JP6451493B2 - 光走査装置 - Google Patents

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本発明は、光ビームを走査する光走査装置に関する。
近年、光走査装置の小型化を目的として、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を利用した光走査装置が種々提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、光ビーム(レーザ光)を測定光として走査し、測定光を反射した対象物体との距離を測定する光走査装置が記載されている。この光走査装置は、平坦な板状体である可動部と、可動部を揺動駆動する駆動部と、レーザ光の発光及び受光を行う投受光部と、を備える。可動部には、投受光部からの入射光を反射して偏向する偏向ミラーが形成されている。可動部で偏向反射された測定光は、対象物体により反射され、反射された反射光が偏向ミラーによって投受光部に偏向反射され、当該光走査装置から対象物体までの距離が測定される。
特開2014−109686号公報
ところで、光走査装置としては、光ビームを走査して画像を表示するものも知られている。そのような光走査装置において複数の画像を同時に表示するためには、光ビームを出射する光源部と、光源部から出射された光ビームを偏向走査する可動部及び駆動部を備える偏向走査部と、が複数必要になる。
本発明は、複数の画像を同時に表示することができる光走査装置の構成を簡素化することを目的とする。
本発明の一側面は、光ビームを走査して画像を表示するための光走査装置であって、第1の光源部と、第2の光源部と、偏向走査部と、を備える。第1の光源部は、第1の光ビームを一定の方向へ出射する。第2の光源部は、第1の光ビームとは光路が異なる第2の光ビームを一定の方向へ出射する。偏向走査部は、偏向素子と、駆動素子と、を備える。偏向素子は、少なくとも1つの入射面を備え、入射面に対する入射方向に応じた出射方向に光ビームを偏向する。駆動素子は、入射面の向きを変化させるように偏向素子を駆動する。第1の光ビーム及び第2の光ビームは、共通の偏向素子により偏向される。このような構成によれば、2つの光源部が1つの偏向走査部を共用するため、必要となる偏向走査部の数を減らすことができる。したがって、複数の光源部のそれぞれに専用の偏向走査部を用いる構成と比較して、光走査装置の構成を簡素化することができる。
ヘッドアップディスプレイ装置の車両への搭載状態を表す模式図である。 光走査装置の構成を表す模式図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、これは本発明の理解を容易にする目的で使用しており、本発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
[1.構成]
図1に示すヘッドアップディスプレイ(HUD)装置1は、車両2に搭載され、インストルメントパネル3内に収容される。HUD装置1は、フロントガラス4に表示画像を投影し、フロントガラス4で反射された表示画像の光束がドライバの視点に到達することで、ドライバにより表示画像の虚像が視認される。HUD装置1は、後述するように、表示位置が車両2の前後方向に異なる2つの虚像(第1の虚像5a及び第2の虚像5b)を表示する。第1の虚像5aは、車両2の中からフロントガラス4越しに見えるように表示され、例えばカーナビゲーションにおける進行方向を示す矢印等である。一方、第2の虚像5bは、フロントガラス4の直上に重畳されるように表示され、例えばスピードメータやウインカ等を表す記号等である。
HUD装置1は、光走査装置10、制御回路40、スクリーン部材50及び反射部材60を備える。
光走査装置10は、制御回路40に電気的に接続され、制御回路40からの信号に応じてレーザ光を出射し、走査する。光走査装置10は、後述するように、2本のレーザ光(第1のレーザ光11a及び第2のレーザ光20a)を出射し、走査する。図1では、説明の便宜上2本のレーザ光を1本のレーザ光11a,20aで表している。
制御回路40は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備え、光走査装置10に信号を出力することで、レーザ光11a,20aを出射、走査させる。
スクリーン部材50は、車両2において光走査装置10よりも上方に配置され、光走査装置10により出射、走査されたレーザ光11a,20aを反射部材60に向けて反射する。
反射部材60は、スクリーン部材50で反射されたレーザ光11a,20aによる像を拡大して反射するための部材であり、本実施形態では凹面鏡である。反射部材60で反射されたレーザ光11a,20aはフロントガラス4へ入射する。
次に、光走査装置10について詳しく説明する。光走査装置10は、図2に示すように、第1の光源部11、第2の光源部20、偏向走査部25、反射板28及び筐体30を備える。
第1の光源部11は、R,G,Bの三原色のレーザ光を合波して1本の合成レーザ光(第1のレーザ光11a)を出射する装置であり、3つの発光素子(第1の発光素子12r,12g,12b)、3つのコリメートレンズ(第1のコリメートレンズ13r,13g,13b)及び2つのハーフミラー14,15を備える。
第1の発光素子12r,12g,12bは、それぞれ赤色レーザ光、緑色レーザ光、青色レーザ光を出射するレーザダイオード(LD)である。本実施形態では、第1の発光素子12r,12g,12bは、光走査装置10を上下方向(図2における紙面に垂直方向)から見たときに三角形の頂点を成すように(つまり同一直線上に位置しないように)配置されている。また、第1の発光素子12r,12g,12bは制御回路40に電気的に接続されており、制御回路40からの信号に応じて第1の発光素子12r,12g,12bのレーザ光の出射が制御される。
第1のコリメートレンズ13r,13g,13bは、それぞれ発光素子12r,12g,12bのレーザ光の出射方向に位置し、これらの発光素子12r,12g,12bからのレーザ光を略平行光にする。第1のコリメートレンズ13r,13g,13bは、後述するように形成される第1のレーザ光11aの出射から集光までの光路上の距離を調整する役割を果たしており、第1のレーザ光11aによる第1の虚像5aを車両2の中からフロントガラス4越しに見えるように表示するために使用される。第1のコリメートレンズ13r,13g,13bにより略平行光にされた各色レーザ光は、ハーフミラー14,15へと入射する。
ハーフミラー14,15は、入射するレーザ光を反射する反射面と、入射するレーザ光を透過させる透過面と、を有する周知の部材である。ハーフミラー14は、発光素子12rから出射された赤色レーザ光を反射し、発光素子12gから出射された緑色レーザ光を透過させる。ここで、発光素子12r,12gは、ハーフミラー14で反射された赤色レーザ光の反射方向と、ハーフミラー14を透過した青色レーザ光の透過方向と、が一致するように配置されている。そのため、ハーフミラー14により赤色レーザ光と緑色レーザ光とが単一のレーザ光に合波される。
ハーフミラー15は、発光素子12bから出射された青色レーザ光を反射し、ハーフミラー14により合波されたレーザ光を透過させる。発光素子12bは、ハーフミラー15で反射された青色レーザ光の反射方向と、ハーフミラー14により合波されハーフミラー15を透過したレーザ光の透過方向と、が一致するように配置されている。そのため、ハーフミラー15及びハーフミラー14により赤色レーザ光、緑色レーザ光及び青色レーザ光が合波されることになり、単一のレーザ光である第1のレーザ光11aが形成される。以下では第1のレーザ光11aが形成されたことをもって第1のレーザ光11aが出射されたという。このように第1の光源部11は第1のレーザ光11aを一定方向に出射し、出射された第1のレーザ光11aは偏向走査部25へと入射する。
第2の光源部20は、第1の光源部11と同様の構成であり、R,G,Bの三原色のレーザ光を合波して1本の合成レーザ光である第2のレーザ光20aを出射する装置である。第2の光源部20は、3つの発光素子(第2の発光素子21r,21g,21b)、3つのコリメートレンズ(第2のコリメートレンズ22r,22g,22b)及び2つのハーフミラー23,24を備える。これらの構成は、前述した第1の発光素子12r,12g,12b、第1のコリメートレンズ13r,13g,13b及びハーフミラー14,15とそれぞれ同様の構成であるため、重複する説明は省略する。第2のコリメートレンズ22r,22g,22bは、第2のレーザ光20aの出射から集光までの光路上の距離を調整する役割を果たしており、第2のレーザ光20aによる第2の虚像5bを所望の表示位置(フロントガラス4直上)に表示するために使用される。第2の光源部20は、第1のレーザ光11aと光路が異なる第2のレーザ光20aを一定方向に出射し、出射された第2のレーザ光20aは偏向走査部25へと入射する。
偏向走査部25は、入射した第1のレーザ光11a及び第2のレーザ光20aを偏向走査する部品であり、本実施形態では、偏向走査部25はMEMSミラーである。偏向走査部25は、偏向素子26及び駆動素子27を備える。なお、図2では、駆動素子27は、偏向素子26の両側に位置している。
偏向素子26は、2つの入射面を備え、入射面に対する入射方向に応じた出射方向にレーザ光11a,20aを偏向する。偏向素子26は、2つの入射面として、第1のレーザ光11aが入射する第1の入射面26aと、第2のレーザ光20aが入射する第2の入射面26bと、を備える。本実施形態では、偏向素子26は、両面に反射面を有する板状の反射板であり、両面の反射面のうち一方が第1の入射面26aであり、両面の反射面のうち他方が第2の入射面26bである。なお、第1の入射面26aで反射された第1のレーザ光11aは、反射板28で更に反射されてスクリーン部材50の方向へ進行し、第2の入射面26bで反射された第2のレーザ光20aは、スクリーン部材50の方向へ進行する。
駆動素子27は、入射面の向きを変化させるように偏向素子26を駆動する。駆動素子27は、制御回路40からの信号に応じて、偏向素子26を高速に揺動駆動させる。駆動素子27は、偏向素子26を水平方向に揺動させながら、垂直方向の角度を徐々に変えて、第1のレーザ光11a及び第2のレーザ光20aを偏向走査する。これにより、2次元的な画像が形成される。
反射板28は、前述したように、偏向素子26の第1の入射面26aで反射された第1のレーザ光11aを更に反射して、スクリーン部材50の方向へ進行させる。
筐体30は、上記各構成11〜28を所定の位置に収納する。筐体30は、窓部31を備え、第1のレーザ光11a及び第2のレーザ光20aは、窓部31を通過して、スクリーン部材50へと入射する。
[2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)本実施形態では、光走査装置10は、2つの光源部11,20と1つの偏向走査部25とを備える。そして、2つの光源部11,20から出射されたレーザ光である第1のレーザ光11a及び第2のレーザ光20aは、共通の偏向素子26により偏向され、2つの画像が同時に表示される。2つの光源部11,20が1つの偏向走査部25を共用するため、必要となる偏向走査部の数を減らすことができる。そのため、2つの光源部11,20のそれぞれに専用の偏向走査部を備える構成と比較して、光走査装置の構成を簡素化することができる。また、これに伴い、製造コストを抑えることができる。
(2b)本実施形態では、偏向素子26は、2つの入射面として、第1のレーザ光11aが入射する第1の入射面26aと、第2のレーザ光20aが入射する第2の入射面26bと、を備える。偏向素子が1つの入射面しか備えない構成では、複数のレーザ光のすべてが当該1つの入射面に入射する必要がある。これに対し、本実施形態では、複数のレーザ光が同一の入射面に入射しないため、偏向素子が1つの入射面しか備えない構成と比較して、偏向素子に入射するレーザ光の入射方向の自由度、換言すれば光走査装置を設計する際の自由度を高めることができる。
(2c)本実施形態では、偏向素子26は、両面に反射面を有する板状の反射板であり、両面の反射面のうち一方が第1の入射面26aであり、両面の反射面のうち他方が第2の入射面26bである。つまり、本実施形態では、偏向素子26の両面が有効活用される。このため、偏向素子が片側のみに反射面を有する構成と比較して、反射面の総面積を変えずに偏向素子を小型化することができる。
(2d)本実施形態では、第1の光源部11及び第2の光源部20のそれぞれは、第1のレーザ光11aの出射から集光までの光路上の距離と第2のレーザ光20aの出射から集光までの光路上の距離とを異ならせるためのコリメートレンズ(第1のコリメートレンズ13r,13g,13b又は第2のコリメートレンズ22r,22g,22b)を備える。そして、第1のレーザ光11aが走査されることで表示される画像である第1の虚像5aの表示位置と、第2のレーザ光20aが走査されることで表示される画像である第2の虚像5bの表示位置と、が車両2の前後方向に異なる。このように、本実施形態では、表示位置が車両2の前後方向に異なる画像を同時に表示することができ、遠近表示することができる。特に、本実施形態では、光走査装置10が可変焦点ミラーを備えることなく遠近表示することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(3a)上記実施形態では、偏向素子26は、2つの入射面である第1の入射面26a及び第2の入射面26bを備えていたが、これに限られない。偏向素子は、例えば、入射面を1つのみ、又は、3つ以上備えていてもよい。なお、入射面を3つ以上備える偏向素子として、例えばポリゴンミラーが使用されてもよい。
(3b)上記実施形態では、レーザ光11a,20aは、偏光素子26により反射されることで偏向されたが、これに限られない。レーザ光11a,20aは、例えば、偏光素子により屈折されることで偏向されてもよい。このようにレーザ光11a,20aを屈折させて偏向する偏向素子として、例えばプリズムを備える偏向素子が使用されてもよい。
(3c)上記実施形態では、偏向素子26は揺動駆動されたが、これに限られず、偏向素子は例えば回転してもよい。
(3d)上記実施形態では、第1の発光素子12r,12g,12bは、光走査装置10を上下方向から見たときに三角形の頂点を成すように配置されていたが、配置位置はこれに限られない。第1の発光素子12r,12g,12bは、例えば、同一直線上に配置されてもよい。このような構成において、例えば次のように第1の発光素子12r,12g,12bからのレーザ光が合波されてもよい。すなわち、第1の発光素子12r,12g,12bがこの順番で配置され、同一方向にレーザ光を出射する。そして、第1の発光素子12r,12gのそれぞれの出射方向にハーフミラーを配置し、第1の発光素子12bの出射方向にミラーを配置する。そして、これらの2つのハーフミラーと1つのミラーとが同一直線上に位置し、反射面又は透過面が平行になるように配置して各発光素子12r,12g,12bからのレーザ光を合波してもよい。また、第2の発光素子21r,21g,21bについても同様に、配置位置は上記実施形態のものに限られない。
(3e)上記実施形態では、光走査装置10は、第1のレーザ光11aが走査されることで表示される画像(以下「第1の画像」という。)と、第2のレーザ光20aが走査されることで表示される画像(以下「第2の画像」という。)と、を車両2の前後方向に異なる位置に表示したが、これに限られない。光走査装置は、例えば、第1の画像と第2の画像とを車両2の前後方向について同じ位置に表示してもよい。この場合において、偏向走査部は、第1の画像と第2の画像とが表示される表示面上において第1の画像と第2の画像とが隣接して表示されるように第1のレーザ光及び第2のレーザ光を偏向走査してもよい。つまり、偏向走査部は、表示面上において第1の画像と第2の画像とを並べて2倍の表示面積の画像が表示されるように第1のレーザ光及び第2のレーザ光を偏向走査してもよい。このような構成によれば、1つのレーザ光を偏向走査して表示される画像よりも大きな表示面積を有する画像を簡易な構成で表示することができる。また、これに伴い光走査装置の製造コストを抑えることができる。すなわち、1つのレーザ光を偏向走査する構成において画像の表示面積を大きくしようとする場合、偏向素子の駆動の仕方を変える(例えば揺動角度を大きくする)ことが考えられるが、そのためには偏向素子を大きく駆動させる機能を有する駆動素子を使用する必要があり、製造コストが高くなってしまう。これに対し、上記構成によれば、駆動素子を変更することなく簡易な構成で表示面積を大きくできるため、光走査装置の製造コストを抑えることができる。なお、上述した、第1の画像と第2の画像とが表示される表示面は、上記実施形態における第1の虚像5aが表示される表示面のように仮想的なものであってもよい。
また、第1の画像と第2の画像とが車両2の前後方向について同じ位置に表示される場合において、例えば、第1の光源部は、第2のレーザ光と異なる色で、第2のレーザ光と同じ画像を表示する第1のレーザ光を出射し、偏向走査部は、表示面上において第1の画像と第2の画像とが一部が重なった状態でずれて表示されるように第1のレーザ光及び第2のレーザ光を偏向走査してもよい。ここでいう同じ画像とは、表示される画像の内容が同じである画像を意味する。また、2つの画像は一部が重なった状態でずれて表示され、2つの画像が完全に重なった状態での表示は除外される。このような構成によれば、立体視可能な画像を表示することができる。
(3f)上記実施形態では、光走査装置10は、HUD装置1に使用されたが、光走査装置10の用途はこれに限られない。光走査装置10は、例えば、車両に搭載されずに使用されてもよい。また、光走査装置10は、例えば、画像をスクリーンに投射するプロジェクタに使用されてもよい。
(3g)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…HUD装置、2…車両、4…フロントガラス、5a…第1の虚像、5b…第2の虚像、10…光走査装置、11…第1の光源部、11a…第1のレーザ光、12r,12g,12b…第1の発光素子、13r,13g,13b…第1のコリメートレンズ、14,15,23,24…ハーフミラー、20…第2の光源部、20a…第2のレーザ光、21r,21g,21b…第2の発光素子、22r,22g,22b…第2のコリメートレンズ、25…偏向走査部、26…偏向素子、26a…第1の入射面、26b…第2の入射面、27…駆動素子。

Claims (3)

  1. 光ビームを走査して画像を表示するための光走査装置(10)であって、
    第1の光ビーム(11a)を一定の方向へ出射する第1の光源部(11)と、
    前記第1の光ビームとは光路が異なる第2の光ビーム(20a)を一定の方向へ出射する第2の光源部(20)と、
    前記第1の光ビーム及び前記第2の光ビームを偏向走査する偏向走査部(25)と、
    を備え、
    前記偏向走査部は、
    少なくとも1つの入射面(26a,26b)を備え、前記入射面に対する入射方向に応じた方向に光ビームを偏向する偏向素子(26)と、
    前記入射面の向きを変化させるように前記偏向素子を駆動する駆動素子(27)と、
    を備え、
    前記第1の光ビーム及び前記第2の光ビームは、共通の前記偏向素子により偏向され
    前記第1の光源部及び前記第2の光源部のそれぞれは、前記第1の光ビームの出射から集光までの光路上の距離と前記第2の光ビームの出射から集光までの光路上の距離とを異ならせるためのコリメートレンズ(13r,13g,13b,22r,22g,22b)を備え、
    前記第1の光ビームが走査されることで表示される画像(5a)の表示位置と前記第2の光ビームが走査されることで表示される画像(5b)の表示位置とが前後方向に異なり、
    前記第1の光ビームが走査されることで表示される画像と前記第2の光ビームが走査されることで表示される画像とが同時に表示される、光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置であって、
    前記偏向素子は、前記少なくとも1つの入射面として、前記第1の光ビームが入射する第1の入射面(26a)と、前記第2の光ビームが入射する第2の入射面(26b)と、を備える、光走査装置。
  3. 請求項2に記載の光走査装置であって、
    前記偏向素子は、両面に反射面を有する板状の反射板であり、前記両面の反射面のうち一方が前記第1の入射面であり、前記両面の反射面のうち他方が前記第2の入射面である、光走査装置。
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