JP6456014B2 - 着座スイッチ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ダイアフラム等の膜部材で区画された一対の圧力室の差圧を検出する着座スイッチ装置に関する。
この種のスイッチ装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られているが、この従来のスイッチ装置の概略を図4に示している。
図4に示した従来のスイッチ装置は、ケーシング1にダイアフラム2を設けて、ケーシング1内を一対の圧力室3,4に区画している。上記ダイアフラム2は、その外側にコンボリューション2aを設け、上記圧力室3,4の圧力差に応じて変形するようにしている。
なお、図中符号5は一方の圧力室3に圧力を導く圧力導入ポート、6は他方の圧力室4に圧力を導く圧力導入ポートである。
上記のようにしたダイアフラム2であって、圧力室4側の面には作動ロッド7を起立させるとともに、この作動ロッド7の先端に永久磁石8を固定している。そして、上記作動ロッド7及び永久磁石8は、圧力室4と一体にした突出室9に臨ませている。
したがって、一方の圧力室3の圧力が相対的に高くなって、ダイアフラム2が他方の圧力室4側に変形すれば、作動ロッド7が軸方向に移動して永久磁石8が、図示の状態から上記突出室9内を上昇することになる。
さらに、上記突出室9の外側にはリードスイッチ10を配置しているが、このリードスイッチ10の長手方向は、上記作動ロッド7と平行にしている。また、ダイアフラム2が図示の状態にあるとき、作動ロッド7に設けた永久磁石8が、リードスイッチ10をオフ状態に保つ相対位置にあり、作動ロッド7が軸方向に移動して永久磁石8がリードスイッチ10にほぼ正対したとき、リードスイッチ10がオンの状態を保つようにしている。
上記のようにした構成において、圧力導入ポート5,6から圧力室3,4に圧力が導かれるとともに、一方の圧力室3の圧力が、他方の圧力室4の圧力よりも相対的に高くなると、ダイアフラム2は圧力室4側に向かって変形する。ダイアフラム2の変形に応じて、作動ロッド7が移動し、永久磁石8がリードスイッチ10にほぼ正対したとき、当該リードスイッチ10がオン動作をする。
このように作動ロッド7の先端に設けた永久磁石8が、リードスイッチ10の長手方向の一端から、リードスイッチ10の長手方向所定の位置までストロークしない限り、リードスイッチ10をオン動作させることができない。言い換えると、リードスイッチ10をスイッチング動作させるために、永久磁石8のストロークを大きくせざるを得ない。
特開2010−257706号公報
上記のようにした従来の装置では、永久磁石8のストロークを大きくせざるを得ないので、永久磁石8がリードスイッチ10をオン動作させる位置に到達する時間が長くなり、その分、応答性が悪くなるという問題があった。
また、上記のように永久磁石8を大きくストロークさせなければならないが、そのためにはダイアフラム2の変形量を大きくしなければならない。そして、ダイアフラム2の変形量を大きくするためには、当該ダイアフラム2のコンボリューション2aを大きくせざるをえない。
しかし、コンボリューション2aを大きくすれば、当然のこととして装置全体も大きくせざるを得ないという問題が発生する。
さらに、上記のようにダイアフラム2のコンボリューション2aを大きくすると、精度の上からも次のような問題が発生する。
先ず、コンボリューション2aが大きければ、ダイアフラム2が反復して変形するときの反応が悪くなるとともに、弱い圧力でダイアフラム2が十分に変形しなくなる。
また、コンボリューション2aを大きくするためには、コンボリューション2aの厚さを厚くしなければならなくなるが、その厚さを厚くすれば、当然のこととして変形し易さが損なわれ、上記のように反復して変形するときの反応が悪くなる。
このような理由から、コンボリューション2aを大きくせざるを得ない従来のスイッチ装置では、差圧検出の感度が悪くなるという問題があった。
さらに、本願発明のような着座スイッチ装置は、精度の高い差圧の検出が求められるが、上記従来のスイッチ装置では、十分な精度が求められず、着座スイッチ装置としては利用できないという問題もあった。
また、上記のようにコンボリューション2aの厚さを厚くすれば、その差圧動作圧力も大きくなるが、このように差圧動作圧力が大きくなると、例えば環境による温度が変化したとき、その検出誤差も大きくなる。なぜなら、温度が変化すれば、ダイアフラムの弾性係数が変化し、差圧動作圧力も変化するが、差圧動作圧力が大きければ、上記弾性係数の変化による検出圧力の誤差も大きくなるからである。
さらに、供給源からの流体圧は、必ずしも一定ではないが、その変化が大きい中で、上記のように差圧検出の感度が悪いと、検出ノズルとそれに近接させる物体との距離を一方の軸にとり、両圧力室の差圧を他方の軸にとった二次元グラフにおいて、供給圧の変化によって特性線のゲインが大きく変化してしまう。特性線のゲインが変化すれば、差圧検出精度がさらに悪くなるという問題が発生する。
この発明の目的は、差圧の検出精度が高い着座スイッチ装置を提供することである。
この発明は、圧力流体の供給源に設定圧力側通路及び検出側通路を並列に接続するとともに、上記設定圧力側通路には設定圧調整手段を設け、検出側通路には検出ノズルを設けている。そして、上記設定圧力側通路を可撓性を有する膜部材で区画された一方の圧力室に接続し、検出側通路を膜部材で区画された他方の圧力室に接続している。さらに、上記膜部材は、上記一対の圧力室の圧力差によって変形するとともに、上記膜部材の変形によってスイッチング動作をするスイッチ機構を備え、このスイッチ機構の動作に応じて上記一対の圧力室間の差圧を検出する着座スイッチ装置を前提としている。
第1の発明は、上記スイッチ機構が、磁石とリードスイッチとからなり、上記リードスイッチは上記一方の圧力室内に設け、上記磁石は上記膜部材に固定するとともに、リードスイッチはその長手方向を、上記磁石と平行もしくはほぼ平行な状態に保って磁石と対向させ、上記膜部材の変形に応じて上記磁石と上記リードスイッチとの対向間隔を変化させてスイッチ機構にスイッチング動作をさせている。また、上記少なくとも一方の圧力室に流入ポート及び流出ポートを設け、上記流入ポート及び流出ポートを上記設定圧力側通路に接続し、圧力源から設定圧力側通路に流通する圧力流体が、上記流入ポート、上記一方の圧力室及び上記流出ポートを経由して圧力設定手段に導かれ、上記圧力流体で上記スイッチ機構と膜部材とが冷却される構成にしている。
なお、上記膜部材には、ダイアフラム、ベローズあるいは伸縮性を兼ね備えたゴムや樹脂からなる膜が含まれる。
第2の発明は、上記スイッチ機構が、磁石とリードスイッチとからなり、上記リードスイッチは一方の圧力室内に設け、上記磁石は、上記一方の圧力室内に、膜部材の変形に応じて回動可能に設けられるとともに、上記磁石の回動支点が、上記リードスイッチの端子間とほぼ同じレベルに設けられ、上記磁石の回転支点とは反対端である自由端には、膜部材に設けた作動ピンが接触しており、上記磁石が上記リードスイッチの端子間のレベルとほぼ平行になったとき、当該磁石がリードスイッチと正対する構成にしている。
第1の発明によれば、上記膜部材の変形に応じて上記磁石と上記リードスイッチとの対向間隔を変化させてスイッチ機構にスイッチング動作をさせるようにしたので、膜部材の変形量を大きくしなくても、スイッチング動作が可能になる。したがって、膜部材に従来のような大きなコンボリューションを設けなくてもよくなる。
また、大きなコンボリューションが不要なので、従来の装置に比べて全体を小型化できるし、膜部材の応答性や精度を向上させることができる。
また、いずれか一方の圧力室内に上記スイッチ機構を設けたので、装置全体をコンパクトにまとめることができる。
さらに、流体によって圧力室内の温度が必要以上に上昇しないようにできる。したがって、スイッチ機構に電子部品を用いたときには、極端な温度上昇で当該電子部品の性能等に影響を及ぼさない。また、膜部材も高温にさらされることがないので、当該膜部材の弾性に影響を及ぼすことがない。
の発明によれば、膜部材は、磁石をリードスイッチに正対させたり、その正対位置からずらしたりする範囲で変形すれば足りるので、第1の発明と同様に、膜部材の変形量を大きくしなくても、スイッチング動作が可能になる。したがって、膜部材に従来のような大きなコンボリューションを設けなくてもよくなる。また、大きなコンボリューションが不要なので、従来の装置に比べて全体を小型化できるし、膜部材の応答性や精度を向上させることができる。
図1は参考例の構成図である。 図2は第実施形態の構成図である。 図3は第実施形態の構成図である。 図4は従来の装置を示す概略図である。
図1に示した参考例は、コンプレッサー等からなる圧力源11に、供給通路12を介して設定圧力側通路13及び検出側通路14を並列に接続している。そして、設定圧力側通路13には可変オリフィスからなる設定圧調整手段15を接続し、検出側通路14には検出ノズル16を設けている。
なお、図中符号17は設定圧力側通路13に設けたオリフィス、18は検出側通路14に設けたオリフィスである。
一方、上記設定圧力側通路13及び検出側通路14の圧力を導入するケーシング19にはこの発明の膜部材であるダイアフラム20を設け、当該ケーシング19内を圧力室21,22に区画している。なお、図中符号20aは、ダイアフラム20の外側に設けたコンボリューションである。
上記のようにしてダイアフラム20で区画された一方の圧力室21には、圧力導入ポートaを介して設定圧力側通路13の圧力が導入され、他方の圧力室22には、圧力導入ポートbを介して検出側通路14の圧力が導入されるようにしている。
そして、圧力室21側に面した上記ダイアフラム20の一方の側面に磁石23を設けるとともに、ケーシング19の外側にリードスイッチ24を設けている。このリードスイッチ24は、それらの端子24a,24bを結ぶ方向である長手方向を、上記磁石23に対して平行もしくはほぼ平行にして、ケーシング19の外側に対向配置したものである。
なお、上記磁石23とリードスイッチ24とが相まってこの発明のスイッチ機構を構成するものである。
また、上記参考例では、ダイアフラム20の一方の側面に磁石23を設けたが、磁石23はダイアフラム20と一体成形してもよい。
次に、この参考例の作用を説明する。
設定圧調整手段15の開度を調整して、設定圧力側通路13の設定圧を特定した状態で圧力源11からエア等の流体を供給すると、一方の圧力室21には上記設定された圧力が、圧力導入ポートaを介して導かれる。また、他方の圧力室22には、検出側通路14の圧力が圧力導入ポートbを介して導かれる。
このとき、検出ノズル16に物体が近接していないときには、設定圧力側通路13及び一方の圧力室21の圧力が、検出側通路14及び他方の圧力室22の圧力よりも相対的に高くなるので、ダイアフラム20は他方の圧力室22側に変形して、磁石23とリードスイッチ24との対向間隔を大きくする。磁石23とリードスイッチ24との対向間隔が大きくなれば、リードスイッチ24はオフの状態を保つ。
上記の状態から、検出ノズル16に物体が徐々に近接すると、それにともなって検出ノズル16の圧力損失も大きくなるので、その分、検出側通路14及び他方の圧力室22の圧力が上昇する。
他方の圧力室22の圧力上昇にともなって、ダイアフラム20は図示のノーマル位置に復帰するが、上記物体と検出ノズル16とがさらに近接すると、検出側通路14及び他方の圧力室22の圧力が、設定圧力側通路13及び一方の圧力室21の圧力よりも高くなり、磁石23とリードスイッチ24との間隔を狭くする。このように磁石23とリードスイッチ24との間隔が狭くなると、磁石23の磁束の影響でリードスイッチ24は、その端子24a,24bを接触させてオンの状態を保つ。
上記のようにして物体が検出ノズル16にあらかじめ設定された範囲まで近接したかどうかを、リードスイッチ24のオン動作によって把握できるようになる。
そして、この参考例では、ダイアフラム20の変形によって、磁石23とリードスイッチ24との対向間隔を制御することで、リードスイッチ24のスイッチング動作を制御できるので、磁石23の移動量を小さくしてリードスイッチ24をスイッチング動作させることができる。
磁石23の移動量を小さく抑えられということは、ダイアフラム20の変形量も小さくできるので、従来とは異なりコンボリューション20aを小さくできる。
上記のようにコンボリューション20aを小さくできるので、その分、従来の装置よりも全体を小型化できる。
また、コンボリューション20aを小さくできる分、コンボリューション20aを薄くできるので、ダイアフラム20の応答性や感度あるいは温度特性等の精度を向上させることができるし、供給圧の変化にも影響されない。
さらに、この参考例では、スイッチ機構を構成するリードスイッチ24をケーシング19の外に配置したので、リードスイッチ24が流体等で汚染されたりしない。
図2に示した第実施形態は、ケーシング19内をこの発明の膜部材であるダイアフラム20で一対の圧力室21,22を区画形成すること、及び、上記ダイアフラム20にコンボリューション20aを形成するとともに、このダイアフラム20に磁石23を設けることは、参考例と同じである。
ただし、この第実施形態は、参考例と異なり、リードスイッチ24を一方の圧力室21内に設け、この圧力室21において、リードスイッチ24は、それらの端子24a,24bを結ぶ方向である長手方向を、上記磁石23に対して平行もしくはほぼ平行にして対向配置したものである。
さらに、上記一方の圧力室21を設定圧力側通路13の通路過程に設けている。すなわち、上記設定圧力側通路13は、上流部13aと下流部13bとに分離するとともに、一方の圧力室21には流入ポート25と流出ポート26とを設け、流入ポート25を上記上流部13aに接続し、流出ポート26を上記下流部13bに接続している。
また、上記他方の圧力室22を検出側通路14の通路過程に設けている。すなわち、上記検出側通路14は、上流部14aと下流部14bとに分離するとともに、他方の圧力室22には流入ポート27と流出ポート28とを設け、流入ポート27を上記上流部14aに接続し、流出ポート28を上記下流部14bに接続している。
したがって、設定圧力側通路13の上流部13aから流入ポート25を経由して一方の圧力室21に流入した圧力流体は、流出ポート26から上記下流部13bに流出するようになり、一方の圧力室21に流体の流れが発生する。
また、検出側通路14の上流部14aから流入ポート27を経由して他方の圧力室22に流入した圧力流体は、流出ポート28から上記下流部14bに流出するようになり、この他方の圧力室22にも流体の流れが発生する。
上記のように両圧力室21,22に圧力流体の流れが発生すれば、その流体によってダイアフラム20、磁石23及びリードスイッチ24のそれぞれが、圧力流体の温度以上にはならないので、それらが異常高温になったりしない。
したがって、スイッチ機構に電子部品を用いたときには、極端な温度上昇で当該電子部品の性能等に影響を及ぼすことはない。また、ダイアフラム20等の膜部材も、高温にさらされることがないので、ダイアフラム20等の弾性に影響を及ぼすこともない。
なお、この第実施形態では、圧力室21,22の両方に圧力流体を流通させるようにしたが、リードスイッチ24を設けた一方の圧力室21のみに圧力流体を流通させるようにしてもよい。
また、この第実施形態において、検出ノズル16に物体が密着したときに、磁石23がリードスイッチ24に近接して、それをオン状態に切り換えることは、参考例と同じなので、その詳細な説明は省略する。
さらに、上記参考例、及び第1実施形態では、磁石23を、圧力室21側に面した上記ダイアフラム20の一方の側面に設けたが、磁石23をダイアフラム等の膜部材に埋め込むようにしてもよい。また、この磁石23は、永久磁石あるいは電磁石のいずれであってもよい。
図3に示した第実施形態は、ケーシング19の外側にリードスイッチ24を設けるとともに、一方の圧力室21には磁石23を回動自在に設けている。そして、この磁石23の回動支点23aとは反対端である自由端23bには、ダイアフラム20に設けた作動ピン29が接触するようにしている。
なお、図中符号30はスプリングで、このスプリング30のバネ力の作用で、磁石23の自由端23bが常時作動ピン29に接触するようにしている。
また、上記磁石23の回動支点23aは、上記リードスイッチ24の端子24a,24bのレベルとほぼ同じにしている。そして、磁石23がこの回動支点23aを中心にして上記自由端23bが弧を描き、磁石23が図3においてほぼ水平になったとき、磁石23がリードスイッチ24と正対するようにしている。
したがって、他方の圧力室22の圧力が上昇するにともなって、ダイアフラム20は一方の圧力室21方向に変形するが、この変形にともなって作動ピン29が移動して、磁石23をスプリング30のバネ力に抗して回動させ、当該磁石23をリードスイッチ24に正対させる。このように磁石23がリードスイッチ24に正対することによって、リードスイッチ24がオン動作をする。
上記のようにした第実施形態では、磁石23の回動角を小さく設定することができ、その分、ダイアフラム20の変形量を小さく抑えることができる。したがって、この第実施形態においても、上記参考例、及び第1実施形態と同様な効果を期待することができる。
なお、上記第2実施形態では、リードスイッチ24を一方の圧力室21の外側に設けたが、当該リードスイッチ24は、上記一方の圧力室21内に設けてもよい。
そして、リードスイッチ24を圧力室21の外部に設ければ、内部に設けたときよりも圧力室21の容積を相対的に小さくできる。圧力室21の容積が小さくなれば、その圧力変化に対してダイアフラムの応答性が向上するというメリットがある。
一方、リードスイッチ24を圧力室21内に設けたときには、当該リードスイッチ24が圧力室21内を流れる圧力流体によって冷却されるので、リードスイッチ24が故障し難くなるというメリットがある。さらに、当該着座スイッチを、劣悪な雰囲気中に設置したときには、リードスイッチ24がその劣悪な雰囲気にさらされないというメリットもある。
その他の構成は、第実施形態と同じである。
なお、上記参考例、第1及び2実施形態のそれぞれでは膜部材としてダイアフラム20を用いたが、ダイアフラムに代えて、ベローズや、伸縮性を兼ね備えたゴムや樹脂からなる膜を用いてもよい。
この発明は、加工物体をテーブルに正確に載せたかどうかを検出する着座スイッチ装置に最適である。
11 圧力源
13 設定圧力側通路
14 検出側通路
15 設定圧調整手段
16 検出ノズル
20 ダイアフラム
21,22 圧力室
23 磁石
24 リードスイッチ
25,27 流入ポート
26,28 流出ポート

Claims (2)

  1. 圧力流体の供給源に、設定圧力側通路及び検出側通路を並列に接続するとともに、
    上記設定圧力側通路には設定圧調整手段を設け、
    検出側通路には検出ノズルを設け、
    上記設定圧力側通路を、可撓性を有する膜部材で区画された一方の圧力室に接続し、
    検出側通路を上記膜部材で区画された他方の圧力室に接続する一方、
    上記膜部材は、上記一対の圧力室の圧力差によって変形するとともに、
    上記膜部材の変形によってスイッチング動作をするスイッチ機構を備え、
    このスイッチ機構の動作に応じて上記一対の圧力室間の差圧を検出する着座スイッチ装置であって、
    上記スイッチ機構は、
    磁石とリードスイッチとからなり、
    上記リードスイッチは上記一方の圧力室内に設け、
    上記磁石は上記膜部材に固定するとともに、
    リードスイッチはその長手方向を、上記磁石と平行もしくはほぼ平行な状態に保って磁石と対向させ、
    上記膜部材の変形に応じて上記磁石と上記リードスイッチとの対向間隔を変化させてスイッチ機構にスイッチング動作をさせており、
    少なくとも上記一方の圧力室に流入ポート及び流出ポートを設け、
    上記流入ポート及び流出ポートを上記設定圧力側通路に接続し、圧力源から設定圧力側通路に流通する圧力流体が、上記流入ポート、上記一方の圧力室及び上記流出ポートを経由して圧力設定手段に導かれ、
    上記圧力流体で上記スイッチ機構と膜部材とが冷却される構成にした
    着座スイッチ装置。
  2. 圧力流体の供給源に、設定圧力側通路及び検出側通路を並列に接続するとともに、
    上記設定圧力側通路には設定圧調整手段を設け、
    検出側通路には検出ノズルを設け、
    上記設定圧力側通路を、膜部材で区画された一方の圧力室に接続し、
    検出側通路を膜部材で区画された他方の圧力室に接続する一方、
    上記膜部材は、上記一対の圧力室の圧力差によって変形するとともに、
    上記膜部材の変形によってスイッチング動作をするスイッチ機構を備え、
    このスイッチ機構の動作に応じて上記一対の圧力室間の差圧を検出する着座スイッチ装置であって、
    上記スイッチ機構は、
    磁石とリードスイッチとからなり、
    上記リードスイッチは一方の圧力室内に設け、
    上記磁石は、上記一方の圧力室内に、膜部材の変形に応じて回動可能に設けられるとともに、上記磁石の回動支点が、上記リードスイッチの端子間とほぼ同じレベルに設けられ、
    上記磁石の回転支点とは反対端である自由端には、膜部材に設けた作動ピンが接触しており、
    上記磁石が上記リードスイッチの端子間のレベルとほぼ平行になったとき、当該磁石がリードスイッチと正対する構成にした
    着座スイッチ装置。
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