JP6454845B2 - 根菜類の種芋植え付け溝成形器 - Google Patents

根菜類の種芋植え付け溝成形器 Download PDF

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本発明は長芋、大和芋などの根菜類の種芋を植え付ける溝成形器の構成に関するものである
根菜類の種芋植え付け機に関する技術は過去にも種々の開発がなされている。例えば実用新案出願公告昭52−11051号として「根菜類の種子植え付け装置」(特許文献1)、また、実用新案出願公告昭57−45761号として「深耕トレンチャーにおける排土案内取り付け装置」(特許文献2)、及び特許公開48−4201号として「溝掘兼深耕機」(特許文献3)等が知られる。
実用新案出願公告昭52−11051号公報 実用新案出願公告昭57−45761号公報 特許公開48−4201号公報
根菜類の種芋はその種類や、親芋の分割形状等によって形態が異なる。又、その種芋の植え付け状態によって、生育品質のバラツクことが知られる。たとえば長芋の一年子と2年子の種芋、また親芋の切芋(輪切り状態)は形状が異なる。またずんぐり型やグローブ型のヤマトイモなどがある。しかし前記した先行技術の成形器は単に断面略V字状のラフな床構成である。したがって、種芋の植え付けた時の姿勢は、深さや芽の方向、植え付けピッチが不規則になって収穫時の品質ムラにつながる課題があった。特許文献1は「牽引する台車Cの前車輪38が床62の中央部上を走行して、これにより床62上に播種用を作成する」と記載されて植え付け溝は車輪の踏みつけによるラフな溝である。特許文献2は「断面V字状に形成するとともにその両端部上端を弧状に湾曲してなる排土案内板を施肥播種のための溝を形成する」と記載され、単に断面V字状の床であり、異なる形状の種芋に対して一定に揃えるのは困難である。また特許文献3は「播種溝付け器9(図面では下方にV字状の突起形状)によって所望の播種溝が形成」と記載されているが異なる形状の種芋を一定に揃えるのは困難である。
根菜類の種芋は種類によって形状が異なるが、その種芋形状の特性に適応させて、植え付け溝を可変させて植え付け姿勢を揃えて植え付けするために、動力走行車の後部に連結した機枠に深耕手段を配置し、この深耕手段の後部に深耕した掘削土を集める集土カバーを配置するとともに集土カバーの後方には断面略V字状の植え付け溝成形器を配置するものにおいて、この植え付け溝成形器は溝案内板と左右一対の側壁板から形成され、左右の側壁板は後面視で断面V字の傾斜角を有するとともにそのV字の角度を調整可能に構成し、かつ平面視において後方に向けて末広がりの角度を調整する手段を具備したことを特徴とする根菜類の種芋植え付け溝成形器である。また前記の溝成形器であって左右の側壁板が形成する植え付け溝のV字状の底部は一定幅の平面部を有する根菜類の種芋植え付け溝成形器である。また植え付け溝成形機は取り付け支柱に対し側面視において独立的に上下方向に角度調整可能に構成したものである。また前記の溝成形器は後方に向けた末広がりの角度調整手段として伸縮自在のターンバックルを架け渡してなるものである。
以上のような構成にしたので、根菜類の種芋の植え付けにあっては、その種類の形状ごとに植え付け床を可変適応させるので、種芋の植え付け姿勢が一定の状態に置かれので、発芽ムラや生育のムラが生じないで安定した品質に生育する。特に溝成形器の左右一対の側壁板が形成する植え付け溝のV字状の底部は一定幅の平面部を有するので、ずんぐりした大和芋の種芋はその平面部に載置するだけで一定の植え付けとなる。また親芋を輪切り状態にした種芋を平面幅に直径を合わせれば一定の植え付けとなり、根付き後の生育品質も揃う。また植え付け溝成形器は取り付け支柱に対し側面視において独立的に上下方向に角度調整可能に構成したので、動力車に連結した深耕手段の姿勢には影響されずに溝成形器は常に水平状態を保つ効果がある。また溝成形器は後方に向けた末広がりの角度を有するので溝内壁の側面は圧着されるので崩れにくく、また角度調整手段として伸縮自在のターンバックルを架け渡してなるので必要によってオペレーターは専用の道具を必要とせずに簡単に末広がり角度を調整できる。
本発明を実施した外観側面図 要部断面説明図 植え付け溝成形器の後方斜視図 植え付け溝成形器の後面図 植え付け溝成形器の平面図 植え付け溝成形器の後方斜視図 種芋の植え付け状態の説明図 種芋の種類説明図
動力走行車の後部に連結した機枠に深耕手段を配置し、この深耕手段の後部に深耕した掘削土を集める集土カバーを配置するとともに集土カバーの後方には断面略V字状の植え付け溝成形器を配置するものにおいて、この植え付け溝成形器は溝案内板と左右の側壁板から形成され、左右の側壁板は後面視で断面V字の傾斜角を有するとともにそのV字の角度を調整する手段を具備し、かつ平面視において後方に向けて末広がりの角度を調整する手段を具備したことを特徴とする根菜類の種芋植え付け溝成形器である。また前記根菜類の種芋植え付け溝成形器は左右の側壁板が形成する植え付け溝のV字状の底部は一定幅の平面部を有する。また前記根菜類の種芋植え付け溝成形器は取り付け支柱に対し側面視において独立的に上下方向に角度調整可能に構成する。また前記の根菜類の種芋植え付け溝成形器は後方に向けた末広がりの角度調整手段として伸縮自在のターンバックルを架け渡してなる。
本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。図1は本発明を実施した外観側面図であり、1は動力走行車のトラクター後部を示し、2は機枠を示し深耕手段31を支承する。機枠2は取り付け三点リンクであるトップリンク5、ロアリンク4によって固着されて、油圧アーム3によって深耕手段31を上下に昇降させる。32は回転軸でトラクターの動力を伝えるもので、図示しないが変速箱を経由して7の駆動スプロケットを回転させる。6は主ビームを示して深耕手段31の主フレームを示し、適宜にローラー8を設けてチェーン9を駆けまわしている。33は切削刃を示して、前記のチェーン9の外周に取り付けられている。31の深耕手段はトラクター後部1より回転軸32を回転させて駆動スプロケット7を回転させてチェーン9を駆動する。チェーン9に取り付けられた切削刃33によって切削された砕土は後方に送られて深耕畦35を形成する。12は集土カバーで前記の深耕手段31によって後方に向けて掘削した砕土を集めて深耕畝上に盛り土する。10のヒッチブラケットは機枠2の後部に連結したもので11の弾圧具によって集土カバー12を弾着支持している。13は集土板12の後部に向けた連結ブラケットで、左右の縦フレーム34を介して14の鎮圧輪を支承する。鎮圧輪14は深耕畦35幅より狭く形成れていて、深耕畦の肩の部分を圧縮して締める。縦フレーム34の後端にはボス扞15を設けて支柱19を介して16の植え付け溝の成形器を連結している。
図2は要部断面説明図を示して、(イ)は集土カバー12の砕土成形状態を示した断面図である。35は深耕手段によって掘削砕土した深耕畝の断面を示している。(ロ)は14の鎮圧輪の説明図で、掘削砕土された畝の芯を押圧している状態である。畝よりも狭い鎮圧輪が畝の肩の部分を押圧して、畝上部の陥没を防止する。(ハ)は16の植え付け溝成形器の後面図を示して、左右一対の側壁板14が植え付け溝の略V字状を形成するもので、略V字の底部は一定幅の平面部を形成する。
図3は植え付け溝成形器16の後方斜視図を示し、前方に砕土を左右に分ける溝案内板20を有している。19は支柱を示し前部に前記の案内板20を固着して、後方部に左右一対の側壁板17を配置する。側壁板17は対象に配置されて、前部は屈折して前面版18を形成する。一対の左右の前面板18は重合して22の長穴によって左右に角度調整可能に構成され、21の固定ネジによって適宜固定される。23は側壁板17の後部に架け渡された幅調整具であって、本実施例では両端に左右ネジを配したターンバックルを使用し、中央部のグリップを回転することで、特殊な工具も必要なく容易に左右幅を伸縮自在に構成している。24は樹脂版を示し、前記した側壁板19の外方に固着される。畑の土壌が粘土質等においては特に土の付着を防止する。
図4は植え付け溝成形器の後面図を示し、0−0’は走行方向の中心線を示しAは側面板の傾斜角を示し種芋の形態によって調整するもので、18の前面板の長穴22を適宜調整して固定ネジ21によって固定する。Lは植え付け溝の底部に形成した平面部幅を示して、例えばずんぐりした大和芋の種芋は少し広幅の平面部幅Lを形成し、親芋の輪切りの場合はその直径に合致させた平面部幅Lを設定すると種芋は揃えたピッチに植えられる。また従来の一年子や2年子の場合は狭幅Lに調整すれば進行方向に向けて一定に載置されて生育が揃う。
図5は植え付け溝成形器の平面図を示し、0−0’は走行方向の中心線を示しBは側壁板17の末広角を示す。特に土壌が崩落しやすい畑においてV字溝の傾斜面を保持するには、幅調整具23によって末広角度Bを大きくして側壁板17によって傾斜面を押圧して固化させるとよい。進行方向に対して広がり角度分だけ側方に押圧して成形溝の形態を保持する。
図6は植え付け溝成形器の後方斜視図を示し、前記した縦フレーム34に設けたボス扞15に取り付けた支柱19に対して、植え付け溝成形器16を上下方向に回動自在に取り付けたものである。27は前面板18の前部に設けたブラケットで支軸26によって支承される。前記支柱19と植え付け溝成形機16とは25の姿勢調整ネジ25の伸縮によって、深耕畦の上面に水平に姿勢を設定するものである。
図7は種芋の植え付け状態の説明図である。(イ)切芋30を植え付けた状態である。29は植え付け溝成形器16が構成した植え付け溝を示し、Lは溝の平面部の幅である。30は長芋の親芋を輪切りにした切芋を示す。(ロ)は一年子芋28、2年子の植え付けた状態である。この場合の成形溝は従来のV字形でよく、その細溝の進行方向に向けて一列に載置すると、一年子芋28は一列に揃って生育する。
図8は種芋の種類説明図である。(イ)むかごから育てた一年子芋28、または2年子の形状である。(ロ)は生育芋とその生育芋を輪切りにした種芋の形状を示す。(ハ)大和芋のずんぐり形やグローブ型の種芋の形を示している。
1はトラクター後部
2は機枠
3は油圧アーム
4はロアリンク
5はトップリンク
6は主ビーム
7は駆動スプロケット
8はローラ
9はチェーン
10はヒッチブラケット
11は弾圧具
12は集土カバー
13は連結ブラケット
14は鎮圧輪
15はボス扞
16は植え付け溝成形器
17は側壁板
18は前面板
19は支柱
20は溝案内板
21は固定ネジ
22は長穴
23は幅調整具
24は樹脂板
25は姿勢調整ネジ
26は支軸
27は支持ブラケット
28は一年子芋
29は植え付け溝
30は切芋
31は深耕手段
32は回転軸
33は切削刃
34は縦フレーム
35は深耕畦
Aは傾斜角
Bは末広角

Claims (4)

  1. 動力走行車の後部に連結した機枠に深耕手段を配置し、この深耕手段の後部に深耕した掘削土を集める集土カバーを配置するとともに集土カバーの後方には断面略V字状の植え付け溝成形器を配置するものにおいて、この植え付け溝成形器は溝案内板と左右一対の側壁板から形成され、左右の側壁板は後面視で断面V字の傾斜角を有するとともにそのV字の角度を調整可能に構成し、かつ平面視において後方に向けて末広がりの角度を調整する手段を具備したことを特徴とする根菜類の種芋植え付け溝成形器
  2. 左右の側壁板が形成する植え付け溝のV字状の底部には一定幅の平面部を有する請求項1記載の根菜類の種芋植え付け溝成形器
  3. 植え付け溝成形機は取り付け支柱に対し側面視において独立的に上下方向に角度調整可能に構成した請求項2記載の根菜類の種芋植え付け溝成形器
  4. 後方に向けた末広がりの角度調整手段として伸縮自在のターンバックルを架け渡してなる請求項3記載の根菜類の種芋植え付け溝成形器
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