別にあたって、ドメイン識別装置101は、パケットに含まれる宛先IPアドレスを用いてDNSサーバ20に対する逆引き問合せ処理を行う。つまり、ドメイン名とIPアドレスとの対応関係を管理しているDNSサーバ20に対して宛先IPアドレスで逆引き問合せを行い、DNSサーバ20から該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得する。
ドメイン識別装置101は、取得したドメイン名に対応して予め定められたコアネットワーク内の所定のネットワークを識別する。そして、パケットに含まれる送信元IPアドレスと識別したネットワークとの対応情報を含む経路選択情報をフロー制御装置102に出力する。
フロー制御装置102は、コアネットワークの入口に設置されているフロースイッチ103を制御する機器である。フロー制御装置102は、ドメイン識別装置101から通知された送信元IPアドレスを含む経路選択情報を受け取り、制御すべきフロースイッチ103を特定する。そして、フロー制御装置102は、特定したフロースイッチ103にパケット情報の書換えルールを通知する。
フロースイッチ103は、移動通信システム2の無線アクセスネットワークとコアネットワークとの間に設置される。フロースイッチ103は、フロー制御装置102からパケット情報の書換えルールを受け取り、該ルールに従ってUE1に関するパケットのGTP(General packet radio service Tunneling Protocol)ヘッダ内のIPアドレス等を書き換える。
図4乃至図7を参照して、ドメイン識別装置101の詳細を説明する。
図4は、ドメイン識別装置101の構成を示すブロック部である。
ドメイン識別装置101は、IPアドレス取得部1011、ドメイン・ネットワーク対応テーブル1012、フローテーブル1013、フロー設定更新部1014およびドメイン識別制御部1015を含む構成となっている。
IPアドレス取得部1011は、インターネットGW51に向かうパケットをモニタして、該パケットに含まれる送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスを取得する。
ドメイン・ネットワーク対応テーブル1012は、移動通信システム内のコアネットワークを構成するネットワークとユーザが使用するサービスのドメイン名とを予め対応付けたテーブルである。移動通信システム2を運用する通信事業者は、インターネット60上で提供されている各種のサービスに対応させて、コアネットワーク内で使用する交換機群(ネットワーク)を決めておく。そして、そのサービスを提供しているドメイン名とコアネットワーク内で使用するネットワークとを予め対応付けてドメイン・ネットワーク対応テーブル1012を生成する。なお、ドメイン・ネットワーク対応テーブル1012に登録されないドメイン名があってもかまわない。
フローテーブル1013は、インターネットGW51に向かうパケットに含まれる送信元IPアドレスと宛先IPアドレス、当該ユーザが使用するネットワーク、および後述するドメイン識別制御用のフラグを含むテーブルである。つまり、フローテーブル1013は、パケットに含まれる送信元IPアドレスをエントリーキーとして、宛先IPアドレスおよび該パケットがコアネットワーク内を転送される際に使用されるネットワークを対応付けたテーブルである。このフローテーブル1013により、ユーザのフローの生成、宛先の変更等が管理される。
図5は、ドメイン識別装置101が備えるこれらの制御テーブル(ドメイン・ネットワーク対応テーブル、フローテーブル)の内容を示す図である。
フロー設定更新部1014は、IPアドレス取得部1011が取得した送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスに基づいて、フローテーブル1013のエントリー生成およびエントリー内容の更新を行う。フロー設定更新部1014の動作は、図6を参照して後述する。
ドメイン識別制御部1015は、フローテーブル1013およびドメイン・ネットワーク対応テーブル1012を参照してドメイン識別制御を実行する。
ドメイン識別制御に際して、ドメイン識別制御部1015は、フローテーブル1013に登録されている宛先IPアドレスを用いてDNSサーバ20に対する逆引き問合せ処理を行う。そして、ドメイン識別制御部1015は、取得したドメイン名に基づき、ドメイン・ネットワーク対応テーブル1012を参照して、当該フローが使用するコアネットワーク内の所定のネットワークを識別する。さらに、ドメイン識別制御部1015は、フローテーブル1013の内容に基づく制御を実行して、必要に応じて経路選択情報をフロー制御装置102に出力する。ドメイン識別制御部1015の動作は、図7を参照して後述する。
図6を参照して、フロー設定更新部1014の動作を説明する。
UE41から発呼されるユーザリクエストは、UE41に設定されたAPNにしたがって、enodeB42、フロースイッチ103、Aネットワーク301を経由してドメイン識別装置101に到達する。
ドメイン識別装置101では、IPアドレス取得部1011が、インターネットGW51に向かうパケットをモニタしており、該パケットに含まれる送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスを取得する。取得した送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスはフロー設定更新部1014に通知される(S201)。
フロー設定更新部1014は、IPアドレスの通知を受けると、送信元IPアドレスを検索キーにしてフローテーブル1013を検索し、当該送信元IPアドレスのエントリーの有無を確認する(S202)。
フローテーブル1013に当該送信元IPアドレスのエントリーが無い場合(S202、無)、フロー設定更新部1014は当該送信元IPアドレスのエントリーをフローテーブル1013に追加(S203)して処理を終了する。
追加されるエントリーは、送信元IPアドレスと、それに対応する宛先IPアドレスおよびセットされたフラグである。このとき、使用ネットワーク欄には、デフォルトで使用されるAネットワークが設定される。つまり、UE41に設定されたAPNに基づいてインターネットGW51に接続するために使用するコアネットワーク内のAネットワークが設定される。なお、フローテーブル1013のフラグは、当該エントリーに対する処理が必要であることをドメイン識別制御部1015に表示するものである。
一方、フローテーブル1013に当該送信元IPアドレスのエントリーが有る場合(S202、有)、フロー設定更新部1014は取得した宛先IPアドレスと、フローテーブル1013に設定されている宛先IPアドレスが同じか否かを判定する(S204)。
取得した宛先IPアドレスとフローテーブル1013に設定されている宛先IPアドレスが同じ場合(S204、同)、フロー設定更新部1014は何もせずに処理を終了する。
一方、取得した宛先IPアドレスとフローテーブル1013に設定されている宛先IPアドレスが異なる場合(S204、異)、フロー設定更新部1014はフローテーブル1013のエントリー内容(S205)を更新してから処理を終了する。このとき、フロー設定更新部1014は、フローテーブル1013に設定されている宛先IPアドレスを取得した宛先IPアドレスに書き直し、フラグをセットする。これは、ユーザがネットサーフィン等を行って、UE41の接続先のドメインが変わった場合の処理を考慮するものである。宛先IPアドレスを書き直しているので、エントリー生成の場合と同様に、フラグ設定により当該エントリーに対する処理が必要であることをドメイン識別制御部1015に表示する。
ドメイン識別制御部1015は、上記のようにフロー設定更新部1014が設定、更新したフローテーブル1013を参照してドメイン識別の制御を実行する。
図7を参照して、ドメイン識別制御部1015の動作を説明する。
ドメイン識別制御部1015は、周期的にフローテーブル1013のフラグ設定を監視している(S301)。
フローテーブル1013にフラグが設定されたエントリーを見つけるとドメイン識別を開始する(S302、有)。
ドメイン識別制御部1015は、フラグが設定されたフローテーブル1013のエントリーに設定されている宛先IPアドレスに基づいて、DNSサーバ20に逆引きDNS問合せを行う(S303)。
そして、逆引きDNS問合せで取得したドメイン名に基づいてドメイン・ネットワーク対応テーブル1012を検索し、該ドメイン名に対応して設定されている使用ネットワークを識別する(S304)。
なお、この時、ドメイン名に対応するネットワークが登録されていない場合には、デフォルトとして使用するネットワークを使用するものとして識別すればよい。本実施形態の場合、デフォルトとして使用するネットワークは、UE41に設定されたAPNに基づいて経路選択されるAネットワークとしている。
ドメイン識別制御部1015は、現在の使用ネットワークの変更の要否を判定する(S305)。ドメイン識別制御部1015は、ドメイン・ネットワーク対応テーブル1012を検索して識別した使用ネットワークと、フローテーブル1013に設定されている使用ネットワークとを比較することでこの判定を行う。
比較の結果、両者の使用ネットワークが同じである場合、ドメイン識別制御部1015は使用ネットワークの変更は必要ないと判定する(S305、不要)。
使用ネットワークが変更不要であると判定したドメイン識別制御部1015は、フローテーブル1013の対応エントリーのフラグをリセットして処理を終了する(S307)。つまり、新たなエントリーのフローが使用しているネットワークがAネットワークで、UE41が接続する先のサービスのドメインに対応して設定されている使用ネットワークがAネットワークであった場合にはこのような処理となる。また、ユーザがネットサーフィン等を行ってUE41の接続先のドメインが変わった場合であっても、接続変更先のドメインに対応して設定されている使用ネットワークがそれまでに使用しているネットワークと同じ場合も同じ処理となる。
一方、識別した使用ネットワークとフローテーブル1013に設定されている使用ネットワークとが異なる場合には、ドメイン識別制御部1015は使用ネットワークの変更が必要であると判定する(S305、要)。
使用ネットワークの変更が必要であると判定したドメイン識別制御部1015は、フロー制御装置102に対する経路選択情報のフィードバック通知の処理を行う(S306)。つまり、ドメイン識別制御部1015は、コアネットワークの入口において、所定の送信元IPアドレスを有するパケットの転送先が、UE41が接続するドメイン名に対応して設定されたネットワークになるように経路変更させる。そのため、ドメイン識別制御部1015は、対象となるパケットを特定するための送信元IPアドレスと、該パケットの転送先を指定するネットワーク情報を含む経路選択情報を、フロー制御装置102に通知する。
上記のフィードバック通知の処理において、ドメイン識別制御部1015はフローテーブル1013の対応エントリーに設定されている使用ネットワークを書き換える。そして、フローテーブル1013の該エントリーのフラグをリセットして処理を終了する(S307)。
ドメイン識別制御部1015が通知した経路選択情報を受信したフロー制御装置102は、送信元IPアドレスに基づいて制御すべきフロースイッチ103を特定し、該フロースイッチ103にパケット情報の書換えルールを通知する。そして、フロースイッチ103でのパケット情報書換えルールの登録処理が完了した以降にUE41から送信されるパケットは、指定されたネットワークを介してコアネットワーク内を転送する。
図8および図9は、本発明の経路選択方法の第2の実施形態の動作を説明するシーケンス図である。
上述したドメイン識別装置101の動作は、パケット転送とは非同期で行われる。言い換えれば、ドメイン識別装置101からの通知に基づくフロースイッチ103への新たな経路選択情報の登録処理とパケット転送処理の前後性は保証せず分離されている。つまり、ユーザリクエストは上述した処理の完了とは関係なくインターネット60のサービス70に接続される。そして、その応答パケットのUE41への返却が行われ、ユーザリクエストへのレスポンス遅延を発生させない。
図8は、最初のユーザリクエストによる上述したドメイン識別およびフロースイッチ103でのパケット情報書換えルールの登録処理が完了し、その後のユーザリクエストが新たに選択されたBネットワークを経路として転送される例を示す。
図9は、最初のユーザリクエストによる上述したドメイン識別装置101の動作が、その後のユーザリクエストの転送時点でも未完了であった場合の例を示す。
つまり、図9の場合は、最初のユーザリクエストおよびその次のユーザリクエストがAネットワークを経路として転送される。しかし、その場合であっても、さらにそれ以降のユーザリクエストが転送される際にドメイン識別装置101の動作が完了していれば、そのユーザリクエストは新たに選択されたBネットワークを経路として転送される(不図示)。
図8や図9に例を示すように、本実施形態では、可能な範囲の全てのユーザリクエストを特定のネットワークに入れるのではなく、ユーザへの影響を極小化した上で全体の通信総量を制御することに配慮している。
以上に説明したように、本実施形態ではユーザがアクセスするインターネット上のサービスに対応するドメインを単位として移動通信コアネットワーク内の経路選択することができる。
そのため、本実施形態では、Webコンテンツとストリーミングのように異なる性質のサービス間で利用するコアネットワーク内の交換機群を変更することができ、効率的なリソース利用が可能となる。また、災害時には、重要サービスに巨大なリソースを渡すことが可能となり災害対策支援を行うことが可能となる。
また、本実施形態は、既存の移動通信システムに対して、コアネットワークの出口でドメイン識別処理を行い、コアネットワークの入口でフロースイッチによるフロー制御を導入することで実現でき、追加コストを低く抑えることができる。
なお、上述した実施形態は、移動通信コアネットワークにおけるネットワークが物理的に分離されている場合を例にした。しかし、本発明は利用ネットワークが物理的に分離されているものだけでなく、仮想ネットワークにおいても有効である。
仮想ネットワークにおいては、図3に示したフロー制御装置102に替えてネットワーク管理装置を設置する形態となる(不図示)。
ネットワーク管理装置は、フロースイッチ103への接続先切替指示(経路選択制御)と、Bネットワーク302内の処理装置を増減するリソース制御の両方を実施する。経路選択制御にあたってはOpenFlowを利用し、リソース制御にあたってはOpenStackを利用すればよい。これらを組み合わせることにより、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ネットワークI/O(入出力)、ディスクI/O等の物理リソースの割り当て量を、ユーザが利用するドメイン単位で動的に変更することができる。
例えば、ドメイン識別装置が具備するドメイン・ネットワーク対応テーブルにおいて、ドメイン単位でのサービス利用状況またはドメインに対応するネットワークの負荷状況を外部から取得して動的に設定する構成を備えればよい。ドメイン識別装置はドメインに対応するネットワークを識別する際に、そのネットワークに対応するサービス利用状況または負荷状況を合わせて知ることができる。そして、移動通信コアネットワークの入口にフィードバック出力する経路選択情報にネットワークに対応するサービス利用状況または負荷状況を含めればよい。
このように、仮想ネットワークにおいては、ドメイン単位のサービス利用状況をドメイン識別装置からネットワーク管理装置が受信することによって、ドメインに応じた利用ネットワークのリソース割当状況についても動的に変更することが可能となる。
1、2 移動通信システム
11 ドメイン識別手段
12 経路選択制御手段
20 DNSサーバ
31 第1ネットワーク
32 第2ネットワーク
40 ユーザ端末
41 UE
42 enodeB
50 ゲートウェイ
51 インターネットGW
60 インターネット
70 サービス
101 ドメイン識別装置
102 フロー制御装置
103 フロースイッチ
301 Aネットワーク
302 Bネットワーク
1011 IPアドレス取得部
1012 ドメイン・ネットワーク対応テーブル
1013 フローテーブル
1014 フロー設定更新部
1015 ドメイン識別制御部

Claims (10)

  1. コアネットワークからインターネットを含む外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイに向かうパケットをモニタし、該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得し、該ドメイン名に対応して予め定められた前記コアネットワーク内の所定のネットワークを識別し、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスと前記識別したネットワークを含む経路選択情報を前記コアネットワークの入口にフィードバック出力するドメイン識別手段と、
    前記コアネットワークの入口に設置され、前記ドメイン識別手段が出力する前記経路選択情報に基づいて、前記送信元IPアドレスを含むユーザ端末から送信されるパケットの転送先として、前記識別したネットワークの経路を選択する経路選択制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記ドメイン識別手段は、
    前記コアネットワークを構成するネットワークとユーザが使用するサービスのドメイン名とを予め対応付けたドメイン・ネットワーク対応テーブルと、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスをエントリーキーとして、該パケットに含まれる宛先IPアドレス、該パケットの前記コアネットワーク内の転送に使用される前記ネットワークおよびエントリーの生成または更新要求を示すフラグを対応付けたフローテーブルと、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスに基づいて、前記フローテーブルのエントリー生成またはエントリー内容の更新を行って、前記フラグを設定するフロー設定更新部と、
    前記フローテーブルの前記フラグが設定されたエントリーに含まれる宛先IPアドレスに基づいて、DNSサーバに対する逆引き問合せ処理を実行して対応するドメイン名を取得し、前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して、取得したドメイン名に対応する前記ネットワークを識別して前記経路選択制御手段に通知する前記経路選択情報を生成し、処理の終了時に前記フラグをリセットするドメイン識別制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記フロー設定更新部は、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスに対応するエントリーが前記フローテーブルに無い場合に、該送信元IPアドレスに対応する前記宛先IPアドレスと前記ネットワークを含む新たなエントリーを生成し、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスに対応するエントリーが前記フローテーブルに有る場合で、該パケットに含まれる宛先IPアドレスと該エントリーに設定された宛先IPアドレスとが相違するときに、該エントリーに設定された宛先IPアドレスを前記パケットに含まれる宛先IPアドレスで更新する
    ことを特徴とする請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 前記ドメイン識別制御部は、
    前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して識別した前記ドメイン名に対応するネットワークが、前記フローテーブルの対応するエントリーに設定された前記ネットワークと相違する場合に前記経路選択情報を生成し、該フローテーブルの対応するエントリーに設定された前記ネットワークを、前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して識別した前記ドメイン名に対応するネットワークで更新する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の移動通信システム。
  5. 経路選択制御手段は、
    無線アクセスネットワークと前記コアネットワークとの間に設置され、指定された書換えルールで、通過するパケットのIPアドレスを書き換えるフロースイッチと、
    通知を受けた前記経路選択情報に基づいて、制御対象とする前記フロースイッチを特定し、該フロースイッチに、通過するパケットのIPアドレスを書き換える前記書換えルールを通知するフロー制御装置と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載の移動通信システム。
  6. 前記コアネットワークを構成する前記ネットワークは仮想ネットワークであって、前記経路選択制御手段は、
    無線アクセスネットワークと前記コアネットワークとの間に設置され、指定された書換えルールで、通過するパケットのIPアドレスを書き換えるフロースイッチと、
    ドメイン単位のサービス利用状況を含めた前記経路選択情報の通知を受け、制御対象とする前記フロースイッチを特定し、該フロースイッチに、通過するパケットのIPアドレスを書き換える前記書換えルールを通知するとともに、ドメイン名に対応して使用する前記仮想ネットワークのリソース割り当て量を動的に変更制御するネットワーク管理装置と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載の移動通信システム。
  7. 移動通信コアネットワークからインターネットを含む外部ネットワークへの接続窓口となるゲートウェイに向かうパケットをモニタし、
    該パケットに含まれる宛先IP(Internet Protocol)アドレスを用いてDNS(Domain Name System)サーバに対する逆引き問合せ処理を行って該宛先IPアドレスに対応するドメイン名を取得し、
    該ドメイン名に対応して予め定められた前記移動通信コアネットワーク内の所定のネットワークを識別し、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスと前記識別したネットワークを含む経路選択情報を前記移動通信コアネットワークの入口にフィードバック出力し、
    前記移動通信コアネットワークの入口で、前記経路選択情報に基づいて、前記送信元IPアドレスを含むユーザ端末から送信されるパケットの転送先として、前記識別したネットワークの経路を選択する、
    ことを特徴とする経路選択方法。
  8. 前記移動通信コアネットワークを構成するネットワークとユーザが使用するサービスのドメイン名とを予め対応付けたドメイン・ネットワーク対応テーブルと、前記パケットに含まれる送信元IPアドレスをエントリーキーとして、該パケットに含まれる宛先IPアドレス、該パケットの前記コアネットワーク内の転送に使用される前記ネットワークおよびエントリーの生成または更新要求を示すフラグを対応付けたフローテーブルと、を備え、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスおよび宛先IPアドレスに基づいて、前記フローテーブルのエントリー生成またはエントリー内容の更新を行って、前記フラグを設定し、
    前記フローテーブルの前記フラグが設定されたエントリーに含まれる宛先IPアドレスに基づいて、DNSサーバに対する逆引き問合せ処理を実行して対応するドメイン名を取得し、
    前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して、取得したドメイン名に対応する前記ネットワークを識別して前記経路選択情報を生成し、処理の終了時に前記フラグをリセットする
    ことを特徴とする請求項7に記載の経路選択方法。
  9. 前記フローテーブルのエントリー生成またはエントリー内容の更新は、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスに対応するエントリーが前記フローテーブルに無い場合に、該送信元IPアドレスに対応する前記宛先IPアドレスと前記ネットワークを含む新たなエントリーを生成し、
    前記パケットに含まれる送信元IPアドレスに対応するエントリーが前記フローテーブルに有る場合で、該パケットに含まれる宛先IPアドレスと該エントリーに設定された宛先IPアドレスとが相違するときに、該エントリーに設定された宛先IPアドレスを前記パケットに含まれる宛先IPアドレスで更新する
    ことを特徴とする請求項8に記載の経路選択方法。
  10. 前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して識別した前記ドメイン名に対応するネットワークが、前記フローテーブルの対応するエントリーに設定された前記ネットワークと相違する場合に前記経路選択情報を生成し、
    該フローテーブルの対応するエントリーに設定された前記ネットワークを、前記ドメイン・ネットワーク対応テーブルを参照して識別した前記ドメイン名に対応するネットワークで更新する
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の経路選択方法。
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