JP6441710B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の蓄電池が積層される蓄電池群を備え、前記蓄電池群が一対の保持部材により保持される蓄電装置に関する。
一般的に、複数の蓄電池(バッテリセル)が積層された蓄電池群(バッテリモジュール)を備える蓄電モジュールが知られている。この蓄電モジュールは、例えば、ハイブリッド車両やEV等の電動車両に搭載されるため、多数の蓄電池モジュールが積層された電池パック(蓄電装置)を用いることにより、出力電圧を高く設定している。
例えば、特許文献1に開示されている蓄電装置では、少なくとも第1〜第3の蓄電モジュールを並置し、相互に隣接する蓄電モジュールの端子同士をバスバーで電気的に接続している。バスバーは、蓄電モジュールの一端側に設けられるロング蓄電モジュールバスバーと、蓄電モジュールの他端側に設けられるショート蓄電モジュールバスバーとからなっている。
特開2014−093276号公報
ところで、蓄電池は、特に高温になると劣化し易いため、温度制御が必要となっている。このため、上記の蓄電装置では、上下に冷却用ダクトが取り付けられている。その際、冷却用ダクトは、蓄電装置に対しボルト締めにより固定されている。
しかしながら、蓄電装置の底面に冷却用ダクトをボルト締めする場合、前記蓄電装置を一旦反転させる作業が必要である。このため、ボルト締め作業は、相当に煩雑化するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、反転作業を不要にして冷却用ロアダクトの取り付け作業を行うことができ、組み付け工数を良好に削減するとともに、部品点数の削減が容易に遂行可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電装置は、複数の蓄電池が積層される蓄電池群を、前記蓄電池群の積層方向に沿って延在する一対の保持部材により保持している。蓄電池群の搭載姿勢で底面となる前記蓄電池群の側面に沿って、冷却用ロアダクトが設けられている。
冷却用ロアダクトは、爪部を有する一方、保持部材は、前記爪部が挿入される開口部を有している。そして、開口部に爪部が挿入されることにより、冷却用ロアダクトは、保持部材に保持されている。
また、この蓄電装置では、爪部は、保持部材により蓄電池群が挟持される方向と同一の方向に延在することが好ましい。
さらに、この蓄電装置では、爪部は、根本部から先端部に向かって上方に傾斜することが好ましい。
さらにまた、この蓄電装置では、蓄電池群には、冷却用ロアダクトとは反対側の上面となる側面に沿って冷却用アッパダクトが設けられることが好ましい。その際、冷却用アッパダクトは、保持部材により蓄電池群が挟持される方向に延在するアッパ爪部を有し、前記保持部材は、前記アッパ爪部が挿入される開口部を有することが好ましい。
また、この蓄電装置では、アッパ爪部は、根本部から先端部に向かって下方に傾斜することが好ましい。
本発明によれば、保持部材の開口部に、冷却用ロアダクトの爪部が挿入されることにより、前記冷却用ロアダクトは、前記保持部材に保持されている。このため、蓄電池群の反転作業を行うことがなく、冷却用ロアダクトの取り付け作業を行うことができ、組み付け工数を良好に削減することが可能になる。しかも、冷却用ロアダクトを取り付ける際に、ボルト締めが不要になり、部品点数の削減が容易に遂行可能になる。
本発明の実施形態に係る蓄電装置の概略斜視説明図である。 前記蓄電装置のフロント側からの分解斜視説明図である。 前記蓄電装置のリア側からの分解斜視説明図である。 前記蓄電装置を構成する蓄電モジュールの一部分解斜視説明図である。 前記蓄電装置を構成する冷媒排出用ロアダクトの平面説明図である。 前記蓄電装置の側面説明図である。 前記冷媒排出用ロアダクトに電池パックを載置する際の動作説明図である。 前記電池パックに冷媒供給用アッパダクトを載置する際の動作説明図である。 前記電池パックにフロント側の保持部材を取り付ける際の動作説明図である。 アッパ爪部に返し部が設けられた状態の説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る蓄電装置10は、図示しない電動車両(例えば、ハイブリッド車両、又はEV)に搭載される。蓄電装置10は、複数組、例えば、4組の蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dが、矢印B方向に並列されて電池パック14を構成する(図2参照)。電池パック14の側部には、インバータ装置、リレー装置及びバッテリECU等の機器類15が配置される。
図1〜図3に示すように、電池パック14は、蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの並列方向である矢印B方向に沿って延在する一対の保持部材16a、16bにより保持される。電池パック14の搭載姿勢(図1〜図3の姿勢)で底面となる前記電池パック14の側面に沿って、冷媒排出用ロアダクト(冷却用ロアダクト)18が設けられる。電池パック14は、冷媒排出用ロアダクト18とは反対側の側面(上面)に沿って冷媒供給用アッパダクト(冷却用アッパダクト)20を設ける。冷媒供給用アッパダクト20には、冷媒として、例えば、空気が供給される。この空気は、電池パック14を冷却した後、冷媒排出用ロアダクト18に排出される。
蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dは、それぞれ車両前後方向(矢印A方向)にセル積層方向が設定されており、互いに電気的に直列に接続される。蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dは、同様に構成されており、以下、前記蓄電モジュール12Aのみについて詳細に説明し、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、矢印A方向は、電動車両(図示せず)の車両前後方を示し、矢印B方向は、車幅方向を示し、矢印C方向は、車高方向を示す。
図4に示すように、蓄電モジュール12Aは、複数の蓄電池(バッテリセル)22が水平方向(矢印A方向)に積層される蓄電池群22Mを備える。蓄電池22は、矩形状を有するとともに、立位姿勢に配置された状態で、絶縁性を有するセパレータ(ホルダ)24と交互に矢印A方向に積層される。
蓄電池群22Mの積層方向両端には、断熱機能及び絶縁機能を有するエンドホルダ(又はセパレータ24でもよい)26a、26bを介装して長方形状(又は正方形状)のエンドプレート28a、28bが配置される。エンドプレート28a、28b同士は、矢印B方向両側に配置されて矢印A方向に延在する一対の拘束バンド30a、30bにより連結され、蓄電池群22Mを矢印A方向に一体に締め付け保持する。
蓄電池22は、リチウムイオンバッテリからなり、矩形状、例えば、長方形(又は正方形)を有する。各蓄電池22の上面には、プラス極(又はマイナス極)の電極端子32aとマイナス極(又はプラス極)の電極端子32bとが設けられる。互いに隣接する一方の蓄電池22の電極端子32aと他方の蓄電池22の電極端子32bとは、バスバー34により電気的に接続される。
エンドプレート28aは、略平板状に構成されるとともに、水平方向(矢印B方向)両端には、積層方向外方に折り曲げられるフランジ部36aが形成される。フランジ部36aには、複数個、例えば、3個のねじ孔38aが矢印C方向に配列して形成される。エンドプレート28aの主面(プレート面)には、外方に突出して2本のスタッドボルト39aが設けられる。なお、エンドプレート28bは、上記のエンドプレート28aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
拘束バンド30aは、横長形状を有する板金(金属プレート)により形成される。拘束バンド30aは、蓄電池群22Mの積層方向(矢印A方向)一端から見た正面視で、断面形状コ字状を有する。拘束バンド30aには、軽量化及び蓄電池22の冷却用に冷媒を導入するために開口部40aが形成される。
拘束バンド30aの積層方向(長手方向)両端には、エンドプレート28a、28bのねじ孔38a、38bと同軸上に3個の孔部42aが上下に形成される。図示しないねじは、孔部42a、42aからねじ孔38a、38bに螺合することにより、エンドプレート28a、28bが拘束バンド30aに固定される。なお、拘束バンド30bは、上記の拘束バンド30aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
図1及び図2に示すように、保持部材16aは、電池パック14の一方の側面(エンドプレート28a、28b側)に配置される。保持部材16aは、矢印B方向に長尺な略長方形状の板部材であり、長手方向両端には、図示しない車体フレームに固定される取り付け部44aが設けられる。保持部材16aには、蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dのスタッドボルト39a、39bを挿入させる孔部46aが形成され、前記スタッドボルト39a、39bには、ナット48aが螺合する。
保持部材16aの下端縁部には、後述する爪部64aが挿入される複数個の下側開口部50aが形成される一方、前記保持部材16aの上端縁部には、後述するアッパ爪部66aが挿入される複数個の上側開口部52aが形成される。保持部材16aの上端には、電池パック14側に屈曲する折り曲げ部54aが形成される。
図2及び図3に示すように、保持部材16bは、上記の保持部材16aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
図2、図3及び図5に示すように、冷媒排出用ロアダクト18は、電池パック14が搭載されるフレーム部材56を備える。フレーム部材56は、蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの下部が載置される四角形状の枠部58a、58b、58c及び58dを有する。フレーム部材56には、枠部58a〜58dの角部に対応して、ガイド用突起60a、60bがそれぞれ所定の位置に且つ所定の数ずつ設けられる。ガイド用突起60aは、平面視で、断面略くの字状を有する一方、ガイド用突起60bは、平面視で、断面略T字状を有する。
冷媒排出用ロアダクト18は、フレーム部材56に隣接して機器取り付け部62を設ける。冷媒排出用ロアダクト18の保持部材16aに対向する側部には、複数個の爪部64aが外方に突出して設けられる。爪部64aは、保持部材16aの各下側開口部50aに対向し、且つ、前記保持部材16aにより電池パック14が挟持される方向と同一の方向に延在する。爪部64aは、板状を有し、図6に示すように、根本部64amから先端部64asに向かって上方に傾斜する。
冷媒排出用ロアダクト18の保持部材16bに対向する側部には、複数個の爪部64bが外方に突出して設けられる。爪部64bは、爪部64aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
図2に示すように、冷媒供給用アッパダクト20は、電池パック14が搭載されるフレーム部材56を備えるとともに、前記フレーム部材56と同等の外形寸法に設定される。冷媒供給用アッパダクト20の保持部材16aに対向する側部には、複数個のアッパ爪部66aが外方に突出して設けられる。
アッパ爪部66aは、保持部材16aの各上側開口部52aに対向し、且つ、前記保持部材16aにより電池パック14が挟持される方向と同一の方向に延在する。アッパ爪部66aは、板状を有し、図6に示すように、根本部66amから先端部66asに向かって下方に傾斜する。
冷媒供給用アッパダクト20の保持部材16bに対向する側部には、複数個のアッパ爪部66bが外方に突出して設けられる。アッパ爪部66bは、アッパ爪部66aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の数字に符号aに代えてbを付して、その詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態では、冷媒供給用アッパダクト20において、アッパ爪部66a、66bと上側開口部52a、52bとの係合に代えて、ボルトとナットによる固定構造を採用してもよい。少なくとも冷媒排出用ロアダクト18に爪部64a、64bを設けるとともに、保持部材16a、16bに下側開口部50a、50bが設けられていればよい。
このように構成される蓄電装置10を組み付ける作業について、以下に説明する。
先ず、4組の蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dが組み立てられた後、前記蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dが互いに連結されて電池パック14が得られる。一方、冷媒排出用ロアダクト18では、フレーム部材56が取り付けられる。
そこで、図7に示すように、電池パック14は、冷媒排出用ロアダクト18上に載置される。冷媒排出用ロアダクト18には、フレーム部材56が設けられており、枠部58a、58b、58c及び58dに、それぞれ蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの下部(底部)が配置される。その際、蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの下部は、ガイド用突起60a、60bを介して垂直姿勢に位置決め保持される。
次いで、図8に示すように、電池パック14の上部に冷媒供給用アッパダクト20が取り付けられる。冷媒供給用アッパダクト20には、フレーム部材56が設けられており、枠部58a、58b、58c及び58dが、それぞれ蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの上部に配置される。その際、蓄電モジュール12A、12B、12C及び12Dの上部は、ガイド用突起60a、60bを介して垂直姿勢に位置決め保持される。
さらに、図9に示すように、フロント側の保持部材16aが、電池パック14、冷媒排出用ロアダクト18及び冷媒供給用アッパダクト20に取り付けられる。具体的には、保持部材16aは、下側開口部50a及び上側開口部52aを爪部64a及びアッパ爪部66aに対向させて、電池パック14と平行する姿勢で前記電池パック14側に移送される。
このため、冷媒排出用ロアダクト18の爪部64aは、保持部材16aの下側開口部50aに挿入されるとともに、冷媒供給用アッパダクト20のアッパ爪部66aは、前記保持部材16aの上側開口部52aに挿入される。
そして、保持部材16aは、電池パック14側にさらに移送され、前記電池パック14のスタッドボルト39a、39bが孔部46aに挿入される。スタッドボルト39a、39bの先端には、ナット48aが螺合される。このため、保持部材16aは、電池パック14にねじ止め固定されるとともに、冷媒排出用ロアダクト18及び冷媒供給用アッパダクト20が、前記保持部材16aに保持される。
その後、保持部材16bは、電池パック14、冷媒排出用ロアダクト18及び冷媒供給用アッパダクト20に取り付けられる(図3参照)。この取り付け作業は、保持部材16aの取り付け作業と同様に遂行される。さらに、機器取り付け部62に機器類15が取り付けられることにより、蓄電装置10が組み付けられる。
この場合、本実施形態では、保持部材16a、16bの下側開口部50a、50bに、冷媒排出用ロアダクト18の爪部64a、64bが挿入されることにより、前記冷媒排出用ロアダクト18は、前記保持部材16a、16bに保持されている。従って、冷媒排出用ロアダクト18を保持部材16a、16bに固定する際、電池パック14の上下を反転させる作業を行う必要がない。
これにより、冷媒排出用ロアダクト18の取り付け作業を容易に行うことができ、組み付け工数を良好に削減することが可能になるという効果が得られる。しかも、冷媒排出用ロアダクト18を取り付ける際に、ボルト締めが不要になり、互いに螺合するボルト及びナットである金属部品が不要になるため、部品点数の削減及び軽量化が容易に遂行可能になる。
また、爪部64a、64bは、保持部材16a、16bにより電池パック14が挟持される方向と同一の方向に延在している。このため、保持部材16a、16bを電池パック14に取り付ける際、爪部64a、64bは、下側開口部50a、50bに係合することができ、取り付け作業効率が有効に向上するという利点がある。
さらに、爪部64aは、図6に示すように、根本部64amから先端部64asに向かって上方に傾斜している。同様に、爪部64bは、根本部64bmから先端部64bsに向かって上方に傾斜している。従って、保持部材16a、16bを電池パック14に向かって変位させるだけで、冷媒排出用ロアダクト18は、上方に移動されて電池パック14の底部に押圧される。これにより、冷媒排出用ロアダクト18と電池パック14との間から空気(冷媒)の漏れが惹起することを確実に抑制することが可能になる。
さらにまた、電池パック14には、冷媒排出用ロアダクト18とは反対側の側面(上面)に沿って、冷媒供給用アッパダクト20が設けられている。その際、保持部材16a、16bの上側開口部52a、52bに、冷媒供給用アッパダクト20のアッパ爪部66a、66bが挿入されることにより、前記冷媒供給用アッパダクト20は、前記保持部材16a、16bに保持されている。このため、冷媒供給用アッパダクト20を保持部材16a、16bに容易且つ迅速に固定することができる。
しかも、アッパ爪部66a、66bは、図6に示すように、根本部66am、66bmから先端部66as、66bsに向かって上方に傾斜している。従って、保持部材16a、16bを電池パック14に向かって変位させるだけで、冷媒供給用アッパダクト20は、下方に移動されて電池パック14の上部に押圧される。これにより、冷媒供給用アッパダクト20と電池パック14との間から空気(冷媒)の漏れが惹起することを確実に抑制することが可能になる。
また、図10に示すように、例えば、アッパ爪部66a、66bの先端側には、上側開口部52a、52bから外部に突出する返し部68を設けてもよい。これにより、保持部材16a、16bがナット48a、48bを介して電池パック14に締結されるまでの間、前記保持部材16a、16bは、返し部68の仮止め作用下に前記電池パック14から離脱することを阻止される。このため、保持部材16a、16bを電池パック14に容易に取り付けることができ、蓄電装置10の組み立て作業性が良好に向上するという効果が得られる。なお、図示しないが、爪部64a、64bの先端側にも、返し部を設けることができる。さらに爪部64a、64b又はアッパ爪部66a、66bのいずれか一方にのみ返し部を設けてもよい。
10…蓄電装置 12A〜12D…蓄電モジュール
14…電池パック 16a、16b…保持部材
18…冷媒排出用ロアダクト 20…冷媒供給用アッパダクト
22M…蓄電池群 28a、28b…エンドプレート
30a、30b…拘束バンド 50a、50b…下側開口部
52a、52b…上側開口部 56…フレーム部材
64a、64b…爪部 66a、66b…アッパ爪部

Claims (5)

  1. 複数の蓄電池が積層される蓄電池群と、
    前記蓄電池群の積層方向に沿って延在するとともに、前記蓄電池群を保持する一対の保持部材と、
    前記蓄電池群の搭載姿勢で底面となる該蓄電池群の側面に沿って設けられる冷却用ロアダクトと、
    を備える蓄電装置であって、
    前記冷却用ロアダクトは、爪部を有する一方、
    前記保持部材は、前記爪部が挿入される開口部を有し、
    前記開口部に前記爪部が挿入されることにより、前記冷却用ロアダクトは、前記保持部材に保持されることを特徴とする蓄電装置。
  2. 請求項1記載の蓄電装置において、前記爪部は、前記保持部材により前記蓄電池群が挟持される方向と同一の方向に延在することを特徴とする蓄電装置。
  3. 請求項1又は2記載の蓄電装置において、前記爪部は、根本部から先端部に向かって上方に傾斜することを特徴とする蓄電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記蓄電池群には、前記冷却用ロアダクトとは反対側の上面となる側面に沿って冷却用アッパダクトが設けられるとともに、
    前記冷却用アッパダクトは、前記保持部材により前記蓄電池群が挟持される方向に延在するアッパ爪部を有し、
    前記保持部材は、前記アッパ爪部が挿入される開口部を有すること特徴とする蓄電装置。
  5. 請求項4記載の蓄電装置において、前記アッパ爪部は、根本部から先端部に向かって下方に傾斜することを特徴とする蓄電装置。
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