JP6443980B2 - 音響式2次元分布触覚センサ - Google Patents

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Description

本発明は、導波路を伝搬する音波の音響特性を利用して荷重の分布を検出する音響式2次元分布触覚センサに関する。
特許文献1には、調査対象となる配管路に音波を入射する発音部と、入射した音波の反射波を観測するセンサ部と、センサ部にて得られた反射波信号を分析する分析部とを備える音響式配管調査システムが記載されている。この音響式配管調査システムでは、発音部がタイムストレッチドパルス音波を配管路に入射し、分析部がセンサ部で得られた反射波信号を分析して配管路状態を調査する。
特許文献2には、音波を出力するための信号の周波数を制御する信号発生部と、出力された音波を受音してハウリング現象を発生させるハウリング発生機構と、ハウリング発生機構によってハウリングを発生させて得られる定在波の周波数データと、被測定管に関する温度データを用いて、所定の関係式に基づいて被測定管の長さを計算する測定装置とを有する管長測定システムが記載されている。
特許文献3には、動的圧力波を伝達する管状手段、動的圧力波を放出する手段、動的圧力波を受け取る手段、動的圧力振動を受け取る手段等を備えたパネルの動作を制御する装置が記載されている。この発明の実施形態として、自動車の窓やドアへの指の挟み込みを防止・検出する構成が記載されている。
特許文献4には、音センサの信号に基づく、ケプストラム解析等のノイズ又は音パルスの音響解析により、患者インターフェース内、マスク若しくは呼吸導管内、又は患者呼吸器系内等の閉塞を検出する方法が記載されている。
特許文献5には、コンダクタンスの変化を検出することによって、相中の種の混合物から一つ又は複数の種を検出する検出システムが記載されている。
非特許文献1には、直線状のチューブに入力した音波を周波数分析し、その結果を高速フーリエ変換することにより、荷重が作用した位置を特定することができることが記載されている。また、この文献には、荷重の作用位置に生じる信号強度のピークの大きさとチューブの変形量との関係についても記載されている。
特開2006−275890号公報 特開2009−216585号公報 特表2010−531398号公報 特表2012−517303号公報 特表2012−519286号公報
小田嶋▲祥▼太、水野洋輔、田原麻梨江、中村健太郎、「−管の変形と応答との関係−弾性管の音響特性を利用した分布型荷重センサ(2)」、日本音響学会講演論文集、日本、日本音響学会、2014年9月、1293p
特許文献1は、管路の分岐や折損の分析に関するもので、管に作用する荷重の2次元的な位置を算出することは記載されていない。
特許文献2は、管長の測定に関するもので、管に作用する荷重の2次元的な位置を算出することは記載されていない。
特許文献3に記載の発明は、自動車の窓やドアへの指の挟み込みを検出して窓等の動作を制御することを主な目的としている。そのため、フレキシブルチューブに変形が生じたことを検出できればよく、特許文献3には変形の生じた位置を特定することは記載されていない。
特許文献4は、気管内チューブ等の閉塞の検出に関するものであり、閉塞の存在、場所、程度を検出できることは記載されているが、チューブに作用する荷重の2次元的な位置を算出することは記載されていない。
特許文献5は、試料混合物の種の検出に関するものである。圧力によるコンダクタンスの変動は上記の目的のためには「適切に回避(特許文献5の段落0033)」すべきものとされている。そのため、圧力の作用した位置を検出することは記載されていない。
非特許文献1は、導波路となるチューブが直線配置されることを前提としており、変形位置を2次元的に検出することは記載されていない。
このように、各先行技術文献に記載された発明では、音波を伝達させる導波路に変形が生じたこと、あるいは変形が生じた場所の1次元的な位置を検出することができるだけで、2次元的な位置を検出することができなかった。
そこで、本発明は、荷重が作用した位置を2次元的に検出することができる触覚センサを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するために、本発明の触覚センサは、2次元的に配置され、荷重により変形が可能で、音波を伝導する導波路と、導波路の一端付近に設けられ、導波路に音波を入力する音波入力手段と、導波路の一端付近に設けられ、導波路を伝播する音波の波形を電気信号に変換する信号取得手段と、電気信号に高速フーリエ変換を施し荷重の作用位置を2次元的に算出する解析手段とを備えることを特徴とする。
本発明の触覚センサによれば、荷重が作用した位置を2次元的に検出することができる。
触覚センサのブロック図である。 触覚センサによる荷重作用位置の検出原理を説明する図である。 図3(A)は導波路に入力する白色雑音の例を示す図、図3(B)は導波路に入力するチャープ信号の例を示す図である。 図4(A)は、白色雑音を用いる場合のDSPの構成例を示す図、図4(B)は、チャープ信号を用いる場合のDSPの構成例を示す図である。 入力波と反射波の干渉信号の例を示す図である。 マイクロホンへの入力信号をフーリエ変換して得られた、位置と信号強度の関係を示す図である。 荷重が2箇所に作用した場合の入力波と反射波の干渉信号の例を示す図である。 荷重が2箇所に作用した場合のマイクロホンへの入力信号をフーリエ変換して得られた、位置と信号強度の関係を示す図である。 導波路の変形量と応答ピークの関係を説明する図である。 図10(A)、図10(B)は、基板と導波路の形状の一例を示す図である。 図10(A)と図10(B)に示した基板と導波路の作製方法を説明する図である。 図12(A)、図12(B)は、導波路の一端と変形位置との間の距離から変形位置の2次元的な座標を得る方法を説明する図である。 図13(A)、図13(B)、図13(C)は、導波路の平面形状の例を示す図である。 図14(A)、図14(B)、図14(C)、図14(D)は、導波路の断面形状の例を示す図である。 図14(B)の導波路の作製方法を説明する図である。 図16(A)、図16(B)、図16(C)は基板を省いた触覚センサの構造を説明する図である。 図17(A)、図17(B)、図17(C)は触覚センサの応用例を説明する図である。 図18(A)、図18(B)、図18(C)は、分布荷重が作用した場合の、荷重作用位置の検出方法を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書において「音波」は、人間の可聴域の音波と超音波の両方を意味する。また導波路を構成する材料の材質について、「軟質」であるとは、触覚センサが検出しようとする荷重により音波の反射が生じるほど大きく導波路が変形することを意味し、「硬質」であるとは、反射が生じるほど大きくは変形しないことを意味する。
図1は、本発明の一実施形態である触覚センサ1のブロック図である。触覚センサ1はセンサ部10と回路部20を備えている。センサ部10は、基板11、導波路12、スピーカ13(音波入力手段の一例)、マイクロホン14(信号取得手段の一例)を備えている。回路部20は、DSP(Digital Signal Processor)21(解析手段の一例)、ディジタルアナログコンバータ(以下「D/A」という)22、送信回路23、受信回路24、アナログディジタルコンバータ(以下「A/D」という)25を備えている。
基板11は、エラストマーなどからなる板状の部材で、内部に導波路12が設けられ、たとえば、介護ロボットの手などの被装着物に装着される。基板11の平面形状は、図1では、長方形としているが、他の形状とすることもできる。基板11の材質は、音波の吸収率が小さい物質とするのが好ましい。
導波路12は、基板10の内部に設けられた管状の部分で、導波路12の内部には空気等の音波の伝搬媒体となる流体が満たされている。導波路12は、たとえば図1のX方向とY方向のように2次元的な広がりを持って基板11に配置されている。導波路12は、導波路12に荷重が作用したときに断面が変形できるように構成されている。
スピーカ13とマイクロホン14は導波路12の一端の近傍に近接して設けられている。スピーカ13とマイクロホン14を近接して導波路12の一端に設けると、回路部20とスピーカ13及びマイクロホン14との間の配線を最短にすることができる。スピーカ13は、所要の周波数特性を持つ音波を導波路12に入力することができれば、その形式は問わない。マイクロホン14も、スピーカ13により入力された音波と、その反射波の干渉信号を検出し電気信号に変換することができるものであれば、その形式は問わない。
スピーカ13とマイクロホン14の配置は図1に示した両者が近接する配置に限定されない。スピーカ13とマイクロホン14を間隔をあけて配置することができ、たとえば、スピーカ13を導波路12の一端に、マイクロホン14を他端に配置してもよい。スピーカ13とマイクロホン14を導波路の両端に配置すれば、スピーカ13とマイクロホン14の間にある僅かな距離の誤差をほぼなくすことができる。この距離の誤差は、あらかじめ取得した信号に基づいて補正をすることにより解決することができる。
DSP21は、スピーカ13に入力する音波の元となるディジタル信号を生成し、D/A22に出力する。また、DSP21は、A/D25から入力されたディジタル信号に高速フーリエ変換(以下、「FFT」という)を施して距離と信号強度の関係を求める。また、DSP21は、FFTの結果に現れる信号強度のピークの大きさと、導波路12の変形量との関係に基づいて、荷重の強度を算出する。DSP21は、解析結果を示すデータを、たとえば表示器26等の外部機器に出力する。なお、解析手段としては、DSP21の代わりに、あるいはDSP21と併用して、パーソナルコンピュータ用のCPU(Central Processing Unit)等プログラム可能な汎用のプロセッサを用いてもよい。
D/A22は、DSP21から入力されたディジタル信号をアナログ信号に変換して送信回路23に出力する。
送信回路23は、D/A22から入力されたアナログ信号を増幅してスピーカ13に送信する。送信回路23とスピーカ13との間の通信は、無線でも有線でもよい。
受信回路24は、マイクロホン14から導波路12内を伝搬する音波の波形を示すアナログ信号を受信して、これを増幅してA/D25に出力する。受信回路24とマイクロホン14との間の通信は、無線でも有線でもよい。
A/D25は、受信回路24から受信したアナログ信号をディジタル信号に変換してDSP21に出力する。
図2は、触覚センサ1による荷重作用位置の検出の原理を説明する図である。図2にその一部を図示し全体の長さがXである導波路12の、スピーカ13とマイクロホン14が設けられた一端から距離XLの位置に荷重Lが作用したとする。導波路12は荷重Lにより変形し、載荷位置で断面積が減少する。スピーカ13から入力された入力波30は、図2の左から右に進み、その一部は変形位置32で反射し反射波31となって右から左に進む。変形位置の他、入力端とは反対側の端からの反射波(図示しない)も戻って来る。入力波30と反射波31を含む反射波の干渉信号はマイクロホン14で受信され、マイクロホン14は音圧の変動を電気信号に変換する。干渉信号を受信して得た周波数特性(スペクトル)は電気回路に置き換えた場合の入力端からみた周波数特性を意味する。このスペクトルをFFT演算することによって、位置応答を得ることができる。
入力波30は、たとえば図3(A)に示すような白色雑音である。図3(A)の横軸は周波数であり、縦軸は信号強度である。入力波30の信号強度は、10kHz以下の周波数領域でほぼ一様となっている。入力波30は、周波数帯域とエネルギーが後述するピークを検出するのに十分大きければよく、白色雑音以外の雑音も用いることができる。また、周波数が時間的に変動するチャープ信号等雑音以外の音波も用いることができる。図3(B)にチャープ信号の例を示す。図3(B)の横軸は時間であり、縦軸は周波数である。チャープ信号は、時間に比例して周波数が増加または減少する信号である。たとえば1秒程度の周期で周波数が0Hzから10kHzへ直線的に増加する。周波数は、時間に比例する他、対数的に変化する。
図4(A)に入力信号として白色雑音信号を用いた場合の、DSP21の構成例を示す。DSP21は、パラメータ設定部21a、信号発生部21b、FFT演算部21i、FFT演算部21c、ピーク位置解析部21d、画像生成部21eを備えている。パラメータ設定部21aは、生成する白色雑音信号のサンプリング周波数、時間長、振幅値等のパラメータを設定する。信号発生部21bは、パラメータ設定部21aにより設定されたパラメータにしたがって白色雑音信号を発生させ、これをD/A22(図1参照)に出力する。FFT演算部21iは、A/D25(図1参照)から入力された受信信号に対してFFT演算を実行し、周波数特性を算出する。FFT演算部21cは周波数特性にFFT演算を施し、位置の関数である信号を算出する。ピーク位置解析部21dは、FFT演算部21cによる演算結果を解析し、ピーク位置を求める。画像生成部21eは、ピーク位置を視覚的に示す画像を生成し、表示器26に出力する。入力信号を白色雑音信号とし、DSP21を図4(A)のように構成すると、時間応答を短くすることができる。
FFT演算部21i、FFT演算部21cは、LPF(Low-pass filter)、HPF(High-pass filter)等の演算に不要なノイズ成分を除くためのフィルタを含んでいる。また、画像生成部21eはディジタル信号を画面に表示させるためのビデオ信号に変更するためのディジタルスキャンコンバータを含んでいる。
図4(B)に入力信号としてチャープ信号を用いた場合の、DSP21の構成例を示す。DSP21は、パラメータ設定部21f、信号発生部21g、ロックイン(Lock-in)検出器21h、FFT演算部21c、ピーク位置解析部21d、画像生成部21eを備えている。パラメータ設定部21fは、生成するチャープ信号の開始周波数、終了周波数、時間長、周波数間隔、振幅値等のパラメータを設定する。信号発生部21gは、パラメータ設定部21fにより設定されたパラメータにしたがってチャープ信号を発生させ、これをD/A22(図1参照)に出力する。また、信号発生部21gは、参照信号をロックイン検出器21hに出力する。ロックイン検出器21hは、A/D25(図1参照)と信号発生部21gから出力される参照信号を掛け算し、参照信号と等しい周波数成分の受信信号のみを検出するロックイン検出を行う。ここで、ロックイン検出器21hは、LPF(Low-pass filter)を含んでおり、掛け算した信号はLPFを通過する。参照信号と等しい成分のみLPFを通過できる。FFT演算部21c、ピーク位置解析部21d、画像生成部21eは、図4(A)の場合と同一であるから説明は省略する。入力信号をチャープ信号とし、DSP21を図4(B)のように構成すると、各周波数でロックイン検出してスペクトルを得るので、微小信号の取得や雑音に対するロバスト性が向上する。
図5に、入力波と反射波の干渉信号の周波数特性の一例を示す。図5で、横軸は周波数、縦軸は信号強度である。
マイクロホン14への入力信号の音圧をP0、変形位置32での反射係数をrとすると、周波数をf、音速をcとしてマイクロホン14の位置での音圧Pのパワースペクトル|P|2は、次の式(1)のように表せる。
Figure 0006443980
このパワースペクトルにFFTを施すことによって、変形位置32に反射係数rに比例した大きさのピークが現れる関数を得ることができる。図6に解析結果の一例を示す。図6の横軸は位置、縦軸は信号強度を示している。変形位置(X=XL)に明りょうなピークが現れていることが分かる。なお、X=X0の位置にもピークが現れているのは、導波路12の他端(マイクロホン14が設けられている端部と反対側の端部)からの反射波を検出したためである。また、X=0付近に大きな値が出ているのは、スピーカ13とマイクロホン14の周波数特性のためである。また、導波路12に複数の荷重が作用し変形位置32が複数ある場合には、それぞれの変形位置32にピークが生じる。
触覚センサ1によれば、上記に説明した原理で、荷重が複数個所に作用した場合でも、それぞれの作用位置を検出することができる。図7は荷重が2箇所に作用した場合のマイクロホン14が受信した信号の周波数特性を示す図である。図8は、この信号をFFT解析した結果を示す図である。導波路12の一端からの距離が約700mmの位置と、約900mmの位置の2箇所に明りょうなピークが現れ、これらの位置に荷重が作用していることが分かる。
ピーク位置の空間分解能Δxは、最高周波数をfとすると式(2)のように表せる。したがって、最高周波数を調節することによって、分解能を調整することができる。たとえば、最高周波数が10kHz、音速が340m/sのとき、空間分解能は17mmとなる。また、導波路の断面の大きさ(たとえば導波路の断面形状が円管の場合は内径)、長さを調節することによって導波路の総長(入力された音波を伝達することが可能な最大長)を調整することができる。
Figure 0006443980
図9は、導波路12の変形量と応答ピークの関係を説明する図である。導波路12の断面形状が円形で、荷重Lが上下から作用し断面の高さがhだけ減少した場合について考える。断面の横方向への伸びを無視できると仮定し、導波路12の変形していない位置での音響インピーダンスをZ1、変形位置32での音響インピーダンスをZ2とすると、適当な比例定数aによってそれぞれの位置における断面積S1、2で、
1=aS1、Z2=aS2と表せる。変形位置32での音圧反射係数rは次の式(3)のように断面積を用いて書くことができる。
Figure 0006443980
変形前の円の断面積から変形によって減少した部分の断面積S’を差し引けば、音波の通る部分の断面積Sは、導波路12の内径Rと変形量hを用いて次の式(4)のように与えられる。このS2を式(3)に代入すると音圧反射係数rを求めることができ、図9の変形位置32におけるピークの高さは変形量hに比例したものとなる。以上のことから、変形位置32におけるピークの高さから変形量を算出することができ、さらに、導波路12を形成する部材の剛性と変形量との関係から荷重Fの大きさを算出することができる。この荷重Fの大きさの算出は、DSP21で行ってもよいし、DSP21からピークの大きさを取得した外部機器で行ってもよい。
Figure 0006443980
図10(A)と図10(B)は、基板11と導波路12の形状の一例を示す図である。基板11は、合成ゴム等のエラストマーからなる正方形形状の板状部材である。導波路12は、基板11の厚さ方向に貫通し、両面が開口した略正方形断面の溝12aと、溝12aの開口部分を封止するフィルム15とにより管状に形成されている。フィルム15は、たとえば合成樹脂等の軟質の材料で構成されている。フィルム15は荷重が加わった際、荷重が加わった局所的な点以外に、周辺の樹脂がひっぱられてしまう。これによって、荷重位置以外の反射波が原因で位置のピーク位置に誤差が生じる可能性がある。フィルム15の導波路に接する面に予め切れ目を入れておくことでひっぱりの影響を除去することが可能である。切れ目の形状は例えば格子状である。
導波路12は、図10(A)のY方向に間隔を空けて配置されX方向に沿った4個の直線部18と、隣接する2個の直線部18の端部同士を接続する半円形の3個の円弧部19により2次元に分布する一連の管状部材として構成されている。導波路12のスピーカ13とマイクロホン14(図1参照)が配置されている一端16は、基板11の側面に達して開口しており、他端17は、基板11の内部に位置し閉塞している。
他端17は、たとえば基板11の右側の側面まで伸ばして開口させるようにしてもよいが、この例のように閉塞させた方が、スピーカ13から入力した音波が外部に漏れず、また、外部から雑音が入りにくいので有利である。また、他端17を閉塞した場合、図6で説明したように、他端17の位置にも解析結果にピークが生じる。マイクロホン14から他端17までの距離はあらかじめ分かっているので、他端17の位置に生じるピークを利用して座標算出の精度を高めることができる。
基板11とフィルム15は、軟質の材料で構成されているため、導波路12に基板11に対して略直角方向の荷重が作用すると、導波路12の断面が図10(B)の左右方向に縮むように変形し断面積が減少する。
導波路12をこのような構成とすれば、荷重が基板11のどちらの側の面から作用した場合でも、導波路12は変形することができ、DSP21により変形位置32を検出することができる。
図11は、図10(A)、(B)のような構造のセンサ部10の製造方法を説明する図である。まず、合成ゴム等の軟質の材料で長方形の基板11を作製する。次に、たとえばカッターで切り取ることにより、基板11に溝12aを設ける。そして、基板11の両面に、たとえば合成樹脂からなる薄いフィルム15を接着剤を用いて貼り付ける。なお、この例では、基板12の両面の全体にフィルム15を貼り付けているが、溝12aを設けた部分にだけ貼り付けてもよい。
上述のように、FFT解析の結果から直接得られるのは、マイクロホン14(すなわち導波路12の一端16)から、変形位置32までの距離である。そのため、何らかの方法で、この距離から変形位置32の2次元座標を求める必要がある。図12(A)と図12(B)は、あらかじめ対応表を作製しておくことにより、距離から座標を求めるようにした例である。図12(A)で基板11の左下の頂点を原点Oとして、右が正となるようにx軸を、上が正となるようにy軸を設定する。そして、導波路12の任意の位置に複数の測定点を設定する。ここでは、図12(A)のP1〜P11で示したように、11個の測定点を設定している。
メジャー等を用いて各測定点の一端16から導波路12の平面形状に沿って測った距離L、x座標、y座標を測定し、図12(B)のような表を作製しておく。表は、電子的なデータとしてDSP21に入力し、DSP21で距離Lからx、y座標を算出できるようにしておくとよい。測定点の間隔を所望の精度に応じて十分小さく設定すれば、FFT解析の結果求められたピークの位置(図2のX)にLが最も近い測定点の座標を、変形位置32の座標とすることができる。あるいは、2つの測定点の座標から補間して変形位置32の座標を求めてもよい。また、導波路12の平面形状が単純な場合には、表によらず、座標をLの関数としてDSP21で算出するようにしてもよい。
図10(A)に示した導波路12の平面形状は一例であり、他の様々な形状を採用することができる。導波路12の平面形状の例を図13(A)、図13(B)、図13(C)に示す。
図13(A)は、導波路12の平面形状を折れ線状とした例である。このようにすると、導波路12に曲線部がなく作製が容易となる。欠点としては、導波路の12の屈曲部33でも音波の反射が生じ、FFT解析の結果で屈曲部33の位置にもピークが生じることが挙げられる。しかし、屈曲部33の位置はあらかじめ分かっているので、これを変形点の座標算出に利用し、座標算出の精度を高めることもできる。
図13(B)は、導波路12の平面形状を渦巻き状とした例である。導波路12は全長にわたって湾曲しているが、図13(A)の例のように方向が不連続に変化する部分がなく、また、図13(A)の例に比べて曲げ半径が大きくなっている。そのため、他端部17と変形位置32以外での反射の影響をほとんど取り除くことができる。また、図13(A)の形状に比べて、導波路12を密に配置することができ、座標を精度よく算出することができる。
図13(C)は、導波路12の平面形状を、直角に屈曲しながら基板11の外側から中心部に向かって巻き込んでいく形状とした例である。図13(A)の場合と同様に、曲線部がなく作製が容易であることが利点である。また、図13(B)の場合と同様に、導波路12を密に配置することができる利点もある。屈曲部34で音波の反射が生じることが欠点であるが、これは、図13(A)の場合と同様に、座標算出の精度を高めるために利用しうるものである。
図10(B)に示した導波路12の断面形状は一例であり、他の様々な形状を採用することができる。導波路12の断面形状の例を図14(A)、図14(B)、図14(C)、図14(D)に示す。
図14(A)は、図10(B)と同様に、軟質の材料からなる基板11に長方形断面で上下が開口している溝12aを設けてある。溝12aの荷重Fが作用する側の開口面には、図10(B)と同様に、フィルム15を貼り付けてある。溝12aの荷重Fが作用する側と反対側の開口面には、硬質の材料からなる板状部材40を貼り付けてある。このような構成とすることによって、センサ部10に剛性を持たせることができる。荷重の作用する面が決まっている場合には、このような構成としても導波路12の断面形状は荷重によって変形することができる。
図14(B)は、導波路12の断面形状を半円形とした例である。軟質の材料からなる基板11に荷重Fの作用する側の面が開口し、他方の面は開口していない半円形断面の溝12aを設け、開口面はフィルム15で封止している。このような形状の場合、基板11を硬質の材料とし、フィルム15の変形によって導波路12の断面形状が変化するように構成してもよい。
図15は、図14(B)のような導波路12を作製する方法を説明する図である。基板11の形状に合わせた皿状の型50を用意する。次に、型50の底面に断面が半円形状の突起51を導波路12の平面形状に合わせて固定する。そして、型枠に基板11の材料、たとえばシリコン樹脂52を流し込む。シリコン樹脂が硬化したら、型50を取り外し、基板11の図15では下側となっている面にフィルム15を接着剤により貼り付ける。このような方法によれば、基板の一部を切り取って溝を形成する方法に比べて容易に導波路を形成することができる。
図14(C)は、基板11に円管42を埋設して導波路12を形成した例である。基板11に長方形断面の溝41を設け、外径が溝41の高さとほぼ等しい円管42を溝41の中に配置する。そして、軟質の充填材43を溝41と円管42の間の空間に充填して円管42を埋設する。この場合、基板11は硬質の材料としても良く、少なくとも円管12と充填材43は軟質の材料とし、円管42と充填材43が変形することにより、導波路12が変形する。基板11を硬質の材料とすれば、センサ部10に剛性を持たせることができる。
図14(D)も基板11に円管44を埋設して導波路12を形成した例である。図14(C)とは異なり、基板11に溝を設けることなく基板11の厚さより外径が僅かに小さい円管44を埋設している。この場合、基板11、円管44ともに軟質の材料で構成、荷重Lが作用したときに基板11と円管44がともに変形することにより導波路12が変形するようにする。また、荷重Fは図の上側、下側のいずれの方向から作用してもよい。このようにすれば、図15で説明したのと同じ要領で容易にセンサ部10を作製することができる。
これらの例のように、センサ部10が基板11を備え、導波路12を基板11の内部に設けるようにすれば、導波路12の平面形状を容易に保持することができる。また、センサ1の被装着物の性質や荷重の大きさに応じて、センサ部10の形状や柔軟性を容易に調整することができる。
ここまでは、導波路12が基板11の内部に設けられる構成について説明したが、図16(A)に示すように、基板11を省いて触覚センサ1を構成することもできる。所定の平面形状に加工した円管45を、被装着物53上に設置し、円管45の内部の空間を導波路12としている。円管45と被装着物53は、必要に応じて接着剤等により固定する。円管45の被装着物53と接触していない側から荷重Fが作用すると、円管45は図の上下方向につぶれるように変形し導波路12の断面積が変化する。
図16(A)のような構成とした場合、荷重Fの大きさと円管45の強度との関係によっては、円管45の変形が大きくなりすぎ導波路12が閉塞してしまうおそれがある。導波路12が閉塞すると、スピーカ13から見て閉塞した位置よりも遠い部分には音波が到達しなくなり、そのような部分では荷重Fの検出ができなくなってしまう。図16(B)は、導波路12の閉塞を防止するために変形制限部材46を設けた例である。この例では、変形制限部材46は円形断面の棒状部材で、その被装着物53側の端部(図16(B)では下端)が円管45の内面の被装着物52側の端部に当接するように、円管45の内部に配置されている。変形制限部材46の材質は硬質のものとしている。円管45の内面と変形制限部材46の間の空間が導波路12となっている。
図16(C)は、荷重Fが大きく、円管45が大きく変形した状態を示す図である。円管12は上下方向につぶれるように変形し、円管45の内面の上端と変形制限部材46の上端が当接する状態となっている。しかし、変形制限部材46は硬質の材料で構成されているため、円管45がこの状態より大きく変形することはなく、変形制限部材46の左右には導波路12となる空間が残されている。
なお、図10(A)等に示した基板11を有する構成の場合も、導波路12が荷重Fにより閉塞するおそれがある場合は、変形制限部材を設けるとよい。
触覚センサ1では、スピーカ13により導波路12に音波を入力し、マイクロホン14により入力波と反射波の干渉信号の音圧を電気信号に変換する。DSP21は、この電気信号にFFTを施すことにより解析し音波の反射する位置、すなわち荷重が作用し導波路12の断面形状が変化した位置のマイクロホン14からの距離を求める。導波路12は2次元的に配置されているので、上記の距離から荷重が作用した位置の2次元座標を求めることができる。
触覚センサの応用例として、人型の介護ロボットに適用した例について説明する。図17(A)は、触覚センサ1のセンサ部10の形状図である。介護ロボットの手の部分における荷重の分布を測定するために、人間の手の形状に合わせた形状としてある。基板11の材質は、被介護者の体に触れることがあるので柔らかいシリコン樹脂としてある。
導波路12は、基板11の親指の部分(図17(A)のa部)に設けられている。図17(B)は、a部の拡大図である。導波路12の平面形状は、波形としてあり親指の幅方向及び長さ方向のほぼ全域にわたって2次元的に分布するように配置されている。導波路12の構成は図14(B)で説明したものと同様に、基板11に荷重が作用する側が開口した半円形断面の溝を設け、開口面をフィルムで封止した構造としてある。導波路12の幅は1mm程度とし、基板11の厚さも1mm程度としてある。
スピーカ13とマイクロホン14は、導波路12の親指の付け根側の端部に設けてある。導波路12の他端は親指の先端付近に位置し閉塞されている。スピーカ13とマイクロホン14は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)プロセスにより作製されるシリコン製の超小型の静電容量型のものを採用している。
回路部20は、介護ロボットの任意の場所に配置し、有線または無線でセンサ部10と通信するように構成する。回路部20による解析結果は、たとえば表示器26等の外部装置に出力する。図17(C)は、解析結果の利用例を示す図である。液晶ディスプレイ装置等の表示器26に手の形の画像を表示し、載荷位置53をたとえば他の部分と色を変えることにより示し、リアルタイムで表示している。
この例では、センサ部10を金属をまったく使用せずシリコン樹脂により作製している。そのため、センサ部10は、介護ロボットの手に動きに追随してスムーズに変形することができる。また、被介護者の体に触れても不快感を与えたり、けがをさせたりすることがない。
ここまで、作用する領域が点とみなせる集中荷重が作用した場合について説明した。触覚センサ1によれば、たとえば、ベッドに人が寝た場合のように、作用する領域が面的に広がる分布荷重が作用した場合も作用位置を検出することができる。図18(A)、(B)、(C)は、分布荷重の検出方法を模式的に説明する図である。図18(A)に示すように、導波路12の内部に所定の間隔を空けて複数の突起61を設けておく。突起61の部分で音波の反射が生じるので、荷重が作用しない状態でも、位置と信号強度の関係は図18(B)に示すように、各突起61の位置にピーク62が生じる。図18(A)に示すように、中央付近に分布荷重Lが作用した場合の位置と信号強度との関係を図18(C)に示す。他の部分よりも大きなピーク63が現れている範囲に荷重が作用していることが分かる。
触覚センサ1の他の応用例としては、ベッドや椅子に取り付け、人がそれらを使用し始めたことや、位置や姿勢の変化を検出することを挙げることができる。その他、ドアへの物や人体の挟み込み検出、工作機の挟み検出、義手や義足の接続部の圧力分布検出、靴等における足による圧力分布の検出等にも応用することができる。用途に応じて、導波路の断面形状、導波路の断面積、導波路の長さ、入力信号の周波数等を適切に設定する。
1 触覚センサ
10 センサ部
11 基板
12 導波路
13 スピーカ(音波入力手段)
14 マイクロホン(信号取得手段)
20 回路部
21 DSP(解析手段)
22 D/A
23 送信回路
24 受信回路
25 A/D

Claims (9)

  1. 2次元的に配置され、荷重により変形が可能で、音波を伝導する導波路と、
    上記導波路の一端付近に設けられ、上記導波路に音波を入力する音波入力手段と、
    上記導波路の上記一端付近に設けられ、上記導波路を伝播する音波の波形を電気信号に変換する信号取得手段と、
    上記電気信号に高速フーリエ変換を施し上記荷重の作用位置を2次元的に算出する解析手段とを備えた音響式2次元分布触覚センサ。
  2. 基板を備え、上記導波路は上記基板内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  3. 上記基板はエラストマーからなることを特徴とする請求項2に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  4. 上記導波路は、上記基板に設けられ上記基板の一方または両方の面に開口部を有する溝と、上記開口部を封止する封止部材により形成されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  5. 上記導波路は、上記基板に埋設された管状部材により形成されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  6. 上記導波路の荷重作用位置が過度に変形し上記導波路が閉塞するのを防止する変形制限部材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  7. 上記導波路の上記音波入力手段と上記信号取得手段が設けられていない側の端部は閉塞していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  8. 上記解析手段は、上記導波路に設定した複数の測定点について、上記一端から上記測定点までの距離と2次元座標をあらかじめ対応づけて記憶した表に基づいて、上記荷重の作用位置の2次元座標を算出することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
  9. 上記解析手段は、上記高速フーリエ変換の結果に現れる信号強度のピークの大きさと、上記導波路の変形量との関係に基づいて、上記荷重の強度を算出することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の音響式2次元分布触覚センサ。
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