JP6449572B2 - 再生型燃料電池システムとその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水電解装置と燃料電池を備えた再生型燃料電池システムとその運転方法に関する。
再生型燃料電池システムは、水電解装置と燃料電池を備え、水電解装置で水から水素と酸素を生成し、この水素と酸素を用いて燃料電池で発電し、燃料電池を出たガスから水を回収し、この水を水電解装置にリサイクルするものである。
再生型燃料電池システムは、充電可能な発電装置であり、副産物は水のみであるため、省エネ化、二酸化炭素削減が可能であることから、宇宙空間や航空機等への適用が期待されている。
上述した再生型燃料電池システムは、例えば非特許文献1に開示されている。
また、これに関連する技術が、特許文献1〜3に開示されている。
藤原勉、江口邦久、「成層圏プラットフォーム飛行船用再生型燃料電池の研究開発―1kW級再生型燃料電池モデルの地上評価試験−」、宇宙航空研究開発機構研究開発資料 JAXA−RM−07−014、宇宙航空研究開発機構、平成20年2月29日
特開2004−171973号公報 特開2012−26463号公報 特開2005−248246号公報
図1は、従来の再生型燃料電池システムの構成図である。
この図において、再生型燃料電池システムは、燃料電池ユニットA、水分解ユニットB、及びガス貯蔵ユニットCからなる。
燃料電池ユニットAは、この例で、燃料電池1、気水分離器2、循環ポンプ3、及び水タンク4からなる。燃料電池1は、例えば低圧(例えば0.1〜0.2MPa)で作動する固体高分子型燃料電池(PEFC)である。
この構成により、水素と酸素を用いて燃料電池1で発電し、反応後のガスを気水分離器2で酸素と水に分離し、循環ポンプ3で酸素を燃料電池1の入口側にリサイクルし、水を水タンク4に溜める。
水分解ユニットBは、この例で、電気分解装置5、気水分離器6a,6b、水タンク7a,7b、循環ポンプ8、熱交換器9、及び給水ポンプ10からなる。
この構成により、給水ポンプ10で水分解ユニットBに水を給水し、電気分解装置5で水を電気分解して水素と酸素を生成する。また、気水分離器6a,6bで生成した水素と酸素から水をそれぞれ分離し、分離した水を水タンク7a,7bにそれぞれ貯蔵する。さらに、循環ポンプ8で水を電気分解装置5の入口側にリサイクルし、分離した水素と酸素をガス貯蔵ユニットCに供給する。
ガス貯蔵ユニットCは、この例で、高圧タンク11a,11b、ブースターポンプ12a,12b、切替弁13a,13b,14a,14b、及び調圧弁15a,15bからなる。
高圧タンク11a,11bは、水素と酸素をそれぞれ高圧(例えば1〜30MPa)で貯蔵する。ブースターポンプ12a,12bは、水分解ユニットBから供給された低圧の水素と酸素を高圧まで加圧する。調圧弁15a,15bは高圧タンク11a,11bから供給される高圧の水素と酸素を減圧して燃料電池ユニットAに供給する。
上述した従来の再生型燃料電池システムは、純水素と純酸素を用いて発電する。従って、高空を飛行する航空機、海中を航行する潜水艦、宇宙ステーション等、大気から酸素を取り込むことが出来ない環境、閉鎖空間などで、水電解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電に使用することができる。
しかし、上述した従来の再生型燃料電池システム(例えば特許文献1)では、高圧タンク11a,11bに水素と酸素を貯蔵する際にブースターポンプ12a,12bで低圧(例えば0.1〜0.2MPa)から高圧(例えば1〜30MPa)まで昇圧する。そのため、ブースターポンプ12a,12bによるガス圧縮の効率が悪く、電力を多く消費する問題点があった。
この問題点を解決するため、水分解ユニットBを高圧下で運転し、電気分解装置5で直接高圧のガスを発生する手段が、例えば先行文献2、3に開示されている。
しかし、先行文献2、3の手段では、循環ポンプ8は、電気分解装置5の冷却のため大流量を循環する。また大流量の循環ポンプ8は、高圧運転のため耐圧性能を高める必要がある。そのためシステムが大型化するという問題点があった。また、水分解ユニットBに水を補給する給水ポンプ10は低圧の水を高圧まで昇圧するため高揚程を要求され、給水ポンプ10の効率が低くなるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、水素と酸素を高圧にするブースターポンプを省略することができ、水分解ユニットの循環ポンプを小型化でき、水分解ユニットへの給水ポンプの効率を高めることができる再生型燃料電池システムとその運転方法を提供することにある。
本発明によれば、閉鎖空間において水電解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電する再生型燃料電池システムであって、
大気圧から1MPaの発電圧力の水素と酸素を用いて発電する燃料電池ユニットと、
水を電気分解して前記発電圧力より高く最高圧が10MPaを超える圧力範囲の生成圧力の水素と酸素を生成する水分解ユニットと、
水素と酸素を貯蔵し燃料電池ユニットに供給するガス貯蔵ユニットと、を備え、
前記水分解ユニットは、水を電気分解して前記生成圧力の水素と酸素を生成する水電解装置と、
水電解装置に電気分解用の水を前記生成圧力で循環供給する高圧循環ポンプと、
水電解装置に冷却用の水を前記生成圧力より低い冷却圧力で循環供給する低圧循環装置と、を有し、前記燃料電池ユニットに水素と酸素を常に供給することができ、必要なときにいつでも発電できる、ことを特徴とする再生型燃料電池システムが提供される。
前記水電解装置は、陽極と陰極の間に高分子電解質膜が挟持された複数の電解セルと、電解セルの間に挟持された導電性のセパレータとを有し、
前記セパレータはその内部に中空かつ耐圧の冷却水流路を有する。
前記水分解ユニットは、さらに、
水電解装置で生成された生成圧力の水素と酸素から随伴する水を分離し、分離後の水素と酸素をそれぞれガス貯蔵ユニットに供給する1対の気水分離器と、
各気水分離器で分離された水を生成圧力で貯蔵する高圧水タンクと、
生成圧力が第1閾値未満のときに、前記高圧水タンクに水を給水する低圧給水ポンプと、を備える。
前記ガス貯蔵ユニットは、
水素と酸素をそれぞれ貯蔵する水素タンク及び酸素タンクと、
前記水分解ユニットから供給される水素と酸素の第1供給ラインにそれぞれ設けられた第1遮断弁と、
第1遮断弁と水素タンク及び酸素タンクをそれぞれ連結する第2供給ラインにそれぞれ設けられた第2遮断弁と、
第1遮断弁と第2遮断弁の間から燃料電池ユニットに水素と酸素を供給する第3供給ラインにそれぞれ設けられた調圧弁と、を備える。
前記燃料電池ユニットは、
発電圧力の水素と酸素を用いて発電する燃料電池と、
燃料電池から排出される酸素から随伴する水を分離し、分離後の酸素を燃料電池に再循環させる酸素再循環装置と、
前記酸素再循環装置で分離された水を貯蔵する低圧水タンクと、を備える。
前記低圧給水ポンプは、前記燃料電池ユニットの低圧水タンクと前記水分解ユニットの高圧水タンクとを連通する給水ラインに設けられており、
前記低圧給水ポンプと前記高圧水タンクとの間に逆止弁を有する。
前記ガス貯蔵ユニットを制御する制御装置を備え、
(A)生成圧力が第1閾値未満のときに、前記ガス貯蔵ユニットの第1遮断弁を全閉し、
(B)生成圧力が第2閾値以上のときに、前記第1遮断弁と前記ガス貯蔵ユニットの第2遮断弁を開き、
(C)生成圧力が第1閾値以上かつ第2閾値未満のときに、前記第1遮断弁を開き、前記第2遮断弁を全閉する。
また、本発明によれば、閉鎖空間において水電解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電する上記の再生型燃料電池システムの運転方法であって、
ガス貯蔵ユニットを制御する制御装置により、
(A)前記発電圧力より高く最高圧が10MPaを超える圧力範囲の生成圧力が第1閾値未満のときに、前記ガス貯蔵ユニットの第1遮断弁を全閉し、
(B)生成圧力が第2閾値以上のときに、前記第1遮断弁と前記ガス貯蔵ユニットの第2遮断弁を開き、
(C)生成圧力が第1閾値以上かつ第2閾値未満のときに、前記第1遮断弁を開き、前記第2遮断弁を全閉し、
前記燃料電池ユニットに水素と酸素を常に供給することができ、必要なときにいつでも発電できる、ことを特徴とする再生型燃料電池システムの運転方法が提供される。
上記本発明によれば、水分解ユニットの生成圧力が発電圧力より高いので、生成圧力の水素と酸素をブースターポンプなしでガス貯蔵ユニットに供給することができ、ブースターポンプを省略することができる。
また、水電解装置に冷却用の水を生成圧力より低い冷却圧力で循環供給する低圧循環ポンプを備えるので、水電解装置に電気分解用の水を生成圧力で循環供給する高圧循環ポンプを小型化できる。
すなわち、水電解装置へ水を供給するラインを、大流量を要求される冷却水系と高圧を要求される電解水系の2系統に分けたので、高圧循環ポンプを小型軽量化することができる。
さらに、水電解装置に冷却用の水を生成圧力より低い冷却圧力で循環供給する低圧循環ポンプを備えるので、水電解装置に循環供給する水の必要量が大幅に少量となる。そのため、水分解ユニットへの給水ポンプを生成圧力が低いときのみに作動させることができ、給水ポンプの効率を高めることができる。
すなわち、水電解に必要な水を生成圧力が低いとき(例えば、燃料電池運転時)に供給することにより、給水ポンプに対する揚程要求を緩和し、システムの小型化を図ることができる。
従来の再生型燃料電池システムの構成図である。 本発明による再生型燃料電池システムの全体構成図である。 水電解装置の全体構成図である。 再生型燃料電池システムの運転方法の全体フロー図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図2は、本発明による再生型燃料電池システムの全体構成図である。
この図において、本発明の再生型燃料電池システムは、燃料電池ユニット20、水分解ユニット30、及びガス貯蔵ユニット40を備える。
燃料電池ユニット20は、発電圧力P1の水素と酸素を用いて発電する。発電圧力P1は、好ましくは大気圧(約0.1MPa)から1MPaであり、さらに好ましくは、0.1〜0.2MPaであるのがよい。
図2において、燃料電池ユニット20は、燃料電池22、酸素再循環装置24、及び低圧水タンク26を備える。
燃料電池22は、発電圧力P1の水素と酸素を用いて発電する。燃料電池22は、好ましくは固体高分子型燃料電池(PEFC)である。固体高分子型燃料電池(PEFC)は、イオン伝導性を有する高分子膜を電解質として用いる燃料電池である。
PEFCの基本構造は、アノード(燃料極、負極)、電解質膜(固体高分子膜)、カソード(酸素極、正極)、及びセパレータ(バイポーラプレート)からなる。アノード、電解質膜、カソードを貼り合せて一体化したものを「膜/電極接合体」と呼ぶ。セパレータは、反応ガスの供給流路が彫り込まれた導電板である。膜/電極接合体をセパレータで挟みこんだ1つのセルを「単セル」と呼び、単セルを積層して高電圧を得られるようにしたものを「スタック」と呼ぶ。
セパレータは、カーボン、金属、導電性プラスチックなどによって作成される。
アノードでは、水素が供給され、式(1)の反応によって、プロトン(H)と電子に分解する。
→2H+2e・・・(1)
プロトン(H)は、電解質膜内を、電子は導線内を通ってカソードに移動する。
カソードでは、電解質膜から来たプロトンと、導線から来た電子が酸素と反応して、式(2)の反応により水を生成する。
4H+O+4e→2HO・・・(2)
燃料電池22は、純水素と純酸素を用いて発電することが好ましい。
この場合、式(1)(2)により、純水素と純酸素が反応し、純水が生成される。
従って、副産物は純水のみであるため、これをリサイクルすることにより、省エネ化と二酸化炭素の削減が可能である。
図2において、酸素再循環装置24は、低圧気水分離器25aと低圧循環ポンプ25bを有する。この構成により、低圧気水分離器25aで燃料電池22から排出される酸素から随伴する水を分離し、低圧循環ポンプ25bで分離後の酸素を燃料電池22の上流側に再循環させるようになっている。
なお、図示しないが、燃料電池22から排出される水素も同様に水を分離し再循環させてもよい。
低圧水タンク26は、酸素再循環装置24で分離された水を貯蔵する。低圧水タンク26の圧力は、発電圧力P1と同一又はこれより低いことが好ましく、さらに好ましくは、大気圧(約0.1MPa)であるのがよい。
水分解ユニット30は、水を電気分解して生成圧力Pの水素と酸素を生成する。以下、水素生成圧力をPh,酸素生成圧力をPoとし、区別が必要な場合を除き、単に生成圧力Pと呼ぶ。
水素生成圧力Phと酸素生成圧力Poは、電解セル33a及び高圧水タンク37aを介して連通しているので、その差は、最大でも1000mmAq(すなわち、約0.01MPa程度である)。
生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)は、発電圧力P1より高い圧力範囲であり、好ましくは、発電圧力P1+αから最高貯蔵圧の範囲である。ここでαは、例えば約0.1MPaである。また、最高貯蔵圧は例えば約20〜30MPaである。
すなわち、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)は、発電圧力P1より常に高いが、一定ではなく、発電圧力P1+αから最高貯蔵圧の範囲で変動する。また、この範囲において、後述する第1閾値L1と第2閾値L2が予め設定されている。
第1閾値L1は、発電圧力P1+αに近い圧力であり、例えば約0.3〜1.0MPaである。第2閾値L2は、最高貯蔵圧に近い圧力であり、例えば約5〜10MPaである。
図2において、水分解ユニット30は、水電解装置32、高圧循環ポンプ34、及び低圧循環装置35を有する。
水電解装置32は、水を電気分解して生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)の水素と酸素を生成する。
高圧循環ポンプ34は、水電解装置32に電気分解用の水を生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)で循環供給する。
図3は、水電解装置32の全体構成図である。
この図において、水電解装置32は、圧力容器32a内に収容された複数の電解セル33aと導電性のセパレータ33bとを有する。
複数の電解セル33aは、陽極と陰極の間に高分子電解質膜が挟持され、陽極と陰極の間に外部電源31により電圧を印加することにより、燃料電池22と反対の反応、すなわち式(1)(2)の逆反応により、水素と酸素を発生させる。
セパレータ33bは、上下の電解セル33aの間に挟持されている。また、セパレータ33bは、その内部に中空の冷却水流路33cを有する。セパレータ33bは、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)に耐える耐圧性を有し、冷却水流路33cの内部を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)より低い冷却圧力P2に保持する。
冷却圧力P2は、例えば約0.1〜0.3MPaであり、好ましくは大気圧(約0.1MPa)である。
図2において、低圧循環装置35は、低圧熱交換器35aと低圧循環ポンプ35bを有する。この構成により、水電解装置32の冷却水流路33cに冷却用の水を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)より低い冷却圧力P2で循環供給する。
低圧熱交換器35aは、水冷でも空冷でもよい。
図2において、水分解ユニット30は、さらに、1対の気水分離器36a,36b、高圧水タンク37a,37b、及び低圧給水ポンプ38を備える。
1対の気水分離器36a,36bは、水電解装置32で生成された生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)の水素と酸素から随伴する水を分離し、分離後の水素と酸素をそれぞれガス貯蔵ユニット40に供給する。
高圧水タンク37a,37bは、各気水分離器36a,36bで分離された水を生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)で貯蔵する。なお、高圧水タンク37a,37bは、この例では気水分離器36a,36bに合わせて別に構成されているが、一体に構成してもよい。
図2において、電解水供給ライン34aは、高圧水タンク37bと水電解装置32を結ぶ配管ラインであり、この電解水供給ライン34aに高圧循環ポンプ34が設けられている。
また、冷却水ライン35cは、低圧熱交換器35aと水電解装置32を結ぶ配管ラインであり、この冷却水ライン35cに低圧循環ポンプ35bが設けられている。
低圧給水ポンプ38は圧力検出器38bを備えており、生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)が上述した第1閾値L1未満のときに、高圧水タンク37bに水を自動で給水するようになっている。なおこの例と相違し、高圧水タンク37aに給水してもよい。
図2において、低圧給水ポンプ38は、燃料電池ユニット20の低圧水タンク26と水分解ユニット30の高圧水タンク37bとを連通する給水ライン38aに設けられている。また、低圧給水ポンプ38と高圧水タンク37bとの間に逆止弁39を有し、低圧給水ポンプ38を停止しても高圧水タンク37bから水が逆流しないようになっている。
ガス貯蔵ユニット40は、水素と酸素を貯蔵し、燃料電池ユニット20に供給する。
図2において、ガス貯蔵ユニット40は、水素タンク42a及び酸素タンク42b、第1遮断弁44a,44b、第2遮断弁46a,46b、及び調圧弁48a,48bを備える。
水素タンク42a及び酸素タンク42bは、水素と酸素をそれぞれ貯蔵する。水素タンク42a及び酸素タンク42bは、上述した最高貯蔵圧(例えば約20〜30MPa)で水素と酸素をそれぞれ貯蔵可能な圧力容器である。
第1遮断弁44a,44bは、水分解ユニット30から供給される水素と酸素の第1供給ライン45a,45bにそれぞれ設けられた遠隔操作可能な開閉弁である。
第2遮断弁46a,46bは、第1遮断弁44a,44bと水素タンク42a及び酸素タンク42bをそれぞれ連結する第2供給ライン47a,47bにそれぞれ設けられた遠隔操作可能な開閉弁である。
調圧弁48a,48bは、第1遮断弁44a,44bと第2遮断弁46a,46bの間から燃料電池ユニット20に水素と酸素を供給する第3供給ライン49a,49bにそれぞれ設けられた圧力調節弁である。調圧弁48a,48bは、遠隔操作可能であることが好ましい。
図2において、本発明の再生型燃料電池システムは、さらにガス貯蔵ユニット40を制御する制御装置50を備える。制御装置50は、水分解ユニット30の生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)を検出する圧力検出器50a,50bを有する。
図4は、制御装置50による再生型燃料電池システムの運転方法の全体フロー図である。
この図において、本発明の再生型燃料電池システムの運転方法は、S1〜S6の各ステップ(工程)からなる。
ステップS1で、圧力検出器50a,50bにより水分解ユニット30の生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)を検出する。
ステップS2で、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)を第1閾値L1と比較する。
ステップS2において、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第1閾値L1未満のとき(YES)、ステップS4で、ガス貯蔵ユニット40の第1遮断弁44a,44bを全閉する。第1遮断弁44a,44bの全閉により、水分解ユニット30で生成された水素と酸素が増加し、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)は徐々に高くなる。
また、生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)はガス貯蔵ユニット40内の水素と酸素が等圧になるように、適切な容量配分になっている。ステップS4において、生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)が第1閾値L1未満であることを検出した場合は、低圧給水ポンプ38は高圧水タンク37bに水を自動で給水する。
従って、この構成により、供給圧が低い低圧給水ポンプ38で、高圧水タンク37bに水を自動で給水することができ、低圧給水ポンプ38の効率を高めることができる。
また、ステップS4では、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)は第1閾値L1未満である。そのため、燃料電池ユニット20で発電する場合には、ガス貯蔵ユニット40の第2遮断弁46a,46bを開き、水素タンク42a及び酸素タンク42bから第2遮断弁46a,46bを介して燃料電池ユニット20に水素と酸素を供給する。
ステップS2において、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第1閾値L1以上のとき(NO)、ステップS3で、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)を第2閾値L2と比較する。
ステップS3において、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第2閾値L2未満のとき(YES)、ステップS5で、第1遮断弁44a,44bを開き、第2遮断弁46a,46bを全閉する。このとき低圧給水ポンプ38は、第1閾値L1以上の生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)を検出して作動を自動で停止する。
また、ステップS5では、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)は第1閾値L1以上かつ第2閾値L2未満である。そのため、燃料電池ユニット20で発電する場合には、第1遮断弁44a,44bを介して水分解ユニット30から燃料電池ユニット20に水素と酸素を直接供給することができる。
また、ステップS5では、第2遮断弁46a,46bを全閉しているので、水素タンク42aと酸素タンク42bの圧力は全閉直前の圧力に保持されている。
ステップS3において、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第2閾値L2以上のとき(NO)、ステップS6で、第1遮断弁44a,44bと第2遮断弁46a,46bの両方を開く。
これにより、水素タンク42a及び酸素タンク42bに第2閾値L2以上の圧力で、水素と酸素を貯蔵することができる。このとき低圧給水ポンプ38は、第1閾値L1以上の生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)を検出して作動を自動で停止している。
さらに、燃料電池ユニット20で発電する場合には、水分解ユニット30と水素タンク42a及び酸素タンク42bのどちらからも、燃料電池ユニット20に水素と酸素を供給することができる。
ステップS6において、水分解ユニット30の運転を継続すると、高圧水タンク37a,37bの水位が下限に達し、水素と酸素の生成が停止する。
水分解ユニット30の停止後、燃料電池ユニット20で発電を継続すると、水素と酸素が消費され、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が徐々に低下する。
生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第2閾値L2未満になると、ステップS5で第2遮断弁46a,46bが全閉され、水素タンク42aと酸素タンク42bの圧力は第2閾値L2未満の圧力に保持される。
さらに生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が低下し第1閾値L1未満になると、ステップS4で第1遮断弁44a,44bが全閉される。この際は、第2遮断弁46a,46bを開いて燃料電池ユニット20に水素と酸素を供給することができる。
生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が第1閾値L1未満になると、低圧給水ポンプ38が、第1閾値L1未満の生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)を検出して作動を自動で開始し、高圧水タンク37a,37bの水位が上昇する。この水位上昇は低圧給水ポンプ38の吐出量を大きく設定することにより、短時間で目標水位まで完了させることができる。
従って、上述したステップS1〜S6により、燃料電池ユニット20に水素と酸素を常に供給することができ、必要なときにいつでも発電することができる。
上述したように、本発明によれば、水電解装置32に供給する水のラインを電解水供給ライン34aと冷却水ライン35cに分け、水電解装置32の内部構造も冷却水流路33cの外部と内部に分かれている。
電解水供給ライン34aは高圧であるが小流量であるので、配管、ポンプ(高圧循環ポンプ34)の小型化が可能となる。
冷却水ライン35cは大流量が必要であるが、低圧であるために耐圧性能の低い部材が使用できるため軽量化が可能である。
また高圧系統が小型化することから、高圧水タンク37bを電解に必要な容量(例えば1日分)に設定し、生成圧力P(水素生成圧力Phと酸素生成圧力Po)が所定の圧力より低いときに水を補給することにより、低圧給水ポンプ38に対する揚程要求を緩和し、小型化を図ることができる。
上述した本発明によれば、水分解ユニット30の生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が発電圧力P1より高いので、生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)の水素と酸素をブースターポンプなしでガス貯蔵ユニット40に供給することができ、ブースターポンプを省略することができる。
また、水電解装置32に冷却用の水を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)より低い冷却圧力P2で循環供給する低圧循環ポンプ35bを備えるので、水電解装置32に電気分解用の水を生成圧力P(この例では酸素生成圧力Po)で循環供給する高圧循環ポンプ34を小型化できる。
例えば、効率80%で100kW入力の水電解装置32の場合、水電解で消費される水量は約0.3L/minであるが、冷却に必要な水量は200倍の60L/minが必要となる。
すなわち、水電解装置32へ水を供給するラインを、大流量を要求される冷却水系と高圧を要求される電解水系の2系統に分けたので、高圧循環ポンプ34を小型軽量化することができる。
さらに、水電解装置32に冷却用の水を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)より低い冷却圧力P2で循環供給する低圧循環ポンプ35bを備えるので、水電解装置32に循環供給する水の必要量が大幅に少量となる。そのため、水分解ユニット30への低圧給水ポンプ38を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が低いときのみに作動させることができ、低圧給水ポンプ38の効率を高めることができる。
すなわち、水電解に必要な水を生成圧力P(水素生成圧力Ph及び酸素生成圧力Po)が低いとき(例えば、燃料電池22の運転時)に供給することにより、低圧給水ポンプ38に対する揚程要求を緩和し、システムの小型化を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
A 燃料電池ユニット、B 水分解ユニット、C ガス貯蔵ユニット、
P 生成圧力、Ph 水素生成圧力、Po 酸素生成圧力、
P1 発電圧力、P2 冷却圧力、L1 第1閾値、L2 第2閾値、
1 燃料電池、2 気水分離器、3 循環ポンプ、4 水タンク、
5 電気分解装置、6a,6b 気水分離器、7a,7b 水タンク、
8 循環ポンプ、9 熱交換器、10 給水ポンプ、
11a,11b 高圧タンク、12a,12b ブースターポンプ、
13a,13b,14a,14b 切替弁、
15a,15b 調圧弁、20 燃料電池ユニット、
22 燃料電池、24 酸素再循環装置、25a 低圧気水分離器、
25b 低圧循環ポンプ、26 低圧水タンク、30 水分解ユニット、
31 外部電源、32 水電解装置、32a 圧力容器、
33a 電解セル、33b セパレータ、33c 冷却水流路、
34 高圧循環ポンプ、34a 電解水供給ライン、
35 低圧循環装置、35a 低圧熱交換器、35b 低圧循環ポンプ、
35c 冷却水ライン、36a,36b 気水分離器、
37a,37b 高圧水タンク、38 低圧給水ポンプ、
38a 給水ライン、38b 圧力検出器、39 逆止弁、
40 ガス貯蔵ユニット、42a 水素タンク、42b 酸素タンク、
44a,44b 第1遮断弁、45a,45b 第1供給ライン、
46a,46b 第2遮断弁、47a,47b 第2供給ライン、
48a,48b 調圧弁、49a,49b 第3供給ライン、
50 制御装置、50a 圧力検出器

Claims (8)

  1. 閉鎖空間において水電解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電する再生型燃料電池システムであって、
    大気圧から1MPaの発電圧力の水素と酸素を用いて発電する燃料電池ユニットと、
    水を電気分解して前記発電圧力より高く最高圧が10MPaを超える圧力範囲の生成圧力の水素と酸素を生成する水分解ユニットと、
    水素と酸素を貯蔵し燃料電池ユニットに供給するガス貯蔵ユニットと、を備え、
    前記水分解ユニットは、水を電気分解して前記生成圧力の水素と酸素を生成する水電解装置と、
    水電解装置に電気分解用の水を前記生成圧力で循環供給する高圧循環ポンプと、
    水電解装置に冷却用の水を前記生成圧力より低い冷却圧力で循環供給する低圧循環装置と、を有し、前記燃料電池ユニットに水素と酸素を常に供給することができ、必要なときにいつでも発電できる、ことを特徴とする再生型燃料電池システム。
  2. 前記水電解装置は、陽極と陰極の間に高分子電解質膜が挟持された複数の電解セルと、電解セルの間に挟持された導電性のセパレータとを有し、
    前記セパレータはその内部に中空かつ耐圧の冷却水流路を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の再生型燃料電池システム。
  3. 前記水分解ユニットは、さらに、
    水電解装置で生成された生成圧力の水素と酸素から随伴する水を分離し、分離後の水素と酸素をそれぞれガス貯蔵ユニットに供給する1対の気水分離器と、
    各気水分離器で分離された水を生成圧力で貯蔵する高圧水タンクと、
    生成圧力が第1閾値未満のときに、前記高圧水タンクに水を給水する低圧給水ポンプと、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の再生型燃料電池システム。
  4. 前記ガス貯蔵ユニットは、
    水素と酸素をそれぞれ貯蔵する水素タンク及び酸素タンクと、
    前記水分解ユニットから供給される水素と酸素の第1供給ラインにそれぞれ設けられた第1遮断弁と、
    第1遮断弁と水素タンク及び酸素タンクをそれぞれ連結する第2供給ラインにそれぞれ設けられた第2遮断弁と、
    第1遮断弁と第2遮断弁の間から燃料電池ユニットに水素と酸素を供給する第3供給ラインにそれぞれ設けられた調圧弁と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の再生型燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池ユニットは、
    発電圧力の水素と酸素を用いて発電する燃料電池と、
    燃料電池から排出される酸素から随伴する水を分離し、分離後の酸素を燃料電池に再循環させる酸素再循環装置と、
    前記酸素再循環装置で分離された水を貯蔵する低圧水タンクと、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の再生型燃料電池システム。
  6. 前記低圧給水ポンプは、前記燃料電池ユニットの低圧水タンクと前記水分解ユニットの高圧水タンクとを連通する給水ラインに設けられており、
    前記低圧給水ポンプと前記高圧水タンクとの間に逆止弁を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の再生型燃料電池システム。
  7. 前記ガス貯蔵ユニットを制御する制御装置を備え、
    (A)生成圧力が第1閾値未満のときに、前記ガス貯蔵ユニットの第1遮断弁を全閉し、
    (B)生成圧力が第2閾値以上のときに、前記第1遮断弁と前記ガス貯蔵ユニットの第2遮断弁を開き、
    (C)生成圧力が第1閾値以上かつ第2閾値未満のときに、前記第1遮断弁を開き、前記第2遮断弁を全閉する、ことを特徴とする請求項4に記載の再生型燃料電池システム。
  8. 閉鎖空間において水電解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電する請求項に記載の再生型燃料電池システムの運転方法であって、
    ガス貯蔵ユニットを制御する制御装置により、
    (A)前記発電圧力より高く最高圧が10MPaを超える圧力範囲の生成圧力が第1閾値未満のときに、前記ガス貯蔵ユニットの第1遮断弁を全閉し、
    (B)生成圧力が第2閾値以上のときに、前記第1遮断弁と前記ガス貯蔵ユニットの第2遮断弁を開き、
    (C)生成圧力が第1閾値以上かつ第2閾値未満のときに、前記第1遮断弁を開き、前記第2遮断弁を全閉し、
    前記燃料電池ユニットに水素と酸素を常に供給することができ、必要なときにいつでも発電できる、ことを特徴とする再生型燃料電池システムの運転方法。
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