JP6456105B2 - リニア圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を圧縮するリニア圧縮機に関する。
従来のリニア圧縮機には、磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、外部固定子に対し往復動し、磁性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、内部ヨークまたは外部ヨークのいずれかに備えられる永久磁石と、を備えるリニアモータと、可動体が摺動可能に外接するとともに、外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを備えるシリンダ部と、シリンダ部とピストンとによって形成される圧縮空間と、ピストンに対して反対側の前記可動体とシリンダ部とによって形成されるバッファ空間と、を有して構成されたものがある(特許文献1参照)。
このリニア圧縮機は、ピストンの外周面に樹脂製のピストンリングが設けられ、このピストンリングによってシリンダとの間をシールして圧縮空間の気密を維持している。コイルは、シリンダの軸周りに巻回されて交流電流が通電される。このコイルに交流電流が流れると、ピストンを備える可動体が往復動して、圧縮空間内のガスを圧縮することができる。
特開2009−41791号公報
しかしながら、ピストンリングは、シリンダ内面に対して摺動するため、摩耗する虞がある。そこで、潤滑油を用いれば摩耗の程度を軽減することができるが、−100℃以下の極低温のガスを圧縮する場合には、極低温で動作可能な潤滑油は存在しない。このため、ピストンリングは、潤滑油なしのドライ状態となり、摩耗が生じてシリンダ内面が損傷する虞が生じる。
また、圧縮機の大型化の要望に対して、リニア圧縮機のピストン径を大きくすることで、圧縮機の大型化を図ることができる。しかしながら、ピストン径を大きくすると、可動体の重量が増大するので、可動体を往復動させるための大きな磁界を発生させる必要が生じる。この大きな磁界を永久磁石で発生させようとすると、製造上の限界が生じる。また、コイルとして銅製の常電導コイルを用いた場合には、コイルの巻数が増大してコイルが大型化するとともに、コイルの通電損失に起因する発熱量が増大する虞が生じる。
今後、低炭素化社会への移行に伴い、液体水素や液体酸素の需要が大きく増大すると予想される。また、これらの蒸発ガス(ボイルオフガス)を圧縮する需要も高まる。ただし、これらの流体は超低温で高活性であり、圧縮時には外部への漏洩やオイル蒸気の混入などのように主流体と異なった物質によるコンタミが発生しないように、厳しく管理する必要がある。圧縮室でオイルを使用していない場合でも、ピストンを駆動している機構側からピストンリング等のシール材を経由してオイル蒸気が混入する虞がある。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一つの実施形態は、圧縮機を大型化したときに、リニアモータの大型化やコイルの通電損失に起因する発熱量の増大を抑制可能であるとともに、潤滑油なしのドライ状態でもシリンダ内面の損傷を防止可能なリニア圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一つの実施形態に係わるリニア圧縮機は、
磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、該外部固定子に対し往復動し、磁性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、を有するリニアモータと、
前記外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを有し、前記可動体が前記シリンダ内を軸方向に往復動するシリンダ部と、を備え、
前記シリンダ部には、該シリンダ部と前記ピストンとによって囲まれる圧縮空間が形成され、
前記外部ヨークは、その一端部が前記内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、他端側が前記内部ヨークの他端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置されて、前記シリンダの軸方向に往復動自在に支持され、
前記外部ヨークを前記シリンダの軸方向に往復動させる駆動装置が設けられ、
前記ピストンは、前記シリンダの外周面に周方向に所定間隔を有して配設されて高圧ガスを前記シリンダの内部に供給可能な複数のポケットを有するガス軸受を介して前記シリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、
前記外部ヨークの前記コイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われるように構成される。
上記リニア圧縮機によれば、外部ヨークは、その一端部が内部ヨークの一端側の側面に対向してシリンダの外壁面に近接配置され、他端側が内部ヨークの他端側の側面に対向してシリンダの外壁面に近接配置されて、シリンダの軸方向に往復動可能に支持され、外部ヨークをシリンダの軸方向に往復動させる駆動装置が設けられ、ピストンは、ガス軸受を介してシリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、外部ヨークのコイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われる。
外部ヨークのコイルは超電導コイルを有して構成れているので、コイルの電気抵抗を殆どゼロに近い状態にすることができる。このため、コイルに通電する直流電流の大きさを増大することができ、大きな磁気力を発生させることがでる。また、コイルの電気抵抗が殆どないので、通電損失に起因する発熱量を小さくすることができる。さらに、ピストンは、ガス軸受を介してシリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持されるので、ピストンやシリンダの摩耗を低減することができる。よって、圧縮機を大型化したときに、リニアモータの大型化やコイルの通電損失に起因する発熱量の増大を抑制可能であるとともに、潤滑油なしのドライ状態でもピストンリングの摩耗の増大を抑制可能なリニア圧縮機を実現できる。
本発明の少なくとも一つの実施形態に係わるリニア圧縮機は、
磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、該外部固定子に対し往復動し、磁
性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、を有するリニアモータと、
前記外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを有し、前記可動体が前記シリンダ内を軸方向に往復動するシリンダ部と、を備え、
前記シリンダ部には、該シリンダ部と前記ピストンとによって囲まれる圧縮空間が形成され、
前記外部ヨークは、前記シリンダ部の周方向に間隔を有して複数配設されて前記シリンダに対して固定され、
前記外部ヨークの夫々の一端部は、前記内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、前記外部ヨークの夫々の他端部は、前記内部ヨークの他端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、
複数の前記外部ヨークの夫々は、常電導コイルが巻回された電磁石として構成され、
前記ピストンは、ガス軸受を介して前記シリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、
前記外部ヨークの前記コイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われ、
複数の前記外部ヨークの夫々の前記常電導コイルは、前記外部ヨークと前記内部ヨークとの間に磁気的吸引力が作用して前記ピストンが前記シリンダ部に対して往復動するように、交流通電が行われるように構成される。
上記リニア圧縮機によれば、外部ヨークは、シリンダ部の周方向に間隔を有して複数配設されてシリンダに対して固定され、外部ヨークの夫々の一端部は、内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、前記外部ヨークの夫々の他端部は、内部ヨークの他端側の側面に対向してシリンダの外壁面に近接配置され、複数の外部ヨークの夫々は、常電導コイルが巻回された電磁石として構成され、ピストンは、ガス軸受を介してシリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、外部ヨークのコイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われ、複数の外部ヨークの夫々の常電導コイルは、外部ヨークと内部ヨークとの間に磁気的吸引力が作用してピストンがシリンダ部に対して往復動するように、交流通電が行われる。
外部ヨークのコイルは超電導コイルを有して構成れているので、コイルの電気抵抗を殆どゼロに近い状態にすることができる。このため、コイルに通電する交流電流の大きさを増大することができ、大きな磁気力を発生させることができる。また、超電導コイルは電気抵抗が殆どないので、通電損失に起因する発熱量を小さくすることができる。さらに、ピストンは、ガス軸受を介してシリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持されるので、ピストンやシリンダの摩耗を低減することができる。よって、圧縮機を大型化したときに、リニアモータの大型化やコイルの通電損失に起因する発熱量の増大を抑制可能であるとともに、潤滑油なしのドライ状態でもピストンリングの摩耗の増大を抑制可能なリニア圧縮機を実現できる。
また、幾つかの実施形態では、
復数の前記外部ヨークは、前記シリンダ部の軸心方向から見たときに、該シリンダ部の軸心を中央にして対称な位置に複数対に配置され、
前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークと他の対の外部ヨークは、前記シリンダの軸方向にずれて配置され、
前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークの常電導コイルと他の対の外部ヨークの常電導コイルは、一方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させると、他方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させないように、交流通電が行われるように構成される。
この場合、複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークと他の対の外部ヨークは、シリンダの軸方向にずれて配置されている。このため、複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークと内部ヨークのシリンダ軸方向の位置をずらすことができる。よって、外部ヨークと内部ヨークの間に生じる磁気的吸引力を効果的に発揮させて、可動体をシリンダ軸方向に確実に移動させることができる。また、複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークの常電導コイルと他の対の外部ヨークの常電導コイルは、一方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させると、他方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させないように、交流通電が行われる。このため、磁気的吸引力が内部ヨークに作用する場合、対となった外部ヨークの夫々から磁気的吸引力が内部ヨークに対して作用する。よって、1つの外部ヨークから磁気的吸引力が内部ヨークに対して作用する場合と比較して、より大きな磁気的吸引力を内部ヨークに作用させることができるとともに、内部ヨークを有する可動体の往復動を安定化することができる。
また、幾つかの実施形態では、
前記圧縮空間は、該圧縮空間を前記シリンダ部の軸方向に対して直交する方向から見たときの断面積が前記可動体のピストンの断面積よりも小さくなるように形成されている。
この場合、圧縮空間の断面積は可動体のピストンの断面積よりも小さいので、圧縮空間の断面積が可動体のピストンの断面積と同じ場合と比較して、圧縮空間内のガスをより高い圧力で圧縮することができる。
また、幾つかの実施形態では、
前記シリンダ部は、断熱部材によって覆われているように構成される。
この場合、シリンダ部は断熱部材によって覆われているので、外部からの熱がシリンダ部内に侵入するのを抑制することができる。このため、シリンダ部の圧縮空間内のガス(冷媒)が温度上昇する事態を防止することができる。よって、本願のリニア圧縮機を備えた冷却システムを構成した場合に、冷却システムの効率の低下を抑制することができる。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態によれば、圧縮機を大型化したときに、リニアモータの大型化やコイルの通電損失に起因する発熱量の増大を抑制可能であるとともに、潤滑油なしのドライ状態でもピストンリングの摩耗の増大を抑制可能なリニア圧縮機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るリニア圧縮機の概略構成図である。 圧縮空間の断面積を小径としたリニア圧縮機の概略構成図である。 シリンダ部を断熱部材で覆ったリニア圧縮機の概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係るリニア圧縮機の概略構成図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
[第1実施形態]
図1は、リニア圧縮機の概略構成図を示す。リニア圧縮機1は、図1に示すように、往復運動可能な磁性材の外部ヨーク12、コイル15、往復動可能な磁性材の内部ヨーク21にピストン25を備える可動体20と、を備えるリニアモータと、外部固定子11の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダ31を備え、可動体20がシリンダ31内を軸方向に往復動するシリンダ部30と、シリンダ部30とピストン25とによって形成される圧縮空間40と、を有してなる。
リニアモータ10の外部固定子11は、強磁性材で形成された外部ヨーク12とコイル15を備える。外部ヨーク12は、筒状に形成されたヨーク本体部12aと、ヨーク本体部12aの軸方向一端側及び他端側から内側方向へ突出して側面視円板状に形成された一対のヨーク端部12bとを有してなる。ヨーク本体部12aは、シリンダ31の外周面の外側を囲むようにして配置されている。一対のヨーク端部12bの一方は、シリンダ部30の内部ヨーク21の一端側の側面に対向してシリンダ31の外周面に近接配置され、一対のヨーク端部12bの他方は内部ヨーク21の他端側の側面に対向してシリンダ31の外壁面に近接配置されている。
外部ヨーク12は、リンク機構や駆動源を備える駆動装置13によってシリンダの軸方向に往復動可能に接続されている。駆動装置13は、リンク機構や駆動源を備える機械的駆動装置や、磁気回路の切り替えにより往復動させる磁気的駆動装置でもよい。
リニアモータ10のコイル15は、超電導コイル16が用いられる。超電導コイル16は、シリンダ31の軸方向中間部において、シリンダ31の外周面に沿って巻回されている。超電導コイル16は低温状態に維持する必要があるため、低温容器17内に格納されている。低温容器17は、循環路18を介して冷却装置(図示せず)に連通し、冷却装置は液体窒素等の冷媒を低温容器17に供給して戻し、再び冷媒を冷却して低温容器17に供給するように構成されている。
シリンダ部30は、円筒状のシリンダ31と、シリンダ31の軸方向両端部に夫々気密に固着された一対のヘッド33とを有してなる。シリンダ31は非磁性材(例えば、ステンレス鋼)で形成されている。ヘッド33には高圧ガスが流出する高圧配管34と、低圧ガスが流入する低圧配管35が接続されている。高圧配管34及び低圧配管35には、夫々の上流側から下流側へのみガスの流れを許容する逆止弁36、37が設けられている。一対のヘッド33の夫々に設けられた高圧配管34は、高圧側サージタンク38に連通し、高圧側サージタンク38に高圧ガスが一旦貯留されてから供給先に供給される。
また、一対のヘッド33に夫々設けられた低圧配管35は、低圧側サージタンク39に連通している。低圧ガスは、低圧側サージタンク39に一旦貯留されてから、低圧配管35を通ってシリンダ31の圧縮空間40内に供給される。
リニアモータ10の可動体20は、磁性材で形成されて円柱状の内部ヨーク21と、内部ヨーク21の軸方向両端部に接続された一対のピストン25とを有してなる。内部ヨーク21は、強磁性体で形成され、軸方向中央部側に位置する小径軸部21aと、小径軸部21aの両端部に小径軸部21aと同軸上に繋がって小径軸部よりも大径の大径軸部21bとを有してなる。内部ヨーク21の軸方向長さLiは、外部ヨーク12の軸方向長さLgと略同一長さを有している。また、小径軸部21aの軸方向長さLsは、外部ヨーク12のヨーク端部12bの厚さbと略同一長さを有している。大径軸部21bの外径φbは、後述するピストン25の外径φpと略同一径を有している。
内部ヨーク21の軸方向両端部に設けられた一対のピストン25は、同一形状を有している。ピストン25は非磁性材で円筒状に形成されている。ピストン25の外径φpは、シリンダ31の内径よりも僅かに小さい径を有している。例えば、ピストン25は、ピストン25の外周面とシリンダ31の内周面との間の隙間が約10μmとなるような外径を有している。このため、ピストン25はシリンダ31の軸方向に移動可能であるとともに、圧縮空間40内のガスが小径軸部21a側へ漏れ出す虞を防止している。なお、ピストン25とシリンダ31との間の隙間を一定に保つために、後述するガス軸受50がシリンダ31に設けられている。
圧縮空間40は、ピストン25とシリンダ31の内周面とヘッド33によって囲まれた空間である。このため、圧縮空間はピストンの往復動に応じて体積が変化する。
ガス軸受50は、シリンダ31の軸方向両側のシリンダ外周面に周方向に所定間隔を有して配設されて高圧ガスを噴出する複数のポケット51を有している。ポケット51はシリンダ外周面に沿うように円弧状に湾曲している。複数のポケット51のうちの一部は、高圧側連通管52を介して高圧側サージタンク38に連通している。また、複数のポケット51のうちの残りは、低圧側連通管53を介して低圧側サージタンク39に連通している。高圧側連通管52には、リニア圧縮機1の負荷変動に耐える剛性を確保するために、ガス圧を減圧するための絞り54が配設されている。
高圧側サージタンク38に貯留された高圧ガスは、高圧側連通管52の流通時に絞り54によって減圧されてポケット51からシリンダ31内に供給される。シリンダ31内に供給された高圧ガスは、ピストン25の周りを囲むようにして拡がって、シリンダ31の内周面に対してピストン25を浮かせた非接触状態にする。余った高圧ガスは低圧側連通管53に接続されたポケット51から低圧側連通管53に排出される。
次に、リニア圧縮機1の作動について説明する。図1に示すように、コイル15に直流電流を流すと、図示に示す磁束Mは内部ヨーク21と外部ヨーク12との間を繋ぐ閉回路を構成する。ここで、内部ヨーク21の一方側の大径軸部21bの軸方向端部がN極に励磁され、内部ヨーク21の他方側の大径軸部21bの軸方向端部がS極に励磁されると、内部ヨーク21のN極から出る磁束Mの一部は、この磁束に隣接する外部ヨーク12側(図1の紙面上側の外部ヨーク12側)へ向きを変えて外部ヨーク12内を透過して内部ヨーク21の他方側の大径軸部21b内に戻る。また、内部ヨーク21のN極から出る磁束Mの他の一部は、この磁束に隣接する外部ヨーク12側(図1の紙面下側の外部ヨーク12側)へ向きを変えてこの外部ヨーク12内を透過して内部ヨーク21の他方側の大径軸部21b内に戻る。このため、外部ヨーク12は磁気的吸引力によって内部ヨーク21に引き付けられた状態になる。
ここで、駆動装置13によって外部ヨーク12をシリンダ31の軸方向(矢印A方向)に移動させると、移動する外部ヨーク12の移動方向前側のヨーク端部12bは、内部ヨーク21の大径軸部21bの極性(N極)と反対の極性(S極)に励磁され、また移動する外部ヨーク12の移動方向後側のヨーク端部12bは、内部ヨーク21の大径軸部21bの極性(S極)と反対の極性(N極)に励磁されている。このため、内部ヨーク21の一対の大径軸部21bは、磁気的吸引力によって外部ヨーク12の対応するヨーク端部12b側へ吸引されて、内部ヨーク21を備えるシリンダ部30は外部ヨーク12の移動方向と同一方向(矢印A方向)に移動する。
一方、駆動装置13によって外部ヨーク12をシリンダ31の軸方向(矢印B方向)に移動させると、移動する外部ヨーク12の移動方向前側のヨーク端部12bは、内部ヨーク21の大径軸部21bの極性(S極)と反対の極性(N極)に励磁され、また移動する外部ヨーク12の移動方向後側のヨーク端部12bは、内部ヨーク21の大径軸部21bの極性(N極)と反対の極性(S極)に励磁されている。このため、内部ヨーク21の一対の大径軸部21bは、磁気的吸引力によって外部ヨーク12の対応するヨーク端部12b側へ吸引されて、内部ヨーク21を備えるシリンダ部30は外部ヨーク12の移動方向と同一方向(矢印B方向)に移動する。
このため、外部ヨーク12をシリンダ31の軸方向に沿って往復動させることで、可動体20をシリンダ31内において往復動させることができる。従って、可動体20の軸方向両端部に設けられた一対のピストン25は、可動体20の往復動に伴い、対応する圧縮空間40を圧縮及び膨張させることができる。また、コイル15は超電導コイル16であるので、超電導コイル16に大きな電流を流すことができ、大きな磁気力を発生させることができる。よって、ピストン25の大型化が可能になり、大型のリニア圧縮機1を実現できる。
また、超電導コイル16は電気抵抗を殆どゼロにすることができるので、通電損失に起因する発熱量の増大を抑えることができる。
また、ピストン25の往復動時には、ガス軸受50から高圧ガスがシリンダ31内に供給されるので、ピストン25はシリンダ31の内周面に対して浮いた非接触状態となる。このため、ピストン25はスムーズにシリンダ31に対して往復動することができるとともに、シリンダ内面の損傷を防止することができる。
なお、前述した実施形態では、圧縮空間40をシリンダ部30の軸方向から見たときの圧縮空間40の断面積が可動体20のシリンダ31の断面積と同じ場合を示したが、図2に示すように、後述する小径の圧縮空間40'の断面積をシリンダ31の断面積よりも小さくしてもよい。
この場合、ピストン25を多段にし、ピストン25の先端部にピストン25よりも小径であってピストン25と同軸上に延びる小径ピストン26を設ける。また、シリンダ31の軸方向両端に、小径ピストン26が往復動する小径シリンダ32を設け、小径シリンダ32の端部にヘッド42を設ける。小径シリンダ32はシリンダ31の中心軸線と同軸上に配置されている。また、小径シリンダ32には、ガス軸受50が配設されている。このガス軸受50は、前述したシリンダ31に設けられたガス軸受50と同様に構成されている。小径シリンダ32の外周面に複数のポケット51'が設けられ、ポケット51'の一部は高圧側連通管52から分岐する高圧側分岐管57に接続されている。また、ポケット51'の残りは低圧側連通管53から分岐する低圧側分岐管58に接続さている。小径シリンダ32とヘッド42と小径ピストン26とで囲まれる領域に小径の圧縮空間40'が形成される。小径シリンダ32に接続されたヘッド42に高圧側分岐管57及び低圧側分岐管58が接続されて、小径の圧縮空間40'を小径ピストン26が往復動することで、小径の圧縮空間40'内のガスを圧縮し、及び低圧ガスを小径の圧縮空間40'内に導入することができる。
このように、小径の圧縮空間40'の断面積を可動体20のピストン25の断面積よりも小さくすることで、小径の圧縮空間40'の断面積がピストン25の断面積と同じ場合と比較して、小径の圧縮空間40'内のガスをより高い圧力で圧縮することができる。
また、図3に示すように、シリンダ部30に対して熱の侵入を遮断可能な断熱容器60で覆ってもよい。この場合、コイル15は低温容器17内に格納されているので、低温容器17からシリンダ部30に熱が侵入する虞はない。このため、コイル15が配設された部分を除いたシリンダ部30を断熱容器60で覆う。断熱容器60は、例えば、ステンレス製の二重容器の隙間を真空にした真空容器である。なお、隙間内には、放射熱を反射可能な反射膜を設けてもよい。このため、外部からの熱がシリンダ部30内に侵入するのを抑制することができ、シリンダ部30の圧縮空間内のガス(冷媒)が温度上昇する事態を防止することができる。よって、本願のリニア圧縮機1を備えた冷却システムを構成する場合に、冷却システムの効率の低下を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、リニア圧縮機1'の第2実施形態を、図4を参照しながら説明する。第2実施形態では、前述した第1実施形態と相違する点について説明し、第1実施形態と同一態様部分については同一符号を附してその説明を省略する。
リニア圧縮機1'の外部ヨーク63は、図4に示すように、シリンダ31に対して固定されている。外部ヨーク63は、シリンダ31の軸方向に延びる棒状に形成されて、シリンダの周方向に所定間隔を有して4つ配設されている。外部ヨーク63の軸方向一端側のヨーク端部63bは、内部ヨーク21の一端側の大径軸部21bの側面に対向してシリンダ31の外壁面に近接配置され、外部ヨーク63の軸方向他端側のヨーク端部63bは、内部ヨーク21の他端側の大径軸部21bの側面に対向してシリンダ31の外壁面に近接配置されている。
4つの外部ヨーク63は、シリンダ31の軸心方向から見たときに、シリンダ31の軸心を中央にして上下と左右のそれぞれに対して対称な位置に対として配置されている。即ち、上下に一対、左右に一対の合計2対の外部ヨーク63がシリンダ31の周りに配設されている。また、複数対のうちの上下一対の外部ヨーク63と左右一対の外部ヨーク63は、シリンダ31の軸方向にずれて配置されている。なお、図4では、左右一対のうちの一方の外部ヨーク63を破線で示している。このため、外部ヨーク63と内部ヨーク21の間に生じる磁気的吸引力を効果的に発揮させて、可動体20をシリンダ軸方向に確実に移動させることができる。
4つの外部ヨーク63の夫々には常電導コイル65、65'が巻回されて、外部ヨーク63は電磁石を構成されている。上下一対の外部ヨーク63に巻回される常電導コイル65は、外部ヨーク63の軸方向一端側に配設され、左右一対の外部ヨーク63に巻回された常電導コイル65'は、外部ヨーク63の軸方向他端側に配設されている。なお、常電導コイル65、65'の外部ヨーク63への設置場所は、前述した場所に限るものではなく、周方向に隣接する常電導コイル65、65'同士が接触しない位置であれば外部ヨーク63のいずれの位置でもよい。
外部ヨーク63の常電導コイル65、65'には図示しない電源装置から直流通電が行われる。また、4つの外部ヨーク63の夫々の常電導コイル65、65'は、外部ヨーク63と内部ヨーク21との間に磁気的吸引力が作用してピストン25がシリンダ部30に対して往復動するように、交流通電が行われる。更に詳細には、2対のうちのいずれかの対の外部ヨーク63の常電導コイル65、65'と他の対の外部ヨーク63の常電導コイル65、65'は、一方の対の外部ヨーク63に磁気的吸引力を発生させると、他方の対の外部ヨーク63に磁気的吸引力を発生させないように、交流通電が行われる。即ち、他方の対の外部ヨーク63には、逆起磁力が発生するように交流通電が行われる。このため、内部ヨーク21をシリンダ部30の軸方向に往復動させることができ、内部ヨーク21の往復動に伴ってピストン25をシリンダ31の軸方向に往復動させることができる。
[第3実施形態]
第3の実施形態では、ピストン25の両端に超電導コイル(図示せず)を巻き、この超電導コイルに給電することで強磁場を両端コイル近傍に発生させ、外部固定子11の発生させる磁場と相互作用させることでピストン25の駆動力を得る。ピストン25の駆動力は磁場の二乗に比例する。鉄心を使用した場合の飽和磁束は2テスラ程度で、ピストン25で圧縮できる圧力はせいぜい数気圧程度である。鉄心を利用せず、発生磁場強度が将来的に10テスラ程度に到達可能と見込まれる超電導コイルとの磁気力で駆動することで、圧縮時の到達圧力を大きく向上できる。なお、コイル15への給電は、フラックスポンプを用いる。
1、1' リニア圧縮機
10 リニアモータ
11 外部固定子
12、63 外部ヨーク
12a、63a ヨーク本体部
12b、63b ヨーク端部
13 駆動装置
15 コイル
16 超電導コイル
17 低温容器
18 循環路
20 可動体
21 内部ヨーク
21a 小径軸部
21b 大径軸部
25 ピストン
26 小径ピストン
30 シリンダ部
31 シリンダ
32 小径シリンダ
33、42 ヘッド
34 高圧配管
35 低圧配管
36、37 逆止弁
38 高圧サージタンク
39 低圧サージタンク
40 圧縮空間
50 ガス軸受
51 ポケット
52 高圧側連通管
53 低圧側連通管
54 絞り
57 高圧側分岐管
58 低圧側分岐管
60 断熱容器
65 常電導コイル
M 磁束

Claims (7)

  1. 磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、該外部固定子に対し往復動し、磁
    性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、を有するリニアモータと、
    前記外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを有し、前記可動体が前記シリンダ内を軸方向に往復動するシリンダ部と、を備え、
    前記シリンダ部には、該シリンダ部と前記ピストンとによって囲まれる圧縮空間が形成され、
    前記外部ヨークは、その一端部が前記内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、他端側が前記内部ヨークの他端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置されて、前記シリンダの軸方向に往復動自在に支持され、
    前記外部ヨークを前記シリンダの軸方向に往復動させる駆動装置が設けられ、
    前記ピストンは、前記シリンダの外周面に周方向に所定間隔を有して配設されて高圧ガスを前記シリンダの内部に供給可能な複数のポケットを有するガス軸受を介して前記シリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、
    前記外部ヨークの前記コイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われる
    ことを特徴とするリニア圧縮機。
  2. 磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、該外部固定子に対し往復動し、磁
    性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、を有するリニアモータと、
    前記外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを有し、前記可動体が前記シリンダ内を軸方向に往復動するシリンダ部と、を備え、
    前記シリンダ部には、該シリンダ部と前記ピストンとによって囲まれる圧縮空間が形成され、
    前記外部ヨークは、前記シリンダ部の周方向に間隔を有して複数配設されて前記シリンダに対して固定され、
    前記外部ヨークの夫々の一端部は、前記内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、前記外部ヨークの夫々の他端部は、前記内部ヨークの他端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、
    複数の前記外部ヨークの夫々は、常電導コイルが巻回された電磁石として構成され、
    前記ピストンは、前記シリンダの外周面に周方向に所定間隔を有して配設されて高圧ガスを前記シリンダの内部に供給可能な複数のポケットを有するガス軸受を介して前記シリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、
    前記外部ヨークの前記コイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われ、
    複数の前記外部ヨークの夫々の前記常電導コイルは、前記外部ヨークと前記内部ヨークとの間に磁気的吸引力が作用して前記ピストンが前記シリンダ部に対して往復動するように、交流通電が行われる
    ことを特徴とするリニア圧縮機。
  3. 複数の前記外部ヨークは、前記シリンダ部の軸心方向から見たときに、該シリンダ部の軸心を中央にして対称な位置に複数対に配置され、
    前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークと他の対の外部ヨークは、前記シリンダの軸方向にずれて配置され、
    前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークの常電導コイルと他の対の外部ヨークの常電導コイルは、一方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させると、他方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させないように、交流通電が行われる
    ことを特徴とする請求項2に記載のリニア圧縮機。
  4. 磁性材の外部ヨークにコイルを備える外部固定子と、該外部固定子に対し往復動し、磁
    性材の内部ヨークにピストンを備える可動体と、を有するリニアモータと、
    前記外部固定子の内周面側に挿嵌される非磁性材のシリンダを有し、前記可動体が前記シリンダ内を軸方向に往復動するシリンダ部と、を備え、
    前記シリンダ部には、該シリンダ部と前記ピストンとによって囲まれる圧縮空間が形成され、
    前記外部ヨークは、前記シリンダ部の周方向に間隔を有して複数配設されて前記シリンダに対して固定され、
    前記外部ヨークの夫々の一端部は、前記内部ヨークの一端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、前記外部ヨークの夫々の他端部は、前記内部ヨークの他端側の側面に対向して前記シリンダの外壁面に近接配置され、
    複数の前記外部ヨークの夫々は、常電導コイルが巻回された電磁石として構成され、
    前記ピストンは、ガス軸受を介して前記シリンダに対して非接触状態で往復動自在に支持され、
    前記外部ヨークの前記コイルは、超電導コイルを有して構成されて直流通電が行われ、
    複数の前記外部ヨークの夫々の前記常電導コイルは、前記外部ヨークと前記内部ヨークとの間に磁気的吸引力が作用して前記ピストンが前記シリンダ部に対して往復動するように、交流通電が行われ、
    複数の前記外部ヨークは、前記シリンダ部の軸心方向から見たときに、該シリンダ部の軸心を中央にして対称な位置に複数対に配置され、
    前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークと他の対の外部ヨークは、前記シリンダの軸方向にずれて配置され、
    前記複数対のうちのいずれかの対の外部ヨークの常電導コイルと他の対の外部ヨークの常電導コイルは、一方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させると、他方の対の外部ヨークに磁気的吸引力を発生させないように、交流通電が行われる
    ことを特徴とするリニア圧縮機。
  5. 前記シリンダの端部には、該シリンダと同軸上に配置されて前記シリンダよりも小径の小径シリンダ部が設けられ、
    前記ピストンの先端部には、該ピストンよりも小径であって前記ピストンと同軸上に延びて前記小径シリンダ部内を往復動する小径ピストンが設けられ、
    前記小径シリンダ部と前記小径ピストンとによって囲まれる小径圧縮空間が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のリニア圧縮機。
  6. 前記シリンダ部は、断熱部材によって覆われている
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のリニア圧縮機。
  7. 前記内部ヨークは、軸方向中央部側に位置する小径軸部と、前記小径軸部の両端部に前記小径軸部と同軸上に繋がって前記小径軸部よりも大径の大径軸部と、を有し、
    前記小径軸部の軸方向長さは、前記外部ヨークのヨーク端部の厚さと同一長さを有し、
    前記大径軸部の外径は前記ピストンの外径と同一径を有する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のリニア圧縮機。
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