JP6450584B2 - 巻取装置及びそれを備えた靴 - Google Patents

巻取装置及びそれを備えた靴 Download PDF

Info

Publication number
JP6450584B2
JP6450584B2 JP2014259024A JP2014259024A JP6450584B2 JP 6450584 B2 JP6450584 B2 JP 6450584B2 JP 2014259024 A JP2014259024 A JP 2014259024A JP 2014259024 A JP2014259024 A JP 2014259024A JP 6450584 B2 JP6450584 B2 JP 6450584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
gears
inclined groove
winding device
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014259024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016116756A (ja
JP2016116756A5 (ja
Inventor
忍 緑川
忍 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japana Co Ltd
Original Assignee
Japana Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japana Co Ltd filed Critical Japana Co Ltd
Priority to JP2014259024A priority Critical patent/JP6450584B2/ja
Priority to CN201580069993.0A priority patent/CN107205524B/zh
Priority to EP15872333.8A priority patent/EP3238561B1/en
Priority to PCT/JP2015/067010 priority patent/WO2016103764A1/ja
Priority to US15/537,991 priority patent/US10477924B2/en
Publication of JP2016116756A publication Critical patent/JP2016116756A/ja
Publication of JP2016116756A5 publication Critical patent/JP2016116756A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6450584B2 publication Critical patent/JP6450584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/20Fastenings with tightening devices mounted on the tongue
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • A43C11/165Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0401Snowboard boots

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、巻取装置及びそれを備えた靴に関するものであって、より詳細には、スキー、スノーボード、スケート、山登り、バイクの乗車を行う際などに使用するブーツなどの靴ひも、又は、鞄類のひもなどを締め付けるのに適した巻取装置及びそれを備えた靴に関するものである。
従来、スキー、スノーボード、スケートなどに使用するブーツの靴ひもを締め付けるために、ハンドル(円形ノブ)を回転することによって靴ひもを巻き付けることができる巻取装置が提案されている(特許文献1〜5)。
そして、スノーボード用のブーツなどにおいては、靴ひもによって靴本体の甲部と靴本体の足首部分より上の部分の締め付け具合を別々に調節したいという要望があり、そのような2系統の靴ひもを個別に締め付けるためには、上記特許文献に記載の巻取装置においては、2個の巻取装置を靴に取り付ける必要がある。
そこで、1個の締付装置で2系統の靴ひもを別々に締め付けることができる締め付け装置が提案されている(特許文献6〜9)。
しかしながら、特許文献6に記載の巻取装置は、2個の巻取部の回転軸が同軸上に配置されていないため、装置全体が大型化するという課題がある。
また、特許文献7に記載の巻取装置は、ハンドルによってプーリーを押さえることによってプーリーによるひもの巻き取りをコントロールしており、個々のひもの巻き取りに際して巻取装置の作動状況を把握しにくいという課題がある。
また、特許文献8及び特許文献9に記載の締付装置においては、ハンドル自体に形成したギヤの位置を上下に変更してハンドルの上下に配置したギヤを駆動する構成を採用しており、ハンドルをギヤに押し付けることを気にしながらハンドルを回転させる必要があった。
さらに、特許文献8及び特許文献9に記載の巻取装置においては、そのようなダイヤルの押さえ付けが弱いと、ダイヤルが空回りしてしまうことがあり、靴ひもの締付具合をスムーズに調整できない場合があるという問題があった。
特許第4171774号公報 特許第4514383号公報 特開2007−330808号公報 特開2010−148927号公報 特許第4538836号公報 特開昭63−89103号公報 米国特許第5325613号明細書 特開2012−120678号公報 特開2012−120679号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、従来の巻取装置においては、小型化に適していないこと、巻取部の作動状況を把握しにくいこと、ダイヤルを正しく操作して回転させないとひも巻取部を正しく回転させることができないことがあるということであり、本発明の目的は、小型で部品点数も少なく、強度及び耐久性にも優れ、ハンドルの回転方向を変更するという単純明快な操作を行うだけで、自動的に2つのひも巻取部を切り換えて個別に回転操作することができる巻取装置を提供することにある。
本発明は、「第1のひも巻取部を回転駆動するための第1の回転軸と、当該第1の回転軸と同軸上に配置され、第2のひも巻取部を回転駆動するための第2の回転軸と、前記第1の回転軸と連結された第1のギヤと、前記第2の回転軸と連結され、前記第1のギヤと向き合って当該第1のギヤと離間した位置に配置された第2のギヤと、前記第1及び第2のギヤの間に配置され、当該第1及び第2のギヤとそれぞれ対応して噛合する第3及び第4のギヤを有するスライドギヤ部材と、前記第1及び第2のギヤと前記スライドギヤ部材とを配置できるギヤ収納部を有するハンドルと、前記ギヤ収納部の内面に形成された傾斜溝と、前記スライドギヤ部材の外面に形成され、前記傾斜溝と係合して当該傾斜溝内をスライド移動可能な係合突部と、を備え、
ハンドルの回転方向を変更することで、スライドギヤ部材を前記第1及び第2の回転軸の軸心方向にて移動させ、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に切り換えて回転駆動することができるようにした巻取装置。」を最も主要な特徴とするものである。
また、本発明は、「第1のひも巻取部を回転駆動するための第1の回転軸と、当該第1の回転軸と同軸上に配置され、第2のひも巻取部を回転駆動するための第2の回転軸と、前記第1の回転軸と連結された第1のギヤと、前記第2の回転軸と連結され、前記第1のギヤと向き合って当該第1のギヤと離間した位置に配置された第2のギヤと、前記第1及び第2のギヤの間に配置され、当該第1及び第2のギヤとそれぞれ対応して噛合する第3及び第4のギヤを有するスライドギヤ部材と、前記第1及び第2のギヤと前記スライドギヤ部材とを配置できるギヤ収納部を有するハンドルと、前記スライドギヤ部材の外面に形成された傾斜溝と、前記ギヤ収納部の内面に形成され、前記傾斜溝と係合して当該傾斜溝内をスライド移動可能な係合突部と、を備え、
ハンドルの回転方向を変更することで、スライドギヤ部材を前記第1及び第2の回転軸の軸心方向にて移動させ、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に切り換えて回転駆動することができるようにした巻取装置。」である。
本発明の巻取装置において、前記係合突部は、等間隔で複数個形成されているものであってもよい。
また、本発明の巻取装置において、前記係合突部は、前記傾斜溝の側面と接する平行な2辺を有する四角柱形状に形成されているものであってもよい。
本発明の巻取装置において、前記第1〜第4のギヤは、円周上に配置された鋸歯状に形成されており、当該第1のギヤと第2のギヤの形成されている向きは逆方向であり、かつ、当該第3及び第4のギヤの形成されている向きは逆方向であり、前記第1の回転軸と第2の回転軸を異なる方向に回転駆動できるものであってもよい。
本発明の巻取装置において、前記ギヤ収納部は有底円筒状に形成されており、前記傾斜溝は、当該ギヤ収納部の開口部から底部に向けて当該ギヤ収納部の内面に形成されており、当該ギヤ収納部の開口部側から前記傾斜溝内に配置された前記係合突部が前記傾斜溝内をスライド移動可能な範囲を規制するとともに、当該係合突部が前記傾斜溝から脱落しないようにするためのロック部材を備えているものであってもよい。
また、本発明は、上記の巻取装置を備え、異なる部分に配置された2本の靴ひもを当該巻取装置によってそれぞれ個別に締め付けることができるようにした靴である。
上記のように構成した本発明の巻取装置においては、ハンドルの回転方向を変更することで、前記ギヤ収納部の内面に形成された傾斜溝内を、前記スライドギヤ部材の外面に形成した係合突部が前記第1及び第2の回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動する方向が変更され、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に自動的に切り換えることができ、従って、ハンドルの回転方向を変更するという単純明快な操作のみによって前記第1又は第2の回転軸を選択的に回転駆動することができ、優れた操作性を実現できる。
本発明の巻取装置においては、前記スライドギヤ部材の外面に形成された傾斜溝内を、前記ギヤ収納部の内面に形成した係合突部が第1及び第2の回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動するようにした場合においても、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に自動的に切り換えることができ、ハンドルの回転方向を変更するという単純明快な操作のみによって前記第1又は第2の回転軸を選択的に回転駆動することができ、優れた操作性を実現できる。
本発明の巻取装置において、前記係合突部が等間隔で複数個形成されている場合には、スライドギヤ部材をバランス良くスムーズにスライド移動させることができるとともに、係合突部と傾斜溝に加わる応力を分散でき、大きな駆動力を発揮でき、かつ、各部の強度及び耐久性を向上させることができる。
また、本発明の巻取装置において、前記係合突部が、前記傾斜溝の側面と接する平行な2辺を有する四角柱形状に形成されているものである場合には、係合突部と傾斜溝の側面との接触面積が増大するとともに、係合突部の断面積を大きくすることができ、係合突部の強度及び耐久性を向上させ、装置全体の信頼性を高めることができる。
本発明の巻取装置において、前記第1〜第4のギヤが、円周上に配置された鋸歯状に形成されており、当該第1のギヤと第2のギヤの形成されている向きが逆方向であり、かつ、当該第3及び第4のギヤの形成されている向きが逆方向であり、前記第1の回転軸と第2の回転軸を異なる方向に回転駆動できるものである場合には、第1〜第4のギヤが回転軸周囲の限られた狭い空間において互いに強固に噛み合うことができ、ハンドルによる大きな回転力を回転軸に無理なく、かつ、無駄なく伝達することが可能となる。
また、ギヤが回転駆動される際に、ギヤ同士が一旦噛み合えば互いに摺動する部分がなく、ギヤの耐久性を高めることができる。
本発明の巻取装置において、前記ギヤ収納部が有底円筒状に形成されており、前記傾斜溝が、当該ギヤ収納部の開口部から底部に向けて当該ギヤ収納部の内面に形成されており、当該ギヤ収納部の開口部側から前記傾斜溝内に配置された前記係合突部が前記傾斜溝内をスライド移動可能な範囲を規制するとともに、当該係合突部が前記傾斜溝から脱落しないようにするためのロック部材を備えているものとした場合には、装置の動作安定性及び取り扱い性を向上させることができる。
本発明の巻取装置を備えた靴においては、ハンドルの回転方向を変更するという単純明快で簡単な動作を加えるだけで、当該ハンドルによる駆動力を前記第1の回転軸又は第2の回転軸に自動的に振り分けることができ、ハンドルによる靴ひもの巻取操作が煩雑となることはない。
図1は本発明の巻取装置の各構成部品を示す分解斜視図及び断面図である。 図2は本発明の巻取装置の断面図である。 図3は本発明の巻取装置の各構成部品を示す側面図及び斜視図である。 図4は本発明の巻取装置のハンドルの平面図及びハンドル内の様子を示す断面図である。 図5は本発明の巻取装置の外観及びギヤ同士の噛み合う様子を示す側面図である。 図6は本発明の巻取装置のひも巻取部によるひもの締め付け状態を解除するための内部機構を示す図である。 図7は本発明の巻取装置の他の実施形態を示す分解斜視図である。 図8は本発明の巻取装置を備えたスノーボード用ブーツの正面図である。
本発明は、好適には、「第1のひも巻取部を回転駆動するための第1の回転軸と、当該第1の回転軸と同軸上に配置され、第2のひも巻取部を回転駆動するための第2の回転軸と、前記第1の回転軸と連結された第1のギヤと、前記第2の回転軸と連結され、前記第1のギヤと向き合って当該第1のギヤと離間した位置に配置された第2のギヤと、前記第1及び第2のギヤの間に配置され、当該第1及び第2のギヤとそれぞれ対応して噛合する第3及び第4のギヤを有するスライドギヤ部材と、前記第1及び第2のギヤと前記スライドギヤ部材とを配置できるギヤ収納部を有するハンドルと、前記ギヤ収納部の内面に形成された傾斜溝と、前記スライドギヤ部材の外面に形成され、前記傾斜溝と係合して当該傾斜溝内をスライド移動可能な係合突部と、を備え、
ハンドルの回転方向を変更することで、スライドギヤ部材を前記第1及び第2の回転軸の軸心方向にて移動させ、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に切り換えて回転駆動することができるようにした巻取装置。」であって、以下において説明する実施例の形態などにより適宜具体化することができる。
さらに、本発明は、上記のような巻取装置を備えた靴であって、ハンドルの回転方向を変更するという単純明快な操作のみによって、異なる靴ひもの巻取操作を容易に行うことができる靴である。
以下、本発明の巻取装置を具体化した一実施形態について説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態の巻取装置10を示し、図8は巻取装置10を備えたスノーボード用ブーツSを示す図である。
このスノーボード用ブーツSは、一般的なスノーボード用ブーツと同様に、甲部の上面から足首部乃至すね部の前面に形成された開口1を内側から塞ぐように配置されたタング2を有しており、当該タング2の上部前面に巻取装置10を備えている。
前記開口1の縁には複数対の靴ひもガイド3が向き合うように固定され、また、前記タング2にも靴ひもW1,W2を案内する交差ガイド部材4が複数個固定されている。
この交差ガイド部材4は、靴ひもW1,W2同士が直接擦れ合って切れてしまうことを防止したり、靴ひもW1,W2と前記タング2とが擦れ合ってタング2に傷が付くことを防止することができるものである。
前記靴ひもガイド3及び交差ガイド部材4には、細い金属線を束ねたワイヤー状の2本の靴ひもW1,W2が通されてスノーボード用ブーツSの異なる部分を個別に締め付けることができるようになっている。
具体的には、第1の靴ひもW1がスノーボード用ブーツSの甲部〜足首部付近を締め付け、第2の靴ひもW2がスノーボード用ブーツSのすね部を締め付けることができるようになっている。
次に、本発明の一実施形態の前記巻取装置10について説明する。
この巻取装置10は、内部に前記第1の靴ひもW1を巻き取るための第1のひも巻取部D1と、前記第2の靴ひもW2を巻き取るための第2のひも巻取部D2とを備えている。
これらのひも巻取部D1,D2は、具体的にはフランジを両端に有する円筒状のドラム又はリールである。
前記第1のひも巻取部D1は、図1において斜線を付して表されているように、第1の回転軸11の基端部において当該第1の回転軸11によって回転駆動され、前記第2のひも巻取部D2は、図2において斜線を付して表されているように、前記第1の回転軸11の中央部付近に回転自在に外嵌された第2の回転軸12によって回転駆動されるようになっている。
従って、前記第2の回転軸12は、前記第1の回転軸11と同軸上に配置され、それら第1の回転軸11と第2の回転軸12により、前記第1のひも巻取部D1と第2のひも巻取部D2が独立して別個に回転駆動されるようになっている。
さらに、前記巻取装置10の後記するハンドル50の回転方向を切り換えて回転操作することで、ハンドル50による駆動力を自動的に振り分け、第1のひも巻取部D1と、第2のひも巻取部D2とによって、前記第1の靴ひもW1及び第2の靴ひもW2をそれぞれ別個に巻き取ることができるようになっている。
また、前記巻取装置10の上部に設けた解除スイッチ17を操作することで、当該解除スイッチ17に連動する2組のラチェット爪18とラチェットギヤ19との係合状態を解除し、前記2本の靴ひもW1,W2による締め付けを同時に解除することができるようになっている。
ここで、図6の左側に示す解除スイッチ17及びラチェット爪18の状態が、靴ひもW1,W2を締め付け可能な状態であり、図6の右側に示す解除スイッチ17及びラチェット爪18の状態が、靴ひもW1,W2の締め付けを解除した状態である。
前記第1の回転軸11の先端部(外端部)11aは、外面六角柱状に形成されており、当該先端部11aには、円盤状の第1のギヤ部材20の中心に形成された円筒状部21に透設された六角穴20aが嵌合することで、当該第1の回転軸11の先端部11aに第1のギヤ部材20が連結固定できるようになっている。
この第1のギヤ部材20には、その内面側において円周上に放射状に並んで配置された鋸歯状の第1のギヤG1が形成されている。
また、前記第2の回転軸12の先端部(外端部)12aは、外面六角柱状に形成されており、当該先端部12aには、円盤状の第2のギヤ部材30の中心に透設された六角穴30aが嵌合することで、当該第2の回転軸12の先端部12aに第2のギヤ部材30が連結固定できるようになっている。
この第2のギヤ部材30には、その外面側において円周上に放射状に並んで配置された鋸歯状の第2のギヤG2が形成されている。
ここで、前記第1のギヤG1と第2のギヤG2とは、互いに離間しており、その鋸歯の形成されている向きは、前記巻取装置10としての組付状態において、逆方向となっている。
前記第1のギヤ部材20と、第2のギヤ部材30との間には、前記第1及び第2のギヤG1,G2とそれぞれ対応して噛合する第3のギヤG3及び第4のギヤG4を有する円盤状のスライドギヤ部材40が配置されている。
このスライドギヤ部材40は、その中心部に透設された円形状の軸孔41が前記第1の回転軸11の先端部11aにおいて回動自在かつスライド移動自在に遊挿されている。
なお、この実施形態では、前記スライドギヤ部材40は、第1のギヤ部材20の中心に形成された円筒状部21によって軸支されるようになっている。
さらに、前記スライドギヤ部材40の前記第3及び第4のギヤG3,G4の形成されている向きは逆方向であり、前記第1の回転軸11と第2の回転軸12を異なる方向に回転駆動できるようになっている。
このため、前記スライドギヤ部材40を巻取装置10として組み付ける際には、当該スライドギヤ部材40の表裏の向きを考慮する必要がなく、組立の作業性が向上するようになっている。
また、前記第3及び第4のギヤG3,G4の個々の鋸歯gが形成されている位置は、互い違いとなるようにピッチがズレるように設定されており、円盤状のスライドギヤ部材40の厚みがなるべく均一化して強度が部分的に低下しないようになっている。
前記スライドギヤ部材40の外周面には、互いに90度離間した位置に計4個の係合突45が突出形成されている。
この係合突45は、本実施形態においては、後述する傾斜溝55の側面と接する平行な2辺と、スライドギヤ部材40の軸心方向に沿った2辺とを有する四角柱形状(断面平行四辺形状)に形成され、強度及び耐摩耗性を高めるようになっている。
前記第1及び第2のギヤ部材20,30と前記スライドギヤ部材40は、外観形状が円盤状のハンドル50に形成された有底円筒状のギヤ収納部51内に配置されている。
そのギヤ収納部51の内面には、その内周面に沿った螺旋を形成するように4本の傾斜溝55が形成され、前記係合突45が当該傾斜溝55内をスライド移動できるように係合している。
また、前記傾斜溝55は、前記ギヤ収納部51の内側に形成された開口部から底部に向けて当該ギヤ収納部51の内面に形成されており、さらに、当該ギヤ収納部51の開口部側から前記傾斜溝55内に配置された前記係合突部45が前記傾斜溝55内をスライド移動可能な範囲を規制するとともに、当該係合突部45が前記傾斜溝55から脱落しないようにするためのロック部材66を備えている。
本実施形態において、このロック部材66は、ハンドル50の外面側に係合して当該ハンドル50と一体化する蓋部材60の裏面から突出形成された4本の脚が前記傾斜溝55を遮断するように横切ることで具体化されている。
また、前記脚の先端部は、ハンドル50の開口部周縁に形成した穴部56に係合し、ハンドル50内周面における前記脚(ロック部材66)の取り付け状態を安定させるようにしている。
なお、本実施形態のようにロック部材66をハンドル50とは別体のものとすることで、ハンドル50の成形時において、ハンドル50を回転させることで、金型からハンドル50を簡単に抜くことができる。
上記構成により、図4に示すように、前記傾斜溝55が回転軸11,12の軸心方向に沿って形成されている高さ(長さ)t1のうち、前記係合突部45が前記傾斜溝55内を移動できる高さ(距離)即ち前記スライドギヤ部材40がスライド移動できる距離は、前記高さt1から、ハンドル50の開口部からロック部材66が配置されている位置までの高さt2を引いた範囲(t1−t2)となる。
また、前記ギヤG1〜G4の個々の鋸歯の高さは等しくなっており、前記スライドギヤ部材40がスライド移動する場合の2つの限界位置において、前記スライドギヤ部材40と第1のギヤ部材20又は第2のギヤ部材30とは互いに最大の接触面積を得て密着するようになっている(図5参照)。
上記のとおりギヤG1〜G4を配置する構成により、ハンドル50の回転方向を変更するという単純明快な操作のみによって、スライドギヤ部材40を前記第1及び第2の回転軸11,12の軸心方向にて自動的に移動させ、当該スライドギヤ部材40のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤG1又は前記第2のギヤG2のいずれか一方に切り換えて個別に回転駆動することができるようになっている。
従って、第1の靴ひもW1及び第2の靴ひもW2を締め付ける際には、ハンドル50を保持したまま正逆の異なる方向に交互に回転させることにより、ハンドル50から手を離すことなく、また、ハンドル50引いたり押したりしてハンドル50の位置を変更することなく、連続的かつ速やかに第1の靴ひもW1及び第2の靴ひもW2を締め付けることもできる。
ここで、図5の左側に示すハンドル50及びギヤG1〜G4の状態が、ハンドル50を左方向に回すことによってギヤG1とギヤG3が噛合し、第1の回転軸11及び第1のひも巻取部D1が回転駆動される場合を示し、図5の右側に示すハンドル50及びギヤG1〜G4の状態が、ハンドル50を右方向に回すことによってギヤG2とギヤG4が噛合して第2の回転軸12及び第2のひも巻取部D2が回転駆動される場合を示している。
なお、前記第1の回転軸11の先端部11aには、ボルト穴11bが形成されており、当該ボルト穴11bにボルト11cが固定されることで、第1のギヤ部材20などが前記第1の回転軸11及び第2の回転軸12から外れないようになっている。
本発明の巻取装置10及びスノーボード用ブーツSは、従来公知の鋳造技術、樹脂成形技術、縫製技術などにて容易に製造可能であり、前記巻取装置10は、前記各部品を図3などに示すように配置して順次組み付けることで容易に製造可能である。
なお、ギヤG1〜G4の個々の鋸歯gは、断面直角三角形状の三角柱を横にした形状であって、他のギヤと噛合する一側面がギヤ形成面と直交しており、さらに、前記第1及び第2のギヤ部材20,30及びスライドギヤ部材40の軸心を中心としてそれらを放射状に等間隔で配置して設けている。
また、本実施形態においては、ギヤG1〜G4をガラス繊維を含むナイロン樹脂から製造し、第1及び第2のひも巻取部D1,D2を亜鉛ダイキャスト、ラチェット爪18をステンレスから製造している。
上記のように構成された巻取装置10を備えたスノーボード用ブーツSは、各靴ひもW1,W2の巻取量を個別に調節し、各靴ひもW1,W2による締め付け具合を独立して変更することができるばかりか、巻取装置10のハンドル50を持った手を離すことなく、ブーツSの異なる部分を締め付けるための2本の靴ひもW1,W2を速やかに巻き取ってそれらの靴ひもW1,W2を締め付けることができる。
図7は、本発明の他の実施形態の巻取装置において具体化して用いることができるスライドギヤ部材140と、ハンドル150を示す図であり、第3及び第4のギヤG3,G4を両端面に有する円筒状の当該スライドギヤ部材140の外面に傾斜溝147を形成し、ハンドル150に形成した有底円筒状のギヤ収納部151の内面に複数個の係合突部157を形成し、前記スライドギヤ部材140が第1及び第2の回転軸11,12の軸心方向に沿ってスライド移動できるようにしたものである。
この場合においても、ハンドル150を回転させる方向を変更するだけで、スライドギヤ部材140のギヤG3,G4と噛合するギヤを前記第1のギヤG1又は前記第2のギヤG2のいずれか一方に自動的に切り換えることができ、ハンドル150の回転方向を変更するという単純明快な操作のみによって前記第1又は第2の回転軸11,12を選択的に回転駆動することができる。
但し、この実施形態においては、スライドギヤ部材140及びハンドル150の軸心方向の長さが大きくなる。
なお、本明細書中において、ハンドル50,150とは、スライドギヤ部材40,140を収納でき、ギヤG1〜G4を回転駆動するための操作部として機能するものであれば特に外観形状が限定されるものではなく、円盤状、楕円状又は多角形状のダイヤルの他、板状、三叉状、十字状、星形などのつまみ又はレバーであってもよい。
また、係合突部45,157の形状は、強度及び耐久性の問題が無ければ、円柱状、楕円柱状、断面平行四辺形以外の四角柱形状などであってもよい。
さらに、係合突部45,157の個数及び傾斜溝55,17の本数についても、例えば2〜6程度の範囲で適宜変更することも可能であり、本発明の範囲に含まれる。
また、ギヤG1〜G4の噛み合わせを切り換えるために必要なスライドギヤ部材40,140のスライド移動量に応じて傾斜溝55,17の傾斜角度を適宜変更して実施してもよい。
本発明は上記各実施形態のように配線した靴ひもを締め付けるための巻取装置に限定されるものではなく、靴の甲部の異なる部分を締め付ける2系統の靴ひもを巻き取る巻取装置に具体化して実施したり、靴上部の異なる部分を締め付ける2系統の靴ひもを巻き取る巻取装置に具体化したり、靴のインナーブーツを締め付けるための靴ひもを締め付けるようにして具体化して実施してもよい。
なお、本発明を具体化する場合に、ギヤ(G1〜G4の少なくとも1つ、又は、G1及びG2など)の個々の鋸歯gの間隔(ピッチ)を密着させたり、傾斜溝55,147の傾斜角度を軸心方向に近くなるような大きなものとする(例えば、実施形態における約20度の傾斜角度を60度前後とする)ことで、ハンドル50,150の遊びを減少させることもできる。
また、上記実施形態において、前記第1及び第2の靴ひもW1,W2は、編み込まれた金属製のワイヤーロープのように摩擦係数の低いものを好適に使用することができるが、合成樹脂が被覆されたワイヤー(コーティングロープ)を使用してもよい。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、スキー、スケート、山登り、バイクの乗車などに用いるブーツの他、鞄類などに用いるひもを締め付けるために、本発明の巻取装置を用いて実施してもよい。
さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で巻取装置の各部の材質、形状、寸法、強度、設置位置、厚さ、大きさ、数などを適宜変更して実施してもよい。
本発明は、スキー、スノーボード、スケート、山登り、バイクの乗車などに用いるブーツの他、鞄類などに用いられているひもを締め付けるための巻取装置及びそれを備えた靴として好適に利用可能である。
S スノーボード用ブーツ
1 開口
2 タング(タン)
3 靴ひもガイド
4 交差ガイド部材
10 巻取装置
11 第1の回転軸
11a 先端部
11b ボルト穴
11c ボルト
12 第2の回転軸
12a 先端部
17 解除スイッチ
18 ラチェット爪
19 ラチェットギヤ
20 第1のギヤ部材
20a 六角穴
21 円筒状部
30 第2のギヤ部材
30a 六角穴
40 スライドギヤ部材
41 軸孔
45 係合突部
50 ハンドル
51 ギヤ収納部
55 傾斜溝
56 穴部
60 蓋部材
66 ロック部材
140 スライドギヤ部材
147 傾斜溝
150 ハンドル
151 ギヤ収納部
157 係合突部
D1 第1のひも巻取部
D2 第2のひも巻取部
G1 第1のギヤ
G2 第2のギヤ
G3 第3のギヤ
G4 第4のギヤ
g 個々の鋸歯
t1 高さ
t2 高さ
W1 第1の靴ひも
W2 第2の靴ひも

Claims (7)

  1. 第1のひも巻取部を回転駆動するための第1の回転軸と、
    当該第1の回転軸と同軸上に配置され、第2のひも巻取部を回転駆動するための第2の回転軸と、
    前記第1の回転軸と連結された第1のギヤと、
    前記第2の回転軸と連結され、前記第1のギヤと向き合って当該第1のギヤと離間した位置に配置された第2のギヤと、
    前記第1及び第2のギヤの間に配置され、当該第1及び第2のギヤとそれぞれ対応して噛合する第3及び第4のギヤを有するスライドギヤ部材と、
    前記第1及び第2のギヤと前記スライドギヤ部材とを配置できるギヤ収納部を有するハンドルと、
    前記ギヤ収納部の内面に形成された傾斜溝と、
    前記スライドギヤ部材の外面に形成され、前記傾斜溝と係合して当該傾斜溝内をスライド移動可能な係合突部と、
    を備え、
    ハンドルの回転方向を変更することで、スライドギヤ部材を前記第1及び第2の回転軸の軸心方向にて移動させ、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に切り換えて回転駆動することができるようにしたことを特徴とする巻取装置。
  2. 第1のひも巻取部を回転駆動するための第1の回転軸と、
    当該第1の回転軸と同軸上に配置され、第2のひも巻取部を回転駆動するための第2の回転軸と、
    前記第1の回転軸と連結された第1のギヤと、
    前記第2の回転軸と連結され、前記第1のギヤと向き合って当該第1のギヤと離間した位置に配置された第2のギヤと、
    前記第1及び第2のギヤの間に配置され、当該第1及び第2のギヤとそれぞれ対応して噛合する第3及び第4のギヤを有するスライドギヤ部材と、
    前記第1及び第2のギヤと前記スライドギヤ部材とを配置できるギヤ収納部を有するハンドルと、
    前記スライドギヤ部材の外面に形成された傾斜溝と、
    前記ギヤ収納部の内面に形成され、前記傾斜溝と係合して当該傾斜溝内をスライド移動可能な係合突部と、
    を備え、
    ハンドルの回転方向を変更することで、スライドギヤ部材を前記第1及び第2の回転軸の軸心方向にて移動させ、当該スライドギヤ部材のギヤと噛合するギヤを前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方に切り換えて回転駆動することができるようにしたことを特徴とする巻取装置。
  3. 前記係合突部は、等間隔で複数個形成されているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻取装置。
  4. 前記係合突部は、前記傾斜溝の側面と接する平行な2辺を有する四角柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の巻取装置。
  5. 前記第1〜第4のギヤは、円周上に配置された鋸歯状に形成されており、当該第1のギヤと第2のギヤの形成されている向きは逆方向であり、かつ、当該第3及び第4のギヤの形成されている向きは逆方向であり、前記第1の回転軸と第2の回転軸を異なる方向に回転駆動できるものであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の巻取装置。
  6. 前記ギヤ収納部は有底円筒状に形成されており、
    前記傾斜溝は、当該ギヤ収納部の開口部から底部に向けて当該ギヤ収納部の内面に形成されており、
    当該ギヤ収納部の開口部側から前記傾斜溝内に配置された前記係合突部が前記傾斜溝内をスライド移動可能な範囲を規制するとともに、当該係合突部が前記傾斜溝から脱落しないようにするためのロック部材を備えていることを特徴とする請求項1、3〜5の何れか一項に記載の巻取装置。
  7. 上記請求項1〜6の何れか一項に記載の巻取装置を備え、異なる部分に配置された2本の靴ひもを当該巻取装置によってそれぞれ個別に締め付けることができるようにしたことを特徴とする靴。
JP2014259024A 2014-12-22 2014-12-22 巻取装置及びそれを備えた靴 Active JP6450584B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259024A JP6450584B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 巻取装置及びそれを備えた靴
CN201580069993.0A CN107205524B (zh) 2014-12-22 2015-06-12 卷取装置
EP15872333.8A EP3238561B1 (en) 2014-12-22 2015-06-12 Winding device
PCT/JP2015/067010 WO2016103764A1 (ja) 2014-12-22 2015-06-12 巻取装置
US15/537,991 US10477924B2 (en) 2014-12-22 2015-06-12 Winding device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259024A JP6450584B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 巻取装置及びそれを備えた靴

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016116756A JP2016116756A (ja) 2016-06-30
JP2016116756A5 JP2016116756A5 (ja) 2018-01-25
JP6450584B2 true JP6450584B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=56149810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014259024A Active JP6450584B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 巻取装置及びそれを備えた靴

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10477924B2 (ja)
EP (1) EP3238561B1 (ja)
JP (1) JP6450584B2 (ja)
CN (1) CN107205524B (ja)
WO (1) WO2016103764A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011137405A2 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Boa Technology, Inc. Reel based lacing system
KR101782151B1 (ko) * 2015-06-12 2017-10-13 김석환 끈 조임장치
DE102018201019A1 (de) 2017-02-28 2018-08-30 Fidlock Gmbh Verschlussvorrichtung mit einem Wickelelement
KR101804801B1 (ko) 2017-03-13 2017-12-05 하민우 와이어 조임장치
KR101763868B1 (ko) 2017-03-13 2017-08-01 하민우 와이어 조임장치
DE102018201021A1 (de) * 2017-11-14 2019-05-16 Fidlock Gmbh Verschlussvorrichtung mit einem Wickelelement
US10654388B2 (en) * 2018-07-13 2020-05-19 Ka Group Ag Articulating multi-body system with a displacement clutch
DE202019105576U1 (de) * 2019-10-10 2019-10-22 Roland Jungkind Drehverschluss mit Spannelement
KR102160426B1 (ko) * 2020-07-14 2020-09-28 주식회사 스핀온 와이어 조임장치

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3779384D1 (de) 1986-09-23 1992-07-02 Nordica Spa Mehrzweckbetaetigungsvorrichtung, insbesondere zur anwendung in schischuhen.
IT1205527B (it) 1986-09-23 1989-03-23 Nordica Spa Dispositivo di azionamento con funzione multipla per scarponi da sci
DE9200982U1 (de) * 1992-01-28 1993-05-27 PUMA AG Rudolf Dassler Sport, 8522 Herzogenaurach Schuh mit einem Zentralverschluß
US5934599A (en) 1997-08-22 1999-08-10 Hammerslag; Gary R. Footwear lacing system
US6289558B1 (en) 1997-08-22 2001-09-18 Boa Technology, Inc. Footwear lacing system
US7096559B2 (en) * 1998-03-26 2006-08-29 Johnson Gregory G Automated tightening shoe and method
DE10335940A1 (de) 2003-08-04 2005-03-10 Japana Co Spannvorrichtung für Zugkabel, insbesondere von Zugkabel-Schnürungen an Schuhen
US7694354B2 (en) * 2004-05-07 2010-04-13 Enventys, Llc Adjustable protective apparel
US7516914B2 (en) * 2004-05-07 2009-04-14 Enventys, Llc Bi-directional device
US20110167543A1 (en) * 2004-05-07 2011-07-14 Enventys, Llc Adjustable protective apparel
JP3106747U (ja) * 2004-07-23 2005-01-20 株式会社モロー・ジャパン ブーツ
US20060021204A1 (en) * 2004-07-28 2006-02-02 Young Trevor A Pull-cord and pulley lacing system
US7584528B2 (en) * 2007-02-20 2009-09-08 Meng Hann Plastic Co., Ltd. Shoelace reel operated easily and conveniently
US8231074B2 (en) * 2010-06-10 2012-07-31 Hu rong-fu Lace winding device for shoes
JP5727770B2 (ja) * 2010-12-08 2015-06-03 株式会社ジャパーナ 靴ひもの締付構造及び靴ひもの締付方法
JP5727771B2 (ja) * 2010-12-08 2015-06-03 株式会社ジャパーナ 靴ひもの巻取装置
DE202011101828U1 (de) * 2011-06-14 2011-08-17 Chin-Chu Chen Schuhschnurbinder
JP6087219B2 (ja) * 2013-06-18 2017-03-01 株式会社ジャパーナ 靴紐巻取装置
US9918516B1 (en) * 2017-02-08 2018-03-20 LNZ Products Inc. Lace 'N lock shoe tying system

Also Published As

Publication number Publication date
EP3238561A4 (en) 2018-08-01
CN107205524B (zh) 2019-09-24
CN107205524A (zh) 2017-09-26
US20180035761A1 (en) 2018-02-08
US10477924B2 (en) 2019-11-19
JP2016116756A (ja) 2016-06-30
EP3238561A1 (en) 2017-11-01
EP3238561B1 (en) 2019-07-24
WO2016103764A1 (ja) 2016-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6450584B2 (ja) 巻取装置及びそれを備えた靴
JP6953675B2 (ja) 紐締めシステムに使用されるリール
US11297903B2 (en) Reel-based lacing system
TWI577301B (zh) 鞋帶捲取用捲盤
JP6087219B2 (ja) 靴紐巻取装置
US8468657B2 (en) Reel based lacing system
US20090172928A1 (en) Turning fastener for a shoe
US20060021204A1 (en) Pull-cord and pulley lacing system
KR101839798B1 (ko) 와이어 조임용 릴시스템
JP6687307B2 (ja) 巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6450584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250