JP6441650B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置に関し、特に生体信号に同期させて磁気共鳴画像を撮像する同期計測を行うのに好適な磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(以下、「MRI装置」という。)における撮像では、心臓の動き、脈動の流れ、あるいは呼吸などの生体信号に同期させて、磁気共鳴画像(以下、MR画像という。)を撮像する同期計測が行われる場合がある。同期計測では、被検体に装着した心電極や脈派センサ、あるいは呼吸センサにより検出される生体信号に基づいてトリガ信号を発生させ、トリガ信号に同期させて核磁気共鳴信号(以下、NMR信号という。)を計測収集してMR画像を生成する(例えば、特許文献1)。このような同期計測によれば、心臓の動きや脈動や呼吸の影響が少ないMR画像を撮像することができる。
一般に、同期計測においては、通常、トリガ信号からある一定時間遅れたタイミング(以下、ディレイ時間)に計測を開始し、かつ所定の計測時間内の核磁気共鳴信号(NMR信号)を計測する。また、計測時間は、撮影パラメータ(例えば、エコータイム(TE)、RFパルス繰返し時間(TR)、マルチスライス数、同期計測のインターバル、など)の値により変わることから、撮影パラメータの値を適切に設定することが必要である。例えば、計測時間がトリガ信号の周期を超えると、そのトリガ信号の周期内に同期計測を行うことができない。逆に、計測時間が短すぎると、MR画像を再構成するのに必要なNMR信号を収集するために、複数のトリガ周期にわたって同期計測を行わなければならないので、撮像時間の延長を招いてしまう。
そこで、特許文献1では、生体信号を表す表示と同期計測の計測期間を表す表示とを、互いの時間的位置関係を対応させて同期計測モニタに表示することを提案している。これによれば、同期計測モニタを見ることによって、計測期間が適切か否かを容易に認識できるので、計測時間が適切ではない場合は、撮像パラメータの変更を行うことができる。
特開2008‐104713号
しかし、特許文献1では、被検体の状態によって生体信号波形がリアルタイムに変化することについて考慮されていない。つまり、トリガ信号の間隔や生体信号波形は、被検体によっては生体信号の周期ごとに異なったり、また時々刻々と変化することがあるので、計測時間の表示と生体信号波形との時間関係を正確に読み取るのは容易ではない。
本発明が解決しようとする課題は、被検体に装着された生体信号センサからリアルタイムで入力される生体信号波形に対して計測時間が適しているかを容易に確認できる磁気共鳴イメージング装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、被検体に静磁場と傾斜磁場と高周波磁場を印加して前記被検体から発生される核磁気共鳴信号を計測する撮像シーケンスを実行する計測制御部と、計測された前記核磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像再構成部と、生成された画像を表示する表示部と、前記計測制御部に制御指令を入力する入力部とを備えてなり、前記計測制御部は、前記被検体に装着された生体信号センサから生体信号を入力して、少なくとも1周期に対応する生体信号波形を前記表示部に表示する処理を繰り返す生体信号表示処理部と、設定される撮像パラメータに基づいて同期計測に係る計測時間を算出し、算出された前記計測時間を示す表示を前記生体信号波形に時間的位置関係を対応付けて前記表示部に表示する同期計測表示処理部とを備えてなることを特徴とする。
このように構成される本発明によれば、生体信号表示処理部により、生体信号センサからリアルタイムで入力される生体信号の波形が表示部に繰返し表示される。一方、同期計測表示処理部により同期計測の計測時間が算出されて、表示部の生体信号波形に時間的位置関係を対応付けて表示される。これにより、リアルタイムで更新される生体信号波形に対して、計測時間の表示も時間的位置関係が更新して表示される。そのため、検者は、リアルタイムで順次入力されて表示部に更新して表示される生体信号波形に対する計測時間の時間的位置関係が適切か否かを、生体信号波形の複数周期にわたって速やかに判断することができる。その結果、設定される撮像パラメータの値の適否を判断して、撮像パラメータの値を調整するなどの対応を容易に行うことができる。
本発明の磁気共鳴イメージング装置によれば、被検体に装着された生体信号センサからリアルタイムで入力される生体信号波形に計測時間が適しているかを容易に確認できる。
本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージング装置の全体構成図である。 本発明の特徴部の実施例1の動作を示すフローチャートである。 実施例1の同期計測モニタの表示内容を示す図である。 本発明の特徴部の実施例2の同期計測モニタの表示内容を示す図である。 本発明の特徴部の実施例3の同期計測モニタの表示内容を示す図である。 本発明の特徴部の実施例4の同期計測モニタの表示内容を示す図である。 本発明の特徴部の実施例5の同期計測モニタの表示内容を示す図である。
以下、添付図面に従って、本発明の磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)の好ましい実施形態について詳説する。
図1に、本発明の一実施形態のMRI装置の全体構成図を示す。本実施形態のMRI装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体の断層画像を得るものである。同図に示すように、MRI装置は、静磁場発生系2と傾斜磁場発生系3とからなる磁場発生部と、送信系5と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、本発明の計測制御部である演算処理部(CPU)8とを備えて構成される。
静磁場発生系2は、垂直磁場方式であれば、被検体1の周りの空間にその体軸と直交する方向に、水平磁場方式であれば、体軸方向に均一な静磁場を発生させるもので、被検体1の周りに永久磁石方式、常電導方式あるいは超電導方式の静磁場発生源が配置されている。
傾斜磁場発生系3は、MRI装置の座標系(静止座標系)であるX,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル9と、それぞれの傾斜磁場コイルを駆動する傾斜磁場電源10とから成り、後述のシ−ケンサ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動することにより、X,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場Gx,Gy,Gzを印加する。MRI撮影時には、スライス面(撮影断面)に直交する方向にスライス方向傾斜磁場パルス(Gs)を印加して被検体1に対するスライス面を設定し、そのスライス面に直交して且つ互いに直交する残りの2つの方向に位相エンコード方向傾斜磁場パルス(Gp)と周波数エンコード方向傾斜磁場パルス(Gf)を印加して、NMR信号(エコー信号)にそれぞれの方向の位置情報をエンコードする。
シーケンサ4は、高周波磁場パルス(以下、RFパルスという。)と傾斜磁場パルスを所定の撮像シーケンス(パルスシーケンス)に従って繰り返し印加する。シーケンサ4は、CPU8の制御で動作し、被検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系5、傾斜磁場発生系3、および受信系6に送って、駆動制御するようになっている。本発明の計測制御部は、シーケンサ4、CPU8を中心に構成されている。
送信系5は、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核スピンに核磁気共鳴を起こさせるために、被検体1にRFパルスを照射するもので、高周波発振器11と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル(送信コイル)14aとから成る。高周波発振器11から出力されたRFパルスをシーケンサ4からの指令によるタイミングで変調器12により振幅変調し、この振幅変調されたRFパルスを高周波増幅器13で増幅した後に、被検体1に近接して配置された高周波コイル14aに供給することにより、RFパルスが被検体1に照射される。
受信系6は、被検体1の生体組織を構成する原子核スピンの核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出するもので、受信側の高周波コイル(受信コイル)14bと信号増幅器15と直交位相検波器16と、A/D変換器17とから成る。送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によって誘起された被検体1の応答のNMR信号が被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで検出され、信号増幅器15で増幅された後、シーケンサ4からの指令によるタイミングで直交位相検波器16により直交する二系統の信号に分割され、それぞれがA/D変換器17でディジタル量に変換されて、信号処理系7に送られる。
信号処理系7は、各種データ処理と処理結果の表示及び保存等を行うもので、光ディスク19、磁気ディスク18等の外部記憶装置と、CRT等からなるディスプレイ20とを有する。受信系6からのデータがCPU8に入力されると、CPU8が信号処理、画像再構成等の処理を実行し、その結果である被検体1の断層画像をディスプレイ20に表示すると共に、外部記憶装置の磁気ディスク18等に記録する。
操作部25は、MRI装置の各種制御情報やCPU8及び信号処理系7で行う処理の制御情報を入力する入力部であり、トラックボール又はマウス23、及び、キーボード24を含んで構成される。操作部25はディスプレイ20に近接して配置され、操作者がディスプレイ20を見ながら操作部25を通してインタラクティブにMRI装置の各種処理を制御する。
なお、図1において、送信側の高周波コイル14aと傾斜磁場コイル9は、被検体1が挿入される静磁場発生系2の静磁場空間内に、垂直磁場方式であれば被検体1に対向して、水平磁場方式であれば被検体1を取り囲むようにして設置されている。また、受信側の高周波コイル14bは、被検体1に対向して、或いは取り囲むように設置されている。
現在、MRI装置の撮像対象核種は、臨床で普及しているものとしては、被検体の主たる構成物質である水素原子核(プロトン)である。プロトン密度の空間分布や、励起状態の緩和時間の空間分布に関する情報を画像化することで、人体頭部、腹部、四肢等の形態または、機能を2次元もしくは3次元的に撮像する。
次に、本発明の特徴部に関係する生体信号表示処理部32と同期計測表示処理部33に係る構成について、図2を参照して説明する。これらの生体信号表示処理部32と同期計測表示処理部33は、本発明の計測制御部であるCPU8及び信号処理系7に組み込まれるが、独立に構成してもよい。被検体1に装着された生体信号センサ31により検出された生体信号は、生体信号表示処理部32にリアルタイムで入力される。生体信号表示処理部32は、入力される生体信号から予め定められたトリガに対応する波形等を検出して、トリガ信号35を同期計測表示処理部33に出力する。また、少なくともトリガ信号35の1周期に対応する生体信号37を、表示部であるディスプレイ20の同期計測モニタ20aに表示するようになっている。これにより、トリガを検知するたびに、生体信号波形の表示がリアルタイムで更新される。
同期計測表示処理部33は、設定される撮像パラメータに基づいてNMR信号の計測時間を算出し、算出した計測時間を示す表示を同期計測モニタ20aに表示するようになっている。特に、計測時間は、同期計測モニタ20aに表示された生体信号波形に時間的位置関係を対応付けて表示するようになっている。撮像パラメータは、エコータイム(TE)、RFパルス繰返し時間(TR)、マルチスライス数、同期計測のインターバル、などの値(MR画像の撮像条件)が含まれる。これらの撮像パラメータの値は、CPU8内の信号処理系7等のメモリに予め設定する他、操作部25から、入力設定可能になっている。また、トリガ信号35から計測を開始するまでのディレイ時間も、CPU8内の信号処理系7等のメモリに予め設定する他、操作部25から入力設定可能になっている。
本発明では、ディレイ時間と撮像パラメータとを操作部25から入力設定すると、撮像パラメータの値によって計算される計測時間が、同期計測モニタ20aに表示される生体信号波形に同期させて表示される。
以下、生体信号表示処理部32と同期計測表示処理部33の詳細構成と、同期計測モニタ20aの表示形態を、実施例に分けて説明する。
図3に、実施例1の生体信号表示処理部32と同期計測表示処理部33における動作手順のフローチャートを示す。同図に示すように、生体信号処理部32は、生体信号センサ31から生体信号を入力する(S1)。そして、生体信号波形から予め設定されているトリガの発生基準に一致するタイミングを検出し、トリガ信号35を含む生体信号の少なくとも1周期分の生体信号を同期計測モニタ20aに出力する(S2)。これにより、図4に示すように、同期計測モニタ20aに生体信号波形203とトリガタイミング204が描画される。そして、生体信号処理部32は、ステップS1とS2の処理を繰り返し、被検体1の心電、脈派又は呼吸の状態を表した生体信号波形203と、その生体信号波形203から検出したトリガタイミング204がリアルタイムに表示及び更新される。
同期計測表示処理部33は、操作部25から入力設定された撮像パラメータ、又は予め設定されている撮像パラメータを入力し、予め設定されている演算式により計測時間を算出する(S3)。その後、図4に示す同期計測モニタ20aに表示された撮像パラメータ適用ボタン202が押下されると(S4)、トリガタイミング204から設定されているディレイ時間205を遅らせた位置を開始位置206とする計測時間208が、満了する終了位置207まで、生体信号波形203に重ねて、異なる表示形態(例えば、太線又は色付け)で同期計測モニタ20aに表示する(S5)。このようにして、同期計測モニタ20aに同期計測波形201が表示される。
このように、生体信号波形203に重ねて計測時間208が表示されるから、検者は同期計測波形201を見るだけで、容易に計測時間の開始位置206と終了位置207を認識できる。その結果、検者は同期計測のディレイ時間205、計測時間208が生体信号波形203に対して適切か否かを容易に判断することができる(S6)。計測時間が適切と判断した場合は、検者は図1の操作部25からMR画像の撮像開始指令を入力することにより、CPU8等により同期計測の撮像シーケンスが実行され、NMR信号のデータが収集される。
一方、ステップS6における判断において、計測時間が長すぎて生体信号波形203の所定の範囲に収まらない場合、あるいは、短すぎて所望のMR画像の計測に必要な生体信号波形203の周期が複数にわたる場合は、計測時間が不適切であると判断する。この場合、ステップS3に戻って、撮像パラメータを変更する操作情報を操作部25から入力設定する。これにより、変更された撮像パラメータに基づいて、再度、計測時間を算出し(S3)、計測時間208が生体信号波形203に重ねて同期計測モニタ20aに表示する(S5)。検者は、同期計測モニタ20aの表示を見て、同期計測の計測時間が生体信号波形203に対して適切か否かを判断し(S6)、計測時間が適切になるように、撮像パラメータを繰り返し設定変更する。
なお、本実施例の同期計測波形201は、生体信号波形203の計測時間208に対応する部分の表示を、他の波形部分と異なる表示形態(例えば、太線又は色付け)で重ねて表示したが、本発明はこれに限られるものではない。計測時間は生体信号波形203以外の場所に、グラフの時間軸などを対応付けて表示してもよい。要は、計測時間を示す表示を同期計測モニタ20aに表示された生体信号波形203に時間的位置関係を対応付けて表示すればよい。
図5に、実施例2の同期計測モニタ20aの表示内容を示す。本実施例の表示内容が実施例1と異なる点は、トリガタイミング302から生体信号波形203の表示を開始することにある。特に、計測時間208を生体信号波形203に重ねて表示することに代えて許容領域303を表示した同期計測波形301が異なる。
許容領域303は、計測時間と生体信号の許容振幅とからなる矩形の領域であり、撮像パラメータ適用ボタン202が押下され後に、生体信号波形203の時間軸及び振幅に対応する位置に表示される。計測時間は、実施例1と同様に撮像パラメータに基づいて算出される。同期計測における生体信号の許容振幅は、別途、検者が操作部25から入力設定する。さらに、本実施例では、複数周期にわたって生体信号波形が許容領域に完全に収まった割合を、同期計測許容割合として許容率304を表示するようになっている。
つまり、本実施例では、操作部25から入力設定される生体信号波形の許容振幅と計測時間の時間幅とからなる許容領域303を、生体信号波形203の時間的位置及び振幅位置に対応付けて重ねて表示した同期計測波形301にしている。また、計測時間内に生体信号波形の振幅が許容領域303に収まっているか否かを生体信号の複数周期にわたって判定し、生体信号波形の振幅が許容領域303に収まっている周期の割合を同期計測モニタ20aに表示するようにしている。
なお、好ましくは、生体信号波形が許容領域303に収まった場合に計測されたNMR信号のみを画像再構成に使用する。そのために、生体信号波形が許容領域303に収まらなかった場合に、計測されたNMR信号は、MR画像の画像再構成に使用しないで、同期計測をやり直してもよい。これによりアーチファクトの少ない安定した画質の画像が得られる。また、このとき表示する生体信号波形203は、トリガ信号302の位置を固定して表示したり、計測時間の開始を固定してディレイ時間によってトリガ信号302の位置を変化させてもよい。
図6に、実施例3の同期計測モニタ20aの表示内容を示す。本実施例の表示内容が実施例1と異なる点は、トリガタイミング302から生体信号波形203の表示を開始すること、及び表示パラメータ部401を設けたことにある。表示パラメータ部401には、操作部25から入力する指令によってボタン402を選択することにより、生体信号波形203の表示をリアルタイムに更新させることができる。また、ボタン403を選択することにより、パラメータ入力部405に設定された値の分の過去の生体信号波形のうち、計測時間がトリガータイミング302の1周期間に収まった生体信号波形の割合を、パラメータ表示部406に表示させることができる。さらに、ボタン404を選択することにより、過去の生体信号波形のうちトリガ間隔が最短となった生体信号波形を表示させることができる。
また、CPU8は、操作部25から同期計測の開始指令が入力されたときに同期計測を開始する。そして、同期計測の実行時に許容領域の計測時間内に生体信号波形の振幅が収まっているか否かを判定し、生体信号波形の振幅が許容領域に収まっている場合に、画像再構成手段に画像再構成を行わせる構成とすることができる。
なお、表示パラメータ部401には、検者が撮像開始した際に、撮像時間が延長する旨や、予め表示パラメータ部401に表示された割合から算出した延長時間を考慮した撮像時間を表示してもよい。また、実施例2の様に検者が生体信号波形部に許容領域303を指定し、許容領域303に収まらない場合に計測されたエコー信号(NMR信号)は、画像再構成に使用せず計測し直してもよい。
図7に、実施例4の同期計測モニタ20aの表示内容を示す。本実施例の同期計測表示処理部33は、図5の実施例2と同様に、操作部25から入力設定される生体信号波形の許容振幅と計測時間の時間幅とからなる許容領域303を、生体信号波形の時間的位置及び振幅位置に対応付けて、同期計測波形301に重ねて表示する。実施例2と異なる点は、本発明の計測制御部であるCPU8は、操作部25から同期計測の開始指令が入力されたときに同期計測を開始する。そして、許容領域303内に収まる生体信号波形に基づいて計測されたNMR信号によるk空間の充足率を求めてパラメータ表示部501に表示する。つまり、撮像開始時はNMR信号の充足率は0から始まり、k空間にNMR信号を充足するたびにパラメータ表示部501の充足率を更新する。そして、充足率が設定値に達したときにMR画像の画像再構成を行わせるようにする。以降は、NMR信号を収集するたびにMR画像が更新される。
またMR画像の撮像が完了するまでに、検者が許容領域303を変更した場合は、変更後の許容領域303から外れた生体信号波形について計測されたNMR信号については、再度、同期計測を行う。これにより、検者はリアルタイムに更新されるMR画像を確認しながら、より質の良い画像を取得することができる。
以上、本発明を一実施形態及び実施例1〜5に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲で変形又は変更された形態で実施することが可能であることは、当業者にあっては明白なことであり、そのような変形又は変更された形態が本願の特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、同期計測表示処理部33は、操作部25から同期計測の計測時間が入力された場合、入力された計測期間に対応して撮像パラメータを変更するようにすることができる。
20:ディスプレイ、20a:同期計測モニタ、201:同期計測波形、202:撮像パラメータ適用ボタン、203:生体信号波形、204:トリガタイミング、205:ディレイ時間、206:開始位置、207:終了位置、208:計測時間

Claims (11)

  1. 被検体に静磁場と傾斜磁場と高周波磁場を印加して前記被検体から発生される核磁気共鳴信号を計測する撮像シーケンスを実行する計測制御部と、計測された前記核磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像再構成部と、生成された画像を表示する表示部と、前記計測制御部に制御指令を入力する入力部とを備えてなり、
    前記計測制御部は、前記被検体に装着された生体信号センサから生体信号を入力して、少なくとも1周期に対応する生体信号波形を前記表示部に表示する処理を繰り返す生体信号表示処理部と、設定される撮像パラメータに基づいて同期計測に係る計測時間を算出し、算出された前記計測時間を示す表示を前記生体信号波形に時間的位置関係を対応付けて前記表示部に表示する同期計測表示処理部とを備え
    前記同期計測表示処理部は、前記入力部から入力設定される前記生体信号波形の許容振幅と前記計測時間の時間幅とからなる許容領域を、前記生体信号波形の時間的位置及び振幅位置に対応付けて前記表示部に重ねて表示することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記同期計測表示処理部は、前記許容領域の前記計測時間内に前記生体信号波形の振幅が収まっているか否かを前記生体信号の複数周期にわたって判定し、前記生体信号波形の振幅が前記許容領域に収まっている周期の割合を前記表示部に表示することを特徴とする請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 被検体に静磁場と傾斜磁場と高周波磁場を印加して前記被検体から発生される核磁気共鳴信号を計測する撮像シーケンスを実行する計測制御部と、計測された前記核磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像再構成部と、生成された画像を表示する表示部と、前記計測制御部に制御指令を入力する入力部とを備えてなり、
    前記計測制御部は、前記被検体に装着された生体信号センサから生体信号を入力して、少なくとも1周期に対応する生体信号波形を前記表示部に表示する処理を繰り返す生体信号表示処理部と、設定される撮像パラメータに基づいて同期計測に係る計測時間を算出し、算出された前記計測時間を示す表示を前記生体信号波形に時間的位置関係を対応付けて前記表示部に表示する同期計測表示処理部とを備え、
    前記同期計測表示処理部は、前記入力部から入力される表示指令に応じて、前記生体信号波形のリアルタイム表示、前記生体信号波形の過去の複数周期の平均波形の表示、又は前記生体信号波形の過去の最も短い波形の表示のいずれかを前記表示部に表示させることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記同期計測表示処理部は、前記生体信号波形の前記計測時間に対応する部分の表示を他の波形部分と異ならせて前記表示部に表示することを特徴とする請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記入力部は、前記撮像パラメータを入力設定可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記同期計測表示処理部は、前記入力部から前記計測時間が入力された場合、入力された計測期間に対応して前記撮像パラメータを変更することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記計測制御部は、前記入力部から前記同期計測の開始指令が入力されたときに前記同期計測を開始することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記計測制御部は、前記入力部から前記同期計測の開始指令が入力されたときに前記同期計測を開始し、該同期計測の実行時に前記許容領域の前記計測時間内に前記生体信号波形の振幅が収まっているか否かを判定し、前記生体信号波形の振幅が前記許容領域に収まっている場合に、前記画像再構成手段に画像再構成を行わせることを特徴とする請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記計測制御部は、前記入力部から前記同期計測の開始指令が入力されたときに前記同期計測を開始し、該同期計測の実行時に前記許容領域の前記計測時間内に前記生体信号波形の振幅が収まっているか否かを判定し、前記生体信号波形の振幅が前記許容領域に収まっていない場合は、前記同期計測をやり直すことを特徴とする請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記計測制御部は、前記入力部から入力設定される前記許容領域が変更され、変更後の許容領域から前記生体信号波形が外れた場合は、前記同期計測をやり直すことを特徴とする請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 記計測制御部は、前記入力部から前記同期計測の開始指令が入力されたときに前記同期計測を開始し、前記許容領域内に収まる前記生体信号波形に基づいて計測された前記磁気共鳴信号によるk空間の充足率を求めて前記表示部に表示するとともに、前記充足率が設定値に達したときに前記画像再構成手段に画像再構成を行わせることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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