JP6447839B2 - 遅延測定を実装するための方法、装置、およびシステム - Google Patents

遅延測定を実装するための方法、装置、およびシステム Download PDF

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Description

本発明は通信技術の分野に関し、特に、遅延測定を実装するための方法、装置、およびシステムに関する。
通信ネットワークでは、遅延は通信ネットワークの品質を反映する非常に重要なパラメータである。特に、高スループットを有するデータ・センタ・ネットワークでは、長い遅延はサービスに大きく影響を及ぼす。正確な遅延測定は、リアルタイムなネットワーク品質の監視と問題の特定に非常に重要である。
遅延は主に3つの部分、即ち、シリアライズ化遅延、送信遅延、およびスイッチング遅延を含む。
シリアライズ化遅延:送信されているとき、パケットを送信線上でシリアライズする必要があり、当該パケットの最初のビット(英語:bit)を最後のビットにシリアライズ化するための期間がシリアライズ遅延である。シリアライズ化遅延=パケット・サイズ/ネットワーク帯域幅である。例えば、64バイトのパケットが128kbpsの速度で送信されるとき、シリアライズ化遅延は64×8/128,000×1000=4ミリ秒である。
送信遅延は、ネットワーク要素間の送信線上で信号を送信するのに必要な期間であり、一般に、当該信号が送信される実際の距離によって決まる。
スイッチング遅延は、ネットワーク要素によりパケットを受信してから送信するまでの期間であり、輻輳に起因してパケットが待ち行列に入れられるとき、相対的に長いスイッチング遅延が引き起こされる。
先行技術では、2つのネットワーク要素(以降、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素と称する)の間の遅延は一般に以下の方式で測定される。即ち、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に、タイム・スタンプを運搬する検出パケットを送信し、第2のネットワーク要素は、当該検出パケットを受信した後、応答パケットを第1のネットワーク要素に即座に送信し、当該応答パケットを受信した後、第1のネットワーク要素は、当該検出パケット内のタイム・スタンプと当該応答パケットの受信時刻との間の差分を計算し、当該差分を第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延として使用し、第2のネットワーク要素は、当該検出パケット内のタイム・スタンプとプローブ・パケットを受信した時刻との間の差分を第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への1方向遅延として使用する。
遅延測定を実装するための当該方法では、各測定されたネットワーク要素が測定機能を有することを必要とし、これが相対的に複雑な実装および相対的に高い実際の展開コストにつながる。
本発明の諸実施形態では、複雑な実装および相対的に高い展開コストの先行技術の問題を解決するための、遅延測定を実装するための方法、装置、およびシステムを提供する。
第1の態様によれば、遅延測定を実装するための方法が提供される。当該方法は、
測定装置により、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するステップであって、第1のループバック経路は当該測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および第1のネットワーク要素から当該測定装置への第2のサブ経路から構成され、第1の優先度は最低優先度ではなく、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延は生成されない、ステップと、
当該測定装置により、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するステップであって、第2のループバック経路は第1のサブ経路、当該通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、第2のネットワーク要素から第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および第2のサブ経路から構成され、第2のパケットは第1の優先度で第1のサブ経路および第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で第3のサブ経路および第4のサブ経路上で送信され、第2の優先度は第1の優先度より高くない、ステップと、
当該測定装置により、T0およびT1に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップと、
を含む。
本発明の第1の態様の実装方式によれば、任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、当該測定装置内のみで測定機能を実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
第1の優先度が最高優先度であることが好ましい。第1の優先度がより高いとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性はより低い。第1の優先度が最高優先度であるとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性を0と考えてもよい。したがって、第1の優先度が最高優先度であるとき、測定された遅延はより正確である。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、当該測定装置によりT0およびT1に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップは特に、当該測定装置により、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延をT1とT0の間の差分として決定するステップを含む。
第2の優先度が特に第1の優先度より低くてもよく、この場合に決定された当該双方向遅延は実際のネットワーク遅延を反映することができる。
第1の態様の第2の可能な実装方式では、第2の優先度は第1の優先度に等しく、第3のサブ経路と第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一であり、当該測定装置によりT0およびT1に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップが特に、
当該測定装置により、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するステップであって、第3のループバック経路は第1のサブ経路、第2のサブ経路、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、当該参照サブ経路は第3のサブ経路または第4のサブ経路であり、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は当該参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、当該測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、第3のパケットは、第3の優先度で第3のループバック経路の当該測定すべきサブ経路上で送信され、第1の優先度で第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、第3の優先度は第1の優先度より低い、ステップ
を含んでもよく、
当該測定装置によりT0およびT1に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップは特に、当該測定装置により、パケットが第3の優先度で当該測定すべきサブ経路上で送信されるとき生成された1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定するステップを含む。
第3の優先度は第1の優先度より低いので、当該決定された1方向遅延は実際のネットワーク遅延を反映することができる。
第2の態様によれば、遅延測定を実装するための測定装置が提供される。当該測定装置は、第1の決定ユニット、第2の決定ユニット、および第3の決定ユニットを備え、
第1の決定ユニットは、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するように構成され、第1のループバック経路は当該測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および第1のネットワーク要素から当該測定装置への第2のサブ経路から構成され、第1の優先度は最低優先度ではなく、
第2の決定ユニットは、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するように構成され、第2のループバック経路は第1のサブ経路、当該通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、第2のネットワーク要素から第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および第2のサブ経路から構成され、第2のパケットは第1の優先度で第1のサブ経路および第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で第3のサブ経路および第4のサブ経路上で送信され、第2の優先度は第1の優先度より高くなく、
第3の決定ユニットは、第1の決定ユニットにより決定されたT0と第2の決定ユニットにより決定されたT1とに従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するように構成される。
本発明の第2の態様における測定装置によれば、任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、当該測定装置内のみで測定機能を実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
第1の優先度が最高優先度であることが好ましい。第1の優先度がより高いとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性はより低い。第1の優先度が最高優先度であるとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性を0と考えてもよい。したがって、第1の優先度が最高優先度であるとき、測定された遅延はより正確である。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、第3の決定ユニットは特に、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延をT1とT0の間の差分として決定するように構成される。
第2の優先度が特に第1の優先度より低くてもよく、この場合に決定された当該双方向遅延は実際のネットワーク遅延を反映することができる。
第2の態様の第2の可能な実装方式では、第2の優先度は第1の優先度に等しく、第3のサブ経路と第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一であり、第3の決定ユニットは、第1の決定サブユニットおよび第2の決定サブユニットを備え、
第1の決定サブユニットは、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するように構成され、第3のループバック経路は第1のサブ経路、第2のサブ経路、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、当該参照サブ経路は第3のサブ経路または第4のサブ経路であり、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は当該参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、当該測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、第3のパケットは、第3の優先度で第3のループバック経路の当該測定すべきサブ経路上で送信され、第1の優先度で第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、第3の優先度は第1の優先度より低く、
第2の決定サブユニットは、パケットが第3の優先度で当該測定すべきサブ経路上で送信されるとき生成された1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定するように構成される。
第3の優先度は第1の優先度より低いので、当該決定された1方向遅延は実際のネットワーク遅延を反映することができる。
第3の態様によれば、遅延測定を実装するための測定システムが提供される。当該測定システムは、第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装方式で説明した測定装置および通信ネットワークを含み、当該通信ネットワークは第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素を含み、当該測定装置は当該通信ネットワークの任意のネットワーク要素に接続される。
さらに、当該測定システムがさらに経路決定装置を含んでもよく、当該測定装置をさらに、当該経路決定装置を用いることによって、第1のループバック経路、第2のループバック経路および/または第3のループバック経路を決定するように構成してもよい。当該経路決定装置が特にSDNコントローラであってもよい。具体的な実装では、当該経路決定装置および当該測定装置を同一の物理装置で実装してもよく、または、異なる物理装置で実装してもよい。
本発明の第3の態様における測定システムによれば、任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、当該測定装置内のみで測定機能を実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
本発明の諸実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では当該諸実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。
本発明の1実施形態に従う遅延測定を実装するためのシステム100のネットワーク構造の略図である。 本発明の第1の実施形態に従う方法の略流れ図である。 本発明の第1の実施形態に従う方法の略流れ図である。 本発明の第1の実施形態に従うループバック経路の略図である。 本発明の第1の実施形態に従うループバック経路の略図である。 本発明の第1の実施形態に従う遅延計算の略図である。 本発明の第1の実施形態に従う方法の略流れ図である。 本発明の第1の実施形態に従う方法の略流れ図である。 本発明の第1の実施形態に従う方法の略流れ図である。 本発明の第1の実施形態に従うループバック経路上のセグメント(英語:segment)の略図である。 本発明の第1の実施形態に従うパケット・ヘッダの略構造図である。 本発明の第1の実施形態に従うパケット送信プロセスの略図である。 本発明の第2の実施形態に従う測定装置200の略構造図である。 本発明の第2の実施形態に従う測定装置200の略構造図である。 本発明の第3の実施形態に従う測定装置1000の略構造図である。 本発明の第4の実施形態に従う測定システム2000の略構造図である。
以下では、本発明の諸実施形態における添付図面を参照して、本発明の諸実施形態における技術的解決策を説明する。
図1は、本発明の1実施形態に従う遅延測定を実装するためのシステム100のネットワーク構造の略図である。システム100は測定装置110および通信ネットワーク120を含む。通信ネットワーク120は少なくとも2つのネットワーク要素を含み、測定装置110は、通信ネットワーク120内の任意のネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P1)に接続される。通信ネットワーク120が特に、データ・センタ・ネットワーク、広域ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク等であってもよい。通信ネットワーク120内のネットワーク要素が特にルータ、スイッチ等であってもよい。
測定装置110を、通信ネットワーク120内の任意の2つのネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P2およびネットワーク要素P8)の間の双方向遅延および1方向遅延を測定するように構成してもよい。
遅延は主に、3つの部分、即ち、シリアライズ化遅延、送信遅延、およびスイッチング遅延を含む。スイッチング遅延以外の遅延(例えば、シリアライズ化遅延および送信遅延)は固定された遅延を構成し、これは一般に輻輳ステータスとともに変化しない。
図2a、図2b、図3a、および図3bを参照して、以下では、通信ネットワーク内の2つのネットワーク要素(以降、それぞれ第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素、例えば、ネットワーク要素P2およびネットワーク要素P8と称する)の間の遅延を測定するための特定の実装方法を説明する。図2aに示すように、当該方法は以下のステップを含む。
S10.測定装置110が、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定する。第1のループバック経路は測定装置110から第1のネットワーク要素へのサブ経路Aおよび第1のネットワーク要素から測定装置110へのサブ経路Dから構成され、第1の優先度は最低優先度ではない。
第1のパケットおよび後に使用される第2のパケットおよび第3のパケットにおける第1の、第2の、および第3のとは、異なる測定プロセスで使用されるパケットを区別するために使用されるにすぎず、これらのパケットの間に順序関係、階層関係、または別の依存関係があることを示すものではないことに留意すべきである。
測定装置110が特に、先ず、経路決定装置を用いることによって通信ネットワークのネットワーク・トポロジに従って第1のループバック経路を決定してもよい。当該経路決定装置が特に、ソフトウェア定義ネットワーキング(英語:software−defined networking、略してSDN)コントローラであってもよい。具体的な実装では、当該経路決定装置および測定装置110を同一の物理装置で実装してもよく、または、異なる物理装置で実装してもよい。
図3aに示すように、P2は第1のネットワーク要素であり、第1のループバック経路は点線で示したサブ経路Aおよびサブ経路Dから構成され、サブ経路A上のネットワーク要素は順番に測定装置110、ネットワーク要素P1、およびネットワーク要素P2であり、サブ経路D上のネットワーク要素は順番にネットワーク要素P2、ネットワーク要素P1、および測定装置110である。
第1の優先度は最低優先度ではなく、最高優先度であることが好ましい。第1の優先度は最低優先度ではなく、第1のパケットを受信したネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P1)が第1のパケットを第1の優先度で送信すると、最低優先度で送信されたパケットに対して、第1の優先度で送信された第1のパケットが送信されるのが好ましい。したがって、輻輳が発生した場合、最低優先度で送信されたパケットは一般に転送を待つためにバッファリング待ち行列に置かれ、第1の優先度で送信された第1のパケットは一般に待ち行列に入れるための当該バッファリング待ち行列に置かれず、直接転送される。この場合、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延は一般に生成されない。
第1の優先度がより高いとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性はより低いことは理解されうる。第1の優先度が最高優先度であるとき、第1のパケットが第1の優先度で送信されるときスイッチング遅延が生じる可能性を0と考えてもよい。したがって、第1の優先度が最高優先度であるとき、測定された遅延はより正確である。
S20.測定装置110が、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定する。第2のループバック経路は、測定装置110から第1のネットワーク要素へのサブ経路A、第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へのサブ経路B、第2のネットワーク要素から第1のネットワーク要素へのサブ経路C、および第1のネットワーク要素から測定装置110へのサブ経路Dから構成され、第2のループバック経路上で送信されたパケットは第1の優先度でサブ経路AおよびD上で送信され、第2の優先度でサブ経路BおよびC上で送信される。
サブ経路Bおよびサブ経路Cが特に、測定装置110により、当該経路決定装置を用いることによって当該通信ネットワークのネットワーク・トポロジに従って決定してもよく、または、ユーザにより入力してもよい。図3aに示すように、P2は第1のネットワーク要素であり、P8は第2のネットワーク要素であり、第2のループバック経路は点線で示したサブ経路A、B、C、およびDから構成される。サブ経路B上のネットワーク要素は順番にネットワーク要素P2、P3、P4、およびP8であり、サブ経路C上のネットワーク要素は順番にネットワーク要素P8、P4、P3、およびP2である。
第2の優先度は第1の優先度より高くなく、特に、第1の優先度に等しくてもよく、例えば、第1の優先度および第2の優先度の両方は最高優先度であるか、または、第2の優先度が第1の優先度より低くてもよく、例えば、第1の優先度は最高優先度であり、第2の優先度は最低優先度である。
S30.測定装置110が、T0およびT1に従って第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定する。
ステップS10およびS20の間に特定の順序はないことに留意すべきである。
本発明の第1の実施形態によれば、測定装置は通信ネットワーク内のネットワーク要素に接続され、当該通信ネットワーク内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、ステップS10乃至ステップS30を実施することによって測定することができる。測定機能は当該測定装置内でのみ実装されればよく、当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、相対的に複雑な実装および相対的に高い実際の展開コストの先行技術の問題を解決する。
図2bを参照して、以下では、当該通信ネットワーク内の2つのネットワーク要素間の異なる遅延を測定する特定の実装方式を説明する。
図2bに示すように、1つの特定の実装方式では、ステップS30は特にステップS30A−1およびS30A−2を含む。ステップS10で決定されたT0およびS20で決定されたT1を使用して、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延および第1の1方向遅延を決定してもよい。
S30A−1.測定装置110が、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延をT1とT0の間の差分として決定する。
第1の優先度は最低優先度ではなく、パケットを受信したネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P1)が当該パケットを第1の優先度で送信したとき、最低優先度で送信されたパケットに対して、第1の優先度で送信されたパケットが送信されるのが好ましい。したがって、輻輳が発生した場合、最低優先度で送信されたパケットは一般に転送を待つためにバッファリング待ち行列に置かれ、第1の優先度で送信された第1のパケットは一般に待ち行列に入れるための当該バッファリング待ち行列には置かれず、直接転送される。したがって、スイッチング遅延は一般にパケットが第1の優先度で送信されるときに生成されず、パケットが第1の優先度で連続して同一の経路上で送信されるときに生成される遅延は一般に輻輳ステータスとともに変化しない。この場合、パケットが第1の優先度で第2のループバック経路のサブ経路Aおよびサブ経路D上で送信されるとき生成された遅延が、パケットが第1の優先度で第1のループバック経路で送信されるときに生成される遅延と同一であると考えてもよく、したがって、T1とT0の差を第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の双方向遅延として決定してもよい。
第2の優先度が第1の優先度と同一である(例えば、両方とも最高優先度である)場合、決定された双方向遅延は一般にスイッチング遅延を含まず、したがって固定された遅延と称してもよい。さらに、第2の優先度が第1の優先度と同一でありサブ経路Bおよびサブ経路Cが同一のネットワーク要素を通過するとき、ステップS30A−2をさらに実施してもよい。即ち、測定装置110が、双方向遅延の半分を、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の第1の1方向遅延(1方向に固定された遅延とも称される)として決定する。
実際の通信プロセスでは、パケットは一般に通信ネットワーク120内で最高優先度で送信されない。したがって、第2の優先度が第1の優先度より低い(例えば、第1の優先度は最高優先度であり、第2の優先度は最低優先度である)とき、決定された双方向遅延は実際のネットワーク遅延を反映でき、したがって共通遅延と称してもよい。
第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間に複数の送信経路がある場合、例えば、第1のネットワーク要素がパケットをサブ経路Bおよびサブ経路X上の第2のネットワーク要素に送信してもよく、第2のネットワーク要素がパケットをサブ経路Cおよびサブ経路Y上の第1のネットワーク要素に送信してもよく、測定装置110は、ループバックサブ経路A−>B−>Y−>D、A−>X−>C−>D、およびA−>X−>Y−>Dを別々に決定し、ステップS10乃至S30Aを実施して、パケットが第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の異なる経路上で送信されるとき生成される双方向遅延を別々に決定してもよい。
結論として、本発明の第1の実施形態の1実装方式によれば、測定装置は通信ネットワーク内のネットワーク要素に接続され、当該通信ネットワーク内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の双方向遅延を、ステップS10、ステップS20、ステップS30A−1、およびステップS30A−2を実施することによって測定してもよい。測定機能は当該測定装置内でのみ実装されればよく、当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、相対的に複雑な実装および相対的に高い実際の展開コストの先行技術の問題を解決する。
図2bに示すように、別の特定の実装方式では、ステップS30は特に、ステップS30B−1およびステップS30B−2を含む。第2の優先度が第1の優先度と同一でありサブ経路Bおよびサブ経路Cが同一のネットワーク要素を通過することを前提として、ステップS10で決定されたT0およびステップS20で決定されたT1を使用して、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の第2の1方向遅延(共通1方向遅延とも称される)を決定してもよい。
S30B−1.測定装置110が、T2として、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるとき生成される遅延を決定する。第3のループバック経路はサブ経路A、サブ経路D、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、当該参照サブ経路はサブ経路Bまたはサブ経路Cであり、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は当該参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、当該測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、第3のパケットは、第3の優先度で第3のループバック経路の測定すべきサブ経路上で送信され、第1の優先度で第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、第3の優先度は第1の優先度より低い。
本発明の当該実施形態では、或るネットワーク要素から別のネットワーク要素へのサブ経路に対して、当該ネットワーク要素は当該サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、当該別のネットワーク要素は当該サブ経路上の宛先ネットワーク要素であることに留意すべきである。例えば、測定装置110から第1のネットワーク要素へのサブ経路Aに対して、測定装置110はサブ経路A上のソース・ネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はサブ経路A上の宛先ネットワーク要素である。
1つのケースでは、参照サブ経路がサブ経路Bである場合、当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素は特に第1のネットワーク要素であり、宛先ネットワーク要素は特に第2のネットワーク要素である。対応して、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は第2のネットワーク要素であり、当該宛先ネットワーク要素は第1のネットワーク要素である。
別のケースでは、参照サブ経路がサブ経路Cである場合、当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素は特に第2のネットワーク要素であり、宛先ネットワーク要素は特に第1のネットワーク要素である。対応して、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は第1のネットワーク要素であり、当該宛先ネットワーク要素は第2のネットワーク要素である。
図3bに示すように、参照サブ経路はサブ経路Cであり、この場合、当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素はネットワーク要素P8であり、宛先ネットワーク要素はネットワーク要素P2である。対応して、測定すべきサブ経路が、ネットワーク要素P2からネットワーク要素P8へのサブ経路Bまたはサブ経路B’のような任意の経路であってもよく、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素はP2であり、当該宛先ネットワーク要素はP8である。
S30B−2.測定装置110が、パケットが第3の優先度で当該測定すべきサブ経路上で送信されるときに生成された第2の1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定する。
ステップS30B−2が実施される前に、T0、T1、およびT2がステップS10、ステップS20、およびステップS30B−1を実施することによって決定されるとすると、ステップS10、ステップS20、およびステップS30B−1の間に特定の順序はないことに留意すべきである。
図4に示すように、D1=(2×T2−T1−T0)/2の導出プロセスは以下の通りである。
式1:2×D0=T1−T0
式2:D1+D0=T2−T0
D0は第1の1方向遅延を示し、D1は第2の1方向遅延を示し、D1=(2×T2−T1−T0)/2を、式1および式2を含む式集合に従って取得してもよい。
第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間に複数の送信経路がある場合、例えば、第1のネットワーク要素がパケットをサブ経路Bおよびサブ経路B’上の第2のネットワーク要素に送信してもよく、第2のネットワーク要素がパケットをサブ経路Cおよびサブ経路C’上の第1のネットワーク要素に送信してもよく、ステップS10、ステップS20、ステップS30B−1、およびステップS30B−2を実施することによって、測定装置110がサブ経路Bを参照サブ経路として使用して、パケットが第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間のサブ経路CまたはC’上で送信されるときに生成される第2の1方向遅延を決定してもよく、または、サブ経路Cを参照サブ経路として使用して、パケットが第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間のサブ経路BまたはB’上で送信されるときに生成される第2の1方向遅延を決定してもよい。
結論として、本発明の第1の実施形態の別の実装方式によれば、測定装置は通信ネットワーク内のネットワーク要素に接続され、当該通信ネットワーク内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の第2の1方向遅延(共通1方向遅延とも称される)を、ステップS10、ステップS20、ステップS30B−1、およびステップS30B−2を実施することによって測定してもよい。測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、相対的に複雑な実装および相対的に高い実際の展開コストの先行技術の問題を解決する。
さらに、本発明の背景で提供した解決策によれば、遅延測定において、パケットが或るネットワーク要素から出る時点を開始時刻として使用して遅延を計算し、当該ネットワーク要素内のパケットが待ち行列に入れられるときに生成されるスイッチング遅延は考慮されない。したがって、測定された遅延は正確ではない。対照的に、本願の解決策では、遅延測定の間に、例えば、ステップS10、ステップS20、ステップS30A−1、およびステップS30A−2を実施することによって共通双方向遅延が測定されるか、または、ステップS10、ステップS20、ステップS30B−1、およびステップS30B−2を実施することによって共通1方向遅延が測定されるとき。パケットが測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素に到達した時点を開始時刻として使用して遅延を計算し、当該パケットが当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素の待ち行列に入れられたとき生成されるスイッチング遅延が考慮される。したがって、測定された遅延はより正確である。
図5aに示すように、ステップS10において、測定装置110が特にT0を以下の実装方式で決定してもよい。
ステップS10−1.測定装置110が第1のパケットを送信する。第1のパケットは、第1のループバック経路のルーティング情報を含み、第1のパケット内の当該ルーティング情報は、第1のパケットを第1のループバック経路に沿ってルーティングするように第1のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、第1のパケットはさらに優先度情報を含み、第1のパケット内の当該優先度情報は、第1のパケットを第1の優先度で第1のループバック経路上で送信するように第1のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用される。
ステップS10−2.測定装置110が第1のループバック経路上で返された第1のパケットを受信する。
ステップS10−3.測定装置110がT0を第1のパケットの受信時刻と第1のパケットの送信時刻の差分として決定する。
具体的な実装では、測定装置110は、第1のパケットの送信時刻を記録し、第1のループバック経路上で送信された第1のパケットを受信したとき、記録された時刻を使用してT0を計算してもよく、または、タイム・スタンプを第1のパケットに追加し(即ち、第1のパケットの送信時刻を第1のパケットに追加し)、第1のパケットを受信したとき、第1のパケット内の当該タイム・スタンプを使用してT0を計算してもよい。
さらに、測定装置110が直接第1のネットワーク要素に接続される場合、例えば、図1に示すように、第1のネットワーク要素はネットワーク要素P1であり、ステップS10において、測定装置110はさらにT0をピング方式で決定してもよい。特に、測定装置110はインターネット制御メッセージ・プロトコル(英語:Internet Control Message Protocol、略してICMP)要求パケットを第1のネットワーク要素に送信する。第1のネットワーク要素により返されたICMP応答パケットを受信した後、測定装置110は、当該ICMP要求パケットの送信時刻と当該応答パケットの受信時刻の差を計算し、当該差をT0として使用する。
図5bに示すように、ステップS20において、測定装置110は特にT1を以下の実装方式で決定してもよい。
S20−1.測定装置110が第2のパケットを送信する。第2のパケットは、第2のループバック経路のルーティング情報を含み、第2のパケット内の当該ルーティング情報は、第2のパケットを第2のループバック経路に沿ってルーティングするように第2のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、第2のパケットはさらに優先度情報を含み、第2のパケット内の当該優先度情報は、第2のパケットを第1の優先度で測定装置110から第1のネットワーク要素への経路上でおよび第1のネットワーク要素から測定装置110への経路上で送信するように第2のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用される。
S20−2.測定装置110が第2のループバック経路上で返された第2のパケットを受信する。
S20−3.測定装置110がT1を第2のパケットの受信時刻と第2のパケットの送信時刻の間の差分として決定する。
図5cに示すように、ステップS30B−1において、測定装置110は特にT2を以下の実装方式で決定してもよい。
S30B−11.測定装置110が第3のパケットを送信する。第3のパケットは、第3のループバック経路のルーティング情報を含み、第3のパケット内の当該ルーティング情報は、第3のパケットを第3のループバック経路に沿ってルーティングするように第3のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、第3のパケットはさらに優先度情報を含み、第3のパケット内の当該優先度情報は、第3のパケットを第3の優先度で当該測定すべきサブ経路上で送信し、第3のパケットを第1の優先度で別のサブ経路上で送信するように第3のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用される。
S30B−12.測定装置110が第3のループバック経路上で返された第3のパケットを受信する。
S30B−13.測定装置110が、T2を第3のパケットの受信時刻と第3のパケットの送信時刻の間の差分として決定する。
T0、T1、およびT2を決定する上述の実装方式を特に、セグメント・ルーティング(英語:segment routing、略してSR)技術を用いることによって実装してもよい。
説明の簡単さのため、第1のループバック経路、第2のループバック経路、または第3のループバック経路を以降、ターゲット・ループバック経路と称し、第1のパケット、第2のパケット、または第3のパケットをターゲット・パケットと称する。ターゲット・パケットが第1のパケットであるとき、ターゲット・ループバック経路は特に第1のループバック経路であり、ターゲット・パケットが第2のパケットであるとき、ターゲット・ループバック経路は特に第2のループバック経路であり、ターゲット・パケットが第3のパケットであるとき、ターゲット・ループバック経路は特に第3のループバック経路である。
T0、T1、およびT2を決定する上述の実装方式を、セグメント・ルーティング技術を用いることによって実装するとき、ターゲット・パケット(例えば、第2のパケット)は特に、当該ターゲット・パケットを各セグメント上で送信するためのルーティング・シーケンスおよび優先度に従うターゲット・ループバック経路(例えば、第2のループバック経路)上のセグメント(英語:segment)の識別子を含む。第2のループバック経路を1例として使用する。図6に示すように、第2のループバック経路上のセグメントは順番にルーティング・シーケンスに従ってA1−>A2−>B1−>B2−>B3−>C1−>C2−>C3−>D1−>D2である。
ターゲット・パケットを受信したとき、各セグメント上のソース・ネットワーク要素は、当該ターゲット・パケットを、対応するセグメント上の宛先ネットワーク要素に当該対応するセグメントの優先度でルーティングする。例えば、測定装置110により送信された第1のパケットを受信したとき、セグメントA2上のソース・ネットワーク要素P1は、第1のパケットを、セグメントA2上の宛先ネットワーク要素P2に第1の優先度でルーティングする。
セグメントの識別子が特に、当該セグメント上のソース・ネットワーク要素の出力ポート番号であってもよく、または、当該セグメント上の宛先ネットワーク要素の識別子であってもよい。本願の実装の解決策では、当該セグメントの識別子が当該セグメント上のソース・ネットワーク要素の出力ポート番号であることが好ましい。
さらに、上述の実装方式を特に、マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(英語:Multiprotocol Label Switching、略してMPLS)に基づくSR技術を用いることによって実装してもよい。
パケット・ヘッダ内のラベル(英語:label)を使用してMPLSネットワーク内のデータを転送する。パケットがMPLSネットワーク内を通過する経路はラベル・スイッチト経路(英語:label switched path、略してLSP)と称され、1方向経路である。
図7に示すように、パケット・ヘッダはMPLSラベル・ヘッダを含み、当該MPLSラベル・ヘッダは4つのフィールドを含む。ラベル・フィールドはセグメントの識別子を運搬するために使用され、Expフィールドを使用してパケットの優先度を運搬してもよい。ラベル・スタック内のラベルに対して異なるEXP値を指定することによって、当該パケットが、対応する優先度でLSPの各セグメント上で送信されるのを保証することができる。パケットが当該パケット内のラベル・スタックに従ってルーティングされるとき、当該パケットが2つの近傍セグメント上の異なる優先度で送信される場合、当該パケットの優先度の変化は変色と呼ばれ、変色が発生するネットワーク要素は変色点と呼ばれる。
MPLSネットワークにおいて、複数のラベルをパケットで運搬してもよい。これらのラベルは「スタック」方式で存在し、ラベル・スタックを構成する。当該パケットを受信したネットワーク要素が当該スタックの最上位ラベルに従って当該パケットをどのように転送するかを決定する。
SRをMPLSネットワーク内で実装するとき、2種類のセグメント、即ち、ノード(英語:node)セグメントと隣接(英語:adjacency)セグメントが定義される。当該2種類のセグメントの両方がMPLSラベルを用いることによって表される。ノード・セグメントに対応するラベルはノード・ラベルと呼ばれ、隣接セグメントに対応するラベルはリンク・ラベルと呼ばれる。
ノード・ラベル:1つのノード・ラベルがネットワーク内の各ネットワーク要素に割り当てられ、内部ゲートウェイ・プロトコル(英語:Interior Gateway Protocol、略してIGP)ドメイン内でグローバルに一意である。ネットワーク要素がパケットを受信すると、当該パケットのラベル・スタックの最上位ラベルがノード・ラベルである場合、当該パケットは、最短経路に沿ってノード・ラベルに対応するネットワーク要素にルーティングされる。
リンク・ラベル:ネットワークにおいて各ネットワーク要素は1つのリンク・ラベルを当該ネットワーク要素の各出力ポートに割り当てる。ネットワーク要素がパケットを受信すると、当該パケットのラベル・スタックの最上位ラベルがリンク・ラベルである場合、当該パケットは、リンク・ラベルにより特定される出力ポートを通じて直接転送される。
上述の実装方式がMPLSに基づくSR技術を用いることによって実装されるとき、測定装置110は、ターゲット・ループバック経路上の各セグメントのMPLSラベル(各セグメントの識別子および優先度を含む)をターゲット・パケットのラベル・スタックに追加する。当該ターゲット・ループバック経路上の各ネットワーク要素は、当該ラベル・スタック内の、ソース・ネットワーク要素が当該ネットワーク要素であるセグメントのラベルを処理し、当該セグメントを用いることによって当該セグメントの優先度に従って当該ターゲット・パケットを送信する。特に、最上位ラベルに従って、測定装置110は、最上位ラベル内の優先度で、当該ターゲット・パケットを最上位ラベルに対応するセグメントの宛先ネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P1)に送信する。後に、当該ターゲット・パケットを受信すると、当該ターゲット・ループバック経路上の各ネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P1)が、当該ターゲット・パケットのラベル・スタックの最上位ラベルをポップアップし、現在の最上位ラベル内の優先度で、当該ターゲット・パケットを現在の最上位ラベルに対応するセグメントのの宛先ネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P2)に送信する。
図8を参照して、以下では、第3のパケットを第3のループバック経路上で送信するプロセスを説明する。
測定装置110は、第3のループバック経路上の各セグメントのMPLSラベル(各セグメントの識別子および優先度を含む)をターゲット・パケットのラベル・スタックに追加する。図8に示すように、EXP:7は最高優先度を示し、EXP:1は最低優先度を示す。当該ラベル・スタックに従って、第3のパケットは、測定すべきサブ経路(例えば、サブ経路B)のソース・ネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P2)の前後の経路上の異なるプロパティで送信され、当該測定すべきサブ経路の宛先ネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素P8)の前後の経路上の異なるプロパティでも送信されることは分かり得る。即ち、第3のパケットは、当該測定すべきサブ経路のソース・ネットワーク要素および宛先ネットワーク要素上で変色し、当該測定すべきサブ経路のソース・ネットワーク要素および宛先ネットワーク要素は変色点である。
測定装置110は、最上位ラベル内のセグメント識別情報A1に従って第3のパケットの出力ポートを決定し、第3のパケットを、ネットワーク要素P1に優先度7で、最上位ラベル内のセグメント優先度情報「EXP:7」に従って当該決定された出力ポートを通じて送信する。
第3のパケットを受信した後、ネットワーク要素P1が、第3のパケット内の最上位ラベル「A1(EXP:7)」をポップアップし、現在の最上位ラベル内のセグメント識別情報A2に従って第3のパケットの出力ポートを決定し、第3のパケットをネットワーク要素P2に優先度7で、最上位ラベル内のセグメント優先度情報「EXP:7」に従って当該決定された出力ポートを通じて送信する。
第3のパケットは、P2、P3、P4、P8、P4、P3、P2、およびP1により連続して後にルーティングされ、測定装置に返される。当該後続のルーティング・プロセスは上述のプロセスと同様であり、詳細については繰返し説明しない。
上述のプロセスでは、最上位ラベルを使用してパケットを転送するネットワーク要素は使用された最上位ラベルを削除しないことに留意すべきである。その代り、当該パケットを受信した次のネットワーク要素が先ず、当該ネットワーク要素により使用される最上位ラベルをポップアップし、ポップアップされた動作が実行された後に取得された現在の最上位ラベルに従って当該パケットを転送する。具体的な実装では、あるいは、最上位ラベルを使用してパケットを転送する各ネットワーク要素は、使用された最上位ラベルを転送前に削除する。対応して、次のネットワーク要素が、最上位ラベルに従って当該パケットを直接転送し、使用された最上位ラベルを転送前に削除してもよい。
本発明の第1の実施形態によれば、本発明の第2の実施形態では測定装置200を提案する。図9aに示すように、測定装置200は、第1の決定ユニット210、第2の決定ユニット220、および第3の決定ユニット230を含む。
第1の決定ユニット210は、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するように構成される。第1のループバック経路が、当該測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路(例えば、図3aに示すサブ経路A)、および第1のネットワーク要素から当該測定装置への第2のサブ経路(例えば、図3aに示すサブ経路D)から構成され、第1の優先度は最低優先度ではなく、最高優先度であることが好ましい。
第2の決定ユニット220は、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するように構成される。第2のループバック経路は、第1のサブ経路、通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路(例えば、図3aに示すサブ経路B)、第2のネットワーク要素から第1のネットワーク要素への第4のサブ経路(例えば、図3aに示すサブ経路C)、および第2のサブ経路から構成され、第2のパケットは第1の優先度で第1のサブ経路および第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で第3のサブ経路および第4のサブ経路上で送信され、第2の優先度は第1の優先度より高くない。
第3の決定ユニット230は、第1の決定ユニット210により決定されるT0および第2の決定ユニット220により決定されるT1に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するように構成される。
1実装方式では、第2の優先度は第1の優先度に等しく、第3のサブ経路と第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一である。
対応して、図9bに示すように、第3の決定ユニットは特に、第1の決定サブユニット231および第2の決定サブユニット232を含む。
第1の決定サブユニット231は、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するように構成される。第3のループバック経路は第1のサブ経路、第2のサブ経路、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、当該参照サブ経路は第3のサブ経路または第4のサブ経路であり、当該測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は当該参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、当該測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は当該参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、第3のパケットは、第3の優先度で第3のループバック経路の当該測定すべきサブ経路上で送信され、第1の優先度で第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、第3の優先度は第1の優先度より低い。
第2の決定サブユニット232は、パケットが第3の優先度で当該測定すべきサブ経路上で送信されるときに生成された第2の1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定するように構成される。
本発明の第2の実施形態で説明した機能ユニットを使用して、第1の実施形態の方法における測定装置110により実行される動作を実装してもよい。特に、第1の決定ユニット210を、第1の実施形態における方法において測定装置110により実施されたステップS10を実施するように構成してもよく、第2の決定ユニット220を、第1の実施形態における方法において測定装置110により実施されたステップS20を実施するように構成してもよく、第3の決定ユニット230を、第1の実施形態における方法において測定装置110により実施されたステップS30を実施するように構成してもよい。第1の決定サブユニット231を、第1の実施形態における方法において測定装置110により実施されたステップS30B−1を実施するように構成してもよく、第2の決定サブユニット232を、第1の実施形態における方法において測定装置110により実施されたステップS30B−2を実施するように構成してもよい。
本発明の第2の実施形態で提供した測定装置200によれば、通信ネットワーク内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、測定機能を測定装置200内でのみ実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
本発明の第1の実施形態によれば、本発明の第3の実施形態では測定装置1000を提供する。図10に示すように、測定装置1000はプロセッサ1010およびメモリ1020を備え、プロセッサ1010およびメモリ1020の間の相互通信はバスを用いることによって実装される。
メモリ1020は、コンピュータ動作命令を格納するように構成され、特に高速RAMメモリであってもよく、または、不揮発性メモリ(英語:non−volatile memory)であってもよい。
プロセッサ1010は、メモリ1020に格納されたコンピュータ動作命令を実行するように構成される。プロセッサ1010が特に、中央演算装置(英語:central processing unit、略してCPU)、または、特殊用途向け集積回路(英語:application−specific integrated circuit、略してASIC)であってもよく、または、本発明の諸実施形態を実装する1つまたは複数の集積回路として構成してもよい。
プロセッサ1010はコンピュータ動作命令を実行し、その結果、測定装置1000は、第1の実施形態における方法で測定装置110により実行される動作を実行する。
本発明の第3の実施形態で提供する測定装置1000によれば、通信ネットワーク内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素)の間の遅延を、測定機能を測定装置1000内でのみ実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
本発明の第1の実施形態によれば、本発明の第4の実施形態では測定システム2000を提案する。図11に示すように、測定システム2000は、測定装置2010および通信ネットワーク2020を含む。通信ネットワーク2020は、第1のネットワーク要素2021および第2のネットワーク要素2022を含み、測定装置2010は、通信ネットワーク2020内の任意のネットワーク要素(例えば、第1のネットワーク要素2021)に接続される。
測定装置2010が特に、第2の実施形態で提供した測定装置200または第3の実施形態で提供した測定装置1000であってもよい。
さらに、測定システム2000がさらに経路決定装置2030を含んでもよい。測定装置2010をさらに、経路決定装置2030を用いることによって、第1のループバック経路、第2のループバック経路および/または第3のループバック経路を決定するように構成してもよい。当該経路決定装置が特にSDNコントローラであってもよい。具体的な実装では、経路決定装置2030および測定装置2010を同一の物理装置で実装してもよく、または、異なる物理装置で実装してもよい。
本発明の第4の実施形態で提供する測定システム2000によれば、通信ネットワーク2020内の任意の2つのネットワーク要素(即ち、第1のネットワーク要素2021および第2のネットワーク要素2022)の間の遅延を、測定機能を測定装置2010内でのみ実装することによって測定することができる。当該測定機能を測定されたネットワーク要素内で実装する必要はなく、それにより、各測定されたネットワーク要素が当該測定機能を有する必要があるので実装が相対的に複雑であり実際の展開コストが相対的に高いという先行技術の問題を解決する。
本明細書で開示した実施形態で説明した例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムのステップを電子ハードウェアまたはコンピュータ・ソフトウェアと電子ハードウェアの組合せにより実装してもよいことを当業者は認識しうる。当該機能がハードウェアまたはソフトウェアにより実施されるかどうかは技術的解決策の特定の適用と設計制約条件に依存する。当業者は様々な方法を使用して特定のアプリケーションごとに説明した機能を実施してもよいが、当該実装が本発明の範囲を越えるとは考えるべきではない。
便宜上および説明の簡単さのため、上述のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照できることは当業者により明確に理解でき、詳細についてはここでは説明しない。
本願で提供した幾つかの実施形態において、開示したシステム、装置、および方法を他の方式で実装してもよいことは理解されるべきである。例えば、説明した装置の実施形態は例示的なものにすぎない。例えば、ユニット分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに組み合わせるかまたは統合してもよく、または、幾つかの機能を無視するかまたは実施しなくてもよい。さらに、幾つかのインタフェースを用いて、説明または議論した相互結合または直接結合または通信接続を実装してもよい。装置またはユニットの間の間接結合または通信接続を電気、機械、または他の形態で実装してもよい。
別々の部分として説明されたユニットが物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示した部分が物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、または、複数のネットワーク・ユニットに分散されてもよい。当該ユニットの一部または全部を、諸実施形態の解決策の目的を実現するための実際のニーズに従って選択してもよい。
さらに、本発明の諸実施形態における機能ユニットを1つの処理ユニットに統合してもよく、または、当該ユニットの各々が物理的に単体で存在してもよく、または、2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。
当該機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立な製品として販売または使用されるとき、当該機能をコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。かかる理解に基づいて、本発明の技術的解決策を本質的に、または、先行技術に寄与する部分、または、当該技術的解決策の一部をソフトウェア製品の形で実装してもよい。当該ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本発明の諸実施形態で説明した方法のステップの全部または一部を実施するように(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置であってもよい)コンピュータ装置に指示するための幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュ・ドライブ、取外し可能ハード・ディスク、読取専用メモリ(英語:Read−Only Memory、略してROM)、ランダム・アクセス・メモリ(英語:Random Access Memory、略してRAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体を含む。
以上の説明は本発明の特定の実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定しようとするものではない。本発明で開示した技術的範囲内で当業者が容易に想到する任意の修正または置換えは本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に支配されるものとする。
210第1の決定ユニット
220第2の決定ユニット
230第3の決定ユニット
210第1の決定ユニット
220第2の決定ユニット
231第1の決定サブユニット
232第2の決定サブユニット
1000測定装置
1010プロセッサ
1020メモリ
2010測定装置
2021第1のネットワーク要素
2022第2のネットワーク要素
2030経路決定装置

Claims (24)

  1. 測定装置により、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するステップであって、前記第1のループバック経路は前記測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および前記第1のネットワーク要素から前記測定装置への第2のサブ経路から構成され、前記第1の優先度は最低優先度ではない、ステップと、
    前記測定装置により、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するステップであって、前記第2のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記通信ネットワーク内の前記第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、前記第2のネットワーク要素から前記第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および前記第2のサブ経路から構成され、前記第2のパケットは前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信され、前記第2の優先度は前記第1の優先度より低い、ステップと、
    前記測定装置によりT0およびT1に従って、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップと、
    を含む、遅延測定を実装するための方法。
  2. 前記第1の優先度は最高優先度である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定装置によりT0およびT1に従って、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップは特に、前記測定装置により、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素との間の双方向遅延をT1とT0の間の差分として決定するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一であり、
    前記測定装置によりT0およびT1に従って、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するステップはさらに特に、前記測定装置により、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の第1の1方向遅延を前記双方向遅延の半分として決定するステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記測定装置により、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するステップは特に、
    前記測定装置により、前記第1のパケットを送信するステップであって、前記第1のパケットは前記第1のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第1のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第1のパケットを前記第1のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第1のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第1のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第1のパケット内の前記優先度情報は、前記第1のパケットを前記第1の優先度で前記第1のループバック経路上で送信するように前記第1のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、ステップと、
    前記測定装置により、前記第1のループバック経路上で返された前記第1のパケットを受信するステップと、
    前記測定装置により、T0を前記第1のパケットの受信時刻と前記第1のパケットの送信時刻との差分として決定するステップと、
    を含む、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記測定装置により、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するステップは特に、
    前記測定装置により、前記第2のパケットを送信するステップであって、前記第2のパケットは前記第2のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第2のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第2のパケットを前記第2のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第2のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第2のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第2のパケット内の前記優先度情報は、前記第2のパケットを前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信し、前記第2のパケットを前記第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信するように前記第2のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、ステップと、
    前記測定装置により、前記第2のループバック経路上で返された前記第2のパケットを受信するステップと、
    前記測定装置により、T1を前記第2のパケットの受信時刻と前記第2のパケットの送信時刻との間の差分として決定するステップと、
    を含む、請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記第2のパケットは特に、各セグメント上の前記第2のパケットを送信するためのルーティング・シーケンスおよび優先度に従って配置された前記第2のループバック経路上の全てのセグメントの識別子を含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 各パケットのセグメントの識別子および優先度は前記パケットのマルチプロトコル・ラベル・スイッチングMPLSラベル・スタックに含まれる、請求項7に記載の方法。
  9. 測定装置により、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するステップであって、前記第1のループバック経路は前記測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および前記第1のネットワーク要素から前記測定装置への第2のサブ経路から構成され、前記第1の優先度は最低優先度ではない、ステップと、
    前記測定装置により、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するステップであって、前記第2のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記通信ネットワーク内の前記第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、前記第2のネットワーク要素から前記第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および前記第2のサブ経路から構成され、前記第2のパケットは前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信され、前記第2の優先度は前記第1の優先度に等しく、前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一である、ステップと、
    前記測定装置により、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するステップであって、前記第3のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記第2のサブ経路、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、前記参照サブ経路は前記第3のサブ経路または前記第4のサブ経路であり、前記測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は前記参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、前記測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は前記参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、前記第3のパケットは、第3の優先度で前記第3のループバック経路の前記測定すべきサブ経路上で送信され、前記第1の優先度で前記第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、前記第3の優先度は前記第1の優先度より低い、ステップと、
    前記測定装置により、パケットが前記第3の優先度で前記測定すべきサブ経路上で送信されるときに生成された第2の1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定するステップと、
    を含む、遅延測定を実装するための方法。
  10. 前記測定装置により、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するステップは特に、
    前記測定装置により、前記第3のパケットを送信するステップであって、前記第3のパケットは前記第3のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第3のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第3のパケットを前記第3のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第3のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第3のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第3のパケット内の前記優先度情報は、前記第3のパケットを前記第3の優先度で前記測定すべきサブ経路上で送信し、前記第3のパケットを前記第1の優先度で前記別のサブ経路上で送信するように前記第3のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、ステップと、
    前記測定装置により、前記第3のループバック経路上で返された前記第3のパケットを受信するステップと、
    前記測定装置により、T2を前記第3のパケットの受信時刻および前記第3のパケットの送信時刻の間の差分として決定するステップと、
    を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 記第3のパケットは特に、各セグメント上の前記第3のパケットを送信するためのルーティング・シーケンスおよび優先度に従って配置された前記第3のループバック経路上の全てのセグメントの識別子を含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 遅延測定を実装するための測定装置であって、前記測定装置は、第1の決定ユニット、第2の決定ユニット、および第3の決定ユニットを備え、
    前記第1の決定ユニットは、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するように構成され、前記第1のループバック経路は前記測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および前記第1のネットワーク要素から前記測定装置への第2のサブ経路から構成され、前記第1の優先度は最低優先度ではなく、
    前記第2の決定ユニットは、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するように構成され、前記第2のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記通信ネットワーク内の前記第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、前記第2のネットワーク要素から前記第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および前記第2のサブ経路から構成され、前記第2のパケットは前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信され、前記第2の優先度は前記第1の優先度より低く
    前記第3の決定ユニットは、前記第1の決定ユニットにより決定されたT0と前記第2の決定ユニットにより決定されたT1とに従って、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するように構成される、
    測定装置。
  13. 前記第1の優先度は最高優先度である、請求項12に記載の測定装置。
  14. 前記第3の決定ユニットは特に、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素との間の双方向遅延をT1とT0の間の差分として決定するように構成される、請求項12または13に記載の測定装置。
  15. 前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一であり、
    前記第3の決定ユニットはさらに特に、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の第1の1方向遅延を前記双方向遅延の半分として決定するように構成される、
    請求項14に記載の測定装置。
  16. 前記第1の決定ユニットは特に、前記第1のパケットを送信し、前記第1のループバック経路上で返された前記第1のパケットを受信し、T0を前記第1のパケットの受信時刻と前記第1のパケットの送信時刻との差分として決定するように構成され、前記第1のパケットは前記第1のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第1のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第1のパケットを前記第1のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第1のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第1のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第1のパケット内の前記優先度情報は、前記第1のパケットを前記第1の優先度で前記第1のループバック経路上で送信するように前記第1のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、請求項12乃至15の何れか1項に記載の測定装置。
  17. 前記第2の決定ユニットは特に、前記第2のパケットを送信し、前記第2のループバック経路上で返された前記第2のパケットを受信し、T1を前記第2のパケットの受信時刻と前記第2のパケットの送信時刻との間の差分を決定するように構成され、前記第2のパケットは前記第2のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第2のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第2のパケットを前記第2のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第2のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第2のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第2のパケット内の前記優先度情報は、前記第2のパケットを前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信し、前記第2のパケットを前記第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信するように前記第2のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、請求項12乃至16の何れか1項に記載の測定装置。
  18. 前記第2のパケットは特に、各セグメント上の前記第2のパケットを送信するためのルーティング・シーケンスおよび優先度に従って配置された前記第2のループバック経路上の全てのセグメントの識別子を含む、
    請求項17に記載の測定装置。
  19. 各パケットのセグメントの識別子および優先度は前記パケットのマルチプロトコル・ラベル・スイッチングMPLSラベル・スタックに含まれる、請求項18に記載の測定装置。
  20. 遅延測定を実装するための測定装置であって、前記測定装置は、第1の決定ユニット、第2の決定ユニット、および第3の決定ユニットを備え、
    前記第1の決定ユニットは、第1のパケットが第1の優先度で第1のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T0を決定するように構成され、前記第1のループバック経路は前記測定装置から通信ネットワーク内の第1のネットワーク要素への第1のサブ経路および前記第1のネットワーク要素から前記測定装置への第2のサブ経路から構成され、前記第1の優先度は最低優先度ではなく、
    前記第2の決定ユニットは、第2のパケットが第2のループバック経路上で送信されるときに生成される遅延T1を決定するように構成され、前記第2のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記通信ネットワーク内の前記第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への第3のサブ経路、前記第2のネットワーク要素から前記第1のネットワーク要素への第4のサブ経路、および前記第2のサブ経路から構成され、前記第2のパケットは前記第1の優先度で前記第1のサブ経路および前記第2のサブ経路上で送信され、第2の優先度で前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路上で送信され、前記第2の優先度は前記第1の優先度に等しく、前記第3のサブ経路および前記第4のサブ経路が通過するネットワーク要素は同一であり、
    前記第3の決定ユニットは、前記第1の決定ユニットにより決定されたT0と前記第2の決定ユニットにより決定されたT1とに従って、前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素の間の遅延を決定するように構成され、
    前記第3の決定ユニットは第1の決定サブユニットおよび第2の決定サブユニットを備え、
    前記第1の決定サブユニットは、第3のパケットが第3のループバック経路上で送信されるときに生成された遅延T2を決定するように構成され、前記第3のループバック経路は前記第1のサブ経路、前記第2のサブ経路、測定すべきサブ経路、および参照サブ経路から構成され、前記参照サブ経路は前記第3のサブ経路または前記第4のサブ経路であり、前記測定すべきサブ経路上のソース・ネットワーク要素は前記参照サブ経路上の宛先ネットワーク要素であり、前記測定すべきサブ経路上の宛先ネットワーク要素は前記参照サブ経路上のソース・ネットワーク要素であり、前記第3のパケットは、第3の優先度で前記第3のループバック経路の前記測定すべきサブ経路上で送信され、前記第1の優先度で前記第3のループバック経路の別のサブ経路上で送信され、前記第3の優先度は前記第1の優先度より低く、
    前記第2の決定サブユニットは、パケットが前記第3の優先度で前記測定すべきサブ経路上で送信されるときに生成された第2の1方向遅延を(2×T2−T1−T0)/2として決定するように構成される、
    測定装置。
  21. 前記第1の決定サブユニットは特に、前記第3のパケットを送信し、前記第3のループバック経路上で返された前記第3のパケットを受信し、T2を前記第3のパケットの受信時刻および前記第3のパケットの送信時刻の間の差分として決定するように構成され、前記第3のパケットは前記第3のループバック経路のルーティング情報を含み、前記第3のパケット内の前記ルーティング情報は、前記第3のパケットを前記第3のループバック経路に沿ってルーティングするように前記第3のループバック経路上のネットワーク要素に指示するために使用され、前記第3のパケットはさらに優先度情報を含み、前記第3のパケット内の前記優先度情報は、前記第3のパケットを前記第3の優先度で前記測定すべきサブ経路上で送信し、前記第3のパケットを前記第1の優先度で前記別のサブ経路上で送信するように前記第3のループバック経路上の前記ネットワーク要素に指示するために使用される、請求項20に記載の測定装置。
  22. 記第3のパケットは特に、各セグメント上の前記第3のパケットを送信するためのルーティング・シーケンスおよび優先度に従って配置された前記第3のループバック経路上の全てのセグメントの識別子を含む、
    請求項21に記載の測定装置。
  23. コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、測定装置のプロセッサにより実行されたとき、請求項1乃至11の何れか1項に記載の方法を前記測定装置に実施させる、コンピュータ可読媒体。
  24. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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