JP6455144B2 - 塗布具および塗布物用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体などの塗布物を塗布するための塗布具、および前記塗布具を備えた塗布物用容器に関する。
自動車等の小さな傷を補修するために、塗料と塗布具等がセットになった補修用品が用いられている。特許文献1には、塗料、塗布具であるハケ、ワックス、ヘラ等がセットになったものが開示されている。このような従来の補修用品の塗布具としては一般的にハケ、筆等が用いられており、ハケ、筆等によって塗料等を補修個所に塗布して補修作業等を行っている。
特開平11−262729号公報
自動車等の傷を補修するためにハケ、筆で塗料を塗布する場合、細かな傷であると筆に付着した塗料の量が多くて塗り難くなり、大きな傷であると一度に塗布できる塗料の量が少なくて繰り返し塗料を塗布する必要があるという問題がある。
本発明は、このような従来の塗布具の問題を解決し、自動車用の塗布具だけではなく様々な用途を想定して、液体などの塗布物の保持量が多く、細かな箇所にも簡単に塗布物を塗布できる塗布具を提供することを目的とする。
本発明の塗布具は、軸部の先端に、塗布物を保持し塗布する先端部が設けられた塗布具であって、前記先端部は、基部、および、前記基部の外周に沿って配置された先端が尖った形状の複数の塗布部から構成され、前記塗布部の先端が互いに接していることによって、前記先端部は先細り形状を有し、前記先端部の内部に前記塗布物を保持する空間が形成されていることを特徴とする。
さらに、前記軸部と、前記先端部とは、互いに別部材として構成され、前記先端部には、前記軸部に前記先端部を固定するために前記基部の中心に設けられた固定部が設けられ、前記軸部は、棒状の本体、および、前記先端部を固定するために前記本体の端部に設けられた土台部を有し、前記土台部の中心には固定用穴が形成され、前記固定部が前記固定用穴に挿入されて嵌合されることによって、前記先端部は前記軸部に固定されている。
そして、前記先端部を前記軸部に固定する前は、前記塗布部の先端は互いに離れており、先端部は開いた状態であり、前記先端部を前記軸部に固定すると、前記基部の中心が窪むように変形することで、前記塗布部の先端が互いに接近して、前記先端部は先細り形状となる。
隣接する塗布部は所定の間隔を空けて配置されており、前記先端部が前記軸部に固定された時に、前記塗布部の先端だけが互いに接している。
前記先端部は、前記塗布部、前記基部および前記固定部が一体成形されており、前記固定部は前記基部の中心が、前記軸部の方に突出した形状である、または、前記塗布部および前記基部が一体成形されており、前記基部の中心に設けられた貫通孔に挿入される固定部が別部材として構成されている。
前記固定部は、前記貫通孔および前記固定用穴に挿入される本体部、および前記本体部の端部に設けられ、前記基部を押圧する鍔部から構成され、前記鍔部は前記本体部から水平方向に突出する複数の突起であり、前記突起が隣接する前記塗布部の隙間に位置するように前記固定部は前記基部の貫通孔に挿入される。
本発明の塗布物用容器は、前記塗布具を備えた塗布物用容器であって、前記塗布物を収容する容器と蓋を備え、前記塗布具が前記蓋から突出するように設けられており、前記蓋を閉じた時に前記先端部が前記容器内に収容されることを特徴とする。
本発明の塗布具は、軸部の先端に、塗布物を保持し塗布する先端部が設けられた塗布具であって、前記先端部は、基部、および、前記基部の外周に沿って配置された先端が尖った形状の複数の塗布部から構成され、前記塗布部の先端が互いに接していることによって、前記先端部は先細り形状を有し、前記先端部の内部に前記塗布物を保持する空間が形成されていることにより、細かな箇所にも塗布物を塗り易くなり、また、塗布具に保持できる塗布物の量を増加させることができる。
そして、前記先端部を前記軸部に固定する前は、前記塗布部の先端は互いに離れており、先端部は開いた状態であり、前記先端部を前記軸部に固定すると、前記基部の中心が窪むように変形することで、前記塗布部の先端が互いに接近して、前記先端部は先細り形状となる構造を用いることによって、前記先端部の形成が容易になり、また、前記先端部を前記軸部に固定する際の作業性が向上する。
隣接する塗布部は所定の間隔を空けて配置されており、前記先端部が前記軸部に固定された時に、前記塗布部の先端だけが互いに接していることによって、塗布具が保持する塗布物の量をさらに増加させることが可能となる。
本発明の塗布物用容器は、前記塗布具を備えた塗布物用容器であって、前記塗布物を収容する容器と蓋を備え、前記塗布具が前記蓋から突出するように設けられており、前記蓋を閉じた時に前記先端部が前記容器内に収容されることによって、前記塗布具による作業性が向上し、さらに、前記塗布具に付着した塗布物を簡単に除去することができるので、長期間使用することが可能となる。
本発明の塗布具の斜視図である。 塗布具の断面図であり、(a)は先端部を軸部に固定した状態、(b)は先端部を軸部に固定する前の状態を示す。 蓋を開けた状態の本発明の塗布物用容器の斜視図である。 蓋を閉じた状態の本発明の塗布物用容器の斜視図である。 別の形態の塗布具の断面図であり、(a)は先端部を軸部に固定した状態、(b)は先端部を軸部に固定する前の状態を示す。 塗布具を先端部側から見た時の平面図である。 軸部に固定前の先端部の平面図および先端部の塗布部単体の斜視図を形状ごとに記載した図である。
本発明の塗布具1および塗布物用容器10について図を用いて以下に詳細に説明する。図1,2が本発明の塗布具1に関する図面であり、図3,4が本発明の塗布物用容器10の斜視図である。
本発明の塗布具1は、図1に示すように、軸部3の先端に、液体、液状物、あるいはゲルなどの塗布物を保持し塗布する先端部2が設けられており、前記先端部2を塗布物、例えば塗料等に浸して前記先端部2で塗布物を塗布するものである。塗布物の具体例としては塗料に限定するものではなく、化粧料等様々な形態の塗布物を本発明の塗布具1で塗布することができる。
前記先端部2は、基部4、6個の先端が尖った形状の塗布部5、および、固定部6から構成され、前記基部4、前記塗布部5、および、前記固定部6(図2に示す)は、一体成形されている。前記先端部2の材質としては、前記先端部2を前記軸部3に固定する際に変形する必要があり、また塗布物を塗布する際に変形することが必要であることから、エラストマー、ゴム等の樹脂、シリコーン等を用いることが好ましい。
前記基部4は、図2に示すように、略円筒形の中央部11、リング状の縁部12、および、前記中央部11と前記縁部12とを接続する中間部13から構成され、前記中央部11の中心には穴14が形成されている。6個の前記塗布部5は、略三角形で先端に向かって厚みの薄くなる形状を有し、前記基部4の縁部12の外周に沿って等間隔で配置されている。前記固定部6は前記基部4の中央部11の端部から径を拡大し、その後、径を縮小した形状(図2の断面図では略台形)で形成されている。また、前記穴14は前記固定部6内へと延伸されている。
前記軸部3は前記先端部2が固定される部材であり、図2に示すように棒状の本体15、および前記本体15の端部に設けられた土台部16から構成され、前記本体15および前記土台部16は一体成形されている。前記軸部3の材質としては、前記塗布物を塗布する際に変形しない程度の強度を有する樹脂等を用いることができるが、特に限定するものではない。
前記本体15は円柱形状であり、前記土台部16は前記本体15の端部から径が広がる方向にテーパー形状で形成されている。さらに前記土台部16は前記先端部2が固定される面はすり鉢状に形成されており、すり鉢状の面の中心に固定用穴17が形成されている。前記固定用穴17は、図2(a)に示すように前記先端部2の固定部6が挿入されて嵌合される形状であり、入り口の径が狭く、一度径が拡大した後、奥に向かって先細り形状となっている。
前記先端部2を前記軸部3に固定する際は、図2(b)の状態から、前記固定部6を前記固定用穴17に挿入し、前記中央部11を上から押して前記固定部6を前記固定用穴17に嵌合させる。この時、前記先端部2に穴14が形成されていることで、前記固定部6が変形し易くなり、前記固定部6を前記土台部16に固定し易くなる。前記先端部2を前記軸部3に固定するためには、このように前記中央部11を上から押す必要があるが、前記固定部6を前記軸部3に固定する前は、前記塗布部5が、図2(b)に示すようにリング状の前記縁部12に対して垂直となり、前記塗布部5の先端が互いに離れるように形成されていることから、棒状の物で前記中央部11を押し易くなっており、前記先端部2を前記軸部3に固定する際の作業が容易となる。
前記先端部2を前記軸部3に固定すると、前記基部4がすり鉢状の前記土台部16の表面によって中央が窪むように変形することで、図1,2(a)に示すように、6個の前記塗布部5の先端は一点で互いに接する状態となる。その結果、6個の前記塗布部5によって前記先端部2は先細りの略円錐形状を有することになる。図2(a)に示すような6個の前記塗布部5によって前記先端部2の内部に形成された略円錐形状の空間によって前記先端部2は内部に塗布物を保持することが可能となる。
このように前記塗布具1において、前記先端部2は前記軸部3に固定することで略円錐形状に変形するが、前記先端部2を前記軸部3に固定する前から略円錐形状となるように形成しておくことも可能である。
本発明の塗布具1は、前記先端部2が略円錐形状を有することによって、塗布する際に細かな箇所に液体などの塗布物を適切に塗布することが可能となり、同時に、先端部2の側面を使用すると広い箇所にも塗布物を塗布することも可能となる。また、前記先端部2の内部に空間を有すること、そして、隣接する前記塗布部5は先端を除いて互いに間隔を空けて配置されていることによって、前記先端部2の内部の空間、前記塗布部5の隙間、および前記塗布部5の表面に前記塗布物が保持されることになり、前記塗布具1は塗布物の保持量が大幅に増加する。例えば、同じような大きさの従来の筆状の塗布具と比較すると、本発明の塗布具1は約3倍の塗布物を保持することが可能となる。
前記先端部2の形状として、円錐形状となるように前記塗布部5を配置しているが、例えば、角錐(6個の塗布部5を用いる場合は六角錐)となるように塗布部5を配置することも可能である。また、前記塗布部5の個数も6個に限定するものではなく、変更することが可能であり、隣接する塗布部5を先端以外も互いに接する形態とすることも可能である。前記先端部2と前記軸部3との嵌合についても、他の嵌合構造を用いることも可能である。
次に、前記塗布具1を用いた本発明の塗布物用容器10について説明する。本発明の塗布物用容器10は、図3,4に示すように、液体、液状物、ゲルなどの塗布物を収容する容器本体7および蓋8から構成され、前記蓋8に前記塗布具1を取り付けたものである。前記容器本体7は略円筒形状であり、前記容器本体7の上端の口部に前記蓋8がネジ係合される。
前記蓋8の内部から前記塗布具1の軸部3が延伸し、前記蓋8から前記塗布具1が突出する状態で前記塗布具1は前記蓋8に取り付けられており、前記軸部3の一部が前記蓋8の内部に位置し、前記塗布具1の先端部2は前記蓋8の外部に位置する。そして、前記蓋8を前記容器本体7に係合させて閉めると、前記先端部2は前記容器本体7の内部に位置する状態となる。
この時、前記容器本体7の内部には液体などの塗布物が収容されており、前記先端部2には塗布物に漬けられて塗布物が付着することになる。前記塗布物用容器10を使用する場合には、前記蓋8を前記容器本体7から取り外すが、この時、前記塗布具1の先端部2には既に塗布物が付着しており、そのまま必要な箇所に塗布物を塗布することができる。そして、前記塗布具1の先端部2に付着した塗布物が無くなった場合には、前記先端部2を前記容器本体7内へ挿入し塗布物を付着させる。
このように、前記塗布物用容器10は前記塗布具1を使用することで、繰り返し使用する場合でも前記先端部2の塗布物の保持量が多いことによって、前記先端部2を前記容器本体7へと挿入する動作を減少させることができる。さらに、前記先端部2に付着した塗布物が乾燥して固まった場合でも、従来の筆などに比べると前記先端部2の材質によって簡単に先端部2から取り除くことができ、繰り返し使用することができる。そして、前記先端部2の表面に付着している塗布物を前記容器本体7の口部等でしごくことで最適な量を前記先端部2に保持させて、より細かな箇所をはみ出さないで塗布物を塗布することも可能となる。
次に、別の形態の塗布具21について説明する。前記塗布具21は、図5に示すように先端部22および前記先端部22が固定された軸部23から構成される。前記先端部22は、基部24、6個の先端が尖った形状の塗布部25、および、固定部26から構成され、図5(b)に示すように前記基部24、および前記塗布部25は一体成形され、前記固定部26は別部材として構成されている。前記先端部22の材質としては塗布具1と同様の材質を用いることができるが、必要に応じて、前記基部23、前記塗布部25と、前記固定部26とは異なる材質とすることも可能である。
前記基部24は略円板形状であり、中央に貫通孔27が形成されており、縁に6個の前記塗布部25が等間隔で配置されている。前記先端部22を前記軸部23から取り外した状態では、前記塗布部25は前記基部24に対して、図5(b)に示すように垂直方向に起立し、略三角形で先端に向かって厚みの薄くなる形状を有し、そして、前記先端部22を前記軸部23に固定した状態では、図5(a)に示すように全ての前記塗布部25の先端が1箇所に集中して接触するように形成されている。
前記貫通孔27は、前記先端部22を前記軸部23に固定するために前記固定部26の本体部28が挿入される孔であり、図5(b)に示すように前記固定部26の本体部28が挿入される側の径は、前記本体部28の径よりも小さく、反対側の面に向かって徐々に径が大きくなり、途中で径が前記本体部28の径よりも大きくなるように拡大し、拡大した径のまま反対側の面へとつながる形状である。
前記固定部26は略円筒形の本体部28、および前記本体部28の一端に形成された鍔部29から構成される。前記鍔部29は、図6に示すように6個の略三角形の突起が前記本体部28に対して放射状に等間隔で突出して形成されている。上述の様な前記固定部26と前記貫通孔27との大きさの関係は、前記固定部26によって前記先端部2を固定する際に固定強度を確保し、また、前記先端部2の前記基部24が変形し易くするために用いられる。
前記軸部23は、本体30および土台部31から構成され、前記本体30および前記土台部31は一体成形されている。前記軸部23の材質としては塗布具1と同様の材質を用いることができる。前記本体30は円柱形状であり、前記土台部31は前記本体30の端部から径が広がる方向にテーパー形状で形成されており、前記土台部31は、前記先端部22が固定される面がすり鉢形状を有しており、中心に固定用穴32が形成されている。前記固定用穴32は前記先端部22の固定部26の本体部28が挿入されて嵌合される形状であり、前記固定部26の本体部28に合わせて略円柱形状を有しており、前記固定部26の本体部28よりも径が小さくなっている。
前記先端部22を前記軸部23に固定するためには、図5(b)の状態から、先ずは前記固定部26を前記貫通孔27に挿入し、さらに、前記軸部23の固定用穴32に挿入して嵌合させる。この時、前記固定部26は、図6に示すように、6個の前記鍔部29が隣接する前記塗布部25の隙間にそれぞれ位置するように配置する。このようにして前記先端部22を前記軸部23に固定する。
このようにして、前記先端部22を前記軸部23に固定すると、前記基部23がすり鉢状の前記土台部31の表面によって中央が窪むように変形することで、図5(a)に示すように、6個の前記塗布部25の先端は一点で互いに接する状態となる。その結果、6個の前記塗布部25によって前記先端部2は先細りの略円錐形状を有することになる。6個の前記塗布部25によって形成された略円錐形状の空間によって前記先端部22は前記塗布物を保持することが可能となる。
前記塗布具21において、前記先端部22は前記軸部23に固定することで略円錐形状に変形するが、前記先端部22を前記軸部23に固定する前から略円錐形状を有するように形成しておくことも可能である。しかしながら、前記固定部26を前記気貫通孔27および前記固定用穴32に挿入することを考えると、前記先端部22は固定後に略円錐形状となるように構成することが好ましい。
本実施形態の塗布具21は、前記先端部22の固定部26が別部材として構成されているが、前記塗布具1と同様の効果を奏するものであり、塗布する際に細かな箇所に塗布物を適切に塗布することが可能となり、同時に先端部2の側面を使用すると広い面積に塗布物を塗布することも可能となる。また、前記塗布具21は前記塗布物の保持量が大幅に増加する。
前記固定部26については、他の形態も可能であり、前記本体30および前記鍔部29の形状については他の形状、例えば、前記本体30を多角柱とすることも可能である。前記本体30の形状を変更する場合は、前記貫通孔27および前記固定用穴32の形状も同時に変更する必要がある。
そして、前記塗布物容器10において、前記塗布具1の代わりに前記塗布具21を用いることも可能であり、その場合塗布具としての機能は同じである。
本発明の塗布具1,21として、先端部2,22と軸部3,23とが別部材で構成された形態を用いて説明しているが、先端部と軸部を一体成形する構造、あるいは、固定部を用いないで接着剤等によって先端部を軸部に固定する構造を用いることも可能である。
本発明の塗布具1,21における先端部2,22の塗布部5,25の形状は、先端が尖った形状であればよく、先端部2,22を固定した時に先細り形状となれば、図7の(a)〜(f)に示すように、様々な形状を用いることが可能である。また、個数についても適宜変更可能である。図7に示すのは、軸部3,23に固定する前の先端部2,22の平面図と、先端部2,22の塗布部5,25単体の斜視図を形状ごとに記載した図面である。
図7の(a)に示すのは6個の三角錐の形状の塗布部5,25を用いた形態である。図7の(b)に示すのは6個のつぼみ形状の塗布部5,25を用いた形態であり、2つの曲線部分は、先端部2,22を軸部3,23に固定した時に隣接する塗布部5,25の曲線部分と互いに当接する形状となっている。これにより、前記先端部2,22を前記軸部3,23に固定した際に、前記先端部2,22は先細り形状となる。図7の(c)には6個の四角錐の形状の塗布部5,25を用いた形態であり、(d)には多角錘の一例として10個の六角錐の形状の塗布部5,25を用いた形態を記載しているが他の他角錐とすることも可能である。図7の(e)に示すのは、10個の円錐形状の塗布部5,25を用いた形態であり、(f)に示すのは10個の楕円錘形状の塗布部5,25を用いた形態である。
図7に示すような様々な形態の塗布部を用いることで、塗布具としての機能を確保するだけではなく、デザイン性に優れた塗布具とすることも可能となる。
1 塗布具
2 先端部
3 軸部
4 基部
5 塗布部
6 固定部
7 容器本体
8 蓋
10 塗布物用容器
11 中央部
12 縁部
13 中間部
14 穴
15 本体
16 土台部
17 固定用穴
21 塗布具
22 先端部
23 軸部
24 基部
25 塗布部
26 固定部
27 貫通孔
28 本体部
29 鍔部
30 本体
31 土台部
32 固定用穴

Claims (8)

  1. 軸部の先端に、塗布物を保持し塗布する先端部が設けられた塗布具であって、
    前記先端部は、1つの基部、および、前記基部の外周に沿って一体に形成された先端が尖った形状の複数の塗布部から構成され、
    前記塗布部の先端が互いに接していることによって、前記先端部は先細り形状を有し、前記先端部の内部に前記塗布物を保持する空間が形成されており、
    前記軸部と前記先端部とは互いに別部材として構成され、前記先端部は、前記軸部に前記先端部を着脱可能に固定するための固定部を前記基部の中心に有していることを特徴とする塗布具。
  2. 前記軸部は、棒状の本体、および、前記先端部を固定するために前記本体の端部に設けられた土台部を有し、前記土台部の中心には固定用穴が形成され、前記固定部が前記固定用穴に挿入されて嵌合されることによって、前記先端部は前記軸部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記先端部を前記軸部に固定する前は、前記塗布部の先端は互いに離れており、先端部は開いた状態であり、前記先端部を前記軸部に固定すると、前記基部の中心が窪むように変形することで、前記塗布部の先端が互いに接近して、前記先端部は先細り形状となることを特徴とする請求項2に記載の塗布具。
  4. 隣接する塗布部は所定の間隔を空けて配置されており、前記先端部が前記軸部に固定された時に、前記塗布部の先端だけが互いに接していることを特徴とする請求項2または3に記載の塗布具。
  5. 前記先端部は、前記塗布部、前記基部および前記固定部が一体成形されており、前記固定部は前記基部の中心が、前記軸部の方に突出した形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の塗布具。
  6. 前記先端部は、前記塗布部および前記基部が一体成形されており、前記基部の中心に設けられた貫通孔に挿入される固定部が別部材として構成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の塗布具。
  7. 前記固定部は、前記貫通孔および前記固定用穴に挿入される本体部、および前記本体部の端部に設けられ、前記基部を押圧する鍔部から構成され、前記鍔部は前記本体部から水平方向に突出する複数の突起であり、前記突起が隣接する前記塗布部の隙間に位置するように前記固定部は前記基部の貫通孔に挿入されることを特徴とする請求項6に記載の塗布具。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記塗布具を備えた塗布物用容器であって、前記塗布物を収容する容器と蓋を備え、前記塗布具が前記蓋から突出するように設けられており、前記蓋を閉じた時に前記先端部が前記容器内に収容されることを特徴とする塗布物用容器。
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