JP6445625B1 - 飲料注出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料容器の開口部から装着部を取り外す際の安全性が確保され、かつ、飲料容器の形状に対する制約が少ない飲料注出装置を提供する。
【解決手段】飲料注出装置は、飲料容器から飲料を注出する飲料注出路と、飲料注出路が通過する孔部を有し、飲料容器の開口部に装着される装着部と、飲料容器内にガスを供給するガス供給路と、飲料容器外に配置され、飲料容器の内部空間との間でガスが流通可能な圧力調整室と、圧力調整室内のガスを外部に放出するガス抜き弁と、ガス抜き弁の状態を閉状態から開状態に変更する操作部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料注出装置に関する。
容器本体内の飲料をグラス等に注出する飲料注出装置が知られている。当該飲料注出装置から飲料を注出するに際しては、第1に、ガスが容器本体内に導入される。第2に、容器本体内に導入されたガスは、容器本体内の飲料を押し出し、飲料注出装置の注出口から飲料が注出される。
関連する技術として、特許文献1には、飲料ディスペンサが記載されている。特許文献1に記載の飲料ディスペンサは、飲料を収容する真空断熱容器を含むディスペンサ本体と、真空断熱容器内部の飲料を外部に注出可能な注出蓋と、ディスペンサ本体に開閉可能および取り外し可能に固定される外蓋と、真空断熱容器の内部に加圧ガスを供給する加圧ポンプと、真空断熱容器の内部の加圧ガスを外部に解放する内圧解放弁とを備える。
特許文献1に記載の飲料ディスペンサでは、外蓋を取り外すのに先立ち、内圧解放弁を操作することにより真空断熱容器の内部の加圧ガスが外部に解放される。こうして、外蓋を取り外す際の安全性が確保される。
特開2017−77908号公報
特許文献1に記載の飲料ディスペンサでは、真空断熱容器の開口部に装着される注出蓋に、飲料を取り出すためのダウンチューブと、加圧ガス通路と、内圧解放弁とが設けられている。真空断熱容器の開口部のサイズが大きい場合には、当該開口部に対応して、上述の3つの構造(ダウンチューブ、加圧ガス通路、および、内圧解放弁)を注出蓋に配置することができる。しかし、真空断熱容器の開口部のサイズが小さい場合には、これら3つの構造を注出蓋に配置することが困難である。換言すれば、特許文献1に記載の飲料ディスペンサでは、飲料を収容する真空断熱容器の形状(特に、開口部の形状)に対する制約が大きい。
そこで、本発明の目的は、飲料容器の開口部から装着部を取り外す際の安全性が確保され、かつ、飲料容器の形状に対する制約が少ない飲料注出装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
いくつかの実施形態における飲料注出装置は、飲料容器(100)から飲料を注出する飲料注出路(2a)と、前記飲料注出路(2a)が通過する孔部(31)を有し、前記飲料容器(100)の開口部(102)に装着される装着部(3)と、前記飲料容器内にガスを供給するガス供給路(5a)と、前記飲料容器外に配置され、前記飲料容器の内部空間(BS)との間でガスが流通可能な圧力調整室(SP)と、前記圧力調整室内のガスを外部に放出するガス抜き弁(6)と、前記ガス抜き弁(6)の状態を閉状態から開状態に変更する操作部(7)と、を具備する。
上述の飲料注出装置において、前記装着部(3)は、前記飲料容器から前記圧力調整室(SP)に飲料が漏出することを抑制する漏出抑制部材(33)を有していてもよい。
前記漏出抑制部材(33)は、前記飲料容器から前記圧力調整室に飲料が漏出することを抑制する逆止弁(331)、または、液体非透過性かつガス透過性の膜を含んでいてもよい。
上述の飲料注出装置は、前記圧力調整室内の圧力が閾値以上の圧力になることを防止する安全弁(81)を更に具備していてもよい。
上述の飲料注出装置において、前記装着部(3)と、前記装着部(3)に着脱自在なカバー部材(4)とによって、前記圧力調整室(SP)が形成されていてもよい。
上述の飲料注出装置は、前記ガス供給路(5a)に接続されたポンプ(83)を更に具備していてもよい。また、前記ガス供給路(5a)は、前記飲料容器(100)の前記内部空間(BS)を介して、前記圧力調整室(SP)に連通するか、あるいは、前記圧力調整室(SP)を介して、前記飲料容器(100)の前記内部空間(BS)に連通するように構成されていてもよい。
上述の飲料注出装置は、前記飲料容器(100)を収容するディスペンサ本体(9)と、前記圧力調整室(SP)の上方を覆う外蓋(10)とを更に具備していてもよい。また、前記外蓋(10)には、前記操作部(7)が設けられていてもよい。
本発明により、飲料容器の開口部から装着部を取り外す際の安全性が確保され、かつ、飲料容器の形状に対する制約が少ない飲料注出装置を提供することができる。
図1は、実施形態における飲料注出装置を模式的に示す概略断面図である。 図2は、飲料注出管と装着部との間の接続関係の一例を模式的に示す図である。 図3は、ガス供給管の配置の一例を模式的に示す図である。 図4は、実施形態における飲料注出装置の概略分解断面図である。 図5は、実施形態における飲料注出装置の概略斜視図である。 図6は、実施形態における飲料注出装置の概略平面図である。 図7は、図6におけるA−A矢視断面図である。 図8は、カバー部材を装着部から取り外した状態を示す概略断面図である。 図9は、図6におけるB−C矢視断面図である。 図10は、図6におけるB−D矢視断面図である。
以下、飲料注出装置に関して、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同じ機能を有する部材、部位については、同一の図番が付され、同一の図番が付されている部材、部位について、繰り返しの説明は省略される。
(方向の定義)
本明細書において、装着部3から、飲料容器100の内部に向かう方向を「下方向」と定義し、飲料容器100の内部から装着部3に向かう方向を「上方向」と定義する。よって、飲料容器100の内部から装着部3に向かう方向が実際には上方向に対応していない場合であっても、本明細書では、飲料容器100の内部から装着部3に向かう方向を「上方向」と呼ぶ。
(実施形態の概要)
図1乃至図3を参照して、実施形態における飲料注出装置1の概要について説明する。図1は、実施形態における飲料注出装置1を模式的に示す概略断面図である。図2は、飲料注出管2と装着部3との間の接続関係の一例を模式的に示す図である。図3は、ガス供給管5の配置の一例を模式的に示す図である。
実施形態における飲料注出装置1は、飲料注出路2aと、飲料容器100の開口部102に装着される装着部3と、ガス供給路5aと、圧力調整室SPと、ガス抜き弁6と、ガス抜き弁6の状態を閉状態から開状態に変更する操作部7とを備える。
飲料注出路2aは、飲料容器100からビール等の飲料を注出するための流路である。図1に記載の例では、飲料注出路2aは、飲料注出管2の内部流路である。飲料注出管2は、例えば、飲料容器100の底部に向けて延在するように配置される第1端部2bと、飲料注出口OPを規定する第2端部2cとを備える。図1に記載の例では、飲料注出管2は、1つの部材(管)によって構成されている。代替的に、図2に示されるように、飲料注出管2は、複数の部材(管)を連結することにより構成されていてもよい。図2に記載の例では、飲料注出管2が、第1注出管21と第2注出管22とを含む。第1注出管21は、装着部3から飲料容器100の底部に向けて延在し、第2注出管22は、装着部3から注出弁28に向けて延在する。
装着部3は、飲料容器100の開口部102に装着される。装着部3は、開口部102に係合する第1係合部38を備え、開口部102は、当該第1係合部38に係合する第2係合部108を備える。図1に記載の例では、第1係合部38は雌ねじ部であり、第2係合部108は雄ねじ部である。
装着部3は、飲料注出路2aが通過する孔部31を備える。図1に記載の例では、孔部31を通過するように飲料注出管2が配置されている。代替的に、図2に示されるように、孔部31の一部を規定する第1端部31bに第1注出管21が装着され、孔部31の他の一部を規定する第2端部31cに第2注出管22が装着されてもよい。
ガス供給路5aは、飲料容器100内にガスを供給するための流路である。図1に記載の例では、ガス供給路5aの第1端5bが飲料容器100内に配置され、ガス供給路5aの第2端5cがポンプ83に接続されている。ガス供給路5aは、例えば、ガス供給管5の内部流路である。
図1に記載の例では、ガス供給管5は、1つの部材(管)によって構成されている。代替的に、ガス供給管5は、複数の部材(管)を連結することにより構成されていてもよい。
圧力調整室SPは、飲料容器100外に配置された圧力調整室である。また、圧力調整室SPは、飲料容器100の内部空間BSとの間でガスが流通可能な空間である。図1に記載の例では、圧力調整室SPは、飲料容器100の上方に配置されている。
飲料容器100内のガスは、装着部3に設けられたガス通過孔32aを介して、圧力調整室SPに移動可能である。よって、飲料容器100の内圧が上昇すれば、圧力調整室SPの内圧も上昇する。他方、圧力調整室SPの内圧が低下すれば、飲料容器100の内圧も低下する。
ガス抜き弁6は、圧力調整室SP内のガスを外部に放出するための弁である。ガス抜き弁6の操作により圧力調整室SP内の内圧が調整されることから、ガス抜き弁は、圧力調整弁であるということもできる。
操作部7は、ガス抜き弁6の状態を閉状態から開状態に変更するための操作部である。図1に記載の例では、操作部7を下方に向けて押圧することにより、ガス抜き弁6の状態が閉状態から開状態に変更される。なお、ガス抜き弁6は、ばね等の付勢部材71によって閉方向に付勢されていることが好ましい。
飲料注出装置1の使用後に、装着部3を飲料容器100から取り外すことを想定する。飲料注出装置1の使用直後において、飲料容器100の内圧は高い。このため、飲料容器100の内圧が高い状態で、装着部3等を飲料容器100から取り外すと、装着部3等が勢いよく飛んでしまう可能性がある。また、飲料容器内の飲料が外部に吹き出して飛散する可能性がある。
これに対し、実施形態における飲料注出装置1は、操作部7およびガス抜き弁6を備える。このため、装着部3等の取り外しに先立ち、飲料容器100の内圧を下げることが可能である。より具体的には、操作部7を操作して、ガス抜き弁6の状態を閉状態から開状態に変更すればよい。ガス抜き弁6が開状態になると、圧力調整室SP内の圧力が低下し、圧力調整室SPに連通する飲料容器100の内部空間BSの圧力も低下する。よって、実施形態における飲料注出装置1では、飲料容器100の開口部102から装着部3等を安全に取り外すことが可能である。
また、実施形態における飲料注出装置1では、飲料容器100外の圧力調整室SPにガス抜き弁6が設けられている。このため、ガス抜き弁6の存在によって、飲料容器100の形状(特に、開口部102の形状)が制約されない。例えば、装着部3に装着される容器として、開口部102の断面積が小さい狭口ボトルを使用することも可能である。また、装着部3の形状を、一般に流通している飲料容器の開口部に適合する形状とすることも容易である。この場合、飲料容器100として、一般に流通している2Lボトル(例えば、2L缶)、3Lボトル(例えば、3L缶)等の飲料容器を使用することも可能である。
なお、実施形態において、圧力調整室SPの配置については、特に制限はない。ただし、圧力調整室SPと飲料容器100の内部空間BSとを結ぶ流路をできるだけ短くする観点から、圧力調整室SPは、飲料容器100の上方に配置されることが好ましい。
また、実施形態において、圧力調整室SPのサイズについては、特に制限はない。ただし、圧力調整室SPの内圧の変動および飲料容器100の内圧の変動を抑制する観点から、圧力調整室SPのサイズは、ある程度大きい方が好ましい。
飲料容器100内の大部分が飲料で占められている場合、換言すれば、飲料容器100内におけるガスの体積が小さい場合を想定する。この場合、飲料容器100内にガスを導入すると、飲料容器内の内圧が大きく変動する。その結果、飲料注出装置1からの飲料の注出が不安定になるおそれがある。これに対して、圧力調整室SPのサイズがある程度大きい場合には、当該圧力調整室SPが、飲料容器100内の内圧の変動を抑制するバッファ空間として機能する。その結果、飲料注出装置1からの飲料の注出が安定化する。
なお、圧力調整室SPの体積は、例えば、5cm以上、あるいは、10cm以上である。また、圧力調整室SPの体積は、例えば、100cm以下、あるいは、50cm以下である。
(任意付加的な構成例)
図1を参照して、第1の実施形態において採用可能な任意付加的な構成例について説明する。
(構成例1)
構成例1は、漏出抑制部材33に関する構成例である。漏出抑制部材33は、装着部3に設けられ、飲料容器100から圧力調整室SPに飲料が漏出するのを抑制する部材である。図1に記載の例では、漏出抑制部材33は、ガス通過孔32aに配置されている。漏出抑制部材33は、図1に示されるように、ガス通過孔32aを貫通するように配置されてもよいし、ガス通過孔32aの上端または下端を覆うように配置されてもよい。
飲料注出装置1の運搬中に飲料注出装置1が揺れると、飲料容器100内の飲料が、圧力調整室SPに漏出するおそれがある。また、飲料注出装置1が転倒すると、飲料容器100内の飲料が、圧力調整室SPに漏出するおそれがある。これに対し、構成例1では、装着部3に漏出抑制部材33が配置されている。このため、圧力調整室SP内への飲料の漏出が完全に防止されるか、あるいは、漏出量が低減される。
構成例1では、圧力調整室SP内への飲料の漏出が抑制されるため、圧力調整室SPの衛生状態が良好に維持される。よって、圧力調整室SPの洗浄の頻度を少なくすることが可能である。
なお、漏出抑制部材33は、図1に例示されるように、飲料容器100から圧力調整室SPに飲料が漏出することを抑制する逆止弁331であってもよい。逆止弁331は、飲料容器100の内圧と圧力調整室SPの内圧とが概ね等しい時には、閉鎖状態に維持される。このため、圧力調整室SPへの飲料の漏出が抑制される。代替的に、漏出抑制部材33は、液体非透過性かつガス透過性の膜であってもよい。当該膜は、ガス通過孔32aの上端を覆うように配置されてもよいし、ガス通過孔32aの下端を覆うように配置されてもよい。
漏出抑制部材33として逆止弁331あるいは液体非透過性の膜が採用される場合には、飲料注出装置1の構造を複雑化せることなく、飲料注出装置1に飲料の漏出抑制機能を付加することが可能である。
(構成例2)
構成例2は、安全弁81に関する構成例である。安全弁81は、圧力調整室SP内の圧力が閾値以上の圧力になることを防止する弁である。なお、圧力調整室SP内の圧力の閾値THは、飲料注出装置1の強度、飲料注出装置1の使用時の安全性等を考慮して、大気圧よりも大きな任意の値に設定される。安全弁81は、圧力調整室SP内の圧力が閾値THより小さい時には、閉鎖状態である。他方、圧力調整室SP内の圧力が閾値TH以上になると、安全弁81は、開放状態となる。
構成例2では、飲料注出装置1が安全弁81を備える。このため、圧力調整室SP内の圧力が、異常に高くなることが抑制され、飲料注出装置1の安全性が向上する。
なお、図1に記載の例では、飲料容器100外の圧力調整室SPに安全弁81が設けられている。このため、安全弁81の存在によって、飲料容器100の形状(特に、開口部102の形状)が制約されない。
(構成例3)
構成例3は、圧力調整室SPを規定するハウジング部材Hに関する構成例である。図1に記載の例では、圧力調整室SPを規定するハウジング部材Hは、装着部3と、装着部3に着脱自在なカバー部材4とを有する。換言すれば、構成例3では、カバー部材4を装着部3に取り付けることによって、カバー部材4と装着部3との間に圧力調整室SPが形成される。なお。図1に記載の例では、カバー部材4の大きさと装着部3の大きさとが概ね等しいが、カバー部材4の大きさは、装着部3の大きさよりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
構成例3では、装着部3からカバー部材4を取り外せば、圧力調整室SPを規定する装着部3の内面と、カバー部材4の内面とを容易に洗浄することが可能である。このため、圧力調整室SP内の衛生状態を良好に維持することができる。例えば、圧力調整室SP内に飲料が漏出した場合であっても、カバー部材4を装着部3から取り外して内部を洗浄することにより、漏出した当該飲料を容易に除去することが可能である。
なお、圧力調整室SPが、装着部3とカバー部材4とによって規定される場合、上述のガス抜き弁6は、カバー部材4に設けられることが好ましい。しかし、ガス抜き弁6は、装着部3に設けられても構わない。同様に、安全弁81は、カバー部材4に設けられることが好ましいが、装着部3に設けられても構わない。
なお、図1に記載の例では、ガス供給管5が装着部3とカバー部材4とに跨って配置されている。そして、カバー部材4を装着部3から取り外すと、ガス供給管5は、装着部3から引き抜かれる。また、図1に記載の例では、飲料注出管2が装着部3とカバー部材4とに跨って配置されている。そして、カバー部材4を装着部3から取り外すと、飲料注出管2は、装着部3から引き抜かれる。
(構成例4)
構成例4は、ポンプ83に関する構成例である。構成例4において、飲料注出装置1は、ガス供給路5aに接続されたポンプ83を備える。ポンプ83は、飲料容器100の内部空間BSに向けてガスを圧送する。
図1に記載の例では、ガス供給路5aは、飲料容器100の内部空間BSを介して、圧力調整室SPに連通している。この場合、ガス供給路5aを介して飲料容器100の内部空間BSに導入されるガスの一部は、圧力調整室SPに流出する。代替的に、図3に示されるように、ガス供給路5aは、圧力調整室SPを介して、飲料容器100の内部空間BSに連通していてもよい。この場合、ガス供給路5aを介して圧力調整室SPに供給されるガスが、圧力調整室SPから飲料容器100の内部に導入されることとなる。
ポンプ83の駆動は、飲料注出装置1が備えるバッテリを用いて行われてもよいし、電源コードを介して供給される電力を用いて行われてもよい。なお、構成例4では、ポンプ83が、飲料注出装置1の周囲の空気を取り込んで、取り込まれた空気を飲料容器100の内部空間BSに向けて圧送するように構成されている。
飲料注出装置1が、ガスを圧送するポンプ83を備える場合には、飲料注出装置1を、任意の場所で使用することが可能となる。例えば、飲料注出装置1は、レストランの客用テーブル上に置いて使用されてもよい。また、飲料注出装置1がバッテリを備える場合には、飲料注出装置1を、コンセント(エレクトリカル・アウトレット)のない場所で使用することが可能となる。例えば、飲料注出装置1が、屋外で使用されてもよい。
構成例4では、飲料注出装置1がガスを圧送するポンプ83を備えるが、他の実施形態あるいは他の構成例では、ポンプ83が省略されてもよい。この場合、飲料注出装置1を、ガスボンベ等の任意のガス供給源に接続すればよい。
実施形態において、上述の構成例1乃至4のうちのいずれか1個の構成例が採用されてもよい。代替的に、実施形態において、上述の構成例1乃至構成例4が、組み合わせられて採用されてもよい。例えば、実施形態において、(1)構成例1、2、(2)構成例1、3、(3)構成例1、4、(4)構成例2、3、(5)構成例2、4、(6)構成例3、4、(7)構成例1、2、3、(8)構成例1、2、4、(9)構成例1、3、4、(10)構成例2、3、4、または、(11)構成例1乃至4が採用されてもよい。
(実施形態のより詳細な説明)
図4乃至図10を参照して、実施形態における飲料注出装置1についてより詳細に説明する。図4は、実施形態における飲料注出装置1の概略分解断面図である。図5は、実施形態における飲料注出装置1の概略斜視図である。図6は、実施形態における飲料注出装置1の概略平面図である。なお、図5および図6において、ディスペンサ本体9の一部および外蓋10の記載は省略されている。図7は、図6におけるA−A矢視断面図である。図8は、カバー部材4を装着部3から取り外した状態を示す概略断面図である。図9は、図6におけるB−C矢視断面図である。図10は、図6におけるB−D矢視断面図である。
(ディスペンサ本体9および外蓋10)
図4を参照して、実施形態における飲料注出装置1は、飲料注出路2a、装着部3、ガス供給路5a、圧力調整室SP、ガス抜き弁6、および、操作部7に加えて、ディスペンサ本体9と、外蓋10とを備える。
ディスペンサ本体9は、飲料容器100を収容する外容器を含む。ディスペンサ本体9は、断熱壁91(例えば、真空断熱壁)を備え、飲料容器内の飲料の温度変化を抑制する。ディスペンサ本体9は、外容器として機能する断熱壁91に加え、外蓋10との係合部(後述の第2係合部99)、ハウジング部材Hを固定する部材(後述の固定部材94)等を含んでいてもよい。
ディスペンサ本体9は、取っ手93を備える。店員または飲料注出装置1の使用者は、取っ手93を手で持つことにより、飲料注出装置1を容易に運搬することができる。
ディスペンサ本体9は、その下部に、飲料受け部95を備えていてもよい。図4に記載の例では、飲料注出口OPからしたたり落ちる飲料は、飲料受け部95によって受け止められ、飲料が飲料受け部95の外部に流出することが抑制される。
図4に記載の例では、ディスペンサ本体9(外容器)に、直接的に、飲料が貯留されず、ディスペンサ本体9の内側に配置される飲料容器100(内容器)に飲料が貯留される。このため、一般に流通している飲料容器から、ディスペンサ本体9内に飲料を移し替える作業が不要である。換言すれば、図4に記載の例では、一般に流通している飲料容器100をそのままディスペンサ本体9に収納すればよい。代替的に、ディスペンサ本体9には、飲料注出装置1のために用意された専用の飲料容器100が収納されてもよい。図4に記載の例では、ディスペンサ本体9(外容器)に、直接的に、飲料が貯留されないため、ディスペンサ本体9の洗浄の頻度が少なくて済み、また、ディスペンサ本体9の寿命が長くなる。
外蓋10は、圧力調整室SPの上方を覆う。図4に記載の例では、外蓋10の第1係合部19が、ディスペンサ本体9の第2係合部99に係合することにより、外蓋10がディスペンサ本体9に固定される。
外蓋10には、ガス抜き弁6の状態を閉状態から開状態に変更する操作部7が設けられている。図4に記載の例では、操作部7を押圧することにより、ガス抜き弁6が開方向に移動する。こうして、圧力調整室SPおよび飲料容器100内のガスが、飲料注出装置1外に放出される。
また、図4に記載の例では、操作部7を押圧することにより、操作部7の上面と、外蓋取り外し用操作部13との間に隙間ができる。当該隙間に指を差し込んで、外蓋取り外し用操作部13を上方に引き上げることにより、外蓋10がディスペンサ本体9から取り外される。図4に記載の例では、操作部7を押圧した後(すなわち、飲料容器100内のガスが外部に放出された後)でないと、外蓋10をディスペンサ本体9から取り外すことができない。このため、外蓋10を取り外す際の安全性が確保される。また、カバー部材4(あるいは、ハウジング部材H)は、外蓋10を取り外した後でなければ、飲料容器100から取り外すことができない。よって、カバー部材4(あるいは、ハウジング部材H)を飲料容器100から取り外すときには、飲料容器100内のガスは既に外部に放出されているので、カバー部材4(あるいは、ハウジング部材H)を取り外す際の安全性も確保される。
なお、外蓋10には、広告宣伝情報等の情報を提供する表示部15が設けられていてもよい。また、図4に記載の例では、外蓋10は、ディスペンサ本体9から完全に取り外し可能であるが、代替的に、外蓋10が、ディスペンサ本体9とヒンジ結合されていてもよい。
(ガス供給管5)
図4に記載の例では、ガス供給管5は、外蓋10に配置された第1のガス供給管51と、ハウジング部材Hに配置された第2のガス供給管52とを備える。図4に記載の例では、外蓋10をディスペンサ本体9に取り付けると、第1のガス供給管51と第2のガス供給管52とが、流体連通可能に接続される。
外蓋10には、第1のガス供給管51の周囲に配置される環状のシール部材14が設けられている。そして、外蓋10をディスペンサ本体9に取り付けると、環状のシール部材14が、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)の上面に密着する。こうして、第1のガス供給管51と第2のガス供給管52との間の隙間からガスが漏出することが抑制される。なお、図4に記載の例では、第1のガス供給管51と第2のガス供給管52との間の隙間をシールするシール部材14が、外蓋10に設けられているが、当該シール部材14は、ディスペンサ本体9に設けられてもよい。
図4に記載の例では、第2のガス供給管52の先端部は、装着部3の貫通孔をとおって、飲料容器100側に露出している。また、ガス供給管5(より具体的には、第2のガス供給管52)の先端部には、逆止弁58が設けられている。
(ポンプ83の駆動)
図4に記載の例では、注出弁操作部29を操作することにより、ポンプ83の駆動が開始される。図4に記載の例では、注出弁操作部29を第1方向または第2方向に押圧することにより、ポンプ83が駆動し、飲料容器100内に、ガス(例えば、空気)が供給される。他方、注出弁操作部29を中立位置に戻すと、ポンプ83の駆動が停止する。なお、注出弁操作部29から手を離すと、注出弁操作部29が自動的に中立位置に戻るように構成されることが好ましい。
図4に記載の例では、外蓋10に、ポンプ83を駆動するスイッチ16が設けられている。注出弁操作部29を第1方向または第2方向に押圧すると、注出弁操作部29に接続された注出弁28が回動する。そして、注出弁28のカム面が、スイッチ16を押圧することにより、ポンプ83が駆動される。
なお、図4に記載の例では、注出弁操作部29と注出弁28とは別部材であり、注出弁操作部29は、注出弁28に取り付けられる。代替的に、注出弁操作部29と注出弁28とは一体に形成された一つの部材であってもよい。また、図4に記載の例では、外蓋10に、注出弁操作部29が挿通される貫通孔17が設けられている。
なお、図4に記載の例では、ポンプ83およびスイッチ16が外蓋10に設けられているが、ポンプ83およびスイッチ16は、ディスペンサ本体9に設けられてもよい。
(圧力調整室SPを規定するハウジング部材Hをディスペンサ本体9に固定する機構)
図5を参照して、圧力調整室SPを規定するハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)をディスペンサ本体9に固定する機構について説明する。
図5に記載の例では、ディスペンサ本体9は、ハウジング部材Hを固定する固定部材94を備える。固定部材94が第1位置にあるとき、ハウジング部材Hは、ディスペンサ本体9に固定される。他方、固定部材94が第2位置にあるとき、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)は、ディスペンサ本体9から取り外し可能である。図5に記載の例では、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)をディスペンサ本体9上に載置した後、固定部材94を第2位置から第1位置に移動させることにより、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)がディスペンサ本体9に固定される。他方、図5に記載の例では、固定部材94を引き上げることにより、固定部材94は、第1位置から第2位置に移動する。固定部材94が第2位置に移動されると、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)は、ディスペンサ本体9から取り外し可能となる。
(飲料注出管2)
図5に記載の例では、飲料注出管2は、液注出管23および泡注出管24を含む。図5に記載の例では、注出弁28を第1方向に移動させると、液注出管23が開放され、飲料容器100から取り出された飲料が、第1注出口OP1から注出される。他方、注出弁28を第2方向に移動させると、泡注出管24が開放され、飲料容器100から取り出された飲料が、泡の状態で、第2注出口OP2から注出される。なお、泡注出管24は、省略されてもよい。例えば、飲料が、ビールおよび発泡酒以外の飲料である場合には、泡注出管24は不要である。
(圧力調整室SPの配置)
図7に記載の例では、圧力調整室SPの第1領域AR1が、飲料容器100の開口部102の上端よりも下方、且つ、飲料容器100の肩部104よりも上方に配置されている。換言すれば、開口部102に接する装着部3の側壁(装着部側壁37)の水平方向外側に、圧力調整室SPの第1領域AR1が設けられている。当該第1領域AR1は、例えば、装着部側壁37を囲む環状の領域である。図7に記載の例では、飲料容器100をディスペンサ本体9に収容した時に、デッドスペースになる肩部104の直上の領域を、圧力調整室SPの第1領域AR1として活用している。このため、圧力調整室SPの体積を十分に確保しつつ、飲料注出装置1のサイズの増大を抑制することが可能である。
なお、図9に示されるように、ガス抜き弁6の弁体61は、第1領域AR1内に配置されることが好ましい。弁体61が、第1領域AR1に配置される場合、弁体61の上下動のストロークを十分に確保することが可能である。
また、図7に記載の例では、圧力調整室の第2領域AR2が、飲料容器100の開口部102の直上に設けられている。このため、圧力調整室SPと飲料容器100の内部空間BSとを結ぶ流路を短くすることができる。
(装着部3とカバー部材4との間の接続構造)
図7および図8に記載の例では、装着部3とカバー部材4との間に、シール部材45が配置されている。シール部材45は、例えば、環状のシール部材、すなわち、シールリングである。図8に記載の例では、シール部材45は、カバー部材4に装着されているが、代替的に、シール部材45は、装着部3に装着されていてもよい。シール部材45は、装着部3とカバー部材4との間の隙間から、ガス等が漏出するのを抑制する。
図7および図8に記載の例では、装着部3とカバー部材4との間の接続は、嵌合による接続である。図7および図8に記載の例では、カバー部材4を、装着部3に対して、上方に引き上げるだけで、カバー部材4を装着部3から取り外すことが可能である。また、カバー部材4を、装着部3に対して、下方に押し込むだけで、カバー部材4を装着部3に取り付けることが可能である。
(液注出管23)
図9に記載の例では、液注出管23は、飲料容器100の底部に向かって延在する第1管231と、第1管231に接続され、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)の一部である第2管232と、第2管232に接続された第3管233とを備える。なお、第3管233の先端には、第1注出口OP1が設けられている。
図9に記載の例では、第1管231および第3管233は、可撓管であり、第2管232は、剛体管である。注出弁28は、第3管233を押し潰すことにより、液注出管23を閉鎖する。他方、注出弁28による第3管233の押し潰しが解除されると、液注出管23は開放される。
図9に記載の例では、液注出管23(より具体的には、第2管232)が、圧力調整室SPを横切るように、換言すれば、圧力調整室SPを貫通するように配置されている。
(泡注出管24)
図10に記載の例では、泡注出管24に、泡形成器245が接続されている。泡形成器245としては、公知の泡形成器を採用することが可能である。図10に記載の例では、泡注出管24は、泡形成器245の上流側端部に接続された液移送管241と、泡形成器の下流側端部に接続された泡移送管242とを含む。なお、泡移送管242の先端には、第2注出口OP2が設けられている。
液移送管241は、飲料容器100の底部に向かって延在する第1管241aと、第1管241aに接続され、ハウジング部材H(より具体的には、カバー部材4)の一部である第2管241bとを備える。
図10に記載の例では、第1管241aおよび泡移送管242は、可撓管であり、第2管241bは、剛体管である。注出弁28は、泡移送管242を押し潰すことにより、泡注出管24を閉鎖する。他方、注出弁28による泡移送管242の押し潰しが解除されると、泡注出管24は開放される。
図10に記載の例では、泡注出管24(より具体的には、第2管241b)が、圧力調整室SPを横切るように、換言すれば、圧力調整室SPを貫通するように配置されている。
図9および図10に記載の例では、注出弁操作部を用いて注出弁28を操作することにより、液注出管23の開閉が制御され、かつ、泡注出管24の開閉が制御される。換言すれば、液注出管23の開閉制御と、泡注出管24の開閉制御とが、1つの注出弁操作部の操作により実行される。代替的に、液注出管23を開閉する専用の液注出弁が設けられ、当該液注出弁による液注出管23の開閉が、専用の第1操作部を用いて実行されるようにしてもよい。また、泡注出管24を開閉する専用の泡注出弁が設けられ、当該泡注出弁による泡注出管24の開閉が、専用の第2操作部を用いて実行されるようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、飲料が、ビールである場合の例について説明された。代替的に、実施形態における飲料は、ビール以外のアルコール飲料、任意の炭酸飲料、任意の非炭酸飲料であってもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されない。本発明の範囲内において、上述の実施形態の任意の構成要素の変形が可能である。また、上述の実施形態において任意の構成要素の追加または省略が可能である。
1 :飲料注出装置
2 :飲料注出管
2a :飲料注出路
2b :第1端部
2c :第2端部
3 :装着部
4 :カバー部材
5 :ガス供給管
5a :ガス供給路
5b :第1端
5c :第2端
6 :ガス抜き弁
7 :操作部
9 :ディスペンサ本体
10 :外蓋
13 :外蓋取り外し用操作部
14 :シール部材
15 :表示部
16 :スイッチ
17 :貫通孔
19 :第1係合部
21 :第1注出管
22 :第2注出管
23 :液注出管
24 :泡注出管
28 :注出弁
29 :注出弁操作部
31 :孔部
31b :第1端部
31c :第2端部
32a :ガス通過孔
33 :漏出抑制部材
37 :装着部側壁
38 :第1係合部
45 :シール部材
51 :第1のガス供給管
52 :第2のガス供給管
58 :逆止弁
61 :弁体
71 :付勢部材
81 :安全弁
83 :ポンプ
91 :断熱壁
93 :取っ手
94 :固定部材
95 :飲料受け部
99 :第2係合部
100 :飲料容器
102 :開口部
104 :肩部
108 :第2係合部
231 :第1管
232 :第2管
233 :第3管
241 :液移送管
241a :第1管
241b :第2管
242 :泡移送管
245 :泡形成器
331 :逆止弁
AR1 :第1領域
AR2 :第2領域
BS :内部空間
H :ハウジング部材
OP :飲料注出口
OP1 :第1注出口
OP2 :第2注出口
SP :圧力調整室


Claims (7)

  1. 飲料容器から飲料を注出する飲料注出路と、
    前記飲料注出路が通過する孔部を有し、前記飲料容器の開口部に装着される装着部と、
    前記飲料容器内にガスを供給するガス供給路と、
    前記飲料容器外に配置され、前記飲料容器の内部空間との間でガスが流通可能な圧力調整室と、
    前記圧力調整室内のガスを外部に放出するガス抜き弁と、
    前記ガス抜き弁の状態を閉状態から開状態に変更する操作部と
    を具備し、
    前記ガス抜き弁の状態が閉状態のときに前記飲料注出路を介して前記飲料容器から飲料を取り出すことが可能であり、
    前記ガス抜き弁の状態が開状態にされることによって前記圧力調整室の圧力が低下された後、前記装着部を前記飲料容器の開口部から取り外すことが可能である
    飲料注出装置。
  2. 前記装着部は、前記飲料容器から前記圧力調整室に飲料が漏出することを抑制する漏出抑制部材を有する
    請求項1に記載の飲料注出装置。
  3. 前記漏出抑制部材は、
    前記飲料容器から前記圧力調整室に飲料が漏出することを抑制する逆止弁、または、
    液体非透過性かつガス透過性の膜
    を含む
    請求項2に記載の飲料注出装置。
  4. 前記圧力調整室内の圧力が閾値以上の圧力になることを防止する安全弁を更に具備する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の飲料注出装置。
  5. 前記装着部と、前記装着部に着脱自在なカバー部材とによって、前記圧力調整室が形成されている
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の飲料注出装置。
  6. 前記ガス供給路に接続されたポンプを更に具備し、
    前記ガス供給路は、前記飲料容器の前記内部空間を介して、前記圧力調整室に連通するか、あるいは、前記圧力調整室を介して、前記飲料容器の前記内部空間に連通するように構成されている
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の飲料注出装置。
  7. 前記飲料容器を収容するディスペンサ本体と、
    前記圧力調整室の上方を覆う外蓋と
    を更に具備し、
    前記外蓋には、前記操作部が設けられている
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飲料注出装置。



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