JP6451337B2 - 情報処理システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理システム及び通信方法に関する。
近年、プロジェクタやプリンタといった電子機器は無線を含むネットワーク通信に対応したものが多い。また、スマートデバイスやPCといった携帯端末から電子機器を利用する際にはケーブルで携帯端末と電子機器とを直接接続することなく、ネットワーク通信によって接続することが多い。従来、ネットワーク通信によって接続された複数の電子機器の中から利用する電子機器をユーザに指定させる方法として、同一サブネット内の電子機器を一覧でユーザに示し、一覧から利用する電子機器をユーザに選択させる方法が知られていた。
例えばPDA(Personal Digital Assistants)などの要求装置からの要求に対しプリンタなどの応答装置が応答するにあたり、要求装置は通信可能な応答装置の属性を表示手段に表示し、表示手段に表示した属性の選択をユーザから受け付けることによって当該属性を持つ応答装置のグループの選択を受け付けるシステムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、検索した同一サブネット内の電子機器の一覧からユーザに電子機器を選択させる方法は、ユーザが所望の電子機器を一覧から見つけにくい場合があるという問題があった。したがって、検索した同一サブネット内の電子機器の一覧からユーザに電子機器を選択させる方法は、ユーザが所望の電子機器を容易に選択できない場合があった。
本発明の一実施形態は、ユーザが所望の電子機器を容易に選択できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、情報処理装置と、携帯端末に搭載されたアプリケーションと、がネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記アプリケーションは、前記携帯端末を、電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信する電波受信手段、前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、前記ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求する電子機器表示手段、として機能させ、前記情報処理装置は、前記所属情報を指定した前記アプリケーションからの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記アプリケーションに返す情報管理手段と、前記アプリケーションから前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求する機器接続管理手段と
を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、ユーザが所望の電子機器を容易に選択できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る携帯端末の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るオフィス機器の一例の処理ブロック図である。 機器情報記憶部に記憶されるオフィス機器の情報の一例の構成図である。 BLE電波に含まれる会議室情報の一例を説明する図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の連携図である。 本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の一例のフローチャートである。 携帯端末が表示するUIの一例のイメージ図である。 会議室に配置されたオフィス機器と、そのオフィス機器から発信されるBLE電波の到達範囲(有効範囲)を示すイメージ図である。 本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の他の例のフローチャートである。 機器情報記憶部に記憶されるオフィス機器の情報の他の例の構成図である。 BLE電波に含まれる会議室情報、トークンの一例を説明する図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の連携図である。 本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の他の例のフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の他の例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る携帯端末の他の例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムでBLE電波検知時に行われる処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムでBLE電波を検知できなくなった場合に行われる処理の一例のフローチャートである。 権限テーブルの一例の構成図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、情報処理装置10、携帯端末12、中継サーバ14、プリンタ16A、プリンタ16B、プロジェクタ18A、プロジェクタ18B、インタラクティブホワイトボード20A及び20Bを有する構成を一例として示している。
プリンタ16A、プリンタ16B、プロジェクタ18A、プロジェクタ18B、インタラクティブホワイトボード20A及び20Bは会議室に設置されたオフィス機器22の一例である。図1では会議室Aにプリンタ16A、プロジェクタ18A、インタラクティブホワイトボード20Aが設置され、会議室Bにプリンタ16B、プロジェクタ18B、インタラクティブホワイトボード20Bが設置されている。オフィス機器22は後述するBLE(Bluetooth Low Energy)電波を送信できる。
オフィス機器22はLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して情報処理装置10と接続されている。情報処理装置10はLANなどのネットワークを介して携帯端末12と接続されている。また、情報処理装置10はインターネットなどのネットワークに設置された中継サーバ14を介して携帯端末12と接続される。携帯端末12は後述するBLE電波を受信できる。
オフィス機器22は電子機器の一例である。オフィス機器22は電源がオンの間、会議室情報を含むBLE電波を送信する。BLE電波はWiFiなどに比べると電波強度が微弱であるため、会議室の空間内やオフィス機器22の付近(例えば数メートルなど)までの到達性が保たれる。
なお、BLE電波は近距離無線通信の電波の一例である。したがって、オフィス機器22はBluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信を利用して、会議室情報を含む電波を送信するものであってもよい。
携帯端末12はユーザが操作する端末装置である。携帯端末12はスマートフォンや携帯電話、ノートPC、タブレット端末など、ユーザが操作する端末である。携帯端末12はLANなどのネットワークを介して情報処理装置10に接続できる。また、携帯端末12は3G回線などの電話回線を利用し、中継サーバ14に接続可能である。携帯端末12は中継サーバ14を介して情報処理装置10に接続することもできる。携帯端末12はオフィス機器22が送信するBLE電波を受信する。
情報処理装置10は携帯端末12からオフィス機器22の操作要求を受け付け、その操作要求に基づいてオフィス機器22を操作する。情報処理装置10は複数のコンピュータに分散して構成するようにしてもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
情報処理装置10及び中継サーバ14は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
情報処理装置10及び中継サーバ14は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《携帯端末》
携帯端末12は例えば図3に示すハードウェア構成により実現される。図3は本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。図3の携帯端末12は、CPU601、ROM602、RAM603、EEPROM604、CMOSセンサ605、加速度・方位センサ606、メディアドライブ608を備えている。
CPU601は携帯端末12全体の動作を制御する。ROM602は基本入出力プログラムを記憶している。RAM603はCPU601のワークエリアとして使用される。EEPROM604はCPU601の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ605は、CPU601の制御に従って被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ606は地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等である。
メディアドライブ608は、フラッシュメモリ等の記録メディア607に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ608は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア607を着脱自在な構成となっている。
なお、EEPROM604には、CPU601が実行するOS、ネットワーク設定に必要なアソシエーション情報等が記憶されている。本発明の実施形態における各種処理を実行するためのアプリケーションは、EEPROM604又は記録メディア607などに記憶されている。
また、CMOSセンサ605は光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子である。CMOSセンサ605は被写体を撮像することができるのであれば、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。
さらに、携帯端末12は音声入力部609、音声出力部610、アンテナ611、通信部612、無線LAN通信部613、近距離無線通信用アンテナ614、近距離無線通信部615、ディスプレイ616、タッチパネル617及びバスライン619を備える。
音声入力部609は音声を音声信号に変換する。音声出力部610は音声信号を音声に変換する。通信部612はアンテナ611を利用して無線通信信号により最寄りの基地局装置と通信を行う。無線LAN通信部613はアクセスポイントとIEEE80411規格に準拠する無線LAN通信を行う。近距離無線通信部615は近距離無線通信用アンテナ614を利用した近距離無線通信を行う。
ディスプレイ616は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル617は、ディスプレイ616上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ616上におけるタッチ位置を検出する。バスライン619は上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、携帯端末12は専用の電池618を備えている。携帯端末12は電池618により駆動される。なお、音声入力部609は音声を入力するマイクが含まれる。音声出力部610は音声を出力するスピーカが含まれている。
携帯端末12は例えば図3に示すハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《情報処理装置》
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。情報処理装置10はプログラムを実行することで、機器情報管理部32、機器接続管理部34、機器操作管理部36、機器情報記憶部38を実現している。
機器情報管理部32は機器管理者等からオフィス機器22の登録を受け付け、オフィス機器22の情報を機器情報記憶部38に記憶させて管理する。機器接続管理部34は携帯端末12からの要求に基づき、オフィス機器22を利用するための接続、利用準備、終了を実行する。機器操作管理部36は携帯端末12からの要求に基づき、オフィス機器22を操作する。機器情報記憶部38はオフィス機器22の情報を記憶する。
なお、図4の処理ブロックは本実施形態の説明に不要な部分についての図示を省略している。
《携帯端末》
本実施形態に係る携帯端末12は例えば図5に示す処理ブロックで実現される。図5は本実施形態に係る携帯端末の一例の処理ブロック図である。図5の携帯端末12はアプリケーションを実行することで、BLE電波受信部50、機器一覧表示部52、機器操作要求部54を実現している。
BLE電波受信部50はオフィス機器22からBLE電波を受信し、そのBLE電波に含まれる会議室情報を機器一覧表示部52に提供する。機器一覧表示部52は会議室情報を指定して情報処理装置10から取得した機器一覧を表示し、ユーザから会議の開始や終了を受け付ける。機器操作要求部54はユーザからオフィス機器22に対する操作を受け付け、その操作に基づく機器操作要求を情報処理装置10に対して行う。
例えば機器操作要求部54はプリンタ16A、プロジェクタ18A、インタラクティブホワイトボード20Aなどのオフィス機器22に対するファイル出力要求やファイル取得要求を情報処理装置10に要求する。
なお、図5の処理ブロックは本実施形態の説明に不要な部分についての図示を省略している。
《オフィス機器》
本実施形態に係るオフィス機器22は例えば図6に示す処理ブロックで実現される。図6は本実施形態に係るオフィス機器の一例の処理ブロック図である。図6のオフィス機器22はプログラムを実行することで、BLE電波送信部70、処理実行部72、会議室情報記憶部74を実現している。
BLE電波送信部70は会議室情報記憶部74から会議室情報を読み出し、会議室情報を含むBLE電波を送信する。処理実行部72は情報処理装置10からの機器操作要求に基づき、処理を実行する。会議室情報記憶部74は会議室情報を記憶する。
なお、図6の処理ブロックは本実施形態の説明に不要な部分についての図示を省略している。
《機器情報》
図7は機器情報記憶部に記憶されるオフィス機器の情報の一例の構成図である。図7に示すオフィス機器22の情報(機器情報)は機器名、機器種別、IPアドレス及び所属する会議室を項目として有している。
機器名はオフィス機器22の名称である。機器種別はオフィス機器22の種別を表している。IPアドレスはオフィス機器22に接続するための情報の一例である。所属する会議室はオフィス機器22が設置されている会議室を表している。図7の会議室情報を利用することにより、情報処理装置10はオフィス機器22が設置されている会議室を特定できる。
《BLE電波に含まれる会議室情報》
図8はBLE電波に含まれる会議室情報の一例を説明する図である。図8はBLE電波に含まれる会議室情報をオフィス機器22ごとに示している。図8に示すようにオフィス機器22はそれぞれ、オフィス機器22が設置されている会議室を特定するための会議室情報(会議室名など)を含ませてBLE電波を送信(発信)している。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。本実施形態に係る情報処理システム1では例えば図9に示すように、情報処理装置10、携帯端末12及びオフィス機器22が連携して処理を行う。
図9は本実施形態に係る情報処理システムの一例の連携図である。情報処理装置10の機器情報管理部32は機器管理者等から図7に示すようなオフィス機器22の情報の登録を受け付け、機器情報記憶部38に記憶させる。また、機器情報管理部32は携帯端末12の機器一覧表示部52から会議室情報を指定した機器一覧要求を受け付ける。機器情報管理部32は機器情報記憶部38を参照し、会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を携帯端末12の機器一覧表示部52に返す。
機器接続管理部34は携帯端末12の機器一覧表示部52からオフィス機器22を利用するための会議室情報を指定した会議開始、会議終了の要求を受け付ける。機器接続管理部34はオフィス機器22に対して接続、利用準備、終了を実行する。機器操作管理部36は、携帯端末12の機器操作要求部54から機器操作要求を受け付ける。機器操作管理部36は、機器操作要求に基づき、オフィス機器22を操作する。
携帯端末12のBLE電波受信部50は、オフィス機器22から会議室情報を含むBLE電波を受信し、そのBLE電波に含まれていた会議室情報を機器一覧表示部52に提供する。機器一覧表示部52はBLE電波に含まれていた会議室情報を指定して、情報処理装置10の機器情報管理部32に機器一覧要求を行う。機器一覧表示部52は会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を情報処理装置10の機器情報管理部32から取得し、表示する。
また、機器一覧表示部52は機器一覧を表示したあと、ユーザから会議の開始や終了を受け付ける。ユーザから会議の開始や終了を受け付けると、機器一覧表示部52は情報処理装置10の機器接続管理部34に対し、会議室情報を指定してオフィス機器22を利用するための会議開始、会議終了の要求を行う。
携帯端末12の機器操作要求部54はユーザからオフィス機器22に対する操作を受け付ける。機器操作要求部54は情報処理装置10の機器操作管理部36に対し、ユーザから受け付けた操作に基づく機器操作要求を行う。
本実施形態に係る情報処理システム1ではユーザが携帯端末12のアプリケーションを利用してオフィス機器22を図10のように操作する。図10は本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の一例のフローチャートである。
ステップS1において、オフィス機器22は、オフィス機器22が所属する(オフィス機器22が設置された)会議室を特定する会議室情報を含ませたBLE電波の発信を開始する。オフィス機器22は例えば電源がオンの間、会議室情報を含ませたBLE電波を発信し続ける。
ステップS2において、携帯端末12はBLE電波の到達範囲内にあるオフィス機器22から会議室情報を含むBLE電波を受信する。例えばユーザにより所持される携帯端末12はユーザが会議室に設置されたオフィス機器22の付近に近づくことで会議室情報を含むBLE電波を受信する。
ステップS3において、携帯端末12は受信したBLE電波に含まれていた会議室情報を指定して情報処理装置10に機器一覧要求を行う。なお、携帯端末12は異なる会議室情報を含むBLE電波を受信した場合、複数の会議室情報を指定して情報処理装置10に機器一覧要求を行う。
ステップS4において、情報処理装置10は機器情報記憶部38を参照し、会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を作成し、携帯端末12の機器一覧表示部52に返す。なお、情報処理装置10は複数の会議室情報を指定した機器一覧要求の場合、機器一覧を会議室ごとにグルーピングして返す。
ステップS5において、携帯端末12は情報処理装置10から返された機器一覧を例えば図11に示すようなUI(ユーザインタフェース)で表示する。図11は携帯端末が表示するUIの一例のイメージ図である。なお、ステップS5において表示されるUIは機器一覧画面1001となる。
機器一覧画面1001は機器一覧が会議室ごとに表示されている。また、機器一覧画面1001は会議室ごとに「会議開始」ボタン1011が設けられている。ユーザは機器一覧画面1001の「会議開始」ボタン1011を押下することで、会議室を選択して会議の開始を指示できる。なお、ステップS5の段階ではオフィス機器22の利用準備が実行されていないため、利用不可を表す「×」がオフィス機器22の機器名の前に表示されている。
ステップS6において、ユーザは機器一覧画面1001から開始したい会議室を選択して「会議開始」ボタン1011を押下し、会議の開始を指示する。携帯端末12は情報処理装置10に対し、会議室情報を指定してオフィス機器22を利用するための会議開始の要求を行う。
ステップS7において、情報処理装置10は携帯端末12からオフィス機器22を利用するための会議室情報を指定した会議開始の要求を受け付ける。情報処理装置10は会議室情報により特定された会議室に設置されているオフィス機器22に接続し、利用準備を行う。ステップS8において、オフィス機器22は利用準備処理を実行する。
ステップS9において携帯端末12は利用準備が終了したオフィス機器22の機器名の前に利用可を表す「○」を図11の機器一覧画面1002のように表示する。機器一覧画面1002においてユーザは利用可となったオフィス機器22から操作を行うオフィス機器22を押下するなどして選択する。
携帯端末12はユーザに選択されたオフィス機器22の機器種別に応じた操作受付画面1003を表示する。図11の操作受付画面1003はユーザが「プロジェクタA」を選択した場合の画面イメージである。ユーザは操作受付画面1003からオフィス機器22に対する操作を指示する。例えば図11の操作受付画面1003の例ではユーザが投影対象と解像度の設定を行ったあとで「投影開始」ボタン1013を押下することで投影を指示できる。携帯端末12は情報処理装置10に対し、ユーザから受け付けた操作の指示に応じた機器操作要求を行う。
ステップS10において、情報処理装置10は機器操作要求に基づき、オフィス機器22を操作する。ステップS11において、オフィス機器22は情報処理装置10からの機器操作要求に基づき、処理を実行する。
ステップS12において、ユーザは機器一覧画面1002から終了したい会議を選択して「会議終了」ボタン1012を押下し、開始の終了を指示する。携帯端末12は情報処理装置10に対し、会議室情報を指定して会議終了の要求を行う。
ステップS13において、情報処理装置10は携帯端末12から会議室情報を指定した会議終了の要求を受け付ける。情報処理装置10は会議室情報により特定された会議室に設置されているオフィス機器22の利用を終了する。ステップS14において、オフィス機器22は終了処理を実行する。
なお、図10のフローチャートではオフィス機器22の利用準備が終了したあと、携帯端末12が情報処理装置10を介してオフィス機器22を操作する例を示したが、携帯端末12からオフィス機器22を直接操作するようにしてもよい。
また、図11の機器一覧画面1001、1002は「会議室A」「会議室B」の順番で表示しているが、例えばBLE電波の強度が強い順番など、ユーザが会議室を選択しやすい順番で表示してもよい。
図12は会議室に配置されたオフィス機器と、そのオフィス機器から発信されるBLE電波の到達範囲(有効範囲)を示すイメージ図である。図12において、会議室Aにはプリンタ16A、プロジェクタ18A、インタラクティブホワイトボード20Aが設置されている。また、会議室Bにはプリンタ16B、プロジェクタ18B、インタラクティブホワイトボード20Bが設置されている。
図12において携帯端末12は会議室Aに存在している。図12の例では携帯端末12が会議室Aに設置されたプリンタ16A、インタラクティブホワイトボード20A及び会議室Bに設置されたプロジェクタ18Bが発信したBLE電波を受信する。プリンタ16A及びインタラクティブホワイトボード20Aから発信されるBLE電波は会議室Aを特定するための会議室情報が含まれる。また、プロジェクタ18Bから発信されるBLE電波は会議室Bを特定するための会議室情報が含まれる。
このように、携帯端末12は受信したBLE電波から会議室A及びBを特定するための会議室情報を取得できる。携帯端末12は取得した会議室A及びBを特定するための会議室情報を指定して情報処理装置10に機器一覧を要求し、会議室A及びBに設置されているオフィス機器22の一覧を会議室ごとに表示する。
したがって、携帯端末12はBLE電波を受信できていない会議室Aのプロジェクタ18Aや会議室Bのプリンタ16B、インタラクティブホワイトボード20Bも含んだ機器一覧を表示できる。
<まとめ>
本実施形態によれば、会議室内に設置されたオフィス機器22を利用する際、会議室内に設置された機器一覧を携帯端末12に会議室ごとに表示できる。ユーザは携帯端末12から会議室を選択することで、会議室内のオフィス機器22を携帯端末12から利用可能な状態にすることができる。
したがって、本実施形態によれば、携帯端末12が複数の会議室に設置されたオフィス機器22からBLE電波を受信する図12のような場合であっても、会議室を選択してオフィス機器22を指定すればよいため、ユーザが所望の電子機器を選択し易い。
また、本実施形態によれば、会議室に複数のオフィス機器22が設置されている場合であっても、会議室を選択すればよいため、会議室に設置されている複数のオフィス機器22の選択が容易である。
[第2の実施形態]
第1の実施形態はユーザが機器一覧画面1001から会議室を選択することにより会議が開始される。第2の実施形態は会議室を自動で選択して会議が開始される。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
第2の実施形態に係る情報処理システム1ではユーザがオフィス機器22を図13のように操作する。図13は本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の他の例のフローチャートである。
ステップS21、S22は図10のステップS1、S2と同様である。ステップS23において、携帯端末12の機器一覧表示部52は受信したBLE電波に含まれていた会議室情報の中で一番多い会議室情報を検出する。例えば図12の例では会議室Aを特定する会議室情報が検出される。
ステップS24において、機器一覧表示部52は検出した会議室情報を指定して情報処理装置10に機器一覧要求を行う。機器一覧表示部52は異なる会議室情報を含むBLE電波を受信した場合であっても、受信したBLE電波に含まれていた会議室情報の中で一番多い会議室情報を自動的に指定して情報処理装置10に機器一覧要求を行う。
ステップS25において、情報処理装置10は機器情報記憶部38を参照し、会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を作成し、携帯端末12の機器一覧表示部52に返す。
ステップS26において、携帯端末12は情報処理装置10から返された機器一覧をUIに表示する。また、携帯端末12は情報処理装置10に対し、会議室情報を指定してオフィス機器22を利用するための会議開始の要求を行う。
ステップS27以降の処理は図10と同様である。なお、ステップS23においてBLE電波に含まれていた会議室情報が一種類であれば、その会議室情報が検出される。図13ではステップS23において一番多い会議室情報を自動的に検出する例を示したが携帯端末12が存在する会議室の予測に役立つ情報(例えばBLE電波の強度など)により会議室情報を検出してもよい。
[第3の実施形態]
第3の実施形態はセキュリティトークン(以下、単にトークンと呼ぶ)を利用するものである。図14は、機器情報記憶部に記憶されるオフィス機器の情報の他の例の構成図である。図14に示すオフィス機器22の情報(機器情報)は図7の項目に加えてトークンを項目として有している。トークンはオフィス機器22が定期的に更新し、情報処理装置10に通知される。情報処理装置10の機器情報管理部32はオフィス機器22から定期的に通知されるトークンを図14のオフィス機器22の情報に反映させる。
図15はBLE電波に含まれる会議室情報、トークンの一例を説明する図である。図15に示すようにオフィス機器22はそれぞれ、オフィス機器22が設置されている会議室を特定するための会議室情報と、トークンと、を含ませてBLE電波を送信(発信)している。
第3の実施形態に係る情報処理システム1では例えば図16に示すように、情報処理装置10、携帯端末12及びオフィス機器22が連携して処理を行う。
図16は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の連携図である。情報処理装置10の機器情報管理部32は機器管理者等から図14に示すようなオフィス機器22の情報の登録を受け付け、機器情報記憶部38に記憶させる。
また、機器情報管理部32はオフィス機器22から定期的にトークンが通知され、通知されたトークンを図14のオフィス機器22の情報に反映させる。さらに、機器情報管理部32は携帯端末12の機器一覧表示部52から会議室情報、トークンを指定した機器一覧要求を受け付ける。機器情報管理部32は機器情報記憶部38を参照し、トークンの一致を確認したあと、会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を携帯端末12の機器一覧表示部52に返す。
なお、トークンの一致の確認は会議室に設置されたオフィス機器22と図14のように対応付けられたトークンの何れかと一致しているかを確認するものである。これは図12に示したように、本実施形態では会議室に設置されたオフィス機器22であってもBLE電波の到達範囲外である場合に対処するためである。したがって、トークンの一致の確認は会議室によりグルーピングされたオフィス機器22の何れかが発信したトークンと一致しているか否かを確認する。
機器接続管理部34は携帯端末12の機器一覧表示部52からオフィス機器22を利用するための会議室情報、トークンを指定した会議開始、会議終了の要求を受け付ける。機器接続管理部34はトークンの一致を確認したあと、オフィス機器22に対して接続、利用準備、終了を実行する。機器操作管理部36は、携帯端末12の機器操作要求部54から機器操作要求を受け付ける。機器操作管理部36は、機器操作要求に基づき、オフィス機器22を操作する。
携帯端末12のBLE電波受信部50は、オフィス機器22から会議室情報、トークンを含むBLE電波を受信し、そのBLE電波に含まれていた会議室情報、トークンを機器一覧表示部52に提供する。
機器一覧表示部52はBLE電波に含まれる会議室情報、トークンを指定して、情報処理装置10の機器情報管理部32に機器一覧要求を行う。機器一覧表示部52は会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を情報処理装置10の機器情報管理部32から取得し、表示する。
また、機器一覧表示部52は機器一覧を表示したあと、ユーザから会議の開始や終了を受け付ける。ユーザから会議の開始や終了を受け付けると、機器一覧表示部52は情報処理装置10の機器接続管理部34に対し、会議室情報、トークンを指定してオフィス機器22を利用するための会議開始、会議終了の要求を行う。
携帯端末12の機器操作要求部54はユーザからオフィス機器22に対する操作を受け付ける。機器操作要求部54は情報処理装置10の機器操作管理部36に対し、会議室情報、トークンを指定して、ユーザから受け付けた操作に基づく機器操作要求を行う。
第3実施形態に係る情報処理システム1ではユーザが携帯端末12のアプリケーションを利用してオフィス機器22を図17のように操作する。図17は本実施形態に係る情報処理システムで行われる処理の他の例のフローチャートである。
ステップS41において、オフィス機器22は、オフィス機器22が所属する(オフィス機器22が設置された)会議室を特定する会議室情報と、トークンとを含ませたBLE電波の発信を開始する。オフィス機器22は例えば電源がオンの間、会議室情報、トークンを含ませたBLE電波を発信し続ける。ステップS42において、携帯端末12はBLE電波の到達範囲内にあるオフィス機器22から会議室情報、トークンを含むBLE電波を受信する。
ステップS43において、携帯端末12は受信したBLE電波に含まれていた会議室情報、トークンを指定して情報処理装置10に機器一覧要求を行う。ステップS44において情報処理装置10は機器情報記憶部38を参照し、トークンの一致を確認したあと、会議室情報により特定される会議室に設置されたオフィス機器22の機器一覧を作成し、携帯端末12の機器一覧表示部52に返す。
ステップS45において、携帯端末12は情報処理装置10から返された機器一覧を例えば図11に示した機器一覧画面1001のように表示する。ユーザは機器一覧画面1001の「会議開始」ボタン1011を押下することで、会議室を選択して会議の開始を指示できる。
ステップS46において、ユーザは機器一覧画面1001から開始したい会議室を選択して「会議開始」ボタン1011を押下し、会議の開始を指示する。携帯端末12は情報処理装置10に対し、会議室情報、トークンを指定してオフィス機器22を利用するための会議開始の要求を行う。
ステップS47において、情報処理装置10は携帯端末12からオフィス機器22を利用するための会議室情報、トークンを指定した会議開始の要求を受け付ける。情報処理装置10はトークンの一致を確認したあと、会議室情報により特定された会議室に設置されているオフィス機器22に接続し、利用準備を行う。ステップS48において、オフィス機器22は利用準備処理を実行する。
ステップS49において携帯端末12は利用準備が終了したオフィス機器22の機器名の前に利用可を表す「○」を図11の機器一覧画面1002のように表示する。機器一覧画面1002においてユーザは利用可となったオフィス機器22から操作を行うオフィス機器22を押下するなどして選択する。
携帯端末12はユーザに選択されたオフィス機器22の機器種別に応じた操作受付画面1003を表示する。ユーザは操作受付画面1003からオフィス機器22に対する操作を指示する。携帯端末12は情報処理装置10に対し、ユーザから受け付けた操作の指示に応じた機器操作要求を会議室情報、トークンを指定して行う。
ステップS50において、情報処理装置10はトークンの一致を確認したあと、機器操作要求に基づき、オフィス機器22を操作する。ステップS51において、オフィス機器22は情報処理装置10からの機器操作要求に基づき、処理を実行する。
ステップS52において、ユーザは機器一覧画面1002から終了したい会議を選択して「会議終了」ボタン1012を押下し、開始の終了を指示する。携帯端末12は情報処理装置10に対し、会議室情報、トークンを指定して会議終了の要求を行う。
ステップS53において、情報処理装置10は携帯端末12から会議室情報、トークンを指定した会議終了の要求を受け付ける。情報処理装置10はトークンの一致を確認したあと、会議室情報により特定された会議室に設置されているオフィス機器22の利用を終了する。ステップS54において、オフィス機器22は終了処理を実行する。
なお、図17のフローチャートではオフィス機器22の利用準備が終了したあと、携帯端末12が情報処理装置10を介してオフィス機器22を操作する例を示したが、携帯端末12からオフィス機器22を直接操作するようにしてもよい。
第3の実施形態によれば、会議室内に設置されたオフィス機器22を利用する際、携帯端末12から利用可能な状態となったオフィス機器22であっても、BLE電波を受信できない場所に移動すると、トークンが更新されたあと利用できなくなる。
[第4の実施形態]
第1〜第3の実施形態では会議室情報を含むBLE電波をオフィス機器22が発信していた。第4の実施形態はオフィス機器22のMACアドレスなどの機器情報を含むBLE電波をオフィス機器22が発信するものである。
<システム構成>
第4の実施形態に係る情報処理システム1は動作の一部が図1の情報処理システム1と異なる。したがって、同一部分の説明は適宜省略する。
オフィス機器22は電源がオンの間、機器情報を含むBLE電波を送信する。オフィス機器22はSNMP(Simple Network Management Protocol)などの汎用プロトコルでMIB(Management Information Base)情報を情報処理装置10に通知できる。情報処理装置10はオフィス機器22のより詳細な機器情報を取得できる。また、情報処理装置10はオフィス機器22のIPアドレスをネットワークスキャンにより取得することもできる。携帯端末12は機器情報を含むBLE電波を受信し、BLE電波から機器情報を取得することができる。
<ソフトウェア構成>
《情報処理装置》
第4の実施形態に係る情報処理装置10は例えば図18に示すような処理ブロックで実現される。図18は本実施形態に係る情報処理装置の他の例の処理ブロック図である。情報処理装置10はプログラムを実行することで、共通フレームワーク101、WebAPI処理部102、WebUI処理部103、中継サーバ処理部104、機器探索処理部105、ドキュメント処理部106、設定情報管理部107、デバイス登録処理部108、外部デバイス管理部109、データ記憶部110を実現している。
共通フレームワーク101は、情報処理装置10内の複数あるソフトウェアが通信するための仕組みであり、要求やデータの送受信に用いられる。WebAPI処理部102はネットワークに接続された携帯端末12やオフィス機器22からのWebAPIを介したHTTP(S)リクエストを制御する。
WebAPI(Application Programming Interface)は携帯端末12やオフィス機器22からの要求を受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。WebAPI処理部102は受信した要求を要求元ごとにシリアライズした後に共通フレームワーク101を介して各処理部へ送信する。
また、WebUI処理部103は情報処理装置10が持つWebサーバの表示内容を制御する。WebUI処理部103はユーザ毎に設定情報やファイル内容に応じた表示内容を構築する。中継サーバ処理部104は中継サーバ14に蓄積された要求があるかを所定期間ごとに監視している。中継サーバ14に蓄積された要求があれば、中継サーバ処理部104は中継サーバ14から要求を取得し、各処理部へ要求を送信する。中継サーバ処理部104は各処理部へ送信した要求に対する処理結果を各処理部から受信し、中継サーバ14に通知する。
ドキュメント処理部106は情報処理装置10に蓄積されたファイルを蓄積データとして管理する。蓄積データとはSMBを介してデータ記憶部110に保存されたファイルや情報処理装置10が作成したファイルなどである。なお、ドキュメント処理部106は蓄積データの管理の他、蓄積データのフォーマット変換も実施する。
蓄積データのフォーマット変換には画像フォーマットの変換、特定のアプリケーション形式からの変換等が含まれる。ドキュメント処理部106は、フォーマット変換された蓄積データも管理対象とする。
設定情報管理部107は、例えばアカウント情報、蓄積データ情報、ユーザ設定、システム設定、ワークフロー設定をデータ記憶部110で設定情報として管理する。設定情報にはユーザの設定情報とシステムの設定情報とが含まれる。なお、アカウント情報は登録された携帯端末12を識別する情報や、携帯端末12それぞれを利用するユーザの識別情報(ユーザ名、ユーザ固有番号)、ユーザそれぞれの認証情報(IDとパスワード等)が含まれる。
蓄積データ情報とは、情報処理装置10に蓄積された蓄積データそれぞれのデータ形式やデータ名、データ量、更新日時、変換されたデータ形式の種類、ユーザごと(或いは携帯端末ごと)のファイル閲覧日等が含まれる。ユーザ設定は上記のユーザそれぞれ固有の設定に関する情報等が含まれる。システムの設定情報は機器固有の情報、全ユーザ共通の設定などが含まれる。
携帯端末12からオフィス機器22の機器情報が通知された場合、設定情報管理部107は携帯端末12に紐付けられたユーザ設定(入出力装置の設定)を一時的に通知されたオフィス機器22に変更する。変更を維持する期間は、携帯端末12とセッションが維持されている期間、携帯端末12から明示的な切断要求があるまでの期間などとする。
デバイス登録処理部108は携帯端末12を登録するための処理部である。デバイス登録処理部108はWebUIを介して、デバイス登録に必要な情報を備えた例えば2次元バーコードを表示する。携帯端末12は情報処理装置10のWebUIに表示された例えば2次元バーコードをカメラ機能で読み取り、その2次元バーコードをデコードすることで情報処理装置10へ接続するための情報を取得できる。
機器探索処理部105は携帯端末12から通知される機器情報を元に、ネットワークスキャンなどの手法でオフィス機器22のIPアドレスを調べ、オフィス機器22からMIB情報を取得する。オフィス機器22のMIB情報を取得すると、機器探索処理部105は通知元の携帯端末12の情報と共に、外部デバイス管理部109へオフィス機器22の機器情報を通知する。
外部デバイス管理部109は機器探索処理部105が発見したオフィス機器22の機器情報を携帯端末12に通知し、情報処理装置10の入出力装置の設定を変更するか否かを確認する。
携帯端末12はオフィス機器22が接続可能である旨のメッセージを受け取り、情報処理装置10の入出力装置として一時的にユーザ設定を上書きするかを選択できる。上書きが選択されると、外部デバイス管理部109は設定情報管理部107が管理するユーザ設定情報の入出力装置をオフィス機器22に一時的に置き換える。これにより、携帯端末12からの以降の要求はユーザ設定情報の入出力装置と置き換えられたオフィス機器22に対して実施される。
なお、図18の処理ブロックは本実施形態の説明に不要な部分についての図示を省略している。
《携帯端末》
第4の実施形態に係る携帯端末12は例えば図19に示すように構成される。図19は本実施形態に係る携帯端末の他の例の処理ブロック図である。図19の携帯端末12はアプリケーションを実行することで、UI表示部121、デコード処理部122、通信処理部123、BLE処理部124、ジョブ要求部125、情報処理装置登録処理部126及びデータ保存部127を実現している。
UI表示部121はユーザに表示するGUIを制御する処理部であり、携帯端末12のコンテンツや登録情報、確認画面などを表示する。ここでコンテンツとは、携帯端末12が保存しているドキュメントや情報処理装置10から取得したファイル一覧情報、ファイル等である。登録情報とは、認証情報、情報処理装置10への接続先情報、情報処理装置10に設定されている入出力装置の情報等である。確認画面は、接続可能なオフィス機器22を検出した場合に、情報処理装置10の設定を一時的に変更するかどうかの選択画面等である。
デコード処理部122は情報処理装置10のWebUIに表示された2次元バーコードなどの情報をデコードする処理を行う。2次元バーコードには、情報処理装置10へ接続するためのネットワーク情報や情報処理装置10を一意に識別するためのID情報(情報処理装置10を識別する情報)等が含まれている。デコードした情報は携帯端末12の接続先情報(登録情報)として管理される。
情報処理装置登録処理部126は、デコード処理部122が取得した情報を元に情報処理装置10との接続を確立し、接続に問題が無ければ、データ保存部127に必要な情報を登録する。情報処理装置10への接続はLAN接続やモバイル接続について確認するものである。
ジョブ要求部125は情報処理装置10からファイル一覧やファイル等を取得したい場合に要求メッセージを作成する。例えばファイル一覧を取得する場合、ジョブ要求部125はファイル一覧取得要求のメッセージを作成し、通信処理部123を介して情報処理装置10に送信する。
通信処理部123は情報処理装置10との通信を行う。例えば携帯端末12と情報処理装置10とが同一ネットワークで接続されている場合、携帯端末12は有線LANや無線LANを介して情報処理装置10と通信する。一方、同一ネットワークで接続されていない場合、携帯端末12は携帯事業主などのデータ回線を用いて情報処理装置10と通信を行う。
BLE処理部124はオフィス機器22から発信されるBLE電波を解析し、BLE電波からオフィス機器22の機器情報を取得する。ここで言う機器情報はオフィス機器22固有の情報であり、オフィス機器22を特定するためのMACアドレスなどの情報が含まれている。
オフィス機器22のIPアドレスが固定の場合、オフィス機器22の機器情報としてIPアドレスが含まれていてもよい。携帯端末12はBLE処理部124で取得した機器情報をまとめて情報処理装置10に通知する。
情報処理装置10はオフィス機器22が接続可能か判断し、接続可能である場合に入出力装置としてユーザ設定に上書きするかの確認メッセージを携帯端末12に送る。携帯端末12はUI表示部121に確認画面を表示し、ユーザの選択を情報処理装置10に通知する。
情報処理装置10は以降の操作でオフィス機器22を使用するように情報処理装置10に設定されている入出力装置の情報を変更する。BLE処理部124はオフィス機器22からのBLE電波が受信できなくなった時点で情報処理装置10に対し、オフィス機器22との切断情報を通知する。
なお、情報処理装置10は設定されている入出力装置の情報を、携帯端末12が所定期間の間、無操作である場合に元に戻す。これはBLE電波が微弱であり、一時的に切断される場合を考慮したものである。また、携帯端末12はUI表示部121を介して明示的にオフィス機器22との接続を解除させることもできる。この場合、情報処理装置10は設定されている入出力装置の情報を、BLE電波の状態に影響されず、設定されている入出力装置の情報を元に戻す。
<処理の詳細>
以下では、第4の実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について図20、図21のシーケンス図を参照しつつ説明する。本実施形態に係る情報処理システム1では例えば図20に示すように、情報処理装置10、携帯端末12及びオフィス機器22が連携して処理を行う。
図20は本実施形態に係る情報処理システムでBLE電波検知時に行われる処理の一例のフローチャートである。ステップS101において、オフィス機器22は電源がオンにされるか、又は、携帯端末12を所持するユーザがオフィス機器22に近づく。ステップS102において、携帯端末12はBLE電波の到達範囲内にあるオフィス機器22から機器情報を含むBLE電波を受信する。
ステップS103において、携帯端末12は受信したBLE電波に含まれていた機器情報を解析する。ステップS104、S105において携帯端末12は受信したBLE電波に含まれていた機器情報を情報処理装置10に通知する。
情報処理装置10のWebAPI処理部102は、ステップS106において機器探索処理部105に機器探索要求を行う。ステップS107において機器探索処理部105はネットワークスキャンを行う。ステップS108において機器探索処理部105はネットワークスキャンにより取得したIPアドレスでオフィス機器22への接続を確認する。ステップS109において機器探索処理部105は接続できたオフィス機器22からMIB情報を取得する。
ステップS110において、オフィス機器22のMIB情報を取得すると、機器探索処理部105は通知元の携帯端末12の情報と共に、外部デバイス管理部109へ接続可能なオフィス機器22の機器情報を通知する。
ステップS111〜S113において外部デバイス管理部109は接続可能なオフィス機器22の機器情報を携帯端末12に通知し、情報処理装置10の入出力装置の設定を変更するか否かをユーザに確認する。ここでは「情報処理装置10の入出力装置の設定を変更する」が選択されたものとする。ステップS114、S115において、外部デバイス管理部109は設定情報管理部107が管理するユーザ設定情報の入出力装置をオフィス機器22に一時的に置き換えさせる。
図21は本実施形態に係る情報処理システムでBLE電波を検知できなくなった場合に行われる処理の一例のフローチャートである。ステップS121において、オフィス機器22は電源がオフにされるか、又は、携帯端末12を所持するユーザがオフィス機器22から遠ざかる。ステップS122において、携帯端末12はオフィス機器22からBLE電波を受信できなくなる。
ステップS123、S124において、携帯端末12は情報処理装置10に対して切断通知を行う。ステップS125において、情報処理装置10のWebAPI処理部102は機器探索処理部105に切断通知を行う。ステップS126において、機器探索処理部105はオフィス機器22との通信状況を確認する。
携帯端末12からオフィス機器22への操作が続いている場合、機器探索処理部105はオフィス機器22との接続状態を維持する。なお、携帯端末12からオフィス機器22への最終操作から一定時間が経過すると、機器探索処理部105はオフィス機器22から切断と判断する。
携帯端末12からオフィス機器22への接続ができなくなると、機器探索処理部105はステップS127において外部デバイス管理部109に切断通知を行う。ステップS128、S129において、外部デバイス管理部109は設定情報管理部107が管理するユーザ設定情報の入出力装置を元に戻させる。そして、ステップS30において、携帯端末12は情報処理装置10から受信した状態の通知に基づき、接続確認画面を表示する。
図20のシーケンス図において、更に、ユーザ毎に設定された権限に基づき、情報処理装置10からオフィス機器22への接続を制御することもできる。図22は権限テーブルの一例の構成図である。図22の権限テーブルはユーザ毎に使用できるオフィス機器22の機器種別と、そのオフィス機器22の機能とが設定されている。
図22の権限テーブルを利用した権限確認処理は、例えば図20のステップS107の前に行う。機器探索処理部105は携帯端末12を所持するユーザの権限を図22の権限テーブルで確認し、ユーザが使用できるオフィス機器22に対して、ステップS108以降の処理を行う。
なお、第4の実施形態はオフィス機器22から発信されたBLE電波に含まれる機器情報がIPアドレスであれば、図7の機器情報からオフィス機器22が設置されている会議室を特定できるため、第1〜第3の実施形態と同様に処理できる。
すなわち、ユーザは会議室内に設置されたオフィス機器22を利用する際、会議室内に設置された機器一覧を携帯端末12に会議室ごとに表示できる。ユーザは携帯端末12から会議室を選択することで、会議室内のオフィス機器22を携帯端末12から利用可能な状態にすることができる。
<まとめ>
第4の実施形態によれば、携帯端末12はオフィス機器22からBLE電波を検知すると情報処理装置10にオフィス機器22の機器情報を通知する。情報処理装置10は通知された機器情報を元にオフィス機器22との接続を行う。そして、情報処理装置10とオフィス機器22との接続が可能であれば、携帯端末12は情報処理装置10の機能を利用してオフィス機器22の機能を利用できる。
したがって、第4の実施形態によれば、ユーザは所望のオフィス機器22に近づくことでBLE電波を携帯端末12に検知させ、検知したオフィス機器22の操作を携帯端末12から容易に行うことができる。このように、第4の実施形態によれば、ユーザは所望の電子機器を選択し易い。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
会議室情報は特許請求の範囲に記載した所属情報の一例である。BLE電波受信部50は電波受信手段の一例である。機器一覧表示部52は電子機器表示手段の一例である。機器情報管理部32は情報管理手段の一例である。機器情報記憶部38は所属情報と1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部の一例である。機器接続管理部34は機器接続管理手段の一例である。機器操作要求部54は電子機器操作要求手段の一例である。機器操作管理部36は機器操作管理手段の一例である。トークンはセキュリティ情報の一例である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
12 携帯端末
14 中継サーバ
16A、16B プリンタ
18A、18B プロジェクタ
20A、20B インタラクティブホワイトボード
22 オフィス機器
32 機器情報管理部
34 機器接続管理部
36 機器操作管理部
38 機器情報記憶部
50 BLE電波受信部
52 機器一覧表示部
54 機器操作要求部
70 BLE電波送信部
72 処理実行部
74 会議室情報記憶部
101 共通フレームワーク
102 WebAPI処理部
103 WebUI処理部
104 中継サーバ処理部
105 機器探索処理部
106 ドキュメント処理部
107 設定情報管理部
108 デバイス登録処理部
109 外部デバイス管理部
110 データ記憶部
121 UI表示部
122 デコード処理部
123 通信処理部
124 BLE処理部
125 ジョブ要求部
126 情報処理装置登録処理部
127 データ保存部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 EEPROM
605 CMOSセンサ
606 加速度・方位センサ
607 記録メディア
608 メディアドライブ
609 音声入力部
610 音声出力部
611 アンテナ
612 通信部
613 無線LAN通信部
614 近距離無線通信用アンテナ
615 近距離無線通信部
616 ディスプレイ
617 タッチパネル
618 電池
619 バスライン
B バス
特開2010−69686号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置と、携帯端末に搭載されたアプリケーションと、がネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記アプリケーションは、前記携帯端末を、
    電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信する電波受信手段、
    前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求する電子機器表示手段、
    として機能させ、
    前記情報処理装置は、
    前記所属情報を指定した前記アプリケーションからの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記アプリケーションに返す情報管理手段と、
    前記アプリケーションから前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求する機器接続管理手段と
    を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記アプリケーションは、更に、前記携帯端末を、
    前記利用開始を要求した前記1つ以上の電子機器に対する前記ユーザからの操作要求を前記情報処理装置に対して行う電子機器操作要求手段、
    として機能させ、
    前記情報処理装置は、更に、
    前記アプリケーションからの操作要求を受け付け、前記操作要求に応じて前記1つ以上の電子機器を操作する機器操作管理手段、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記電子機器表示手段は、前記電波に含まれていた前記所属情報が複数種類であった場合に、電波を受信した回数が一番多い種類の前記所属情報を検出し、検出した前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記電波には更にセキュリティ情報が含まれており、前記電子機器表示手段は前記電波に含まれていた前記所属情報及びセキュリティ情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、
    前記所属情報及びセキュリティ情報を指定した前記アプリケーションからの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記セキュリティ情報が前記1つ以上の機器から通知済みである場合に、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記アプリケーションに返すこと
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記電波に含まれるセキュリティ情報は、所定時間ごとに更新されること
    を特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記電波受信手段は、前記電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の特定情報を含む電波を受信し、
    前記電子機器表示手段は、前記電波に含まれていた前記特定情報を指定して前記情報処理装置に前記特定情報と対応付けられている電子機器と前記所属情報が同一な1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、前記ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、
    前記情報管理手段は、前記特定情報を指定した前記アプリケーションからの前記特定情報と対応付けられている電子機器と前記所属情報が同一な1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記特定情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記特定情報と対応付けられている電子機器と前記所属情報が同一な1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記アプリケーションに返すこと
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 情報処理装置と、携帯端末と、がネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信する電波受信手段と、
    前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求する電子機器表示手段と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記所属情報を指定した前記携帯端末からの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記携帯端末に返す情報管理手段と、
    前記携帯端末から前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求する機器接続管理手段と
    を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 情報処理装置に搭載されたプログラムと、携帯端末と、がネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信する電波受信手段と、
    前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求する電子機器表示手段と、
    を有し、
    前記プログラムは、前記情報処理装置を、
    前記所属情報を指定した前記携帯端末からの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記携帯端末に返す情報管理手段、
    前記携帯端末から前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求する機器接続管理手段
    として機能させること
    を特徴とする情報処理システム。
  9. 情報処理装置に搭載されたプログラムと、携帯端末に搭載されたアプリケーションと、がネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記アプリケーションは、前記携帯端末を、
    電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信する電波受信手段、
    前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求し、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求する電子機器表示手段、
    として機能させ、
    前記プログラムは、前記情報処理装置を、
    前記所属情報を指定した前記携帯端末からの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記携帯端末に返す情報管理手段、
    前記携帯端末から前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求する機器接続管理手段
    として機能させること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 情報処理装置と、携帯端末と、がネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて実行される通信方法であって、
    前記携帯端末が、電子機器から近距離無線通信により送信された該電子機器の所属情報を含む電波を受信するステップと、
    前記携帯端末が、前記電波に含まれていた前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記所属情報と対応付けられている1つ以上の電子機器の情報を要求するステップと、
    前記情報処理装置が、前記所属情報を指定した前記携帯端末からの前記1つ以上の電子機器の情報の要求に対して、前記所属情報と前記1つ以上の電子機器とを対応付けて記憶する記憶部から、指定された前記所属情報と対応付けられている前記1つ以上の電子機器の情報を読み出して前記携帯端末に返すステップと、
    前記携帯端末が、前記情報処理装置から取得した前記1つ以上の電子機器の情報を表示して、ユーザからの前記所属情報の選択を受け付け、前記所属情報を指定して前記情報処理装置に前記1つ以上の電子機器の利用開始を要求するステップと、
    前記情報処理装置が、前記携帯端末から前記所属情報を指定した前記1つ以上の電子機器の利用開始の要求を受け付け、前記1つ以上の電子機器に利用開始の準備を要求するステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
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