JP6443130B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、デマンド制御システム(S)である。図1に示すように、デマンド制御システム(S)は、複数のユーザ毎の家屋の室内等に設置される空気調和機(10)と、これらのユーザ毎のスマートフォン(情報端末)(20)と、一次側サーバ(30)と、電力会社(40)と、情報提供事業者(50)と、二次側サーバ(60)とがネットワーク(N)上に接続されて構成される。空気調和機(10)及び一次側サーバ(30)は、事業者Aの管理下に置かれており、空調システム(A)を構成している。図1では、複数のユーザのうちユーザ1(以下、単にユーザともいう)の詳細のみを図示している。
図2に示すように、空気調和機(10)は、エアコンメーカである事業者Aにより製造される。空気調和機(10)は、室内の冷房や暖房を行うヒートポンプ式の空気調和装置(ヒートポンプ装置)である。空気調和機(10)は、空気調和機本体(11)を有している。空気調和機本体(11)は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器が接続された冷媒回路を備えている。冷媒回路では、圧縮機で圧縮された冷媒が循環することで冷凍サイクルが行われる。これにより、蒸発器となる室内熱交換器により室内空気が冷却され、冷房が行われる。また、凝縮器となる室内熱交換器により室内空気が加熱され、暖房が行われる。
図1及び図2に示すように、スマートフォン(20)は、ユーザが所有する情報端末を構成している。この情報端末として、例えばタブレットやパソコン等を用いるようにしてもよい。スマートフォン(20)は、表示部(21)、操作部(22)、位置情報取得部(23)、制御アプリケーション(24)、ID第2設定部(25)、及び通信部(26)を備えている。
図3に示すように、一次側サーバ(30)は、事業者Aによって管理される。一次側サーバ(30)は、ID管理部(31)、記憶部(32)、ベースライン導出部(33)、目標電力削減量算出部(34)、デマンド制御指令部(35)、節電効果算出部(36)、インセンティブ分配部(37)、及び通信部(38)を備えている。
電力会社(40)は、各ユーザの家屋等に電力を供給する。電力会社(40)は、電力需要削減量算出部(41)、インセンティブ計算部(42)、及び通信部(43)を有している。
情報提供事業者(50)は、環境情報等の各種のデータを取得し、このデータを所定の事業者(サーバ)へ提供する。情報提供事業者(50)は、記憶部(51)と通信部(52)とを有している。
図4に示すように、二次側サーバ(60)は、事業者Aと異なる事業者Bによって管理される。二次側サーバ(60)には、他のユーザのデータの送受信が可能となっている。二次側サーバ(60)は、ID管理部(61)、記憶部(62)、ポイント算出部(63)、及び通信部(64)を有している。
デマンド制御システム(S)の全体の動作について、図1〜図4を参照しながら時系列的に改めて詳細に説明する。
上記実施形態では、空気調和機(10)の通信部(18)を介して、該空気調和機(10)の運転データが一次側サーバ(30)に送信される。一次側サーバ(30)では、所定のユーザの空気調和機(10)の運転データが記憶部(32)に記憶される。記憶部(32)に記憶された運転データは、空気調和機(10)のデマンド制御に利用されるだけであり、二次側サーバ(60)には送信されない。つまり、本実施形態では、例えば空気調和機(10)をどの時刻に運転しているか等のユーザのプライバシーに関わる情報が、二次側サーバ(60)には送信されない。このように、空気調和機(10)の運転データは、情報漏洩のリスクが比較的低い一次側サーバ(30)のみで取り扱われる。このため、ユーザのプライバシーに関わる情報が第三者に漏洩してしまうことを防止できる。
上述した実施形態に係るデマンド制御システム(S)は、以下に示す各変形例の構成であってもよい。なお、以下の変形例について、特に言及しない構成は基本的に上記実施形態と同様であり、これらの構成の図示は省略している。
図5に示すように、変形例1では、ユーザ1が照明機器(71)を有している。照明機器(71)は、照明機器(71)のIDが設定されている。照明機器(71)のIDと、ユーザ1のID(A)とは、スマートフォン(20)のユーザID第1設定部(24a)において関連付けられる。照明機器(71)の制御は、基本的に事業者Aが作成したAPIに基づいて行われる。なお、照明機器(71)のIDとID第2設定部(25)のユーザID(B)が関連付けられる場合、更に、事業者Aが管理するユーザID(A)とユーザID(B)を関連付けるとよい。これにより、照明機器(71)とユーザID(A)とが紐付けられ、ユーザID(A)に関する情報に基づき、照明機器(71)を制御することができる。
図6に示すように、変形例2では、事業者Aの開発したAPI(以下、API(A)ともいう)が一般公開される。このAPI(A)は、空気調和機(10)の制御に用いられるものであり、例えば一次側サーバ(30)や二次側サーバ(60)を通じて一般公開される。
図7に示すように、変形例3では、ユーザ1が、事業者Aと異なる事業者Dが製造した空気調和機(73)を有している。変形例3の空気調和機(73)は、二次側サーバ(60)と接続しており、一次側サーバ(30)とは接続していない。変形例3では、例えば二次側サーバ(60)を介して空気調和機(73)のデマンド制御の指令を出力し、空気調和機(73)を制御することができる。空気調和機(73)のエアコンIDと、ユーザID(B)とが関連付けられることで、空気調和機(73)の節電電力量に見合ったポイントがユーザに配布される。なお、空気調和機(73)と二次側サーバ(60)との間に、事業者Dが管理する別のサーバを介在させてもよい。
図8に示すように、変形例4では、事業者Bが管理する二次側サーバ(60)に機器販売情報発信部(65)と機器ID関連付部(66)とが設けられている。
図9に示すように、変形例5のデマンド制御システム(S)には、ユーザの生体情報を管理する機能が付与されている。具体的に、ユーザ1は、生体情報検知装置(80)を有している。
上記実施形態では、ヒートポンプ装置としての空気調和機(10)をデマンド制御の対象としている。しかし、ヒートポンプ装置としての給湯器をデマンド制御の対象とし、上述した実施形態と同様の制御を行ってもよい。
10 空気調和機
30 一次側サーバ
32 記憶部
33 ベースライン導出部
34 目標電力削減量算出部
35 デマンド制御指令部(指令部)
37 インセンティブ分配部(インセンティブ導出部)
60 二次側サーバ
Claims (4)
- 複数のユーザにそれぞれ対応し、運転に関するデータを送信する通信部(18)を有する空気調和機(10)と、
上記データ及び該データに所定の処理を施したデータの一方又は両方を含む運転データを記憶する記憶部(32)と、該記憶部(32)に記憶された運転データに基づき上記空気調和機(10)に制御信号を出力する指令部(35)とを有する一次側サーバ(30)と備え、
上記一次側サーバ(30)は、他のユーザが通信可能な二次側サーバ(60)に対して、上記ユーザの空気調和機(10)の少なくとも一部の運転データの送信が禁止されるように構成される
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項1において、
上記一次側サーバ(30)は、上記空気調和機(10)の目標電力削減量を算出する目標電力削減量算出部(34)を有し、
上記指令部(35)は、上記空気調和機(10)が上記目標電力削減量を満たすためのデマンド制御を実行させる制御信号を上記空気調和機(10)に送信する
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項2において、
上記一次側サーバ(30)は、
上記記憶部(32)に記憶された上記運転データに基づき、上記空気調和機(10)の通常の運転条件下における消費電力量をベースラインとして導出するベースライン導出部(33)と、
上記ベースラインから上記デマンド制御時の空気調和機(10)の消費電力量を差し引くことで、上記デマンド制御時の空気調和機(10)の節電電力量を算出する節電効果算出部(36)とを有している
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項3において、
上記一次側サーバ(30)は、上記節電効果算出部(36)で算出した節電電力量に基づき、節電に寄与したユーザのインセンティブ値を算出するインセンティブ導出部(37)を有し、該インセンティブ導出部(37)で算出したインセンティブ値を上記二次側サーバ(60)に送信するように構成されている
ことを特徴とする空調システム。
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