JP2013172273A - ハンドオーバ処理システム、及びゲートウェイルータ - Google Patents

ハンドオーバ処理システム、及びゲートウェイルータ Download PDF

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Abstract

【課題】LISPを利用して、ユーザ端末が異種NW間やISP間を跨ぐハンドオーバを実現する。
【解決手段】LISPによるデータ転送機能を備えたゲートウェイルータと、端末IDとサイト情報とを対応付けたマッピング情報を格納するマップサーバとを備えるハンドオーバ処理システムにおいて、前記ゲートウェイルータに、ユーザ端末が、当該ゲートウェイルータに接続されるネットワークに接続したときに、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、前記マップサーバからIPアドレスを受信し、当該IPアドレスを前記ユーザ端末に通知する手段と、前記マップサーバにおいてマッピング情報の更新がなされたときに、更新されたマッピング情報を前記マップサーバから受信する手段と、前記マッピング情報における転送先のサイト情報に基づいて、データ転送を行う手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、異なるISP間、ネットワーク間で、ユーザ端末が通信を維持しつつハンドオーバを行う技術に関するものである。
将来のネットワークを考える上で、ユーザが、端末をどのようなネットワークに接続しても通信が継続する、シームレスなハンドオーバの実現が重要である。無線通信のリソース逼迫等により、今後のネットワークは異種ネットワークを切り替えて使用するヘテロジニアスな環境となることが予想されるからである。この場合、ISP(インターネットサービスプロバイダ)の枠組みや、キャリアの枠組みを超えて、シームレスなハンドオーバが望ましい。例えば、移動通信事業者の3Gを使いながら、WiMAXにハンドオーバし、ホテルが提供している無料WiFiにハンドオーバするなどである。
ISPを跨いだシームレスハンドオーバの実現には、Mobile IP等でISP跨ぎのモビリティを与える必要がある。モビリティの技術として、従来の技術の代表的なものとしては、Mobile IPv6(非特許文献1)、PMIPv6(非特許文献2)がある。Mobile IPv6は、Home Agent(HA)がアンカーポイントとなり、ホームアドレスと、気付けアドレスとの変換を行うことで、モビリティを実現する。HAへの気付けアドレスの更新処理は端末主導で行う考え方である。また、PMIPv6はMobile IPv6が端末主導の制御を行うのに対して、ネットワーク側にモビリティ機能を持たせたものである。アンカーポイントとしてLMAを定義し、MAGとの間でトンネルを張る。端末の移動に合わせて、MAGは変わるが、LMAへのトンネルを張り替えることで、NWでのモビリティ管理を実現している。PMIPv6においてもアンカーポイントとなるLMAへトンネルを張る必要があるため、トラフィックが集中し、また、多数のユーザの収容にはトンネルの管理が必要であり、スケーラビリティに問題がある。
このような状況の中、最近では、Locator/IDを分離したLISP(Locator/ID Separation Protocol)(非特許文献3)が注目されている。現在のIPアドレスによるルーティングは、端末のIDと存在する場所の2つの意味を一つのIPアドレスが示すが、LISPは、端末に付与されたIDと、その端末が存在する場所(サイト)を示すLocatorを分離し、両者の対応関係を適切に設定することで、端末とサイト間のシームレスな通信を実現する技術である。LISPは当初は現行ネットワークでのルーティングテーブルの増大に対しての対処方法として考案されたが、LISPの可能性に着目して、モビリティに活用することが検討されている。IETFでは、LISP−MN(Mobile Node)(非特許文献4)において、ドラフトを作成中であり、LISPを用いたハンドオーバについて規定を進めている。このLISPをISP間のハンドオーバに活用することを考えると、トンネルを張る方式に比べて、ステートレスで、アンカーポイントにトラフィックが集中せず、モビリティ機能を与えることができる可能性がある。
このように、LISP−MNではLISPをモビリティに使用する検討がなされているが、LISP−MNの課題としては、Locatorの更新に、端末側からマップサーバへの更新を行うことがある。端末はあらかじめLISPネットワーク中のマップサーバの宛先を知っている必要があり、マップサーバへの登録、削除手順など、端末側にモビリティ機能のための実装が必要となる。端末側にモビリティ機能の制御を持たせると、ネットワーク側の実装に拡張、仕様変更が生じた際に、端末側の変更が必要となり不便であり、また、それまでモビリティ機能を持っていなかった新規NWを収容する場合にも、そのNWの既存端末にすべて制御を実装する必要がある。このため、モビリティ機能を可能な限りネットワーク側で与えるようにすることが課題である。
LIPSを用いたネットワークベースのモビリティ管理については、Mobile IDという独自IDを定義して、モビリティを管理することが提案されている。(非特許文献5)
"Mobility Support in IPv6," RFC 3775, http://tools.ietf.org/html/rfc3775(2011年11月30日検索) "Proxy Mobile IP v6," RFC 5213, http://tools.ietf.org/html/rfc5213(2011年11月30日検索) "Locator/ID Separation Protocol (LISP)," IETF draft, http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-lisp-16(2011年11月30日検索) "LISP Mobile Node," IETF draft, http://tools.ietf.org/html/draft-meyer-lisp-mn-06(2011年11月30日検索) Ping Dong, Jia Chen, and Hongke Zhang, "A network-based localized mobility approach for Locator/ID separation protocol", IEICE TANS. COMMUN., Vol.E94-B, No.6, June 2011
非特許文献5によりLISPをネットワーク側で制御する概念は示されているが、実際のインターネットにおいて、ISP間でのハンドオーバを実現するための実装方法については明確な手法はなく、課題である。
特に非特許文献5の方式では、独自のMobile IDの端末への実装が必要であるという課題がある。また、ISP間でのハンドオーバに適用する場合、実際のISPではモビリティを使用する端末と使用しない端末が混在しその共存が課題である。Mobile IDを用いた場合、従来のIPによる接続方法の端末との共存が問題となる。また、端末の視点からも、Mobile IDを用いた接続方法と従来の接続方法の両方のISPが存在し、方式を意識して接続を切り換える必要があり、課題である。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、LISPを利用して、ユーザ端末が異種NW間やISP間を跨ぐハンドオーバを実現する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、端末IDとサイト情報を分離して、サイト情報に基づいてルーティングを行うデータ転送機能を備えた第1及び第2のゲートウェイルータを含む複数のゲートウェイルータと、
端末IDとサイト情報とを対応付けたマッピング情報を格納するマップサーバと、を備えるハンドオーバ処理システムであって、
ユーザ端末が、第1の通信インタフェースにより、前記第1のゲートウェイルータに接続される第1のネットワークに接続したときに、前記第1のゲートウェイルータが、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、
前記マップサーバが、前記端末IDに対するIPアドレスを前記第1のゲートウェイルータに通知するとともに、当該端末IDと、転送先サイト情報としての前記第1のゲートウェイルータとを対応付けたマッピング情報を前記複数のゲートウェイルータに通知し、
前記第1のゲートウェイルータは、前記IPアドレスを前記ユーザ端末に通知することにより、当該ユーザ端末の前記第1の通信インタフェースによるIP通信を可能とし、
前記ユーザ端末が、第2の通信インタフェースにより、前記第2のゲートウェイルータに接続される第2のネットワークに接続したときに、前記第2のゲートウェイルータが、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、
前記マップサーバが、前記IPアドレスを前記第2のゲートウェイルータに通知するとともに、前記端末IDと、転送先サイト情報としての前記第2のゲートウェイルータとを対応付けた更新マッピング情報を前記複数のゲートウェイルータに通知し、
前記第2のゲートウェイルータは、前記IPアドレスを前記ユーザ端末に通知することにより、当該ユーザ端末の前記第2の通信インタフェースによるIP通信を可能とすることを特徴とするハンドオーバ処理システムとして構成される。
前記マップサーバに格納されるマッピング情報は、各端末IDについてのサイト毎の契約情報を含み、前記ユーザ端末の接続時に、前記第1のゲートウェイルータは、既に保持しているマッピング情報を参照することにより、当該ユーザ端末がモビリティ機能を使用するか否かを判断し、使用すると判断した場合に、前記マップサーバへの問い合わせを行い、使用しないと判断した場合に、前記ユーザ端末に対し、前記データ転送機能を用いないインターネット接続を行わせるようにしてもよい。
前記マップサーバは、前記第2のゲートウェイルータから問い合わせを受けた際に、前記第2のゲートウェイルータを転送先とするか否かを、前記ユーザ端末の通信インタフェース間の所定の優先順位に基づいて決定するようにしてもよい。
また、本発明は、端末IDとサイト情報を分離して、サイト情報に基づいてルーティングを行うデータ転送機能を備えたゲートウェイルータと、端末IDとサイト情報とを対応付けたマッピング情報を格納するマップサーバとを備えるハンドオーバ処理システムにおける前記ゲートウェイルータであって、
ユーザ端末が、当該ゲートウェイルータに接続されるネットワークに接続したときに、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、前記マップサーバからIPアドレスを受信し、当該IPアドレスを前記ユーザ端末に通知する手段と、
前記マップサーバにおいてマッピング情報の更新がなされたときに、更新されたマッピング情報を前記マップサーバから受信する手段と、
前記マッピング情報における転送先のサイト情報に基づいて、データ転送を行う手段とを備えることを特徴とするゲートウェイルータとして構成してもよい。
本発明によれば、LISPを利用して、ユーザ端末が異種NW間やISP間を跨ぐハンドオーバを実現する技術を提供することが可能となる。
すなわち、本発明により、LISPの特徴である特定のアンカーポイントでの集中的なルーティング管理ではないメリットを生かしつつ、端末の移動に伴うモビリティの更新を、ネットワーク側装置により処理することを実現し、異種NWやISPを跨いだ際にシームレスにユーザの通信が継続する仕組みを実現できる。また、端末に特別なMobile IDのようなものを使用せず、IPアドレスベースで実現できる。
本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 ゲートウェイルータの機能構成図である。 マップサーバの機能構成図である。 マップサーバにおける管理テーブルを示す図である。 ハンドオーバ時のシステムの動作を示すシーケンス図である。 ゲートウェイルータの接続時動作を示すフローチャートである。 ゲートウェイルータの切断時動作を示すフローチャートである。 ハンドオーバ時のトラフィックの流れの例を示す図である。 単一ISPへの適用例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
<実施の形態の概要>
本実施の形態に係る技術は、LISPにおけるネットワーク側からのISP間ハンドオーバの具体的な実現方法である。
すなわち、各ISPに設置されたゲートウェイルータ等の装置において、通常のLISPのTR(Tunnel Router)の機能以外に、次の機能を具備する:(1)端末がモビリティ機能を利用するかの判断;(2)マップサーバへの登録/削除;(3)端末へのIPアドレスの通知。
端末は、例えば各ISPへの接続時、認証を行うことが想定される。その認証時にゲートウェイルータは、端末(もしくはユーザ契約)のIDを特定する。ゲートウェイルータはあらかじめ保持している端末ID、契約情報のデータベースから、該当する端末がモビリティ機能を利用するかどうかを判断する。モビリティ機能を利用しない端末である場合、そのままインターネット接続を提供する。モビリティ機能を利用する端末であった場合、必要ならIPアドレスの割り当てを行い、この端末に関する送受信のパケットについては、TRを利用してのルーティングを行う。
端末に対してIPアドレスを割り当てる場合は、ゲートウェイルータは、LISPで構成されたLocator/ID分離方式のネットワークの中で、マップサーバとの間で端末IDと、端末のIPアドレスの対応をとり、端末にIPアドレスの通知を行う。このIPアドレスは端末IDと結びつけられたアドレスであり、同一の端末IDの異なるインタフェースであっても同じIPアドレスとなる。マップサーバは端末IDとIPアドレスの対応を管理し、IPアドレスの払い出しを行い、また、複数あるアクティブなゲートウェイルータとの接続のうち、どれを優先的に使用するかを判断し、各ゲートウェイルータにマッピング情報を通知する。端末に払い出すIPアドレスは、各ISPで管理されているIPアドレス空間から、ISPを跨いだハンドオーバに使用するアドレスをあらかじめISPとの協議により決定し、格納、管理するものである。
端末からは各インタフェースでネットワークに接続した際に、自動的に同一IPアドレスが振られ、ハンドオーバ後もそのIPアドレス宛てにネットワーク側が通信データを転送するため、通信を継続しつつハンドオーバを実現できる。また、端末は接続しているISPがモビリティを提供できないものであった場合はIPアドレスが変わるが、通常の接続手順で実現されており、動作の切り換えを意識する必要がない。
<システム構成>
以下、本実施の形態をより詳細に説明する。まず、本実施の形態のシステム構成例を図1に示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るシステムでは、インターネット117への接続を提供するISP1(114)、ISP2(115)に、それぞれゲートウェイルータ101(GW1とも称する)、118(GW2とも称する)が設置されている。ゲートウェイルータ101、118はそれぞれ通常のLISPのTR(Tunnel Router)機能を備える。また、ゲートウェイルータ101、118は後述する本発明に係る機能を備えている。
ISP1(114)、ISP2(115)はそれぞれネットワーク104(NW1)、ネットワーク(NW2)に接続され、ユーザ端末106(図では"UE"と表記)はそれぞれのISP/NWに対応した複数のインタフェース105(IF1)、107(IF2)を備える。ここでは2つの場合を例にとって説明するが、この数に制限はない。ユーザ端末106は、該当するインタフェースからNW1、2のゲートウェイ108、112を介してISP1、2と通信を行う。
ISP1(114)とISP2(115)間の接続としては、IX116(Internet eXchange)などを利用し、ゲートウェイルータ101とゲートウェイルータ118間はLISPネットワーク103を構築し、そのネットワーク内にマップサーバ102を設置する。本実施の形態はこのようなネットワーク構成の中で、ユーザ端末106が例えばISP1(114)からISP2(115)に、それぞれの通信IF1、IF2(105、107)を使用してハンドオーバする状況を想定するものである。
本発明に係る機能を有する装置は、各ISPに置かれたゲートウェイルータ101、118、及び、マップサーバ102である。以下、これらの装置の機能構成を説明する。
図2にゲートウェイルータ101の機能構成を示す。ゲートウェイルータ118も同様の構成を有することから、ここでは代表としてゲートウェイルータ101について説明する。
図2に示すように、ゲートウェイルータ101は、端末ID判断機能部201、マッピング情報格納機能部203、IPアドレス取得機能部204、IPアドレス通知機能部205、LISP−TR機能部206、インターネット接続機能部202を備える。なお、図2に示す機能構成は、本実施の形態に関わる主な機能を示すものであり、実際には、ルータとしての動作を実現するための図示しない既存の機能を含む。マッピング情報格納機能部203は、マップサーバ102から送信されるマッピングテーブルを記憶する記憶手段を備える。上記各機能部の動作については後の動作説明のところで説明される。
ゲートウェイルータ101は、CPU、メモリ等から構成されるコンピュータを含むルータに、本実施の形態で説明する処理に対応したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、ゲートウェイルータ101の各部が有する機能は、当該ゲートウェイルータ101を構成するコンピュータに内蔵されるCPUやメモリなどのハードウェア資源を用いて、各部で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。また、本実施の形態で説明する処理はハードウェア回路で実現することもできる。
図3にマップサーバ102の機能構成を示す。マップサーバ102は、端末ID判断機能部301、マッピング情報格納機能部303、優先順位計算機能部304、IPアドレス通知機能部302、マッピング情報通知機能部305を備える。なお、図3に示す機能構成は、本実施の形態に関わる主な機能を示すものであり、実際には、サーバとしての動作を実現するための図示しない既存の機能も含む。
マッピング情報格納機能部303は、マッピングテーブルを記憶する記憶手段を備える。マッピングテーブルの例を図4に示す。上記各機能部の動作及びマッピングテーブルの内容については以下の動作説明のところで説明される。
マップサーバ102は、CPU、メモリ、通信インタフェース等から構成されるコンピュータに、本実施の形態で説明する処理に対応したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、マップサーバ102の各部が有する機能は、当該マップサーバ102を構成するコンピュータに内蔵されるCPUやメモリなどのハードウェア資源を用いて、各部で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
<システムの動作>
次に、本実施の形態に係るハンドオーバの動作手順を図5のシーケンス図を参照しながら説明する。
ユーザ端末106は2つの異なる通信インターフェース(IF1、IF2)を持ち、それぞれの通信インターフェースでの各ISPとのインターネット接続の通信を契約しているものとする。
まず、ユーザ端末106はIF1(105)を用いて、NW1(104)に接続する(ステップS11)。NW1との物理的な経路確立後、インターネット疎通を行うためにISP1(114)に接続し、認証およびIPアドレスの払い出しを受ける(ステップS12〜ステップS15)。以下では、ステップS12〜ステップS15の動作をより詳細に説明する。ここで、図6は、ゲートウェイルータ101における端末接続時の処理動作を示すフローチャートであり、以下での処理動作のうちゲートウェイルータ101の動作については、図6のフローチャートにおけるステップ番号を適宜参照する。
ゲートウェイルータ101がユーザ端末106から接続を受ける(図6のステップS501)。このとき、ユーザ端末106からNW1(104)のGW108を経由して当該ユーザ端末106の端末IDが通知され(図5でのステップS12)、ゲートウェイルータ101は認証を行う(図6のステップS502)。
ステップS502において、端末ID判断機能部201が、ユーザ端末106の端末IDを取得し、マッピング情報格納機能部203に既に保持しているマッピングテーブルを参照し、取得した端末IDと、マッピングテーブルに登録されている端末IDとを照合する。このマッピングテーブルは、マップサーバ102から受信したものであり、契約情報を含む。
なお、端末IDは、端末を一意に区別できるIDであり、例えば3G携帯電話で使用されているSIMカード中のIMSIや、ハードウェアのIMEI、製造番号、MACアドレスなどが利用できる。または、固定的に割り当てられているIPアドレスを用いてもよい。端末IDを通知するための手段としては、例えば、IPアドレスを取得するためのDHCPのフレームを拡張するなどの手段がある。
端末ID判断機能部201が、マッピングテーブル上に端末IDのエントリがない、もしくは、契約情報によりモビリティが必要ないと判断した場合(図6のステップS503でのNo)、インターネット接続機能部202により、そのまま、該当ISPの手続きに基づき、インターネット接続のためのIPアドレスの通知を行い、ユーザ端末106にインターネットアクセスを許可する(図6のステップS506)。
端末IDとマッピングテーブル上のエントリとを照合することで、ユーザ端末106がモビリティが必要な端末であると判明した場合は(ステップS503でのYes)、IPアドレス取得機能部204により、予め知っているマップサーバ102に対して、端末IDを通知して、問い合わせ、登録を行う(図6でのステップS504、図5でのステップS13)。
端末IDを含む問い合わせを受信したマップサーバ102において、端末ID判断機能部301は、マッピング情報格納機能部303に格納されているマッピングテーブルを参照し、端末IDに対するIPアドレスを確定する。
本実施の形態に係るマッピングテーブルの例が図4に示される。図4に示すように、マッピングテーブルには、端末ID401、IPアドレス402、現在のルーティング先のISPを示す現在のGW403、端末の各ISPの状態404が格納される。
本実施の形態において、ISPの状態404の値としては、active、disable、N/Aの3種類がある。activeは、該当ISPにおいてモビリティ機能を利用する契約があり、現時点で通信可能であることを示し、disableは、契約があるが、現時点で通信不可であることを示し、N/Aは契約がないことを示す。例えば、あるユーザ端末があるISPとモビリティ契約を行った際に、当該ユーザ端末についての当該ISPの欄の値にdisableが記録され、IPアドレスが払い出されたときにactiveが記録される。現在のルーティング先であるGW403については、問い合わせ元から判別でき、記録される。
上記のIPアドレスは端末IDに対して、一意に対応するものである。マップサーバ102におけるIPアドレスの割り当ては、端末が最初のIFで接続した場合に、あらかじめ用意され記憶手段に格納されたIPアドレスのストックから一つを選択して割り当てる。端末のハンドオーバ時には同じIPアドレスを割り当てるが、一定期間どのIFでも接続がなかった場合、再度接続時には別のIPアドレスを選択し直すこととしてもよい。また、同一端末IDの端末に対しては常に同一IPアドレスを選択するようにしてもよい。
マップサーバ102のIPアドレス通知機能部302は、決定されたIPアドレスをゲートウェイルータ101に回答する(図5のステップS14)とともに、マッピング情報格納機能部303のマッピングテーブルを更新する。ここで更新される情報は、例えば、該当端末IDについてのIPアドレス、現在のGW、状態(disable→able)である。更新したマッピングテーブルは、マッピング情報通知機能部305から、各ISPのすべてのゲートウェイルータに通知される(図5のステップS16、ステップS17)。
通知を受けたゲートウェイルータ101では、マッピング情報格納機能部203によりマッピングテーブルが更新される。ここで、各ISPのゲートウェイルータに通知される情報には、少なくとも、図4に示した端末ID401、IPアドレス402、転送先となる現在のGW403が含まれる。
また、ゲートウェイルータ101は、IPアドレス通知機能部205により、取得したIPアドレスを、該当するユーザ端末106のIF1を通じて通知する(ステップS15)。
以上の処理により、ゲートウェイルータ101は、LISP TR機能部206により、TR機能によるルーティングを開始し(図6のステップS505)、ユーザ端末106は該当ISP1を通じてインターネットアクセスが可能となる(図5のステップS18、S19、S20、S21)。
次に、ユーザ端末106は移動や環境の変化などにより、IF1(105)での通信以外に、IF2(107)での接続を行うものとする。すなわち、IF1(105)での接続と同様に、ユーザ端末106は、IF2(107)により、ISP2(107)と接続を行う(ステップS22、S23)。
ゲートウェイルータ118は、マップサーバ102に端末IDを通知して問い合わせを行い(ステップS24)、IPアドレスの払い出しを受ける(ステップS25)。マップサーバ102はユーザ端末106のIF2(107)が接続され有効になったことについて、マッピングテーブル(図4)を更新する。IPアドレスはゲートウェイルータ118からユーザ端末106に通知される(ステップS26)。これにより、ユーザ端末106は、IF2で上記IPアドレスを用いた通信を行うことができる。
現在の転送先を示すGW403について、GW1(101)からGW2(118)にするかどうかの判断はマップサーバ102の優先順位計算機能部304が行う。この優先順位の付け方としては、例えば端末の通信速度や、料金から優先順位付けを行うことができる。ただし、限定的に規定するものではない。
例えば、優先順位計算機能部304は、端末の複数あるアクティブなインタフェースのうち、使用するインタフェースの優先順位付けを行う機能として、(1)端末のインタフェースの規格上の最高速度を把握し、最も高速なインタフェース/インタフェース群を優先する機能、(2)端末のインタフェースの通信料金を比較し、最も安価なインタフェース/インタフェース群を優先する機能、(3)端末のインタフェースの消費電力を比較し、最も省電力なインタフェース/インタフェース群を選択する機能、(4)端末のインタフェースの実効速度を比較し、最も高速なインタフェース/インタフェース群を選択する機能、のうちの1つ又は複数を備える。
また、各ゲートウェイルータが、現在のゲートウェイルータの負荷状況(CPU負荷)を測定し、マップサーバ102に通知し、マップサーバ102が、通知された負荷状況に基づいて転送先の切り替え判断を行う機能を備えてもよい。また、各ゲートウェイルータがその下位のネットワークの負荷状況を測定もしくは収集し、マップサーバ102に通知し、マップサーバ102はその負荷状況に基づいて転送先の切り替え判断を行う機能を備えてもよい。
優先順位計算機能部304の判断として、GW2に転送先を切り替える場合は、マッピングテーブルの現在のGW403をGW2に更新し、更新後のマッピングテーブルを各ゲートウェイルータに通知する(ステップS27、S28)。
その後、ISP1のゲートウェイルータ101(GW1)は、インターネット117から該当するユーザ端末106のIPアドレス宛てのパケットを受信した場合(図5のステップS29)、更新された転送先情報(現在のGW:GW2)に基づいて、通常のLISPのTRの機能を使用して、宛先ISP2のTR(GW2)まで転送を行う(ステップS30)。宛先ISP2のゲートウェイルータ118は、該当するユーザ端末106のIF2までパケットをNW2を通じて届ける(ステップS31)。また、ユーザ端末106のIF2から送出されたインターネット117向けのパケットは、ISP2のゲートウェイルータ118により、インターネット117に送信される(ステップS32、S33)。
上記の手順で、NW1(104)からNW2(111)へ、異なるISP間においてもハンドオーバが実現される。
図7は、ユーザ端末106がネットワークから切断される際のゲートウェイルータの動作を示す。図7に示すように、ユーザ端末106の転送先となっているゲートウェイルータは、端末切断を検知(ステップS601)すると、マップサーバ102に対して登録削除を要求する(ステップS602)。これにより、マップサーバ102において、当該ユーザ端末106に割り当てられていたIPアドレスがマップサーバから削除されるとともに、activeがdisable にされる。
<トラフィックの流れについて>
ハンドオーバ前後のトラフィックの流れを図8に示す。図8に示すように、ハンドオーバ前はF11に示すフローのようにユーザ端末106からIF1を通じてNW1を通り、インターネット117と送受信を行う。NW2へのハンドオーバ後は、F13に示すようにNW2を利用し、インターネット117との送受信を行う。ハンドオーバ前にISP1を使用していたことからそちらに届くパケットについては、LISPの手続きに基づき、NW2側に転送される。つまり、ゲートウェイルータ101が持つマッピングテーブルに記述された転送先の情報であるGW2に基づいて転送が行われる。この転送先の情報は、ロケータ(Locator)であり、IP網上の場所であるサイトを示す情報であるから、サイト情報と称することができる。
上記の転送経路はF12に示されている。このように、各ISPでそれぞれ受信したパケットを同一のユーザ端末に届けることが可能である点が、LISPによるネットワーク構築の利点である。
また、本実施の形態に係る技術は、上記の例のように複数のISPにまたがる場合以外に、一つのISP内で、複数のインターネットへの疎通ポイントがある場合においても、同様に使用できる。その場合の構成図を図9に示す。114がISPを示すが、その中に本実施の形態に係るゲートウェイルータ101、マップサーバ102を配置して、同様の処理を行うことで、同一ISP内で異なるNWを跨いだシームレスハンドオーバを実現可能である。
<実施の形態のまとめ、効果について>
本実施の形態では、各ISPのゲートウェイルータが、端末IDの認識と、LISP NWにおけるマップサーバへの登録、削除を行うとともに、マップサーバが端末IDとIPアドレス、端末が接続しているゲートウェイルータを管理し、マッピングテーブルを更新することで、ネットワーク側でのモビリティ制御を実現することを可能とした。
従来、LISPにおいて、通信を継続しつつISP間でのハンドオーバを実現しようとすると、LISP端末からマップサーバのマッピングの更新を行うが、端末主導のハンドオーバとなり、端末側で切替処理を行うための実装が必要であったところ、本実施の形態の技術によれば、モビリティの制御機能をネットワーク側に持たせ、端末実装を軽減することができる。
すなわち、本実施の形態により、LISPの特徴である特定のアンカーポイントでの集中的なルーティング管理ではないメリットを生かしつつ、端末の移動に伴うモビリティの更新を、ネットワーク側装置により処理することを実現し、異種NWやISPを跨いだ際にシームレスにユーザの通信が継続する仕組みを実現できる。また、端末に特別なMobile IDのようなものを使用せず、IPアドレスベースで実現できる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
101、118 ゲートウェイルータ
102 マップサーバ
103 LISPネットワーク
104、111 ネットワーク
105、107 インタフェース
106 ユーザ端末
117 インターネット

Claims (4)

  1. 端末IDとサイト情報を分離して、サイト情報に基づいてルーティングを行うデータ転送機能を備えた第1及び第2のゲートウェイルータを含む複数のゲートウェイルータと、
    端末IDとサイト情報とを対応付けたマッピング情報を格納するマップサーバと、を備えるハンドオーバ処理システムであって、
    ユーザ端末が、第1の通信インタフェースにより、前記第1のゲートウェイルータに接続される第1のネットワークに接続したときに、前記第1のゲートウェイルータが、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、
    前記マップサーバが、前記端末IDに対するIPアドレスを前記第1のゲートウェイルータに通知するとともに、当該端末IDと、転送先サイト情報としての前記第1のゲートウェイルータとを対応付けたマッピング情報を前記複数のゲートウェイルータに通知し、
    前記第1のゲートウェイルータは、前記IPアドレスを前記ユーザ端末に通知することにより、当該ユーザ端末の前記第1の通信インタフェースによるIP通信を可能とし、
    前記ユーザ端末が、第2の通信インタフェースにより、前記第2のゲートウェイルータに接続される第2のネットワークに接続したときに、前記第2のゲートウェイルータが、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、
    前記マップサーバが、前記IPアドレスを前記第2のゲートウェイルータに通知するとともに、前記端末IDと、転送先サイト情報としての前記第2のゲートウェイルータとを対応付けた更新マッピング情報を前記複数のゲートウェイルータに通知し、
    前記第2のゲートウェイルータは、前記IPアドレスを前記ユーザ端末に通知することにより、当該ユーザ端末の前記第2の通信インタフェースによるIP通信を可能とする
    ことを特徴とするハンドオーバ処理システム。
  2. 前記マップサーバに格納されるマッピング情報は、各端末IDについてのサイト毎の契約情報を含み、
    前記ユーザ端末の接続時に、前記第1のゲートウェイルータは、既に保持しているマッピング情報を参照することにより、当該ユーザ端末がモビリティ機能を使用するか否かを判断し、使用すると判断した場合に、前記マップサーバへの問い合わせを行い、使用しないと判断した場合に、前記ユーザ端末に対し、前記データ転送機能を用いないインターネット接続を行わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバ処理システム。
  3. 前記マップサーバは、前記第2のゲートウェイルータから問い合わせを受けた際に、前記第2のゲートウェイルータを転送先とするか否かを、前記ユーザ端末の通信インタフェース間の所定の優先順位に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハンドオーバ処理システム。
  4. 端末IDとサイト情報を分離して、サイト情報に基づいてルーティングを行うデータ転送機能を備えたゲートウェイルータと、端末IDとサイト情報とを対応付けたマッピング情報を格納するマップサーバとを備えるハンドオーバ処理システムにおける前記ゲートウェイルータであって、
    ユーザ端末が、当該ゲートウェイルータに接続されるネットワークに接続したときに、当該ユーザ端末の端末IDを取得し、当該端末IDを前記マップサーバに送信することにより問い合わせを行い、前記マップサーバからIPアドレスを受信し、当該IPアドレスを前記ユーザ端末に通知する手段と、
    前記マップサーバにおいてマッピング情報の更新がなされたときに、更新されたマッピング情報を前記マップサーバから受信する手段と、
    前記マッピング情報における転送先のサイト情報に基づいて、データ転送を行う手段と
    を備えることを特徴とするゲートウェイルータ。
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