JP6448728B1 - 人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、リラクゼーション等の施術者の腕手への負荷を低減しつつ、施術者の腕手を駆使した多様な施術の効果を有効に奏させるのに適した湾曲物品を提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦するための湾曲物品であって、前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部を備える湾曲物品である。【選択図】図17
Description
本発明は、マッサージ又は按摩等において、人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するために使用される湾曲物品に関する。
人体をマッサージ又は按摩するために使用する人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するための補助具は、従来から数多く提案されている。例えば、
特許文献1には、マッサージを行おうとする者が施術する場合に使用する特定の形状のマッサージ器具が開示され、
特許文献2には身体用のマッサージ具が開示されている。
特許文献1には、マッサージを行おうとする者が施術する場合に使用する特定の形状のマッサージ器具が開示され、
特許文献2には身体用のマッサージ具が開示されている。
近年、事故・過度のスポーツ等による故障に対する身体のリハビリに伴う筋肉の凝り・精神的ストレス等の緩和を目的とする伝統的手技であるマッサージ及び按摩だけでなく、仕事・日常生活の心身のストレスの緩和を目的とする、伝統的手技の要素をアレンジし、又は新たな手技の要素を取り込んだ、いわゆるリラクゼーションを提供する業者に対する需要が増大している。
一方で、上記需要の増大に伴い、施術対象となる日本人の体格が向上する、男性の利用者が増える、日本人よりも体格の大きな来日する外国人の利用者が増える等により、マッサージ、按摩、リラクゼーション等(以下「リラクゼーション等」という)の施術者の腕手に大きな負荷が継続的にかかり、近年の施術者の心身の故障の大きな要因となっている。
このような施術者のために、上記したような補助具が数多く提案されているが、例えば、以下のように、施術者の腕手への負荷を低減しつつ、施術者の腕手を駆使した多様な施術の効果を有効に奏させるのに十分とはいえなかった。
特許文献1に開示されるマッサージ器具は、掌で握って使用する拳大の補助具であり、人体表面の押圧部分が掌程度の面積を有する単一の形状であるため、腕手の各部位による多様な施術に対応することができない。
特許文献2に開示されるマッサージ具も、人体のカーブ部分に適用させことを主観点とした湾曲形状をしており、施術者の手腕による施術を補助するという観点が十分ではない。
本発明は、リラクゼーション等の施術者の腕手への負荷を低減しつつ、施術者の腕手を駆使した多様な施術の効果を有効に奏させるのに適した湾曲物品を提供することを課題とする。
本発明は、
[1]人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品であって、
前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、
前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部を備える湾曲物品(以下「本発明1」ともいう)、及び、
[2]2以上の前項[1]記載の湾曲物品からなる湾曲物品キット(以下「本発明2」ともいう)に関する。
以下では、本発明1及び2をまとめて「本発明」ともいう。
[1]人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品であって、
前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、
前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部を備える湾曲物品(以下「本発明1」ともいう)、及び、
[2]2以上の前項[1]記載の湾曲物品からなる湾曲物品キット(以下「本発明2」ともいう)に関する。
以下では、本発明1及び2をまとめて「本発明」ともいう。
本発明は、リラクゼーション等の施術者の腕手への負荷を低減しつつ(以下「負荷低減性」ともいう)、施術者の腕手を駆使した多様な施術の効果を有効に奏させる(以下「施術効果伝達性」ともいう)のに適した湾曲物品を提供することができる。
なお、本発明は、事故・過度のスポーツ等による肉質部分ではない関節部位等の骨や靭帯等の故障個所のリハビリそのものに対して効果を奏することを目的としない。
なお、本発明は、事故・過度のスポーツ等による肉質部分ではない関節部位等の骨や靭帯等の故障個所のリハビリそのものに対して効果を奏することを目的としない。
〔施術手技〕
本発明を適用するのに好適なリラクゼーション等の施術者の手技を説明する。
図18〜24を参照すると理解し易い。
本発明を適用するのに好適なリラクゼーション等の施術者の手技を説明する。
図18〜24を参照すると理解し易い。
(1)掌で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する手掌施術
掌1つ又は両手の掌2つで背中、大腿部、脹脛、二の腕、腹部のように人体の柔らかい肉質部分に軽い押圧と摩擦を加えることで、ボディラインの整調や精神的なリフレッシュの効果が期待される。
掌1つ又は両手の掌2つで背中、大腿部、脹脛、二の腕、腹部のように人体の柔らかい肉質部分に軽い押圧と摩擦を加えることで、ボディラインの整調や精神的なリフレッシュの効果が期待される。
(2)親指と人差指の間で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する指間腔施術
親指と人差指の間を人体の肉質部分の外表面の凸部にはめ込んで押圧及び/又は摩擦する手技である。
顔の輪郭、二の腕等の腕回り、脇腹等の人体の肉質部分の曲率半径の小さい湾曲表面に沿って押圧及び/又は摩擦することで、当該凸部の筋肉までの深い層の凝りをほぐして、ボディラインの整調や精神的なリフレッシュの効果が期待される。
親指と人差指の間を人体の肉質部分の外表面の凸部にはめ込んで押圧及び/又は摩擦する手技である。
顔の輪郭、二の腕等の腕回り、脇腹等の人体の肉質部分の曲率半径の小さい湾曲表面に沿って押圧及び/又は摩擦することで、当該凸部の筋肉までの深い層の凝りをほぐして、ボディラインの整調や精神的なリフレッシュの効果が期待される。
(3)掌の付け根で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する母指球手根施術。
掌の付け根(手根及び/又は母指球)に施術者の体重をかけて応力集中して押圧及び/又は摩擦する手技である。手根と母指球を
手根施術は、片手の手根を使用する場合と、両腕の手根を横に並べて手根2つを使用する場合があるが、押圧効果が高い手根2つで押圧及び/又は摩擦することが好ましい。
掌の付け根(手根及び/又は母指球)に施術者の体重をかけて応力集中して押圧及び/又は摩擦する手技である。手根と母指球を
手根施術は、片手の手根を使用する場合と、両腕の手根を横に並べて手根2つを使用する場合があるが、押圧効果が高い手根2つで押圧及び/又は摩擦することが好ましい。
(4)親指で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する母指施術
親指1本又は2本の指頭に施術者の体重をかけて応力集中して押圧及び/又は摩擦する手技である。
人体のツボを押圧し、肩等の人体のいわゆる凝った肉質部分の筋肉までの深い層に対して、面方向に筋肉をほぐすことで血流促進をして精神的なリフレッシュに繋がる効果が期待される。
母指施術は、親指1本で押圧及び/又は摩擦する場合と、左右の手の親指を横に並べて親指2本で押圧及び/又は摩擦する場合があるが、押圧効果が高い親指2本で押圧及び/又は摩擦することが好ましい。
親指1本又は2本の指頭に施術者の体重をかけて応力集中して押圧及び/又は摩擦する手技である。
人体のツボを押圧し、肩等の人体のいわゆる凝った肉質部分の筋肉までの深い層に対して、面方向に筋肉をほぐすことで血流促進をして精神的なリフレッシュに繋がる効果が期待される。
母指施術は、親指1本で押圧及び/又は摩擦する場合と、左右の手の親指を横に並べて親指2本で押圧及び/又は摩擦する場合があるが、押圧効果が高い親指2本で押圧及び/又は摩擦することが好ましい。
(5)第2〜4指の指頭で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する四横指施術
第2〜4指の指頭を横に並べて押圧及び/又は摩擦する手技である。
母指施術に比べて応力集中が相対的に小さいため、人体の肉質部分の皮膚表面や背中全体のような広範囲の肉質部分の外表面近傍を対象とし、皮膚表面温度を上昇させ皮膚表面の緊張を緩和し、身体的・精神的なリラックス効果が期待される。
第2〜4指の指頭を横に並べて押圧及び/又は摩擦する手技である。
母指施術に比べて応力集中が相対的に小さいため、人体の肉質部分の皮膚表面や背中全体のような広範囲の肉質部分の外表面近傍を対象とし、皮膚表面温度を上昇させ皮膚表面の緊張を緩和し、身体的・精神的なリラックス効果が期待される。
(6)握りこぶしで人体の肉質部分の外表面を握掌施術
握りこぶしの指の背面で形成される平面部と指の間接で形成される凸部とで、人体の肉質部分の外表面を、様々な応力を集中して押圧及び/又は摩擦手技である。
握りこぶしの指の背面で形成される平面部と指の間接で形成される凸部とで、人体の肉質部分の外表面を、様々な応力を集中して押圧及び/又は摩擦手技である。
(7)肘で人体の肉質部分の外表面を押圧及び/又は摩擦する肘施術
腕を曲げて形成突出した肘関節部分で、人体の肉質部分の外表面をに応力を集中して押圧及び/又は摩擦手技である。
母指施術に比べて応力集中が相対的に大きく、人体の肉質部分の外表面に対する接触面積が大きいため、背中全体のような広範囲の肉質部分の外表面から深い部分を対象として押圧及び/又は摩擦する。
腕を曲げて形成突出した肘関節部分で、人体の肉質部分の外表面をに応力を集中して押圧及び/又は摩擦手技である。
母指施術に比べて応力集中が相対的に大きく、人体の肉質部分の外表面に対する接触面積が大きいため、背中全体のような広範囲の肉質部分の外表面から深い部分を対象として押圧及び/又は摩擦する。
〔本発明1〕
本発明1は、
人体の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品であって、
前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、
前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部を備える湾曲物品である。
本発明1は、
人体の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品であって、
前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、
前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部を備える湾曲物品である。
(外包直方体)
本発明1が平面で切り取られる断面積が最大となるときの当該平面をSVとする。
SVで切り取られる本発明1の断面の輪郭線と交わる直線が、当該輪郭線で切り取られる最大長の線分Xの方向を本発明1の長さ方向、当該線分Xの長さLを本発明1の長さといい、線分Xの両末端を本発明1の末端という。
本発明1が平面で切り取られる断面積が最大となるときの当該平面をSVとする。
SVで切り取られる本発明1の断面の輪郭線と交わる直線が、当該輪郭線で切り取られる最大長の線分Xの方向を本発明1の長さ方向、当該線分Xの長さLを本発明1の長さといい、線分Xの両末端を本発明1の末端という。
SVの一方の側(以下「一方の側方」という)のSVに平行な本発明1の接平面で、SVから最遠の接平面と、
SVの他方の側(以下「他方の側方」という)のSVに平行な本発明1の接平面で、SVから最遠の接平面との距離Wを本発明1の厚さといい、SVに垂直な方向を厚さ方向という。
SVの他方の側(以下「他方の側方」という)のSVに平行な本発明1の接平面で、SVから最遠の接平面との距離Wを本発明1の厚さといい、SVに垂直な方向を厚さ方向という。
線分Xを含むSVに垂直な平面をSHとしたとき、
SHの一方の側(以下「上方」という)のSHに平行な本発明1の接平面で、SHから最遠の接平面と、
SHの他方の側(以下「下方」という)のSHに平行な本発明1の接平面で、SHから最遠の接平面との距離Hを本発明1の高さといい、SHに平行な方向を高さ方向という。
SHの一方の側(以下「上方」という)のSHに平行な本発明1の接平面で、SHから最遠の接平面と、
SHの他方の側(以下「下方」という)のSHに平行な本発明1の接平面で、SHから最遠の接平面との距離Hを本発明1の高さといい、SHに平行な方向を高さ方向という。
本発明1は長さL、高さH、厚さWの直方体に接して外包されることになるが、当該直方体を本発明1の外包直方体という。
本発明1は、負荷低減性の観点から、施術者にとって取り扱い易い大きさであることが好ましいことと、施術効果伝達性の観点から、本発明1の端縁が人体の肉質部分の外表面に接触した際に、厚さが過度に大きい(厚すぎる)と端縁部に応力が集中し難くなり、厚さが過度に小さい(薄すぎる)と端縁部に応力が集中しすぎて人体の肉質部分の外表面が傷ついたり肉質部分が損壊したりすることにつながるため、外包直方体の(L、H、W)は、
好ましくは、(100〜1000mm、20〜200mm、10〜100mm)、
より好ましくは、(200〜700mm、30〜150mm、15〜50mm)
更に好ましくは、(350〜500mm、50〜100mm、20〜30mm)であり、
長さと高さの比L/Hは、好ましくは1.5〜20、より好ましくは2.5〜15、更に好ましくは5〜10であり、
長さと厚さの比L/Wは、好ましくは5〜40、より好ましくは10〜30、更に好ましくは15〜25である。
好ましくは、(100〜1000mm、20〜200mm、10〜100mm)、
より好ましくは、(200〜700mm、30〜150mm、15〜50mm)
更に好ましくは、(350〜500mm、50〜100mm、20〜30mm)であり、
長さと高さの比L/Hは、好ましくは1.5〜20、より好ましくは2.5〜15、更に好ましくは5〜10であり、
長さと厚さの比L/Wは、好ましくは5〜40、より好ましくは10〜30、更に好ましくは15〜25である。
(凹部)
本発明1は、本発明1の上方の空間に接する長さ方向に線分Xの両端間で連続した外表面(以下「上面」という)と下方の空間に接する長さ方向に線分Xの両端間で連続した外表面(以下「下面」という)を有し、上面及び下面は対向している。
本発明1は、本発明1の上方の空間に接する長さ方向に線分Xの両端間で連続した外表面(以下「上面」という)と下方の空間に接する長さ方向に線分Xの両端間で連続した外表面(以下「下面」という)を有し、上面及び下面は対向している。
本発明1の上面及び下面の稜線は、高さ方向に対して湾曲しており、それぞれが少なくとも1の凹部を構成する。上面及び下面のそれぞれの稜線が凹部を構成するとき、当該上面及び下面はそれぞれ凹部を備えるともいう。
以下では、上面が備える凹部を「上面の凹部」又は「上面凹部」、下面が備える凹部を「下面凹部」という。
負荷低減性と施術効果伝達性の観点から、凹部によって人体の湾曲部位に均一に応力が加わるように、凹部を構成する稜線は短い直線が接続して多角形で近似される湾曲を形成しても、滑らかな曲線で湾曲を形成してもよいが、滑らかな曲線で湾曲を形成していることが好ましい。
一の凹部を構成する稜線と交わる直線から当該稜線で切り取られる最大長の線分(以下「凹部の底辺」という)の長さをl凹、当該最大長の線分に垂直な直線が当該最大長の線分と当該稜線とで切り取られる最大の線分(以下「凹部の高さ」という)の長さをh凹とする。
なお、当該最大長の線分と稜線の交点を凹部の頂点という。
なお、当該最大長の線分と稜線の交点を凹部の頂点という。
(凸部)
本発明1の上面及び下面の稜線は、負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、さらに少なくとも1の凸部を構成することが好ましい。
本発明1の上面及び下面の稜線は、負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、さらに少なくとも1の凸部を構成することが好ましい。
上面及び/又は下面の稜線が凸部を構成するとき、凸部を構成する当該上面又は下面は凸部を備えるともいう。
本発明1の両末端は、両端部を頂点とする凸部を構成している。
以下では、上面の稜線が構成する凸部を「上面の凸部」又は「上面凸部」、下面の稜線が構成する凸部を「下面凸部」という。
凸部が人体の湾曲部位に集中した応力を加える観点から、凸部を構成する稜線は短い直線が接続して多角形で近似される湾曲を形成しても、滑らかな曲線で湾曲を形成してもよいが、滑らかな曲線で湾曲を形成していることが好ましい。
凸部を構成する稜線と交わる直線が当該稜線で切り取られる最大長の線分(以下「凸部の底辺」という)の長さをl凸、当該最大長の線分に垂直な直線が当該最大長の線分と当該稜線とで切り取られる最大の線分(以下「凸部の高さ」という)の長さをh凸とする。
なお、当該最大長の線分と稜線の交点を凸部の頂点という。
なお、当該最大長の線分と稜線の交点を凸部の頂点という。
(湾曲端縁近傍の好適形態)
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の凹部及び凸部の湾曲端縁を形成する稜線の両側面は稜線に向けて鋭角を形成するのではなく丸みを帯びていることが好ましい。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の凹部及び凸部の湾曲端縁を形成する稜線の両側面は稜線に向けて鋭角を形成するのではなく丸みを帯びていることが好ましい。
丸みの程度は、後述する凹部又は凸部が代替する施術機能に応じて以下の2形態が好ましい。
(1)稜線に垂直な稜線を含む断面は円又は円に近い上下面方向に長い楕円であるエッジ形態1;
(2)本発明1の側方の空間に接している表面(以下「側面」ともいう)において、当該表面の内部から稜線の向きにテーパー状に厚みが薄くなっているエッジ形態2。
(1)稜線に垂直な稜線を含む断面は円又は円に近い上下面方向に長い楕円であるエッジ形態1;
(2)本発明1の側方の空間に接している表面(以下「側面」ともいう)において、当該表面の内部から稜線の向きにテーパー状に厚みが薄くなっているエッジ形態2。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、人体の肉質部分の外表面にあまり応力を集中させたくない場合は稜線近傍はエッジ形態1が好ましく、人体肉質部分の外表面に応力を集中させたい場合は稜線近傍はエッジ形態2であることが好ましい。
(凹部の好適設計)
凹部は、凹部湾曲端縁が人体の湾曲部位に押し当てられて当該湾曲部位に応力及び/又は摩擦を加えるために使用され、以下のような機能が代替されるように設計されることが好ましい。
凹部は、凹部湾曲端縁が人体の湾曲部位に押し当てられて当該湾曲部位に応力及び/又は摩擦を加えるために使用され、以下のような機能が代替されるように設計されることが好ましい。
(1)1手掌施術代替凹部
凹部の底辺が片手の掌程度の幅の大きさで、大腿部、背中、脹脛、二の腕、腹部のような柔らかい肉質部分の外表面にあてがわれ、手掌施術機能を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(40〜200mm、0.01〜0.30)、
より好ましくは(50〜170mm、0.03〜0.25)、
更に好ましくは(60〜140mm、0.05〜0.20)である。
凹部の底辺が片手の掌程度の幅の大きさで、大腿部、背中、脹脛、二の腕、腹部のような柔らかい肉質部分の外表面にあてがわれ、手掌施術機能を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(40〜200mm、0.01〜0.30)、
より好ましくは(50〜170mm、0.03〜0.25)、
更に好ましくは(60〜140mm、0.05〜0.20)である。
(2)2手掌施術代替凹部
凹部の底辺が両手の掌を横に並べた程度の幅の大きさで、大腿部、背中、脹脛、二の腕、腹部のような柔らかい肉質部分の外表面にあてがわれ、手掌施術機能を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(150〜400mm、0.05〜0.30)、
より好ましくは(200〜350mm、0.07〜0.25)、
更に好ましくは(250〜310mm、0.1〜0.22)である。
凹部の底辺が両手の掌を横に並べた程度の幅の大きさで、大腿部、背中、脹脛、二の腕、腹部のような柔らかい肉質部分の外表面にあてがわれ、手掌施術機能を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(150〜400mm、0.05〜0.30)、
より好ましくは(200〜350mm、0.07〜0.25)、
更に好ましくは(250〜310mm、0.1〜0.22)である。
(3)指間腔施術代替凹部
凹部の底辺が指間腔を形成する親指先端と人差し指先端の直線距離程度の大きさで、顔の輪郭、顎下回り、首回り、耳回り、鎖骨回り、脇回り、バストアンダー周囲、二の腕、脹脛、合い首回りのようなリンパ筋近傍及び腹部よりも相対的に細い部分の押圧及び摩擦する指間腔施術を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(20〜250mm、0.09〜0.25)、
より好ましくは(80〜220mm、0.11〜0.20)、
更に好ましくは(110〜190mm、0.13〜0.18)である。
凹部の底辺が指間腔を形成する親指先端と人差し指先端の直線距離程度の大きさで、顔の輪郭、顎下回り、首回り、耳回り、鎖骨回り、脇回り、バストアンダー周囲、二の腕、脹脛、合い首回りのようなリンパ筋近傍及び腹部よりも相対的に細い部分の押圧及び摩擦する指間腔施術を代替する観点から、
l凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(20〜250mm、0.09〜0.25)、
より好ましくは(80〜220mm、0.11〜0.20)、
更に好ましくは(110〜190mm、0.13〜0.18)である。
人体の肉質部分の外表面に加わる応力の観点から、
手掌施術代替凹部及び2手掌施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましいく、
指間腔施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましい。
手掌施術代替凹部及び2手掌施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましいく、
指間腔施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましい。
上面凹部の底辺の総和をΣl凹上、高さの総和をΣh凹上、下面凹部の底辺の総和をΣl凹下、高さの総和をΣh凹下とすると、
Σl凹上≦L、Σl凹下≦L、L≦Σl凹上+Σl凹下、Σh凹上<H、Σh凹下<H
であることが好ましい。
Σl凹上≦L、Σl凹下≦L、L≦Σl凹上+Σl凹下、Σh凹上<H、Σh凹下<H
であることが好ましい。
(凸部の好適設計)
凸部は、凸部湾曲端縁が人体の肉質部分の体表面に押し当てられて当該表面部分に応力及び/又は摩擦を加えるために使用され、以下のような機能が代替されるように設計されることが好ましい。
凸部は、凸部湾曲端縁が人体の肉質部分の体表面に押し当てられて当該表面部分に応力及び/又は摩擦を加えるために使用され、以下のような機能が代替されるように設計されることが好ましい。
(1)2手根施術代替凸部
両手の手根を横に並べて施術する機能を代替する観点から、
l凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(150〜400mm、0.05〜0.25)、
より好ましくは(200〜350mm、0.07〜0.20)、
更に好ましくは(250〜310mm、0.10〜0.15)である。
両手の手根を横に並べて施術する機能を代替する観点から、
l凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(150〜400mm、0.05〜0.25)、
より好ましくは(200〜350mm、0.07〜0.20)、
更に好ましくは(250〜310mm、0.10〜0.15)である。
(2)1母指施術代替凸部
母指1本で施術する機能を代替する観点から、端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(40〜130mm、0.03〜0.21)、
より好ましくは(60〜150mm、0.05〜0.17)、
更に好ましくは(80〜170mm、0.07〜0.15)である。
1母指施術代替凸部が本発明1の両端部に構成される場合の端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(7〜80mm、0.20〜1.20)、
より好ましくは(10〜50mm、0.35〜0.90)、
更に好ましくは(12〜30mm、0.50〜0.70)である。
なお、端部のh凸は、線分Xの端部でのSV内の接線に垂直に、本発明1の内部に1cmの点を通る当該接線に平行な直線が本発明1のSV内の本発明1で切り取られる線分の長さを端部凸部の底辺l凸、当該1cmを端部凸部の高さh凸とする。
母指1本で施術する機能を代替する観点から、端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(40〜130mm、0.03〜0.21)、
より好ましくは(60〜150mm、0.05〜0.17)、
更に好ましくは(80〜170mm、0.07〜0.15)である。
1母指施術代替凸部が本発明1の両端部に構成される場合の端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(7〜80mm、0.20〜1.20)、
より好ましくは(10〜50mm、0.35〜0.90)、
更に好ましくは(12〜30mm、0.50〜0.70)である。
なお、端部のh凸は、線分Xの端部でのSV内の接線に垂直に、本発明1の内部に1cmの点を通る当該接線に平行な直線が本発明1のSV内の本発明1で切り取られる線分の長さを端部凸部の底辺l凸、当該1cmを端部凸部の高さh凸とする。
(3)2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部
2〜4本の母指・母指球・四横指・肘で施術する機能を代替する観点から、
l凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(80〜250mm、0.10〜0.30)、
より好ましくは(100〜210mm、0.12〜0.25)、
更に好ましくは(120〜180mm、0.15〜0.22)である。
2〜4本の母指・母指球・四横指・肘で施術する機能を代替する観点から、
l凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(80〜250mm、0.10〜0.30)、
より好ましくは(100〜210mm、0.12〜0.25)、
更に好ましくは(120〜180mm、0.15〜0.22)である。
人体の肉質部分の外表面に加わる応力の観点から、
両端部以外の1母指施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましいく、
両端部の1母指施術代替凸部及び指間腔施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態2であることが好ましい。
両端部以外の1母指施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部稜線近傍はエッジ形態1であることが好ましいく、
両端部の1母指施術代替凸部及び指間腔施術代替凹部の稜線近傍はエッジ形態2であることが好ましい。
(握掌施術代替凸部及び手掌施術代替テーパー部の好適設計)
(1)握掌施術代替凸部
握掌施術における握りこぶしの手背部の指第2関節と指の背部の機能を代替する観点からは、本発明1は握りこぶし程度の大きさであることが好ましく、この場合、
本発明1の(L、H、W)は、
好ましくは(110〜200mm、40〜130mm、30〜60mm)
より好ましくは(130〜180mm、55〜110mm、35〜55mm)
更に好ましくは(140〜160mm、60〜80mm、40〜50mm)であり、
端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(100〜220mm、0.10〜0.50)、
より好ましくは(110〜200mm、0.15〜0.45)、
更に好ましくは(120〜150mm、0.20〜0.40)であり、
端部のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(10〜90mm、0.11〜1.00)、
より好ましくは(15〜70mm、0.14〜0.67)、
更に好ましくは(20〜50mm、0.20〜0.50)である。
(1)握掌施術代替凸部
握掌施術における握りこぶしの手背部の指第2関節と指の背部の機能を代替する観点からは、本発明1は握りこぶし程度の大きさであることが好ましく、この場合、
本発明1の(L、H、W)は、
好ましくは(110〜200mm、40〜130mm、30〜60mm)
より好ましくは(130〜180mm、55〜110mm、35〜55mm)
更に好ましくは(140〜160mm、60〜80mm、40〜50mm)であり、
端部以外のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(100〜220mm、0.10〜0.50)、
より好ましくは(110〜200mm、0.15〜0.45)、
更に好ましくは(120〜150mm、0.20〜0.40)であり、
端部のl凸とh凸/l凸(l凸、h凸/l凸)は、
好ましくは(10〜90mm、0.11〜1.00)、
より好ましくは(15〜70mm、0.14〜0.67)、
更に好ましくは(20〜50mm、0.20〜0.50)である。
(2)手掌施術代替テーパー部
本発明1が上記の握りこぶし程度の好適な大きさ(L,H、W)である場合、手掌施術の機能を代替する観点から、SVの他方の側(以下「他方の側方」という)のSVに平行な本発明1の接平面で、SVから最遠の接平面と本発明1の接点をPとしたときに、上面又は下面に凹部を備え、当該凹部の稜線から点Pまでの勾配を含むテーパー面が形成されていることが好ましく、この場合、
凹部のl凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(80〜180mm、0.01〜0.20)、
より好ましくは(100〜160mm、0.02〜0.10)、
更に好ましくは(110〜130mm、0.03〜0.07)であり、
点Pから稜線までの最大長Tは、
好ましくは45〜55mm、より好ましくは40〜60mm、更に好ましくは35〜65mmである。
本発明1が上記の握りこぶし程度の好適な大きさ(L,H、W)である場合、手掌施術の機能を代替する観点から、SVの他方の側(以下「他方の側方」という)のSVに平行な本発明1の接平面で、SVから最遠の接平面と本発明1の接点をPとしたときに、上面又は下面に凹部を備え、当該凹部の稜線から点Pまでの勾配を含むテーパー面が形成されていることが好ましく、この場合、
凹部のl凹とh凹/l凹(l凹、h凹/l凹)は、
好ましくは(80〜180mm、0.01〜0.20)、
より好ましくは(100〜160mm、0.02〜0.10)、
更に好ましくは(110〜130mm、0.03〜0.07)であり、
点Pから稜線までの最大長Tは、
好ましくは45〜55mm、より好ましくは40〜60mm、更に好ましくは35〜65mmである。
なお、上面凹部の底辺の総和をΣl凸上、高さの総和をΣh凸上、下面凹部の底辺の総和をΣl凸下、高さの総和をΣh凸下とすると、>
Σl凸上≦L、Σl凸下≦L、L≦Σl凸上+Σl凸下、Σh凸上<H、Σh凸下<H
であることが好ましい。
Σl凸上≦L、Σl凸下≦L、L≦Σl凸上+Σl凸下、Σh凸上<H、Σh凸下<H
であることが好ましい。
(凹部と凸部の組合せ)
上面又は下面の一方の面において、隣り合う凹部の接続部が凸部であることが好ましい。即ち、隣り合う凹部はそれぞれ隣接する凹部の稜線の端部が滑らかな曲線で接続され、当該接続部分が湾曲した凸部を形成することが好ましい。即ち、上面及び下面の一方の面で、凹部と凸部は隣接しており、凹部の頂点が凸部の底辺の末端で、凸部の頂点が凹部の末端であることが好ましい。
上面又は下面の一方の面において、隣り合う凹部の接続部が凸部であることが好ましい。即ち、隣り合う凹部はそれぞれ隣接する凹部の稜線の端部が滑らかな曲線で接続され、当該接続部分が湾曲した凸部を形成することが好ましい。即ち、上面及び下面の一方の面で、凹部と凸部は隣接しており、凹部の頂点が凸部の底辺の末端で、凸部の頂点が凹部の末端であることが好ましい。
負荷低減性の観点から、本発明1がコンパクトになるように、本発明1の上面及び下面の少なくとも1の凹部は、他方の面の凸部と対向していることが好ましく、
本発明1の上面及び下面の一方の面に2手掌施術代替凹部が、他方の面に2手根施術代替凸部が構成されている場合、当該2手掌施術代替凹部と当該2手根施術代替凸部が対向していることが好ましく、
本発明1の上面及び下面の一方の面に2手掌施術代替凹部が、他方の面に2手根施術代替凸部が構成されている場合、当該2手掌施術代替凹部と当該2手根施術代替凸部が対向していることが好ましく、
本発明1の上面及び下面の一方の面に1手掌施術代替凹部が、他方の面に2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部が構成されている場合、当該1手掌施術代替凹部と2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部が対向していることが好ましい。
本発明1のコンパクト性の観点から、線分Xの端部から1cmを除く部分本発明1の対向する上面及び下面で切り取られるSV内の線分Xの端部から30mmを除く部分に垂直な線分の長さ(対向する面の距離)で、
最小値dminは、好ましくは5〜50mm、より好ましくは10〜40mm、更に好ましくは15〜35mmであり、
最大値dmaxは、好ましくは30〜120mm、より好ましくは35〜100mm、更に好ましくは40〜80mmであり、
dmax>dminである。
最小値dminは、好ましくは5〜50mm、より好ましくは10〜40mm、更に好ましくは15〜35mmであり、
最大値dmaxは、好ましくは30〜120mm、より好ましくは35〜100mm、更に好ましくは40〜80mmであり、
dmax>dminである。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の上面又は下面に凹部又は凸部が複数ある場合、その中の少なくとも2つは、それぞれの底辺及び/又は高さの値が異なる凹部を、又は凸部を組合せることが好ましく、
底辺の場合、好ましくは5〜40mm、より好ましくは10〜30mm、更に好ましくは15〜25mm異なり、
高さの場合、好ましくは1〜15mm、より好ましくは2〜10mm、更に好ましくは3〜5mm異なることである。
底辺の場合、好ましくは5〜40mm、より好ましくは10〜30mm、更に好ましくは15〜25mm異なり、
高さの場合、好ましくは1〜15mm、より好ましくは2〜10mm、更に好ましくは3〜5mm異なることである。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1は、1手掌施術代替凹部、2手掌施術代替凹部及び指間腔施術代替凹部からなる群から選ばれる、好ましくは少なくとも1種の、より好ましくは少なくとも2種の、更に好ましくは少なくとも3種の凹部を備えることが好ましい。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1は、上記凹状湾曲部位に加えて、さらに、2手根施術代替凸部、1母指施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部からなる群から選ばれる、好ましくは少なくとも1種の、より好ましくは少なくとも2種の、更に好ましくは少なくとも3種の凸部を備えることが好ましく、1母指施術代替凸部が本発明1の両末端を構成することが好ましい。
(材質)
本発明1の材質は、施術を行うのに必要な強度と耐久性があればよく、木質、プラスチック、繊維強化プラスチック、セラミックス、金属等を使用できるが、少なくとも凹部及び凸部のエッジ部分は、人体への肌触りがよいという観点から、
好ましくは、木質、表面をアンチスリップ加工したプラスチック、セラミックス及び金属からなる群から選ばれる少なくとも1種の材質であり、
より好ましくは、木質及び/又は表面をアンチスリップ加工したプラスチック、
更に好ましくは、木質である。
本発明1の材質は、施術を行うのに必要な強度と耐久性があればよく、木質、プラスチック、繊維強化プラスチック、セラミックス、金属等を使用できるが、少なくとも凹部及び凸部のエッジ部分は、人体への肌触りがよいという観点から、
好ましくは、木質、表面をアンチスリップ加工したプラスチック、セラミックス及び金属からなる群から選ばれる少なくとも1種の材質であり、
より好ましくは、木質及び/又は表面をアンチスリップ加工したプラスチック、
更に好ましくは、木質である。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の凹部及び凸部のエッジ部分以外の部分は、軽量な木質及び/又はプラスチックが好ましく、木質がより好ましい。
木質としては、強度、軽量、肌触り、成形性の観点から、
好ましくは白樺、檜、アカマツ、カツラ、トチ、クスノキ、カヤ、カラマツ、キハダ、エゾマツ、ヒバ、モミ、ヒメコマツ、コウヤマキ、ヒノキ、スギ、ヤクスギ、クロマツ、サワラ等であり、より好ましくは、白樺又は檜であり、更に好ましくは、白樺である。
好ましくは白樺、檜、アカマツ、カツラ、トチ、クスノキ、カヤ、カラマツ、キハダ、エゾマツ、ヒバ、モミ、ヒメコマツ、コウヤマキ、ヒノキ、スギ、ヤクスギ、クロマツ、サワラ等であり、より好ましくは、白樺又は檜であり、更に好ましくは、白樺である。
プラスチックとしては、強度、軽量、肌触り、成形性の観点から、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアミド(PA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、非結晶ポリエチレンテレフタレート(A−PET)、ポリ乳酸(PLA)等の熱可塑性樹脂が好ましい。
金属としては、強度、軽量、肌触り、成形性の観点から、ステンレス、鉄、アルミニウム、真鍮、炭素鋼、チタン、銅等を使用できるが、環境衛生の観点から、ステンレス又はチタンが好ましく、ステンレスがより好ましい。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の材質の密度(木の場合は、含水率が15%になった状態の気乾密度)は、好ましくは0.3〜4.0、より好ましくは0.4〜2.0、更に好ましくは0.5〜1.0、更に好ましくは0.6〜0.8である。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明1の重量は、好ましくは30〜500g、より好ましくは50〜400g、更に好ましくは80〜300gである。
(製造方法)
本発明1は、強度、軽量、肌触りの観点から、上記した材質の材料に応じて、材料を切削成形する、金型で鋳造する、射出成形する、3Dプリンター成形する等によって所望の形態に一体成形することが好ましい。
本発明1は、強度、軽量、肌触りの観点から、上記した材質の材料に応じて、材料を切削成形する、金型で鋳造する、射出成形する、3Dプリンター成形する等によって所望の形態に一体成形することが好ましい。
〔キット〕
本発明2は、2以上の本発明1の湾曲物品からなる湾曲物品キットである。
凹部が代替する機能及び凸部が代替する機能を1つの本発明1の湾曲物品に担わせると、形状が複雑になったり、サイズ・重量が大きくなったりするため、負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、複数の本発明1の湾曲物品で分担して、本発明1を単独で使用するよりも、2以上の本発明1の湾曲物品からなる湾曲物品キットを使用することが好ましい。
本発明2は、2以上の本発明1の湾曲物品からなる湾曲物品キットである。
凹部が代替する機能及び凸部が代替する機能を1つの本発明1の湾曲物品に担わせると、形状が複雑になったり、サイズ・重量が大きくなったりするため、負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、複数の本発明1の湾曲物品で分担して、本発明1を単独で使用するよりも、2以上の本発明1の湾曲物品からなる湾曲物品キットを使用することが好ましい。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明2は、
少なくとも2手掌施術代替凹部を備える1の本発明1の湾曲物品1と、指間腔施術代替凹部を備える他の1の本発明1の湾曲物品2を含むキット1であることが好ましく、
キット1において湾曲物品1がさらに1手掌施術代替凹部粗備えるキット2であることがより好ましく、
キット1又は2において、さらに握掌施術代替凸部及び/又は手掌施術代替テーパー部を備える1の本発明1の湾曲物品3を含むキット3であることが更に好ましい。
少なくとも2手掌施術代替凹部を備える1の本発明1の湾曲物品1と、指間腔施術代替凹部を備える他の1の本発明1の湾曲物品2を含むキット1であることが好ましく、
キット1において湾曲物品1がさらに1手掌施術代替凹部粗備えるキット2であることがより好ましく、
キット1又は2において、さらに握掌施術代替凸部及び/又は手掌施術代替テーパー部を備える1の本発明1の湾曲物品3を含むキット3であることが更に好ましい。
負荷低減性及び施術効果伝達性の観点から、本発明2は、キット1〜3において、湾曲物品1及び/又は2が1母指施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部からなる群から選ばれる、好ましくは少なくとも1種の、より好ましくは2種の、更に好ましくは3種の凸部を備えるキット4であることが好ましく、湾曲物品1及び/又は2の両末端が1母指施術代替凸部であることがキット5であることがより好ましく、
キット4又は5において、両末端以外にも1母指施術代替凸部及び/又は2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部を備えるキット6であることが更に好ましい。
キット4又は5において、両末端以外にも1母指施術代替凸部及び/又は2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部を備えるキット6であることが更に好ましい。
〔用途〕
本発明1及び本発明2は、国家資格に基づき人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦することを業とするあん摩マッサージ指圧師や、リラクゼーションの一環として人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦することを業とするセラピストが、当該押圧作業の補助道具として、あるいは新たなリラクゼーション効果を追求するための道具として有用である。
本発明1及び本発明2は、国家資格に基づき人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦することを業とするあん摩マッサージ指圧師や、リラクゼーションの一環として人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦することを業とするセラピストが、当該押圧作業の補助道具として、あるいは新たなリラクゼーション効果を追求するための道具として有用である。
〔実施形態例〕
(1)本発明1及び2の実施形態例1〜4について、図1〜17を参照しながら説明する。
(2)本発明1の実施形態例1〜3の各部位の寸法は表1にまとめ、代替する施術機能は表2にまとめた。
(3)実施形態例1〜3において、
写真の上方に向く面が本発明1の上面、写真の下方に向く面が本発明1の下面、
本発明1は全て白樺製である。
(4)テーパーの最大長を含む点線と稜線で囲まれた領域はテーパーの領域である。
(5)表1の寸法部位に対応する図面の記号は、長さを示す線分は両末端に矢印をつけて範囲を明瞭にし、図面の明暗部領域を考慮して、文字と図形を白抜きにした場合がある。
(1)本発明1及び2の実施形態例1〜4について、図1〜17を参照しながら説明する。
(2)本発明1の実施形態例1〜3の各部位の寸法は表1にまとめ、代替する施術機能は表2にまとめた。
(3)実施形態例1〜3において、
写真の上方に向く面が本発明1の上面、写真の下方に向く面が本発明1の下面、
本発明1は全て白樺製である。
(4)テーパーの最大長を含む点線と稜線で囲まれた領域はテーパーの領域である。
(5)表1の寸法部位に対応する図面の記号は、長さを示す線分は両末端に矢印をつけて範囲を明瞭にし、図面の明暗部領域を考慮して、文字と図形を白抜きにした場合がある。
(本発明1の実施形態例1)
本発明1の実施形態例1について図1〜3並びに表1及び2を参照しながら説明する。
本発明1の実施形態例1について図1〜3並びに表1及び2を参照しながら説明する。
実施形態例1は使用する凹部又は凸部の両端を両手で把持して人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦できるように、長さLが高さHに比べて大きくなっている。
実施形態例1の外包直方体の大きさは(L、H、W)は(435mm、70mm、30mm)であり、重量は239gである。
実施形態例1は、両端部が1母指施術代替凸部を形成し、
上面に2つの1手掌施術代替凹部及び1つの2手掌施術代替凹部が3つの1つの2母指施術代替凸部及び2つの1母指施術代替凸部と隣接し、
下面に1つの1手掌施術代替凹部及び1母指球施術凹部が1つの2手根施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部と隣接する。
上面に2つの1手掌施術代替凹部及び1つの2手掌施術代替凹部が3つの1つの2母指施術代替凸部及び2つの1母指施術代替凸部と隣接し、
下面に1つの1手掌施術代替凹部及び1母指球施術凹部が1つの2手根施術代替凸部及び2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部と隣接する。
凹部及び凸部の稜線近傍の形態は、図1(a)右端部以外はエッジ形態1であり、図1(a)右端部はエッジ形態2で、上面及び下面方向に垂直の方向に扁平になっている。
実施形態例1は、
上面の2手掌施術代替凹部と下面の2手根施術代替凸部が対向し、
上面の1手掌施術代替凹部の1つと下面2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部の1つが対向している。
上面の2手掌施術代替凹部と下面の2手根施術代替凸部が対向し、
上面の1手掌施術代替凹部の1つと下面2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部の1つが対向している。
実施形態例1のように長さLが高さHに比べて大きく、複数の凹部及び凸部を備える、両手で握って操作する本発明1の外包直方体の大きさは(L、H、W)は、
好ましくは、(250〜550mm、40〜120mm、15〜60mm)、
より好ましくは、(300〜500mm、50〜100mm、20〜50mm)
更に好ましくは、(350〜450mm、60〜80mm、25〜40mm)であり、
重量は、好ましくは150〜350g、より好ましくは180〜300g、更に好ましくは210〜250gである。
好ましくは、(250〜550mm、40〜120mm、15〜60mm)、
より好ましくは、(300〜500mm、50〜100mm、20〜50mm)
更に好ましくは、(350〜450mm、60〜80mm、25〜40mm)であり、
重量は、好ましくは150〜350g、より好ましくは180〜300g、更に好ましくは210〜250gである。
(本発明1の実施形態例2)
本発明1の実施形態例2について図4〜9並びに表1及び2を参照しながら説明する。
本発明1の実施形態例2について図4〜9並びに表1及び2を参照しながら説明する。
実施形態例2は使用する凹部又は凸部の端部を一方の片手で把持して他方の片手を添えて人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦できるように、長さLが実施形態例1よりも短い。
実施形態例2の外包直方体の大きさは(L、H、W)は(230mm、75mm、25mm)であり、重量は88gである。
実施形態例2は、両端部が1母指施術代替凸部を形成し、
上面に1つの指間腔施術代替凹部及び1つの2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部が隣接し、
下面に1つの指間腔施術代替凹部及び1つ1手根施術代替凸部が隣接し、
上面の指間腔施術代替凹部と下面の1手根施術代替凸部が対向し、
上面の2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部と下面の指間腔施術代替凹部対向している。
上面に1つの指間腔施術代替凹部及び1つの2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部が隣接し、
下面に1つの指間腔施術代替凹部及び1つ1手根施術代替凸部が隣接し、
上面の指間腔施術代替凹部と下面の1手根施術代替凸部が対向し、
上面の2母指・母指球・四横指・肘施術代替凸部と下面の指間腔施術代替凹部対向している。
凹部及び凸部の稜線近傍の形態は、上面の指間腔施術代替凹部、下面の1手根施術代替凸部及び図4左端部はエッジ形態2であり、それ以外の稜線近傍はエッジ形態1である。
実施形態例2のように片手で把持することを想定し、凹部又は凸部のエッジ形態2の稜線近傍が相対的に多い本発明1の外包直方体の大きさは(L、H、W)は、
好ましくは、(250〜550mm、40〜120mm、10〜45mm)、
より好ましくは、(300〜500mm、50〜100mm、15〜40mm)
更に好ましくは、(200〜250mm、65〜85mm、20〜30mm)であり、
重量は、好ましくは40〜200g、より好ましくは60〜150g、更に好ましくは80〜100gである。
好ましくは、(250〜550mm、40〜120mm、10〜45mm)、
より好ましくは、(300〜500mm、50〜100mm、15〜40mm)
更に好ましくは、(200〜250mm、65〜85mm、20〜30mm)であり、
重量は、好ましくは40〜200g、より好ましくは60〜150g、更に好ましくは80〜100gである。
(本発明1の実施形態例3)
本発明1の実施形態例3について図10〜16並びに表1及び2を参照しながら説明する。
本発明1の実施形態例3について図10〜16並びに表1及び2を参照しながら説明する。
実施形態例3は使用する握掌施術代替凸部を有効に活用するために握りこぶし大にして片手で操作できるようにしている。
実施形態例3の外包直方体の大きさは(L、H、W)は(145mm、70mm、45mm)であり、重量は135gである。
実施形態例3は、両端部が1母指施術代替凸部及び2母指施術代替凸部を形成し、
上面に1つの1手掌施術代替凹部が両端凸部と隣接し、
下面に1つの指間腔施術代替凹部が握掌施術代替凸部と隣接する。
上面に1つの1手掌施術代替凹部が両端凸部と隣接し、
下面に1つの指間腔施術代替凹部が握掌施術代替凸部と隣接する。
下面の指間腔施術代替凹部以外の凹部及び凸部の稜線近傍の形態は、図13右端部以外はエッジ形態2であり、下面の指間腔施術代替凹部の最低部で左右の勾配が図13の前面から後面にかけて直線状の境界を形成する。
実施形態例3は、
上面の1手掌施術代替凹部と下面の握掌施術代替凸部が対向する。
上面の1手掌施術代替凹部と下面の握掌施術代替凸部が対向する。
実施形態例3のように使用する握掌施術代替凸部を有効に活用するために握りこぶし大にして片手で操作できるようにしている本発明1の外包直方体の大きさは(L、H、W)は、
好ましくは、(115〜185mm、40〜100mm、25〜80mm)、
より好ましくは、(125〜170mm、50〜90mm、30〜65mm)
更に好ましくは、(135〜155mm、60〜80mm、35〜55mm)であり、
重量は、好ましくは115〜180g、より好ましくは120〜160g、更に好ましくは125〜145gである。
好ましくは、(115〜185mm、40〜100mm、25〜80mm)、
より好ましくは、(125〜170mm、50〜90mm、30〜65mm)
更に好ましくは、(135〜155mm、60〜80mm、35〜55mm)であり、
重量は、好ましくは115〜180g、より好ましくは120〜160g、更に好ましくは125〜145gである。
(本発明2の実施形態例1)
本発明2の実施形態キット例1は、図17に示すように、本発明1の実施形態例1、2及び3とで構成される。
本発明2の実施形態キット例1は、図17に示すように、本発明1の実施形態例1、2及び3とで構成される。
本発明2の実施形態キット例1によれば、各湾曲物品が、従来の補助具に比べて、施術効果伝達性が補助具を使用しない場合と同等以上にし、施術者の負担を軽減するため、それぞれ異なる人体の肉質部分の外表面の箇所に対して、異なる押圧及び摩擦効果の複数の施術を1回の施術機会で提供することができる。
(本発明2のその他の実施形態例)
(1)本発明2の実施形態キット例2は、本発明1の実施形態例1及び2とで構成される。
(1)本発明2の実施形態キット例2は、本発明1の実施形態例1及び2とで構成される。
(2)本発明2の実施形態キット例3は、本発明1の実施形態例1及び3とで構成される。
(3)本発明2の実施形態キット例4は、本発明1の実施形態例2及び3とで構成され、主に片手による施術の効果を代替することができる。
L 外包直方体の長さ
H 外包直方体の高さ
W 外包直方体の幅
dmax 対向する面の距離の最大値
dmin 対向する面の距離の最小値
r11 上面の稜線
r12 下面の稜線
r21 上面の稜線
r22 下面の稜線
r31 上面の稜線
r32 下面の稜線
rt21 テーパーの領域の外縁
rt31 テーパーの領域の外縁
T21 テーパーの最大長部
T22 テーパーの最大長部
T23 テーパーの最大長部
l凹ijk 実施上形態例i(i=1,2又は3)の上面凹部jkの底辺
h凸ijk 実施上形態例i(i=1,2又は3)の上面凸部jkの高さ
17−1 実施形態例1
17−2 実施形態例2
17−3 実施形態例3
H 外包直方体の高さ
W 外包直方体の幅
dmax 対向する面の距離の最大値
dmin 対向する面の距離の最小値
r11 上面の稜線
r12 下面の稜線
r21 上面の稜線
r22 下面の稜線
r31 上面の稜線
r32 下面の稜線
rt21 テーパーの領域の外縁
rt31 テーパーの領域の外縁
T21 テーパーの最大長部
T22 テーパーの最大長部
T23 テーパーの最大長部
l凹ijk 実施上形態例i(i=1,2又は3)の上面凹部jkの底辺
h凸ijk 実施上形態例i(i=1,2又は3)の上面凸部jkの高さ
17−1 実施形態例1
17−2 実施形態例2
17−3 実施形態例3
Claims (3)
- 人体の肉質部分の外表面を押圧及び摩擦するための湾曲物品であって、
前記湾曲物品は、人体の外表面を押圧及び摩擦することを業とするセラピストが、ボディラインの調整を目的に含む、前記湾曲物品を使用して押圧及び摩擦をすることを含む施術(但し、治療目的の施術を除く)に使用するためのものであり、
前記湾曲物品は長さ方向に上面と、前記上面に対向する下面とを有し、
前記上面及び前記下面のそれぞれが少なくとも1の凹部と、
前記上面及び前記下面のいずれかが少なくとも1の凸部とを備え、
前記湾曲物品を外包する外包直方体の長さL、高さH、厚さWにおいて、L=200〜700mm、H=30〜150mm、W=15〜50mm、
前記長さLと前記高さHの比L/Hが2.5〜15であり、
前記凸部の底辺l凸が100〜210mmであり、
前記底辺l凸と前記凸部の高さh凸の比h凸/l凸が0.12〜0.25であり、
前記凹部の底辺の長さl 凹 及び高さh 凹 において、前記l 凹 が250〜310mm、前記l 凹 と前記h 凹 の比h 凹 /l 凹 が0.1〜0,22であり、
前記凹部及び前記凸部の湾曲端縁を形成する稜線の両側面は稜線に向けて丸みを帯びている形態である湾曲物品。 - 前記凸部が、他方の面の少なくとも1つの前記凹部と対向している請求項1記載の湾曲物品。
- 前記湾曲物品が人体の外表面を押圧及び摩擦をする際に、少なくとも前記人体の外表面に接触する前記湾曲物品の部分の材質が木質である請求項1記載の湾曲物品。
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-
2017
- 2017-08-28 JP JP2017163817A patent/JP6448728B1/ja active Active
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