JP6440221B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理技術に関する。
従来、周辺に存在するコンビニエンスストア、飲食店、バス停及び駅などの様々な施設
を検索してユーザに提示する周辺検索の技術が知られている。ユーザは、周辺検索により
提示された施設の中からすぐに行ける施設を探すことができる。特許文献1には、現在地
や目的地周辺の施設検索を行う周辺検索機能を備えたナビゲーション装置に関する技術が
記載されている。
特開2013−195244号公報
しかしながら、上記のような従来技術における周辺検索では、出発位置と、施設との間
の直線距離に応じて周辺に存在する施設を検索する。そのため、出発位置と検索により特
定された施設との間に線路や建物などの障害物が存在し、そのような障害物を大きく迂回
しなければ当該施設に辿り着けない場合、そのような施設に行くには時間を要する。従っ
て、このような周辺検索では、すぐに行ける施設を探しているユーザにとって適当ではな
い場合がある。また、周辺検索において、全ての施設までの経路探索をしてすぐに行ける
施設を特定しようとした場合、そのような探索は膨大な処理量が必要となるため、現実的
ではない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量な処理でより適切な周辺
検索を行うための技術を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、地図情報を参照して、指定位置と、所定の条件を満たす
1又は複数の施設の位置のそれぞれとを結ぶ直線上に存在するオブジェクトに基づいて、
前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置のそれぞれとの間の移動コストをそれぞれ算
出する算出手段と、前記算出された移動コストに応じて、前記1又は複数の施設から施設
を選択する選択手段とを備える。
本発明に係る情報処理方法は、制御部を備える情報処理装置において実施される情報処
理方法であって、前記制御部が、地図情報を参照して、指定位置と、所定の条件を満たす
1又は複数の施設の位置のそれぞれとを結ぶ直線上に存在するオブジェクトに基づいて、
前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置のそれぞれとの間の移動コストをそれぞれ算
出する算出ステップと、前記制御部が、前記算出された移動コストに応じて、前記1又は
複数の施設から施設を選択する選択ステップとを備える。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、地図情報を参照して、指定位置と、所定
の条件を満たす1又は複数の施設の位置のそれぞれとを結ぶ直線上に存在するオブジェク
トに基づいて、前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置のそれぞれとの間の移動コス
トをそれぞれ算出する算出手段、前記算出された移動コストに応じて、前記1又は複数の
施設から施設を選択する選択手段として機能させる。
また、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体
メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロード
することにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
本発明によれば、軽量な処理でより適切な周辺検索を行うことができる。
一実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示す概念図である。 一実施形態における情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態における施設の属性とスコアの関係を示す図である。 一実施形態における周辺検索の例を説明するための図である。 一実施形態における情報処理装置で実施される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、発明の
範囲をこれらに限定するものではない。
図1を参照して、一実施形態に係る周辺検索装置のハードウェア構成について説明する
。周辺検索装置10は、指定された位置の周辺に存在する様々な施設(例えば、コンビニ
エンスストア、飲食店、バス停及び駅など)を検索して出力する装置である。周辺検索装
置10は、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、ナ
ビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータなどの情報処理装置に
より構成される。周辺検索装置10は、制御部11、通信部14、記憶部15、操作部1
6及び表示部17を主に備える。制御部11は、CPU(Central Proces
sing Unit)12及びメモリ13を主に備えて構成される。なお、周辺検索装置
10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した
複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。
制御部11では、CPU12は、記憶部15等に記憶されたプログラムをメモリ13に
展開して実行することにより、周辺検索装置10が備える各種構成の動作を制御し、また
、各種処理の実行を制御する。制御部11において実行される処理の詳細は後述する。
通信部14は、外部装置と通信するための通信インタフェースである。通信部14は、
例えば、外部装置からデータやコマンドを受信したり、周辺検索装置10による処理結果
を外部へ送信する。
記憶部15は、ハードディスク等の記憶装置によって構成される。記憶部15は、制御
部11における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報を記憶する。記憶部15
に記憶されている情報の具体例については後述する。
操作部16は、周辺検索装置10のユーザの指示を受け付け、制御部11へ出力するた
めのユーザインタフェースである。操作部16は、キーボード、マウス、操作キー、及び
タッチパネルなどにより構成される。
表示部17は、周辺検索装置10による処理結果を表示するためのユーザインタフェー
スである。表示部17は、液晶、LED(Light Emitting Diode)、又はCRT(Cathod
e Ray Tube)などを用いた表示装置により構成される。
図2を参照して、一実施形態に係る周辺検索装置10の機能構成を説明する。周辺検索
装置10は、機能構成として、スコア設定部111、移動コスト算出部112、候補地選
択部113及びデータベース120を主に備える。また、周辺検索装置10は、自機の現
在地を特定するための測位機能を有することもできる。これらの機能は、例えば、制御部
11において、CPU12が、記憶部15等に記憶されたプログラムをメモリ13に展開
して実行することにより実現される。以下に、周辺検索装置10が備える各機能構成の詳
細を説明する。
まず、データベース120は、周辺検索装置10において実行される処理に必要な情報
、及び当該処理により生成された情報など、各種情報を記憶する。データベース120は
、例えば、地図情報及びスコア情報を記憶している。地図情報は、施設情報、道路情報、
鉄道路線情報、建造物情報、地形情報、住所情報、及びその他の地理情報など、地図に関
する各種の情報を含む。スコア情報については、後述する。
スコア設定部111は、データベース120の地図情報を参照して、地図上の各エリア
に存在するオブジェクトに応じて、当該各エリアに対してスコアを設定する。ここで、オ
ブジェクトとは、現実の世界に存在するものに対応し、例えば、交差点、建物、踏切、線
路、山、川、及び橋などが含まれ、地図上に表現される。スコアは、エリアを通過すると
きにそのエリアに存在するオブジェクトがどの程度の障害になるかに応じて設定される。
例えば、障害となる程度が大きいほど、スコアは大きく設定される。設定されたスコアの
情報は、データベース120に記憶される。なお、スコアは、エリアに対して設定するこ
ととしているが、これに限定されず、エリアに存在するオブジェクト自体に設定してもよ
い。以下の説明においても同様である。
また、本実施携帯において、エリアとは、緯度経度に基づいて地図を分割することで得
られる区域であり、仕様や設計に応じて適宜エリアの形状やサイズを設定することができ
る。例えば、エリアの形状は、四角形、六角形、ひし形等の多角形や、円等の曲線で囲ま
れた形状とすることができる。さらに、サイズは、例えば、3m四方(若しくは直径3m
)、又は10m四方(又は直径10m)とすることができる。また、エリアのサイズは一
定でなくてもよい。例えば、都市部のエリアはより小さく(細かく)するようにしてもよ
い。また、エリアを行政区画の形状にしてもよい。設定されたエリアの情報は、地図情報
と共にデータベース120に記憶されている。
なお、スコア設定部111は、オブジェクトの属性に基づいてスコアの設定を行うこと
もできる。当該属性としては、オブジェクトの種類(例えば、交差点、建物、踏切、線路
、及び川など。)が考えられる。
図3を参照して、オブジェクトの属性(オブジェクトの種類)に基づいて設定されるス
コアの例を説明する。この例では、オブジェクトの属性として、交差点、建物、踏切、線
路、及び川が示されている。そして、これらの属性のそれぞれに対して、スコアが対応付
けられている。当該スコアは、エリアを通過するときにそのエリアに存在するオブジェク
トが障害になる程度が大きいほど大きな値が対応付けられている。従って、この例では、
交差点(スコア:3)が存在するエリアを通過するよりも、建物(スコア:4)が存在す
るエリアを通過する方が通過の障害になりやすいという前提でスコアが対応付けられてい
る。スコア設定部111は、このように属性に対応付けられたスコアを用いて、エリアに
対してスコアを設定する。例えば、スコア設定部111は、あるオブジェクトの属性が建
物であると判断した場合、そのオブジェクトが存在するエリアのスコアを「4」に設定す
る。また、エリアに対してスコアを設定する場合において、1つのエリアに複数のオブジ
ェクトが存在するときは、これらのオブジェクトの属性に対応するスコアが合算された値
を当該エリアのスコアとして設定する。
さらに、スコア設定部111は、オブジェクトのサイズに基づいてスコアの設定を行う
ことができる。例えば、サイズが大きいオブジェクトであるほど、その周辺を通過すると
きの障害となる程度は大きいため、高いスコアが設定される。なお、オブジェクトの全体
的なサイズが大きくなくても、一定の方向に長い(例えば、南北に延びるように長い)オ
ブジェクトもその周辺を通過するときの妨げとなるため、サイズが大きいオブジェクトで
あるとして、高いスコアが設定される。
オブジェクトのサイズに基づくスコアの設定の具体的な例として、オブジェクトが存在
する位置に含まれるエリアの数に基づいて、スコアを設定することができる。例えば、3
つのエリアを跨いで存在するオブジェクト(又は当該オブジェクトが存在するエリア)は
、2つのエリアを跨いで存在するオブジェクト(又は当該オブジェクトが存在するエリア
)よりも高いスコアが設定されるようにすることもできる。多くのエリアを跨いで存在す
るオブジェクト程、その周辺を通過する障害となるためである。
また、オブジェクトのサイズに基づくスコアの設定と、前述のオブジェクトの属性(オ
ブジェクトの種類)に基づくスコアの設定とを組み合わせてもよい。例えば、まず、オブ
ジェクトの属性に基づいてスコアの設定を行った後、オブジェクトのサイズに応じて、設
定されているスコアを高くしたり低くしたりすることができる。
移動コスト算出部112は、所定の条件(例えば、指定位置から所定の距離以内に存在
し、指定された種類の施設であること)を満たす施設を全て特定し、スコア設定部111
により設定されたスコアに基づいて、指定位置(第1の位置)から当該特定された1又は
複数の施設の位置(第2の位置)のそれぞれまでの移動コストをそれぞれ算出する。
具体的には、まず、移動コスト算出部112は、データベース120に記憶された地図
情報を参照して、指定位置(例えば、操作部16を介して指定された位置)から所定の距
離(例えば、200m)以内に存在する指定された種類(ジャンル)(例えば、操作部1
6を介して指定された種類)の施設を全て特定する。そして、移動コスト算出部112は
、当該指定位置と当該特定された施設との間に存在するオブジェクトに基づいて、当該指
定位置と当該特定された施設との間の移動コストを算出する。移動コストの算出は、例え
ば、当該指定位置と当該特定された施設との間に存在するエリアに対してスコア設定部1
11により設定されたスコアを取得し、当該スコアを合算することによって行うことがで
きる。前述のとおり、オブジェクトに対してスコアが設定されている場合、指定位置と特
定された施設との間に存在するオブジェクトに対して設定されているスコアを合算するこ
とによって、移動コストが算出される。また、特定された施設が複数存在する場合、全て
の施設について、指定位置と各施設との間の移動コストをそれぞれ算出する。
なお、移動コストを算出するための施設の特定方法に関して、移動コスト算出部112
は、指定位置から所定の距離以内に存在すること、及び指定された種類であることという
条件の少なくともいずれかの条件(所定の条件)を満たすような施設を移動コストを算出
するために特定することができる。また、移動コスト算出部112は、ユーザに指定され
た他の詳細な条件(例えば、キーワードに一致すること、施設のサービス内容が希望に一
致することなど)を満たすような施設を特定するようにしてもよい。
なお、移動コストの算出において、指定位置と特定された施設との間に存在するエリア
とは、指定位置とオブジェクトとを結ぶ直線上に存在するエリアとすることができる。
図4を参照して、移動コスト算出部112による移動コストの算出方法の例を説明する
。同図には、地図をメッシュ状に分割することによって得られた四角形状のエリアが示さ
れている。当該エリアは、例えば、3m四方のサイズで設定される。この例において、「
A」と示されているエリアは指定エリアを示し、「B1」及び「B2」と示されているエ
リアは特定された施設の位置を示している。また、他のエリアには、図3に示したような
各属性に対して対応付けられたスコアを参照して設定されたスコアが示されている。なお
、この例において、通過の障害となるようなオブジェクトがエリアに存在しない場合、当
該エリアにはスコア「1」が設定されている。この時、エリア「A」とエリア「B1」と
の間の移動コストは、当該エリア間に存在するエリアに対して設定されたスコアを合算す
ることによって得られて、当該移動コストは、1+1+1+1+1=5である。同様に、
エリア「A」とエリア「B2」との間の移動コストは、1+10=11である。従って、
この例では、地図上、エリア「A」からの距離は、エリア「B1」までの距離よりも「B
2」までの距離の方が短く見えるが、移動コストは、「B2」までの方が「B1」までよ
りも高いということになる。
以上のように、移動コスト算出部112は、指定された位置(第1の位置)と、所定の
条件を満たす1又は複数の施設の位置(第2の位置)のそれぞれと間に存在するオブジェ
クトに基づいて、第1の位置と1又は複数の第2の位置のそれぞれとの間の移動コストを
それぞれ算出する。
図2の説明に戻る。候補地選択部113は、移動コスト算出部112により算出された
移動コストに応じて、移動コスト算出部112により特定された1又は複数の施設から、
1又は複数の施設を選択する。例えば、候補地選択部113は、指定位置から施設の位置
までの移動コストが所定値以下であるとき、当該施設を選択することができる。もしくは
、候補地選択部113は、移動コスト算出部112により特定された1又は複数の施設の
うち、移動コストが低い順で上位所定数(例えば、上位5つ)を選択することができる。
さらに、候補地選択部113は、指定位置と、移動コスト算出部112により特定され
た施設との間に、通過を著しく妨げるような所定のオブジェクト(例えば、線路や川)が
存在する場合、当該施設を選択しないようにすることができる。
このように、本実施形態によれば、候補地選択部113によって、指定位置からの移動
コストが低い施設を選択することができる。このように選択された施設をユーザに提示(
例えば、表示部17に表示)することによって、ユーザは、指定位置(例えば、現在地)
から単に距離が近い施設ではなく、行きやすい施設を特定することができる。また、移動
コストは、指定位置から施設までを結ぶ直線上に存在するオブジェクトに応じて設定され
たスコアを用いて算出され、施設の選択は、当該移動コストに基づいて行われる。このよ
うな処理は、指定位置から候補となる全ての施設までの移動ルートを検索してから移動コ
ストを算出するような処理に比べて処理量が少ない。従って、本実施形態によれば、軽量
な処理でより適切な周辺検索を行うことができる。
次に、図5を参照して、周辺検索装置10において実行される処理のフローを説明する
。なお、以下に説明する処理フローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じ
ない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ス
テップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されてい
るステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに
分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。なお、各処理ス
テップの処理の詳細は、図2を参照して既に説明しているため省略する。
まず、ステップS11において、制御部11は、データベース120の地図情報を参照
して、地図上の各エリアに存在するオブジェクトに応じて、当該各エリアに対してスコア
を設定する。
ステップS12において、制御部11は、データベース120に記憶された地図情報を
参照して、(操作部16を介した)ユーザによる指定位置から所定の距離(例えば、20
0m)以内に存在し、かつ、ユーザにより指定された種類(ジャンル)の施設(すなわち
、所定の条件を満たす施設)を特定する。
ステップS13において、制御部11は、指定位置と特定された施設との間に存在する
オブジェクトに基づいて、指定位置と特定された施設との間の移動コストを算出する。移
動コストの算出は、例えば、当該指定位置と当該特定された施設との間に存在するエリア
に対してステップS11で設定されたスコアを取得し、当該スコアを合算することによっ
て行うことができる。
ステップS14において、制御部11は、ステップS13において算出された移動コス
トに応じて、移動コスト算出部112により特定された1又は複数の施設から、1又は複
数の施設を選択する。
以上のように、本実施形態によれば、周辺検索装置10は、上記のように移動コストに
基づいて施設を選択し、当該施設をユーザに提示することによって、ユーザは、指定位置
(例えば、現在地)から単に距離が近い施設ではなく、行きやすい施設を特定することが
できる。また、移動コストは、指定位置から施設までの間に存在するオブジェクトに応じ
て設定されたスコアを用いて算出される。このような処理は、指定位置から候補となる全
ての施設までの移動ルートを検索してから移動コストを算出するような処理に比べて処理
量が少ない。従って、本実施形態によれば、軽量な処理でより適切な周辺検索を行うこと
ができる。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において、他の様々な形で実施することができる。上記実施形態はあらゆる点で単
なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
10 周辺検索装置、11 制御部、12 CPU、13 メモリ、14 通信部、1
5 記憶部、16 操作部、17 表示部

Claims (5)

  1. 各エリアに対して設定された移動コストに関するスコアを記憶する記憶部と、
    前記記憶部と、地図情報とを参照して、指定位置と1又は複数の施設の位置との間に存在するエリアに対して設定された前記スコアに基づいて、前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置との間の移動コストを算出する算出部と、
    前記算出された移動コストに応じて、前記1又は複数の施設から施設を選択する選択部と、
    を備える情報処理装置。
  2. エリアに存在するオブジェクトの有無、前記オブジェクトの数、前記オブジェクトの属性、前記オブジェクトのサイズ、前記オブジェクトが複数のエリアに跨って存在する場合の跨るエリア数の少なくともいずれかに基づいて、当該エリアの前記スコアを設定する設定部を備える請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、前記指定位置又は指定された施設種類に基づいて、前記1又は複数の施設を特定する、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 制御部を備える情報処理装置において実施される方法であって、
    前記制御部が、各エリアに対して設定された移動コストに関するスコアを記憶する記憶部と、地図情報とを参照して、指定位置と1又は複数の施設の位置との間に存在するエリアに対して設定された前記スコアに基づいて、前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置との間の移動コストを算出する算出ステップと、
    前記制御部が、前記算出された移動コストに応じて、前記1又は複数の施設から施設を選択する選択ステップと、
    を備える情報処理方法。
  5. コンピュータを、
    各エリアに対して設定された移動コストに関するスコアを記憶する記憶部と、地図情報とを参照して、指定位置と1又は複数の施設の位置との間に存在するエリアに対して設定された前記スコアに基づいて、前記指定位置と前記1又は複数の施設の位置との間の移動コストを算出する算出部、
    前記算出された移動コストに応じて、前記1又は複数の施設から施設を選択する選択部
    として機能させるためのプログラム。



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