JP6440750B2 - 放射線撮影システム及び放射線撮影方法 - Google Patents

放射線撮影システム及び放射線撮影方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射線を用いて撮影を行う放射線撮影システム及び放射線撮影方法に関するものである。
近年、例えば医療分野では被検者の脊髄や下肢の全体や全身を撮影するといった、観察領域が広い撮影(以下、長尺撮影と称する)が行われている。特許文献1には、複数の放射線検出装置(放射線撮影装置)を並べて撮影することで、長尺撮影を行うことができる放射線撮影システムが開示されている。
特開2012−040140号公報
特許文献1において、放射線検出装置の一部を重ねながら複数の放射線検出装置を並べて撮影する際、放射線発生部から遠い位置に配置された放射線検出装置に放射線発生部に近い位置に配置された放射線検出装置構造物が写り込む。
また、種類が異なる放射線検出装置を用いて長尺撮影を行うことがある。放射線発生部に近い位置に配置された放射線検出装置が複雑な構造物を多く含む場合、放射線発生部から遠い位置に配置された放射線検出装置から出力される画像データに複雑な構造物が写り込んでしまう。その結果、長尺撮影によって生成される長尺画像の画質が低下してしまう。
そこで本発明は、種類が異なる放射線検出装置を用いて長尺撮影を行う場合であっても、適切に長尺撮影を行うことができる放射線撮影システム及び放射線撮影方法を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報に基づいて、長尺撮影が可能であるか否かを判定する判定部を有する。
本発明によれば、種類が異なる放射線検出装置を用いて長尺撮影を行う場合であっても、適切に長尺撮影を行うことができる。
本発明の放射線撮影システムの概略構成を示す図。 本発明の放射線撮影システムの放射線検出装置と画像データの関係を示す図。 本発明の放射線撮影システム(主に制御部)の構成を示す図。 本発明の放射線撮影システムの登録部と判定部の具体例を示す図。 本発明の放射線撮影システムの登録部と判定部の具体例を示す図。 本発明の放射線撮影システムの動作を示すフローチャート。 本発明の放射線撮影システムの放射線検出装置と画像データの関係を示す図。 本発明の放射線撮影システムの実施例2を示す図。 本発明の放射線撮影システムの実施例2を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の放射線撮影システムの概略構成を示す図である。複数の放射線検出装置を並べて行われる長尺撮影に用いられる放射線撮影システムの概略構成を示す図である。
放射線撮影システムは、放射線を発生させる放射線発生部112を備えている。放射線発生部112は、照射範囲114に放射線を照射することができる。放射線発生部112は、床面又は天井に設置された支持部(図示しない。)を介して設置されている。放射線発生部112の照射面には、放射線を遮蔽する絞り(図示しない。)が設置されている。操作者は、放射線を遮蔽する絞りを制御することにより、放射線発生部112から照射される放射線の照射範囲114を設定することができる。
放射線撮影システムは、複数の放射線検出装置120、122、124を備えている。ここでは、3つの放射線検出装置120、122、124を備えた形態を示すが、2つの放射線検出装置、4つ以上の放射線検出装置であってもよい。複数の放射線検出装置120、122、124は、被検者100を通過した放射線を検出し、放射線に応じた画像データを出力するものである。なお、画像データを放射線画像と言い換えることもできる。
具体的には、複数の放射線検出装置120、122、124は、被検者を透過した放射線を、透過放射線量に相当する電荷として検出する。例えば、複数の放射線検出装置120、122、124には、放射線を電荷に変換するa−Seなどの放射線を直接的に電荷に変換する直接変換型センサや、CsIなどのシンチレータとa−Siなどの光電変換素子を用いた間接型センサが用いられる。さらに、複数の放射線検出装置120、122、124は、検出された電荷をA/D変換することにより、画像データを生成し、制御部130へ出力する。
複数の放射線検出装置は、撮影台110内に収納されている。撮影台110は、矩形の筐体であり、筐体内は中空である。また、撮影台110は、複数の放射線検出装置120、122、124を保持する機能を有している。
図1に示すように、撮影台110を床面に対して直立させ、撮影台110が設置される。被検者100は、撮影台110の長手方向に沿って設置される。撮影台110は、被検者100を支える支持機能を有している。
図1では、撮影台110の長手方向が鉛直方向となるように、すなわち、撮影台110が床面に対して直立するように撮影台110が設置される。なお、撮影台110の長手方向が水平方向となるように、すなわち、撮影台110が床面に対して平行となるように撮影台110が設置されてもよい。
撮影台110には、放射線検出装置120、放射線検出装置122、放射線検出装置124が撮影台110の長手方向に沿ってそれぞれ配置される。このとき、放射線検出装置の一部を重ねながら複数の放射線検出装置が配置される。例えば、図1に示すように、放射線検出装置120と放射線検出装置122は、一部が空間的に互いに重なるように配置される。このとき、放射線検出装置120と放射線検出装置122の撮影可能領域は互いに重なっている。同様にして、放射線検出装置122と放射線検出装置124は、一部が空間的に互いに重なるように配置される。このとき、放射線検出装置122と放射線検出装置124の撮影可能領域は互いに重なっている。また、放射線検出装置122は、放射線検出装置120と放射線検出装置124の背面側、つまり放射線発生部112から遠い位置に配置されている。
また、放射線撮影システムは、放射線検出装置から出力された画像データに対して画像処理を行ない、画像を生成する制御部130と、画像を表示する表示部132と、操作者から指示を行うための操作部134とを備えている。また、制御部130は、各構成要素を制御する機能を有している。
制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124に接続されている。具体的には、制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124と有線または無線のネットワークもしくは専用線で接続されている。複数の放射線検出装置120、122、124は、放射線発生部112で発生した放射線を撮像し、画像データを制御部130に出力する。制御部130は、コンピュータ上で動作するアプリケーション機能を有している。制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124の動作を制御しつつ、表示部132へ画像を出力したり、グラフィカルユーザーインターフェースを出力したりする。
制御部130は、放射線発生部112の放射線を発生するタイミングと放射線の撮影条件を制御する。また、制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124の画像データを撮影するタイミング及び出力するタイミングを制御する。制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124に対して同時に撮影を行わせ、複数の放射線検出装置120、122、124に対して同時に画像データを出力させることができる。
制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124から出力された画像データに対して、ノイズ除去などの画像処理を行う機能を有している。また、制御部130は、複数の放射線検出装置120、122、124から出力された画像に対してトリミングや回転といった画像処理を行なうこともできる。表示部132は、制御部130から出力される当該画像を表示させる。
被検者100は、撮影台110に置かれた踏み台上に立ち、複数の放射線検出装置120、122、124および放射線発生部112に対して位置決めされる。本実施例では、放射線検出装置122の中心に垂直に放射線が入射する角度となっている。放射線発生部112から複数の放射線検出装置120、122、124に向け照射された放射線は、被検者100を透過して複数の放射線検出装置120、122、124に到達して検出される。複数の放射線検出装置120、122、124で得られた画像データは、制御部130で合成処理され、被検者100の合成画像が生成される。合成画像は、観察領域が広い長尺撮影によって取得される長尺画像である。表示部132は、制御部130から出力される長尺画像を表示させる。
本発明の放射線撮影システムでは、1回の放射線の照射によって、被検者100の脊髄や下肢の全体や全身を撮影する長尺撮影を行うことができる。放射線発生部112から照射される放射線(照射範囲114)が複数の放射線検出装置120、122、124に同時に照射される。例えば、操作者は、放射線を遮蔽する絞りを制御したり、複数の放射線検出装置120、122、124と放射線発生部112との距離を調整したりする。
なお、複数の放射線検出装置120、122、124は、放射線発生部112からの放射線の照射を自動検知する検知機能を有していてもよい。自動検知する検知機能は、放射線発生部112から放射線が照射された際、複数の放射線検出装置120、122、124が放射線を検知して放射線に起因する電荷を蓄積する機能である。複数の放射線検出装置120、122、124のいずれかに1つより放射線の照射を検知した際、複数の放射線検出装置120、122、124は、本読み動作を開始させて画像データを取得する。
上述した放射線撮影システムでは、放射線検出装置120、124の背後に放射線検出装置122が重なり合うように配置されている。このため、放射線検出装置122が出力する画像データには、放射線検出装置120、124の内部構成要素である放射線検出パネル、基板、筐体などの構造物(構造情報)が写り込んだ欠陥領域が生じる。この欠陥領域について、本発明の放射線撮影システムの放射線検出装置と放射線画像の関係を示す図2を用いて説明する。
放射線検出装置120は、放射線入射面側から、放射線を検出する放射線検出パネル150、放射線検出パネル150を粘着してパネル基台158に設置させる粘着材156と、放射線検出パネル150を支持するパネル基台158、放射線検出パネル150から電気信号を出力させる制御基板154の順に積層された結合体が内包される。放射線検出パネル150と制御基板154は、フレキシブル基板152を介して接続されている。
また、放射線検出装置120の外装筺体は、金属若しくはカーボンから成る筺体160と、放射線を透過させる放射線透過部材から成る放射線透過部162とから構成される。放射線検出パネル150の放射線入射面には、放射線透過部162が設置され、放射線発生部112からの放射線の減衰を抑える。放射線検出パネル150は、放射線を検出可能な有効画素領域と、該有効画素領域の外周に辺縁部を有する。
放射線検出装置122は、その有効画素領域が放射線検出装置120の有効画素領域と一部重なるように配置され、どのラインにおいても放射線検出装置120、122のいずれかの有効画素領域が確実に画像情報を取得するように構成される。長尺画像は、放射線検出装置120から出力される画像データ(放射線画像)と、放射線検出装置122から出力される画像データのうちの放射線検出装置120が取得していない画像領域の画像データ(放射線画像)から生成される。
ここで、放射線検出装置122から取得される画像データ302には、放射線検出装置120の構造物が写り込んでいる。放射線検出装置122の有効画素領域の端部から放射線検出装置122の外装筺体の端部までの領域410は、放射線検出装置120の構造物が放射線検出装置122に写り込んでしまう領域である。放射線検出装置122から取得される画像データ302には、放射線検出装置120の構造物の写り込みによる欠陥領域412が生じてしまう。すなわち、合成処理部142において、放射線検出装置122から取得される画像データ302から生成される長尺画像にも欠陥領域412が生じてしまう。
放射線検出装置122から取得される画像データ302の欠陥領域412には、放射線検出装置120における放射線検出パネル150、フレキシブル基板152、粘着材156、パネル基台158、筺体160の一部が画像情報として含まれる。また、欠陥領域412には、フレキシブル基板152上の基板や、ネジ414、ネジ416などに起因する画像情報が含まれる。このうちネジ414に関しては放射線検出器120から取得される画像データ300によって、長尺画像上においては欠陥領域とならない部分である。一方、ネジ416に関しては欠陥領域となる部分である。
なお、図示はしないが、放射線検出装置122から取得される画像データ302には、放射線検出装置124の構造物の写り込みによる欠陥領域が生じている。
以上説明した通り、欠陥領域は放射線透過率が低い構造物によって生じる画像情報の欠損であり、欠陥領域からは被検者情報が失われてしまうため、長尺画像を用いる診断時の妨げとなる可能性がある。
次に、図3に示す本発明の放射線撮影システムの構成図を用いて、主に、複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報に基づいて長尺撮影可能であるか否かを判定する形態を説明する。
制御部130は、複数の放射線検出装置から出力された画像データを記憶する記憶部140を備えている。
記憶部140は、複数の放射線検出装置120、122、124から出力される画像データ(放射線画像)を記憶する。図3に示すように、放射線検出装置120、122、124は、それぞれ、放射線検出装置(D1)、放射線検出装置(D2)、放射線検出装置(D3)としている。
記憶部140は、放射線検出装置120、122、124から出力される画像データを時間情報とともに記憶することができる。よって、記憶部140は、放射線画像が取得された時間情報によって、放射線検出装置120、122、124から出力された放射線画像が同時に取得されたものであるかどうかを区別して記憶することができる。記憶部140は、被検者の画像情報が含まれた放射線画像であるのか、被検者の画像情報が含まれていない放射線画像であるのか区別して記憶することができる。
操作者は、操作部134を介して、放射線検出装置120、122、124の位置情報を入力する。なお、撮影台110は、複数の収納部に収納された複数の放射線検出装置120、122、124の位置情報を検出する検出部を備えていてもよい。記憶部140は、複数の放射線検出装置120、122、124によって同時に撮影された複数の放射線画像を、放射線検出装置の位置情報(空間的位置情報)と関連付けて記憶することができる。すなわち、位置情報によって、複数の放射線検出装置120、122、124の内、上部に配置される放射線検出装置、中央部に配置される放射線検出装置、下部に配置される放射線検出装置を区別することができる。
また、記憶部140は、放射線検出装置120から出力される画像データと放射線検出装置122から出力される画像データとが隣接していることを関連付けて記憶することができる。同様にして、記憶部140は、放射線検出装置122から出力される画像データと放射線検出装置124から出力される画像データとが隣接していることを関連付けて記憶することができる。さらに記憶部140は、放射線検出装置122が放射線検出装置120、124の背面側に配置されていることを関連付けて記憶することができる。記憶部140は、合成処理部142に対して、複数の画像データとその位置情報を出力することができる。
制御部130は、複数の放射線検出装置の識別情報と長尺撮影に適した複数の放射線検出装置の位置情報(配置情報)を登録する登録部200と、放射線検出装置の識別情報と位置情報に基づいて長尺撮影可能であるか否かを判定する判定部202とを備えている。本実施例における複数の放射線検出装置は、種類が異なる放射線検出装置からなる。識別情報は、放射線検出装置の種類の情報を含んでいる。
操作者は、操作部134を介して複数の放射線検出装置の識別情報と長尺撮影に適した複数の放射線検出装置の位置情報を登録部200に登録する。具体的には、登録部200は、放射線発生部112から遠い位置に配置された放射線検出装置122から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、長尺撮影に適した放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報を登録する。登録部200は、詳細は後述する画像補正部146において画像データに写り込んだ構造物を補正することが可能な放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置されるように、放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報を登録する。言い換えれば、登録部200は、放射線発生部112から近い位置に配置される放射線検出装置120と放射線検出装置124として、複雑な構造物を含まない放射線検出装置を登録する。このように、放射線発生部112から近い位置に配置される放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報が登録部200に登録される。
なお、登録部200は、外部のネットワークを利用して、放射線検出装置の識別情報を逐次取得し、複雑な構造物を含む放射線検出装置と、複雑な構造物を含まない放射線検出装置とを分類してそれぞれ登録することもできる。例えば、登録部200は、画像補正部146において画像データに写り込んだ構造物を補正することが可能な放射線検出装置と、画像補正部146において画像データに写り込んだ構造物を補正することが不可な放射線検出装置とを分類してそれぞれ登録することができる。
なお、本実施例では、放射線発生部112から遠い位置に配置された放射線検出装置122の背面に他の放射線検出装置が配置されないため、放射線検出装置122の識別情報と位置情報については登録部200に登録しなくてもよい。ここでは、放射線発生部112から近い位置に配置される放射線検出装置の背面に他の放射線検出装置が配置される場合、登録部200は、放射線発生部112から近い位置に配置される放射線検出装置の識別情報と位置情報を登録する。
そして、登録部200は、少なくとも、放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報を判定部202に出力する。
判定部202は、登録部200に登録された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報と、実際に配置された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報に基づいて長尺撮影が可能であるか否かを判定する。
具体的には、判定部202は、登録部200に登録された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報と、実際に配置された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報が一致する場合、長尺撮影が可能であると判定する。判定部202は、登録部200に登録された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報と、実際に配置された放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する。
例えば、判定部202は、画像補正部146において画像データに写り込んだ構造物を補正することが可能な放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置される場合、長尺撮影が可能であると判定する。つまり、判定部202は、複雑な構造物を含まない放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置される場合、長尺撮影が可能であると判定する。
登録部200と判定部202の具体例について、図4と図5を用いて説明する。図4は、複数の放射線検出装置の配置形態を示している。ここでは、タイプAの放射線検出装置が複雑な構造物を含まない放射線検出装置であり、タイプBの放射線検出装置が複雑な構造物を含む放射線検出装置とする。例えば、タイプAの放射線検出装置では、ネジ416などに起因する画像情報が写り込まない。タイプBの放射線検出装置では、ネジ416などに起因する画像情報が写り込む。
図5は、図4の配置形態において、それぞれの放射線検出装置を透過した放射線に基づく画像データを示している。つまり、図5に示す画像データは、それぞれの放射線検出装置120、122、124の背面に設置された放射線検出装置において検出される画像データである。図5の画像データからタイプBの放射線検出装置が複雑な構造物を含むことが把握できる。
図5(a)の画像データは、図4(a)の配置形態に対応している。図4(a)の中央の位置にタイプBの放射線検出装置が配置されるため、図5(a)の中央における画像データ522に複雑な構造物が写り込んでいることを把握することができる。同様にして、図5(b)の画像データは、図4(b)の配置形態に対応している。図4(b)の上部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置されるため、図5(b)の上部における画像データ520に複雑な構造物が写り込んでいることを把握することができる。図5(c)の画像データは、図4(c)の配置形態に対応している。図4(c)の下部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置されるため、図5(c)の下部における画像データ524に複雑な構造物が写り込んでいることを把握することができる。
登録部200は、放射線発生部112から遠い位置に配置された放射線検出装置122から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報を登録する。ここでは、登録部200は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置されるように、放射線検出装置120と放射線検出装置124の識別情報と位置情報を登録する。登録部200は、タイプBの放射線検出装置が放射線発生部112から遠い位置に配置されるように、放射線検出装置122の識別情報と位置情報を登録してもよい。
記憶部140は、実際に配置された放射線検出装置120、122、124から取得される画像データとともに識別情報と位置情報を記憶する。なお、操作部134を用いて放射線検出装置120、122、124の識別情報と位置情報を入力してもよい。
図4(a)に示す配置形態では、図4(a)の上部と下部の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、図4(a)の中央の位置にタイプBの放射線検出装置が配置される。
記憶部140は、図4(a)に示すように、実際に配置された放射線検出装置120、122、124の識別情報と位置情報を記憶する。
ここでは、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置されるように、タイプAの放射線検出装置の識別情報と位置情報が登録部200に登録されている。よって、図4(a)に示す配置形態では、判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に実際に配置されるため、長尺撮影が可能であると判定する。
図4(b)に示す配置形態では、図4(b)の中央部と下部の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、図4(b)の上部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置される。
記憶部140は、図4(b)に示すように、実際に配置された放射線検出装置120、122、124の識別情報と位置情報を記憶する。
ここでは、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置されるように、タイプAの放射線検出装置の識別情報と位置情報が登録部200に登録されている。よって、図4(b)に示す配置形態では、判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から遠い位置に実際に配置され、タイプBの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に実際に配置されるため、長尺撮影が不可であると判定する。そして、表示部132は、長尺撮影が不可である場合、操作者にアラート(報知)する。表示部132は、長尺撮影を実施することができない旨を報知する。なお、表示部132は、音声を発してもよい。
図4(c)に示す配置形態では、図4(c)の上部と中央部の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、図4(c)の下部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置される。
記憶部140は、図4(c)に示すように、実際に配置された放射線検出装置120、122、124の識別情報と位置情報を記憶する。
ここでは、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置されるように、タイプAの放射線検出装置の識別情報と位置情報が登録部200に登録されている。よって、図4(c)に示す配置形態では、判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から遠い位置に実際に配置され、タイプBの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に実際に配置されるため、長尺撮影が不可であると判定する。そして、表示部132は、長尺撮影が不可である場合、操作者にアラート(報知)する。
図4に示す配置形態では、図4の2箇所の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、図4の1箇所の位置にタイプBの放射線検出装置が配置される形態を示した。本実施例は、2箇所の位置にタイプBの放射線検出装置が配置され、1箇所の位置にタイプAの放射線検出装置が配置される形態に適用してもよい。判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に配置される場合、長尺撮影が可能であると判定する。判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から遠い位置に配置される場合、長尺撮影が不可であると判定する。
なお、全ての放射線検出装置が同じタイプの複数の放射線検出装置を用いて長尺撮影を行う場合、判定部202は、当該判定処理を行わない。なぜなら、複数の放射線検出装置を入れ替えて配置することができないからである。本実施例では、種類が異なる複数の放射線検出装置を用いて長尺撮影を行う場合、判定部202は、当該判定処理を行う。種類が異なる複数の放射線検出装置を用いて長尺撮影を行う場合、複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報に基づいて、長尺撮影が可能であるか否かを判定する。
ここで、図6を用いて、放射線撮影システムの判定手順について図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップ(S601):操作者は、操作部134を用いて長尺撮影に適した放射線検出装置の識別情報と位置情報を登録部200に登録する。登録部200は、放射線発生部112から遠い位置に配置された放射線検出装置から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、長尺撮影に適した放射線検出装置の識別情報と位置情報を登録する。
ステップ(S602):操作者は、撮影台110に複数の放射線検出装置を配置する。操作者は、撮影台110には、複数の放射線検出装置を撮影台110の長手方向に沿ってそれぞれ配置する。実際に配置された複数の放射線検出装置から取得される画像データとともに識別情報と位置情報を取得し、記憶部140に記憶させる。
ステップ(S603):判定部202は、登録部200に登録された放射線検出装置の識別情報と位置情報と、実際に配置された放射線検出装置の識別情報と位置情報に基づいて長尺撮影が可能であるか否かを判定する。長尺撮影が可能である場合、ステップ(S604)に進む。長尺撮影が不可である場合、ステップ(S605)に進む。
ステップ(S604):実際に配置された放射線検出装置を用いて撮影準備を行い、長尺撮影を行う。複数の放射線検出装置で得られた画像データは、制御部130で合成処理され、被検者100の合成画像が生成される。合成画像は、観察領域が広い長尺撮影によって取得される長尺画像である。表示部132は、制御部130から出力される長尺画像を表示させる。
ステップ(S605):長尺撮影が不可である場合、表示部132は操作者に対してアラート(報知)する。なお、複数の放射線検出装置の実際の配置を変更して、ステップ(S603)において再判定することも可能である。
図2に示すように、合成処理部142は、記憶部140に記憶された複数の画像データを合成して、長尺画像を生成する。このとき、合成処理部142は、被検者100の画像情報が含まれた複数の画像データについて合成して、長尺画像を生成する。
合成処理部142は、放射線検出装置120、122、124から出力された複数の画像データと位置情報に基づいて合成することにより、長尺画像を生成する。具体的には、合成処理部142は、放射線検出装置120、122、124から時間情報に基づいて同時に出力された複数の画像データ(放射線画像)を合成対象と判別し、複数の画像データを合成する。合成処理部142は、位置情報に基づいて放射線検出装置120、122、124から出力された複数の画像データの位置関係を決定して合成する。
例えば、図1に示す例では、放射線検出装置120から出力された画像データが上方に、放射線検出装置124から出力された画像データが下方に、放射線検出装置122から出力された画像データがその間に位置決めされる。さらに位置情報が示す重なり方も考慮して合成が行われる。例えば、放射線発生部112から遠い位置に他の放射線検出装置に重なり合うように配置された放射線検出装置122には、上下に欠陥領域が生じる。しかし、放射線検出装置120、124には欠陥領域は生じない。そこで、合成処理部142は、放射線検出装置が重なり合う範囲では放射線検出装置120、124が生成する画像データを用いて長尺画像を生成することで長尺画像に生じる欠陥領域の面積を最小化することができる。このように、合成処理部142は、隣接する複数の撮影領域を撮影して得た複数の画像データを合成することにより、長尺画像を生成することができる。
画像補正部146は、合成処理部142から出力された合成画像に対して、欠陥領域を目立たないように補正する処理を行う。具体的には、画像補正部146は、欠陥領域を放射線検出装置の構造物を表す構造情報と欠陥領域に隣接する正常領域の画素値分布を用いて補正する。言い換えれば、画像補正部146は、長尺画像の欠陥領域を、欠陥領域に隣接する正常な画像領域の情報を利用して補正する。
ここで構造情報とは、放射線画像に写り込む可能性のある放射線検出装置の構造物を表す情報である。構造情報には、放射線検出装置の内部に存在する物質の放射線源弱係数、厚み、位置などの情報が含まれている。長尺画像上の欠陥領域を補正する場合、欠陥領域の端は空間的に隣接する正常領域の画素値分布と写り込みが無ければ相関があることが期待される。従って、写り込みが生じている構造情報を考慮した上で、画像補正部146は、欠陥領域の画素値分布が正常領域の画素値分布に近づくような補正を行うことで欠陥領域を低減することができる。
ここでは説明を簡易にするために、被検者が無い状態で複数の放射線検出装置を重ね合わせて撮影した画像データを取得して構造情報として利用する方法を説明する。構造情報は、放射線検出装置の構造物の写り込みが画素値という形で表される。この画素値は例えば放射線源弱係数が大きく厚い構造物による写り込みが生じている画素では小さな値を、放射線源弱係数が小さく薄い構造物による写り込みが生じている画素では大きな値となる。
画像データに構造情報が含まれる場合について図7を用いて説明する。図7は、本発明の放射線撮影システムの構成と画像データ(欠陥領域を含む)の形態を模式的に示すものである。図7で示すような形態で複数の放射線検出装置120、122、124を配置し、被検者が無い状態で撮影すると、放射線検出装置122から取得される画像データ302には、放射線検出装置120、124の構造情報が写り込む。
具体的には、放射線検出装置122から取得される画像データ302には、重複する放射線検出装置120の下端部おける構造情報の写り込み領域306が含まれている。また、放射線検出装置122から取得される画像データ302には、重複する放射線検出装置124の上端部における構造情報の写り込み領域308が含まれている。
なお、放射線検出装置120から取得される画像データ(放射線画像)300には、他の放射線検出装置の構造情報の写り込みは生じない。また、放射線検出装置124から取得される画像データ(放射線画像)304には、他の放射線検出装置の構造情報の写り込みは生じない。そのため、画像データ302が、画像上の写り込み方を位置・画素値情報として持つ構造データに相当する。写り込み領域306及び写り込み領域308を構造情報と見なすこともできる。
欠陥領域の長尺画像上での位置は記憶部140が保持する放射線検出装置の位置情報から求めてもよいが、構造情報を用いて求めることもできる。すなわち構造情報が示す長尺画像上で生じる情報欠損を長尺画像上で検出すれば、その検出領域が欠陥領域である。例えば構造情報として上述の写り込み領域306及び308を用いる場合、画像補正部146は、構造情報をテンプレート画像として長尺画像上でテンプレートマッチングを行う。そして最も相関が高い位置を欠陥領域として取得して、画像補正部146による補正対象とする。
階調処理部148は、複数の画像データ(放射線画像)を合成して得られた長尺画像に対して、階調処理を行なう。具体的には、階調処理部148は、放射線検出装置120、122、124から取得された複数の画像データを記憶部140から取得する。階調処理部148は、放射線検出装置120、122、124から取得された複数の画像データの特徴量をそれぞれ解析して、表示部132のダイナミックレンジを有効に利用することができるように、長尺画像の階調変換特性を決定する。
そして、階調処理部148は、決定された階調変換特性を用いて長尺画像の階調を変換する。特徴量には、各画像データのヒストグラム、最大画素値、最小画素値が含まれ、放射線検出装置120、122、124から取得された複数の画像データに対して解析処理を実行することにより、特徴量を算出している。
階調処理部148は、画像補正部146によって補正が行われた長尺画像に対して、階調処理を行うことができる。このように、欠陥領域が低減された長尺画像に対して階調処理を行うため、長尺画像の階調処理を適切に行うことができる。つまり、階調処理部148は、放射線検出装置120及び放射線検出装置124の構造物の写り込みの影響を抑えて、長尺画像の階調処理を行うことができる。
表示部132は、欠陥領域が低減された長尺画像を表示することができる。つまり、放射線検出装置の構造物の写り込みを含んだ長尺画像の画質を向上させることができる。
以上、本実施例によれば、複数の放射線検出装置120、122、124から取得される複数の放射線画像を合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、複数の放射線検出装置120、122、124の識別情報と位置情報に基づいて、長尺撮影が可能であるか否かを判定する判定部202を有する。よって、種類が異なる放射線検出装置を用いた場合であっても、長尺画像の画質を低下させることなく、長尺撮影を行うことができる。
次に実施例2について図8、図9を用いて説明する。実施例1と異なる点は、長尺撮影が可能となる複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を表示部132に表示する点である。
図8(a)に示す配置形態では、図8(a)の中央部と下部の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、図8(a)の上部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置される。
図8(a)に示す配置形態では、判定部202は、タイプAの放射線検出装置が放射線発生部112から遠い位置に実際に配置され、タイプBの放射線検出装置が放射線発生部112から近い位置に実際に配置されるため、長尺撮影が不可であると判定する。そして、制御部130は、長尺撮影が可能となる複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を表示部132に表示させる。ここでは、図8(b)に示すように、上部と下部の位置にタイプAの放射線検出装置が配置され、中央部の位置にタイプBの放射線検出装置が配置されるように、表示部132に表示させる。
具体的には、図9に示すように、「上部と中央部の放射線検出装置を入れ替えてください。」等のメッセージや、矢印等の記号を表示部132に表示する。よって、操作者は、上部と下部の位置にタイプAの放射線検出装置を配置し、中央部の位置にタイプBの放射線検出装置を配置することができる。
なお、長尺撮影の準備段階において、登録部200に登録されている、複数の放射線検出装置の識別情報と長尺撮影に適した複数の放射線検出装置の位置情報(配置情報)を表示部132に表示してもよい。
よって、種類が異なる放射線検出装置を用いた場合であっても、長尺画像の画質を低下させることなく、長尺撮影を行うことができる。
100 被検者
110 撮影台
112 放射線発生部
114 照射範囲
120 放射線検出装置(D1)
122 放射線検出装置(D2)
124 放射線検出装置(D3)
130 画像表示制御部
132 表示部
134 操作部
140 放射線検出装置識別情報取得部
141 判断部
142 撮影部
143 合成部
144 画像補正部
200 登録部
202 判定部

Claims (14)

  1. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、
    種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録部と、
    前記登録部に登録された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定部とを有することを特徴とする放射線撮影システム。
  2. 前記識別情報は、前記放射線検出装置の種類を含むことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記登録部に登録された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致する場合、長尺撮影が可能であると前記判定部が判定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  4. 長尺撮影が不可であると前記判定部が判定した場合、操作者に報知する表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  5. 前記表示部は、長尺撮影が可能となる複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を表示することを特徴とする請求項4の放射線撮影システム。
  6. 前記登録部は、放射線を発生する放射線発生部から遠い位置に配置された放射線検出装置から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  7. 前記放射線検出装置から出力される画像データに写り込んだ構造物を補正する画像補正部を備えることを特徴とする請求項1の放射線撮影システム。
  8. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、
    種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録部と、
    前記登録部に登録された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致する場合、長尺撮影が可能であると判定する判定部とを有することを特徴とする放射線撮影システム。
  9. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影方法であって、
    種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録ステップと、
    該登録された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定ステップとを有することを特徴とする放射線撮影方法。
  10. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影方法であって、
    種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録ステップと、
    該登録された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された種類が異なる複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致する場合、長尺撮影が可能であると判定する判定ステップとを有することを特徴とする放射線撮影方法。
  11. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、
    複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録部と、
    前記登録部に登録された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定部と、
    長尺撮影が可能となる複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を表示する表示部とを有することを特徴とする放射線撮影システム。
  12. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影方法であって、
    複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録ステップと、
    該登録された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定ステップと、
    長尺撮影が可能となる複数の放射線検出装置の識別情報と位置情報を表示部に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする放射線撮影方法。
  13. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影システムであって、
    放射線を発生する放射線発生部から遠い位置に配置された放射線検出装置から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録部と、
    前記登録部に登録された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定部とを有することを特徴とする放射線撮影システム。
  14. 複数の放射線検出装置から取得される複数の画像データを合成して長尺画像を生成する放射線撮影方法であって、
    放射線を発生する放射線発生部から遠い位置に配置された放射線検出装置から出力される画像データに複雑な構造物が写り込まないように、複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報を登録する登録ステップと、
    該登録された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報と、実際に配置された複数の放射線検出装置の識別情報及び位置情報が一致しない場合、長尺撮影が不可であると判定する判定ステップとを有することを特徴とする放射線撮影方法。
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