JP6455006B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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本発明は、ステレオのスピーカ装置に関し、特に小型または卓上型のスピーカ装置に関する。
一般的なステレオスピーカシステムは、左右チャンネル用のスピーカボックスを備え、これらが左右に配列される構成である(たとえば、特許文献1参照)。このため、設置面積が大きくなり、卓上に設置するには不向きである。
そこで、一体型にして小型化したステレオスピーカシステムも従来より多く提案されている(たとえば特許文献2)。この従来の小型ステレオスピーカシステムは、横長の形状で、筐体の左右にスピーカキャビティを有し、中央部に操作部とアンプ等の回路部を有するものであった。
特開平09−098495号公報
特開平09−092345号公報
しかし、特許文献2のものは、やはり筐体が内部で3分割されており、3つの区画が必要なため、小型化には限界がある。また、スピーカのキャビティも筐体の大きさの割には小さなものになり満足できる音質的を実現するのが難しかった。また、デザイン的にも横長になり自由度が高くなかった。
また、特許文献1のものは、操作部は筐体の上側にあり、スピーカユニットが前面に前に向けて設けられているという配置であった。小型のスピーカ装置の場合、自重でユーザの操作を受け止められないため、操作部を上側に設け、ユーザに下向きに操作させるような設計にするのが通常であるが、その結果、スピーカユニットは前向きに設置されることが多く、前向きのスピーカは、ユーザの聴取位置からずれていたり、部屋の空間に音響を広がらせる効果が乏しいという欠点があった。
そこで、本発明は、小型でデザインおよび操作性がよく、かつ、音質のよいスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明のスピーカ装置は、筐体と、筐体の上面の左および右に配置された2チャンネルのスピーカユニットと、筐体の上面の左右方向の中央に設けられたバスレフポートと、バスレフポートに接続されたバスレフダクトと、を備えている。筐体は、2チャンネルのスピーカユニットおよびバスレフダクトを収容する1つのキャビティを内部に有している。バスレフポートは、筐体の上面の一端の近傍に設けられている。バスレフダクトは、筐体の内部で2チャンネルのスピーカユニットの間に配置され、筐体の内部の一端から筐体の他端の側面手前まで伸びている。
上記発明において、筐体の高さをスピーカユニットの高さ(奥行き)の2倍以下にしてもよく、筐体の上面を手前方向に傾斜させてもよい。また、筐体上面に、操作子を備えた操作パネルをさらに備えてもよい。さらに、筐体を円柱を斜めに切断した形状にしてもよい。
この発明によれば、小型でありながら、操作性および音質のよいスピーカ装置を実現することが可能になる。
この発明の実施形態に係るスピーカ装置の外観斜視図 スピーカ装置の正面図および側断面図 スピーカ装置の電子回路のブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るスピーカ装置について説明する。
図1は、この発明の実施形態に係るスピーカ装置の外観斜視図である。図2(A)は、パネル面の正面図、図2(B)は右側断面図である。
スピーカ装置1は、主として卓上やベッドサイドに置いて使用されるものであり、円柱を短く切り取ったような形状をしている。上面は、円柱をその中心軸に対して垂直に切断した面になっており略真円である。一方、底面は、円柱をその中心軸に対して約70度の角度で斜めに切断した面になっており楕円形状である。底面には盆状の底板10Aが取り付けられている。したがって、側面は底面の切断角度に合わせて約70度に傾いており、最も高さの低いところがユーザに対向して設置される位置(手前)、最も高さの高いところがユーザに反対側に設置される位置(奥)である。上述のように短い円柱である筐体10の径は略20センチメートル、奥側の高さは略10センチメートルであり、卓上やベッドサイドに置いても場所を取らない大きさであり、且つ、背が低く安定している。
筐体上面には、中央に円形の開口部122を有するドーナッツ状のカバーグリル12が取り付けられている。また、筐体上面の中央部には、カバーグリル12の開口部122が嵌合する操作パネル11が設けられている。カバーグリル12はフレーム120と、その上に張られたグリルネット121からなる。なお、図2は、カバーグリル12のうちフレーム120のみ取り付けた状態を示している。
カバーグリル12のフレーム120は、音声や光を透過させる部位のみに開口部123を有し、それ以外の部位は板状部材でカバーされている。開口部123は、左右のスピーカユニット20,21に対向する左右の開口部123L,R、バスレフポート14と対向する中央手前の開口部123C、デジタル時計兼用のディスプレイ22に対向する左側手前の開口部123Dが設けられている。これら開口部123は、図1に示すように、使用時には、グリルネット121に覆われており、ユーザからは見えない。ただし、図1に示すように、ディスプレイ22の表示による光は透過する。
筐体10の上面には、上述したように、左右にスピーカユニット20,21、中央にバスレフポート14、左手前にディスプレイ22が設けられている。スピーカユニット20、21は小型のフルレンジスピーカであり、それぞれ、口径は4センチメートル、定格入力は4Wであり、奥行き(高さ)は約6センチメートルである。スピーカユニット20、21は、左右対称に配置されているが、スピーカユニット20、21の奥行きを収容する深さ(高さ)が必要であるため、筐体10の前後方向の中央よりも若干奥寄りに取り付けられている。バスレフポート14は、筐体上面の中央手前に形成されており、このバスレフポート14にバスレフダクト15が接続されている。バスレフダクト15は、バスレフダクト14のすぐ内側で筐体10の奥方向に屈曲し、スピーカユニット20,21の間を通って筐体10内部の奥側の側面手前まで伸びている。
筐体10の奥側底部には、スピーカユニット20,21およびバスレフダクト15があるキャビティ100と回路ボックス101とを気密に仕切る隔壁10Bが設けられている。回路ボックス101内部、および、キャビティ101内部のスピーカユニット20,21の間の操作パネル11の周辺には、回路基板25、26が設けられている。回路基板25には、主としてオーディオ回路が実装されており、オーディオジャックやDCジャックなどの入力部を含んでいる。また、回路基板26には、制御部50(図3参照)を含むコントロール回路などが実装されている。
このように、このスピーカ装置1は、高さの低い小型の筐体10に、電気回路を内蔵するとともに、ステレオのスピーカユニット20,21を内蔵したものである。筐体10の容積が大きくないため、キャビディ100を左右のスピーカユニット20,21で共用し、バスレフポート14およびバスレフダクト15も筐体10の中央に配置して左右チャンネル(左右スピーカユニット20,21)で共用している。
また、操作パネル11は、ドーナッツ状のカバーグリル12の中央開口部122に嵌合する円形のパネルである。操作パネル11の形状と筐体10上面(カバーグリル12)の形状は、略相似形であり、且つ、同心に配置されている。操作パネル11の中央には電源スイッチ110が設けられ、操作パネル11の周縁部に8個のスイッチ111が放射状に設けられている。8個のスイッチ111は、左上から時計回りに、クロックスイッチ、アラームスイッチ、チューニング上/下スイッチ、プリセットスイッチ、選択スイッチ(ペアリングスイッチ)、ボリューム+/−スイッチである。また、選択スイッチとボリューム−スイッチとの間の周縁部に4つのインジケータ112が設けられている。各インジケータ112は、オーディオ入力としてBluetooth、アナログ入力(AUX)、FMラジオ(RADIO)が選択されているとき、または、目覚まし時計のアラームが選択されているときに点灯する。
以上の構成により、小型であるが「キャビティの容量」「ダクトの断面積」「ダクトの長さ」を充分に取ってステレオで低音部の響きも豊かなスピーカ装置1を実現することができる。また、スピーカユニット20,21の方向が、水平や真上向きでなく、70度の角度に向いているため、卓上やベッドサイドなどの50〜70センチメートル程度の高さに置かれた場合に、音の広がりが最適になるようにすることができる。
また、操作パネル11がスピーカユニット20,21と同じ向きで70度の角度に傾いているため、操作面を操作する力が斜め下方向の、底部で受け止められる力となり、安定した操作が可能となる
スピーカ装置1が卓上やベッドサイドに置かれた場合の操作性が向上した。
図4は、スピーカ装置1の電気回路のブロック図である。スピーカ装置1は、マイコンである制御部50によって制御される。制御部50は、回路基板26上に実装されている。制御部50は、デジタル時計兼用のディスプレイ22、スイッチ111、インジケータ112、および、回路基板25に接続され、これらを制御する。
回路基板25にはオーディオ回路が実装されている。回路基板25には、オーディオ信号を入力する回路として、FMチューナ52、Bluetooth(登録商標)通信部53、および、アナログ入力部54が設けられている。アナログ入力部54は、オーディオジャック43を含む。Bluetooth(登録商標)通信部53またはアナログ入力部53から入力されたオーディオ信号は、信号処理部51に入力される。信号処理部51は、制御部50の指示にしたがって、オーディオ信号を選択し、入力されたオーディオ信号に対してイコライズ等の処理を行う。処理されたオーディオ信号は、増幅回路55,56に入力される。左チャンネルのオーディオ信号は増幅回路55に入力され、右チャンネルのオーディオ信号は増幅回路56に入力される。増幅回路55,56は、増幅したオーディオ信号を、それぞれスピーカユニット20,21に入力する。スピーカユニット20,21は、入力されたオーディオ信号を音響として放音する。
Bluetooth通信部53のペアリング動作、信号処理部51のイコライズ動作、増幅回路55,56のゲインなどは制御部50が制御する。制御部50は、スイッチ111の操作に応じて、インジケータ112やディスプレイ(デジタル時計)22の表示を変更するとともに、回路基板25のオーディオ回路の設定を変更する。
この実施形態では、スピーカ装置1の外観を円柱を斜めに切断したような形状としたが、操作パネル11とスピーカユニット20,21を備えた面(上面)が70度程度の斜め上向きであれば筐体の形状は六角形、八角形などでも良く、円形に限定されない。また、レイアウト、操作性および意匠の観点から、操作パネル11の形状と筐体10上面(カバーグリル12)の形状は、略相似形であり、且つ、同心である(中心点を共有する)ことが望ましい。
1 スピーカ装置
10 筐体
11 操作パネル
15 バスレフダクト
20,21 スピーカユニット
25,26 回路基板
100 キャビティ

Claims (5)

  1. 筐体と、
    該筐体の上面の左および右に配置された2チャンネルのスピーカユニットと、
    前記筐体の上面の左右方向の中央に設けられたバスレフポートと、
    該バスレフポートに接続されたバスレフダクトと、
    を備え、
    前記筐体は、前記2チャンネルのスピーカユニットおよび前記バスレフダクトを収容する1つのキャビティを内部に有し、
    前記バスレフポートは、前記筐体の上面の一端の近傍に設けられ、
    前記バスレフダクトは、前記筐体の内部で前記2チャンネルのスピーカユニットの間に配置され、前記筐体の内部の前記一端から前記筐体の他端の側面手前まで伸びることを特徴とする、
    スピーカ装置。
  2. 前記筐体は、前記スピーカユニットの高さの2倍以下の高さである請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記筐体の上面は、手前方向に傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記筐体上面に、操作子を備えた操作パネルをさらに備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスピーカ装置。
  5. 前記筐体は円柱を斜めに切断した形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスピーカ装置。
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