JP6451350B2 - 医療画像処理装置、医療画像処理方法及びプログラム - Google Patents

医療画像処理装置、医療画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、医療画像処理装置、医療画像処理方法及びプログラムに関する。
医療現場においては、医師が患者の患部を撮影して、画面上に患部の大きさが分かるように表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の発明は、より簡易で的確な超音波画像診断装置を提供するもので、撮像されたマーカの位置および向きに基づいた位置、形状および大きさの表示用超音波画像データを生成する表示用画像生成部と、生体の外観を撮像して取得した表示用生体画像に、表示用超音波画像データによる表示用超音波画像を重畳して表示するものである。
皮膚患部をダーモスコープなどの拡大鏡付きカメラで撮影する場合、医師は、撮影後に皮膚患部が写った画像をカメラやPCなどの表示画面で確認する。この場合、画像中の皮膚患部は、医師にとって見易く表示するのが好ましい。
特許文献1記載の発明では、生体の概観との対比により患部である超音波画像の大きさを把握することができるが、実寸までは分からない。
ここで、特許文献2には、撮影した画像中の被写体を特定し、特定した被写体の周りに実寸の目盛りを固定して表示することが開示されている。
特開2014−221175号公報 特開2009−27402号公報
しかし、上記特許文献2では、単に実寸の目盛りを固定表示するだけで、医師にとって見易さの観点で十分でなかった。特に、医療現場に用いられる医療画像では、医師が観察して正確に診断するという観点から、一般の画像よりも見易さが要求される。
そこで、本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、医療画像中の患部を表示画面に見易く表示する医療画像処理装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る医療画像処理装置は、
ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定手段と、
表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整手段と、
前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、医療画像中の患部を表示画面に見易く表示することができる。
実施形態に係る医療画像処理装置と撮像装置とを示す図である。 ダーモスコピー診断の様子を示す図である。 ダーモスコピー画像の例を示す図である。 実施形態に係る医療画像処理装置の構成を示すブロック図である。 HDR変換後のダーモスコピー画像の例を示す図である。 表示制御処理のフローチャートの一例を示す図である。 皮膚患部を座標系の軸とともに表示した状態を示す図である。 皮膚患部の輪郭線上に複数の点をプロットした状態を示す図である。 皮膚患部内に2つの線分を描画した状態を示す図である。 皮膚患部を回転した状態を示す図である。 皮膚患部をY軸に直線移動した状態を示す図である。 皮膚患部をX軸に直線移動した状態を示す図である。 座標系の軸に実寸の目盛りを付与した状態を示す図である。 皮膚患部を表示部に表示した状態を示す図である。 変形例に係る医療画像処理装置の構成を示すブロック図である。 変形例に係るダーモスコピー画像の例を示す図である。 疑似患部を座標系の軸とともに表示した状態を示す図である。 疑似患部内に2つの線分を描画した状態を示す図である。 疑似患部を直線移動した状態を示す図である。 疑似患部を表示部に表示した状態を示す図である。 皮膚患部を複数重ねて表示部に表示した状態を示す図である。 皮膚患部の中心を座標系の原点に重ねて表示部に表示した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る医療画像処理装置20と撮像装置10とを示す図である。
図1に示す撮像装置10は、カメラであって、有線(USB(Universal Serial Bus)ケーブルなど)で医療画像処理装置20と通信可能である。この撮像装置10は、医師が患者Kを診察する際に用いられ、医師の操作に基づいて患者診断用の医療画像を撮影する。
医療画像処理装置20は、例えばPC(Personal Computer)であって、撮像装置10から医療画像を受信し、その医療画像に画像処理を行う。なお、医療画像は有線でなくとも、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信や撮像装置10内のSD(Secure Digital)カードを介して受信してもよい。
この実施形態では、撮像装置10及び医療画像処理装置20のユーザは医師であり、医師は自身が撮影した患者Kの医療画像を医療画像処理装置20で確認する。医療画像処理装置20は、その確認前に医療画像に画像処理を行って、画像処理後の医療画像を表示する。
ここで、医療画像処理装置20の具体的な説明に先立って、前提となる医療現場において医師が診断に用いる撮像装置10や医療画像などについて説明する。
図2は、ダーモスコピー診断の様子を示す図である。ダーモスコピー診断とは、皮膚患部を10〜30倍に拡大して観察するダーモスコープ100を用いた診断である。ダーモスコープ100は、ハロゲンランプや白色LED(Light Emitting Diode)などの光源と、反射光を抑える偏光フィルタと、を備えた拡大鏡である。図中に示すように、ダーモスコープ100は、撮像装置10にアタッチメントなどを介して装着された状態で使用される。
このダーモスコピー診断によれば、皮膚の角質による乱反射がなくなるので、医師は、皮膚の表皮層から真皮浅層までの色素分布を捉えた皮膚患部を拡大して診断することができる。
そして、医師は、皮膚患部を特定してダーモスコープ100付きの撮像装置10で患者Kの皮膚患部を撮影する。図3に、ダーモスコープ100を介して撮影された画像であるダーモスコピー画像の例を示す。このダーモスコピー画像中の皮膚患部を観察することで、医師は、皮膚患部が良性(ほくろなど)か、悪性(メラノーマなど)か、などを診断することができる。
この実施形態において、医療画像処理装置20は、図3に示すようなダーモスコピー画像中の皮膚患部を、医師にとって見易く、かつ、診断が容易になるように画像処理を行う。
以上の医療現場を前提として、医療画像処理装置20の具体的な構成について図4を参照しながら説明する。
この医療画像処理装置20は、医師の診察室内に設置され、撮像装置10から受信したダーモスコピー画像に画像処理を行う。この医療画像処理装置20は、制御部21、入力部22、表示部23、通信部24及び記憶部25を備える。
制御部21は、例えばCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)などにより構成される。制御部21は、ROMに記憶されたプログラムに従って制御することにより、各部(取得部211、画像変換部212、特定部213、線分抽出部214、調整部215、表示制御部217)の機能を実現する。これら各部の機能については後述する。
入力部22は、例えばキーボードやマウスなどから構成され、ユーザである医師が操作内容を入力するために用いられる。
表示部23は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electroluminescence)ディスプレイなどによって構成される。
通信部24は、撮像装置10と通信を行うための通信インターフェイス(USBポートなど)である。制御部21は、通信部24を介して撮像装置10からダーモスコピー画像を受信する。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリから構成され、撮像装置10から受信したダーモスコピー画像や各種データを記憶する。記憶部24は、データとして、ダーモスコピー画像中の皮膚患部の実寸を求めるために必要な情報を記憶する。実寸を求めるために必要な情報とは、例えば、撮像装置10の焦点距離、画角に関する情報である。
なお、撮像装置10はダーモスコープ100を装着して撮影することから、撮像装置10の規定の焦点距離、画角に関する情報だけでは正確に実寸を求めることができない。このため、ユーザ(医師)は、ダーモスコピー画像撮影前に、撮像装置10にダーモスコープ100を装着の上、実寸の目盛り付きの物差し(例えば、5mm程度の物差し)を撮影してキャリブレーションを行う。そして、撮像装置10は、その撮影時のキャリブレーション情報(被写体距離、焦点距離、画角に関する情報)を記憶する。
そして、医療画像処理装置20は、撮像装置10からダーモスコピー画像受信時に、上記キャリブレーション情報をあわせて受信するようにする。このキャリブレーション情報は、ダーモスコピー画像の付帯情報(Exif: Exchangeable Image File Format)として受信してもよい。
次に、制御部21の各部(取得部211、画像変換部212、特定部213、線分抽出部214、調整部215、表示制御部217)の機能について説明する。
取得部211は、ダーモスコープ100を介して撮影されたダーモスコピー画像を取得する。ここでは、取得部211は、ダーモスコピー画像を取得できればいいので、取得の手法は能動受動を問わない。例えば、取得部211は、画像取得要求により撮像装置10からダーモスコピー画像を取得してもいいし、撮像装置10から送信されるダーモスコピー画像を受信して取得してもいい。なお、取得部211は、取得手段に相当する。
画像変換部212は、取得したダーモスコピー画像を画像変換する。具体的には、画像変換部212は、ダーモスコピー画像(図3参照)をHDR(High Dynamic Range)変換する。HDR変換は、画像のコントラストを数段階に分けて調整後、再び合成することで、画像のダイナミックレンジを広げる変換である。これにより、ダーモスコピー画像の色調や皮膚患部(ダーモスコピー構造物)をより鮮明に把握できる(図5参照)。
なお、画像変換部212は、HDR変換に限らず、ダーモスコピー画像中の他の皮膚患部(例えば、血管腫など)を診断する場合は、血管強調変換をするとよい。この血管強調変換は、血管部分を目立たせる変換であって、ダーモスコピー画像の色空間を変換(RGB色空間からCIELab色空間)後、各種フィルタ処理(輝度成分分解フィルタやエッジ強調フィルタなどの処理)を行い、再び色空間を戻して、ダーモスコピー画像中の血管を強調する。
図4に戻って、特定部213は、HDR変換後のダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する。この特定の方法は任意であるが、例えば、皮膚患部の輪郭線を抽出することでその皮膚患部を抽出することができる。輪郭線の抽出は、ダーモスコピー画像に2値化処理(画素値の閾値以上を「1」、閾値未満を「0」としてモノクロにする処理)をする、あるいは輪郭部分の濃度勾配を急峻にするエッジ強調処理をすればよい。
また、別の手法として、複数の皮膚患部のテンプレート画像とダーモスコピー画像中の皮膚患部とのパターンマッチングを行ってもいいし、ダーモスコピー画像中の色や形状の特徴量を抽出して皮膚患部を特定してもよい。特徴量としては、例えば、画像の局所領域から輝度勾配、輝度強度を抽出するHOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量を用いることができる。なお、特定部213は、特定手段に相当する。
線分抽出部214は、特定部213が特定した皮膚患部の輪郭線上の2点間を結ぶ第1の線分と、その第1の線分の中点に垂直に交わる第2の線分と、を抽出する。この抽出方法については後述する。なお、線分抽出部214は、線分抽出手段に相当する。
調整部215は、ディスプレイである表示部23に表示される2次元直交座標系(以下、座標系という)の軸に、特定した皮膚患部が接触するように、その皮膚患部を合わせる。具体的には、調整部215が含む移動部216が表示部23に表示される座標系の軸に、特定した皮膚患部が接触するように、その皮膚患部を移動させる。この移動方法については後述する。なお、調整部215は調整手段に、移動部216は移動手段に、それぞれ相当する。
表示制御部217は、移動部216による移動後の皮膚患部を、座標系とともに表示手段23に表示する。なお、表示制御部217は、表示制御手段に相当する。
以上の各部を備えた医療画像処理装置20の制御部21は、ROMに記憶されたプログラムに従って各部を適宜制御することにより、表示制御処理を実行する。この表示制御処理について、図6を参照しながら説明する。この表示制御処理の前提として、医療画像処理装置20は、ダーモスコピー画像と、そのダーモスコピー画像撮影時のキャリブレーション情報と、を撮像装置10から取得しておく。
そして、医師が患者Kを診断中又は診断後に撮影したダーモスコピー画像を医療画像処理装置20の表示部23で確認するために、入力部22を介してダーモスコピー画像の表示操作をしたとする。表示制御処理は、このダーモスコピー画像の表示操作を受け付けたことを契機として開始される。
まず、画像変換部212は、ダーモスコピー画像を画像変換する(ステップS11)。具体的には、画像変換部212は、ダーモスコピー画像(図3参照)を、上述したようにHDR変換する(図5参照)。
次に、特定部213は、皮膚患部を特定する(ステップS12)。具体的には、特定部213は、HDR変換後のダーモスコピー画像に対して、上述した任意の手法により(例えば、輪郭線抽出により)、皮膚患部を特定する。この特定した皮膚患部は、座標系の軸とともに医療画像処理装置20の内部で(つまり、表示部23に表示せずに)処理される。この内部処理について、図7を参照して説明する。
図7では、理解を容易にするために、特定された皮膚患部Dを左右対称な楕円形として説明する。実際には、特定された皮膚患部は左右非対称の楕円形である場合が多い。また、皮膚患部Dは、楕円形の黒点で示す複数の色素小球を含む。この色素小球は、実際には、メラニン色素の量に応じて様々な色調(例えば、茶、青、灰など)を示す。
ステップS12において、皮膚患部が特定されると、医療画像処理装置20の内部としては、図7のように、座標系の軸とともに皮膚患部が表示された状態となる。
図6に戻って、線分抽出部214は、特定した皮膚患部の輪郭線上に複数の点をプロットする(ステップS13)。複数の点をプロットした状態を図8に示す。この複数の点は、ステップS13以降の処理において、線分を抽出する際に利用される。
次に、線分抽出部214は、第1の線分を抽出する(ステップS14)。具体的には、線分抽出部214は、図8の複数の点のうち、任意の点を基点として、その基点と他の点とを結ぶ2点間の線分を複数抽出する。続いて、線分抽出部214は、任意の点とは異なる点を新たな基点として、全ての基点について線分を抽出し終わるまで線分抽出を繰り返す。
すなわち、線分抽出部214は、基点を変えながら総当たりで線分を抽出していく。全線分を抽出後、線分抽出部214は、2点間を結ぶ複数の線分のうち、最も長い線分を第1の線分として抽出する(図9の実線)。なお、最長の線分が複数ある場合は、線分抽出部214は、任意に選択した1つの線分を第1の線分とする。
図6に戻って、線分抽出部214は、第2の線分を抽出する(ステップS15)。具体的には、線分抽出部214は、第1の線分の中点に垂直に交わる線分を第2の線分として抽出する(図9の破線)。これら第1及び第2の線分は、軸合わせ並びに軸への接触をする際の基準となり、第1の線分はX軸の線分として、第2の線分はY軸の線分として、それぞれ機能する。
次に、移動部216は、皮膚患部Dを回転する(ステップS16)。具体的には、移動部216は、軸合わせのために、皮膚患部Dの第1の線分(X軸の線分)がX軸に平行になるように、第2の線分(Y軸の線分)がY軸に平行になるように、皮膚患部Dを回転する。回転方向は、最短で軸合わせできる方向が好ましく、図9の例の場合、移動部216は、時計方向に皮膚患部Dを回転させる。この回転の後、皮膚患部Dは図10に示す状態となる。
次に、移動部216は、皮膚患部DをY軸に直線移動する(ステップS17)。具体的には、移動部216は、図10に実線で示す第1の線分の2つの端点のうち、Y軸に近い方の端点が、そのY軸に接触するように、皮膚患部Dを直線移動させる。これにより、皮膚患部DがY軸に接触する(図11参照)。
次に、移動部216は、皮膚患部DをX軸に直線移動する(ステップS18)。具体的には、移動部216は、図11に破線で示す第2の線分の2つの端点のうち、X軸に近い方の端点が、そのX軸に接触するように、皮膚患部Dを直線移動させる。これにより、皮膚患部DがX軸に接触する(図12参照)。
なお、皮膚患部Dは、結果的にX軸、Y軸両方に接触すればいいので、ステップS17とS18の処理は入れ替えてもよい。また、皮膚患部Dは、形状によっては(実際の皮膚患部は左右非対称の楕円形が多いので)、第1及び第2の線分の軸に近い方の端点が何れも軸(X軸とY軸)に接触しない場合がある。
すなわち、実際の皮膚患部は移動処理を行ってもX軸又はY軸何れか一方しか接触しない場合がある。この場合は、何れか一方が接触すればよい。両方接触しなくとも少なくとも一方が接触していれば見易くなるからである。
次に、制御部21は、軸に実寸の目盛りを付与する(ステップS19)。具体的には、制御部21は、予め受信しておいたダーモスコピー画像のキャリブレーション情報に基づいて、皮膚患部Dの実寸の長さを求め、求めた長さと同じスケールで(例えば、皮膚患部Dがミリ単位であれば同じミリ単位で)座標系の軸(X軸とY軸)に実寸の目盛りを付与する(図13参照)。
なお、この実寸の求め方は公知だが、例えば、キャリブレーション情報に含まれるダーモスコピー画像撮影時の被写体距離、焦点距離、画角に基づいて、そのダーモスコピー画像の一辺の実寸の長さを求め、その画像の一辺の画素数から1ピクセル当たりの実寸の長さ(mm/pix)を求める。そして、皮膚患部Dの実寸を求めればよい。
図6に戻って、表示制御部217は、皮膚患部Dを座標系の軸とともに表示部23に表示する(ステップS20)。これにより、図14に示すように、医療画像処理装置20の表示部23に実寸の目盛り付きの軸とともに、皮膚患部Dが表示される。この際、表示制御部217は、表示部23に皮膚患部Dの実寸の数値(図14の例ではX:7mm、Y:3.5mm)をあわせて表示する。その後、処理を終了する。
以上、図6を参照しながら説明した表示制御処理においては、医療画像処理装置20が各部(取得部211、画像変換部212、特定部213、線分抽出部214、移動部216、表示制御部217)を備えたことにより、表示部23に表示される座標系の軸に、特定した皮膚患部が接触するように、その皮膚患部を移動させることができる。このため、医療画像であるダーモスコピー画像中の皮膚患部を表示部23の画面に見易く表示することができる。
また、表示部23に表示される座標系の軸は、実寸の目盛り付きである。このため、医師が即座に皮膚患部の実寸を把握することができるので、診断を迅速に行うことができる。
なお、図6に示した表示制御処理においては、軸に実寸の目盛りを付与するタイミングは、移動部216による移動後を例にとって説明したが、これに限られない。要は、表示部23に表示する前までに実寸の目盛りが付与されればよく、例えば、ステップS12で皮膚患部Dを特定した段階で実寸を求めて座標系の軸に目盛りを付与してもよい。この場合、図7の段階で目盛りが付与されることになる。
また、図6に示した表示制御処理においては、移動部216による皮膚患部Dの回転の後に直線移動を行うようにしたが、これに限られない。要は、移動後に皮膚患部Dが軸(X軸とY軸)に接触すればよく、これに矛盾しない範囲で適宜処理を変更してもよい。例えば、皮膚患部Dを直線移動した後に回転を行っても構わないし、回転しながら移動を行ってもよい。
また、図6に示した表示制御処理においては、第1の線分をX軸の線分、第2の線分をY軸の線分として説明したが、第1の線分をY軸の線分、第2の線分をX軸の線分として、表示制御処理を行ってもよい。
また、図6に示した表示制御処理においては、左右対称の楕円形の皮膚患部Dを前提に説明したが、皮膚患部Dの形状としてはこれに限られないことはもちろんである。表示制御処理は、線形・非線形問わず皮膚患部のとり得るおよそ全ての形状(三角形や四角形などの多角形や楕円以外の歪な円など)に適用することができる。
また、図6に示した表示制御処理においては、ステップS20において皮膚患部Dを座標系の軸とともに表示部23に表示するまでは、医療画像処理装置20の内部処理であることを前提に説明したが、これに限られない。例えば、ステップS12において皮膚患部を特定した時点で軸とともに表示部23に表示して、以後の処理(図7乃至図13)を全て表示部23に表示した状態で行ってもよい。
以上で実施形態の説明を終了するが、上記実施形態は一例であり、医療画像処理装置20の構成や表示制御処理の内容などが上記実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
(変形例1)
上述した実施形態においては、特定部213がダーモスコピー画像中から皮膚患部を特定することができる前提で説明した。しかし、現実的には、皮膚患部の輪郭線を抽出できないなどにより、皮膚患部を特定できない場合がある。例えば、皮膚患部がメラノーマやほくろなどの色素性皮膚疾患であれば特定できたとしても、皮膚患部が血管に係る血管腫などの場合は特定できない場合がある。
そこで、変形例1に係る図15の医療画像処理装置20’は、皮膚患部を特定できない場合に備えた機能を有する。この医療画像処理装置20’は、受付部218を備えた点が医療画像処理装置20と異なる。以下では、この異なる点を中心に説明する。
受付部218は、特定部213が皮膚患部を特定できない場合、その皮膚患部に代わる疑似患部を、ユーザ操作に基づいて受け付ける。図16に皮膚患部を特定できない場合のダーモスコピー画像Gの例を示す。図16のダーモスコピー画像Gは、実線で示す血管と複数の色素小球とからなる。
この場合、表示制御部217は、ダーモスコピー画像Gの画像領域を座標系の軸とともに表示部23に表示する。そして、受付部218は、医師のマウスなどの入力部22による操作を受け付ける。図17では、医師が実線で示す部分を疑似患部Pとして入力した場合を示す。受付部218は、この疑似患部Pを受け付ける。なお、受付部218は、受付手段に相当する。
受付部218が疑似患部Pを受け付けると、医療画像処理装置20’は、上述した表示制御処理におけるステップS13以降の処理を、皮膚患部Dに代えて疑似患部Pにより行う。
具体的には、医療画像処理装置20’の線分抽出部214は、ステップS13乃至15の処理を装置内部で行って、疑似患部Pの輪郭線上に複数の点をプロットした上で、第1及び第2の線分を抽出する(図18参照)。
次に、移動部216は、ステップS16乃至18の処理を装置内部で行って、疑似患部Pを回転・平行移動して軸(X軸とY軸)に接触させる(図19参照)。
次に、制御部21は、ステップS19において軸に目盛りを付与した後、表示制御部217は、疑似患部Pを座標系の軸とともに表示部23に表示する(図20参照)。
以上、この変形例1に係る医療画像処理装置20’によれば、特定部213が皮膚患部を特定できない場合、その皮膚患部に代わる疑似患部を医師の操作に基づいて受け付ける。そして、受け付けた疑似患部が座標系の軸に接触するように移動させて表示部23に表示する。
このため、皮膚患部が血管腫など特定困難である場合であっても、医師がダーモスコピー画像中から患部箇所を判断できる限り、その判断に基づく疑似患部を実寸のサイズとともに表示部23に見易く表示することができる。
なお、上述した変形例1においては、医師の操作次第では疑似患部がいびつな形になる場合もある。この場合、第1の線分(X軸の線分)又は第2の線分(Y軸の線分)の何れか一方の軸に近い方の端点が、X軸又はY軸に接触すればよい。
また、上述した変形例1においては、医師はマウスなどの入力部22を介して疑似領域Pを入力するようにしたが、これに限られない。表示部23がタッチパネルであれば、医師は、タッチペンなどでなぞって疑似領域Pを入力してもよいことはもちろんである。
(変形例2)
上述した実施形態おいては、表示部23に表示する皮膚患部は1つであることを前提に説明したが、これに限られない。例えば、医師が撮影した同じ箇所の皮膚患部が時系列で複数ある場合(例えば、医師が1回目と2回目の診断において同じ皮膚患部を撮影した場合)、それらを重ねて表示してもよい。
具体的には、撮影時刻が異なる複数のダーモスコピー画像がある場合、表示制御部217は、その複数のダーモスコピー画像から特定された皮膚患部がそれぞれ移動された後、表示部23に時系列で重ねて表示する(図21参照)。図21において点線で示す皮膚患部D1は、実線で示す皮膚患部D2よりも前に撮影されたものである。
このレイヤー表示により、皮膚患部の経時的変化(例えば、皮膚患部自体のサイズの変化や色素小球の移動軌跡など)を把握することができるので、医師の診断を容易にすることができる。
(変形例3)
上述した実施形態においては、移動後の皮膚患部は座標系の第1象限であることを前提に説明したが、これに限られない。例えば、第2〜第4象限に表示してもいい。また、移動後の皮膚患部Dの中心をさらに原点に移動してもいい(図22参照)。皮膚患部Dの表示箇所を事前に医師から受け付けるようにしておけば、医師の好みに応じた表示をすることができる。なお、皮膚患部Dの中心は厳密な図形の中心である必要はなく、形状に応じて所定誤差を設けてもよい。
なお、上述した変形例1乃至3は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせてもよい。また、上述した実施形態及び変形例においては、PCなどの医療画像処理装置20,20’が画像処理を行うことを前提に説明したが、これに限られない。例えば、撮像装置10が表示制御処理を行うためのプログラムを記憶しておき、撮像装置10にて表示制御処理を行ってもよい。この場合、移動後の皮膚患部は撮像装置10の表示部に表示される。
また、この発明の医療画像処理装置20の各機能は、通常のPC等のコンピュータによっても実施することができる。
具体的には、上記実施形態では、医療画像処理装置20が行う表示制御処理のプログラムが、制御部21のROMに予め記憶されているものとして説明した。しかし、この表示制御処理のプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)及びMO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の各部(取得部211、画像変換部212、特定部213、線分抽出部214、調整部215、移動部216、表示制御部217)の機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、コンピュータがダウンロード等をすることができるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定手段と、
表示手段に表示される座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整手段と、
前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする医療画像処理装置。
(付記2)
前記調整手段は、前記表示手段に表示される座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を移動させる移動手段を含む、
ことを特徴とする付記1に記載の医療画像処理装置。
(付記3)
前記座標系の軸は、実寸の目盛り付きである、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の医療画像処理装置。
(付記4)
前記特定手段は、前記ダーモスコピー画像を2値化処理又はエッジ強調処理することにより前記皮膚患部の輪郭線を抽出して、該皮膚患部を特定する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の医療画像処理装置。
(付記5)
前記特定手段は、前記ダーモスコピー画像をHDR(High Dynamic Range)変換処理する手段を含む、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか一つに記載の医療画像処理装置。
(付記6)
前記特定手段が特定した皮膚患部の輪郭線上の2点間を結ぶ第1の線分と、該第1の線分の中点に垂直に交わる第2の線分と、を抽出する線分抽出手段を備え、
前記移動手段は、
前記第1の線分が前記座標系のX軸に、前記第2の線分が前記座標系のY軸に、それぞれ平行になるように、前記皮膚患部を回転させる回転手段と、
前記第1の線分の2つの端点のうち、前記Y軸に近い方の端点が、該Y軸に接触するように、前記皮膚患部を直線移動させる第1直線移動手段と、
前記第2の線分の2つの端点のうち、前記X軸に近い方の端点が、該X軸に接触するように、前記皮膚患部を直線移動させる第2直線移動手段と、
を含む、
ことを特徴とする付記2に記載の医療画像処理装置。
(付記7)
前記線分抽出手段は、前記輪郭線上の複数の点のうち、2点間を結ぶ線分が最も長い線分を前記第1の線分として抽出する、
ことを特徴とする付記6に記載の医療画像処理装置。
(付記8)
前記移動手段は、前記皮膚患部を移動後、該皮膚患部の中心が前記座標系の原点に重なるように、該皮膚患部をさらに移動させる、
ことを特徴とする付記2に記載の医療画像処理装置。
(付記9)
前記表示制御手段は、撮影時刻が異なる複数のダーモスコピー画像がある場合、該複数のダーモスコピー画像からそれぞれ特定された皮膚患部が前記移動手段により移動された後、該移動後の皮膚患部を前記表示手段に時系列で複数重ねて表示する、
ことを特徴とする付記2に記載の医療画像処理装置。
(付記10)
前記表示制御手段は、前記表示手段に前記皮膚患部の実寸の数値を表示する、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか一つに記載の医療画像処理装置。
(付記11)
前記特定手段が前記皮膚患部を特定できない場合、該皮膚患部に代わる疑似患部を、ユーザ操作に基づいて受け付ける受付手段を備え、
前記調整手段は、前記表示手段に表示される座標系の軸に、前記受付手段で受け付けた疑似患部が接触するように、該疑似患部を合わせ、
前記表示制御手段は、前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた疑似患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する、
ことを特徴とする付記1乃至10の何れか一つに記載の医療画像処理装置。
(付記12)
ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定ステップと、
表示手段に表示される座標系の軸に、前記特定ステップにおいて特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整ステップと、
前記調整ステップにおいて前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御ステップと、
を備えたことを特徴とする医療画像処理方法。
(付記13)
コンピュータを、
ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定手段、
表示手段に表示される座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整手段、
前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
10…撮像装置、20,20’…医療画像処理装置、21…制御部、22…入力部、23…表示部、24…通信部、25…記憶部、100…ダーモスコープ、211…取得部、212…画像変換部、213…特定部、214…線分抽出部、215…調整部、216…移動部、217…表示制御部、218…受付部

Claims (12)

  1. ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定手段と、
    表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整手段と、
    前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする医療画像処理装置。
  2. 前記調整手段は、前記表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を移動させる移動手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療画像処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記ダーモスコピー画像を2値化処理又はエッジ強調処理することにより前記皮膚患部の輪郭線を抽出して、該皮膚患部を特定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の医療画像処理装置。
  4. 前記特定手段は、前記ダーモスコピー画像をHDR(High Dynamic Range)変換処理する手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の医療画像処理装置。
  5. 前記特定手段が特定した皮膚患部の輪郭線上の2点間を結ぶ第1の線分と、該第1の線分の中点に垂直に交わる第2の線分と、を抽出する線分抽出手段を備え、
    前記移動手段は、
    前記第1の線分が前記座標系のX軸に、前記第2の線分が前記座標系のY軸に、それぞれ平行になるように、前記皮膚患部を回転させる回転手段と、
    前記第1の線分の2つの端点のうち、前記Y軸に近い方の端点が、該Y軸に接触するように、前記皮膚患部を直線移動させる第1直線移動手段と、
    前記第2の線分の2つの端点のうち、前記X軸に近い方の端点が、該X軸に接触するように、前記皮膚患部を直線移動させる第2直線移動手段と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療画像処理装置。
  6. 前記線分抽出手段は、前記輪郭線上の複数の点のうち、2点間を結ぶ線分が最も長い線分を前記第1の線分として抽出する、
    ことを特徴とする請求項に記載の医療画像処理装置。
  7. 前記移動手段は、前記皮膚患部を移動後、該皮膚患部の中心が前記座標系の原点に重なるように、該皮膚患部をさらに移動させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療画像処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、撮影時刻が異なる複数のダーモスコピー画像がある場合、該複数のダーモスコピー画像からそれぞれ特定された皮膚患部が前記移動手段により移動された後、該移動後の皮膚患部を前記表示手段に時系列で複数重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療画像処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記表示手段に前記皮膚患部の実寸の数値を表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の医療画像処理装置。
  10. 前記特定手段が前記皮膚患部を特定できない場合、該皮膚患部に代わる疑似患部を、ユーザ操作に基づいて受け付ける受付手段を備え、
    前記調整手段は、前記表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記受付手段で受け付けた疑似患部が接触するように、該疑似患部を合わせ、
    前記表示制御手段は、前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた疑似患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の医療画像処理装置。
  11. ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定ステップと、
    表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記特定ステップにおいて特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整ステップと、
    前記調整ステップにおいて前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする医療画像処理方法。
  12. コンピュータを、
    ダーモスコープを介して撮影されたダーモスコピー画像から皮膚患部を特定する特定手段、
    表示手段に表示される実寸の目盛り付きの座標系の軸に、前記特定手段で特定した皮膚患部が接触するように、該皮膚患部を合わせる調整手段、
    前記調整手段により前記座標系の軸に合わせた皮膚患部を、前記座標系とともに前記表示手段に表示する表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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