JPWO2014112585A1 - 通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

仮想ネットワークを構築するために、パケットのカプセル化等の通信処理が要求される場合がある。仮想ネットワークを利用する場合、仮想ネットワーク構築のための追加的な通信処理のため、物理ネットワークを直接利用する場合と比較して、通信性能や通信品質が劣る可能性がある。本発明による通信システムは、ユーザに割り当てられる計算資源と、前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、を含むことを特徴とする。

Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2013−007238(2013年1月18日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラムに関し、受信するパケットの処理を行う通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラムに関する。
近年、物理ネットワーク上に互いに隔離された複数のネットワークを論理的に構成する技術が提案されている。以下では、論理的に構成されたネットワークのことを、仮想ネットワーク(virtual network)と呼称する。また、あるネットワークA上に仮想ネットワークBを構築する場合、ネットワークAはアンダーレイネットワーク(Underlay Network)、仮想ネットワークBはオーバレイネットワーク(Overlay Network)と呼称されることもある。
特許文献1には、VLAN(Virtual Local Area Network)により、データセンタ(DC:Data Center)に仮想ネットワークを構築する技術が記載されている。例えば、特許文献1では、データセンタ(DC)に顧客毎の仮想テナントを構築するために、VLANを用いて仮想テナント毎のネットワークセグメントが作成される。
特許文献2には、コンピュータシステムにおいて、サービス提供サーバの負荷分散を行う技術が開示されている。
WO2012/035861 A1 特開2011−170718号公報
仮想ネットワークを構築するために、パケットのカプセル化等の通信処理が要求される場合がある。仮想ネットワークを利用する場合、仮想ネットワーク構築のための追加的な通信処理のため、物理ネットワークを直接利用する場合と比較して、通信性能や通信品質が劣る可能性がある。
特許文献1では、仮想ネットワークを構築するためにVLANを用いることが開示されているが、仮想ネットワークの構築による通信性能や通信品質低下を抑止する技術は開示がない。
特許文献2には、サービス提供サーバの負荷分散を行う技術が開示されているが、仮想ネットワークの構築による通信性能や通信品質低下を抑止する技術は開示がない。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能な、通信システム、ノード、制御装置、通信方法およびプログラムを提供することにある。
本発明による通信システムは、ユーザに割り当てられる計算資源と、前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段とを備える。
本発明によるノードは、ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別する識別手段と、前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段とを備える。
本発明による制御装置は、ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する通知手段とを備える。
本発明による通信方法は、ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別するステップと、前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップとを含む。
本発明による通信方法は、ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップと、前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知するステップとを含む。
本発明によるプログラムは、ユーザに割り当てられる計算資源に接続するノードに対して、前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別する処理と、前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理とを実行させる。
本発明によるプログラムは、ノードの制御を行う制御装置に対して、ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理と、前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する処理とを実行させる。
本発明によれば、ユーザに対して、ユーザの要求条件を満足する性能の通信環境を提供することが可能となる。
第1の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第1の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第1の実施形態による割り当て部1が保持する情報の例を示した図である。 第1の実施形態による計算資源と通信方式の割り当て方の例を示した図である。 第2の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第2の実施形態におけるネットワークと通信方式の対応関係の例を示した図である。 第2の実施形態による割り当て部1の構成例を示した図である。 第2の実施形態によるユーザDB14の例を示した図である。 第2の実施形態によるポリシDB13の例を示した図である。 第2の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態による計算資源と通信方式の割り当て方の例を示した図である。 第3の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態によるユーザDB14の更新の様子を示した図である。 第3の実施形態による計算資源と通信方式の割り当て方の例を示した図である。 第3の実施形態による計算資源と通信方式の割り当て方の例を示した図である。 第3の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第4の実施形態による制御装置4の構成例を示した図である。 第4の実施形態によるポリシDB43の例を示した図である。 第4の実施形態によるユーザDB44の例を示した図である。 第4の実施形態によるパケット処理装置5の構成例を示した図である。 第4の実施形態によるパケット転送テーブル53の例を示した図である。 第4の実施形態による動作の流れを示すフローチャートである。 第5の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第5の実施形態によるOFC400の構成例を示した図である。 第5の実施形態によるOFS500の構成例を示した図である。 第5の実施形態によるフローテーブル503の例を示した図である。 第5の実施形態による動作の流れを示すシーケンスチャートである。 第6の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。 第6の実施形態による通信システムの構成例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(概要)
本発明の第1の実施形態の概要について説明する。第1の実施形態では、計算資源を介してユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、計算資源に対して、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を割り当てる。このような処理により、サービスに関する要求条件に応じた通信方式で通信を行うことが可能となる。
(詳細)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態による通信システムの構成は、例えば、図1に示す通りである。図1によれば、通信システムは、割り当て部1、計算資源2、ネットワーク3を含む。図1の例では、計算資源2は、計算資源2−1、計算資源2−2、計算資源2−3を含む。また、ネットワーク3は、ネットワーク3−1、ネットワーク3−2、ネットワーク3−3を含む。以降、個別の計算資源を区別しない場合には、計算資源2−1、2−2、2−3を計算資源2と総称する。同様に、個別のネットワークを区別しない場合には、ネットワーク3−1、3−2、3−3をネットワーク3と総称する。また、通信システムは、例えば、データセンタ(Data Center)である。
ネットワーク3は、通信方式が異なるネットワークを含む。例えば、ネットワーク3−1とネットワーク3−2とは、それぞれ異なる通信方式のネットワークであってもよい。ここで、通信方式とは、例えば、Ethernet(登録商標)などを始めとする通信プロトコルであってもよい。また、VLAN(Virtual Local Area Network)や、L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)、Ethernet IP等の仮想ネットワークを構築する通信プロトコルであってもよい。つまり、通信システムは、複数の通信方式によってネットワーク3を構築可能である。通信システムは、例えば、上述の複数の通信方式によって仮想ネットワーク環境を構築することが可能である。
計算資源2は、例えばサーバやコンピュータ上で行われる処理を行うためのリソースであり、あるユーザに割り当てられているものとする。ユーザは、割り当てられた計算資源2を介してサービスを利用する。図1の例では、ユーザAは計算資源2−1を、ユーザBは計算資源2−2を、ユーザCは計算資源2−3を、それぞれ利用しているものとする。例えば、ユーザは、割り当てられた計算資源2を用いて、あるサービスに対応するアプリケーションを実行することで、サービスを利用することができる。図1の例では、ユーザが計算資源2を用いて利用するサービスに関する通信が、ネットワーク3に対して発生している。
割り当て部1は、計算資源2を介して提供されるサービスに関する要求条件に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を計算資源に割り当てる。つまり、割り当て部1は、要求条件に基づいて、通信方式が異なる複数のネットワーク3の少なくとも1つを計算資源に割り当てる。割り当て部1は、例えば、通信システム上に設けられたノードに備えられる。
図2に、割り当て部1の動作の概要を示す。図2の例では、計算資源2−1から通信A、計算資源2−2から通信B、計算資源2−3から通信Cが、それぞれ発生している。図2の例では、割り当て部1は、ユーザAに対応する計算資源2−1に、ネットワーク3−1に対応する通信方式を割り当てている。計算資源2−1は、割り当てに従い、ネットワーク3−1に対応する通信方式により通信(図2の通信A)を行う。
割り当て部1は、例えば、図3に示すような情報を保持している。図3(A)は、各ユーザに割り当てられた計算資源と、要求条件との対応関係を示している。例えば、ユーザAに割り当てられた計算資源2−1は、要求条件「A」に対応する。
図3(B)は、要求条件に応じて割り当てる通信方式を示している。例えば、要求条件「A」に対しては、ネットワーク3−1に対応する通信方式(1)が割り当てられる。
ここで、要求条件とは、例えば、SLA(Service Level Agreement)であり、ユーザごとに定められている。ユーザは、例えば、要求条件に対応した料金を通信システムのオペレータに支払うことにより、料金に応じた条件でサービスを受けることができる。具体的には、ユーザに対して保証されている通信帯域やスループット、回線速度、ネットワーク内の平均遅延時間、通信量の上限、ネットワーク内の平均遅延時間、稼働率、パケットロス率などがSLAの例として挙げられる。
なお、割り当て部1は、図3(B)の例示のように要求条件と通信方式との対応関係に関する情報を保持しなくてもよい。例えば、割り当て部1は、要求条件で要求される性能値(例えば、スループット)と、複数の通信方式の各々に対応する性能値とを比較し、複数の通信方式のうち、要求条件を満たす通信方式を計算資源に割り当てる。例えば、割り当て部1は、要求条件を満たす通信方式のうち、最も良い性能値を達成できる通信方式を計算資源に割り当てる。割り当て部1は、例えば、通信方式毎に、通信帯域やスループット等の性能値を保持しているものとする。
割り当て部1により、例えば、図4に例示したように、計算資源とネットワークとが対応付けられる。例えば、割り当て部1は、計算資源2−1にネットワーク3−1に対応する通信方式(1)を、計算資源2−2にネットワーク3−3に対応する通信方式(3)を、計算資源2−3にネットワーク3−2に対応する通信方式(2)、それぞれ割り当てる。各計算資源は、割り当てられた通信方式に従って通信(図中の通信A、B、C)を行う。
以上により、第1の実施形態によれば、サービスの要求条件に応じて適切な通信方式が計算資源に割り当てられるので、ユーザに対して、ユーザの要求条件を満足する性能の通信環境を提供することが可能となる。例えば、本発明は、適切な通信方式が計算資源に割り当てられるので、仮想ネットワークにより通信を行う場合であっても、ユーザの要求条件を満足する仮想ネットワーク環境をユーザに対して提供できる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を用いて説明する。第2の実施形態は、割り当て部1が、ネットワーク3の割り当て方に関するポリシを保持している場合の実施形態である。割り当て部1は、ポリシに従って、計算資源に割り当てる通信方式を決定する。
図5は、第2の実施形態の構成例を示した図である。なお、基本的な構成は、実施形態1と同様であるので、同じ符号を付したものについては詳細な説明を省略する。
図5は、割り当て部1、計算資源2、ネットワーク3を含む。計算資源2は、例えば、あるサーバ上で実行されているVM(Virtual Machine)である。図5の例では、計算資源2のそれぞれを用いて、ユーザがアプリケーションを利用しているとする。具体的には、ユーザAは計算資源2−1を用いて、アプリケーションAを利用している。同様に、ユーザBは計算資源2−2を用いてアプリケーションBを、計算資源2−3を用いてアプリケーションCを、それぞれ利用している。また、各アプリケーションの利用によって、各計算資源2から、それぞれ通信が発生している。また、第1の実施形態と同様に、ユーザごとに要求条件が定められているものとする。要求条件は、例えば、第1の実施形態で説明されたSLAである。
図6は、ネットワーク3の通信方式の例を示している。図6の例では、ネットワーク3−1の通信方式は、VLANである。同様に、ネットワーク3−2の通信方式はL2TP、ネットワーク3−3の通信方式はEthernet IPである。ネットワーク3は、図6の例に示されるように、それぞれ、ある物理ネットワーク上で仮想的なネットワークを構築する通信方式を採用するものであっても良い。また、ネットワーク3の通信方式としては、様々なトンネリングプロトコルを用いることも可能である。例えば、GRE(Generic Routing Encapsulation)や、NVGRE(Network Virtualization using GRE)、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)などを用いても良い。
ネットワーク3の通信方式は、上述した仮想ネットワーク(オーバレイネットワーク)を構築するものに限らず、物理ネットワーク(アンダーレイネットワーク)を構築するものであっても良い。仮想ネットワークでは、物理ネットワークを利用する場合に加えて、上述したような仮想ネットワークを構築する通信方式に従ったパケット処理が必要となる。例えば、VLANでは、パケットに対してVLANタグを付与する処理が必要となる。また、GREでは、パケットに対してカプセル化を行う必要がある。一方、物理ネットワークでは、仮想ネットワークを構築するために要求されるパケット処理が不要となるため、計算資源による通信に対するオーバヘッドがない。このように、仮想ネットワークを用いる場合には、上述したような追加的な処理によるオーバヘッドが発生するために、仮想ネットワークに対応する通信方式では、要求条件を満たせない可能性があり得る。割り当て部1は、例えば、仮想ネットワークに対応する通信方式では要求条件が満たせない場合、計算資源に対して物理ネットワークに対応する通信方式を割り当てる。
図7は、第2の実施形態における割り当て部1の構成を示した図である。図7を参照すると、割り当て部1は、識別部11、制御部12、ポリシDB(Data Base)13、ユーザDB14を含む。図7の割り当て部1は、第1の実施形態における割り当て部1(図5)と比較すると、ポリシDB13およびユーザDB14が含まれている点で異なる。
ユーザDB14は、例えば、図8に示すように、ユーザに割り当てられた計算資源に対応する要求条件と、各計算資源2の通信アドレスを記憶している。図8では、要求条件が「帯域保証」である場合のユーザDB14を示している。図8の例では、ユーザDB14には、例えば、ユーザAに対応する計算資源2−1の通信アドレスはAであり、ユーザAの要求条件は、10Gbpsの帯域保証であることが記憶されている。ここで、通信アドレスとは、例えば、送信元MAC(Media Access Control)アドレスや、送信元IPアドレスである。計算資源は、例えばサーバ上で稼動しているが、通信アドレスは、例えば、そのサーバに対応するMACアドレスやIPアドレスである。
ポリシDB13は、例えば、図9に例示されるポリシを保持している。図9は、要求条件が「帯域保証」である場合に、割り当てる通信方式を定めたポリシである。例えば、10Gbpsの帯域が保証されたユーザに対応する計算資源に対して、制御部12は、10Gbpsの帯域が保証可能な通信方式を割り当てる。
また、要求条件は1つの種類に限られるものではなく、複数種類の要求条件を組み合わせても良い。例えば、帯域保証が10Gbpsかつ、通信量の上限が1日あたり500GBという要求条件も考えられる。さらに、ポリシDB13に設定するポリシは、上述の2つに限られるものではない。例えば、ユーザに対して保証されているネットワーク内の平均遅延時間、稼働率、パケットロス率などに応じて、割り当てる通信方式を決定するようなポリシでも良い。
続いて、割り当て部1の動作を、図10のフローチャートを用いて説明する。まず、識別部11は、ユーザに対応する計算資源と要求条件を識別する(ステップS11)。例えば、識別部11は、受信パケットに含まれる通信アドレスに対応する通信アドレスを有する計算資源を、図8に例示されたユーザDB14から検索する。また、識別部11は、図8に例示されたユーザDB14から、検索されたユーザに対応する要求条件を特定する。例えば、受信パケットに通信アドレス「A」が含まれている場合、識別部11は、受信パケットはユーザAに対応する計算資源2−1からのパケットであることを識別する。この場合、識別部11は、ユーザAに対応する要求条件が、10Gbpsの帯域を保証するものであることを特定する。
次に、制御部12は、ポリシDB13を参照して、識別部11が特定した要求条件に対応する通信方式を決定する(ステップS12)。例えば、識別部11は、図8に例示されたユーザDB14から、ユーザAに対応する要求条件(「帯域保証:10Gbps」)を識別したものとする。この場合、制御部12は、図9に示すポリシDB13を参照して、ユーザAに対応する要求条件(「帯域保証:10Gbps」)に従って、10Gbpsの帯域が保証可能な通信方式(1)を計算資源2−1に割り当てることを決定する。
続いて、制御部12は、ステップS12で決定した通信方式を、計算資源に割り当てる(ステップS13)。
計算資源に対して通信方式が割り当てられた後は、各々の通信方式に準じた動作により、通信が行われる。制御部12は、例えば、割り当てられた通信方式が、仮想ネットワークを構築するものである場合には、仮想ネットワークを介した通信を行うために必要な、カプセル化やタグの付与といった処理を行う。より具体的には、制御部12は、通信方式がVLANであるネットワーク3−1に割り当てられた計算資源2−1からのパケット(通信A)に対しては、VLANタグを付与して、ネットワーク3−1に転送する。また、割り当てられた通信方式がEthernetである場合には、制御部12は、FCS(Frame Check Sequence)フィールドに、宛先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、データの各フィールドから計算したCRC(Cyclic Redundancy Check)値を設定する。なお、このようなEthernetを用いる場合の処理は、割り当てられた通信方式がEthernetの場合だけでなく、Ethernet上に別の通信方式を用いて仮想ネットワークを構築した場合であっても必要となる。
以上、各計算資源2を利用して1つずつのアプリケーションが実行されている例を示したが、各計算資源2において、複数のアプリケーションが同時に実行されて、それぞれが別々の通信を発生させても良い。この場合、割り当て部1は、計算資源2を利用して起動する複数のアプリケーションに対して、同一の通信方式、もしくは、個別に通信方式を割り当てても良い。
また、制御部12は、ポリシDB13のポリシに加えて、ネットワーク3のそれぞれの通信状況を考慮して、ネットワークの割り当てを行っても良い。例えば、10Gbpsの帯域が保証可能な通信方式(1)が割り当てられているユーザAであっても、通信方式(1)に対応するネットワーク3−1が輻輳している場合には、他の要求条件(例えば「帯域保証:5Gbps」)に対応する通信方式(例えば、ネットワーク3−3に対応する通信方式)をユーザAに対応する計算資源2−1に割り当てても良い。
以上により、第2の実施形態によれば、ユーザの要求条件に応じて適切な通信方式のネットワークを用いた通信が可能となる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。第3の実施形態による割り当て部1は、様々なタイミングで、計算資源に対して割り当てる通信方式を決定することが可能である。また、割り当て部1は、様々なタイミングで、計算資源に対して割り当てる通信方式を変更することも可能である。以下では、割り当て部1が通信方式を決定するタイミングと、通信方式を変更するタイミングについて例を挙げて説明する。
(通信方式の割り当てを開始する際の動作)
図11は、計算資源2を利用した通信が発生した場合に、その計算資源2に対して、割り当て部1が通信方式の割り当てを行う際の動作を示したフローチャートである。この場合、割り当て部1は、計算資源2を利用した通信が発生したかどうかを判定する(ステップS20)。なお、ステップS21以降の動作は、図10のステップS11からS13と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図12は、計算資源2を利用したサービスが開始した場合に、そのサービスを利用するユーザに対応する計算資源に対して、通信方式を割り当てる際の動作を示したフローチャートである。この場合、割り当て部1は、計算資源2を利用したサービスが開始したかどうかを判定する(ステップS30)。なお、ステップS31以降の動作は、図10のステップS11からS13と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(通信方式の割り当てを変更する場合)
次に、計算資源に割り当てられている通信方式を変更する場合の例について、説明する。
図13は、ユーザの要求条件が変更された場合に、割り当て部1が、変更後の要求条件に応じて、割り当てる通信方式を変更する例を示している。図13の例では、ネットワーク3−3に対応する通信方式が割り当てられているユーザBが、サービスのアップグレードを行って、保証可能な通信帯域が上がったとする。
図14を参照して、この場合の動作について説明する。
識別部11は、計算資源2を利用するユーザの要求条件が変更されたか否かをモニタする(ステップS40)。例えば、識別部11は、ユーザDB14を所定の周期でモニタする。
例えば、ユーザが追加の料金を支払うことによりSLAが変更された場合、通信システムのオペレータによりユーザDB14が更新される。例えば、図15に例示されるように、ユーザBが追加の料金を支払うことにより、要求条件である帯域保証が「5Gbps」から「10Gbps」に上がった場合、通信システムのオペレータによりユーザDB14が更新される。識別部11は、例えば、ユーザDB14を定期的にモニタすることで、ユーザDB14における要求条件の更新を認識する。また、例えば、識別部11は、計算資源2から割り当て部1に対して通知されるメッセージにより、要求条件の更新を認識してもよい。
その後、制御部12は、ポリシDB13を参照して、変更後の要求条件に対応する通信方式を決定する(ステップS41)。制御部12は、決定された通信方式を計算資源に割り当てる(ステップS42)。
以上のように、ユーザBに対応する計算資源2−2に割り当てる通信方式を変更した結果を、図16に示す。図16では、ユーザBに対応する計算資源2−2に割り当てられる通信方式は、変更後の要求条件(帯域保証:10Gbps)に対応する通信方式(ネットワーク3−1に対応する通信方式)に変更される。
(変更要求に応じて、割り当てる通信方式を変更する)
次に、システム管理者やユーザからの通信方式の変更要求に応じて、割り当て部1が、計算資源に対する通信方式の割り当てを変更する例について、説明する。
図17は、ユーザBに対応する計算資源2−2に割り当てる通信方式を、ネットワーク3−3に対応する通信方式から他の通信方式に変更する要求が発生した場合の例を示している。例えば、システムを管理する管理者やオペレータ等が、メンテナンスや工事等の事情により、ネットワーク3−3を停止する必要がある場合に、システム管理者から割り当て部1に対して、ユーザBに対応する計算資源2−2に割り当てる通信方式を変更する要求を出すことが考えられる。また、ユーザBに現在割り当てられている通信方式よりも、さらに高速なネットワーク3−1に対応する通信方式への変更を希望する場合に、ユーザBが通信方式の変更要求を出すことも考えられる。
図18を参照して、この場合の動作について説明する。まず、識別部11は、ある通信に関して、変更要求が発生したかどうかを識別する(ステップS50)。変更要求は、例えば、計算資源2から割り当て部1に対するパケットやメッセージにより通知される。また、システムを管理する管理者やオペレータ等が、割り当て部1に対して、変更要求を通知することも可能である。
次に、変更要求が発生している場合、制御部12は、変更要求を許可するかどうかを決定する(ステップS51)。制御部12が変更要求を許可しない場合には、動作を終了する(ステップS51:Yes)。なお、変更要求の可否を決定するにあたっては、例えば、制御部12が何らかのポリシに従って決めても良いし、ネットワークのオペレータが決定しても良い。また、システム管理者やオペレータが、変更を要求する場合には、ステップS51は省略してもよい。
ここでは、図17に示すように、ユーザBに割り当てる通信方式を、ネットワーク3−3に対応する通信方式からネットワーク3−1に対応する通信方式に変更する要求が発生したものとする。この場合、制御部12は、ユーザBに対して、割り当てを要求された通信方式を割り当てる(ステップS52)。
なお、図18には記載していないが、変更要求が許可された場合、制御部12は、変更要求の内容に従い、ポリシDB13のポリシを変更することも可能である。
以上説明した通り、第3の実施形態によれば、様々なタイミングで、ネットワークの割り当てを開始したり、割り当てられているネットワークを動的に変更したりすることが可能となる。これにより、システムの運用をさらに柔軟に行うことができるようになる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、第1、第2、第3の実施形態を集中制御型のシステムに適用する場合について説明する。
図19は、第4の実施形態の構成例を示している。図19を参照すると、第4の実施形態のシステムは、計算資源2、ネットワーク3、制御装置4、パケット処理装置5を含む。計算資源2とネットワーク3は、第1、第2、第3の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。パケット処理装置5は、第1、第2、第3の実施形態における割り当て部1と同様に、各ユーザに対応する計算資源に対して、各ネットワーク3に対応する通信方式を割り当てる。パケット処理装置5と割り当て部1との違いは、パケット処理装置5は制御装置4によって制御されることである。
制御装置4は、第1、第2、第3の実施形態における割り当て部1のように、各計算資源に対して割り当てる通信方式を、ポリシDBとユーザDBとを参照して決定し、パケット処理装置に通知する。
図20に、制御装置4の構成例を示す。制御装置4は、制御部41、通信部42、ポリシDB43、ユーザDB44を含む。通信部42は、パケット処理装置5との間での通信を行うインタフェースである。制御部41は、上述の実施形態における割り当て部1の制御部12とほぼ同様の機能を有する。つまり、制御部42は、パケット処理装置5を介する通信に対応する計算資源に対して、ポリシDB43およびユーザDB44を参照して、どのネットワークに対応する通信方式を割り当てるかを決定する。
図21に、ポリシDB43が記憶する情報の例を示す。ポリシDB43は、例えば、図21(A)に示すように、要求条件に応じて割り当てる通信方式を記憶しておく。制御部42は、図21(A)および後述する図22のユーザDB44を参照することにより、ユーザの要求条件に応じた通信方式を割り当てることができる。また、ポリシDB43は、例えば、図21(B)に示すように、各パケット処理装置のポートごとに、どの通信方式が対応しているかを記憶しておいても良い。各パケット処理装置のポートは、それぞれネットワーク3と接続している。つまり、各パケット処理装置のそれぞれのポートは、接続しているネットワーク3の通信方式に対応し、図21(B)に例示されたユーザDB44は、各ポートと通信方式との対応関係を管理する。より具体的には、パケット処理装置のIDごとに、当該IDに対応するパケット処理装置が有するポートと、そのポートに対応する通信方式とが対応づけられている。制御部42は、図21(B)の情報を参照することにより、割り当てた通信方式に対応するポートがどれであるかを特定することができる。そして、制御部42は、図22に例示されるユーザDB44を参照して、通信アドレスに対応するポートがどれであるかを、パケット処理装置5に通知することができる。
図22は、ユーザDB44が記憶する情報の例を示している。なお、ユーザDB44に関しては、上述の第1〜第3の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図23は、パケット処理装置5の構成例を示している。パケット処理装置5は、ネットワーク通信部51、制御装置通信部52、パケット転送テーブル53を含む。
ネットワーク通信部51は、後述するパケット転送テーブル53を参照して、計算資源2およびネットワーク3と通信を行う。
制御装置通信部52は、制御装置4からの通知に従って、パケット転送テーブル53に情報を格納する。制御装置4は、制御装置通信部52に対して、決定した計算資源と通信方式との割り当てに従い、計算資源に対応する通信アドレスに対応するパケット転送ポートを通知する。制御装置通信部52は、パケット転送テーブル53に、例えば、図24で例示された情報を格納する。パケット転送テーブル53は、パケットに含まれる通信アドレスと、当該パケットを転送するポート(パケット転送ポート)とを対応付けて記憶する。
ネットワーク通信部51は、図24で例示されるパケット転送テーブル53に従って、各計算資源から受信したパケットを、各計算資源に割り当てられた通信方式に対応するポートから転送する。
パケット転送テーブル53は、各計算資源に対応する通信アドレスと、各計算資源に割り当てられた通信方式に対応するポート番号とを記憶する。例えば、通信アドレスが「A」である計算資源2−1に割り当てられた通信方式は、パケット処理装置5のポート番号「1」に対応するものとする。この場合、ネットワーク通信部51は、図24に例示されたテーブルに従って、送信元アドレスが「A」の受信パケットを、ポート「1」から転送する。このネットワーク通信部51の動作により、各計算資源から送信されたパケットが、各計算資源に割り当てられた通信方式に対応するネットワークへ転送される。
図25のシーケンスチャートを参照して、第4の実施形態の動作について説明する。
ユーザは、計算資源2を利用して、通信を開始する(ステップS61)。ここでは、ユーザAが、計算資源2−1を利用して、通信Aが発生した場合を例に挙げて説明する。なお、他の実施形態と同様、計算資源2−1の通信アドレスは「A」であるものとする。
パケット処理装置5のネットワーク通信部51は、受信した通信Aのパケットに含まれる通信アドレスを識別する。上述の例では、ネットワーク通信部51は、受信した通信Aのパケットに含まれる通信アドレスがAであることを識別する。
ネットワーク通信部51は、パケット転送テーブル53を参照し、通信アドレスAに対してパケット転送ポートが割り当てられているかどうかを判定する(ステップS62)。ネットワーク通信部51は、例えば、通信アドレスAに対応するエントリがパケット転送テーブル53に存在するか否かにより、通信アドレスAに対してパケット転送ポートが割り当てられているかを判定する。
ステップS62で、通信アドレスAに対するパケット転送ポートの割り当てが行われていない場合には、制御装置通信部52が、制御装置4に対して、通信アドレス「A」に対してパケット転送ポートの割り当て要求を送信する(ステップS63)。
制御装置4の制御部41は、この割り当て要求を受信すると、ポリシDB43およびユーザDB44を参照して、通信アドレスAに対応する計算資源2−1に対してネットワーク3−1に対応する通信方式を割り当てることを決定する(ステップS64)。制御部41の割り当てに関する動作は、上述の割り当て部1の制御部12とほぼ同様に行われるので、詳細な説明は省略する。制御部41は、計算資源2−1に対してネットワーク3−1に対応する通信方式を割り当てることを決定すると、パケット処理装置5に対して、通信アドレスAに対応するパケット転送ポートは「1」であることを通知する。
パケット処理装置5は、制御部41からの通知に従って、パケット転送テーブル53を更新する。ネットワーク通信部51は、パケット転送テーブル53を参照し、計算資源2−1から送信されたパケットを、ネットワーク3−1に対応するポート1から転送する(ステップS65)。
また、ステップS62で、既に通信アドレスAに対してパケット転送ポートが割り当てられている場合には、ネットワーク通信部51は、パケット転送テーブル53を参照してパケットを転送する(ステップS62:No)。
また、上述の例では、ユーザが通信を開始した場合の動作について説明したが、第3の実施形態で説明したように、通信方式の割り当てを適宜変更することも可能である。
さらに、パケット処理装置5からの要求がない場合でも、制御装置4が計算資源に対する通信方式の割り当てを決定して、パケット処理装置5に対して、対応する通信アドレスAとパケット転送ポートを設定しても良い。この場合、例えば、上述のステップS61からステップS63を行わずに、制御装置4が計算資源に対する通信方式の割り当てを決定して、パケット処理装置5に設定する。また、この場合、制御装置4を管理する管理者やオペレータ等が、ユーザの状態やネットワークの状況等を考慮して、適宜通信方式の割り当てをパケット処理装置5に設定することができる。
(効果)
以上説明したように、第4の実施形態では、パケット処理装置5を制御装置4によって制御する場合の例を示した。集中制御型のアーキテクチャを採用することで、パケット処理装置5が多数ある場合であっても、制御装置4を用いることで、柔軟な制御を行うことが可能となる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、第4の実施形態を、集中制御型のアーキテクチャを有するオープンフロー(OpenFlow)という技術を用いて実施する形態である。なお、基本的な構成は、第4の実施形態とほぼ同様であるため、同様の構成または動作については、適宜説明を省略する。
OpenFlowは、通信をエンドツーエンドのフローとして認識し、フロー単位での経路制御、障害回復、負荷分散等を実行する。なお、フローとは、例えば、所定の属性を有する一連の通信パケット群である。
図26は、第5の実施形態による通信システムの構成例を示している。OpenFlowを適用する場合、制御装置4は、OpenFlow Controller400(以下、OFC400)、パケット処理装置5は、OpenFlow Switch500(以下、OFS500)として動作する。ここで、OFS500は、例えば、OpenFlow技術を採用したネットワークスイッチである。また、OFC400は、OFS500を制御する情報処理装置である。ユーザAが利用する計算資源2−1からはフローAに属する通信が行われているとする。同様に、ユーザBが利用する計算資源2−2からはフローB、ユーザCが利用する計算資源2−3からはフローCに属する通信が行われている。
図27は、OFC400の構成例を示している。OFC400は、制御部401、通信部402、ポリシDB403、ユーザDB404を含む。以上の構成は、第4の実施形態における制御装置4とほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。
図28は、OFS500の構成例を示している。OFS500は、ネットワーク通信部501、OFC通信部502、フローテーブル503を含む。
ネットワーク通信部501は、計算資源2およびネットワーク3と接続し、後述するフローテーブル503を参照して、受信するパケットに関する処理を行う。
OFC通信部502は、OFC400からの通知に従って、フローテーブル503に情報を格納する。OFC400は、OFC通信部502に対して、決定した計算資源と通信方式との割り当てに従い、図29に例示するような情報を通知する。なお、図29については、後に詳しく説明する。OFC通信部502は、フローテーブル503に、例えば、図29で例示された情報を格納する。
図29は、フローテーブル503の各エントリ(フローエントリ)の構成例を示している。フローエントリは、OFS500が受信したパケットの情報(例えば、宛先IPアドレスやVLAN ID等)と照合するためのフィールド(Match Fields)と、マッチングルールにマッチするパケットの処理方法(Action)を含むフィールド(Instruction)を含む。また、フローエントリは、フローエントリの優先度を示すフィールド(Priority)や、パケットフロー毎の統計情報を示すフィールド(Counters)を有していても良い。さらに、フローエントリは、フローエントリの有効期限(時間)や失効までの時間を示すフィールド(Timeouts)や、OFC400によって任意に設定されるフィールド(Cookie)を有していても良い。典型的には、1つのフローエントリは、1つのフローに対応するが、マッチフィールドの一部(例えば、宛先IPアドレス)にワイルドカードを設定することで、複数のフローを1つのフローエントリで扱うことも可能である。
このフローテーブル503の内容について、より具体的に説明する。図29の例では、フローテーブル503のマッチフィールドが「A」のエントリは、ユーザA(即ち、計算資源2−1)から送信されたフローに対応しているとする。図29の例では簡単化のためにマッチフィールドを「A」と記載しているが、このフローは、例えば、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元MACアドレス、宛先MACアドレス、VLAN ID等、様々なヘッダ情報の組によって規定される。例えば、マッチフィールド「A」は、パケットの送信元アドレスが、ユーザAに対応する計算資源の通信アドレスであることを表すものとする。同様に、マッチフィールドが「B」のエントリは、ユーザBからのフローに、マッチフィールドが「C」のエントリは、ユーザCからのフローに対応しているとする。ここで、ユーザAからのフローのInstructionsには、「ポート1から転送」という処理方法が記載されている。これは、OFS500は、マッチフィールドが「A」のパケットに関しては、ポート1から転送する、という処理内容を示している。例えば、ユーザAに対応する計算資源に割り当てられた通信方式がポート1に対応するものとする場合、OFS500は、「ポート1から転送」という処理方法により、ユーザAに対応する計算資源に割り当てられた通信方式のネットワークにパケットを転送できる。「Instructions」に記載される処理内容としては、他には、処理方法は、例えば、「受信パケットを所定のポートから転送する」、「受信したパケットを廃棄する」、「受信パケットのヘッダの一部を書き換えて、所定のポートから転送する」といったことが規定されている。
次に、図30のシーケンスチャートを参照して、第5の実施形態の動作について説明する。まず、ユーザは、計算資源2を利用して、通信を開始する(ステップS71)。ここでは、ユーザAが、計算資源2−1を利用して、フローAによる通信を開始した場合を例に挙げて説明する。
次に、OFS500のネットワーク通信部501は、受信したフローAのパケットについて、フローテーブル503を参照し、受信したパケットのヘッダ情報にマッチするフローエントリを検索する(ステップS72)。例えば、フローAに対応するマッチフィールドが「A」であるとすると、ネットワーク通信部501は、フローテーブル503に、マッチフィールドがAであるエントリがあるかどうかを検索する。
ステップS72で、フローAにマッチするフローエントリがない場合には、OFC通信部502が、OFC400に対して、フローAに対して行う処理について問い合わせる(ステップS73)。
OFC400の制御部401は、この問い合わせを受信すると、ポリシDB403およびユーザDB404を参照して、ユーザA(フローA)の計算資源に対してネットワーク3−1に対応する通信方式を割り当てることを決定する(ステップS74)。制御部401の割り当てに関する動作は、第4の実施形態の制御部41とほぼ同様に行われるので、詳細な説明は省略する。次に、制御部401は、決定した通信方式の割り当てに対応するフローエントリを設定する。つまり、制御部401は、フローAのパケットは、ネットワーク3−1に対応するポートから転送するための設定を、OFS500に対して行う。このようにして、OFC400は、ユーザAに対してネットワーク3−1を割り当てることを、OFS500に対して設定することができる。
OFS500は、OFC400からの設定に従って、フローテーブル503を更新する。上述の例では、図29に示すように、フローAに対応するマッチフィールドがAであるフローエントリには、ネットワーク3−1に対応するポート1からパケットを転送することを規定した処理方法が設定される。OFS500は、更新したフローテーブル503に従い、受信パケットをポート1から転送する(ステップS75)。
また、ステップS72で、フローAに対するフローエントリが見つかった場合には、OFS500は、OFC400に処理内容を問い合わせることなく、受信パケットをポート1から転送する(ステップS72:No)。
また、上述の例では、ユーザが通信を開始した場合の動作について説明したが、第3の実施形態で説明したように、通信方式の割り当てを適宜変更することも可能である。
さらに、OFS500からの要求がない場合でも、OFC400が計算資源に対する通信方式の割り当てを決定して、OFS500に対して、対応するフローエントリを設定しても良い。この場合、例えば、上述のステップS71からステップS73を行わずに、OFC400が計算資源に対する通信方式の割り当てを決定して、OFS500に、決定した通信方式の割り当てに対応するフローエントリを設定するようにしても良い。また、この場合、OFC400を管理する管理者やオペレータ等が、ユーザの状態やネットワークの状況等を考慮して、適宜ネットワークの割り当てに対応するフローエントリをOFS500に設定することができる。
以上、OpenFlowを用いた場合の適用例について説明したが、集中制御型のアーキテクチャを有するシステムであれば、OpenFlow以外の技術も適用することが可能である。
(効果)
以上説明したように、第5の実施形態では、第4の実施形態にOpenFlowを適用して、OFS500をOFC400によって制御する場合の例を示した。第4の実施形態と同様に、集中制御型のアーキテクチャを採用することで、OFS500が多数ある場合であっても、OFC400を用いることで、柔軟な制御を行うことが可能となる。
[第6の実施形態]
次に、図31および図32を用いて、第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態のシステムは、図31に示すように、制御装置4、仮想スイッチ(vSwitch)101、サーバ100、物理スイッチ110、仮想マシン(VM)102を含む。
仮想スイッチ101は、サーバ100で動作するソフトウェアで構成されたネットワークスイッチである。仮想スイッチ101は、第4の実施形態のパケット処理装置5、または第5の実施形態のOFS500に対応する機能を有する。つまり、仮想スイッチ101は、制御装置4による制御に基づいて、パケットを処理する。なお、仮想スイッチ101は、例えば、物理スイッチ110で構成されるネットワークの端点(エッジ)に位置する。
サーバ100では、ソフトウェアにより構成されたコンピュータである仮想マシン(VM)102が動作している。VM102は、仮想スイッチ101を介して、他のVM102と通信する。
VM102は、他の実施形態の計算資源2に対応する機能を有する。VM102は、物理スイッチ110を介するネットワーク(アンダーレイネットワーク)、または、物理スイッチ110上に構築された仮想ネットワーク(オーバレイネットワーク)を介して、他のVM102と通信する。ネットワーク(アンダーレイネットワーク)は、例えば、上述したように、IPv4、IPv6等の通信方式に基づいて構築される。仮想ネットワークは、例えば、上述したように、VLAN、L2TP、Ethernet IP、GRE、NVGRE、IPsec等の通信方式に基づいて構築される。これらのネットワークは、他の実施形態のネットワーク3に対応する。
制御装置4は、第4の実施形態の制御装置4、または第5の実施形態のOFC400に対応する機能を有する。すなわち、制御装置4は、VM102からの通信に対して、どの通信方式を割り当てるかを決定する。
仮想スイッチ101は、制御装置4から通知された処理規則に従って、パケットを処理する。
サーバ100は、例えば、物理スイッチ110で構成されたネットワークの端部(エッジ)に位置する。この場合、制御装置4は、ネットワークのエッジに存在する仮想スイッチ101の動作を制御する。
図32を参照し、VM102間の通信動作の例を説明する。図32の例では、VM102AとVM102Bが、仮想スイッチ101Aを介して、VM102C、VM102Dに対する通信を行う例を示している。
仮想スイッチ101Aは、ポート1011A、ポート1011B、ポート1011Cを有する。同様に、仮想スイッチ101Bは、ポート1021A、ポート1021B、ポート1021Cを有する。図32の例では、それぞれのポートは、異なる通信方式のネットワークに接続している。具体的には、ポート1011Aは、ネットワーク121に接続している。ポート1011Bは、ネットワーク122に接続している。ポート1011Cは、ネットワーク123に接続している。上述したように、ネットワーク121、ネットワーク122、ネットワーク123は、それぞれが異なる通信方式に基づいて構築されるものであっても良い。
仮想スイッチ101Aは、第4の実施形態のパケット処理装置5、または第5の実施形態のOFS500と同様の動作を行い、VM102A、VM102Bの要求条件に対応する通信方式をVM102A、VM102Bに割り当てる。例えば、VM102Aに対応する要求条件が、10Gbpsの帯域を保証するものである場合を考える。また、ネットワーク121が、10Gbpsの帯域保証を満たす通信方式に基づいて構築されるネットワークであるとする。この場合、VM102Aに対しては、10Gbpsの帯域保証を満たす通信方式が割り当てられる。上述の例においては、10Gbpsの帯域保証を満たす通信方式に対応するネットワークはネットワーク121であるので、VM102Aからの通信は、ネットワーク121に接続するポート1016Aを介して行われる。
VM102に対して通信方式が割り当てられた後は、各々の通信方式に準じた動作により、通信が行われる。例えば、ネットワーク121の通信方式がVLANである場合、ネットワーク121に割り当てられたVM102Aからのパケットに対しては、仮想スイッチ101AがVLANタグを付与して、ネットワーク121に転送する。
制御装置4は、例えば、VM102Aからのパケットに、ネットワーク121に対応するVLANタグを付与することを規定した処理規則を、仮想スイッチ101Aに通知する。仮想スイッチ101Aは、例えば、VM102Aからのパケットを受信すると、制御装置4の指示に従い、パケットに対してネットワーク121に対応するVLANタグを付与してパケットを転送する。
(効果)
第6の実施形態のように、制御装置4が仮想スイッチ101Aのみを制御する構成により、制御装置4の負荷を抑止できる。また、通信システムの既存設備(例えば、物理スイッチ110)を置き換えることなく、制御装置4による集中制御型のネットワークを導入できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
[形態1]
ユーザに割り当てられる計算資源と、
前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と
を含む通信システム。
[形態2]
前記割当手段は、前記複数の通信方式のうち、前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1に記載の通信システム。
[形態3]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
前記割当手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1または2に記載の通信システム。
[形態4]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
前記割当手段は、前記物理ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記仮想ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てることが可能である
形態1乃至3のいずれか一に記載の通信システム。
[形態5]
前記割当手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1乃至4のいずれか一に記載の通信システム。
[形態6]
前記割当手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1乃至5のいずれか一に記載の通信システム。
[形態7]
前記割当手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1乃至6のいずれか一に記載の通信システム。
[形態8]
前記割当手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態1乃至7のいずれか一に記載の通信システム。
[形態9]
前記割当手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態1乃至8のいずれか一に記載の通信システム。
[形態10]
前記通信システムは、
前記計算資源に割り当てる通信方式を決定し、決定した通信方式を前記割当手段に通知する制御装置を備え、
前記割当手段は、前記通知に従って、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態1乃至9のいずれか一に記載の通信システム。
[形態11]
ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段
を含むノード。
[形態12]
前記割当手段は、前記複数の通信方式のうち、前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態11に記載のノード。
[形態13]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
前記割当手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態11または12に記載のノード。
[形態14]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
前記割当手段は、前記仮想ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記物理ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てることが可能である
形態11乃至13のいずれか一に記載のノード。
[形態15]
前記割当手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態11乃至14のいずれか一に記載のノード。
[形態16]
前記割当手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態11乃至15のいずれか一に記載のノード。
[形態17]
前記割当手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態11乃至16のいずれか一に記載のノード。
[形態18]
前記割当手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態11乃至17のいずれか一に記載のノード。
[形態19]
前記割当手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態11乃至18のいずれか一に記載のノード。
[形態20]
ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、
前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する通知手段と、
を含む制御装置。
[形態21]
前記割当手段は、前記複数の通信方式のうち、前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態20に記載の制御装置。
[形態22]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
前記割当手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態20または21に記載の制御装置。
[形態23]
前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
前記割当手段は、前記仮想ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件に満たない場合、前記物理ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てることが可能である
形態20乃至22のいずれか一に記載の制御装置。
[形態24]
通信状況も考慮したNW割り当て
前記割当手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態20乃至23のいずれか一に記載の制御装置。
[形態25]
前記割当手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態20乃至24のいずれか一に記載の制御装置。
[形態26]
前記割当手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる
形態20乃至25のいずれか一に記載の制御装置。
[形態27]
前記割当手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態20乃至26のいずれか一に記載の制御装置。
[形態28]
前記割当手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する
形態20乃至27のいずれか一に記載の制御装置。
[形態29]
ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップ
を含む通信方法。
[形態30]
ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップと、
前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知するステップと、
を含む通信方法。
[形態31]
ユーザに割り当てられる計算資源に接続するノードに対して、
前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理
を実行させるプログラム。
[形態32]
ノードの制御を行う制御装置に対して、
ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理と、
前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する処理と、
を実行させるプログラム。
なお、引用した上記の特許文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 割り当て部
2 計算資源
3 ネットワーク
4 制御装置
5 パケット処理装置
11 識別部
12、41、401 制御部
13、43、403 ポリシDB
14、44、404 ユーザDB
42、54、402 通信部
51、501 ネットワーク通信部
52 制御装置通信部
53 パケット転送テーブル
100 サーバ
101 仮想スイッチ
102 VM
110 物理スイッチ
121、122 ネットワーク
400 OFC
500 OFS
502 OFC通信部
503 フローテーブル
1011、1021 ポート

Claims (33)

  1. ユーザに割り当てられる計算資源と、
    前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、
    を備える、通信システム。
  2. 前記割当手段は、前記複数の通信方式のうちの前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、前記第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
    前記割当手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
    前記割当手段は、前記物理ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記仮想ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記割当手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記割当手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記割当手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記割当手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 前記割当手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 前記通信システムは、
    前記計算資源に割り当てる通信方式を決定し、決定した通信方式を前記割当手段に通知する制御装置を備え、
    前記割当手段は、前記通知に従って、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別する識別手段と、
    前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる制御手段と、
    を備える、ノード。
  12. 前記制御手段は、前記複数の通信方式のうちの前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11に記載のノード。
  13. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、前記第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
    前記制御手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11または12に記載のノード。
  14. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
    前記制御手段は、前記仮想ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記物理ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11乃至13のいずれか1項に記載のノード。
  15. 前記制御手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11乃至14のいずれか1項に記載のノード。
  16. 前記制御手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11乃至15のいずれか1項に記載のノード。
  17. 前記制御手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項11乃至16のいずれか1項に記載のノード。
  18. 前記制御手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項11乃至17のいずれか1項に記載のノード。
  19. 前記制御手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項11乃至18のいずれか1項に記載のノード。
  20. ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、
    前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する通知手段と、
    を備える、制御装置。
  21. 前記割当手段は、前記複数の通信方式のうちの前記要求条件を満たす通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20に記載の制御装置。
  22. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、第1のネットワークと、前記第1のネットワークを用いた通信に要する処理に加えて、通信方式に応じたパケット処理を要する第2のネットワークを含み、
    前記割当手段は、前記第2のネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記第1のネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20または21に記載の制御装置。
  23. 前記複数の通信方式に対応するネットワークは、物理ネットワークと、前記物理ネットワーク上に構築される仮想ネットワークと、を含み、
    前記割当手段は、前記仮想ネットワークに対応する通信方式が前記要求条件を満たさない場合、前記物理ネットワークに対応する通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20乃至22のいずれか1項に記載の制御装置。

  24. 前記割当手段は、前記要求条件と、前記複数の通信方式に対応するネットワークの通信状況とに応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20乃至23のいずれか1項に記載の制御装置。
  25. 前記割当手段は、前記計算資源に関する通信の発生に応じて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20乃至24のいずれか1項に記載の制御装置。
  26. 前記割当手段は、前記サービスの開始に応じて、前記複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる、
    請求項20乃至25のいずれか1項に記載の制御装置。
  27. 前記割当手段は、前記ユーザに対応する前記要求条件の変更に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項20乃至26のいずれか1項に記載の制御装置。
  28. 前記割当手段は、前記通信方式の変更要求に応じて、通信方式の割当てを変更する、
    請求項20乃至27のいずれか1項に記載の制御装置。
  29. ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別するステップと、
    前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップと、
    を含む、通信方法。
  30. ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てるステップと、
    前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知するステップと、
    を含む、通信方法。
  31. ユーザに割り当てられる計算資源に接続するノードに対して、
    前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件を識別する処理と、
    前記要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理と、
    を実行させる、プログラム。
  32. ノードの制御を行う制御装置に対して、
    ユーザに割り当てられる計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる処理と、
    前記計算資源に接続するノードに対して、前記割り当てた通信方式を通知する処理と、
    を実行させる、プログラム。
  33. ユーザに割り当てられる計算資源に接続するノードと、
    前記ノードによる通信を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記計算資源を介して前記ユーザに提供されるサービスに関する要求条件に基づいて、複数の通信方式から少なくとも1つの通信方式を前記計算資源に割り当てる割当手段と、
    前記割り当てた通信方式を前記ノードに通知する通知手段と、
    を有する、通信システム。
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