JP6443808B2 - マルチホップ通信システム、通信端末、マルチホップ通信方法、およびプログラム - Google Patents

マルチホップ通信システム、通信端末、マルチホップ通信方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、マルチホップ通信システム、通信端末、マルチホップ通信方法、およびプログラムに関する。より詳細には、本発明は、親ノード−子ノード間で、認証処理の後にルーティング処理が行われ、ルーティング処理の後にマルチホップ通信が行われるマルチホップ通信システム、通信端末、マルチホップ通信方法、およびプログラムに関する。
従来、通信端末間で通信する際、情報を伝送しようとする通信端末間で通信を直接行うことができない場合に、他の通信端末を通信の中継に用いることによって通信を可能にするマルチホップ通信が知られている(例えば、特許文献1参照)。マルチホップ通信の通信ルートを制御するルーティングプロトコルには、定期的に他の通信端末とルーティングパケットを交換して、最新の通信ルートを維持するプロアクティブ(Proactive)型プロトコルがある。
近年、例えば自動遠隔検針システムのように、親機または子機に設定される複数の通信端末を備えて、プロアクティブ型のマルチホップ通信を、PLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)と組み合わせたマルチホップ通信が提案されている。
子機がマルチホップのネットワークに参入する場合、親機−子機間において、PLCのプロトコルで規定されている認証処理が行われる。そして、親機に認証された子機が、このネットワークに参入できる。その後、親機に認証された子機は、ルーティングパケットの交換によって親機との間の通信ルートを構築するルーティング処理を行う。親機および子機は、ルーティング処理によって構築された通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。
国際公開第2007/020941号
しかしながら、認証処理によって子機がネットワークに参入した後、ルーティング処理によって通信ルートが構築されるまでは、親機−子機間の通信ができない状態となる。すなわち、親機−子機間の通信が開始されるまでに時間がかかっていた。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップのネットワークにおいて、できるだけ早く親機と子機との間で信号の授受を行うことができるマルチホップ通信システム、通信端末、マルチホップ通信方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明に係るマルチホップ通信システムは、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムであって、前記親機と前記親機に認証されていない未認証の子機とは、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記親機が前記未認証の子機を認証する認証処理を行い、前記認証処理の後の通信において前記仮通信ルートを構築することを特徴とする。
本発明に係る通信端末は、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記親機として用いられる通信端末であって、認証していない未認証の子機との間で、直接、または認証した認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記未認証の子機を認証する認証処理を行う認証制御部と、前記認証処理後の通信において、認証した認証済の子機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る通信端末は、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記子機として用いられる通信端末であって、前記親機に認証されていない場合、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて前記親機と通信することで、前記親機による認証処理を実行させる認証制御部と、前記認証処理後の通信において、前記親機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るマルチホップ通信方法は、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信方法であって、前記親機と前記親機に認証されていない未認証の子機とが、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記親機が前記未認証の子機を認証する認証処理を行い、前記認証処理の後の通信において前記仮通信ルートを構築することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記親機に用いられるプログラムであって、コンピュータを、認証していない未認証の子機との間で、直接、または認証した認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記未認証の子機を認証する認証処理を行う認証制御部と、前記認証処理後の通信において、認証した認証済の子機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部として機能させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記子機に用いられるプログラムであって、コンピュータを、前記親機に認証されていない場合、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて前記親機と通信することで、前記親機による認証処理を実行させる認証制御部と、前記認証処理後の通信において、前記親機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部として機能させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、できるだけ早く親機と子機との間で信号の授受を行うことができるという効果がある。
実施形態のマルチホップ通信システムの構成を示すブロック図である。 実施形態の比較例の通信動作を示す通信シーケンスである。 実施形態の通信動作を示す通信シーケンスである。 実施形態の別の通信動作を示す通信シーケンスである。 実施形態のトポロジー通知のフォーマットを示す図である。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態のマルチホップ通信システム10は、図1に示すように、1台の親機1、複数の子機2のそれぞれが、供給事業者から需要家施設に電力を供給する電力線W1に接続している。需要家施設は、戸建て住宅、事務所、店舗、集合住宅の住戸、ビルのテナントなどであり、その形態は限定されない。
そして、親機1および子機2のそれぞれは、電力線搬送通信の通信プロトコルであるG3−PLCにしたがって電力線搬送通信を行う通信端末であり、電力線W1を介して互いに電力線搬送通信を行うネットワーク(通信ネットワーク)を構成する。なお、子機2を個別に識別する場合は、子機21,22,...,2N,...の符号を用いる。
子機2は、需要家施設毎に設けられており、需要家施設のそれぞれに関する所定データを、1台の親機1へ送信する機能を有する。親機1は、需要家施設のそれぞれに関する所定データを複数の子機2から取得し、取得した所定データを、上位の管理装置へ、光ファイバ回線や、インターネット等の広域通信網などを用いて送信する機能を有する。例えば、親機1が、需要家施設のそれぞれにおける電力使用量、ガス使用量、水道使用量等の検針データを、子機2から取得することによって、遠隔検針システムを構成できる。また、親機1が、予め設定された所定の情報を子機2との間で送信、受信することによって、需要家施設のそれぞれの機器の状態を監視する遠隔監視システム、需要家施設のそれぞれの機器の状態を制御する遠隔制御システム等を構成することも可能である。
この通信ネットワークでは、通常、親機1および子機2は、プロアクティブ型のマルチホップ通信により信号を互いに送信、受信している。すなわち、本通信ネットワークでは、親機1と各子機2との間で直接または間接に通信が行われ、親機1と直接通信できない子機2は、通信可能な距離にある他の子機2が通信パケットを順次中継することで、親機1との間で通信を行うことができる。
親機1は、通信部1aと、記憶部1bと、認証制御部1cと、仮通信制御部1dと、ルーティング制御部1eと、主通信制御部1fとを備える。
通信部1aは、他の通信端末(子機2)との間で通信を行う通信インターフェイスとして機能する。
記憶部1bは、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性のメモリ、EEPROM(Electrically Erasableand Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性のメモリのいずれかからなる。そして、記憶部1bは、後述の主通信ルート情報、仮通信ルート情報を記憶している。さらに記憶部1bは、親機1を動作させるための制御プログラム等の各プログラムや、各プログラムの実行に必要な情報等も格納している。
認証制御部1cは、通信部1aを介して子機2との間で通信することによって、G3−PLCの通信プロトコルで規定されている認証処理を制御する機能を備える。認証処理とは、親機1が、自機の通信ネットワーク(通信セル)に、認証対象の子機2を参入させるか否か(参入の可否)を判定する処理である。すなわち、未認証の子機2は、親機1の通信ネットワークへの参入を許可されていない子機2であり、認証済の子機2は、認証処理によって親機1の通信ネットワークへの参入を許可された子機2である。
そして認証制御部1cは、認証処理中に親機1および子機2との間で通信するが、この認証処理において認証対象の子機2との間で構築された通信ルートを仮通信ルートとする。
仮通信制御部1dは、仮通信ルートを用いた信号の送信および受信を制御することで、仮通信ルートを用いて子機2と通信することができる。
ルーティング制御部1eは、通信部1aを介して子機2との間で通信することによって、プロアクティブ型のマルチホップ通信の通信プロトコルで規定されているルーティング処理を制御する機能を備える。ルーティング処理とは、親機1に認証された子機2が対象であり、親機1と子機2との間のマルチホップ通信に用いられる通信ルートを構築する処理である。以降、ルーティング処理によって構築されて、マルチホップ通信に用いられる通信ルートを主通信ルートと呼ぶ。
主通信制御部1fは、主通信ルートを用いたマルチホップ通信を制御することで、主通信ルートを用いたマルチホップ通信を子機2との間で行うことができる。
子機2は、通信部2aと、記憶部2bと、認証制御部2cと、仮通信制御部2dと、ルーティング制御部2eと、主通信制御部2fとを備える。
通信部2aは、他の通信端末(親機1、他の子機2)との間で通信を行う通信インターフェイスとして機能する。
記憶部2bは、ROMなどの不揮発性のメモリ、EEPROMなどの書換え可能な不揮発性のメモリのいずれかからなる。そして、記憶部2bは、主通信ルート情報、仮通信ルート情報を記憶している。さらに記憶部2bは、子機2を動作させるための制御プログラム等の各プログラムや、各プログラムの実行に必要な情報等も格納している。
認証制御部2cは、通信部2aを介して親機1および他の子機2との間で通信することによって、G3−PLCの通信プロトコルで規定されている認証処理を制御する機能を備える。そして認証制御部2cは、認証処理中に親機1および他の子機2との間で通信するが、この認証処理において親機1との間で構築された通信ルートを仮通信ルートとする。
仮通信制御部2dは、仮通信ルートを用いた信号の送信および受信を制御することで、仮通信ルートを用いて親機1や他の子機2と通信することができる。
ルーティング制御部2eは、通信部2aを介して親機1および他の子機2との間で通信することによって、プロアクティブ型のマルチホップ通信の通信プロトコルで規定されているルーティング処理を制御する機能を備える。
主通信制御部2fは、主通信ルートを用いたマルチホップ通信を制御することで、主通信ルートを用いたマルチホップ通信を親機1との間で行うことができる。
まず、本実施形態の比較例として、仮通信制御部2dを備えていない場合に行われる従来の通信シーケンスについて、図2を用いて説明する。
未認証の子機21,2Nが新たに起動した場合を想定する。未認証の子機21,2Nでは、認証制御部2cがビーコン要求201をブロードキャストして、親機1との認証処理を開始する。ビーコン要求201には、送信元となる子機2に固有の識別情報が付加されている。この固有の識別情報は、通信端末毎に予め割り付けられている固有の識別情報であり、例えばEUI(Extended Unique Identifier)−64が用いられる。
ここで、子機21は、親機1との間で直接通信することができるが、子機2Nは、親機1との間で直接通信することができない。したがって、親機1では、子機21が送信したビーコン要求201を認証制御部1cが受信可能であるが、子機2Nが送信したビーコン要求201を認証制御部1cが受信することはできない。認証制御部1cは、子機21から受信したビーコン要求201に対する応答として、ビーコン応答101をブロードキャストする。ビーコン応答101には、送信元の親機1に固有の識別情報が付加されている。
子機21の認証制御部2cは、ビーコン応答101を受信すると、通信可能な親機1の識別情報を知ることができる。そこで、子機21の認証制御部2cは、参加要求202などの認証用信号を親機1へ送信する。子機2が送信する認証用信号には、送信元の子機2の識別情報、送信先の親機1の識別情報などが付加されている。
親機1の認証制御部1cは、参加要求202などの認証用信号を子機21から受信すると、PLCに用いる秘密鍵の情報、認証完了102などの認証用信号を子機21へ送信する。子機21の認証制御部2cは、認証完了102を受信すると、親機1に認証されて、親機1の通信ネットワークへの参入を許可されたことを知ることができる(図2中の301)。親機1が送信する認証用信号には、送信元の親機1の識別情報、送信先の子機2の識別情報などが付加されている。
一方、子機2Nの認証制御部2cは、ビーコン要求201を定期的にブロードキャストしている。認証済の子機21の認証制御部2cは、子機2Nが送信したビーコン要求201を受信することができる。そこで、子機21の認証制御部2cは、子機2Nから受信したビーコン要求201に対する応答として、ビーコン応答101をブロードキャストする。ビーコン応答101には、送信元の子機21に固有の識別情報が付加されている。
子機2Nの認証制御部2cは、ビーコン応答101を受信すると、通信可能な子機21の識別情報を知ることができる。すなわち、子機2Nの認証制御部2cは、親機1に至る通信ルートは知らないが、認証済の子機21との通信は可能であることを知ることができる。そこで、子機2Nの認証制御部2cは、参加要求202などの認証用信号を子機21へ送信する。子機21の認証制御部2cは、子機2Nから受信した参加要求202などの認証用信号を親機1へ送信する中継処理を行う。すなわち、子機21は、認証処理において、親機1と子機2Nとの間の中継端末として機能することができる。
親機1の認証制御部1cは、参加要求202などの認証用信号を子機2Nから子機21を介して受信すると、PLCに用いる秘密鍵の情報、認証完了102などの認証用信号を子機21を介して子機2Nへ送信する。子機2Nの認証制御部2cは、認証完了102を受信すると、親機1に認証されて、親機1の通信ネットワークへの参入を許可されたことを知ることができる(図2中の302)。
なお、親機1−子機21間における上述のビーコン応答101、認証完了102、ビーコン要求201、参加要求202などを用いた一連の処理を、図2〜図4では認証処理A1としている。また、親機1−子機2N間における上述のビーコン応答101、認証完了102、ビーコン要求201、参加要求202などを用いた一連の処理を、図2〜図4では認証処理A2としている。
そして、親機1に認証された子機21,2Nのルーティング制御部2eは、ルーティング処理を開始する。
親機1のルーティング制御部1eは、起動後から定期的にハローパケット(Hello Packe)100をブロードキャストして、ルーティング処理を行っている。また、親機1に認証された他の子機2のルーティング制御部2eも、定期的にハローパケット100をブロードキャストして、ルーティング処理を行っている。
ハローパケット100は、自機の生存を報知するパケットであり、通信端末間の主通信ルートを構築する際に用いられるルーティングパケットとしての機能を有する。親機1が送信するハローパケット100には、送信元となる親機1の端末情報と、送信元となる親機1が直接通信可能な隣接端末(子機2)の端末情報とが付加されている。なお、通信端末(親機1、子機2)の端末情報とは、例えば、通信端末のアドレス情報、通信品質に関する情報などである。
そして、子機21,2Nのルーティング制御部2eも、定期的にハローパケット100をブロードキャストして、ルーティング処理を開始する。一般に、子機2(21,2N)が送信するハローパケット100には、自機が直接通信可能な隣接端末(子機2、親機1)の端末情報(例えば、アドレス情報、通信品質に関する情報など)が付加されている。さらに、親機1との間で主通信ルートを構築した子機2が送信するハローパケット100には、親機1までの主通信ルートを表す主通信ルート情報、およびこの主通信ルートの通信品質を表すルート品質情報がさらに付加されている。
子機21のルーティング制御部2eは、親機1がブロードキャストしたハローパケット100を受信することで、親機1との間で1ホップの主通信ルートを構築することができる。
子機2Nのルーティング制御部2eは、子機21が主通信ルートを構築した後に、子機21がブロードキャストしたハローパケット100を受信することで、子機21を介した親機1との間の2ホップの主通信ルートを構築することができる。
子機21,2Nのルーティング制御部2eが親機1との間で主通信ルートを構築した後、子機21,2Nの主通信制御部2fは、主通信ルートを用いたマルチホップ通信を親機1との間で行うことができる。
なお、上述のハローパケット100を用いた一連の処理を、図2〜図4ではルーティング処理B1としている。また、子機21,2Nは、受信したハローパケット100に付加された主通信ルート情報、ルート品質情報に基づいて、通信品質が最も良い主通信ルートを構築できる。
しかしながら、図2に示す通信シーケンスでは、親機1による子機2の認証処理が完了しても、親機1−子機2間の主通信ルートが構築されるまでは、親機1と子機2との間で通信できなかった。ルーティング処理B1において、親機1がハローパケットを送信する時間間隔、子機2がハローパケットを送信する時間間隔は、例えばそれぞれ数十分程度であり、ルーティング処理B1が完了するまでには少なくとも2〜3時間程度かかり、認証後の通信不能期間が長くなっていた。
そこで、本実施形態では、図3に示す通信シーケンスを行うことで、認証処理の後から主通信ルートが構築されるまでの期間においても、親機1と子機2との間で通信して信号の送信および受信を行うことを可能としている。
本実施形態においても、未認証の子機21,2Nが新たに起動した場合を想定しており、図2の通信シーケンスと同様に認証処理A1,A2が行われる。
そして、本実施形態の子機2の仮通信制御部2dは、認証処理において親機1および他の子機2から受信したそれぞれの信号に含まれる情報に基づいて、親機1と通信可能な仮通信ルートの情報を生成する。
子機21では、認証処理A1において、ビーコン応答101、認証用信号を親機1から受信したことで、仮通信制御部2dは、親機1との直接通信が可能であることがわかる。そこで、子機21の仮通信制御部2dは、仮通信ルート「子機21→親機1」の情報を作成し、記憶部2bに格納する(図3中の401)。以降、子機21の仮通信制御部2dは、この仮通信ルートを用いた親機1との通信が可能となる。
子機2Nでは、認証処理A2において、ビーコン応答101、認証用信号を子機21から受信したことで、仮通信制御部2dは、子機21を介した親機1との通信が可能であることがわかる。そこで、子機2Nの仮通信制御部2dは、仮通信ルート「子機2N→子機21→親機1」の情報を作成し、記憶部2bに格納する(図3中の402)。以降、子機2Nの仮通信制御部2dは、この仮通信ルートを用いた親機1との通信が可能となる。
さらに、認証済の子機21の認証制御部2cは、認証処理A2において親機1−子機2N間の通信の中継処理を行っている。したがって、子機21の仮通信制御部2dは、自機が子機2Nの仮通信ルートにおける中継端末であると認識できる。子機21の仮通信制御部2dは、例えば子機2Nに対応付けたフラグをたてることによって、子機2Nの中継端末である旨を認識することができる。このフラグの保持時間は、認証制御部2cが備えるタイマーの計時動作によって一定時間に設定されており、例えばルーティング処理B1が完了するのに十分な時間長さに設定される。
そして、認証済の子機21の仮通信制御部2dは、親機1から送信された子機2N宛の信号を受信した場合、その子機2N宛の信号を送信する中継処理を行う。また、子機21の仮通信制御部2dは、子機2Nから送信された親機1宛の信号を受信した場合、その親機1宛の信号を送信する中継処理を行う。
なお、本実施形態では、親機1と子機21とは、1ホップでの通信(直接通信)が可能である。しかし、親機1と子機21とが複数ホップでの通信(すなわち、他の子機2を中継しての通信)を行う場合も考えられる。この場合、子機2Nは親機1−子機21間の通信ルートを知らないので、子機2Nの仮通信制御部2dは、上記同様に、仮通信ルート「子機2N→子機21→親機1」の情報を作成する。さらに、親機1−子機21間の仮通信ルートに存在する他の子機2は、親機1との間で主通信ルートを構築していなければ、子機21と同様に、親機1−子機2N間の通信の中継端末として動作する。また、親機1−子機21間の仮通信ルートに存在する他の子機2は、既に親機1との間でルーティング処理を実行して主通信ルートを構築していれば、主通信ルートを用いて親機1との間で通信を行う中継端末として動作する。
一方、親機1の仮通信制御部1dは、認証処理において、子機2から受信したそれぞれの信号に含まれる情報に基づいて、子機2との仮通信ルートの情報を生成する。
例えば、親機1の仮通信制御部1dは、認証処理A1において、ビーコン要求201、認証用信号を子機21から受信したことで、仮通信制御部1dは、子機21との直接通信が可能であることがわかる。そこで、親機1の仮通信制御部1dは、仮通信ルート「親機1→子機21」の情報を作成し、記憶部1bに格納する(図3中の403)。以降、親機1の仮通信制御部1dは、仮通信ルートを用いた子機21との通信が可能となる。
さらに、親機1の仮通信制御部1dは、認証処理A2において、子機2Nが送信した認証用信号を子機21を介して受信したことで、仮通信制御部1dは、子機21を介した子機2Nとの通信が可能であることがわかる。そこで、親機1の仮通信制御部1dは、仮通信ルート「親機1→子機21→子機2N」の情報を作成し、記憶部1bに格納する(図3中の404)。以降、親機1の仮通信制御部1dは、仮通信ルートを用いた子機2Nとの通信が可能となる。
そして、親機1、子機21,2Nにおいて仮通信ルートの登録が完了すると、以降、ルーティング処理による主通信ルートが構築されるまで、親機1−子機21,2N間では、仮通信ルートを用いた通信が行われる(図3中の仮通信処理C1)。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うことで構築されるマルチホップネットワークにおいて、できるだけ早く親機1と子機2との間で信号の授受を行うことができる。
例えば、親機1の仮通信制御部1dは、検針データの取得要求などの通信信号501を子機21宛に送信する場合、送信先である子機21の識別情報および送信元である親機1の識別情報を、通信信号501に付加する。子機21の仮通信制御部2dは、通信信号501に付加された送信先の識別情報に基づいて自機宛の信号であると判断して、通信信号501の受信処理を行う。
また、親機1の仮通信制御部1dは、検針データの取得要求などの通信信号502を子機2N宛に送信する場合、送信先である子機2Nの識別情報および送信元である親機1の識別情報を、通信信号502に付加する。子機21の仮通信制御部2dは、通信信号502に付加された送信先の識別情報に基づいて、自機が中継端末となっている子機2N宛の信号であると判断し、通信信号502を送信する中継処理を行う。子機2Nの仮通信制御部2dは、通信信号502に付加された送信先の識別情報に基づいて自機宛の信号であると判断して、通信信号502の受信処理を行う。
また、子機21の仮通信制御部2dは、検針データなどを含む通信信号503を親機1宛に送信する場合、送信先である親機1の識別情報および送信元である子機21の識別情報を、通信信号503に付加する。親機1の仮通信制御部1dは、通信信号503に付加された送信先の識別情報に基づいて自機宛の信号であると判断して、通信信号503の受信処理を行う。
また、子機2Nの仮通信制御部2dは、検針データなどを含む通信信号504を親機1宛に送信する場合、送信先である親機1の識別情報および送信元である子機2Nの識別情報を、通信信号504に付加する。子機21の仮通信制御部2dは、通信信号504に付加された送信元の識別情報に基づいて、自機が中継端末となっている子機2Nからの信号であると判断し、通信信号504を送信する中継処理を行う。親機1の仮通信制御部1dは、通信信号504に付加された送信先の識別情報に基づいて自機宛の信号であると判断して、通信信号504の受信処理を行う。
さらに、認証済の子機21,2Nでは図4に示すように、仮通信制御部2dが、仮トポロジー通知601を送信することが好ましい。仮通信制御部2dは、主通信ルートが構築されるまで、仮トポロジー通知601を定期的に送信する。また、後述のように、主通信ルートを構築した子機2では、主通信制御部2fが、仮トポロジー通知601と同様の機能を備える主トポロジー通知を定期的に送信する。
子機21が送信した仮トポロジー通知601は、親機1が直接受信する。そして、親機1の仮通信制御部1dは、仮トポロジー通知601の送信元の子機21から親機1に至る仮通信ルートを把握することができる。
子機2Nが仮トポロジー通知601を送信すると、子機2Nの中継端末である子機21が仮トポロジー通知601を中継する。具体的に、中継端末となる子機21は、子機2Nから受け取った仮トポロジー通知601に自機の識別情報を付加して送信する中継処理を行う。また、親機1と子機21とが複数ホップで通信している場合、この親機1と子機21との間に存在する他の子機2(中継端末)も、受け取った仮トポロジー通知601に自機の識別情報を付加して送信する中継処理を行う。つまり、仮トポロジー通知601には、中継端末の識別情報が順次格納される。そして、親機1の仮通信制御部1dは、仮トポロジー通知601を受信すると、仮トポロジー通知601の送信元の子機2Nから親機1に至る仮通信ルートを構成する全ての中継端末を把握することができる。
例えば、親機1との間で主通信ルートを構築している子機2が仮通信ルートに含まれている場合、この子機2と親機1との間の通信ルートが変更される場合がある。しかしながら、子機2のそれぞれから親機1へ仮トポロジー通知601が定期的に送信されることによって、親機1の仮通信制御部1dは、子機2のそれぞれとの間で構築される現状の仮通信ルート(最適な仮通信ルート)を知ることができる。親機1の仮通信制御部1dは、仮トポロジー通知601に基づく現状の仮通信ルートの情報を記憶部1bに格納することで、仮トポロジー通知601の送信元の子機2に対応する仮通信ルートを更新する。
さらに、主通信ルートを構築した子機2では、主通信制御部2fが、主トポロジー通知を定期的に送信することが好ましい。すなわち、主通信制御部2fは、主通信ルートが構築された後の通常のルーティング処理においても、子機2の現在の主通信ルートの情報を親機1に通知するために、主トポロジー通知を定期的に送信する。
なお、主トポロジー通知、仮トポロジー通知を区別しない場合、単にトポロジー通知と称す。
図5は、トポロジー通知(仮トポロジー通知、主トポロジー通知)のフォーマットの一例を示す。トポロジー通知は、「メッセージタイプ」、「初期フラグ」、「端末種別」、「シーケンス番号」、「サブメッセージ」の各フィールドを備えて構成される。
「メッセージタイプ」は、トポロジー通知であることを示すコードが格納されるフィールドである。「初期フラグ」は、仮通信制御部2dが送信した仮トポロジー通知であるか、あるいは主通信制御部2fが送信した主トポロジー通知であるかを示すフィールドである。「端末種別」は、送信元の通信端末の種別コード(親機または子機)が設定される。「シーケンス番号」は、今回のトポロジー通知に割り当てられたシーケンス番号が設定される。「サブメッセージ」は、送信されるサブメッセージが格納されるフィールドである。
さらに、「サブメッセージ」は、「サブメッセージタイプ」、「個数」、「送信元アドレス」、「1ホップ目アドレス」、「2ホップ目アドレス」、「親機アドレス」の各フィールドで構成される。
「サブメッセージタイプ」は、トポロジー通知に含める情報の種類を示すコードが格納されるフィールドである。「個数」は、「サブメッセージ」の1つのフィールドに格納される通信端末(子機2、親機1)のアドレス情報の個数が格納されるフィールドである。なお、「個数」フィールドの代わりに、サブメッセージのデータ長が格納されるフィールドであってもよい。「送信元アドレス」は、トポロジー通知の送信元となる子機2の識別情報が格納されるフィールドである。「1ホップ目アドレス」、「2ホップ目アドレス」は、トポロジー通知を中継した子機2が自機の識別情報を格納するフィールドであり、トポロジー通知を中継する子機2(中継端末)毎にフィールドが用意されている。「親機アドレス」は、トポロジー通知を受信する親機1の識別情報が格納されるフィールドである。
なお、「サブメッセージ」は、上述のように通信ルートに関する情報を含むものに限らない。例えば「サブメッセージ」は、トポロジー通知を行う子機2(トポロジー通知を送信する子機2だけでなく、トポロジー通知を中継する子機2が含まれてもよい)が検知している隣接端末に関する情報を含むもの等であってもよい。
また、親機1の仮通信制御部1dは、仮トポロジー通知で通知された仮通信ルートの情報を、この仮トポロジー通知の送信元である子機2へ送信してもよい。この場合、子機2の仮通信制御部2dは、仮トポロジー通知に基づく現状の仮通信ルートの情報を記憶部2bに格納する。したがって、子機2の仮通信制御部2dも、自機から親機1に至る仮通信ルートを構成する全ての中継端末を把握することができる。
また、認証済の子機2の仮通信制御部2dは、自機が他の子機2の仮通信ルートにおける中継端末である場合、以下の動作を行う。
まず、親機1の仮通信制御部1dが、配下の子機2に対して、ファームウェアの更新情報などを含むブロードキャスト信号をブロードキャストしたとする。この場合、他の子機2の中継端末である子機2の仮通信制御部2dは、受信したブロードキャスト信号をさらにブロードキャストする。したがって、中継端末である子機2の仮通信制御部2dは、自機の後段に存在する他の子機2に対して、親機1が発したブロードキャスト信号を中継することができる。したがって、親機1の通信ネットワークに参入している子機2は、親機1が発したブロードキャスト信号を直接、または中継端末を介して受信することができる。また、中継端末でない子機2の仮通信制御部2dは、親機1が発したブロードキャスト信号を受信しても、このブロードキャスト信号の中継処理を行わない。
また、子機2の仮通信制御部2dは、仮トポロジー通知を中継した場合も、自機が他の子機2の仮通信ルートにおける中継端末であると認識して、以降、この他の子機2と親機1との間の通信を中継することが好ましい。
また、親機1は、停電などによる電源断によって停止した後に再起動した場合、不揮発性の記憶部1bには、電源断前の主通信ルートの情報が保持されていることがある。この場合、親機1の認証制御部1c、仮通信制御部1d、ルーティング制御部1eは動作せずに、主通信制御部1fが、記憶部1bに保持されている主通信ルートを用いて、子機2と通信を行う。
また、親機1は、停電などによる電源断によって停止した後に再起動した場合、不揮発性の記憶部1bには、電源断前の仮通信ルートの情報のみが保持されていることがある。この場合、親機1の認証制御部1cは動作せずに、仮通信制御部1dが、記憶部1bに保持されている仮通信ルートを用いて、子機2と通信を行う。
また、子機2は、停電などによる電源断によって停止した後に再起動した場合、不揮発性の記憶部2bには、電源断前の主通信ルートの情報が保持されていることがある。この場合、子機2の認証制御部2c、仮通信制御部2d、ルーティング制御部2eは動作せずに、主通信制御部2fが、記憶部2bに保持されている主通信ルートを用いて、親機1と通信を行う。
また、子機2は、停電などによる電源断によって停止した後に再起動した場合、不揮発性の記憶部2bには、電源断前の仮通信ルートの情報のみが保持されていることがある。この場合、子機2の認証制御部2cは動作せずに、仮通信制御部2dが、記憶部2bに保持されている仮通信ルートを用いて、親機1と通信を行う。
したがって、親機1および子機2は、停電などによる電源断によって停止した後、再起動時に不要な動作を行わないので、再起動後の通信をより早く再開することができる。
上述のマルチホップ通信システム10は、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。そして、親機1と親機1に認証されていない未認証の子機2とは、直接、または親機1に認証された認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて通信することで、親機1が未認証の子機2を認証する認証処理を行い、認証処理の後の通信において仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、親機1,子機2は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、できるだけ早く親機1と子機2との間で信号の授受を行うことができる。
また、親機1および親機1に認証された認証済の子機2は、認証処理の後から主通信ルートが構築されるまでの期間に通信する場合、仮通信ルートを用いて互いに信号を授受することが好ましい。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、以降、ルーティング処理による主通信ルートが構築されるまで、親機1、子機2は、仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。
また、親機1に認証された認証済の子機2は、仮通信ルートに関する情報を含む仮トポロジー通知を親機1へ送信することが好ましい。
この場合、親機1は、仮トポロジー通知の送信元の子機2から親機1に至る仮通信ルートを容易に把握することができる。
また、親機1に認証された認証済の子機2は、仮トポロジー通知を受信すると、仮トポロジー通知に自機の識別情報をさらに付加して送信することが好ましい。
この場合、親機1は、仮トポロジー通知の送信元の子機2から親機1に至る仮通信ルートを構成する全ての中継端末を把握することができる。
また、未認証の子機2が認証処理のために親機1へ送信した認証用信号を受信した認証済の子機2は、認証用信号を中継した後に親機1からブロードキャストされたブロードキャスト信号を受信すると、ブロードキャスト信号をブロードキャストすることが好ましい。
この場合、親機1の通信ネットワークに参入している子機2は、親機1が発したブロードキャスト信号を直接、または中継端末を介して受信することができる。さらに、ブロードキャスト信号の不要な転送を抑制することができる。
また認証済の子機2は、仮トポロジー通知を中継した後に親機1からブロードキャストされたブロードキャスト信号を受信すると、ブロードキャスト信号をブロードキャストすることが好ましい。
この場合、親機1の通信ネットワークに参入している子機2は、親機1が発したブロードキャスト信号を直接、または中継端末を介して受信することができる。さらに、ブロードキャスト信号の不要な転送を抑制することができる。
また、親機1および子機2は、主通信ルートおよび仮通信ルートの情報を記憶する不揮発性の記憶部1b,2bを備えることが好ましい。
この場合、親機1および子機2は、停電などによる電源断によって停止した後、再起動後の通信をより早く再開することができる。
また、親機1および親機1に認証された認証済の子機2は、自機の生存を報知するハローパケットを定期的に送信し、受信したハローパケットに基づいてルーティング処理を行うことが好ましい。
この場合、ルーティング処理を従来と同様に行うことができる。
上述の親機1は、マルチホップ通信システム10の親機として用いられる通信端末である。マルチホップ通信システム10では、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。
親機1は、認証制御部1cと、仮通信制御部1dとを備える。認証制御部1cは、認証していない未認証の子機2との間で、直接、または認証した認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて通信することで、未認証の子機2を認証する認証処理を行う。仮通信制御部1dは、認証処理後の通信において、認証した認証済の子機2との間に仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、親機1は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、親機1は、できるだけ早く子機2との間で信号の授受を行うことができる。
上述の子機2は、マルチホップ通信システム10の子機として用いられる通信端末である。マルチホップ通信システム10では、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。
子機2は、認証制御部2cと、仮通信制御部2dとを備える。認証制御部2cは、親機1に認証されていない場合、直接、または親機1に認証された認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて親機1と通信することで、親機1による認証処理を実行させる。仮通信制御部2dは、認証処理後の通信において、親機1との間に仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、子機2は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、子機2は、できるだけ早く親機1との間で信号の授受を行うことができる。
上述のマルチホップ通信方法は、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。そして、親機1と親機1に認証されていない未認証の子機2とが、直接、または親機1に認証された認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて通信することで、親機1が未認証の子機2を認証する認証処理を行い、認証処理の後の通信において仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、親機1,子機2は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、できるだけ早く親機1と子機2との間で信号の授受を行うことができる。
また、親機1は、コンピュータを搭載しており、このコンピュータがプログラムを実行することによって、上述の親機1の各機能が実現されている。コンピュータは、プログラムを実行するプロセッサを備えたデバイスと、他の装置との間でデータを授受するためのインターフェイス用のデバイスと、データを記憶するための記憶用のデバイスとを主な構成要素として備える。プロセッサを備えたデバイスは、半導体メモリと別体であるCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)のほか、半導体メモリを一体に備えるマイコンのいずれであってもよい。記憶用のデバイスは、半導体メモリのようにアクセス時間が短い記憶装置と、ハードディスク装置のような大容量の記憶装置とが併用される。
プログラムの提供形態としては、コンピュータに読み取り可能なROM(Read Only Memory)、光ディスク等の記録媒体に予め格納されている形態、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給される形態等がある。
上述のプログラムは、マルチホップ通信システム10の親機1に用いられる。マルチホップ通信システム10では、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。
このプログラムは、コンピュータを、認証制御部1cと、仮通信制御部1dとして機能させる。認証制御部1cは、認証していない未認証の子機2との間で、直接、または認証した認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて通信することで、未認証の子機2を認証する認証処理を行う。仮通信制御部1dは、認証処理後の通信において、認証した認証済の子機2との間に仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、親機1は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、親機1は、できるだけ早く子機2との間で信号の授受を行うことができる。
また、子機2は、コンピュータを搭載しており、このコンピュータがプログラムを実行することによって、上述の子機2の各機能が実現されている。コンピュータは、プログラムを実行するプロセッサを備えたデバイスと、他の装置との間でデータを授受するためのインターフェイス用のデバイスと、データを記憶するための記憶用のデバイスとを主な構成要素として備える。プロセッサを備えたデバイスは、半導体メモリと別体であるCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)のほか、半導体メモリを一体に備えるマイコンのいずれであってもよい。記憶用のデバイスは、半導体メモリのようにアクセス時間が短い記憶装置と、ハードディスク装置のような大容量の記憶装置とが併用される。
プログラムの提供形態としては、コンピュータに読み取り可能なROM(Read Only Memory)、光ディスク等の記録媒体に予め格納されている形態、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給される形態等がある。
上述のプログラムは、マルチホップ通信システム10の子機2に用いられる。マルチホップ通信システム10では、複数の子機2のうち親機1に認証された子機2が、親機1との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、ルーティング処理の後、親機1との間で主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行う。
このプログラムは、コンピュータを、認証制御部2cと、仮通信制御部2dとして機能させる。認証制御部2cは、親機に認証されていない場合、直接、または親機1に認証された認証済の子機2を介した仮通信ルートを用いて親機1と通信することで、親機1による認証処理を実行させる。仮通信制御部2dは、認証処理後の通信において、親機1との間に仮通信ルートを構築する。
この場合、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、ルーティング処理による主通信ルートが構築されていなくても、子機2は仮通信ルートを用いた通信を行うことができる。したがって、認証処理とルーティング処理とを行うマルチホップネットワークにおいて、子機2は、できるだけ早く親機1との間で信号の授受を行うことができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、親機1−子機2間の仮通信ルートが構築されると、以降、ルーティング処理による主通信ルートが構築されるまで、親機1、子機2は、認証処理時に構築された仮通信ルートを用いた通信を行うことが要旨である。つまり、親機−子機2間で行われる仮通信ルートを用いた具体的な通信方法は、上述の内容に限定されない。
1 親機
1a 通信部
1b 記憶部
1c 認証制御部
1d 仮通信制御部
1e ルーティング制御部
1f 主通信制御部
2(21,...,2N) 子機
2a 通信部
2b 記憶部
2c 認証制御部
2d 仮通信制御部
2e ルーティング制御部
2f 主通信制御部
10 マルチホップ通信システム
W1 電力線

Claims (13)

  1. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムであって、
    前記親機と前記親機に認証されていない未認証の子機とは、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記親機が前記未認証の子機を認証する認証処理を行い、前記認証処理の後の通信において前記仮通信ルートを構築する
    ことを特徴とするマルチホップ通信システム。
  2. 前記親機および前記親機に認証された認証済の子機は、前記認証処理の後から前記主通信ルートが構築されるまでの期間に通信する場合、前記仮通信ルートを用いて互いに信号を授受することを特徴とする請求項1記載のマルチホップ通信システム。
  3. 前記親機に認証された認証済の子機は、前記仮通信ルートに関する情報を含む仮トポロジー通知を前記親機へ送信することを特徴とする請求項1または2記載のマルチホップ通信システム。
  4. 前記親機に認証された認証済の子機は、前記仮トポロジー通知を受信すると、前記仮トポロジー通知に自機の識別情報をさらに付加して送信することを特徴とする請求項3記載のマルチホップ通信システム。
  5. 前記未認証の子機が前記認証処理のために前記親機へ送信した認証用信号を受信した前記認証済の子機は、前記認証用信号を中継した後に前記親機からブロードキャストされたブロードキャスト信号を受信すると、前記ブロードキャスト信号をブロードキャストすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマルチホップ通信システム。
  6. 前記認証済の子機は、前記仮トポロジー通知を中継した後に前記親機からブロードキャストされたブロードキャスト信号を受信すると、前記ブロードキャスト信号をブロードキャストすることを特徴とする請求項3または4記載のマルチホップ通信システム。
  7. 前記親機および前記子機は、前記主通信ルートおよび前記仮通信ルートの情報を記憶する不揮発性の記憶部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のマルチホップ通信システム。
  8. 前記親機および前記親機に認証された認証済の子機は、自機の生存を報知するハローパケットを定期的に送信し、受信したハローパケットに基づいて前記ルーティング処理を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のマルチホップ通信システム。
  9. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記親機として用いられる通信端末であって、
    認証していない未認証の子機との間で、直接、または認証した認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記未認証の子機を認証する認証処理を行う認証制御部と、
    前記認証処理後の通信において、認証した認証済の子機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  10. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記子機として用いられる通信端末であって、
    前記親機に認証されていない場合、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて前記親機と通信することで、前記親機による認証処理を実行させる認証制御部と、
    前記認証処理後の通信において、前記親機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  11. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信方法であって、
    前記親機と前記親機に認証されていない未認証の子機とが、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記親機が前記未認証の子機を認証する認証処理を行い、前記認証処理の後の通信において前記仮通信ルートを構築する
    ことを特徴とするマルチホップ通信方法。
  12. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記親機に用いられるプログラムであって、
    コンピュータを、
    認証していない未認証の子機との間で、直接、または認証した認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて通信することで、前記未認証の子機を認証する認証処理を行う認証制御部と、
    前記認証処理後の通信において、認証した認証済の子機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 複数の子機のうち親機に認証された子機が、前記親機との間のマルチホップ通信で用いる主通信ルートを構築するルーティング処理を行い、前記ルーティング処理の後、前記親機との間で前記主通信ルートを用いてマルチホップ通信を行うマルチホップ通信システムの前記子機に用いられるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記親機に認証されていない場合、直接、または前記親機に認証された認証済の子機を介した仮通信ルートを用いて前記親機と通信することで、前記親機による認証処理を実行させる認証制御部と、
    前記認証処理後の通信において、前記親機との間に前記仮通信ルートを構築する仮通信制御部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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