JP6447113B2 - 眼内レンズ - Google Patents

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Description

本開示は、患者眼の水晶体の代替として用いられる眼内レンズに関する。
従来、白内障の手術方法の一つとして水晶体を摘出した後、水晶体の代わりとして眼内レンズを挿入する手法が一般的に用いられている。術前に存在していた患者眼の乱視を考慮して、所定の乱視度数が与えられた眼内レンズ(以下、トーリック眼内レンズと記す)を患者眼に挿入する手法が知られている。また、患者眼の角膜後面と水晶体前面との間に眼内レンズ(例えば、フェイキックIOLと呼ばれる)を設置する手法が知られている。
乱視軸に沿って6つの点が形成されているトーリック眼内レンズを患者眼に設置する際に、患者の角膜の2もしくは複数箇所へトーリックマーカーと呼ばれる器具を用いて染色した後に、0−90°法を用いて患者の乱視軸に矯正用眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)の乱視軸の角度を合わせる手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、患者眼の前眼部を撮像し、撮像した前眼部像に、乱視軸情報を示すグラフィック(ガイドパターン)を重畳させる眼科用手術顕微鏡が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−111090号公報 特開2012−152469号公報
トーリック眼内レンズを眼内に設置する際に、トーリック眼内レンズに付与されている乱視軸に関するマーキングと、設置用のマーキング(例えば、特許文献1では青色マーカーであり、特許文献2ではグラフィック)とを好適に位置合わせ出来ることが好ましい。
本開示は、眼内に好適に設置できる眼内レンズを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る眼内レンズは以下のような構成を備えることを特徴とする。
光軸と前記光軸に直交する乱視軸とを有する光学部と、前記光軸に対して点対称に前記光学部の周辺部に設けられ、前記乱視軸が延びる方向を呈示する一対のマーク部と、を備え、一対の前記マーク部はその各々において第1図柄と第2図柄とを含み、前記光軸の方向からみて、前記第1図柄と前記第2図柄の中間位置を前記乱視軸が通るように前記マーク部が形成されていることを特徴とする。
本開示によれば、眼内に好適に設置できる眼内レンズを提供することができる。
本実施形態の眼内レンズの、(a)平面図、(b)右側面図である。 図1のマーク部を中心とした拡大図である。 眼内レンズを設置する状態の説明図である。 図3のマーク部を中心とした説明図である。 比較用の説明図である。 眼内レンズを設置する状態の説明図である。 図6のマーク部を中心とした説明図である。 第1変容例のマーク部の説明図である。 第2変容例のマーク部の説明図である。 第3変容例のマーク部の説明図である。 第4変容例のマーク部の説明図である。
以下、図面を用いて、本開示における典型的な実施形態を説明する。
<全体構成>
図1(a)は、本実施形態の眼内レンズ1の平面図である。図1(b)は、本実施形態の眼内レンズ1の右側面図である。本実施形態の眼内レンズ1は、一例として、光学部2および支持部3(3A,3B)を備えている。光学部2は、一例として、患者眼Eに所定の屈折力を与える。なお、本実施形態の光学部2は、トーリック特性を有する。これによって、本実施形態の眼内レンズ1をトーリック眼内レンズと呼ぶ場合もある。トーリック特性とは、患者眼Eの乱視を矯正する特性である。
本実施形態の支持部3は、患者眼Eの眼内で光学部2を支持する。本実施形態の眼内レンズ1は、光学部2と支持部3とが同一材料で形成されている(ワンピース型と呼ばれる場合がある)。本実施形態の眼内レンズ1は、光学部2と支持部3とが一体成形されている。なお、眼内レンズ1が支持部3を備えなくてもよい。また、例えば、光学部2と支持部3とが別部材であってもよい(スリーピース型と呼ばれる場合がある)。
本実施形態の眼内レンズ1は、柔軟性および復元性を有する。これによって、眼内レンズ1は変形可能である。より詳しくは、本実施形態の眼内レンズ1は、周知の眼内レンズ挿入器具を用いて折り曲げ可能とされている。また、本実施形態の眼内レンズ1は、眼内レンズ挿入器具内で折り曲げられた状態から眼内で折り曲げ前の形状に戻ることが可能である。また、本実施形態の眼内レンズ1は、反発性を有する。これによって、本実施形態の眼内レンズ1は、支持部3によって光学部2を眼内で保持可能である。なお、本開示で例示する技術は、眼内レンズ挿入器具を用いずに眼内に挿入される眼内レンズにも適用することができる。
眼内レンズ1を形成する材料として、HEMA(ヒドロキシルエチルメタクリレート)等の単体、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの複合部材等、周知の軟性眼内レンズ材料を用いてもよい。眼内レンズ1を、PMMA(ポリメチルメタアクリレート)等の硬質プラスチックを材料として形成してもよい。眼内レンズ1を、モールディング加工、切削加工等で形成してもよい。材料を混合することで、眼内レンズ1の光学部2に、所定の分光透過特性を付与してもよい。これによって、例えば、眼内レンズ1が着色(例えば黄色)されていてもよい。
<光学部>
本実施形態の光学部2は、一例として、前面2A、後面2B、外周部2C、乱視軸A(弱主経線Ab)、およびマーク部10(10A,10B)を備える。光学部2は、一例として、円盤形状とされている。本実施形態の眼内レンズ1は、一例として、光軸Lの方向からみて、光学部2の中心と光軸Lとが重なるように形成されている。前面2Aおよび後面2Bは、眼内レンズ1の結像特性に係わる光学面である。本実施形態の眼内レンズ1を患者眼Eの眼内へ挿入した際には、前面2Aは患者眼の角膜側に位置され、後面2Bは患者眼の網膜側に位置される。外周部2Cは、前面2Aと後面2Bを接続する。外周部2Cは、所定の幅(厚さ)で形成されている。
本実施形態の乱視軸Aは、光学部2にトーリック特性を付与する。乱視軸Aによって、眼内レンズ1を患者眼Eに挿入した際に、患者眼Eの乱視が矯正される。本実施形態の光学部2は、強主経線Aaおよび弱主経線Abを有する。強主経線Aaおよび弱主経線Abは、光軸Lと交差する平面内に含まれる。詳細には、強主経線Aaおよび弱主経線Abは、光軸Lに直交する。強主経線Aaと弱主経線Abとは、互いが直交した角度関係にある。これによって、光軸Lの方向からみると、強主経線Aaと弱主経線Abとが直交した状態で形成されている。なお、以降の説明では、弱主経線Abを乱視軸Aと称して説明する場合がある。
本実施形態の光学部2は、前面2Aと後面2Bの少なくともいずれかが曲面で形成されている。前面2Aまたは後面2Bを、所定の曲率の曲面で形成してもよい。乱視軸Aを形成するために、前面2Aまたは後面2Bの少なくともいずれかの面(光学面)を、光軸Lに直交する方向で、角度に応じて曲率を変えてもよい。前面2Aまたは後面2Bの少なくともいずれかの面を、非球面形状で形成してもよい。非球面形状とすることで、眼の収差による結像特性の影響を抑制できる。
本実施形態の光学部2は、一例として、角部を備える。後面2Bと外周部2Cとが接続される箇所に、角部が設けられている。眼内レンズ1が患者眼Eの嚢内に設置された際に、患者眼Eの後嚢に角部が食い込む。換言するなら、角部が後嚢に密着される。これによって、角膜上皮細胞の増殖が抑制され、後発白内障による嚢内の白濁が抑制される。
<マーク>
マーク部10は、例えば、術者が眼内レンズ1を眼内へ設置する際に用いられる。なお、観察装置で眼内レンズ1の設置状態を観察する際にマーク部10を用いてもよい。マーク部10は、一例として、術者が、眼内に設置される眼内レンズ1の設置方向を確認するために用いられる。本実施形態の光学部2には、マーク部10が複数箇所に形成されている。より詳しくは、光学部2は、一対のマーク部10(マーク部10Aおよびマーク部10B)を備えている。本実施形態の眼内レンズ1では、光学部2の前面2Aの表面に、マーク部10Aおよびマーク部10Bが形成されている。
本実施形態のマーク部10Aおよびマーク部10Bは、光学部2の周辺部(光学部2内の光軸Lから離れた位置)に形成されている。一対のマーク部10は、光軸Lの方向からみて、光軸Lの位置を基準として対称となる位置、且つ、光軸Lの位置を基準として対称となる形状で形成されている。なお、本実施形態においては一対のマーク部10(マーク部10Aおよびマーク部10B)が形成されているが、マーク部10の数はこれに限るものではない。例えば、眼内レンズ1がマーク部10を1つだけ有していてもよい。もしくは、眼内レンズ1が、マーク部10を3つ以上有していてもよい。マーク部10を用いて眼内に眼内レンズ1を好適に設置できればよい、または、マーク部10を用いて設置された眼内レンズ1の位置を好適に判断できればよい。
図2を用いて、マーク部10の詳細な説明をする。図2は、図1のマーク部10Aの付近を拡大した拡大図である。なお、説明のため、図2では弱主経線Abの方向を紙面左右方向に向けている(図1に対して右回転している)。また、光軸Lの方向からみて、マーク部10Aとマーク部10Bとは光軸Lの位置を基準として対称となる形状で形成されているため、以降の説明ではマーク部10Aの箇所のみ説明する。
本実施形態のマーク部10Aは、所定の形状で形成された複数個の図柄を、所定の位置に有している。より詳しくは、本実施形態のマーク部10Aは、第1図柄12A、第2図柄12B、および第3図柄14を有している。3つの図柄(12A,12B,14)の各々は、円形状で形成されている。円形状の3つの図柄(12A,12B,14)は、同じ直径Dで形成されている。本実施形態においては、一例として、直径Dを、0.15mmとしている。なお、光学部2の直径を6mmとしている。
3つの図柄(12A,12B,14)の各々は、離間して配置されている。光軸Lの方向からみて、第1図柄12Aと第2図柄12Bの中間位置P1を乱視軸A(弱主経線Ab)が通るようにマーク部10Aが形成されている。別の表現として、第1図柄12Aの重心位置と第2図柄12Bの重心位置との中間位置P1を乱視軸Aが通る。第1図柄12Aと第2図柄12Bとは距離Hで離間している(図2参照)。本実施形態においては、一例として、距離Hを、0.0375mmとしている。光軸Lの方向からみて、弱主経線Abと重なるように第3図柄14が配置されている。より詳しくは、弱主経線Ab上に第3図柄14の重心位置P2が位置される。中間位置P1よりも光軸Lに近い位置に第3図柄14が形成されている。本実施形態の第3図柄14の重心位置P2は、一例として、中間位置P1から0.22mm離れた位置に形成されている。
本実施形態の第1図柄12A、第2図柄12B、および第3図柄14は、一例として、前面2Aの表面を陥没させて形成している。マーク部10Aを、周知の微細加工で形成してもよい。例えば、ドリル、またはレーザー光(フェムト秒レーザー等)でマーク部10Aを形成してもよい。マーク部10Aを、切削、モールディング形成、着色、粗面等で形成してもよい。例えば、モールディング形成で、前面2Aを凸形状とすることでマーク部10Aを形成してもよい。本実施形態のマーク部10Aの深さは、光学部2の厚さ(光軸Lに平行な方向)よりも薄く形成されている。なお、陥没形状で形成されたマーク部10Aの内側表面で生じる反射光の影響を考慮して、マーク部10Aを浅く形成することが好ましいと考えられる。一方、マーク部10Aを深く形成する場合には、内側表面からの反射光の影響を考慮して、マーク部10Aの内側表面を粗面加工で形成してもよい。
なお、マーク部10Aを形成する部位は、前面2Aに限るものではない。例えば、マーク部10Aを後面2Bに形成してもよい。また、例えば、マーク部10Aを光学部2の内部に形成してもよい。観察者、または観察装置等で、光軸Lの方向からマーク部10を観察できればよい。また、マーク部10Aを構成する各図柄(12A,12B,14)の大きさ又は離間距離は、本実施形態の態様に限るものではない。本実施形態の眼内レンズ1の態様は一例であり、適宜変更してもよい。観察者または観察装置等で、光軸Lの方向からマーク部10Aを観察できればよい。なお、マーク部10A全体の大きさ、または各図柄(12A,12B,14)の大きさが小さすぎると、観察者又は観察装置がマーク部10Aを認識し難くなると考えられる。また、マーク部10A全体の大きさ、または各図柄(12A,12B,14)の大きさが大きすぎると、患者の視力に影響を与える可能性が高くなると考えられる。
<支持部>
本実施形態の眼内レンズ1は、一例として、一対の支持部3(前方支持部3A,後方支持部3B)を備える。支持部3は、光学部2に接続されている。支持部3は、一端が光学部2に接続されており、他端は開放端とされている。支持部3は、光学部2の中心を基準として、外周部2C上の点対称となる位置に接続されている。本実施形態の支持部3は光軸Lから放射状に延びる。支持部3は、光学部2と接続する位置の付近で、光軸Lまわり(周方向)に所定角度だけ折り曲げられる。折り曲げられた支持部3は、先端に向かうにしたがい内側(光学部2側)に湾曲しながら延びる。このような支持部3の形状によって、患者眼Eの眼内では、支持部3の外側面が水晶体嚢に沿って好適に取り付けられる。
<眼内設置>
次いで、図3および図4を用いて、本実施形態の眼内レンズ1が患者眼Eの眼内に設置される状態を説明する。図3は、術中または術後に、患者眼Eの眼内に眼内レンズ1が挿入され、術者が患者眼Eを観察している状態を示している。なお、患者眼Eの角膜にリファレンスマークREF(REFa,REFb)として有色インクが付与されている。リファレンスマークREFについては後述する。図4は、図3のマーク部10Aの付近を拡大した概略説明図である。なお、説明のため、図4では弱主経線Abが延びる方向を紙面の左右方向としている(図3の弱主経線Abの方向に対して右回転させている)。
図3および図4に示されているリファレンスマークREF(REFa,REFb)は、患者眼の角膜または強膜等に付与されたインクである。リファレンスマークREFは、患者眼Eに眼内レンズ1を挿入する前に、術者または介助者等がトーリックマーカーと呼ばれる器具等を用いて付与する。一例として、図3の説明においては、0度(リファレンスマークREFa)と180度(リファレンスマークREFb)の2箇所に紫色のインクが付与されている。
術者は、先ず、リファレンスマーカー等を用いて、患者眼Eの角膜または強膜にリファレンスマークREFを付与する。続けて、患者眼Eの角膜を切開する。続けて、眼内レンズ挿入器具等を用いて、患者眼Eの眼内(水晶体嚢内)に眼内レンズ1を挿入する。なお、術前の患者眼Eの眼特性を考慮して、所定の位置にリファレンスマークREFが付与される。例えば、患者眼Eの乱視軸に眼内レンズの乱視軸を合わせる方法として、0−90°法等が知られている。術者は、リファレンスマークREFとマーク部10との位置関係を観察し、眼内レンズ1の設置状態を確認する。マーク部10から誘導される乱視軸Aの方向と、リファレンスマークREFから誘導される設置目標の方向とを一致させることが望ましい。なお、マーク部10とリファレンスマークREFとの位置関係から、例えば、眼内レンズ1の光軸Lと被検者の視軸とを好適に位置合わせすることもできる。
図4を用いて説明する。図4(a)は、眼内レンズ1の設置状態の一例として、弱主経線Abの方向とリファレンスマークREFaが向く誘導方向Ac(図4(c)参照)とが距離Sだけ離間した状態とされている。図4(b)は、説明のため、図4(a)から弱主経線Abおよび外周部2Cの情報を除いた図である。図4(c)は、図4(b)に説明用の情報を付与した図である。
術者は、リファレンスマークREFaが向く誘導方向Ac上に、第1図柄12Aと第2図柄12Bの中間位置P1が位置されるように、鑷子等を用いて眼内レンズ1を眼内で移動する。本実施形態のマーク部10Aは、第1図柄12Aと第2図柄12Bとが弱主経線Abに対して均等な距離で離間しているため、術者は、第1図柄12Aと第2図柄12Bとによって形成される隙間の中間位置P1を、リファレンスマークREFaの誘導方向Acが通過するか否かを判断すればよい。これによって、マーク部10とリファレンスマークREFとの位置関係を容易に判断できる。また、本実施形態のマーク部10Aでは、第3図柄14が弱主経線Ab上に配置されており、弱主経線Ab上に第3図柄14の重心位置P2が位置されている。これによって、図柄同士の間隙に形成される中間位置P1と図柄の内部に形成される重心位置P2との2種類の誘導情報を用いて、マーク部10とリファレンスマークREFとの位置関係を容易に判断できる。
本実施形態のマーク部10Aとの比較用として、図5を用いて説明する。図5の眼内レンズ110には、本実施形態のマーク部10Aとは異なる態様のマーク部600が形成されている。マーク部600は、図柄612および図柄614を含む。図柄612および図柄614は、本実施形態のマーク部10Aの図柄(12A,12B,14)と同じ形状および同じ大きさで形成されている。図柄612および図柄614は、弱主経線Ab上に並べて配置されている。図5(a)は、図4(a)と同様に、弱主経線Abの方向とリファレンスマークREFaの誘導方向Acとが距離Sだけ離間した状態を示す。図5(a)には、眼内レンズ110の光学部の前面111および外周部115が図示されている。図5(b)は、説明のため、図5(a)から弱主経線Abおよび外周部115の情報を除いた図である。図5(c)は、図5(b)に説明用の情報を付与した図である。図4と同一符号の箇所の説明は省略する。
図5においては、図柄の内部に乱視軸A(Ab)が通るマーク部600に、線状のリファレンスマークREFaを合わせる態様とされている。このような態様によって、本実施形態のマーク部10と比較して、軸合わせの判断が容易ではない場合がある。本実施形態のマーク部10は、図柄の間隙の中に弱主経線Abが位置するため、例えば、線状のリファレンスマークREFの誘導方向Acがマーク部10の間隙を通るか否かを判断すればよい。これによって、本実施形態のマーク部10は、図5に示すマーク部600の態様に対して、リファレンスマークREFとマーク部10の位置関係を容易に判断できる(図4参照)。例えば、リファレンスマークREFの誘導方向Acに対して眼内レンズ1の弱主経線Abが交差する状態においても、本実施形態のマーク部10Aは、リファレンスマークREFaとマーク部10Aの位置関係を容易に判断できる。
次いで、図6および図7を用いて、図3とは異なる手法で眼内レンズ1を観察する場合を説明する。図6は、手術顕微鏡を用いて患者眼Eを観察した際に、手術顕微鏡の外部ディスプレイに表示される観察画像500の状態を説明する説明図である(手術顕微鏡については、例えば、特開2012−152469を参照されたし)。図7は、図6のマーク部10Aの付近を拡大した概略説明図である。なお、説明のため、図7では弱主経線Abの方向を紙面左右方向にしている(図6に対して右回転している)。図3と同一符号の箇所の説明は省略する。
図6および図7において、リファレンスマークREFcは、撮像した患者眼Eの観察画像上にスーパーインポーズされるグラフィックである。図6におけるリファレンスマークREFcのグラフィックは、患者眼Eの虹彩を横切るように描画されている。例えば、グラフィックが緑色で描画される。本実施形態の第1図柄12Aおよび第2図柄12Bは、乱視軸A(弱主経線Ab)から離間している。従って、術者は、リファレンスマークREFcとマーク部10との位置関係を容易に把握できる。より詳しくは、リファレンスマークREFcと乱視軸Aとが一致した場合でも、マーク部10の図柄が隠れ難い(図7参照)。これによって、リファレンスマークREFcとマーク部10との位置関係を容易に把握できる。詳しくは、第1図柄12Aおよび第2図柄12Bは、弱主経線Abから離間した位置に形成されているため、リファレンスマークREFcによって隠れ難い。また、リファレンスマークREFcによって第3図柄14全体が隠れる場合であっても、第1図柄12Aおよび第2図柄12Bの少なくとも一部を観察できる可能性が高い。
また、本実施形態の第3図柄14は、乱視軸A上に配置されているため、図7のようにリファレンスマークREFcと第2図柄12Bおよび第3図柄14とが重なった場合であっても、軸呈示手法が異なる図柄によって、リファレンスマークREFcと乱視軸Aの関係を容易に確認できる。詳しくは、第1図柄12Aと第2図柄12Bを用いた第1軸呈示手段においては、図柄の間隙を弱主経線Abが通過する。一方、第3図柄14を用いた第2軸呈示手段においては、図柄の内部を弱主経線Abが通過する。これによって、術者は、リファレンスマークREFcとマーク部10の重なり具合に係わらず、リファレンスマークREFcと弱主経線Abとの位置関係および方向関係を容易に判断できる。
<第1変容例のマーク部>
次いで、図8を用いて、第1変容例のマーク部110Aを説明する。図2,図4と同一符号の箇所の説明は省略する。マーク部110Aは、第1図柄112A、第2図柄112B、および第3図柄114を含む。マーク部110Aを構成する各図柄は、直線状(棒状)とされている。線状の第1図柄112A、第2図柄112B、および第3図柄114は、その線が向く方向(長手方向)が弱主経線Abに対して平行となるように形成されている。第1図柄112Aおよび第2図柄112Bは、弱主経線Abから離間している。光軸Lの方向からみて、弱主経線Abは、第1図柄112Aと第2図柄112Bの中間位置P1を通る。また、第3図柄14は弱主経線Ab上に配置される。また、第3図柄114の重心位置P3を弱主経線Abが通る。マーク部110Aを構成する図柄が線形であることで、例えば、線状のリファレンスマークREFaとの方向関係を把握し易くなる。なお、直線状の図柄の詳細な形状は適宜変更できる。例えば、長方形状、楕円状等の図柄を用いてもよい。
<第2変容例のマーク部>
次いで、図9を用いて、第2変容例のマーク部210Aを説明する。図2,図4と同一符号の箇所の説明は省略する。マーク部210Aは、第1図柄212A、第2図柄212B、第4図柄213A、および第5図柄214Bを含む。マーク部210Aを構成する各図柄は、円形状とされている。また、マーク部210Aを構成する各図柄は、弱主経線Abから離間している。光軸Lの方向からみて、弱主経線Abは、第1図柄212Aと第2図柄212Bの中間位置P1、および第4図柄213Aと第5図柄214Bの中間位置P4を通る。このような態様であることで、例えば、弱主経線AbとリファレンスマークREFaとが重なった状態であっても、マーク部210Aを構成する各図柄が隠れ難くなる。
<第3変容例のマーク部>
次いで、図10を用いて、第3変容例のマーク部310Aを説明する。図2,図4と同一符号の説明は省略する。マーク部310Aは、第1図柄312Aおよび第2図柄312Bを含む。各図柄は、三角形状または逆三角形状とされている。第1図柄312Aと第2図柄312Bとは乱視軸A(弱主経線Ab)を基準として軸対照となる位置および形状で形成されている。マーク部310Aを構成する各図柄の三角形状の頂点が、乱視軸Aと重なっている。つまり、光軸Lの方向からみて、第1図柄312Aと第2図柄312Bの中間位置P1を乱視軸Aが通る。乱視軸Aと直交する方向において、光学部2の外側から中間位置P1に近づくほど、乱視軸Aと平行な方向における弱主経線Abと第1図柄312A(第2図柄312B)との距離が近づいてゆく。これによって、弱主経線AbとリファレンスマークREFaとの位置関係を把握し易くなる。
<第4変容例のマーク部>
次いで、図11を用いて、第4変容例のマーク部410Aを説明する。図2,図4と同一符号の箇所の説明は省略する。マーク部410Aは、第1図柄412Aおよび第2図柄412Bを含む。第1図柄412Aと第2図柄412Bとは接続されている。第1図柄412Aと第2図柄412Bとが接続された状態は、2つの円形状の図柄同士を線形状の図柄で接続した態様とされている。つまり、第4変容例では、第1図柄と第2図柄を接続する接続図柄が形成されている。接続図柄の形状は、第1図柄412Aおよび第2図柄412Bの形状と異なるので、術者は各図柄を容易に見分けることができる。第1図柄412Aと第2図柄412Bとは弱主経線Abを基準として軸対照となる形状で形成されている。光軸Lの方向からみて、第1図柄412Aと第2図柄412Bの中間位置P1を弱主経線Abが通る。マーク部410Aの態様は、第1図柄412Aと第2図柄412Bとが接続されている。これによって、例えば、合わせる図柄に迷う事象が抑制される。リファレンスマークREFaを窪んだ箇所(中間位置P1を含む)に合わせるだけでよい。また、リファレンスマークREFaと弱主経線Abとが重なった場合でも、マーク部410Aが隠れ難い。
なお、以上の説明において例示した、マーク部10、ならびに、変容例として例示した、マーク部110A、マーク部210A、マーク部310A、およびマーク部410の形状は単なる例示であり、この形状に限るものではない。例えば、弱主経線Abを基準として非対称な形状でマーク部10を形成してもよい。また、1つのマーク部10を形成する図柄の数が、5つ以上であってもよい。
<作用および効果>
本実施形態の眼内レンズ1は、光軸Lと、光軸Lに直交する乱視軸A(例えば弱主経線Ab)とを有する光学部2と、光軸Lから離れた光学部2の周辺部に設けられ、乱視軸Aが延びる方向を呈示するマーク部10(例えば10A)と、を備えており、マーク部10は第1図柄(例えば12A)と第2図柄(例えば12B)とを含み、光軸Lの方向からみて、第1図柄(例えば12A)と第2図柄(例えば12B)の中間位置P1を乱視軸A(例えば弱主経線Ab)が通るようにマーク部10が形成されている。これによって、眼内レンズ1の眼内設置をより容易に行える。例えば、術者は、眼内レンズ1の乱視軸AとリファレンスマークREFとの位置関係を容易に把握できる。術者は、眼内レンズ1の眼内設置を、より速やかに行える。
また、本実施形態の眼内レンズ1のマーク部10は更に、第3図柄14を含んでおり、第3図柄14は、乱視軸A(例えば弱主経線Ab)と重なるように形成されている。これによって、術者は眼内レンズ1の眼内設置をより容易に行える。例えば、マーク部10とリファレンスマークREFとが重なっても、術者は眼内レンズ1の乱視軸AとリファレンスマークREFとの位置関係を容易に把握できる。
また、本実施形態の眼内レンズ1の第3図柄(例えば14)は、中間位置P1よりも光軸Lに近い位置に形成されている。これによって、光学部2から離れた位置にリファレンスマークREFが位置されていても、術者は眼内レンズ1の乱視軸AとリファレンスマークREFとの位置関係を容易に把握できる。
また、本実施形態の眼内レンズ1のマーク部210Aは更に、第1図柄212Aおよび第2図柄12Bと分離した第4図柄214Aおよび第5図柄214Bを含んでいる。第4図柄214Aおよび第5図柄214Bは、第1図柄212Aおよび第2図柄212Bよりも光軸Lに近い位置に形成されている。光軸Lの方向からみて、第4図柄214Aと第5図柄214Bの中間位置P4を乱視軸Aが通るようにマーク部210が形成されている。これによって、例えば、マーク部210とリファレンスマークREFとが重なっても、術者は眼内レンズ1の乱視軸AとリファレンスマークREFとの位置関係を容易に把握できる。
また、本実施形態の眼内レンズ1の第1図柄(例えば12A)および第2図柄(例えば12B)は円形状である。これによって、第1図柄(例えば12A)および第2図柄(例えば12B)を容易に形成できる。例えば、第1図柄12Aおよび第2図柄12Bの直径が小さくとも、回転するドリルを押し当てるだけで第1図柄12Aおよび第2図柄12Bを形成できる。
また、本実施形態の眼内レンズ1の光学部2には一対のマーク部(例えば10A,10B)が形成されており、光軸Lの方向からみて、光軸Lを基準位置として対称となる位置関係で一対のマーク部(例えば10A,10B)が形成されている。これによって、術者は複数箇所で乱視軸AとリファレンスマークREFとの位置関係を把握できる。なお、一方のマーク部と、他方のマーク部とで形状が異なっていてもよい。例えば、光軸Lを基準位置として対称となる位置に設けられる各々マーク部の形状が、光軸Lを基準位置として対称となる形状で形成されていなくてもよい。片方のマーク部は、図2に示すマーク部10Aの形状で形成し、他方のマーク部は、図5に示すマーク部600の形状で形成してもよい。これによって、例えば、術者は眼内に挿入した眼内レンズ1の向きを容易に判断できる。例えば、眼内レンズ1が光軸Lを基準位置として非対称な形状であっても、眼内に挿入した眼内レンズ1の向きを容易に判断できる。
また、本実施形態の眼内レンズ1のマーク部(例えば10A,10B)は、切削、モールディング成形、着色の少なくともいずれかによって光学部2に形成されている。また、本実施形態の眼内レンズ1のマーク部10を、光学部2の表面または内部に形成してもよい。これによって、例えば、マーク部10を光学部2の表面に形成することで、マーク部10を容易に形成できる。マーク部10を形成する表面は、後面2Bであってもよい。眼内レンズ1が複数のマーク部10を有する場合、全てのマーク部10が同一面になくともよい。例えば、一対のマーク部のうち、一方を前面2Aの表面に形成し、他方を後面2Bの表面に形成してもよい。
なお、本実施形態においては、光学部2から一対の支持部3が放射状に延びる眼内レンズ1を用いて説明したが、これに限るものではない。例えば、支持部3がプレート型の眼内レンズにも適用できる。また、眼内レンズが3つ以上の支持部を有していてもよい。また、例えば、眼内レンズが支持部を備えなくてもよい。また、本実施形態では、患者眼Eの水晶体嚢の内部に設置する眼内レンズ1を用いて説明したが、これに限るものではない。例えば、前房(角膜後面と水晶体前面の間)に設置する眼内レンズ(例えば、フェイキックIOLと呼ばれる)に適用してもよい。眼内レンズが備えるマーク部10を用いて、患者眼Eの眼内で眼内レンズを設置できればよい。
なお、本実施形態においては、光軸Lの方向からみて、弱主経線Ab上にマーク部10が形成されているが、これに限るものではない。例えば、強主経線Aa上にマーク部10を形成してもよい。また、乱視軸A(Aa,Ab)から所定方向または角度だけずらした軸上にマーク部10が形成されていてもよい。また、光軸Lと乱視軸Aとが直交しなくてもよい。光軸Lと乱視軸Aとが交差しなくてもよい。強主経線Aaと弱主経線Abとが直交しなくてもよい。眼内レンズ1が挿入された患者眼Eを観察した際に、マーク部10によって、乱視軸Aに関する軸方向を確認できればよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲及びこれと均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :眼内レンズ
2 :光学部
12A :第1図柄
12B :第2図柄
14 :第3図柄
214A :第4図柄
214B :第5図柄
10A :マーク
10B :マーク
Ab :弱主経線
L :光軸
P1 :中間位置
P4 :中間位置

Claims (3)

  1. 光軸と前記光軸に直交する乱視軸とを有する光学部と、
    前記光軸に対して点対称に前記光学部の周辺部に設けられ、前記乱視軸が延びる方向を呈示する一対のマーク部と、
    を備え、
    一対の前記マーク部はその各々において第1図柄と第2図柄とを含み、
    前記光軸の方向からみて、前記第1図柄と前記第2図柄の中間位置を前記乱視軸が通るように前記マーク部が形成されていることを特徴とする眼内レンズ。
  2. 請求項1に記載の眼内レンズであって、
    前記マーク部は更に第3図柄を含み、
    前記第3図柄は、前記乱視軸と重なるように、且つ、前記中間位置よりも前記光軸に近い位置に形成されていることを特徴とする眼内レンズ。
  3. 請求項1に記載の眼内レンズであって、
    前記マーク部は更に、前記第1図柄および前記第2図柄と分離した第4図柄および第5図柄を含み、
    前記第4図柄および第5図柄は、前記第1図柄および前記第2図柄よりも前記光軸に近い位置に形成されており、
    前記光軸の方向からみて、前記第4図柄と前記第5図柄の中間位置を前記乱視軸が通るように前記マーク部が形成されていることを特徴とする眼内レンズ。
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