JP6444743B2 - 自動供給装置 - Google Patents

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本発明は、組合せ計量機へ物品を供給するための自動供給装置に関する。
収穫した農作物について、複数の農作物を所定重量単位で結束して出荷することが行われている。この場合、手作業で所定重量になる組み合わせを選定することは、煩雑でありかつ時間を要し効率的ではない。このため、投入した被計量物から設定重量に近い組み合わせの被計量物を自動的に排出する組合せ計量機が各種提案されている(例えば下記特許文献1)。
特許文献1に開示された組合せ計量装置は、計量ホッパへの物品の投入は手動によるものであった。これに対し、下記特許文献2に開示された自動移送装置は、被計測物の移動を自動化したものであり、把持ハンドユニットに設けたハンドで把持された被計測物が、把持ハンドユニットの水平移動及び上下移動によって、仮置き台から被計測部へと自動的に移動する。
特開2006−214784号公報 特開2013−3103号公報
しかしながら、前記特許文献2に開示された自動移送装置の把持ハンドユニットに設けたハンドは、爪の開閉により、被計測物を把持又は開放するものであり、機構が複雑であった。また、被計測物を把持する直前では爪が開いているため、爪と被計測物を載置したトレイとの干渉や爪と隣接する被計測物との干渉を防ぐ必要があり、被計測物の配置は制約されたものとなった。このため、爪の開閉により被計測物を把持又は開放する構成は、例えば供給元の被計測物が多数の被計測物を積層した状態である場合の被計測物の受け渡しには適していなかった。
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、簡単な機構としながらも、供給元の被計測物が多数の被計測物を積層した状態であっても、被計測物の受け渡しが可能になる自動供給装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の自動供給装置は、組合せ計量機へ物品を供給するための自動供給装置であって、物品を吸着する吸着口を有する吸着器と、前記吸着器に接続された真空発生器と、前記吸着器を移動させるロボットと、前記ロボット及び前記真空発生器を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、対象物品の位置までの前記ロボットの移動、前記真空発生器の作動による対象物品の前記吸着器による吸着、及び前記吸着した対象物品の前記組合せ計量機への投入を制御することを特徴とする。
前記本発明の自動供給装置によれば、吸着器は吸着口から吸引された空気が流通する簡素な構造で足り直径方向に大きくする必要がないので、吸着器は細長に形成できる。このことにより、物品を収容したトレイの内壁面近傍やトレイの底部の物品の吸着も可能になり、トレイ内の物品を余すことなく吸着することが可能になる。さらに、吸着器には爪の開閉機構等の可動機構は不要であるため、可動部がトレイや隣接する物品と干渉することがなく、多数の物品を積層した状態であっても容易に物品を吸着することができる。
前記本発明においては、以下の各構成とすることが好ましい。物品の高さ方向の位置を検出するセンサをさらに備えており、前記制御手段は、前記センサが検出した最も高い位置にある物品の位置に、前記吸着口が到達するように前記ロボットを移動させて、前記最も高い位置にある物品を吸着する指令を出力することが好ましい。この構成によれば、吸着器に吸着する物品は、常に最高位置にある物品であるため、物品を持ち上げる際には、他の物品と干渉することがないため、組合せ計量機への物品の安定した供給が可能になる。
前記吸着器は、物品の高さ方向の伸びた吸着管を備えており、前記吸着管の先端に前記吸着口が形成されていることが好ましい。この構成によれば、トレイ内に積層した物品を吸着する場合、吸着する物品の位置は下方に下がっていくことになるが、ロボットがトレイ内に入り込むことなく物品を吸着可能であるので、ロボットとトレイとの干渉を防ぐことができる。
前記ロボットを複数備えており、前記複数のロボットが同時に稼働することが好ましい。この構成によれば、一度に設置する供給元の物品をより多くすることができ、物品の補給回数を削減できるとともに、ロボットによる時間当たりの供給量も多くなるので、作業能率が向上する。
前記吸着器は高さ方向の位置調整が可能であることが好ましい。この構成によれば、トレイ内に積層した物品を吸着する場合、より長い吸着器を用いることにより、深さの大きいトレイにも対応可能になる。
前記吸着器の先端に伸縮可能なべローズを設けていることが好ましい。この構成によれば、吸着対象の物品の吸着開始時に、べローズを物品に圧接することが可能になり、吸着が確実になる。
本発明によれば、吸着器は吸着口から吸引された空気が流通する簡素な構造で足り直径方向に大きくする必要がないので、吸着器は細長に形成できる。このことにより、物品を収容したトレイの内壁面近傍やトレイの底部の物品の吸着も可能になり、トレイ内の物品を余すことなく吸着することが可能になる。さらに、吸着器には爪の開閉機構等の可動機構は不要であるため、可動部がトレイや隣接する物品と干渉することがなく、多数の物品を積層した状態であっても容易に物品を吸着することができる。
本発明の一実施形態に係る自動供給装置を正面側から見た斜視図。 本発明の一実施形態に係る自動供給装置を正面側から見た別の斜視図。 本発明の一実施形態に係る自動供給装置を背面側から見た斜視図。 本発明の一実施形態に係る自動供給装置を背面側から見た別の斜視図。 本発明の一実施形態に係る吸着器の拡大断面図。 本発明の一実施形態に係る自動供給装置の制御を説明するブロック図。 本発明の一実施形態に係る自動供給装置の動作の過程を示すフローチャート。 本発明の一実施形態において、ロボットの現在位置を示すトレイ近傍の拡大斜視図。 図8の状態から吸着器が物品を吸着する位置に達したときのロボットの位置を示すトレイ近傍の拡大斜視図。 本発明の一実施形態において、吸着器に物品が吸着された状態を示す縦断面図。 図9の状態から物品がロボットの移動と一体に持ち上げられた状態を示す拡大斜視図。 図11の状態から物品がロボットの移動と一体に組合せ計量機側に移動した状態を示す拡大斜視図。 図12の状態から物品がロボットの移動と一体に組合せ計量機のバケット上に到達した状態を示す拡大斜視図。 図13の状態から物品がバケットに落下し組合せ計量機に投入された状態を示す拡大斜視図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る自動供給装置1を正面側から見た斜視図であり、それぞれ別の角度から見た図である。図3及び図4は図1に示した自動供給装置1を背面側から見た斜視図であり、それぞれ別の角度から見た図である。最初に、図1〜4を参照しながら、自動供給装置1の概略について説明する。自動供給装置1には、組合せ計量機2が付設されている。自動供給装置1のトレイ3に収容された物品4が自動供給装置1によって組合せ計量機2に供給される。物品4は、組合せ計量機2の計量対象物であり、本実施形態では物品は長尺物である。長尺物としては、アスパラガス、長ネギ等の長尺農作物が挙げられる。
図1において、自動供給装置1の左右方向をX軸方向、奥行方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。自動供給装置1は、フレーム5にロボット10が取り付けられており、ロボット10は、X軸方向ロボット11、Y軸方向ロボット12及びZ軸方向ロボット13で構成されている。本実施形態ではロボット10は6ユニット設けており、6つのトレイ3のそれぞれに対応している。
図4において、X軸方向ロボット11は、X軸レール14及びX軸移動体15を備えており、X軸移動体15がX軸レール14に沿ってX軸方向に移動する。Y軸方向ロボット12は、Y軸レール16及びY軸移動体17を備えており、Y軸移動体17がY軸レール16に沿ってY軸方向に移動する。Z軸方向ロボット13は、Z軸レール18及びZ軸移動体19を備えており、Z軸移動体19がZ軸レール18に沿ってZ軸方向に移動する。本実施形態では、X軸方向ロボット11、Y軸方向ロボット12及びZ軸方向ロボット13は、いずれもパルスモータの回転によりボールねじを回転駆動させてボールねじに螺合したボールナットをボールねじの軸方向に直線移動させて、ボールナットと一体のX軸移動体15、Y軸移動体17及びZ軸移動体19を直線移動させるようにしている。
図2に示したように、Z軸方向ロボット13には、物品4を吸着する吸着器6が取り付けられている。図5は吸着器6の拡大断面図を示している。吸着器6は、吸着管23の先端に吸着パッド20を設けたものであり、吸着パッド20に吸着口22が形成されている。吸着口22から空気が吸着管23内を経て吸引され、吸着口22に物品4が吸着される。吸着パッド20の先端側は、べローズ21が形成され伸縮可能になっている。この構成によれば、吸着対象の物品4の吸着開始時に、吸着パッド21を物品4に圧接することが可能になり、吸着が確実になる。図5に示した吸着器6は一例であり、この構成に限るものではなく、少なくとも吸着口22を有するものであればよい。
図2において、センサ走査用のロボット33にセンサ30が取り付けられている。センサ走査用ロボット33は、センサ移動レール32と移動体31を備えている。移動体31がセンサ移動レール32に沿ってX軸方向に移動し、これと一体にセンサ30がX軸方向(物品4を横切る方向)に走査される。センサ30は高さ計測が可能なレーザセンサである。詳細は後に説明するとおり、センサ30を走査させて、最も高い位置にある物品4の位置情報を検出する。
以上のように構成された自動供給装置1によれば、図1において、センサ30により検出された物品4が順次、組合せ計量機2のバケット35上に供給される。組合せ計量機2は、バケット35上の物品4から設定重量に最も近い製品重量となるバケットの35の組み合わせを割り出し、選択したバケット35を開くことにより、物品がベルト36上に落下し排出部37まで搬送される。
以下、本実施形態に係る自動供給装置1について、ブロック図及びフローチャートを参照しながらより具体的に説明する。図6は、本実施形態に係る自動供給装置1の制御を説明するブロック図である。前記のとおり、本実施形態に係る自動供給装置1はロボット10を6ユニット設けているが、図6のブロック図は、便宜のため2ユニット分のみに対応した図示としている。自動供給装置1の制御は、タッチパネル7(図1)により各種設定、指示が入力され、この入力情報に基づいて制御手段であるCPU(Central Processing Unit)40の指令に従い制御プログラムが実行されることにより自動供給装置1が作動する。
図6において、センサ30(図2)は、物品4上を走査させて、最も高い位置にある物品4を調べるためのものであり、最も高い位置にある物品4の電圧値がA/D(Analog to Digital)コンバータ41によりデジタル値に変換されて、CPU40に送られる。位置決めユニット42、コントローラ43及びロボット10は、吸着器6を移動対象の物品4の位置まで移動させるように作動するとともに、物品4を吸着した後の吸着器6を組合せ計量機2のバケット35上に移動させるように作動する。
また、図6において、位置決めユニット42、コントローラ43及びロボット33(図2)は、センサ30(図2)を走査させるために作動する。このように、吸着器6を移動させるロボット10と、センサ30を走査させるロボット33はそれぞれ単独に動作する。このことにより、物品4を吸着した吸着器6がロボット10により移動している間に、次工程用の物品4の検出をセンサ30で行うことができ、時間的なロスを防止することができる。
図6において、位置決めユニット42及びコントローラ43は、便宜のためCPU40とは別に図示しているが、これらはCPU40に含まれ制御手段の一部を構成している。また、位置決めユニット42及びコントローラ43は、前記のとおり、吸着器6の移動及びセンサ30の走査のためのものであるが、図6では便宜のため、位置決めユニット42及びコントローラ43は、吸着器6の移動用とセンサ30の走査用とで、それぞれ別に図示している。
さらに、図6において、I/O(Input/Output)ユニット44は、バルブ45を開く駆動信号を出力する。バルブ45が開くと、吸着器6内が真空発生器46により真空引きされ、吸着器6の吸着口22(図5)の部分には吸引力が生じ、物品4が吸着器6に吸着される。
図7は、本実施形態に係る自動供給装置1の動作の過程を示すフローチャートである。前記のとおり、本実施形態では6個の各トレイ3に対応させたロボット10を6ユニット備えている。便宜のため以下の説明は、1ユニット分のロボット10の動作を説明しながら、組合せ計量機1の動作を説明する。タッチパネル7(図1)の操作により運転が開始すると、センサーサーチ(ステップ100)が開始する。これにより、図2においてセンサ30がX軸方向(トレイ3の物品4を横切る方向)に走査される。物品4が発見されない場合は運転は終了する。物品4が発見される場合は、センサ30は物品4の高さを計測して位置最高点の位置情報(座標値)を検出する。この位置情報に係る電圧値がA/D(Analog to Digital)コンバータ41(図6)によりデジタル値に変換されて、CPU40(図6)に送られる。
一方、図6において、位置決めユニット42を介してロボット10の現在位置がCPU40へ送られる。図8はロボット10の現在位置を示すトレイ3近傍の拡大斜視図である。CPU40は、位置決めユニット42を介してロボット10を移動させる位置を指示する。この指示に基づいて、コントローラ43はパルスを出力する。ロボット10はパルス数に応じてパルスモータが回転し、図1に示したX軸方向ロボット11、Y軸方向ロボット12及びZ軸方向ロボット13が、目的地に向けて移動する(図7のステップ101)。この移動により、ロボット10に固定された吸着器6の吸着口22(図2、図5)が、物品4の位置最高点に到達する。図9は、吸着器6が物品4を吸着する位置に達したときのロボット10の位置を示すトレイ3近傍の拡大斜視図である。
この状態になると、図6において、I/Oユニット44は、バルブ45を開く駆動信号を出力する。このことにより、吸着器6内が真空発生器46により真空引きされ、吸着器6の吸着口22(図2、図5)の部分には吸引力が生じ、物品4が吸着器6に吸着される(図7のステップ102)。図10は吸着器6に物品4が吸着された状態を示す縦断面図である。図10では物品4は大きさが統一された状態で図示しているが、物品が農作物の場合、大きさにはばらつきがある。このため、最上層の部分の物品4には高低があり、厳格な精度で検出しなくても物品4の位置最高点を検出することが可能である。
図9において、吸着器6に物品4が吸着された後は、物品4は組合せ計量機2のバケット35上に運ばれる。図6において、CPU40は、位置決めユニット42にロボット10を移動させる位置を指示する。この指示に基づいて、コントローラ43はパルスを出力する。ロボット10はパルス数に応じて移動する。図11及び図12は、物品4の移動途中を示している。図11は、図9の状態から物品4はロボット10のZ軸方向の移動に伴って持ち上げられた状態を示している。図12は、図11の状態から物品4がロボット10の移動と一体に組合せ計量機2側に移動した状態を示している。
図13は、物品4が組合せ計量機2のバケット35上に到達した状態を示している。この状態では、図6において、I/Oユニット44は、バルブ45を閉じる駆動信号を出力する。このことにより、真空発生器46による真空引きが停止し、物品4が組合せ計量機2のバケット35に向けて落下する。図14は、物品4がバケット35に落下し、組合せ計量機2に投入された状態を示している(図7のステップ103)。
以後、同じ動作を繰り返して、空のバケット35に、物品4を順次投入していく。組合せ計量が実行されると、設定重量に近い組み合せの物品4がバケット35からベルト36上に落下し排出部37まで搬送される。さらに同じ動作が繰り返えされ、選択された組み合わせの物品4がべルト36上に落下し排出部37まで搬送される。
排出された物品4については、別途付設した結束機で結束作業を行ってもよいが、作業者が結束作業を行ってもよい。作業者が結束作業を行う場合であっても、組合せ計量機2への物品4の供給は自動化されるので、作業人員の削減を図ることができる。また、ロボット10を複数ユニット(本実施形態では6ユニット)設け同時に稼働させるようにすれば、一度に設置する供給元の物品4をより多くすることができ、物品4の補給回数を削減できるとともに、時間当たりの供給量も多くなるので、作業能率が向上する。
本実施形態では、吸着器6に吸着する物品4は、常に最高位置にある物品4である。このため、図11のように物品4を持ち上げる際には、他の物品4と干渉することがないため、組合せ計量機2への物品4の安定した供給が可能になる。これに対し、無作為に任意の物品4を吸着するようにした場合は、吸着した物品4の上に物品4があれば、これに吸着した物品4が引っ掛かり、吸着した物品4が落下する可能性が高くなるとともに、トレイ3内の物品4の整列状態が乱れてしまう。
図10において、物品4を組合せ計量機2へ順次供給して物品4の数が減るにつれて、吸着する物品4の位置は下方に下がっていく。吸着器6は、吸着管23を有しているので、ロボット10がトレイ3内に入り込むことなく、物品4を吸着可能である。このことにより、ロボット10とトレイ3との干渉を防ぐことができる。
また、吸着器6は吸着口22から吸引された空気が流通する簡素な構造で足り直径方向に大きくする必要がないので、吸着器6は細長に形成できる。このことにより、物品4を収容したトレイ3の内壁面近傍やトレイ3の底部の物品4の吸着も可能になり、トレイ3内の物品4を余すことなく吸着することが可能になる。さらに、吸着器6には爪の開閉機構等の可動機構は不要であるため、可動部がトレイ3や隣接する物品4と干渉することがなく、多数の物品4を積層した状態であっても容易に物品4を吸着することができる。
吸着器6は交換可能な構成としておけば、より長い吸着管23を用いることにより、深さの大きいトレイ3にも対応可能になる。また、図9に示したように、吸着管23にねじ部24を設け、吸着器6の高さ方向の位置調整ができるようにしてもよい。この構成によっても、深さの大きいトレイ3にも対応可能になる。
以上、本実施形態について説明したが、本実施形態は供給元の物品が多数の物品を積層した状態である場合に適しており、物品は長尺物に限るものではない。また、本実施形態のロボット10は、X軸、Y軸及びZ軸の各軸方向に移動可能な構成で説明したが、物品4の受け渡しができればよく、本実施形態の構成に限るものではない。
また、本実施形態では、X軸方向に走査するセンサ30を用いて物品の最も高い位置を検出する例を示したがこの構成に限るものではない。例えば、撮像センサで物品の最も高い位置を検出し、画像処理装置を用いて物品の座標を算出してもよい。
1 自動供給装置
2 組合せ計量機
3 トレイ
4 物品
6 吸着器
10 ロボット(吸着器移動用)
22 吸着口
23 吸着管
30 センサ
33 ロボット(センサ走査用)
40 CPU(制御手段)
46 真空発生器

Claims (7)

  1. 組合せ計量機へ物品を供給するための自動供給装置であって、
    トレイに収容された物品を吸着する吸着口を有する吸着器と、
    前記吸着器に接続された真空発生器と、
    前記吸着器を移動させるロボットと、
    前記ロボット及び前記真空発生器を制御する制御手段とを備え、
    物品は長尺農作物であり、
    1つの前記ロボットが移動させる前記吸着器が吸着する物品は1つであり、
    前記制御手段は、対象物品の位置までの前記ロボットの移動、前記真空発生器の作動による対象物品の前記吸着器による吸着、及び前記吸着した対象物品の前記組合せ計量機への投入を制御し、
    物品の高さ方向の位置を検出するセンサをさらに備えており、
    前記制御手段は、前記センサが検出した最も高い位置にある物品の位置に、前記吸着口が到達するように前記ロボットを移動させて、前記最も高い位置にある物品を吸着する指令を出力し、
    前記吸着器は、前記最も高い位置にある物品を吸着し、前記組合せ計量機へ供給し、
    前記指令の繰り返しにより、1つの前記トレイについて、最も高い位置にある物品が1つずつ前記組合せ計量機へ供給されることを特徴とする自動供給装置。
  2. 前記吸着器は、物品の高さ方向に伸びた吸着管を備えており、前記吸着管の先端に前記吸着口が形成されている請求項1に記載の自動供給装置。
  3. 前記ロボットを複数備えており、前記複数のロボットが同時に稼働する1又は2に記載の自動供給装置。
  4. 前記吸着器は高さ方向の位置調整が可能である請求項1からのいずれかに記載の自動供給装置。
  5. 前記吸着器は交換可能である請求項1からのいずれかに記載の自動供給装置。
  6. 前記吸着器は高さ方向の位置調整が可能である請求項1からのいずれかに記載の自動供給装置。
  7. 前記吸着器の先端に伸縮可能なべローズを設けている1からのいずれかに記載の自動供給装置。
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