JP6451128B2 - エネルギーマネジメントシステムおよび電力需給計画最適化方法 - Google Patents

エネルギーマネジメントシステムおよび電力需給計画最適化方法 Download PDF

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Description

本発明は、エネルギーマネジメントシステムおよび電力需給計画最適化方法に関する。
特許文献1に記載されるように、蓄電ユニットと、車載蓄電装置に充電するための充電スタンドと、太陽光発電機と、一般負荷とを備えた電力供給システムが知られている。これらの機器は住宅等に設けられており、統合電力制御装置を介して交流電力線に接続されている。統合電力制御装置は、消費電力量の予測データ、発電量の予測データおよび車載蓄電装置の使用スケジュールに基づいて、電力機器の充放電スケジュールを決定する。統合電力制御装置は、充放電スケジュールに従って、蓄電ユニットおよび車載蓄電装置へ充電する電力と、蓄電ユニットおよび車載蓄電装置から交流電力線に放電する電力とを制御する。
統合電力制御装置は、予め設定された評価指標が所定値となるように、充放電スケジュールを混合整数計画問題に定式化して算出する。混合整数計画問題では、論理変数を用いた線形不等式制約によって条件分岐が表現されている。このように条件分岐を表現することにより、最適化ツールを用いて解を求めている。
特開2013−27214号公報
需給計画の最適化では、出力制御可能な機器の各時刻における出力(たとえば蓄電装置の充放電量等)が計算される。ここで、機器の健全な運転のためには、機器の出力変動をなるべく小さくすることが望ましい。また、外部電力系統からの受電電力の変動(出力変動)も、なるべく小さくすることが望ましい。しかしながら、上記した最適化手法では、最適化の初期値によっては出力変動の大きい解が生成される可能性がある。
本発明は、出力制御可能な機器または外部電力系統の出力変動を小さくすることができるエネルギーマネジメントシステムおよび電力需給計画最適化方法を提供することを目的とする。
本発明は、蓄電装置を含む複数の出力制御可能な機器と再生可能エネルギーにより発電を行う発電機と負荷とを備えると共に外部電力系統に接続されたマイクログリッドにおける、エネルギーの需給計画を最適化するエネルギーマネジメントシステムであって、最適化の指標であると共に凸関数である原目的関数と、原目的関数に加算され、複数の機器または外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど値が大きくなる平滑化項であって、連続する2点の評価時刻における変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じた平滑化項と、を含む代替目的関数の最適化問題を解くことにより、需給計画を計算する需給計画計算部を備え、代替目的関数は、複数の機器のそれぞれに対して設けられた平滑化項を含み、平滑化項における平滑化係数は、複数の機器のそれぞれに対して定められている
このエネルギーマネジメントシステムでは、需給計画計算部によって、最適化の指標である原目的関数に平滑化項が加算された代替目的関数の最適化問題が解かれる。代替目的関数に含まれる平滑化項の値は、出力制御可能な機器または外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、大きくなる。このような平滑化項が付与されることにより、機器または外部電力系統の出力変動が大きいほど、それに応じたペナルティ値が付与される。よって、代替目的関数の最適化問題を解くことにより、機器または外部電力系統の出力変動が小さい解を取得しやすくなる。ここで得た代替目的関数の最適解を需給計画として採用することにより、出力制御可能な機器または外部電力系統の出力変動を小さくすることができる。平滑化項が、連続する2点の評価時刻における変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じたものである場合、機器または外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、平滑化項の値を大きくできる。このように、簡易な数式によってペナルティ値を付与することができる。また、平滑化係数を適宜設定することにより、原目的関数に対するペナルティ値の重みを調整できる。また、複数の機器のそれぞれにおいて、出力変動を小さくすることができる。また、たとえば機器ごとに平滑化係数を異ならせることができるので、平滑化を重視する機器を選ぶことができる。
いくつかの態様において、代替目的関数は、連続する2点の評価時刻における変数の差の二乗和に平滑化係数を乗じた平滑化項を含む。この場合、平滑化項が二乗和で表されるので、より簡易な数式によってペナルティ値を付与することができ、計算の負荷が低減される。
いくつかの態様において、代替目的関数は、原目的関数に更に加算され、変数の偶数乗和に正則化係数を乗じた正則化項を含む。この場合、一意性を有する最適解を得ることができる。
いくつかの態様において、エネルギーマネジメントシステムは、代替目的関数に基づいた最適解を需給計画として採用し、採用した需給計画を機器の運転に反映する。
いくつかの態様において、需給計画は、蓄電装置の各時刻における充放電電力の出力値の最適解を含む。この場合、蓄電装置の充放電計画が計算されるので、蓄電装置の効率的な運転が可能になる。
いくつかの態様において、マイクログリッドは、化石燃料により発電を行う原動機を更に備えており、需給計画は、原動機の各時刻における発電電力の出力値の最適解を含む。この場合、原動機の発電計画が計算されるので、原動機の効率的な運転が可能になる。
本発明は、蓄電装置を含む複数の出力制御可能な機器と再生可能エネルギーにより発電を行う発電機と負荷とを備えると共に外部電力系統に接続されたマイクログリッドにおける、エネルギーの需給計画を最適化する電力需給計画最適化方法であって、エネルギーマネジメントシステムが、最適化の指標であると共に凸関数である原目的関数と、原目的関数に加算され、複数の機器または外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど値が大きくなる平滑化項であって、連続する2点の評価時刻における変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じた平滑化項と、を含む代替目的関数の最適化問題を解くことにより、需給計画を計算するステップを含み、代替目的関数は、複数の機器のそれぞれに対して設けられた平滑化項を含み、平滑化項における平滑化係数は、複数の機器のそれぞれに対して定められている。この電力需給計画最適化方法によれば、上記したエネルギーマネジメントシステムと同様の作用効果が奏される。
本発明によれば、出力制御可能な機器または外部電力系統の出力変動を小さくすることができる。
本発明の一実施形態のエネルギーマネジメントシステムが適用された電力供給システムの概略構成を示すブロック図である。 図1中のエネルギーマネジメントシステムの機能ブロック図である。 図2のエネルギーマネジメントシステムにおいて実行される処理を示すフローチャートである。 原目的関数が代替目的関数に変換される場合の一意性を説明するための概念図である。 図2のエネルギーマネジメントシステムによって計算された需給計画における、蓄電池の充放電量の一例を示す図である。 原目的関数のみの最適化問題を解くことによって得られた需給計画における、蓄電池の充放電量の一例を示す図である。 原目的関数のみの最適化問題を解くことによって得られた需給計画における、蓄電池の充放電量の他の例を示す図である。 (a)は凸関数の概念図、(b)は狭義凸関数の概念図である。 本発明の一実施形態の電力需給計画最適化プログラムが格納された記憶媒体を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照して、本実施形態に係るエネルギーマネジメントシステムが適用された電力供給システム1について説明する。図1に示されるように、電力供給システム1は、複数種類の発電機と電力消費機器とを備えたマイクログリッドGと、マイクログリッドGにおける各機器の制御値を計算するエネルギーマネジメントシステム20とを備える。以下の説明において、「エネルギーマネジメントシステム」を「EMS」と略称する。図1において、実線の矢印は電気の流れを示しており、破線の矢印は情報の流れを示している。
電力供給システム1は、たとえばビルまたは工場等を所有する需要家によって利用され得る。電力供給システム1は、たとえば再生可能エネルギー発電機を所有する売電事業者によって利用され得る。EMS20は、このような需要家または売電事業者に対して、最適化されたエネルギーの需給計画を提供する。
マイクログリッドGは、太陽光発電機3および風力発電機4を含む再生可能エネルギー発電機5と、化石燃料を用いて発電を行う原動機7とを備える。原動機7としては、たとえばガスタービンを用いることができる。また、原動機7として、コージェネレーション用ガスタービンを用いることもできる。マイクログリッドGは、マイクログリッドG内の電力を消費する負荷6と、マイクログリッドG内の電力を用いて走行する電気自動車(蓄電装置)8とを更に備える。負荷6は、電力を消費する複数の機器を含み得る。電気自動車8は、図示しない蓄電池を含んでおり、電力を蓄電および放電可能である。電気自動車8は、たとえば充電スタンドを含み得る。マイクログリッドGは、電力を蓄電および放電可能な蓄電池(蓄電装置)9を更に備える。蓄電池9としては、たとえばリチウムイオン電池を用いることができる。マイクログリッドGは、上記した複数の電力機器が電気的に接続されたグリッド制御装置10を備える。グリッド制御装置10は、外部電力系統2に接続されている。言い換えれば、上記した複数の電力機器のそれぞれは、グリッド制御装置10を介して外部電力系統2に接続されている。
マイクログリッドGにおける使用電力は、再生可能エネルギー発電機5または原動機7または電気自動車8または蓄電池9によって賄われる。その他、マイクログリッドGでは、外部電力系統2から電力を購入(すなわち買電)したり、外部電力系統2に対する逆潮流により電力を売却(すなわち売電)したりすることが可能である。一般的に、買電価格は電力会社との契約に依存するが、本実施形態では、買電価格は時間帯に依存して変化することを想定する。売電価格は、たとえば「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により規定される。なお、買電価格または売電価格は、上記の制度とは別に定められてもよい。
グリッド制御装置10は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアと、を備えている。グリッド制御装置10は、グリッド制御装置10に接続された電力機器を統括的に制御する。グリッド制御装置10は、電気の流れを制御するための制御回路および蓄電池等を備える。グリッド制御装置10は、外部電力系統2からの受電電力および外部電力系統2への逆潮流電力を制御する。グリッド制御装置10と各電力機器とは、互いに情報通信を行うことができる。グリッド制御装置10は、各電力機器の現在状態に関する情報等を取得する。グリッド制御装置10は、各電力機器に制御値を出力する。グリッド制御装置10は、取得した各電力機器に関する情報を記憶する。グリッド制御装置10は、各電力機器に関する情報をEMS20に送信する。
上記したグリッド制御装置10の各電力機器のうち、原動機7、電気自動車8および蓄電池9は、グリッド制御装置10によって出力制御可能な機器に相当する。
EMS20は、たとえばCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアと、から構成されたコンピュータである。EMS20は、後述する電力需給計画最適化プログラム120を含んでいる。EMS20とグリッド制御装置10とは、互いに情報通信を行うことができる。EMS20とグリッド制御装置10とは、インターネットを介して通信可能であってもよいし、有線または無線のLAN等を介して通信可能であってもよい。EMS20は、マイクログリッドG内の各電力機器に対する制御値を計算する機能を有する。言い換えれば、EMS20は、グリッド制御装置10に制御値を送信することにより、グリッド制御装置10を通じて、マイクログリッドG内の各電力機器を制御する。
より詳細には、EMS20は、ある一定の指標を目的関数として、マイクログリッドGにおける将来一定期間のエネルギーの需給計画を最適化する。最適化の指標すなわち目的関数としては、たとえば、グリッド運用コストすなわち計画期間(たとえば一日)を通しての電気料金の最小化、計画期間を通しての受電電力変動量の最小化、排出COの最小化等が挙げられる。EMS20は、目的関数の最適化問題を解くことにより、需給計画を計算する。目的関数は、上記した3つの指標以外の指標であってもよい。目的関数とされる指標は、特に限定されない。また、目的関数は複数の目的関数の加重和で定義されていてもよい。最適化問題の定式化の詳細については、後述する。
目的関数の独立変数は、マイクログリッドG内において制御可能なものであれば、何であってもよい。たとえば、独立変数は、蓄電池9における各時刻の充放電電力であってもよい。独立変数は、電気自動車8における各時刻の充放電電力であってもよい。独立変数は、原動機7における各時刻の発電電力であってもよい。また、マイクログリッドG内の制御可能機器である原動機7、電気自動車8、蓄電池9の数は全体で1以上であればよく、任意個であってよい。原動機7、電気自動車8、蓄電池9は、機器ごとに異なる性能を有していてもよい。
一方で、電力供給システム1は、マイクログリッドGにおける需要電力量および発電量の予測値を記憶する需要・発電量予測データベース12を備える。EMS20と需要・発電量予測データベース12とは、互いに情報通信を行うことができる。EMS20は、特定の日時における需要電力量および発電量の予測値を需要・発電量予測データベース12から取得する。需要・発電量予測データベース12に記憶される需要電力量および発電量の予測値は、定期的に更新される。
EMS20は、需給計画の計算において、所与の制約条件のもとで目的関数を最小化するような独立変数の値を求める。たとえば、EMS20は、目的関数の最適化問題を解くことにより、原動機7における各時刻の発電電力を計算する。EMS20は、電気自動車8における各時刻の充放電電力を計算する。EMS20は、蓄電池9における各時刻の充放電電力を計算する。EMS20は、原動機7の発電電力、電気自動車8の充放電電力、蓄電池9の充放電電力に従属するかたちで、外部電力系統2から購入する各時刻の受電電力を計算する。
図2を参照して、EMS20の機能構成について説明する。EMS20は、統括制御部20aと、通信部21と、計算部22と、記憶部23と、表示部24とを備える。統括制御部20aは、EMS20における処理を統括制御する。統括制御部20aは、たとえば、需給計画計算時刻であるか否かを逐次判断する。通信部21は、グリッド制御装置10および需要・発電量予測データベース12に対して情報通信を行う入出力部である。計算部22は、需給計画を計算する。計算部22は、需給計画計算部22aと、制約条件判断部22bと、需給計画採否判断部22cと、表示制御部22dとを含む。需給計画計算部22aは、最適化問題を解くことにより、需給計画を計算する。制約条件判断部22bは、需給計画計算部22aによって計算された需給計画(得られた解)が制約条件を満たすか否かを判断する。需給計画採否判断部22cは、需給計画計算部22aによって計算された需給計画の採否を判断する。需給計画採否判断部22cは、需給計画を採用する場合、その需給計画を需給計画記憶部23bへ保存する。表示制御部22dは、需給計画の計算結果に応じて表示部24を制御する。
記憶部23は、ハードディスク装置またはフラッシュメモリなどを有している。記憶部23は、需給計画計算部22aによって解かれる最適化問題を記憶する問題記憶部23aと、需給計画計算部22aによって計算された需給計画を記憶する需給計画記憶部23bとを含む。
表示部24は、たとえばディスプレイであり、パラメータ、需給計画または修正需給計画等を表示する。表示部24は、パラメータ、需給計画または修正需給計画等に含まれる詳細な情報を表示してもよい。たとえば、表示部24は、タッチパネル等を備えており、マイクログリッドG内の電力機器が選択されることにより、当該電力機器の運転スケジュール(充放電スケジュールまたは発電スケジュール等)を表示してもよい。表示部24は、計算部22によって制御されて、EMS20のユーザに対して所定のメッセージ(たとえば案内メッセージまたは警告メッセージ等)を表示してもよい。
続いて、需給計画計算部22aによって解かれる最適化問題について説明する。本実施形態では、需給計画の計算結果として得られる独立変数の値(たとえば原動機7の発電電力、電気自動車8の充放電電力、蓄電池9の充放電電力、外部電力系統2からの受電電力)の時間変動(すなわち出力変動)が小さくなるように、最適化問題が定式化されている。より詳細には、出力制御可能な機器の出力変動または外部電力系統2の出力変動を小さくするように、原目的関数に平滑化項が加算されている。さらに、一意性を有する最適解が得られるように、原目的関数に正則化項が加算されている。
需給計画計算部22aによって解かれる最適化問題、すなわち、需給計画記憶部23bに記憶されている最適化問題の目的関数の一例は、下記式(1)に示される。
Figure 0006451128

ここで、
f:原目的関数
f´:代替目的関数
x(k):時刻kにおける機器または外部電力系統2の出力
右辺第2項:平滑化項
γ:平滑化係数、γ>0
右辺第3項:正則化項
β:正則化係数、β>0
である。なお、右辺第2項および第3項の係数1/2は、数式を取り扱いやすくするために便宜的に設けられたものであり、物理的な意味を持たない。
上記式(1)の右辺第1項である原目的関数は、凸関数とされている。凸関数とは、下記式(2)の性質を満たす関数である。
Figure 0006451128

図8(a)に示されるように、凸関数を目的関数とする無制約最適化問題では、局所的最適解と大域的最適解は一致する。ただし、一般的に、解の一意性は必ずしも保証されない。
上記式(1)の右辺第2項は、連続する2点の評価時刻における変数の差の二乗和に平滑化係数γを乗じた項であり、狭義凸関数ではない凸関数である。上記式(1)の右辺第2項の値は、機器または外部電力系統2の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、大きくなる。上記式(1)の右辺第2項が原目的関数に加算されることにより、対応する機器または外部電力系統2の出力変動が大きいほど、それに応じたペナルティ値が加算されることになる。すなわち、上記式(1)の右辺第2項は、ペナルティ項ともいえる。上記式(1)の右辺第2項における平滑化係数γは、ペナルティ係数ともいえる。この平滑化係数は、平滑化項の値が原目的関数の値と比較して十分小さくなるように定められる。
上記式(1)の右辺第3項は、変数の二乗和に正則化係数を乗じた項であり、狭義凸関数である。狭義凸関数とは、下記式(3)の性質を満たす関数である。
Figure 0006451128

図8(b)に示されるように、狭義凸関数では、凸関数の性質に加え、最適解の一意性が保証される。よって、上記式(1)の右辺第3項が原目的関数に加算されることにより、代替目的関数f´は狭義凸関数となり、唯一の解を有する。図4にも示されるように、代替目的関数f´は、最適解が唯一となるように原目的関数fを変換したものである。上記式(1)の右辺第3項における正則化係数は、正則化項の値が原目的関数の値と比較して十分小さくなるように定められる。
平滑化項の値および正則化項の値の合計は、たとえば、原目的関数の値の1/100以下であってもよい。平滑化項の値および正則化項の値の合計は、たとえば、原目的関数の値の1/50以下であってもよく、1/200以下であってもよい。
上記した代替目的関数f´において、出力制御可能な複数の機器のそれぞれに対して、平滑化項および/または正則化項を設けてもよい。その場合、複数の機器のそれぞれに対して、平滑化係数および/または正則化係数が定められてもよい。たとえば、機器ごとに平滑化係数を異ならせることにより、平滑化を重視する機器を選ぶことができる。
図3を参照して、EMS20において実行される処理、すなわち本実施形態の電力需給計画最適化方法について説明する。以下の処理は、EMS20が起動している間、定期的に実行される。図3に示されるように、統括制御部20aは、需給計画計算時刻であるか否かを逐次判断する(ステップS01)。統括制御部20aによって需給計画が計算される頻度は、たとえば30分間隔とすることができる。ステップS01において需給計画時間であると判断すると、統括制御部20aは、需給計画計算部22aに需給計画最適化計算の指令を与える。その指令を受けて、需給計画計算部22aは、最適化問題を解くことにより、需給計画を計算する(ステップS02)。一方、ステップS01において需給計画時間ではないと判断すると、統括制御部20aは、ステップS01の判断を繰り返す。
ステップS02の需給計画の計算(最適化)では、需給計画計算部22aは、再生可能エネルギー発電機5の発電量もしくは負荷6の需要量の予測値、または、原動機7、電気自動車8、蓄電池9等の機器の現在情報(実測値)に基づいて、需給計画を計算する。需給計画計算部22aは、グリッド制御装置10および需要・発電量予測データベース12から、最新の予測値および実測値を取得して、需給計画を計算する。制約条件判断部22bは、需給計画計算部22aにより算出された解とその実行可能性、すなわちすべての制約条件を満足するか判断する。実行可能性の判断基準としては、たとえば各制約条件に対する制約逸脱量の二乗の総和を指標として、その値が一定値以下であれば実行可能解とみなし、それ以外の場合は実行不可能解と判断する方法が挙げられる。需給計画計算部22aは、制約条件判断部22bの判断をもとに、得られた解とその実行可能性、また各制約条件に対する制約条件逸脱量を個別に出力する。
需給計画を計算する際、特定日の需給計画のみを考慮して需給計画を計算してもよい。たとえば、初回の需給計画計算時は0:00〜24:00の計画を計算し、次回は0:30分〜24:00の計画を計算してもよい。また、日付を考慮せず、常に24時間先までの需給計画を計算してもよい。たとえば、初回の需給計画計算時は0:00〜24:00の計画を計算し、次回は0:30分〜翌0:30の計画を計算してもよい。
需給計画採否判断部22cは、需給計画計算部22aによって得られた最適解すなわち需給計画を採用するか否かを判断する(ステップS03)。このステップS03において、需給計画採否判断部22cは、ステップS02で計算された需給計画を吟味して、需給計画として採用する場合は需給計画記憶部23cに保存する。ステップS02において、実行可能な解が得られた場合は、需給計画採否判断部22cは無条件にその解を需給計画記憶部23cに保存し、需給計画を更新する(ステップS04)。
ステップS02において実行不可能な解が得られた場合でも、その原因が将来の制約を満たせないことによるものである場合、現時刻に関する制約をすべて満たすことを条件として、需給計画採否判断部22cは、その解を暫定的に需給計画として採用する(ステップS05)。表示制御部22dは、表示部24に警告メッセージを表示する(ステップS06)。需給計画採否判断部22cは、その解を需給計画記憶部23cに保存し、需給計画を更新する(ステップS04)。
このようなケースとしては、需要ピーク時に蓄電池SOC(充放電状態;State of Charge)が不足する等が挙げられる。このようなケースにおいても、天候の変動にともなう再生可能エネルギー発電機5の発電量の増加により、将来的に実行可能解が得られる可能性があるため、必ずしも実行可能解を得るのに失敗した段階で図3の処理を終了する必要はない。ステップS06において、表示部24に表示される警告メッセージとしては、制約違反内容に応じて、たとえば「現状の予測では将来的にSOCが不足する可能性があります」等が挙げられる。またステップS02で計算された需給計画が現時刻時点で実行不可能な場合は(ステップS05;NO)、需給計画採否判断部22cはその解を棄却したうえで、図3に示される処理を終了する。
以上のように、EMS20は、代替目的関数f´に基づいた最適解を需給計画として採用するか否かを判断する。EMS20は、需給計画を採用した場合、その需給計画を機器(原動機7、電気自動車8、蓄電池9等)の運転に反映する。
EMS20によれば、需給計画計算部22aによって、最適化の指標である原目的関数fに平滑化項が加算された代替目的関数f´の最適化問題が解かれる。代替目的関数f´に含まれる平滑化項の値は、出力制御可能な機器(原動機7、電気自動車8、蓄電池9等)または外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、大きくなる。このような平滑化項が付与されることにより、機器または外部電力系統の出力変動が大きいほど、それに応じたペナルティ値が付与される。よって、代替目的関数f´の最適化問題を解くことにより、機器または外部電力系統の出力変動が小さい解を取得しやすくなる。ここで得た代替目的関数f´の最適解を需給計画として採用することにより、出力制御可能な機器または外部電力系統の出力変動を小さくすることができる。
平滑化項および正則化項が加算されない従来の最適化手法によれば、図6および図7に示されるように、たとえば受電電力や蓄電池9の充放電量に大きな変動が生じてしまう。なお、図6および図7は、探索初期値をそれぞれ変えた場合に得られた、電気料金最小化の需給計画の結果を示している。目的関数値(一日を通しての電気料金の最適値)はいずれの計算でも同じであったが、同じ目的関数値をとる解が多数存在するため、初期値の取り方によって得られる解が異なってしまう。図6および図7に示されるように、受電電力および蓄電池9の充放電量変動が激しい解が存在する。これでは、機器にとって健全な運転とは言えず、合理的な解ではない。平滑化項および正則化項が原目的関数fに加算された代替目的関数f´を用いるEMS20によれば、図5に示されるように、受電電力および蓄電池9の充放電量が平滑化されている。この場合の解は唯一であり、どのような初期値から最適化を開始しても図5の解に収束する。
なお、EMS20では、たとえばコストの最適化を目的としつつ、そのなかで出力変動が最小の解を選ぶということを念頭に置き、ペナルティ係数を小さくしている。これとは逆に、出力平滑化を主目的として最適化問題を構成することも可能である。その場合は、平滑化係数を十分に大きくとればよい。なお、この場合、正則化係数は小さいままでよい。
代替目的関数f´の平滑化項は、連続する2点の評価時刻における変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じた項である。このような平滑化項により、機器(原動機7、電気自動車8、蓄電池9等)または外部電力系統2の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、平滑化項の値が大きくなる。よって、簡易な数式によってペナルティ値を付与することができる。また、平滑化係数を適宜設定することにより、原目的関数に対するペナルティ値の重みを調整できる。たとえば、平滑化係数を大きくすることにより、機器の出力変動をより小さくすることができる。平滑化係数が大きい機器ほど、平滑化が重視される。特に、本実施形態では、平滑化項は、連続する2点の評価時刻における変数の差の二乗和に平滑化係数を乗じた項である。よって、より簡易な数式によってペナルティ値を付与することができ、計算の負荷が低減される。
代替目的関数f´は、複数の機器のそれぞれに対して設けられた平滑化項を含むので、複数の機器のそれぞれにおいて、出力変動を小さくすることができる。
平滑化項における平滑化係数は、複数の機器のそれぞれに対して定められているので、機器ごとに平滑化係数を異ならせることができる。よって、平滑化を重視する機器を選ぶことができる。たとえば、平滑化係数を大きくするほど、対応する機器の平滑化が重視される。
代替目的関数f´では、変数の偶数乗和(具体的には二乗和)に正則化係数を乗じた正則化項が加算されている。よって、一意性を有する最適解を得ることができる。
需給計画計算部22aによって実行される需給計画処理において、需給計画は、蓄電池9の各時刻における充放電電力の出力値の最適解を含む。よって、蓄電池9の充放電計画が計算されるので、蓄電池9の効率的な運転が可能になる。
需給計画計算部22aによって実行される需給計画処理において、需給計画は、原動機7の各時刻における発電電力の出力値の最適解を含む。よって、原動機7の発電計画が計算されるので、原動機7の効率的な運転が可能になる。
引き続いて、上述した一連の処理をEMS20に実行させるための電力需給計画最適化プログラムを説明する。図9に示されるように、電力需給計画最適化プログラム120は、コンピュータに挿入されてアクセスされる。あるいは、電力需給計画最適化プログラム120は、コンピュータが備える記憶媒体100に形成されたプログラム格納領域110に格納される。
電力需給計画最適化プログラム120は、需給計画計算モジュール121と、制約条件判断モジュール122と、需給計画採否判断モジュール123と、表示制御モジュール124とを含んで構成される。需給計画計算モジュール121と、制約条件判断モジュール122と、需給計画採否判断モジュール123と、表示制御モジュール124とを実行させることにより実現される機能は、上述したEMS20の需給計画計算部22aと、制約条件判断部22bと、需給計画採否判断部22cと、表示制御部22dとの機能とそれぞれ同様である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、原目的関数が狭義凸関数である場合等、解が一意に定まる原目的関数である場合には、正則化項を省略してもよい。また、上記式(1)では、平滑化項が、連続する2点の評価時刻における変数の差の二乗和に平滑化係数を乗じた項である場合について説明したが、二乗和である場合に限られず、四乗和または六乗和等の偶数乗和であってもよい。上記式(1)では、正則化項が、変数の二乗和に正則化係数を乗じた項である場合について説明したが、二乗和である場合に限られず、四乗和または六乗和等の偶数乗和であってもよい。平滑化項は、連続する2点の評価時刻における変数の差に基づく場合に限られない。平滑化項は、機器の出力に関する変数の時間変動が大きいほど、値が大きくなるような凸関数であれば何であってもよい。平滑化項は、1つの機器または外部電力系統2に対してのみ設定されてもよい。
上記実施形態では、EMS20がマイクログリッドGとは別に設けられる場合について説明したが、マイクログリッドGのグリッド制御装置10が、EMS20と同様の機能を備えていてもよい。マイクログリッドGは、たとえば燃料電池システムを備えていてもよい。
1 電力供給システム
2 外部電力系統
3 太陽光発電機
4 風力発電機
5 再生可能エネルギー発電機
6 負荷
7 原動機
8 電気自動車
9 蓄電池
20 エネルギーマネジメントシステム
22 計算部
22a 需給計画計算部
22b 制約条件判断部
22c 需給計画採否判断部
22d 表示制御部
23a 問題記憶部
23b 需給計画記憶部
G マイクログリッド

Claims (7)

  1. 蓄電装置を含む複数の出力制御可能な機器と再生可能エネルギーにより発電を行う発電機と負荷とを備えると共に外部電力系統に接続されたマイクログリッドにおける、エネルギーの需給計画を最適化するエネルギーマネジメントシステムであって、
    最適化の指標であると共に凸関数である原目的関数と、前記原目的関数に加算され、複数の前記機器または前記外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど値が大きくなる平滑化項であって、連続する2点の評価時刻における前記変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じた前記平滑化項と、を含む代替目的関数の最適化問題を解くことにより、前記需給計画を計算する需給計画計算部を備え、
    前記代替目的関数は、複数の前記機器のそれぞれに対して設けられた前記平滑化項を含み、前記平滑化項における前記平滑化係数は、複数の前記機器のそれぞれに対して定められている、エネルギーマネジメントシステム。
  2. 前記代替目的関数は、連続する2点の評価時刻における前記変数の差の二乗和に平滑化係数を乗じた前記平滑化項を含む、請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  3. 前記代替目的関数は、前記原目的関数に更に加算され、前記変数の偶数乗和に正則化係数を乗じた正則化項を含む、請求項1または2に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  4. 前記代替目的関数に基づいた最適解を前記需給計画として採用し、採用した需給計画を前記機器の運転に反映する請求項1〜のいずれか一項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  5. 前記需給計画は、前記蓄電装置の各時刻における充放電電力の出力値の最適解を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  6. 前記マイクログリッドは、化石燃料により発電を行う原動機を更に備えており、
    前記需給計画は、前記原動機の各時刻における発電電力の出力値の最適解を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  7. 蓄電装置を含む複数の出力制御可能な機器と再生可能エネルギーにより発電を行う発電機と負荷とを備えると共に外部電力系統に接続されたマイクログリッドにおける、エネルギーの需給計画を最適化する電力需給計画最適化方法であって、
    エネルギーマネジメントシステムが、最適化の指標であると共に凸関数である原目的関数と、前記原目的関数に加算され、複数の前記機器または前記外部電力系統の出力に関する変数の時間変動が大きいほど値が大きくなる平滑化項であって、連続する2点の評価時刻における前記変数の差の偶数乗和に平滑化係数を乗じた前記平滑化項と、を含む代替目的関数の最適化問題を解くことにより、前記需給計画を計算するステップを含み、
    前記代替目的関数は、複数の前記機器のそれぞれに対して設けられた前記平滑化項を含み、前記平滑化項における前記平滑化係数は、複数の前記機器のそれぞれに対して定められている、電力需給計画最適化方法。
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