JP6441312B2 - 電力伝達システム - Google Patents

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Description

本発明は、交流供給電流を運ぶケーブルから誘導的に電力をピックアップするための伝達ピックアップ回路を備える電力伝達システムに関する。
米国特許第8,093,758は、誘導的に結合された電力伝達(ICPT)のための電力伝達システムを記載する。それは、共振コンバータを備えた電源から交流電流を供給される1次導電経路を有する回路を記載する。それは、また、変圧器を用いて、2次回路を、第1の回路に誘導的に結合することを記載する。2次回路は、巻線とキャパシタを備え、それによって、キャパシタは、巻線に並列に接続される。巻線は、誘導性エレメントを形成する。負荷は、誘導性エレメントとキャパシタとに並列である。制御される短絡スイッチが、ピックアップを分離し、それによって、1次導電経路へのインピーダンスを調整するために用いられる。短絡がない場合、2次回路は共振する。制御された短絡スイッチは、誘導性のキャパシタと誘導性エレメントとに並列である。制御された短絡スイッチは、大きな導電損失の原因となり、1次経路における電流の周波数変化を許容させるから、米国特許第8,093,758は、誘導性エレメントとキャパシタに並列の可変インダクタまたは可変キャパシタの使用を記載する。電力伝達システムは、感知された負荷の状態に応じて2次回路への電力の伝達を制御するために、負荷の状態を感知するための感知手段と、2次回路の実効キャパシタンスまたはインダクタンスを変化させることによって、感知手段によって感知された負荷の状態に応じて、2次回路を選択的に同調または脱同調するための制御手段とを備える。制御手段は、それによって可変になるインダクタまたはキャパシタを介して流れる電流を制御するために、好適なドライバ有する2つのスイッチを備える。感知手段は、共振回路における電圧の位相を感知する。制御手段は、電圧がゼロクロスした後の所定時間期間、2次回路に、可変インダクタを接続するか、または、可変キャパシタを非接続にするかを行うためにスイッチ手段を駆動するように適用される。それによって、制御手段は、負荷が小さく、2次回路を介して伝達されるべき高い電力を必要としないとき、共振周波数が共振(トラック周波数)から脱調されるように、可変インダクタンスまたは可変キャパシタを変化させる。2次回路は、負荷が増加し、増加した負荷からの要求を満足するために高い電力伝達が必要とされるにつれ、トラック周波数に向かって同調される。
米国特許第8,093,758に記載された電力伝達システムの不利な点は、比較的に高価なコントローラが必要とされることと、負荷への出力電圧が感知されなければならないことである。更に、スイッチは、スイッチングのときに、ピックアップ回路において、したがって、1次経路上でのノイズの原因になる。このノイズは、ケーブルに結合された他のピックアップの機能を阻害し、交流電流が影響を受けず、意図された姿であるように、電源がこのノイズに対してロバストであることを必要とする。
これらの問題点の1またはそれより多くを改善すること、または、少なくとも、代替の電力伝達システムを提供することが本発明の目的である。
この目的は、本発明の実施形態にしたがった、交流供給電流を運ぶケーブルから電力を誘導的にピックアップするための伝達ピックアップ回路を備える電力伝達システムによって達成され、
ケーブルへ誘導性結合を与えるための変圧器の2次巻線と、変圧器に並列に接続された第1の容量性モジュールとを備える第1の回路を備え、
伝達ピックアップ回路は、
第1の回路に並列に接続され、第2の誘導性モジュールと負荷に電力を伝達する手段とを備える第2の回路を備え、
この手段は、第2の誘導性モジュールと直列である、
ことを特徴とする。
2次巻線、第1の容量性モジュール、第2の誘導性モジュール、前記手段は、負荷を与える場合、共に、伝達ピックアップ回路を形成する。伝達ピックアップ回路は、共振回路、すなわち、交流供給電流の周波数に応じて共振することができる回路である。
第2の誘導性モジュール、第1の容量性モジュール、および、変圧器の2次巻線は、伴に、ケーブルの方向に、ノイズのためのローパスフィルタを形成する。したがって、負荷または前記手段からのノイズはフィルタされる。したがって、ケーブル上の交流供給電流のソースは、あまりロバストである必要はなく、ケーブルに結合された他の誘導的に結合された電力伝達ピックアップ回路は、最適に機能し得る。
好適には、交流供給電流は、ケーブル周波数で交番し(alternate)、第1の回路は、ケーブル周波数より下の第1の共振周波数の周りの第1の周波数範囲において第1の共振を有し、使用において、第2の回路が無限に高いインピーダンスを形成する場合に、変圧器がケーブル周波数で飽和しないように、電力伝達システムが構成される。
2次巻線は、理想的な変圧器の巻線と、理想的な変圧器の巻線と並列な励磁インダクタンスとしてモデル化され得る。理想的な変圧器の巻線はゼロインピーダンスを有し、即ち、理想的な変圧器のインダクタンス、抵抗、キャパシタンスはゼロである。
伝達ピックアップ回路において、第2の回路は、第1の回路に並列である。第2の回路を第1の回路に並列に配置することによって、第2の回路のインピーダンスは第1の回路のインピーダンスに並列になる。したがって、第2の回路のインピーダンスが第1の回路のインピーダンスに比して高い場合、第1の回路の挙動が優勢になる。更に、使用の間に、第2の回路が無限に高いインピーダンスを形成する場合、第2の回路は、有効的に、役割を果たさない。
実施において、回路の共振のピークは、無限に小さな幅を持つことはなく、周波数レンジにおいて共振を有する。
この実施形態において、第1の周波数レンジは、共振が最大に達する、第1の共振周波数の周りにある。第1の共振周波数は、ケーブル周波数の下にあり、それは、ケーブル周波数において、共振がその最大ではないことを意味する。
加えて、変圧器は、その上ではそれらが飽和する、限られた最大電力伝達を有する。したがって、少なくとも飽和周波数レンジを超えると、伝達ピックアップ回路は、変圧器を飽和させる。したがって、実際に、第2の回路がケーブル周波数で無限大の負荷を形成する場合、伝達ピックアップ回路は、変圧器が飽和するときよりも少ないエネルギーをケーブルからピックアップする。言い換えれば、伝達ピックアップ回路のケーブルからのデカップリングがある。
このデカップリングは、いくつかの状況において利点があり得る。第2の回路が負荷に電力を伝達するための手段を備える場合、第2の回路のインピーダンスは負荷のインピーダンスに依存する(したがって、負荷の存在にも依存する)。更に、第2の回路の抵抗は、負荷の上昇する抵抗とともに上がる。第2の回路が、負荷の存在によってのみ閉になる場合(即ち、負荷が存在しなければ、それは開である場合)、第2の回路の抵抗は、接続された負荷がない場合に最大に達する。負荷をスイッチオフすることは、同じ効果を持ち得る。第2の回路の高インピーダンスでのデカップリングと組み合わせて、これは、負荷の高インピーダンスで、特に、接続された負荷がない場合に、デカップリングがあることを意味する。これは、例えば、存在する負荷がないとき、または、負荷がスイッチオフされているとき、比較的小さな損失であることを意味し、実際、そのような状況において、電力損失は最小であることが望まれる。
このデカップリングをなすために、コントローラは必要とされない。コントローラが必要とされないから、電力伝達ピックアップは、比較的安価で信頼性が高い。代わりに、カップリングにおける違いは、負荷自身のインピーダンスに依存する伝達ピックアップ回路の異なる共振特性によって達成される。
変圧器の磁気インダクタンスは、誘導性モジュールの磁気インダクタンスとは別であるから、それらは、負荷が、第2の誘導性モジュールと直列であることなく、第1の回路と並列になるような状況に比較して、負荷に電力を伝達する能力を損なうことなく、第1の共振周波数とケーブル周波数との間の差を増加するためのより大きな自由度を有利に持ち得ることを、発明者は認識する。
好適な実施形態において、第2の回路は、第2の誘導性モジュールと直列で、前記手段に並列に構成された第2の容量性モジュールを備え、第2の容量性モジュールと第2の誘導性モジュールは、実際に、負荷インピーダンスが無限に高い場合に、第2の共振周波数の周りの第2の周波数レンジにおいて第2の共振を有するために構成され、第2の共振は、実施において、負荷が無限に高いとき、ケーブル周波数で、伝達ピックアップ回路のインピーダンスが第1の回路のインピーダンスより低いように構成される。
第2の回路に容量性のモジュールを有することによって、負荷の無限に高いインピーダンスの場合でさえも、第2の回路は、伝達ピックアップ回路における役割を演じる。更に、第2の回路は、第2の共振を有する。第2の回路は、第2の誘導性モジュールと直列に第2の容量性モジュールを有するから、第2の回路のインピーダンスは、第2の共振周波数において最小値をもって、共振において低くなる。第2の回路が第1の回路と並列であるので、第2の回路の低インピーダンスは、伝達ピックアップ回路のインピーダンスが低くなるようにさせる。
この実施形態において、伝達ピックアップ回路が第1の回路よりも低いインピーダンスを有するから、ケーブルからピックアップされた電力は、使用時に、負荷が無限に高いインピーダンスを形成するとき、ケーブル周波数において、更に減少される。
負荷のインピーダンスが下げられると、ケーブル周波数において、負荷は、第2の容量性モジュールに対してより優勢になり、効果的に直列共振を少なくする。これは、負荷への電力伝達を可能にする。負荷のインピーダンスがゼロに近づく場合、第2の容量性モジュールは、完全にバイパスされ、第2の容量性モジュールあり、または、なしでの回路の挙動は等しくなる。
好適に、実際に負荷インピーダンスが無限に高いとき、ケーブル周波数において、第2の回路のインピーダンスは第1の回路のインピーダンスよりも低い。
第2の回路のインピーダンスが第1の回路のインピーダンスより低いから、伝達ピックアップ回路のインピーダンスは非常に減少される。
好適な実施形態において、好適には、前記手段は、整流器の出力側から負荷に供給するよう構成された整流器と、負荷に並列になるように構成された、整流器の出力側に接続された容量性リザーバモジュールとを備える。
前記手段は第2の容量性モジュールに並列であり、整流器の出力側から負荷を供給するよう構成されるから、増加する負荷抵抗は、依然、第2の回路の増加された抵抗につながる。
容量性のリザーバモジュールは負荷と並列であり、整流器の後ろにあるから、電圧と電流において整流器の出力側の上に存在するリップルが平滑されるように、負荷のためのエネルギーのリザーバである。
好適には、前記手段は、負荷と容量性のリザーバモジュールとに直列になるように構成された第3の誘導性モジュールを備える。
容量性のリザーバモジュールは、整流器の出力側での交流電圧が閾値に達したとき、負荷となる。したがって、それは、整流器の出力側の上での交流電圧のトップにおいて負荷となる。この負荷特性は、共振伝達ピックアップ回路の共振を阻害し得る。第3の誘導性モジュールのインダクタンスの利点は、共振回路が、比較的に均しく負荷付けられること、および、2次共振回路が余り阻害されないことである。
好適には、交流供給電流を与えるソースは、ケーブル周波数を可変にするよう構成される。
ソースがケーブル周波数を変更し得るから、ケーブル上の電力伝達ピックアップのインピーダンスは、ケーブルに結合された、誘導的に結合された電力伝達ピックアップの数に適合するように変化され得る。また、周波数間の切り替えは、ケーブルに結合された、誘導的に結合された電力伝達ピックアップのための信号として用いられ得る。
本発明の実施位形態は、ここで、対応する符号は対応するパーツを示している添付の概略図を参照して、例としてのみで記載される。
図1は、本発明にしたがった誘導的に結合された電力伝達システムを示す。 図2aは、図1の誘導的に結合された電力伝達システムの電気回路表記を示す。 図2bは、図1の誘導的に結合された電力伝達システムの電気回路表記を示す。 図3は、図2bの伝達ピックアップ回路において、負荷が公称値にある場合の、異なる周波数においてケーブルからピックアップされる電力を示す。 図4は、図2bの伝達ピックアップ回路において、負荷が公称値にある場合の、異なる周波数における最大1次変圧器電圧を示す。 図5は、図2bの伝達ピックアップ回路への負荷として非常に高いインピーダンスである場合の、異なる周波数においてケーブルからピックアップされる電力を示す。 図6は、図2bの伝達ピックアップ回路への負荷として非常に高いインピーダンスである場合の、異なる周波数における最大1次変圧器電圧を示す。 図7は、図1の誘導的に結合された電力伝達システムの電気回路表記を示す。 図8は、図7の伝達ピックアップ回路において、負荷が公称値にある場合の、異なる周波数においてケーブルからピックアップされる電力を示す。 図4は、図7の伝達ピックアップ回路において、負荷が公称値にある場合の、異なる周波数における最大1次変圧器電圧を示す。 図10は、図7の伝達ピックアップ回路への負荷として非常に高いインピーダンスである場合の、異なる周波数においてケーブルからピックアップされる電力を示す。 図11は、図7の伝達ピックアップ回路への負荷として非常に高いインピーダンスである場合の、異なる周波数における最大1次変圧器電圧を示す。 図12は、図1の誘導的に結合された電力伝達システムの代替の詳細を示す。
詳細な説明
伝達回路において容量性モジュールがない例
本発明にしたがった例において、電源(1)が、電流源をもったケーブル(2)に交流電流を供給するよう構成される。これは、図1に示される。フェライトエレメント(4)を備えた電力伝達ピックアップ(3)が、ケーブルの近くに置かれる(図2aおよび図2b)。電力伝達ピックアップは、更に、フェライトエレメント(4)の周りに2次巻線(17)を備える。フェライトエレメント(4)は、変圧器のコアを形成し、少なくとも部分的に、2次巻線の中にある。電力伝達ピックアップ(3)は、ケーブル(2)と電力伝達ピックアップ(3)との間の誘導性結合が存在するように置かれる。
図2aは、電力伝達ピックアップ(3)の電気回路図を示す。電力伝達ピックアップ(3)は、更に、第1の容量性モジュール(7)を備える。第1の容量性モジュール(7)は、2次巻線(17)に並列に接続され、第1の容量性モジュールと2次巻線の組み合わせが、第1の回路(8)を構成する。
電気回路図を用いて発明を説明する目的のために、2次巻線は、理想的な変圧器の2次部分(5)と理想的な変圧器の2次部分に並列である第1の誘導性モジュール6としてモデル化され得る。第1の誘導性モジュール(6)は、変圧器の励磁インダクタンスを表す。図2bは、このモデルを用いた電力伝達ピックアップの電気回路図を示す。電力伝達ピックアップは、更に、第1の回路(8)に並列に接続された第2の回路(9)を備える。第2の回路(9)は、第2の誘導性モジュール(10)を備える。
図2aと図2bにおいて、回路図は、第2の誘導性モジュール(10)と直列である接続手段(16)を介して第2の回路に接続された負荷を持つように示される。接続手段(16)は、プラグのための一対のコンセントによって形成される。
負荷は、スイッチ可能な電球である。電球は、要求に応じて、オン、オフを切り替えられ、これは負荷が変化することを意味する。電球は、抵抗性である。電球がオフの場合、電球の抵抗は無限に高くなる。電球がオンのとき、抵抗は公称値をもつ。負荷はプラグによって前記手段に接続される。これは、電球の早くて簡単な交換を容易にする。
第1の回路と第2の回路は、共に、共振をする伝達ピックアップ回路を形成する。本発明の説明の目的、および、伝達ピックアップ回路におけるコンポーネントのための値の選択のために、いくつかの異なる状況が説明される。
第1の容量性モジュール(7)は、約64nFの値をもったキャパシタンスCpを有する。第2の誘導性モジュール(10)は、820μHのインダクタンスLsを有するコイルである。第1の誘導性モジュール(6)は、1944μHの値Lpをもち、即ち、変圧器の2次巻線は、1944μHのインダクタンスをもつ。
これらの値は、負荷がショートしているとき(即ち、ゼロのインピーダンスを持つ)とき、伝達ピックアップ回路の共振周波数(ftransfer pick−up)が、26kHzのケーブル周波数に近くなるように選ばれている。値は、従って、
Figure 0006441312
を用いて選ばれる。
当業者が認識するように、共振周波数(ftransfer pick−up)が正確なケーブル周波数から僅かに変位し得るように、全ての値ではないが、キャパシタ、コイル、変圧器のために容易に利用できる。この例において、64nFのキャパシタンス値をもったキャパシタは、容易には利用可能でない(即ち、この値をもったキャパシタは、デフォルトでは製造されていない)。したがって、第1の容量性モジュール(7)は、デフォルト値である値56nFと8.2nFをもった、並列に接続された2つのキャパシタを備える。加えて、一般的に、キャパシタ、コイル、および変圧器には、大きな製造誤差がある。例えば、製造誤差から、キャパシタの値は、50%、10%、5%、または1%で変化し、コイルのインダクタンスは20%または10%で変化する。さらに、共振は、共振が最大である周波数の周りの周波数範囲で起こる。
このケースにおいて、コンポーネントの公称値にしたがった結合された共振周波数は、約26.197kHzの値をもち、即ち、ケーブルの周波数から1%以下だけ離れている。
交流電流は、電源(1)の電流源によって供給される。負荷に伝達される電力(負荷電力)は、周波数レンジについて、図3に示される。図3は、選択された値について、負荷電力が最大にまたは最大近くになることを示している。
上記は、負荷が使用の間に意図されるような値を有する、即ち、公称の値を有する状況のために選ばれた場合の値をとる。この場合には、これは、約61Ωである。
しかし、Lp、Ls、および、Cpのための値は、公称負荷を無視することによって選ばれる。これは、負荷のインピーダンスが、まだ(正確には)知られていない回路の設計のために有効である。伝達ピックアップを設計するとき、電球についてのインピーダンス値は、ピークの最大値(伝達ピックアップ回路の共振周波数のところにある)が、Cp、または、Lp、または、Lsの値を変更することによって、ケーブル周波数に可能な限り近くであるように用いられ得る。これは、以下の式にしたがって、ある負荷インピーダンス(Zload)についてのゼロの虚部を持つように、伝達ピックアップ回路の複素インピーダンスのための式を解くことによってなされる。
Figure 0006441312
ここで、Zはインピーダンスを示すために用いられ、
Figure 0006441312
は、虚部を示すために用いられる。
図4は、図3と同じ状況について、ケーブル周波数の関数として最大1次変圧器電圧(図において、Vpeakと示される)を示す。最大1次変圧器電圧は、電力伝達ピックアップのところにおいて、ケーブルによって経験される最大電圧降下である。電圧降下は、電流が交流電流であるので、時間を通して変化する。交流電流が電流源によって供給されるので、ケーブルによって経験される電圧降下は、ケーブルからピックアップされた電力に対応する。
負荷が無限に高いインピーダンスを持つ場合において、電力伝達回路によってピックアップされる電力は、ケーブルにおける交流電流の異なる周波数でピークをとる。図5において、負荷が非常に高いインピーダンスを持つ状況が示される。負荷が非常に高いインピーダンスを持つときのケーブルからピックアップされる電力の挙動は、負荷が無限大のインピーダンスを持つときの挙動に近似する。図6は、この状況についての最大1次変圧器電圧を示す。
1次変圧器電圧は、変圧器のコア(4)によって5.0Vに制限される。コア(4)がフェライトからつくられている場合、それは、約0.3から0.5 Teslaの磁束密度で飽和する。磁束密度は、以下の式によって決定される。
Figure 0006441312
ここで、Umaxは、変圧器上のピーク電圧であり、Aeはコアの有効断面であり、Nは巻き数、fは周波数である。
負荷が無限に高いインピーダンスを持つ場合、第2の回路は、また、無限に高いインピーダンスを有し、効果的に、第2の回路は、共振伝達ピックアップ回路の挙動に対して等価ではない。伝達ピックアップ回路の共振は、15kHZの周りの周波数で最大値を持つ共振を有する、第1の回路によって決定される。電力伝達回路における他の共振周波数と区別するために、この共振周波数は、以降、第1の共振周波数と呼ばれる。
第1の共振周波数(ffirst)、第1の誘導性モジュールの励磁インダクタンス、および、第1の容量性モジュールのキャパシタンスの間の関係は、以下の式によって与えられる。
Figure 0006441312
この式は、また、第1の誘導性モジュールの励磁インダクタンスと第1の容量性モジュールのキャパシタンスについての値を選択するために用いられる。
この第1の共振周波数において、コア(4)は飽和されている。コアが飽和されているから、電力伝達ピックアップによってピックアップされる電力は制限され、最大1次変圧器電圧は制限される。
上に与えられた周波数から、並びに、図3と図5の比較、または、図4と図6の比較から明瞭なように、公称のインピーダンスをもった負荷を備える伝達ピックアップ回路(第1の回路(8)と第2の回路(9)とを組み合わせた回路)の共振周波数は、第1の共振周波数よりもケーブル周波数に近い。

伝達回路において容量性モジュールを用いた例
本発明の好ましい実施形態にしたがった例において、電力伝達回路は上述した通りであるが、第2の回路は、追加的に、負荷に電力を伝達するための手段(16)に並列に第2の容量性モジュール(11)を備える。第2の容量性モジュール(11)は、また、第2の誘導性モジュール(10)と直列である。第2の容量性モジュール(11)は、キャパシタンスについてCsの値を有する。手段(16)に接続された負荷がない場合、伝達ピックアップ回路の残りから別個に捉えられ、第2の回路は、以下の式によって決定される第2の共振周波数(fsecond)で最大となる共振(即ち、最小のインピーダンス)を有する。
Figure 0006441312
この例では、公称値のCsが44nFで、約26.496kHZの第2の回路の第2の共振周波数(fsecond)の値となる。これは、ケーブル周波数から2%より少なく変位しているが、容易に利用可能なコンポーネントが用いられ得る。第2の容量性モジュール(11)は、容易に利用可能である、値22nFと22nFをもった、並列に接続された2つのキャパシタを備える。当技術に習熟した者は、発明の他の例において、第2の容量性モジュールにおいて、単一の容易に利用可能なキャパシタを用いることが可能であり得ることを認識する。
図8は、負荷が公称のインピーダンスをもつ状況について、異なるケーブル周波数に対して、この実施形態のための負荷に伝達される電力を示す。先の例におけると同様に、この公称の負荷インピーダンスは、約61Ωである。
この図8は、第2の容量性モジュールありとなしとの状況を比較するために、図3と比較されるべきである。比較から、当技術に習熟した者には、第2の容量性モジュール(11)をもった伝達ピックアップ回路の挙動は、第2の容量性モジュール(11)のない伝達ピックアップ回路の挙動と対等であることが明らかである。
加えて、図9は、第2の容量性モジュール(11)のキャパシティのこの値について、最大1次変圧器電圧を示す。第2の容量性モジュールありとなしの状況を比較するために、図9は図4と比較されるべきである。
比較から、当技術に習熟した者には、第2の容量性モジュール(11)をもった伝達ピックアップ回路の挙動は、第2の容量性モジュール(11)のない伝達ピックアップ回路の挙動と対等であることが明らかである。第2の容量性モジュール(11)の存在の利点は、図10と11に示される。
図11は、負荷が非常に高い場合の伝達ピックアップ回路の挙動を示す。その挙動は、負荷が存在しない(即ち、無限のインピーダンスを持つ)状況を近似する。この場合において、示されていることは、ケーブル周波数の関数として最大1次変圧器電圧の形式での挙動である。ここで、第2の容量性モジュール(11)がない状況におけるように、最大1次変圧器電圧は、コア(4)が周波数レンジにおいて飽和しているとき、だが、ケーブル周波数においてではなく、クリップする。上述のように、第2の回路は、ケーブル周波数で第2の共振周波数を有する(即ち、それは、マーケットで利用可能なデフォルト値をもったコンポーネントの使用のために許容され得る限りの変位をする)。第2の回路が直列回路であるので、第2の回路は、第2の共振周波数でショート(第1の回路に並列)を形成する。ケーブル周波数は第2の周波数と同一ではないが、ケーブル周波数において、第2の回路のインピーダンスは依存として低い。第2の容量性モジュールの利点は、26kHzのケーブル周波数において、伝達ピックアップ回路が、第1の回路が形成するよりも低い、ケーブルへのインピーダンスを形成することである。この例では、第2の回路のインピーダンスが非常に低く、第1の回路のインピーダンスよりもずっと低いから、最大1次変圧器電圧でさえも無視できる。これは、図10において、26kHzのケーブル周波数において無視できるケーブルからピックアップされる電力に対応する。これは、第2の容量性モジュール(11)の存在から、および、第1の誘導性モジュール、第2の誘導性モジュール、第1の容量性モジュール、および、第2の容量性モジュールの値を用いて、電力伝達ピックアップに接続された負荷がない(または、負荷がスイッチオフされている)場合、ケーブル(2)からピックアップされる電力がなく、電力伝達ピックアップ(3)は、それが結合されている誘導的に結合された電力伝達システムに影響を与えない。
図11と同様に、図10は、ケーブル周波数の関数として負荷に伝達される電力の形式で、負荷が存在しない時の近似として、負荷が非常に高いときの伝達ピックアップ回路の挙動をしめす。伝達ピックアップ回路は、ケーブル周波数の上にある、第3の共振周波数を有する。

整流回路の例
更なる実施形態(図12)において、第1の容量性モジュール(7)は、お互いに並列に接続された2つのキャパシタ(71、72)を備え、1つのキャパシタ(71)は33nFの値を有し、他のキャパシタ(72)は100nFの値を有する。
この実施形態において、2次容量性モジュール(11)は、また、お互いに並列に接続された2つのキャパシタ(111、112)を備える。1つのキャパシタ(111)は4.7nFの値を有し、他のキャパシタは56nFの値を有する。
2次巻線の励磁インダクタンス(Cp)は847μHの値を有し、第2のインダクタンスモジュールのインダクタンスは1000μHの値を有する。
これらの値で、伝達ピックアップ回路は、ケーブル周波数が20kHzと21kHzとの間で切り替わるとき、ケーブルから電力をピックアップするように構成される。これは、ケーブル周波数が、上限の周波数限度である21kHzとして、20kHZから21kHzのケーブル周波数レンジの中にあることを意味する。負荷の意図されたインピーダンス、この例ではLED光源、は、220Ωである。伝達ピックアップ回路の共振周波数は、ケーブル周波数レンジの中にある。意図されたインピーダンスをもった負荷が接続される場合、共振周波数は、また、ケーブル周波数レンジの中にある。
電力伝達ピックアップは、更に、整流回路(13)を備える。整流器は、その出力側に、単方向(依然、変化はする)の電圧を与えるよう構成される。
出力側の上には、47μFのキャパシタ(14)がある。負荷(12)は、このキャパシタに並列に接続される。キャパシタ(14)と負荷(12)の両方は、820μHのインダクタ(15)と直列で、整流器(13)に接続される。
本発明の特定の実施形態が記載されるが、この技術に技量を有する者によって、発明は、記載されたもの以外でも、依然、発明の教示にしたがって、実施され得ることが認識される。例えば、電力伝達システムは、1より多くの電力伝達ピックアップを備え、スイッチモード電源、抵抗、および、LEDランプ等の異なる性質の負荷の組み合わせに電力を供給し得る。負荷は、また、センサーであり得る。センサーは、また、電力伝達ピックアップを介して、ケーブル(2)に接続された他のコンポーネントに通信をすることができる。加えて、第2の誘導性モジュールは、1またはそれより多くのコイルを備え得る。更に、整流器は、半波整流器であってもよい。また、第2の共振周波数は、負荷が無限のインピーダンスを有するとき、第2の回路のインピーダンスが第1の回路のインピーダンスよりも、少なくとも1/10、1/20、1/50、または、1/100倍だけ小さいように、ケーブル周波数から変位し得る。
以下に、本願出願当初に添付された特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
交流供給電流を運ぶケーブルから誘導的に電力をピックアップするための伝達ピックアップ回路を備える電力伝達システムであって、
前記ケーブルへの誘導性結合を与えるための変圧器の2次巻線と、前記変圧器に並列に接続された第1の容量性のモジュールとを備えた第1の回路を備え、
前記伝達ピックアップ回路は、
前記第1の回路に並列に接続され、第2の誘導性モジュールと負荷に電力を転送するための手段とを備えた第2の回路を備え、
前記手段は、前記第2の誘導性モジュールと直列である、
ことを特徴とする電力伝達システム。
[C2]
前記交流供給電流はケーブル周波数で交番し、
前記第1の回路は、前記ケーブル周波数の下の第1の共振周波数の周りの第1の周波数範囲で第1の共振を有し、
前記電力伝達システムは、使用において、前記第2の回路が無限に高いインピーダンスを形成する場合に、前記変圧器は前記ケーブル周波数で飽和しないように構成される、
[C1]に記載の電力伝達システム。
[C3]
前記第2の回路は、前記第2の誘導性モジュールと直列で、前記手段と並列に構成される第2の容量性モジュールを備え、
前記第2の容量性モジュールと前記第2の誘導性モジュールは、実際に、前記負荷のインピーダンスが無限に高い場合に、第2の共振周波数の周りの第2の周波数レンジにおいて第2の共振を有するために構成され、
前記第2の共振は、実際に、前記負荷が無限に高いとき、前記ケーブル周波数において、前記伝達ピックアップ回路のインピーダンスが前記第1の回路のインピーダンスよりも小さい、
[C2]に記載の電力伝達システム。
[C4]
前記ケーブル周波数において、実際に、前記負荷のインピーダンスが無限に高いとき、前記第2の回路のインピーダンスは前記第1の回路のインピーダンスよりも低い、
[C3]に記載の電力伝達システム。
[C5]
前記手段は、整流器の出力側から負荷に供給するよう構成された整流器と、前記負荷に並列に接続されるように構成された整流器の出力側に接続された容量性リザーバモジュールと、を備える、
[C3]または[C4]に記載の電力伝達システム。
[C6]
前記手段は、前記負荷と前記容量性リザーバモジュールに直列であるように構成された第3の容量性モジュールを備える、
[C5]に記載の電力伝達システム。
[C7]
前記交流供給電流を与えるためのソースを備え、
前記ソースはケーブル周波数を変化させるよう構成される、
[C1]ないし[C6]のいずれかに記載の電力伝達システム。

Claims (9)

  1. 交流供給電流を運ぶケーブル(2)から誘導的に電力をピックアップするための伝達ピックアップ回路(3)を備える電力伝達システムであって、前記交流供給電流は、ケーブル周波数で交番し、
    前記伝達ピックアップ回路(3)は、
    − 前記ケーブル(2)への誘導性結合を与えるための変圧器の2次巻線(17)と、前記変圧器に並列に接続された第1の容量性モジュール(7)とを備えた第1の回路(8)であって、前記第1の回路(8)は、第1の共振周波数において第1の周波数レンジで第1の共振を有する前記第1の回路(8)と、
    − 前記第1の回路(8)に並列に接続され、第2の誘導性モジュール(10)と負荷(12)に電力を伝達するための手段(16)とを備えた第2の回路(9)であって、前記手段(16)は、前記第2の誘導性モジュール(10)と直列である前記第2の回路(9)と、
    を備え、
    前記第1の回路(8)と前記第2の回路(9)が、共に、共振をする前記伝達ピックアップ回路(3)を形成することを特徴とし、
    公称インピーダンスを有する負荷(12)を備える前記伝達ピックアップ回路(3)の共振周波数は、前記第1の共振周波数よりも前記ケーブル周波数に近
    前記第1の共振周波数は、前記ケーブル周波数より低く、
    前記電力伝達システムは、使用において、前記第2の回路(9)が無限に高いインピーダンスを形成する場合に、前記変圧器が前記ケーブル周波数で飽和しないように構成され
    前記第2の回路(9)は、前記第2の誘導性モジュール(10)と直列で、前記手段(16)と並列に構成される第2の容量性モジュール(11)を備え、
    前記第2の容量性モジュール(11)と前記第2の誘導性モジュール(10)は、実際に、前記負荷のインピーダンスが無限に高い場合に、第2の共振周波数において第2の周波数レンジで第2の共振を有するために構成され、
    実際に、前記負荷が無限に高い場合に、前記ケーブル周波数において、前記伝達ピックアップ回路のインピーダンスが、前記第1の回路(8)のインピーダンスよりも小さいように、前記第2の共振が構成される、
    電力伝達システム。
  2. 前記2次巻線(17)のインダクタンスと、前記第1の容量性モジュール(7)のキャパシタンスと、前記第2の誘導性モジュール(10)のインダクタンスとは、前記負荷(12)がショートする場合に、前記ケーブル周波数に近づくように取り決めるように選択される、請求項1に記載の電力伝達システム。
  3. 前記ケーブル周波数において、前記第2の回路(9)のインピーダンスは、実際に、前記負荷のインピーダンスが無限に高い場合に、前記第1の回路(8)のインピーダンスよりも低い、
    請求項1または請求項2に記載の電力伝達システム。
  4. 前記手段(16)は、
    整流器(13)と、ここにおいて、前記整流器(13)は、前記整流器(13)の出力側から負荷(12)に供給するよう構成され、
    前記負荷(12)に並列に接続されるように構成された前記整流器(13)の出力側に接続された容量性リザーバモジュール(14)と、
    を備える、
    請求項または請求項2または請求項3に記載の電力伝達システム。
  5. 前記整流器(13)は、前記第2の容量性モジュール(111、112)に並列に構成される、請求項に記載の電力伝達システム。
  6. 前記手段(16)は、前記負荷(12)と前記容量性リザーバモジュール(14)に直列であるように構成された第3の誘導性モジュール(15)を備える、
    請求項または請求項5に記載の電力伝達システム。
  7. 前記第3の誘導性モジュール(15)は、前記整流器(13)の出力側に接続される、請求項に記載の電力伝達システム。
  8. 前記第2の誘導性モジュール(10)と、前記第1の容量性モジュール(7)と、前記変圧器の前記2次巻線(17)とは、共に、前記ケーブル(2)の方向に、ノイズのためのローパスフィルタを形成する、請求項1に記載の電力伝達システム。
  9. 前記交流供給電流を与えるためのソースを備え、
    前記ソースは前記ケーブル周波数を変化させるよう構成される、
    請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の電力伝達システム。
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