JP6457360B2 - 仮想通貨を用いた送金システム - Google Patents

仮想通貨を用いた送金システム Download PDF

Info

Publication number
JP6457360B2
JP6457360B2 JP2015178330A JP2015178330A JP6457360B2 JP 6457360 B2 JP6457360 B2 JP 6457360B2 JP 2015178330 A JP2015178330 A JP 2015178330A JP 2015178330 A JP2015178330 A JP 2015178330A JP 6457360 B2 JP6457360 B2 JP 6457360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remittance
customer
currency
virtual currency
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015178330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017054338A (ja
Inventor
宗弘 梅澤
宗弘 梅澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATOM SOLUTIONS CO., LTD.
Original Assignee
ATOM SOLUTIONS CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATOM SOLUTIONS CO., LTD. filed Critical ATOM SOLUTIONS CO., LTD.
Priority to JP2015178330A priority Critical patent/JP6457360B2/ja
Publication of JP2017054338A publication Critical patent/JP2017054338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6457360B2 publication Critical patent/JP6457360B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、仮想通貨を用いた送金システムに関する。
従来より、仮想通貨を用いた送金システムが知られている。特許文献1には、送金先に対する送金元からの送金を電子マネーとして受け取り可能な送金システムが開示されている。
特開2012−94061号公報
ところで、仮想通貨の一種である暗号通貨が電子決済や電子送金等で用いられ、現金に代わる決済手段、送金手段として認知されつつある。暗号通貨は、現金に対応したフィアット通貨を介して売買される。
このような暗号通貨を送金システムの顧客(ユーザ)間で送金する場合には、まず、送金元の顧客が、暗号通貨の送金に先立って、現金を入金した後にフィアット通貨で暗号通貨を買わなければならない。また、暗号通貨を受け取った送金先の顧客は、送金された暗号通貨を売ってフィアット通貨を入手し、このフィアット通貨を現金に交換した上で現金を指定口座に出金することにより現金を得る。そのため、暗号通貨を用いた送金は手続が煩雑になりがちであるという問題があった。
そこで、仮想通貨の送金を簡便に行うために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明は、複数の顧客端末と、該顧客端末に入力された仮想通貨の送金指示又は売買注文を受け付ける市場サーバと、前記仮想通貨の市場を管理する管理サーバと、を備え、前記顧客端末、前記市場サーバ及び前記管理サーバは通信可能に構成された仮想通貨を用いた送金システムにおいて、前記市場サーバは、前記仮想通貨と第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかとの板情報が記憶された板情報DBと、顧客毎の前記仮想通貨及び第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかの残高情報が記憶された顧客情報DBと、前記顧客端末に入力された送金元の顧客から受金先の顧客への送金指示を受け、送金元の顧客の第1のフィアット通貨で前記送金指示の送金額に応じた前記仮想通貨を成り行き買いする自動成行買い手段と、前記仮想通貨を成り行き売りして第2のフィアット通貨を得る自動成行売り手段と、送金元の顧客の残高情報に送金指示に応じて第1のフィアット通貨の残高を減少させる送金情報反映手段と、受金先の顧客の残高情報に送金指示に応じて第2のフィアット通貨の残高を増加させる受金情報反映手段と、を備えている仮想通貨を用いた送金システムを提供する。
この構成によれば、仮想通貨の送金に際して、顧客自らが仮想通貨の売買を行う必要がなく、フィアット通貨に基づいて送金を行うことができる。
本発明に係る仮想通貨を用いた送金システムは、送金に際して、顧客自らが仮想通貨の売買を行う必要がなく、フィアット通貨ベースで簡便に送金を行うことができる。
本発明の一実施例に係る仮想通貨を用いた送金システムを示す構成図。 本人専用ページにログインする手順を示すフローチャート。 現金をフィアット通貨に両替する手順を示すフローチャート。 フィアット通貨で仮想通貨を買う手順を示すフローチャート。 現金を出金する手続を示すフローチャート。 通常の国際送金の手順を示すフローチャート。 送金元の顧客による仮想通貨の買い注文及び送金先の顧客による仮想通貨の売り注文を省略した、国際送金の手順を示すフローチャート。
本発明は、仮想通貨の送金を簡便に行うために、複数の顧客端末と、顧客端末に入力された仮想通貨の送金指示又は売買注文を受け付ける市場サーバと、仮想通貨の市場を管理する管理サーバと、を備え、顧客端末、市場サーバ及び管理サーバは通信可能に構成された仮想通貨を用いた送金システムにおいて、市場サーバは、前記仮想通貨と第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかとの板情報が記憶された板情報DBと、顧客毎の前記仮想通貨及び第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかの残高情報が記憶された顧客情報DBと、顧客端末に入力された送金元の顧客から受金先の顧客への送金指示を受け、送金元の顧客の第1のフィアット通貨で送金指示の送金額に応じた仮想通貨を成り行き買いする自動成行買い手段と、仮想通貨を成り行き売りして第2のフィアット通貨を得る自動成行売り手段と、送金元の顧客の残高情報に送金指示に応じて第1のフィアット通貨の残高を減少させる送金情報反映手段と、受金先の顧客の残高情報に送金指示に応じて第2のフィアット通貨の残高を増加させる受金情報反映手段と、を備えていることにより実現した。
以下、本発明の一実施例に係る仮想通貨を用いた送金システム1について、図面に基づいて説明する。図1は送金システム1を示す構成図である。
送金システム1は、顧客端末2と、市場サーバ3と、管理サーバ4と、を備えている。送金システム1は、現金に対応するフィアット通貨で仮想通貨(暗号通貨)を売買し、仮想通貨を顧客(ユーザ)間で送金可能なものである。具体的には、現金及びフィアット通貨は国毎に異なるが、フィアット通貨で売買される仮想通貨は世界共通であり、顧客は、為替レートを気にすることなく24時間いつでも仮想通貨を送金することができる。
顧客端末2は、入力部21と、表示部22と、通信部23と、を備えている。顧客端末2は、コンピュータ、携帯電話、PDA等である。入力部21は、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネル等である。表示部22は、例えば、ディスプレイである。
市場サーバ3は、1国に1台設けられている。市場サーバ3は、設置された国の現金に対応するフィアット通貨を発行する。市場サーバ3は、処理部31と、記憶部32と、通信部33と、を備えている。なお、以下の説明では、国毎に設置された市場サーバを総称する場合には、参照符号3を付し、それぞれの市場サーバを区別する場合には、参照符号の末尾にA、Bを付して区別するものとする。
処理部31は、例えば、CPUやメモリ等を有する。処理部31は、自動成行買い部31aと、自動成行売り部31bと、送金情報反映部31cと、受金情報反映部31dと、を備えている。
記憶部32は、例えば、ハードディスク装置やフラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置である。記憶部32は、後述する板情報DB32a及び顧客情報DB32bを備えている。
通信部33は、通信部23とネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
管理サーバ4は、処理部41と、記憶部42と、通信部43と、を備えている。処理部41は、例えば、CPUやメモリ等を有する。記憶部42は、例えば、ハードディスク装置やフラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置である。記憶部42は、後述する板情報DB42a及び顧客情報DB42bを備えている。通信部43は、通信部33とネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
市場サーバ3の板情報DB32a及び管理サーバ4の板情報DB42aには、フィアット通貨毎の仮想通貨の買い方と売り方の注文状況に関する板情報が記憶されている。
市場サーバ3の顧客情報DB32bには、市場サーバ3が設置された国の顧客に関する顧客情報が記憶されている。顧客情報としては、例えば、顧客の氏名、法人名、住所、メールアドレス、電話番号、FAX番号等の顧客特定情報、顧客の金融機関に関する口座情報、及び現金、仮想通貨及びフィアット通貨の残高情報等である。
管理サーバ4の顧客情報DB42bは、全ての市場サーバ3の顧客情報DB32bと同期されており、全顧客に関する顧客情報が記憶されている。
次に、送金システム1の作用について、図面を用いて説明する。
図2は、顧客が送金システム1を利用するにあたり、顧客毎に設定された本人専用ページにログインする手順を示すフローチャートである。顧客は、本人専用ページ内で所定の処理を行うことにより、入金、両替、売買、送金、出金等を行うことができる。
まず、顧客端末2が、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、市場サーバ3に対してログイン画面の送信を要求し(S10)、市場サーバ3は、ログイン画面を顧客端末2に送信すると(S11)、ログイン画面が表示部22に表示される(S12)。
ID、パスワードが入力部21を介して入力されると(S13)、市場サーバ3が、入力されたID、パスワードを顧客情報と照合し、本人確認を行う(S14)。入力されたID、パスワードの組み合わせが顧客情報と一致しない場合(S14のNo)、市場サーバ3は、エラー画面を送信し(S15)、エラー画面が表示部22に表示される(S16)。
入力されたID、パスワードの組み合わせが顧客情報と一致する場合(S14のYes)、市場サーバ3は、本人専用ページを送信し(S17)、本人専用ページが表示部22に表示される(S18)。
図3は、現金をフィアット通貨に両替する手順を示すフローチャートである。
市場サーバ3は、現金の入金を確認すると(S20)、顧客情報DB32bの現金の残高情報に入金額を反映する(S21)。
次に、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、顧客端末2は、現金をフィアット通貨に両替する両替指示を市場サーバ3に送信する(S22)。両替指示には、両替するフィアット通貨の枚数等が含まれる。なお、通常、フィアット通貨と現金との両替比率は1対1である。
市場サーバ3は、両替指示が適正か否かを判定する(S23)。具体的には、市場サーバ3は、顧客情報DB32bに記憶された顧客の現金の残高が両替指示に含まれる現金の金額以上であるか否かを判定する。
顧客情報DB32bに記憶された現金の残高が足りない場合には(S23のNo)、市場サーバ3は両替エラー画面を送信し(S24)、両替エラー画面が表示部22に表示される(S25)。
現金の残高が足りる場合には(S23のYes)、市場サーバ3は現金とフィアット通貨とを両替し、顧客情報DB32bに両替後の現金及びフィアット通貨の枚数を更新する(S26)。
なお、上記の両替依頼は、現金をフィアット通貨に両替する場合について説明したが、フィアット通貨を現金に両替する場合であっても同様である。
図4は、フィアット通貨で仮想通貨を買う手順を示すフローチャートである。
まず、顧客端末2が、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、市場サーバ3に対して、仮想通貨の買い指示を要求する(S30)。買い指示には、仮想通貨の買い枚数、及び仮想通貨の価額等が含まれる。
市場サーバ3は、仮想通貨の買い指示が適正か否かを判定する(S31)。具体的には、市場サーバ3は、顧客情報DB32bに記憶されたフィアット通貨の枚数が、仮想通貨の買いに必要なフィアット通貨の枚数に足りるか否かを判定する。なお、仮想通貨の買いに必要なフィアット通貨の枚数は、買い指示に含まれる仮想通貨の買い枚数と価額の積である。
顧客情報DB32bに記憶されたフィアット通貨の枚数が仮想通貨の買いに必要なフィアット通貨の枚数より少ない場合には(S31のNo)、市場サーバ3は、注文エラー画面を送信し(S32)、注文エラー画面が表示部22に表示される(S33)。
顧客情報DB32bに記憶されたフィアット通貨の枚数が仮想通貨の買いに必要なフィアット通貨の枚数以上の場合には(S31のYes)、市場サーバ3は、買い指示に含まれる仮想通貨の買い枚数及び価額を板情報DB32aに反映する(S34)。
買い注文に対当する売り注文が板情報DB32aに反映されると、買い注文は約定し(S35)、板情報DB32aから買い注文が消去され(S36)、顧客情報DB32bに仮想通貨の買い枚数、価額が反映されると共に、フィアット通貨の枚数が減算される(S37)。
なお、上記の買い注文は、指値注文した場合について説明したが、成り行き注文であっても同様である。また、上記の実施例では、仮想通貨の買い注文を例に説明したが、仮想通貨の売り注文でも同様の手順で処理される。
図5は、現金を出金する手続を示すフローチャートである。
顧客端末2が、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、市場サーバ3に対して、現金の出金依頼を送信する(S40)。出金依頼には、出金する現金の金額等が含まれている。
市場サーバ3は、出金依頼が適正か否かを判定する(S41)。具体的には、市場サーバ3は、顧客情報DB32bに記憶された顧客の現金の残高が、出金依頼に含まれる現金の金額以上であるか否かを判定する。
顧客情報DB32bに記憶された現金の残高が足りない場合には(S41のNo)、市場サーバ3は、出金エラー画面を送信し(S42)、出金エラー画面が表示部22に表示される(S43)。
現金の残高が足りる場合には(S41のYes)、市場サーバ3は、出金指示に含まれる現金の金額分だけ指定口座に出金し(S44)、出金後の現金の残高を顧客情報DB32bに反映する(S45)。
図6は、通常の国際送金の手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、送金元の顧客の顧客情報が記憶された市場サーバが設置された国を日本国とし、送金先の顧客の顧客情報が記憶された市場サーバが設置された国をフィリピン共和国と仮定する。また、日本国内で流通するフィアット通貨を第1のフィアット通貨JPYとし、フィリピン共和国内で流通するフィアット通貨を第2のフィアット通貨PHPとする。
送金システム1の国際送金は、仮想通貨ベースで行われる。したがって、通常の送金手順では、送金元の顧客は、フィアット通貨で仮想通貨を買った後に、この仮想通貨を送金先の顧客に送金し、送金先の顧客が送金された仮想通貨を売って自国のフィアット通貨を買う。
すなわち、送金元の日本国内の顧客は、図4に示す手順で、第1のフィアット通貨JPYで仮想通貨XECを買う。
次に、顧客端末2が、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、日本国内に設置された市場サーバ3Aに対して、仮想通貨XECの送金指示を要求する(S50)。送金指示には、送金先の顧客の顧客情報が記憶された市場サーバの国(フィリピン共和国)、送金先の顧客の口座番号、口座名義人、並びに送金する仮想通貨XECの枚数等が含まれる。
日本国内に設置された市場サーバ3Aは、フィリピン共和国内に設置された市場サーバ3Bに対して、送金先の顧客の口座番号、口座名義人を照会する(S51)。
市場サーバ3Bは、送金先の顧客の口座番号及び口座名義人が適正か否かを確認し(S52)、その結果を市場サーバ3Aに返信する(S53)。
市場サーバ3Aは、市場サーバ3Bの返信を受けて、送金依頼が適正か否かを判定する(S54)。具体的には、市場サーバ3Aは、顧客情報DBに記憶された送金元の顧客の仮想通貨XECの枚数が、送金依頼に含まれる仮想通貨XECの送金枚数に足りるか否かを判定する。
工程S53の結果が適正でない場合又は仮想通貨XECの枚数が足りない場合には(S54のNo)、市場サーバ3Aは、送金エラー画面を送信し(S55)、送金エラー画面が表示部22に表示される(S56)。
工程S53の結果が適正な場合及び仮想通貨XECの枚数が足りる場合には(S54のYes)、市場サーバ3Aは、送金指示に含まれる仮想通貨XECの枚数分だけ、顧客情報DB32bに記憶された送金元の顧客の仮想通貨XECの枚数を減少させる(S57)。また、市場サーバ3Aは、送金指示を市場サーバ3Bに送信する(S58)。
市場サーバ3Bは、送金指示を受信すると(S59)、送金指示に含まれる仮想通貨XECの枚数分だけ、顧客情報DB32bに記憶された送金先の顧客の仮想通貨XECの枚数を増加させる(S60)。その後、送金先の顧客は、必要に応じて、図5に示す手順と同様の手順で、仮想通貨XECを売って第2のフィアット通貨PHPを買うことができる。
このような国際送金は、仮想通貨XECの売買が介在するため、煩雑になりがちである。本願に係る送金システム1では、このような送金元の顧客の買い注文及び送金先の顧客の売り注文を省略した国際送金を行うことができる。
図7は、送金元の顧客の買い注文及び送金先の顧客の売り注文を省略した国際送金の手順を示すフローチャートである。
顧客端末2が、顧客の入力部21を介した入力操作を受けて、日本国内に設置された市場サーバ3Aに対して、仮想通貨XECの送金指示を要求する(S70)。送金指示には、送金先の顧客の顧客情報が記憶された市場サーバ3Bの国(フィリピン共和国)、送金先の顧客の口座番号、口座名義人、並びに送金する仮想通貨XECの枚数等が含まれる。
日本国内に設置された市場サーバ3Aは、フィリピン共和国内に設置された市場サーバ3Bに対して、送金先の顧客の口座番号、口座名義人を照会する(S71)。
市場サーバ3Bは、送金先の顧客の口座番号及び口座名義人が適正か否かを確認し(S72)、その結果を市場サーバ3Aに返信する(S73)。
市場サーバ3Aは、市場サーバ3Bの返信を受けて、送金依頼が適正か否かを判定する(S74)。具体的には、市場サーバ3Aは、顧客情報DB32bに記憶された送金元の顧客の第1のフィアット通貨JPYの枚数が、送金依頼に含まれる仮想通貨XECの分だけ成行買いに必要な枚数以上であるか否かを判定する。
工程S73の結果が適正でない場合又は第1のフィアット通貨JPYの枚数が足りない場合には(S74のNo)、市場サーバ3Aは、送金エラー画面を送信し(S75)、送金エラー画面が表示部22に表示される(S76)。
工程S73の結果が適正であって、第1のフィアット通貨JPYの枚数が足りる場合には(S74のYes)、自動成行買い部31aは、送金指示に含まれる仮想通貨XECの枚数分だけ成り行き買い注文を板情報DB32aに反映する(S77)。
次に、送金情報反映部31cは、仮想通貨XECの購入に要した第1のフィアット通貨JPYの枚数を確定し、顧客情報DB32bに記憶された送金元の顧客の第1のフィアット通貨JPYの枚数を減少させる(S78)。また、市場サーバ3Aは、送金指示を市場サーバ3Bに送信する(S79)。
市場サーバ3Bは、送金指示を受信すると(S80)、自動成行売り部31bは、送金指示に含まれる仮想通貨XECの枚数分だけ成り行き売り注文を板情報DB32aに反映する(S81)。受金情報反映部31dは、仮想通貨XECの売却により得た第2のフィアット通貨PHPの枚数を確定し、顧客情報DB32bに記憶された送金先の顧客のフィアット通貨PHPの枚数を増加させる(S82)。
このようにして、本発明に係る仮想通貨を用いた送金システム1は、送金に際して、顧客自らが仮想通貨の売買を行う必要がなく、フィアット通貨ベースで簡便に送金を行うことができる。
なお、上述した実施例では、日本国とフィリピン国との間の国際送金について説明したが、本発明は、国内送金や上記2か国以外の国際送金についても、同様に適用可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
1 ・・・ 送金システム
2 ・・・ 顧客端末
21・・・ 入力部
22・・・ 表示部
23・・・ (顧客端末の)通信部
3、3A、3B ・・・ 市場サーバ
31・・・ (市場サーバの)処理部
31a・・・自動成行買い部
31b・・・自動成行売り部
31c・・・送金情報反映部
31d・・・受金情報反映部
32・・・ (市場サーバの)記憶部
33・・・ (市場サーバの)通信部
4 ・・・ 管理サーバ
41・・・ (管理サーバの)処理部
42・・・ (管理サーバの)記憶部
43・・・ (管理サーバの)通信部
5 ・・・ ネットワーク

Claims (1)

  1. 複数の顧客端末と、該顧客端末に入力された仮想通貨の送金指示又は売買注文を受け付ける市場サーバと、前記仮想通貨の市場を管理する管理サーバと、を備え、前記顧客端末、前記市場サーバ及び前記管理サーバは通信可能に構成された仮想通貨を用いた送金システムにおいて、
    前記市場サーバは、
    前記仮想通貨と第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかとの板情報が記憶された板情報DBと、
    顧客毎の前記仮想通貨及び第1のフィアット通貨又は第2のフィアット通貨のいずれかの残高情報が記憶された顧客情報DBと、
    前記顧客端末に入力された送金元の顧客から受金先の顧客への送金指示を受け、送金元の顧客の第1のフィアット通貨で前記送金指示の送金額に応じた前記仮想通貨を成り行き買いする自動成行買い手段と、
    前記仮想通貨を成り行き売りして第2のフィアット通貨を得る自動成行売り手段と、
    送金元の顧客の残高情報に送金指示に応じて第1のフィアット通貨の残高を減少させる送金情報反映手段と、
    受金先の顧客の残高情報に送金指示に応じて第2のフィアット通貨の残高を増加させる受金情報反映手段と、
    を備えていることを特徴とする仮想通貨を用いた送金システム。
JP2015178330A 2015-09-10 2015-09-10 仮想通貨を用いた送金システム Expired - Fee Related JP6457360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178330A JP6457360B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 仮想通貨を用いた送金システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178330A JP6457360B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 仮想通貨を用いた送金システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017054338A JP2017054338A (ja) 2017-03-16
JP6457360B2 true JP6457360B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=58320826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015178330A Expired - Fee Related JP6457360B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 仮想通貨を用いた送金システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6457360B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074826A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 株式会社アトムソリューションズ 両替システム及び送金システム
KR102262116B1 (ko) * 2017-10-27 2021-06-09 강욱태 가상화폐를 이용한 결제시스템
JP6651108B1 (ja) * 2019-06-06 2020-02-19 株式会社chaintope 暗号資産管理システム及び暗号資産管理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242570A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Nec Soft Ltd 電子マネー管理装置、電子マネー管理システム、電子マネー管理方法及び電子マネー管理プログラム
JP2008276692A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 On Site:Kk 仮想通貨流通システム、仮想空間提供装置、通貨管理装置、仮想空間提供プログラム、通貨管理プログラム、及び仮想通貨流通方法
JPWO2011148874A1 (ja) * 2010-05-25 2013-07-25 日本電気株式会社 仮想マネーの決済及び送金処理方法、決済及び送金処理システム及び決済及び送金処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017054338A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431458B2 (ja) 仮想通貨を用いた取引システム
US11868980B2 (en) Wireless data communication interface
JP2021089640A (ja) 対象物を管理する方法及び管理サーバ
KR101872423B1 (ko) 비트코인을 이용한 결제 시스템, 서버 및 방법
JP6431462B2 (ja) 仮想通貨を用いた取引システム
CN110874742B (zh) 一种基于区块链和智能合约的支付方法及装置
US11226853B2 (en) Self-executing bot based on cached user data
US20220172299A1 (en) Payment processing service utilizing a distributed ledger digital asset
JP6457360B2 (ja) 仮想通貨を用いた送金システム
TWI686753B (zh) 支付方法、裝置及電子設備
KR20200033171A (ko) 암호화폐의 출금 시스템 및 방법
CN105760441B (zh) 事件结果的展示方法和装置
JP6694838B2 (ja) 金融商品購入システム、金融商品購入方法、通信端末装置、及びコンピュータプログラム
KR20090080241A (ko) 이동 통신 단말기를 이용한 모바일 재고 관리 서비스 방법및 그 시스템
JP6110039B1 (ja) 金融商品購入システム、金融商品購入方法、取引サーバ、及びコンピュータプログラム
JP2017059163A (ja) 仮想通貨を用いた送金システム
WO2019073842A1 (ja) 両替システム及び送金システム
KR101612022B1 (ko) 모바일 상품권 서비스 장치
KR102373883B1 (ko) 실시간 암호화폐 거래 내역 제공 방법
KR102126814B1 (ko) 암호화폐 기반의 금융 서비스를 제공하는 방법 및 이를 위한 서버
JP2015187780A (ja) 送金用カードを利用した海外送金方法およびシステム
KR102180919B1 (ko) 디지털 자산관리를 위한 전자지갑 암호화 시스템
TW201415389A (zh) 用於安全交換資料之通訊系統、運算裝置及方法
CN112785380B (zh) 交易处理方法及装置
JP2019191631A (ja) 仮想通貨取引システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6457360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees