JP6457308B2 - 機器懸架システム - Google Patents
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Description
本発明は、カメラ等の機器に係る機器懸架システムに関する。
現在、機器を調整自在に配置する必要が存在する。
例えば、多眼写真測量の分野では、カメラは被写体を囲むように配置する必要がある。カメラは通常、ドーム型、筒型もしくは三脚を使用したカメラ懸架システムなどにより固定される。被写体の大小に応じて被写体の表面を最適に撮影するために、カメラのズームを調整する。三脚を使用したシステムの場合、三脚を被写体に近づけたり、遠ざけたりする。小さい懸架システムで被写体が大きい場合は、カメラのズーム範囲が狭すぎて、適切なフレーミングが不可能な場合がある。
例えば、多眼写真測量の分野では、カメラは被写体を囲むように配置する必要がある。カメラは通常、ドーム型、筒型もしくは三脚を使用したカメラ懸架システムなどにより固定される。被写体の大小に応じて被写体の表面を最適に撮影するために、カメラのズームを調整する。三脚を使用したシステムの場合、三脚を被写体に近づけたり、遠ざけたりする。小さい懸架システムで被写体が大きい場合は、カメラのズーム範囲が狭すぎて、適切なフレーミングが不可能な場合がある。
また、被写体が自己遮蔽している状態の場合、カメラを再配置することでしか遮蔽範囲を撮影することができない。被写体の自己遮蔽を克服しても、カメラの再配置が必要になる場合もある。この作業は、10個以上のカメラを使用する多眼写真測量の場合など、特に多くのカメラを使用する場合には、とても時間がかかる。
よって、多数のカメラ等の機器を対象物の状況に応じて簡便に再配置することができる機器懸架システムの実現が課題とされる。
よって、多数のカメラ等の機器を対象物の状況に応じて簡便に再配置することができる機器懸架システムの実現が課題とされる。
特許文献1ないし特許文献4には、撮影装置あるいは懸架システムに関する技術が開示されているが、これらの先行技術文献は、本願発明の背景技術に当たる撮影装置あるいは懸架システムに関する技術について断片的に開示するのみであって、上記の課題を何ら解決するものではなく、また、その課題解決のための示唆を何ら与えるものでもない。
本発明は、以上に述べた背景技術を踏まえて、多数のカメラ等の機器を対象物の状況に応じて簡便かつ安定的に再配置することができる機器懸架システムを提供することを課題とする。
本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
それぞれ第1の吊り下げ点及び第2の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材及び該第2の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材及び一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。
(2)第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点を介して該第2の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材を進退自在に駆動し、該第2のリールは、一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離をそれぞれ制御することを特徴とする機器懸架システム。
(3)第1の可撓性部材、第2の可撓性部材、第3の可撓性部材及び第4の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点及び第3の吊り下げ点を介してそれぞれ該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点及び第4の吊り下げ点を介してそれぞれ該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材の一端をそれぞれ固定する第1及び第2の固定点とを有する架台と、
該第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられた第2の可撓性部材の一端を固定する第1の共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
第3の可撓性部材をガイドする第3のガイドと、該第3のガイドを保持する第3のガイド保持部材からなる第3の移動体と、該第3の移動体に設けられ第4の可撓性部材の一端を固定する第2の共通接続点と、該第3の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第3の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材と、
該第4の可撓性部材をガイドする第4のガイドと、該第4のガイドを保持する第4のガイド保持部材からなる第4の移動体と、該第4の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第3の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第4の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材と、該第2の固定点、該第3の吊り下げ点、該第3の機器支持部材とは、それぞれ、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の固定点に固定された該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離を制御し、
該第2のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の共通接続点に固定された該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。
(4)上記第3の機器支持部材の第3のガイド保持部材に設けられた上記第4の可撓性部材の一端を固定する上記第2の共通接続点には、さらに上記第2の可撓性部材をガイドする第5のガイドを保持する第5のガイド保持部材の一端が係止されていることを特徴とする(3)に記載の機器懸架システム。
(5)上記第5のガイド保持部材は、上記第4の可撓性部材の一端を固定する共通接続点を支点として回動可能となっていることを特徴とする(4)に記載の機器懸架システム。
(6)上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド、第4のガイド及び第5のガイドは、プーリーからなることを特徴とする(3)ないし(5)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(7)上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド及び第4のガイドは、それぞれ2個のプーリーからなり、上記各共通接続点は、上記第1ないし第4のガイド保持部材上であって、2個のプーリーの間をガイドされる上記第1ないし第4の可撓性部材の中点の位置でリング状にそれぞれ設けられていることを特徴とする(3)ないし(5)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(8)上記第1ないし第4の機器支持部材は、上記第1ないし第4の可撓性部材を介して、屈曲した表面上に繰り返して複数組配置されていることを特徴とする(3)ないし(7)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(9)上記屈曲した表面は、対象物の周囲に閉じた曲面を構成し、該曲面は対象物に応じて拡大又は縮小されることを特徴とする(8)に記載の機器懸架システム。
(10)上記機器搭載部に搭載される機器は、カメラであることを特徴とする(1)ないし(9)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(1)第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
それぞれ第1の吊り下げ点及び第2の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材及び該第2の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材及び一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。
(2)第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点を介して該第2の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材を進退自在に駆動し、該第2のリールは、一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離をそれぞれ制御することを特徴とする機器懸架システム。
(3)第1の可撓性部材、第2の可撓性部材、第3の可撓性部材及び第4の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点及び第3の吊り下げ点を介してそれぞれ該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点及び第4の吊り下げ点を介してそれぞれ該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材の一端をそれぞれ固定する第1及び第2の固定点とを有する架台と、
該第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられた第2の可撓性部材の一端を固定する第1の共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
第3の可撓性部材をガイドする第3のガイドと、該第3のガイドを保持する第3のガイド保持部材からなる第3の移動体と、該第3の移動体に設けられ第4の可撓性部材の一端を固定する第2の共通接続点と、該第3の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第3の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材と、
該第4の可撓性部材をガイドする第4のガイドと、該第4のガイドを保持する第4のガイド保持部材からなる第4の移動体と、該第4の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第3の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第4の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材と、該第2の固定点、該第3の吊り下げ点、該第3の機器支持部材とは、それぞれ、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の固定点に固定された該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離を制御し、
該第2のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の共通接続点に固定された該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。
(4)上記第3の機器支持部材の第3のガイド保持部材に設けられた上記第4の可撓性部材の一端を固定する上記第2の共通接続点には、さらに上記第2の可撓性部材をガイドする第5のガイドを保持する第5のガイド保持部材の一端が係止されていることを特徴とする(3)に記載の機器懸架システム。
(5)上記第5のガイド保持部材は、上記第4の可撓性部材の一端を固定する共通接続点を支点として回動可能となっていることを特徴とする(4)に記載の機器懸架システム。
(6)上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド、第4のガイド及び第5のガイドは、プーリーからなることを特徴とする(3)ないし(5)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(7)上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド及び第4のガイドは、それぞれ2個のプーリーからなり、上記各共通接続点は、上記第1ないし第4のガイド保持部材上であって、2個のプーリーの間をガイドされる上記第1ないし第4の可撓性部材の中点の位置でリング状にそれぞれ設けられていることを特徴とする(3)ないし(5)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(8)上記第1ないし第4の機器支持部材は、上記第1ないし第4の可撓性部材を介して、屈曲した表面上に繰り返して複数組配置されていることを特徴とする(3)ないし(7)のいずれかに記載の機器懸架システム。
(9)上記屈曲した表面は、対象物の周囲に閉じた曲面を構成し、該曲面は対象物に応じて拡大又は縮小されることを特徴とする(8)に記載の機器懸架システム。
(10)上記機器搭載部に搭載される機器は、カメラであることを特徴とする(1)ないし(9)のいずれかに記載の機器懸架システム。
本発明によれば、多数のカメラ等の機器を対象物の状況に応じて簡便かつ安定的に再配置することができる機器懸架システムを提供することができる。
さらに、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1)第2の可撓性部材、第4の可撓性部材の一端は、それぞれ第1の可撓性部材、第3の可撓性部材の接続点に固定されているため、架台に設ける固定点の数を減少させることができるとともに、使用する可撓性部材の量を減らすことができる。
(2)固定点、吊り下げ点、機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成しているため、搭載する機器の左右の首振りを軽減することができる。例えば、搭載する機器がカメラ等の機器である場合には、対象物に対するレンズの向きが安定する。
(3)固定点及び吊り下げ点における可撓性部材と架台とのなす角度が対称となっているため、各機器支持部材をほぼ等間隔で上下に移動できる。
(4)第1及び第2の機器支持部材、あるいは第1ないし第4の機器支持部材を複数組適宜組み合わせることにより、種々の機器懸架システムを構成できる。
さらに、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1)第2の可撓性部材、第4の可撓性部材の一端は、それぞれ第1の可撓性部材、第3の可撓性部材の接続点に固定されているため、架台に設ける固定点の数を減少させることができるとともに、使用する可撓性部材の量を減らすことができる。
(2)固定点、吊り下げ点、機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成しているため、搭載する機器の左右の首振りを軽減することができる。例えば、搭載する機器がカメラ等の機器である場合には、対象物に対するレンズの向きが安定する。
(3)固定点及び吊り下げ点における可撓性部材と架台とのなす角度が対称となっているため、各機器支持部材をほぼ等間隔で上下に移動できる。
(4)第1及び第2の機器支持部材、あるいは第1ないし第4の機器支持部材を複数組適宜組み合わせることにより、種々の機器懸架システムを構成できる。
本発明に係る機器懸架システムについて、図1ないし図14を参照して、以下詳細に説明する。
なお、開示する実施例は、本発明の理解を容易にするために例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、開示する実施例は、本発明の理解を容易にするために例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、好適な実施例に係る機器懸架システムの正面図であり、図2はその側面図である。
図1、図2において、機器懸架システム100は、第1のリール104を支持する架台102を含む。
図1、図2において、機器懸架システム100は、第1のリール104を支持する架台102を含む。
第1のリール104は、機器搭載部114を備えた機器支持部材112を支持する可撓性部材110を進退自在に駆動する。機器搭載部114に固定されたカメラ等の機器は支持されて移動することができる。
可撓性部材110は、ケーブル、ロープあるいは紐等で構成され、金属あるいはナイロン、あるいはプラスチック等の素材で構成される。
また、可撓性部材110は、機器に繋がれた光ファイバー又は電力ケーブルであってもよい。
また、可撓性部材110は、機器に繋がれた光ファイバー又は電力ケーブルであってもよい。
第1のリール104は、可撓性部材110を吊り下げ点120を通して進退自在に駆動する。可撓性部材110は、少なくとも一つの固定点106もしくは共通接続点108に固定されている。
第1の距離116は、機器支持部材112の最初の列から固定点106までの距離とする。また、第2の距離118は、それ以外の機器支持部材112からその一つ上の共通接続点108までの距離とする。
第1の距離116と第2の距離118は、第1のリール104が可撓性部材を引き下げると増加し、引き上げると減少する。
第1の距離116と第2の距離118は、第1のリール104が可撓性部材を引き下げると増加し、引き上げると減少する。
架台102は、木材あるいは金属などで構成することができる。架台102は、できれば天井に固定されているのが好ましく、さらに吊り下げ点120により囲まれた面積よりも大きい設置面積で床から支えられているのがより好ましい。
固定点106及び共通接続点108は、ループあるいはフック等で構成され、金属あるいはプラスチック等の素材で構成される。共通接続点108はジンバルとすることができ、好ましくはコネクター604と接続するジンバルともう一つのコネクター702と接続するジンバルである。(図11、12参照)
機器搭載部114は、固定可能なジンバルとすることができる。機器搭載部114は、電動式で制御可能としてもよい。搭載する機器がカメラの場合、さらにコンピューターあるいはオペレータにより制御されるフォーカス制御装置及びズーム制御装置があってもよい。
可撓性部材110が進退自在に駆動されると、機器支持部材112は可撓性部材110に沿って重力ポテンシャルエネルギーの最低点へ移動する。
機器支持部材112は、可撓性部材110を固定する共通接続点108を有する。機器搭載部114は、機器懸架システム100により相互に離隔して配置される。各機器支持部材112は、可撓性部材110により移動することができる。可撓性部材110と機器支持部材112は同数であり、少なくとも3、6、8、16、20、32、64、80あるいは128等の数である。
搭載する機器は、カメラ、照明、プロジェクターあるいはそれらの組み合わせであってもよい。
機器支持部材112は、可撓性部材110を固定する共通接続点108を有する。機器搭載部114は、機器懸架システム100により相互に離隔して配置される。各機器支持部材112は、可撓性部材110により移動することができる。可撓性部材110と機器支持部材112は同数であり、少なくとも3、6、8、16、20、32、64、80あるいは128等の数である。
搭載する機器は、カメラ、照明、プロジェクターあるいはそれらの組み合わせであってもよい。
図3は、好適な他の実施例に係る機器懸架システムの正面図である。また、図4は、機器支持部材112の正面図、図5は、その側面図である。
図3において、機器懸架システム100は、さらに第2のリール202を含む。
第2のリール202は、第1のリール104から独立して制御される。機器支持部材112の最初の列は、第1のリール104によって制御され、その他の列は、第2のリール202によって制御される。
図3において、機器懸架システム100は、さらに第2のリール202を含む。
第2のリール202は、第1のリール104から独立して制御される。機器支持部材112の最初の列は、第1のリール104によって制御され、その他の列は、第2のリール202によって制御される。
可撓性部材ガイド206は、可撓性部材110が共通接続点108の付近を通過するようにしてある。可撓性部材110の編成は、第1の距離116と第2の距離118が異なる際に特に必要である。例えば、第1の距離116が第2の距離118より大きい場合、2列目の移動体204を支持する可撓性部材110は1列目の機器支持部材112と整列しない。
可撓性部材110の編成に可撓性部材ガイド206が必要である。そして、可撓性部材ガイド206が実質的に共通接続点108に回転可能に取り付けられることにより、可撓性部材110の編成の力が機器支持部材112の他の部分を回転させることを阻止することができる。
移動体204は、可撓性部材110に従って移動する。
共通接続点108が移動体204の上にある場合には、移動体204と可撓性部材ガイド206は独立に回転し、共通接続点108で接続している。
移動体204は、可撓性部材110に従って移動する。
共通接続点108が移動体204の上にある場合には、移動体204と可撓性部材ガイド206は独立に回転し、共通接続点108で接続している。
なお、図3にも一部示すように、1列目、2列目の機器支持部材を横方向にさらに複数組配置して種々の機器懸架システムを構成することができる。
また、必要に応じて3列目以降に機器支持部材を図3のように配置して、上下方向に展開した種々の機器懸架システムを構成することもできる。
さらに、機器支持部材を複数個横方向に向かって閉じた曲面を構成するように配置すれば、機器支持部材が対象物の周囲に均等に配置された機器懸架システムが得られる。
また、必要に応じて3列目以降に機器支持部材を図3のように配置して、上下方向に展開した種々の機器懸架システムを構成することもできる。
さらに、機器支持部材を複数個横方向に向かって閉じた曲面を構成するように配置すれば、機器支持部材が対象物の周囲に均等に配置された機器懸架システムが得られる。
また、図1及び図3から分かるように、好適な各実施例では、固定点106、吊り下げ点120、機器支持部材112は、これらを頂点とする逆三角形を構成している。このため、搭載する機器の左右の首振りを軽減することができる。例えば、搭載する機器がカメラ等の機器である場合には、対象物に対するレンズの向きが安定する。
さらに、上記逆三角形を二等辺三角形とすることにより、固定点及び吊り下げ点における可撓性部材と架台とのなす角度が対称となり、各機器支持部材をほぼ等間隔で上下できる。可撓性部材と架台とのなす角度は、10度以上80度以下とするのが好ましい。
さらに、上記逆三角形を二等辺三角形とすることにより、固定点及び吊り下げ点における可撓性部材と架台とのなす角度が対称となり、各機器支持部材をほぼ等間隔で上下できる。可撓性部材と架台とのなす角度は、10度以上80度以下とするのが好ましい。
図6は、好適な実施例に係る動力源404及び平衡錘402を有する機器懸架システムの正面図であり、図7は、その平面図である。
ここで機器を搭載した機器支持部材112を搭載機器支持部材と定義する。第1のリール104には、全ての搭載機器支持部材の重量の平衡を保つように設定された平衡錘402を付加することができる。平衡錘402は、鉛、容器に入った水あるいはその他公知の重りにより構成される。平衡錘402の重量は、おおよそ搭載機器支持部材の数量と重量を乗じた重量である。例えば、0.5kgの機器搭載支持部材が80個ある場合には、80×0.5kgは40kgであるから、平衡錘402の重量は40kgとなる。
ここで機器を搭載した機器支持部材112を搭載機器支持部材と定義する。第1のリール104には、全ての搭載機器支持部材の重量の平衡を保つように設定された平衡錘402を付加することができる。平衡錘402は、鉛、容器に入った水あるいはその他公知の重りにより構成される。平衡錘402の重量は、おおよそ搭載機器支持部材の数量と重量を乗じた重量である。例えば、0.5kgの機器搭載支持部材が80個ある場合には、80×0.5kgは40kgであるから、平衡錘402の重量は40kgとなる。
動力源404は、電動モーター、水圧ラム、手動クランクあるいは平衡錘の手動昇降等からなる。ドライブベルト408は、ベルト、Vベルト、チェーン、ケーブルあるいはロープ等からなる。
ドライブプーリー406は、金属、木材、プラスチック等からなる。
機器支持部材112を昇降する動力源404を追加することができる。
第1のリール104は、ウィンチを構成する動力源404により操作される。ウィンチは、電動もしくは手動である。電動ウィンチは、コンピューター制御もしくは使用者によるボタン操作により制御される。機器支持部材112の位置を固定することができるラチェットや自動ロック装置は、安全機構となり得る。
ドライブプーリー406は、金属、木材、プラスチック等からなる。
機器支持部材112を昇降する動力源404を追加することができる。
第1のリール104は、ウィンチを構成する動力源404により操作される。ウィンチは、電動もしくは手動である。電動ウィンチは、コンピューター制御もしくは使用者によるボタン操作により制御される。機器支持部材112の位置を固定することができるラチェットや自動ロック装置は、安全機構となり得る。
図8は、好適な実施例に係る移動体の正面図であり、図9は、その側面図である。
移動体204は、可撓性部材110に沿って自在に移動することができ、吊り下げ点120と少なくとも共通接続点108と固定点106のいずれかを結ぶ線に垂直になるように設定されている。
移動体204は、第1のプーリー502、第2のプーリー504、プーリー保持部材506及び移動体204を支持するように設定され、可撓性部材110の第1のプーリーと第2のプーリーとの間の部分として定義した中央線を有する。
移動体204は、可撓性部材110に沿って自在に移動することができ、吊り下げ点120と少なくとも共通接続点108と固定点106のいずれかを結ぶ線に垂直になるように設定されている。
移動体204は、第1のプーリー502、第2のプーリー504、プーリー保持部材506及び移動体204を支持するように設定され、可撓性部材110の第1のプーリーと第2のプーリーとの間の部分として定義した中央線を有する。
移動体に設置された第1のプーリー502と第2のプーリー504の間隔は、機器の幅と同様の長さでよい。例えば、機器の幅が30cm、20cm、10cmである場合、第1のプーリーと第2のプーリーの間隔もそれぞれ約30cm、20cm、10cmとなる。
共通接続点108は、中央線508の中間点にある。共通接続点108は、中間点を囲むループやフックであればよい。
共通接続点108は、中央線508の中間点にある。共通接続点108は、中間点を囲むループやフックであればよい。
図10は、好適な実施例に係る可撓性部材ガイドの正面図であり、図11は、その側面図である。
可撓性部材ガイド206は、金属、木材、プラスチック等で構成されたプーリー602、コネクター604及びプーリー保持部材606を有する。可撓性部材ガイド206は、機器支持部材112を実質的に回転させることなく、可撓性部材110が機器支持部材112を通るようにリルートすることができるようになっている。
可撓性部材ガイド206は、金属、木材、プラスチック等で構成されたプーリー602、コネクター604及びプーリー保持部材606を有する。可撓性部材ガイド206は、機器支持部材112を実質的に回転させることなく、可撓性部材110が機器支持部材112を通るようにリルートすることができるようになっている。
プーリー602は、a)動きの自由度のためと、b)機器支持部材112同士が近づくことの妨げにならないようにするために、一直線に整列している。
可撓性部材ガイド206は、可撓性部材110を摺接するプーリー、ループもしくはフックとすることができる。
可撓性部材ガイド206は、可撓性部材110を摺接するプーリー、ループもしくはフックとすることができる。
図12は、好適な実施例に係る機器支持部材の部分側面図である。なお、共通接続点108を明確にするため、第1のプーリー502及び第2のプーリー504については図示を省略した。
図12において、可撓性部材110は、コネクター702を有することができる。コネクター702は、共通接続点108と連結する。
コネクター604、702は、ループやフックにより構成され、ループやフックは、実質的に共通接続点108に連結することができる。ループやフックは、可撓性部材110が図示されていない第1及び第2のプーリーを通過する際に接触しないように設定されている。
コネクター604、702は、ループやフックにより構成され、ループやフックは、実質的に共通接続点108に連結することができる。ループやフックは、可撓性部材110が図示されていない第1及び第2のプーリーを通過する際に接触しないように設定されている。
図13は、好適な実施例に係る屈曲して閉じた曲面を構成する複数の機器支持部材の斜視図である。図13では、屈曲して閉じた曲面のうち前面側の機器支持部材のみを図示している。
図13において、機器懸架システム100は、直線、曲線もしくはループのような複数の吊り下げ点から構成される曲線802を有する。
図13において、機器懸架システム100は、直線、曲線もしくはループのような複数の吊り下げ点から構成される曲線802を有する。
吊り下げ点120と固定点106が曲線を形成する場合、吊り下げられた機器支持部材112は曲面を構成する。この曲面は、被写体等の対象物を囲むことができる。
曲線が円状であった場合、曲面は円筒状になる為、被写体等の対象物は、機器懸架システム100により支持された機器に完全に囲まれた状態になる。
曲線が円状であった場合、曲面は円筒状になる為、被写体等の対象物は、機器懸架システム100により支持された機器に完全に囲まれた状態になる。
図14は、好適な実施例に係る水平移動体並びに架台上のつり下げ点を示す平面図である。図14において、架台102は、水平移動体904とレール910を含む。
水平移動体904は、プーリー保持部材906とプーリー908を有する。吊り下げ点120と固定点106は、水平移動体904とレール910によって位置を調整され固定される。水平移動体904は、可撓性部材110に沿って自由に移動し、レール910の上を係止可能に移動する。レール910は、機器懸架システム100の中心点から放射線状に伸びることにより、多数の曲線が吊り下げ点120と固定点106により形成される。したがって、多数の曲面が機器支持部材112により形成される。
水平移動体904は、プーリー保持部材906とプーリー908を有する。吊り下げ点120と固定点106は、水平移動体904とレール910によって位置を調整され固定される。水平移動体904は、可撓性部材110に沿って自由に移動し、レール910の上を係止可能に移動する。レール910は、機器懸架システム100の中心点から放射線状に伸びることにより、多数の曲線が吊り下げ点120と固定点106により形成される。したがって、多数の曲面が機器支持部材112により形成される。
以上、本明細書に開示した好適な実施例は、本発明の理解を容易にするために例示したものであって、本発明はこれに限定されない。
すなわち、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限り、機器懸架システムの実施に当たって、適宜の設計変更が可能であることは言うまでもないことである。
すなわち、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限り、機器懸架システムの実施に当たって、適宜の設計変更が可能であることは言うまでもないことである。
例えば、可撓性部材に張力を与える手段として重力を例示したが、他の手段を用いてもよい。
ちなみに、海底3D再構築のために、架台を海底に置き張力に対抗する力として重力に代えて浮力を利用することもできる。
ちなみに、海底3D再構築のために、架台を海底に置き張力に対抗する力として重力に代えて浮力を利用することもできる。
100 機器懸架システム
102 架台
104 第1のリール
106 固定点
108 共通接続点
110 可撓性部材
112 機器支持部材
114 機器搭載部
116 第1の距離
118 第2の距離
120 吊り下げ点
202 第2のリール
204 移動体
206 可撓性部材ガイド
402 平衡錘
404 動力源
406 ドライブプーリー
408 ドライブベルト
502 第1のプーリー(ガイド)
504 第2のプーリー(ガイド)
506 プーリー保持部材(ガイド保持部材)
508 中央線
602 プーリー(ガイド)
604 コネクター
606 プーリー保持部材(ガイド保持部材)
702 コネクター
802 複数の吊り下げ点から構成される曲線
904 水平移動体
906 プーリー保持部材
908 プーリー
910 レール
102 架台
104 第1のリール
106 固定点
108 共通接続点
110 可撓性部材
112 機器支持部材
114 機器搭載部
116 第1の距離
118 第2の距離
120 吊り下げ点
202 第2のリール
204 移動体
206 可撓性部材ガイド
402 平衡錘
404 動力源
406 ドライブプーリー
408 ドライブベルト
502 第1のプーリー(ガイド)
504 第2のプーリー(ガイド)
506 プーリー保持部材(ガイド保持部材)
508 中央線
602 プーリー(ガイド)
604 コネクター
606 プーリー保持部材(ガイド保持部材)
702 コネクター
802 複数の吊り下げ点から構成される曲線
904 水平移動体
906 プーリー保持部材
908 プーリー
910 レール
Claims (10)
- 第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
それぞれ第1の吊り下げ点及び第2の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材及び該第2の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材及び一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。 - 第1の可撓性部材及び第2の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点を介して該第1の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点を介して該第2の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材の一端を固定する第1の固定点とを有する架台と、
第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられ該第2の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に設けられ他の可撓性部材の一端を固定する共通接続点と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材は、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端が該固定点に固定された該第1の可撓性部材を進退自在に駆動し、該第2のリールは、一端が該共通接続点に固定された第2の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離及び該第2の距離をそれぞれ制御することを特徴とする機器懸架システム。 - 第1の可撓性部材、第2の可撓性部材、第3の可撓性部材及び第4の可撓性部材と、
第1の吊り下げ点及び第3の吊り下げ点を介してそれぞれ該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を駆動する第1のリールと、
第2の吊り下げ点及び第4の吊り下げ点を介してそれぞれ該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を駆動する第2のリールと、
該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材の一端をそれぞれ固定する第1及び第2の固定点とを有する架台と、
該第1の可撓性部材をガイドする第1のガイドと、該第1のガイドを保持する第1のガイド保持部材からなる第1の移動体と、該第1の移動体に設けられた第2の可撓性部材の一端を固定する第1の共通接続点と、該第1の移動体に結合された機器搭載部とを有し、架台から第1の距離に配置された第1の機器支持部材と、
第3の可撓性部材をガイドする第3のガイドと、該第3のガイドを保持する第3のガイド保持部材からなる第3の移動体と、該第3の移動体に設けられ第4の可撓性部材の一端を固定する第2の共通接続点と、該第3の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該架台から第1の距離に配置された第3の機器支持部材と、
該第2の可撓性部材をガイドする第2のガイドと、該第2のガイドを保持する第2のガイド保持部材からなる第2の移動体と、該第2の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第1の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第2の機器支持部材と、
該第4の可撓性部材をガイドする第4のガイドと、該第4のガイドを保持する第4のガイド保持部材からなる第4の移動体と、該第4の移動体に結合された機器搭載部とを有し、該第3の機器支持部材から第2の距離だけ下がった高さに配置された第4の機器支持部材とを備えた機器懸架システムであって、
該第1の固定点、該第1の吊り下げ点、該第1の機器支持部材と、該第2の固定点、該第3の吊り下げ点、該第3の機器支持部材とは、それぞれ、これらを頂点とする逆三角形を構成するとともに、
該第1のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の固定点に固定された該第1の可撓性部材及び該第3の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第1の距離を制御し、
該第2のリールは、一端がそれぞれ第1及び第2の共通接続点に固定された該第2の可撓性部材及び該第4の可撓性部材を進退自在に駆動することにより、該第2の距離を制御することを特徴とする機器懸架システム。 - 上記第3の機器支持部材の第3のガイド保持部材に設けられた上記第4の可撓性部材の一端を固定する上記第2の共通接続点には、さらに上記第2の可撓性部材をガイドする第5のガイドを保持する第5のガイド保持部材の一端が係止されていることを特徴とする請求項3に記載の機器懸架システム。
- 上記第5のガイド保持部材は、上記第4の可撓性部材の一端を固定する共通接続点を支点として回動可能となっていることを特徴とする請求項4に記載の機器懸架システム。
- 上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド、第4のガイド及び第5のガイドは、プーリーからなることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の機器懸架システム。
- 上記第1のガイド、第2のガイド、第3のガイド及び第4のガイドは、それぞれ2個のプーリーからなり、上記各共通接続点は、上記第1ないし第4のガイド保持部材上であって、2個のプーリーの間をガイドされる上記第1ないし第4の可撓性部材の中点の位置でリング状にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の機器懸架システム。
- 上記第1ないし第4の機器支持部材は、上記第1ないし第4の可撓性部材を介して、屈曲した表面上に繰り返して複数組配置されていることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれか1項に記載の機器懸架システム。
- 上記屈曲した表面は、対象物の周囲に閉じた曲面を構成し、該曲面は対象物に応じて拡大又は縮小されることを特徴とする請求項8に記載の機器懸架システム。
- 上記機器搭載部に搭載される機器は、カメラであることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の機器懸架システム。
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