JP6451394B2 - セパレータ材における異常部位の除去装置およびその除去方法 - Google Patents

セパレータ材における異常部位の除去装置およびその除去方法 Download PDF

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Description

この発明は、電池製造の際のセパレータ材における異常部位の除去装置およびその除去方法に関する。
セパレータ材における異常部位の除去装置およびその除去方法の従来技術としては、例えば、特許文献1に開示された電極積層装置が知られている。特許文献1に開示された電極積層装置は、水平方向の一方側から第1のセパレータシートを連続して繰り出す第1のセパレータロールと、水平方向の他方側から第2のセパレータシートを連続して繰り出す第2のセパレータロールとを有する。さらに、繰り出された第1、第2のセパレータシートを連続して貼り合わせるロール対が設けられている。電極積層装置は、ロールの周面が最も近接する対向位置(貼り合わせ位置)よりも上方に形成される第1、第2のセパレータシートの谷間に向けて、鉛直上方から鉛直方向に沿う姿勢で電極を順次供給する電極供給装置を有する。電極供給装置は、電極シートを繰り出す電極ロールと、電極ロールから繰り出された電極シートから電極を切り出すカッター装置と、切り出された電極を第1、第2のセパレータシートの谷間に向けて供給する電極供給ロール対と、を有する。
第1、第2のセパレータシートを連続して貼り合わせるロール対は、少なくとも貼り合わせ位置に電極の下部が到達する前に、貼り合わせ位置において第1、第2のセパレータシート同士を溶着させる溶着装置を有する。このロール対に溶着装置を設けることで、第1、第2のセパレータシート同士の連続的な溶着が可能となる。ロール対の下流側には、2台の検査カメラと、コンベア装置とが設けられている。一方の検査カメラは、第1のセパレータシートを撮像し、当該撮像により取得したデータを制御装置に伝送する構成となっている。他方の検査カメラは、第2のセパレータシートを撮像し、当該撮像により取得したデータを制御装置に伝送する構成となっている。不図示の制御装置では、撮像データを画像処理し、第1のセパレータシート及び第2のセパレータシートの異常状態(縒れ、シワ、欠損(ピンホールや破れ)等)の有無を検査する。
特開2012−199210号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電極積層装置では、電極が包まれ、貼り合わされた第1、第2のセパレータシートを検査カメラが検査する。このため、例えば、第1のセパレータシートにのみ異常が生じ、第2のセパレータシートや電極は正常である場合、正常な第2のセパレータシートや電極を無駄にするという問題がある。因みに、第1のセパレータロールとロール対との間や、第2のセパレータロールとロール対との間にそれぞれ検査カメラを設け、第1、第2のセパレータシートの異常を検査するということが考えられる。そして、例えば、第1のセパレータシートにのみ異常が生じた場合、電極の供給を止め、ロール対を通過した第1、第2のセパレータシートを取り除くようにしてもよい。しかしながら、異常が生じていない第2のセパレータシートと異常のある第1のセパレータシートが互いに貼り合わせた後に取り除かれることから、異常が生じていない第2のセパレータシートを無駄にしてしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、貼り合わせ前のセパレータシートに異常部位があっても、異常部位のセパレータシートとの貼り合わせによるセパレータシートの無駄を防止可能とするセパレータシートにおける異常部位の除去装置およびその除去方法の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、連続して搬送されるセパレータシートの異常部位を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記異常部位を前記セパレータシートから除去する除去手段と、を備えたセパレータシートにおける異常部位の除去装置において、前記異常部位の検出後に、前記セパレータシートを搬送方向と異なる方向へ引き出して折り返すことにより、前記異常部位を含む折り返し部を前記セパレータシートに形成するセパレータ操作手段と、前記折り返し部にて前記セパレータシートを重ねて連結する連結部を前記セパレータシートの幅方向に形成する連結手段と、前記異常部位の検出に基づき、前記セパレータ操作手段、前記連結手段および前記除去手段を制御する制御手段と、を備え、前記折り返し部は、前記異常部位が含まれ、かつ前記連結部が含まれない除去対象部を有し、前記除去手段は、前記除去対象部を前記セパレータシートから切除することを特徴とする。
本発明によれば、異常部位が検出されると、セパレータ操作手段により異常部位を含むセパレータシートが搬送方向と異なる方向へ引き出されて折り返された折り返し部を形成する。異常部位を含む折り返し部にセパレータシートを重ねて接続する連結部が連結手段により形成される。折り返し部は、異常部位を含み、かつ連結部を含まない除去対象部を有する。異常部位を含む除去対象部は、除去手段により除去されるが、連結部はセパレータシートの一部としてセパレータシートに残り搬送される。その結果、セパレータシートに異常部位が存在しても、例えば、他のセパレータシートと貼り合わされる前に異常部位のみを取り除くことができる。
また、上記のセパレータシートにおける異常部位の除去装置において、前記セパレータシートの搬送速度と同速度にて搬送方向へ移動可能な移動体を備え、前記移動体は、前記セパレータ操作手段、前記連結手段および前記除去手段を備える構成としてもよい。
この場合、移動体がセパレータシートの搬送速度と同速度にてより搬送方向へ移動することにより、セパレータ操作手段、連結手段および除去手段はセパレータシートの搬送速度と同速度にてより搬送方向へ移動する。その結果、セパレータシートの搬送を停止させることなく、異常部位を除去することができる。
また、上記のセパレータシートにおける異常部位の除去装置において、互いに異なる方向から搬送される一対の前記セパレータシートを合流させ、所定間隔にて一対の前記セパレータシートを重ねて接合する接合部を形成する一対の接合ロールと、一対の前記セパレータシートの間へ向けて電極を供給する電極供給手段と、を備え、前記制御手段は、前記連結部が接合部に位置するように、前記連結手段を前記一対の接合ロールと同期させて制御する構成としてもよい。
この場合、接合ロールにおいて一対のセパレータシートにより電極を包み込み、接合部が一対のセパレータシートに形成され、一対のセパレータシートは張り合わせられる。制御手段は、連結部が接合部に位置するように、連結手段を前記一対の接合ロールと同期させて制御する。このため、異常部位を除去したセパレータシートに形成される連結部は、一対の接合ロールにて接合され接合部を形成する。従って、電極に連結部が接触することはない。
また、上記のセパレータシートにおける異常部位の除去装置において、前記制御手段は、前記検出手段により前記異常部位が検出されたとき、前記セパレータシートの搬送を停止する制御を行う構成としてもよい。
この場合、異常部位の除去の際に、セパレータ操作手段、連結手段および除去手段はセパレータシートの搬送速度と同速度により搬送方向へ移動する必要がない。その結果、セパレータ操作手段、連結手段および除去手段をセパレータシートの搬送速度と同速度により搬送方向へ移動する場合と比較して、装置の構成が簡単となる。
また、本発明は、連続して搬送されるセパレータシートの異常部位を検出し、前記異常部位を除去するセパレータシートにおける異常部位の除去方法において、前記異常部位の検出後に、前記異常部位を含むセパレータシートが、搬送方向と異なる方向へ引き出されて折り返される折り返し部を形成し、前記折り返し部に前記セパレータシートを重ねて接続する連結部を前記セパレータシートの幅方向に形成するとともに、前記折り返し部が有する除去対象部に、前記連結部は含ませず、かつ前記異常部位を含ませ、前記除去対象部を前記セパレータシートから切除することを特徴とする。
本発明によれば、セパレータシートに異常部位が存在しても、例えば、他のセパレータシートと貼り合わされる前に異常部位のみを取り除くことができる。
本発明によれば、貼り合わせ前のセパレータシートに異常部位があっても、異常部位のセパレータシートとの貼り合わせによるセパレータシートの無駄を防止可能とするセパレータシートにおける異常部位の除去装置およびその除去方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電極積層体製造装置を概略構成図である。 (a)は電極積層体製造装置の移動体の概略構成図であり、(b)は操作ローラの動作を説明する斜視図である。 電極積層体製造装置においてセパレータシートの異常部位を検出した説明図である。 電極積層体製造装置において異常部位を引き出す前の状態を示す説明図である。 電極積層体製造装置において異常部位を含む折り返し部が形成された状態を示す説明図である。 電極積層体製造装置において、折り返し部に連結部が形成され、異常部位を含む除去対象部が除去される直前の状態を示す説明図である。 電極積層体製造装置における設定距離を説明する概略図である。 電極積層体製造装置において、除去対象部の除去後に移動体が原位置へ復帰し状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る電極積層体製造装置を概略構成図である。 別例に係る電極積層体製造装置の要部を示す概略構成図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る電極積層体製造装置について図面を参照して説明する。本実施形態の電極積層体製造装置は、電池が備える電極積層体を製造する装置である。電極積層体は、電極(正極又は負極)がセパレータシートにより袋状に包み込まれて形成されたものである。本実施形態の電極積層体製造装置は、本発明のセパレータシートにおける異常部位を除去する除去装置に相当する。
図1に示すように、電極積層体製造装置10は、第1セパレータシートS1を一方から他方へ向けて水平に連続して送り出す第1セパレータロール11を備えている。また、電極積層体製造装置10は、第2セパレータシートS2を一方から他方へ向けて水平に連続して送り出す第2セパレータロール12と、を備えている。第1セパレータロール11は、第1ロール軸13を備えており、第1ロール軸13には第1セパレータシートS1が巻回されている。第1ロール軸13の軸心方向は、水平方向であって第1セパレータシートS1の送り出し方向と直交する方向である。第1セパレータシートS1は、熱可塑性および絶縁性を有する多孔質の樹脂材料であり、電池におけるセパレータとして機能する。
第2セパレータロール12は、第2ロール軸14を備えており、第2ロール軸14には第2セパレータシートS2が巻回されている。第2ロール軸14の軸心方向は、水平方向であって第2セパレータシートS2の送り出し方向と直交する方向である。第2セパレータシートS2は、第1セパレータシートS1と同じ材料であって同サイズである。第2セパレータシートS2の送り出し方向は、水平方向であって第1セパレータシートS1の送り出し方向の反対方向である。第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2は互いに接近するように送り出される。
第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の送り出し先には、平行な回転軸心を有する一対の溶着ロール15、16が配置されている。一対の溶着ロール15、16は一対の接合ロールに相当する。一対の溶着ロール15、16の回転軸心の方向は、水平方向であって第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の送り出し方向と直交する方向である。一対の溶着ロール15、16の周面は互いに接近して対向する。一対の溶着ロール15、16は、電極Pが第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2に挟み込まれた状態にて第1セパレータシートS1と第2セパレータシートS2とを溶着により接合する。一対の溶着ロール15、16は相対回転して、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2を合流させ、水平方向から鉛直方向下方へ向かわせる。
一対の溶着ロール15、16の外周には、溶着機17がそれぞれ設けられている。溶着機17は溶着ロール15、16の周面が最も近接する位置において対向するように溶着ロール15、16に設けられている。溶着ロール15、16の溶着機17は、互いに対向したときに第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2を熱溶着により接合する。本実施形態では、各溶着ロール15、16には、180°の位相を以て2つの溶着機17がそれぞれ設けられている。なお、図示はしないが、溶着機17には、接合部Gの両端において周方向に第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2を接合可能する溶着可能部が設けられている。このため、電極Pは袋状の第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2に包み込まれる。一対の溶着ロール15、16が1回転すると、第1セパレータシートS1と第2セパレータシートS2との溶着による接合が2回行われ、一対の溶着ロール15、16の回転が継続されると所定間隔にて接合部Gを形成する。一対の溶着ロール15、16には、回転角を検出する回転角センサ(図示せず)がそれぞれ設けられている。溶着ロール15、16のそれぞれ溶着機17が再接近するタイミングを回転角0°(又は180°)としている。
一対の溶着ロール15、16の上方には、電極供給装置18が設置されている。電極供給装置18は電極(正極)Pを一対の溶着ロール15、16へ向けて供給する。電極供給装置18には、一対の供給ロール19が備えられている。一対の供給ロール19は、供給ロール19の間に電極Pを通し、電極供給装置18の鉛直方向の下方の溶着ロール15、16の間へ向けて供給する。溶着ロール15、16へ向けて供給される電極Pは、予め所定の寸法に製作されているほか、電極Pの表裏面には図示されない活物質(正極活物質)が塗工されている。電極供給装置18は制御手段20と電気的に接続されており、一対の溶着ロール15、16の回転に合わせて電極Pの供給を行うように制御手段20により制御される。電極供給装置18から溶着ロール15、16へ供給された電極Pは、一対の溶着ロール15、16において第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2により包み込まれる。そして、電極P、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2は電極積層体Aを形成する。電極積層体Aには溶着機17により第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2を接合した接合部Gが形成されている。なお、制御手段20と回転角センサは接続されており、一対の溶着ロール15、16の回転角は、回転角センサにより常に検出されており、回転角センサの信号は制御手段20へ伝達される。
本実施形態の電極積層体製造装置10は、第1セパレータシートS1の異常を検出する検出手段としてのカメラ21を有する。カメラ21は、第1セパレータロール11の近傍であって、第1セパレータシートS1の上方に設けられ、第1セパレータロール11から溶着ロール15へ送り出される第1セパレータシートS1の表面を連続的に撮影する。カメラ21は制御手段20と電気的に接続されており、カメラ21の撮像データは制御手段20へ伝送される。撮像データは制御手段20にて解析され、制御手段20は、撮像データの解析から金属粉等の異物、皺およびピンホール等の異常部位の有無を判断する。また、電極積層体製造装置10は、第2セパレータロール12から溶着ロール16へ送り出される第2セパレータシートS2の異常を検出する検出手段としてのカメラ22を有する。第2セパレータシートS2を撮像するカメラ22は、第1セパレータシートS1を撮像するカメラ21と同じカメラであり、制御手段20と電気的に接続されている。
本実施形態では、第1セパレータシートS1を撮像するカメラ21と溶着ロール15の間には、第1セパレータシートS1の引き出し方向において水平に往復移動可能な移動体23が設けられている。移動体23は、第1セパレータシートS1の引き出し速度と同じ速度にて引き出し方向へ移動可能である。移動体23の往復移動の駆動源(図示)は、制御手段20の指令に基づいて制御される。図2(a)に示すように、移動体23には、セパレータ操作手段としての操作ローラ24と、連結手段および除去手段を備えた連結除去ユニット25が備えられている。
操作ローラ24は、第1セパレータシートS1の異常部位の検出後に、第1セパレータシートS1の異常部位を搬送方向とは異なる方向へ引き出し、引き出しにより異常部位を含む折り返し部Tを形成するためのものである。図2(a)に示すように、操作ローラ24は、軸部26と軸部26に対して回転自在のローラ部27を備えている。操作ローラ24の軸心方向は、水平方向であって第1セパレータシートS1の搬送方向と直交する方向である。図2(b)に示すように、操作ローラ24は昇降手段(図示せず)により昇降可能であるほか、進退手段(図示せず)により第1セパレータシートS1の搬送方向と直交する方向へ進退可能である。操作ローラ24の昇降手段および進退手段は制御手段20により制御される。操作ローラ24は、第1セパレータシートS1に異常が生じていないときは、第1セパレータシートS1の上方に位置する。第1セパレータシートS1に異常が生じると、操作ローラ24は下降するが、異常部位が除去された後、第1セパレータシートS1から側方へ後退し、後退後には第1セパレータシートS1の搬送面よりも高くなるように上昇する。上昇後は、第1セパレータシートS1の上方に位置するように前進する。なお、折り返し部Tは、次に説明する連結除去ユニット25により除去される異常部位としての除去対象部T1と、除去されずに溶着ロール15へ搬送される残存対象部T2を有する。つまり、折り返し部Tは、異常部位を含み、かつ連結部Cを含まない除去対象部T1を有する。
連結除去ユニット25は、移動体23において搬送される第1セパレータシートS1の裏面を臨む位置に設けられている。連結除去ユニット25は、第1セパレータシートS1に異常部位が生じたとき、異常部位を含む折り返し部Tから除去対象部T1を切断して除去する機能のほか、2枚重ねの残存対象部T2を溶着により連結する機能を有している。連結除去ユニット25は、所定の間隔を空けて互いに対向して配置される一対のユニット部29、30を有している。一対のユニット部29、30は、駆動源(図示せず)により移動体23に対して移動体23の移動方向と同方向に往復移動可能であり、互いに進退することにより接近、離隔する。一対のユニット部29、30の所定の間隔は、操作ローラ24の通過を許容する間隔に設定されている。ユニット部29、30を移動する駆動源は、制御手段20の指令に基づいて制御される。
ユニット部29の上部には、第1セパレータシートS1の裏面と当接可能なガイドローラ31が設けられている。ユニット部30の上部には、ユニット部29と同様に第1セパレータシートS1の裏面と当接可能なガイドローラ32が設けられている。ガイドローラ31、32は転動自在である。ユニット部29においてユニット部30と対向する対向面には、加熱部34が形成されている。加熱部34は第1セパレータシートS1が溶融する温度まで加熱される。ユニット部30においてユニット部29と対向する対向面には、加熱部34と対向する圧着部35が形成されている。加熱部34および圧着部35は連結手段に相当する。加熱部34および圧着部35が折り返し部Tを挟みつつ加熱することにより、折り返し部Tの幅方向に溶着により第1セパレータシートS1を重ねて接続する連結部Cが形成される。加熱部34の加熱制御は制御手段20により行われる。
ユニット部29においてユニット部30と対向する対向面には、切断刃36が設けられている。切断刃36はユニット部30と対向する対向面から出没自在である。ユニット部30においてユニット部29と対向する対向面には、切断刃36と対向する刃受部37が形成されている。切断刃36は、折り返し部Tが形成された状態では、ユニット部29、30が最接近した状態では、対向面から突出することにより、刃受部37と当接し、折り返し部Tを切断する。切断刃36および刃受部37は除去手段に相当する。切断刃36および刃受部37は、折り返し部Tの除去対象部T1を第1セパレータシートS1から切除する。なお、切断刃36の出没は制御手段20により制御される。
連結除去ユニット25は、操作ローラ24により形成した折り返し部Tに対して、連結部Cを形成するとともに、異常部位を含む除去対象部T1を切断して第1セパレータシートS1から除去する。本実施形態では、第1セパレータシートS1において継ぎ目となる連結部Cが溶着ロール15、16の溶着機17により形成される接合部Gに必ず含まれるように、制御手段20は連結除去ユニット25を制御する。連結部Cが接合部Gに含まれるための制御については後述するが、第1セパレータシートS1が溶着機17と接触する接合部Gを形成する位置から連結部Cの位置までの長さが、基本的に溶着ロール15の外周面の半周の長さの整数倍であればよい。制御手段20は、連結部Cが接合部Gに位置するように、溶着ロール15、16と同期させて連結除去ユニット25を制御する。
本実施形態では、第2セパレータシートS2を撮像するカメラ22と溶着ロール16の間には、第2セパレータシートS2の引き出し方向において水平に往復移動可能な移動体23が設けられている。移動体23は、第1セパレータシートS1を撮像するカメラ21と溶着ロール15の間に設けられた移動体23と同じ構成であるため、説明を援用して省略する。
次に、本実施形態の電極積層体製造装置10の作用を説明する。第1セパレータシートS1は、第1セパレータロール11から溶着ロール15へ向けて引き出されて搬送され、第2セパレータシートS2は、溶着ロール16へ向けて引き出て搬送される。第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2が溶着ロール15、16に達すると、電極供給装置18から電極Pが第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の間に供給される。電極供給装置18から電極Pの供給は、溶着ロール15、16の回転角に合わせて、間欠的に行われる。溶着ロール15、16では、電極Pが第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2により挟み込まれる。溶着機17は第1セパレータシートS1と第2セパレータシートS2とを溶着により接合し、接合部Gを形成する。そして、第1セパレータシートS1と第2セパレータシートS2により電極Pが包み込まれた電極積層体Aが得られる。
本実施形態では、カメラ21が溶着ロール15へ向けて引き出される第1セパレータシートS1を連続的に撮像し、カメラ21により撮像された撮像データは制御手段20へ伝送される。また、カメラ22は溶着ロール16へ向けて引き出される第2セパレータシートS2を連続的に撮像し、カメラ22により撮像された撮像データは制御手段20へ伝送される。制御手段20は撮像データの解析を行い、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2に、金属粉等の異物、皺やピンホールといった異常部位が発生すると、移動体23の連結除去ユニット25を作動させる。
ここでは、第1セパレータシートS1の表面に異物Yが存在する場合について説明する。図3に示すように、制御手段20は、カメラ21の撮像データの解析により第1セパレータシートS1に異物Yが存在すると判断すると、異物Yの検出後に第1セパレータシートS1の上方に待機している操作ローラ24を下降する指令を出す。図4に示すように、操作ローラ24は、制御手段20の指令を受けて下降し、第1セパレータシートS1を搬送方向とは異なる下方向へ引き出す。第1セパレータシートS1を引き出すとき、操作ローラ24の下降に対応させて第1セパレータロール11の回転速度を上昇させ、第1セパレータシートS1の第1セパレータロール11からの引き出し速度を増大させる。このとき、溶着ロール15、16は回転速度が変更されず回転を維持する。
第1セパレータシートS1が操作ローラ24により引き出されることにより、第1セパレータシートS1において搬送面から操作ローラ24へ向かう部位と、操作ローラ24にて折り返されて操作ローラ24から搬送面へ向かう部位が形成される(図2(a)、図2(b)を参照)。これらの部位は、折り返し部Tを構成する。図5に示すように、操作ローラ24は、折り返し部Tに異物Yが含まれるように下降し、その後に下降を停止する。
次に、制御手段20は、連結除去ユニット25に対して、折り返し部Tにて第1セパレータシートS1を重ねて連結する連結部Cを第1セパレータシートS1の幅方向に形成する指令を出すほか、折り返し部Tの除去対象部T1を第1セパレータシートS1から切除する指令を出す。また、制御手段20は、連結部Cの形成および除去対象部T1の切除の際に、第1セパレータシートS1の搬送速度と同速度にて移動体23を搬送方向へ移動させる指令を出す。
制御手段20の指令を受けた連結除去ユニット25では、図6に示すように、ユニット部29、30が互いに最も接近し、折り返し部Tの第1セパレータシートS1は重なる。そして、加熱部34と圧着部35が重なった第1セパレータシートS1を押圧し、折り返し部Tには重なった第1セパレータシートS1を連結する連結部Cが溶着により形成される。連結部Cが溶着により形成される時点では、異物Yは除去対象部T1に位置する。連結部Cの形成とほぼ同時に、切断刃36は折り返し部Tへ向けて前進して折り返し部Tを切断する。切断刃36が折り返し部Tから除去対象部T1を切除し、連結部Cを含む残存対象部T2は、第1セパレータシートS1に残存する。
ところで、制御手段20は、回転角センサからの信号により一対の溶着ロール15、16の回転角を常に把握している。そして、制御手段20は、連結部Cを形成する位置が、電極積層体Aにおける接合部Gに含まれるように、連結部Cの形成のタイミングを設定する。本実施形態では、溶着ロール15には180度の位相角を以て、溶着機17が設けられている。このため、図7に示すように、第1セパレータシートS1において溶着機17が最接近する接合部G(接合部Gの形成が予定される位置を含む)の中心から連結部Cの距離K(以下、「設定距離K」と表記する)が、溶着ロール15の半周分の周長Lのn倍(nは1以上の整数)であれば最適である。接合部Gの長さが連結部Cよりも長い場合には、設定距離Kは、n倍の長さに限定されず、接合部Gに連結部Cが含まれる距離(L・n+α、α:許容長さ)であればよい。そして、除去対象部T1の除去のタイミングにおいて異物Yが折り返し部Tの除去対象部T1に含まれていればよい。
折り返し部Tから除去対象部T1が切除されると、連結部Cを含む残存対象部T2は、第1セパレータシートS1の一部として溶着ロール15へ送り出される。溶着ロール15に達した連結部Cは、溶着機17の溶着により形成される連結部Cに含まれる。一方、移動体23は移動前の原位置に復帰する。また、操作ローラ24は下降されたまま軸方向へ後退し、第1セパレータシートS1から離脱する(図2(b)を参照)。第1セパレータシートS1から離脱した操作ローラ24は、第1セパレータシートS1の搬送面より高い位置まで上昇する。操作ローラ24は上昇後に第1セパレータシートS1へ向けて軸方向に前進し、原位置に復帰する。他方、連結除去ユニット25のユニット部29、30は、図8に示すように、互いに離隔しつつ原位置へ復帰する。そして、移動体23、操作ローラ24および連結除去ユニット25は次の異常部位の除去に備える。
第1セパレータシートS1に異物Yが発生した異常部位を除去したが、第2セパレータシートS2において異常部位が生じる場合も、第1セパレータシートS1の場合と同様に、第2セパレータシートS2側の移動体23、操作ローラ24および連結除去ユニット25が異常部位を除去する。また、異常部位が生じる原因は、異物Yに限らず、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の皺やピンホールである。
本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
(1)異常部位がカメラ21(22)により検出されると、操作ローラ24により異常部位を含む第1(第2)セパレータシートS1(S2)が搬送方向と異なる方向へ引き出されて折り返された折り返し部Tを形成する。異常部位を含む折り返し部Tの幅方向に溶着により第1(第2)セパレータシートS1(S2)を重ねて接続する連結部Cが形成される。折り返し部Tは、異常部位を含み、かつ連結部Cを含まない除去対象部T1を有する。異常部位を含む除去対象部T1は、連結除去ユニット25により除去されるが、連結部Cは第1(第2)セパレータシートS1(S2)の一部として第1(第2)セパレータシートS1(S2)に残り搬送される。その結果、例えば、第1セパレータシートS1に異常部位が存在しても、例えば、他の第2セパレータシートS2と貼り合わされる前に異常部位のみを取り除くことができる。
(2)移動体23が第1(第2)セパレータシートS1(S2)の搬送速度と同速度にてより搬送方向へ移動することにより、操作ローラ24、連結除去ユニット25は第1(第2)セパレータシートS1(S2)の搬送速度と同速度にてより搬送方向へ移動する。その結果、第1(第2)セパレータシートS1(S2)の搬送を停止させることなく、異常部位を除去することができる。その結果、効率良く異常部位の除去と電極積層体Aの製造を図ることができる。
(3)溶着ロール15、16において第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2により電極Pを包み込み、溶着による接合部Gが第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2に形成される。第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2は接合部Gにより互いに張り合わせられる。制御手段20は、連結部Cが接合部Gに位置するように、連結除去ユニット25を一対の溶着ロール15、16と同期させて制御する。このため、異常部位を除去した第1(第2)セパレータシートS1(S2)に形成される連結部Cは、溶着ロール15、16にて接合され接合部Gを形成する。従って、電極積層体Aにおいて電極Pの面に連結部Cが接触することはない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る電極積層体製造装置について説明する。本実施形態では、移動体に連結除去ユニットが設けられない例である。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
図9に示す電極積層体製造装置40では、操作ローラ24、連結除去ユニット25は、移動することのない固定体41に設けられている。また、溶着ロール15、16は第1の実施形態と同じ構成であるが、制御手段20により異常部位の発生時に連続回転せず一時停止する制御を受ける。具体的には、溶着ロール15、16は、折り返し部Tに連結部Cが形成され、折り返し部Tから除去対象部T1が切除されるときに停止する。第1セパレータロール11および第2セパレータロール12は溶着ロール15、16の停止時に合わせて停止される。折り返し部Tから除去対象部T1が切除された後、溶着ロール15、16が回転されるとともに第1セパレータロール11および第2セパレータロール12も回転される。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)、(3)と同等の作用効果を奏する。また、本実施形態によれば、溶着ロール15、16は、折り返し部Tに連結部Cが形成され、折り返し部Tから除去対象部T1が切除されるときに停止する。また、第1セパレータロール11および第2セパレータロール12は溶着ロール15、16の停止時に合わせて停止される、このため、異常部位が生じたとき、操作ローラ24および連結除去ユニット25を第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の搬送速度と同じ速度にて移動させる必要がない。その結果、先の実施形態の移動体23のような移動のための機構が不要となり、装置の構造が簡単となる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、溶着により連結部を形成するとしたが、連結部の形成は溶着に限らない。例えば、接着剤を用いて連結部を形成してもよい。また、溶着により連結部を形成する場合、熱溶着に代えて超音波溶着により連結部を形成するようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、第1セパレータシートおよび第2セパレータシートを水平方向に引き出すようにしたがこの限りではない。図10に示すように、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2が上方から斜め下方へ向けて引き出されるようにしてもよい。この場合、第1セパレータシートS1および第2セパレータシートS2の溶着ロール15、16による巻き癖を上記の実施形態より抑制することができる。
○ 上記の実施形態では、セパレータシートの異常部位を検出する検出手段としてカメラを用いたが、検出手段はカメラに限定されない。例えば、レーザー光を用いたスキャンによる検出手段でもよく、あるいは、エックス線走査による検出手段であってもよい。
○ 上記の実施形態では、操作手段を操作ローラとしたがこの限りではない。操作手段は折り返し部をセパレータシートに形成することが可能であれば、操作手段の形状や構造は特に限定されない。例えば、検出手段は丸棒でよく、十分に張られた紐であってもよい。操作手段はセパレータシートとの接触するためセパレータシートに損傷を与えることのない材質や形状が好ましい。
○ 上記の実施形態では、一対の溶着ロールのそれぞれに2個の溶着機が設けられる構成であったが、溶着機は2個に限らず任意の数でもよい。溶着機を任意の数とする場合、セパレータシートにおいて溶着機が最接近する接合部(接合部の形成が予定される位置を含む)の中心から連結部の距離(設定距離)が、溶着ロールにおける溶着機の間の周長のn倍であればよい
○ 上記の実施形態では、電極として正極を用いた電極積層体の例について説明したが、電極として負極を用いた電極積層体としてもよい。
10、40 電極体製造装置
11 第1セパレータロール
12 第2セパレータロール
15、16 溶着ロール
17 溶着機
18 電極供給装置
20 制御手段
21、22 カメラ(検出手段としての)
23 移動体
24 操作ローラ(セパレータ操作手段としての)
25 連結除去ユニット(連結手段および除去手段としての)
34 加熱部
35 圧着部
36 切断刃
41 固定体
A 電極積層体
S1 第1セパレータシート
S2 第2セパレータシート
T 折り返し部
T1 除去対象部
T2 残存対象部
C 連結部
G 接合部
P 電極
Y 異物
K 設定距離

Claims (5)

  1. 連続して搬送されるセパレータシートの異常部位を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記異常部位を前記セパレータシートから除去する除去手段と、を備えたセパレータシートにおける異常部位の除去装置において、
    前記異常部位の検出後に、前記セパレータシートを搬送方向と異なる方向へ引き出して折り返すことにより、前記異常部位を含む折り返し部を前記セパレータシートに形成するセパレータ操作手段と、
    前記折り返し部にて前記セパレータシートを重ねて連結する連結部を前記セパレータシートの幅方向に形成する連結手段と、
    前記異常部位の検出に基づき、前記セパレータ操作手段、前記連結手段および前記除去手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記折り返し部は、前記異常部位が含まれ、かつ前記連結部が含まれない除去対象部を有し、
    前記除去手段は、前記除去対象部を前記セパレータシートから切除することを特徴とするセパレータシートにおける異常部位の除去装置。
  2. 前記セパレータシートの搬送速度と同速度にて搬送方向へ移動可能な移動体を備え、
    前記移動体は、前記セパレータ操作手段、前記連結手段および前記除去手段を備えることを特徴とする請求項1記載のセパレータシートにおける異常部位の除去装置。
  3. 互いに異なる方向から搬送される一対の前記セパレータシートを合流させ、所定間隔にて一対の前記セパレータシートを重ねて接合する接合部を形成する一対の接合ロールと、
    一対の前記セパレータシートの間へ向けて電極を供給する電極供給手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記連結部が接合部に位置するように、前記連結手段を前記一対の接合ロールと同期させて制御することを特徴とする請求項1又は2記載のセパレータシートにおける異常部位の除去装置。
  4. 前記制御手段は、前記検出手段により前記異常部位が検出されたとき、前記セパレータシートの搬送を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1記載のセパレータシートにおける異常部位の除去装置。
  5. 連続して搬送されるセパレータシートの異常部位を検出し、前記異常部位を除去するセパレータシートにおける異常部位の除去方法において、
    前記異常部位の検出後に、前記異常部位を含むセパレータシートが、搬送方向と異なる方向へ引き出されて折り返される折り返し部を形成し、
    前記折り返し部に前記セパレータシートを重ねて接続する連結部を前記セパレータシートの幅方向に形成するとともに、前記折り返し部が有する除去対象部に、前記連結部は含ませず、かつ前記異常部位を含ませ、
    前記除去対象部を前記セパレータシートから切除することを特徴とするセパレータシートにおける異常部位の除去方法。
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