JP6438803B2 - 立体画像生成装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本願発明は、インテグラルフォトグラフィ方式における要素画像群の階調が削減された階調削減要素画像群を生成する立体画像生成装置及びそのプログラムに関する。
従来のインテグラルフォトグラフィ(IP:Integral Photography)方式では、複数の微小レンズが配列されたレンズアレイを通して、1台のカメラで被写体を撮影している。このとき、IP方式では、カメラがレンズアレイの焦平面を撮影するため、レンズアレイを構成する各微小レンズが微小なカメラと同じ働きをする。その結果、IP方式では、レンズアレイ越しに被写体を撮影した画像が、微小レンズの位置に応じた微小画像(要素画像)が並んだ画像(要素画像群)となる。
この要素画像群は、被写体からの光線情報を記録した画像であり、記録できる光線数はカメラの解像度に依存する。また、IP方式における立体像の解像度は、再生する光線数すなわちカメラの解像度に依存する。このため、IP方式では、高解像度のカメラが必要になる。
以上より、IP方式では、膨大な画素数のカメラで被写体を撮影し、同程度の画素数の立体画像表示装置で再生する必要があるため、2次元画像よりも情報量が多くなる。この情報量は、撮影素子の画素数と階調数との積で表される。そこで、情報量の多い高精細映像及び立体映像では、2次元画像での画像処理方法の一つであるディザにより、階調を減らすことが行われている(例えば、特許文献1,2)。
特許5456020号公報 特許4991930号公報
前記したように、IP方式の要素画像群は、2次元画像とは異なり、複数の要素画像が並んだものである。そして、各要素画像は、2次元画像と比較すると、少ない画素で構成されることが多い。しかし、特許文献1,2に係る発明では、2次元画像に施すディザを要素画像群にそのまま適用するので、立体映像としての画質が考慮されていないためにディザによる画質劣化が目立つという問題がある。
そこで、本願発明は、ディザによる画質劣化を抑えた立体画像生成装置及びそのプログラムを提供することを課題とする。
前記した課題に鑑みて、本願発明に係る立体画像生成装置は、IP方式における要素画像群の階調が削減された階調削減要素画像群を生成する立体画像生成装置であって、レンズアレイ情報入力部と、要素画像群入力部と、要素画像群情報入力部と、立体像生成部と、適用周波数算出部と、階調削減部と、階調削減要素画像群生成部と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、立体画像生成装置は、レンズアレイ情報入力部によって、要素レンズが2次元状に配列されたレンズアレイのレンズ間隔と、レンズアレイから観察者までの距離と、要素レンズの焦点距離と、要素レンズの個数とが、レンズアレイ情報として入力される。
立体画像生成装置は、要素画像群入力部によって、要素画像群が入力される。
立体画像生成装置は、要素画像群情報入力部によって、要素画像群の画素数と、要素画像群の画素サイズと、要素画像群の階調数と、要素画像群を構成する隣り合う要素画像間の距離とが、要素画像群情報として入力される。
立体画像生成装置は、立体像生成部によって、レンズアレイ情報及び要素画像群情報に基づいて、要素画像群に含まれる被写体の3次元立体像を仮想3次元空間に生成する。
立体画像生成装置は、適用周波数算出部によって、レンズアレイ情報に基づいて、仮想3次元空間におけるレンズアレイと3次元立体像との相対位置を求め、求めた相対位置に応じたディザの適用周波数を算出する。
このように、立体画像生成装置は、立体画像の解像度特性や、レンズアレイと観察者と3次元立体像との位置関係に応じて、ディザの適用周波数を算出する。
立体画像生成装置は、階調削減部によって、適用周波数算出部が算出した適用周波数で3次元立体像にディザを施す。
立体画像生成装置は、階調削減要素画像群生成部によって、レンズアレイ情報及び要素画像群情報に基づいて、階調が削減された3次元立体像が含まれる階調削減要素画像群を生成する。
なお、本願発明は、コンピュータが備えるCPU、メモリ、ハードディスク等のハードウェア資源を、立体画像生成装置として協調動作させる立体画像生成プログラムで実現することもできる。このプログラムは、通信回線を介して配布してもよく、CD−ROMやフラッシュメモリ等の記録媒体に書き込んで配布してもよい。
本願発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
本願発明に係る立体画像生成装置は、立体画像の解像度特性や、レンズアレイと観察者と3次元立体像との位置関係に応じて、ディザの適用周波数を算出することができる。このため、本願発明に係る立体画像生成装置は、ディザによる画質劣化を抑えることができる。
従来の立体撮影装置の説明図である。 本願発明に係る立体画像生成装置の処理概要を説明するためのブロック図である。 本願発明における3次元立体像の生成を説明する説明図である。 本願発明の実施形態に係る立体画像生成装置の構成を示すブロック図である。 本願発明の実施形態において、(a)は観察者の認識限度を説明する説明図であり、(b)は(a)のレンズアレイの拡大図である。 本願発明の実施形態において、(a)はディザの適用前の要素画像を説明する説明図であり、(b)はディザの適用後の要素画像を説明する説明図である。 本願発明の実施形態において、要素画像に対するディザの適用を説明する説明図である。 本願発明の実施形態において、ディザの適用周波数の算出を説明する説明図である。 本願発明の実施形態において、光線数の算出を説明する説明図である。 (a)〜(c)は、本願発明の実施形態において、観察距離と光線数との関係を説明する説明図である。 図4の立体画像生成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本願発明の各実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一手段には同一符号を付し、説明を省略した。
[IP立体撮影装置の概略]
図1を参照し、本願発明の実施形態を説明する前に、従来の立体画像撮影装置9Aの概略と、本願発明の処理概要とについて説明する。
図1のように、立体画像撮影装置9Aは、IP方式の立体画像(要素画像群)を撮影するものであり、レンズアレイ91と、拡散板93と、カメラ95とを備える。
レンズアレイ91は、例えば、要素レンズ92が縦横に配列されたものである。また、レンズアレイ91は、被写体からの光を拡散板93に向けて射出する。例えば、要素レンズ92は、微小な両凸レンズであり、一定間隔pで配列される。
拡散板93は、レンズアレイ91からの光を拡散させるものである。また、拡散板93は、レンズアレイ91を構成する要素レンズ92の焦点距離fにある焦平面に配置される。
なお、立体画像撮影装置9Aは、拡散板93の代わりに集光レンズ(不図示)を備えてもよい。
カメラ95は、例えば、一般的な撮影カメラである。また、カメラ95は、拡散板93に焦点が合うように調整される。そして、カメラ95は、拡散板93に表示された像を撮影し、要素画像群を立体画像生成装置1(図2)に出力する。
[立体画像生成装置の処理概要]
図2を参照し、立体画像生成装置1の処理概要について説明する。
立体画像生成装置1は、立体画像撮影装置9Aから要素画像群が入力され、入力された要素画像群の階調が削減された階調削減要素画像群を生成するものである。図2のように、立体画像生成装置1は、立体像生成部20と、階調削減部40と、階調削減要素画像群生成部50とを備える。
立体像生成部20は、要素画像群に含まれる被写体の3次元立体像を仮想3次元空間に生成するものである。図3のように、立体像生成部20は、要素レンズ92の焦点距離fだけ離れたレンズアレイ91を介して、要素画像群97を構成する画素98の光を取得した場合と同様、要素画像群97を元に3次元立体像90を生成する。
なお、図3では、図面を見やすくするために、画素98を1つのみ図示した。
階調削減部40は、立体像生成部20が生成した3次元立体像の階調をディザで削減するものである。このとき、階調削減部40は、3次元立体像を構成する点を観察者が認識できないという条件において、ディザを用いて階調を削減する。
なお、ディザとは、観察者が濃淡を認識できるように、濃淡画像を2値化する手法である。
例えば、3次元立体像90がポリゴンオブジェクトの場合、この3次元立体像90は、複数の点が3次元空間内に配置されたものとなる。また、3次元立体像90は、それを構成する点の数が多いほど奇麗になる。ここで、3次元立体像90を構成する点が2次元画像でいう解像度と同じ意味を持ち、IP方式では空間解像度とよばれる。従って、2次元画像で解像度が低いと画素構造が認識できてしまうのと同様、IP方式でも空間解像度が低いと3次元立体像90を構成する点が認識できてしまう。
つまり、3次元立体像90を構成する点を観察者が認識できない条件とは、空間解像度が高く3次元立体像90を構成する点が多くなること、又は、観察者が3次元立体像90から離れることで相対的に空間解像度が高くなることを表す。従って、階調削減部40は、観察者がディザを認識できないように階調を削減する必要がある。
階調削減要素画像群生成部50は、階調削減部40が階調を削減した3次元立体像90から、要素画像群(階調削減要素画像群)を生成するものである。そして、階調削減要素画像群生成部50は、生成した要素画像群を外部(例えば、立体画像表示装置)に出力する。
このように、立体画像生成装置1は、入力された要素画像群にディザを施すことで、階調が削減された階調削減要素画像群を生成できる。例えば、入力された要素画像群を構成する各画素のビット深度が8ビットの場合、階調削減要素画像群のビット深度は、1ビットになる。このように、階調を削減した場合でも観察者が階調数の低下を認識しにくいので、画質を落とさずに要素画像群の情報量を削減できる。また、階調表示を行えない表示デバイス(例えば、モノクロの立体画像表示装置)を用いた場合でも、階調表現を行うことができる。
(実施形態)
[立体画像生成装置の構成]
図4を参照し、本願発明の実施形態に係る立体画像生成装置1Aの構成について説明する(適宜図1〜図3参照)。
立体画像生成装置1Aは、図2の立体画像生成装置1に、実際に階調削減要素画像群を生成するときに必要な手段を加えたものである。図4のように、立体画像生成装置1Aは、レンズアレイ情報入力部11と、要素画像群情報入力部13と、要素画像群入力部15と、立体像生成部20と、適用周波数算出部30と、階調削減部40と、階調削減要素画像群生成部50とを備える。
レンズアレイ情報入力部11は、外部(例えば、立体画像生成装置1Aの利用者)から、レンズアレイ情報が入力されるものである。そして、レンズアレイ情報入力部11は、入力されたレンズアレイ情報を立体像生成部20に出力する。
例えば、レンズアレイ情報には、レンズアレイ91のレンズ間隔pと、レンズアレイ91から観察者(不図示)までの距離と、要素レンズ92の焦点距離fと、要素レンズ92の個数とが含まれる。また、レンズアレイ91から観察者までの距離は、任意に設定可能であり、立体画像表示装置の画面高さの3倍程度に設定してもよい。
要素画像群情報入力部13は、外部(例えば、立体画像生成装置1Aの利用者)から、要素画像群情報が入力されるものである。例えば、要素画像群情報には、要素画像群入力部15に入力された要素画像群97の画素数と、要素画像群97の画素サイズと、要素画像群97の階調数と、要素画像群97を構成する隣り合う要素画像間の距離とが含まれる。そして、要素画像群情報入力部13は、入力された要素画像群情報を立体像生成部20に出力する。
要素画像群入力部15は、外部(例えば、立体画像撮影装置9A)から、要素画像群97が入力されるものである。そして、要素画像群入力部15は、入力された要素画像群97を立体像生成部20に出力する。
立体像生成部20は、レンズアレイ情報及び要素画像群情報に基づいて、要素画像群97に含まれる被写体の3次元立体像90を仮想3次元空間に生成するものである。この立体像生成部20は、レンズアレイ情報入力部11からレンズアレイ情報が入力され、要素画像群情報入力部13から要素画像群情報が入力され、要素画像群入力部15から要素画像群97が入力される。
具体的には、立体像生成部20は、プレーンスイープ法又は視体積交差法を用いて、被写体の3次元立体像90を生成する。ここで、立体像生成部20は、要素画像群97に複数の被写体が含まれる場合、被写体毎に3次元立体像90を生成してもよい。そして、立体像生成部20は、生成した3次元立体像90と、レンズアレイ情報及び要素画像群情報とを適用周波数算出部30に出力する。
適用周波数算出部30は、立体像生成部20から入力された3次元立体像90に適用するディザの適用周波数を算出するものである。そして、適用周波数算出部30は、算出したディザの適用周波数と、3次元立体像90と、レンズアレイ情報及び要素画像群情報とを階調削減部40に出力する。
以下、適用周波数算出部30によるディザの適用周波数の算出について、第1例及び第2例を説明する。
なお、適用周波数算出部30には、第1例又は第2例の何れの手法を用いるか、予め設定しておくとよい。
<ディザの適用周波数の算出:第1例>
この第1例の手法は、3次元立体像(オブジェクト)90の1点が複数の要素レンズ92から1本ずつ射出される光線で構成されていることを利用したものである。
前記したように、観察者がディザを認識できないように階調を削減する必要がある。例えば、視力1.0の観察者の場合、観察者から5メートル離れた位置のランドルト環の1.5ミリメートルの切れ目を認識できる。逆に言えば、この観察者は、1.5ミリメートル未満の切れ目を認識できない。従って、視力1.0の観察者から5メートル先にレンズアレイ91が位置し、その要素レンズ92が直径0.75ミリメートルの場合を考えると、観察者は、個々の要素レンズ92を認識できない。言い換えるなら、観察者の認識限度は、縦2個×横2個からなる要素レンズ92の集合となる。つまり、4個の要素レンズ92が集合した場合、各要素レンズ92が白色又は黒色しか表示できずとも、各要素レンズ92の色の組み合わせにより、5階調を表現できる。従って、認識限度の要素レンズ92の個数をLとした場合、階調数Nは、下記の式(1)によって求められる。
N=L+1 …式(1)
また、本例では、4個の要素レンズ92が再生する色は、ランダムに白色または黒色を割り当てる。この割り当て手順として、3次元立体像90を構成する点に対して、前記手法によってランダムでディザを適用し、ディザが適用された3次元立体像90を要素画像群に変換する。
ここで、ランドルト環(ランドルト環の切れ目はgとする)をhメートル離れたときに認識できる視力は、下記の式(2)で表すことができる。
視力=1/視角(分)
視角(分)=1/60(度) …式(2)
例えば、視力1.0の観察者が視角1分を認識できることから、5メートル離れた位置での認識限度(ランドルト環の切れ目)gは、下記の式(3)のように、約1.5ミリメートルとなる。
g=tan(1/(60×2))×h×2
g=tan(1/120)×5×2
g≒0.0015 …式(3)
ここで、要素画像群97の画素数が無限大と仮定する。この場合、観察者までの全奥行位置において、4個の要素レンズ92が観察者の認識限度になるという条件を満たすことができる。そして、観察者からレンズアレイ91までの距離において4個の要素レンズ92を認識限度とし、レンズアレイ91の焦点距離fの位置に立体画像表示装置9Bが配置されている場合、IP方式での3次元立体像の最大空間周波数は、レンズアレイ91面での空間周波数と等しくなる。また、要素画像群97の画素数が無限大であれば、前記したように、観察者までの全奥行き位置において最大空間周波数が維持され、下記参考文献に記載されたIP方式の空間周波数特性を満たす条件と等しくなる。
参考文献:「走査線8,000本級映像システムを用いたインテグラル立体テレビ」、洗井他、2014年3月、NHK技研 R&D、No.144、p31
例えば、視力1.0の観察者の認識限度として、立体画像表示装置9Bの走査線構造や画素構造を検知できないという条件を満たす角解像度が30cpd(Cycles Per Degree)=60画素/度となる。この角解像度は、通常の2次元ディスプレイの場合であり、IP方式では前面にレンズアレイ91を備えることから、30cpdが要素レンズ60個/度に相当する。また、前記4個の要素レンズ92での条件が30cpdの縦横各2倍の角解像度を意味することから、要素レンズ92が60cpdで配置されていることになる。
従って、適用周波数算出部30は、複数の要素レンズ92が観察者の眼球αに入るようにするために、前記参考文献に記載の手法で3次元立体像90の空間周波数特性を算出し、観察者の認識限度(=30cpd)以上、かつ、元の要素画像群の階調再現に必要な要素レンズ数(式(1)参照)となるようにディザの適用周波数を決定する。
ここで、要素画像の画素数が有限の場合、レンズアレイ91から離れる程3次元立体像90の解像度が低下し、認識限度以下になることがある。この場合、観察者とレンズアレイ91とを離すことによって、相対的に3次元立体像90の解像度を認識限度以上にすることができる。また、立体画像表示装置9Bでのレンズアレイ91の要素レンズ92のレンズ間隔、要素画像の画素間隔を狭くすることでも、相対的に3次元立体像90の解像度を認識限度以上にすることができる。
図5のように、256個(縦16個×横16個)の要素レンズ92が観察者の認識限度の場合、式(1)から257階調の表現が可能となる。このため、ディザ適用前の階調が256(8ビット階調)であれば、階調及び解像度を低下させることなく、ディザにより階調の情報量を1ビットまで削減できる。
例えば、図6(a)のように、ディザ適用前の要素画像を表示する要素レンズ92で再現される階調が256階調における245(灰色)であることとする。この場合、図6(b)のように、各要素レンズ92からの光線は、ランダムで白色又は黒色とする。つまり、図7のように、ディザ適用後の要素画像を表示する要素レンズ92からの出力情報に基づいて、各要素レンズ92に対応する各要素画像の画素を白色又は黒色に変更している。
なお、図7の要素レンズ92は、図6(b)で最左列の要素レンズ92に対応している。
以上より、下記の式(4)を用いて、ディザを施すことができる。
ディザ後の要素画像(x,y)=random(t,v) …式(4)
この式(4)では、xが水平方向の任意の要素画像、yが垂直方向の任意の要素画像を表す。また、random(t,v)は、時間tに応じて、確率vの割合でランダムに0(黒色)又は1(白色)を返す関数である。この確率vは、要素画像群97の階調に応じて、1から0まで変化する。要素画像群97の階調値が0であれば確率vが0になり、階調値が255であれば確率vが1になる。例えば、階調値が245の要素画像群97に対して、random(t,v)は、確率v=245/255に1を乗算するため、白色の要素画像が245個、黒色の要素画像が10個となる。
<ディザの適用周波数の算出:第2例>
この第2例の手法は、3次元立体像(オブジェクト)90の1点が1個の要素レンズ92から射出される複数の光線(画素)で構成されていることを利用したものである。
図8のように、立体画像表示装置9Bがレンズアレイ91を備え、要素画像群97を表示する。このとき、3次元立体像90が灰色(ハッチングで図示)であることとする。また、3次元立体像90の1点の大きさは、観察者の眼球αの網膜細胞βで焦点を合わせられる最小サイズであることとする。これは、例えば、視力1.0の観察者の認識限度のサイズと言い変えられる。
また、図8では、要素画像群97の画素98aが白色であることとし、この画素98aからの光線を短破線で図示した。また、画素98bが黒色(ドットで図示)であることとし、この画素98bからの光線を一点鎖線で図示した。さらに、3次元立体像90の光線を長破線で図示した。
IP方式では、3次元立体像90の1点は、複数の光線から構成されている。つまり、図8のように、観察者が3次元立体像90の1点を観察しているときは、複数の光線が眼球αに入ることになる。言い変えると、各光線は各画素98からの光であるため、観察者が3次元立体像90の1点を観察しているときは、複数の画素98を観察することになる。そのため、観察者は、複数の光線情報の総和として、3次元立体像90の1点を認識できる。すなわち、3次元立体像90の1点における階調は、複数の光線(画素)で再現できる。
ここで、ディザを施さない場合、3次元立体像90の1点の色が灰色のため、画素98a,98bからの2本の光線は、灰色にする必要がある。この場合、画素98a,98bの両方で階調表現を行う必要がある。例えば、画素98a,98bが白色から黒色までを256階調で表現する場合、階調情報が8ビットとなる。しかし、画素98aを白色とし、画素98bを黒色とすれば、画素98a,98bからの光線の総和で灰色を表現できるため、画素98a,98bが白黒のみを表現できればよい。この場合、画素98a,98bの両方が2階調を表現できればよいので、階調情報が1ビットとなる。
図8の例では、3次元立体像90の1点の色を再現するために画素98a,98bからの情報を用いた。このとき、画素98a,98bに白色または黒色の値を割り当てる方法として、ランダムに与える方法がある。この方法は、3次元立体像90の1点の色を再現するための画素を算出し、算出された画素に対してランダムで白色と黒色の値を割り当てる。通常、3次元立体像90を構成する点は、隣接する点と同程度の色を持つことが多い。このため、画素の白色と黒色をランダムに割り当てることで、隣接する点の間を注視した場合にも色ムラが生じなくて済む。なお、白色と黒色の割合は、元の3次元立体像90の1点の色になるような割合とする。
具体的には、本例では、3次元立体像90の1点が1個の要素レンズ92のサイズで構成されていると仮定しているため、1個の要素レンズ92から射出されて観察者の眼球αに入射する光線数によって階調が決まる。この光線数は、要素レンズ92に対応する要素画像の画素数によって決まる。要素画像の画素数が無限大であれば階調数は無限大になり、画素数が有限であれば階調数は有限になる。観察者から3次元立体像90の1点までの距離をL1、3次元立体像90の1点からレンズアレイ91までの距離をL2、3次元立体像90の1点のサイズをg、観察者の瞳孔径をd、要素レンズ92の焦点距離をf、要素レンズ92の直径をpとする。この場合、図9のように、観察者の眼球αに入射する要素レンズ92からの光線の最大角度θは、下記の式(5)で表される
θ=tan−1((d−g)/2/L1)×2 …式(5)
なお、図9では計算を容易にするために、要素レンズ92の直径pが観察者の瞳孔径dより大きいこととした。また、要素レンズ92の主点、3次元立体像90の1点の中心位置及び観察者の瞳孔中心が、レンズアレイ91と垂直に交わるように一直線上にあることとした。
最大角度θ内における要素画像の画素が、3次元立体像90の1点の階調の表現に寄与する。このとき、要素レンズ92の焦点距離f及び最大角度θから、要素画像を構成する1個の画素サイズeが、下記の式(6)によって求められる。
e=2×tan(θ/2)×f/m …式(6)
ここで、mは、最大角度θ内における水平方向又は垂直方向の画素数を意味する。例えば、最大角度θが1度の場合、白黒のみで256階調を表現するためには、要素画像の画素が1度以内に255個(階調数−1)だけ必要になる。この場合、縦16個及び横16個の画素が最大角度θ=1度以内に含まれることになる。本実施形態では、3次元立体像90を構成する各点の対応画素を式(5)及び式(6)で算出し、この対応画素に対してランダムでディザを適用する。
なお、式(6)で求まる画素サイズeが元の階調表現に必要なサイズ以下の場合、例えば、8ビットから1ビットまで削減せず、8ビットから2ビットのように階調情報の削減率を低くし、階調情報を減らすことが可能である。この階調情報の削減率は、第1例、第2例の何れか一方又は両方を組み合わせることで求めることができる。
前記した第1例では、要素画像群97の画素数を無限大と仮定したが、実際のところ、要素画像群97の画素数は有限である。このため、IP方式では、レンズアレイ91から離れるほど、空間周波数は低下し、3次元立体像90がぼやけてしまう。
一方、3次元立体像90がレンズアレイ91から離れて観察者に近づくほど、観察者の眼球αに入る光線(画素)の数が多くなり、3次元立体像90が観察者からレンズアレイ91に近づくほど、眼球αに入る光線の数が少なくなり、光線の数がレンズアレイ91面上で最少となり、レンズアレイ91よりも遠方を観察するにつれて光線の数が再び増加する。遠方観察時、少なくとも観察者の瞳孔径と同等の領域の要素レンズ92の個数だけ光線が観察者の眼球αに入射する。このように、3次元立体像90と観察者との位置関係に応じて、眼球αに入る光線の数が異なる。このため、3次元立体像90の画素数が有限の場合には解像度が落ちてぼやける一方、観察者に近いほど眼球αに入る光線の数が多くなる。
そこで、適用周波数算出部30は、レンズアレイ情報に基づいて、仮想3次元空間内でレンズアレイ91と3次元立体像90と観察者との相対位置を求め、この相対位置に基づいて、ディザの適用周波数を算出する。
ここで、3次元立体像90の位置がどこであっても、観察者の認識限度以上となるようにディザの適用周波数を算出する必要があるため、3次元立体像90が観察者に一番近い場合でもディザの適用周波数を30cpd以上とし、観察者の瞳孔径を6.0ミリメートルとする。
観察者から2.5メートルの位置に立体画像表示装置9Bがある場合を考える。図10(a)のように、3次元立体像90の位置が観察者と立体画像表示装置9Bとの中間である1.25メートルに位置する場合、前記した式(3)より認識限度が直径0.4ミリメートルの領域になる。そして、直径0.4ミリメートルの領域を通過する要素レンズ92の領域Lr(レンズ領域)が、下記の式(7)のように直径6.0ミリメートルになる。
Lr=2×tan(θ/2)×L3+g …式(7)
なお、θが観察者の眼球αに入射される最大角度であり、式(5)によって求まる。また、L3が立体画像表示装置9Bから3次元立体像90までの距離、gが3次元立体像90の1点のサイズを表す。
3次元立体像90の位置が観察者から0.75メートル、かつ、立体画像表示装置9Bの表示領域が3次元立体像90を構成するために十分な大きさがある場合、認識限度が直径0.2mmの領域、3次元立体像90の再現に必要な要素レンズ92の領域が直径13.7ミリメートルになる(不図示)。
図10(b)のように、観察者が2.5メートル離れたレンズアレイ91面上の3次元立体像90を観察し、レンズアレイ91のレンズ密度が30cpd(要素レンズが60個/度)である場合、レンズアレイ91面における認識限度が、要素レンズ92の領域と等しく、直径0.7ミリメートルになる。
図10(c)のように、無限遠にある3次元立体像90を観察する場合、レンズアレイ91面で観察者が観察する要素レンズ92の領域は、観察者の瞳孔径にほぼ等しくなる。本例では、観察者の瞳孔径が6.0ミリメートルと仮定しているため、レンズアレイ91面を見ているときよりも、観察者の眼球αに入射する光線に寄与する要素レンズ92の個数は増加し、約70個((6.0/0.7)の2乗)の要素レンズ92からの光線が観察者の眼球αに入射する。
ここでは、前記第1例に記載した階調を再現するのに寄与する要素レンズ92の具体例を示した。本例では、レンズアレイ91面上を観察した場合、1個の要素レンズ92のみが階調情報の再現に寄与することになる。このため、元の要素画像群の階調情報が256であった場合、前記1個の要素レンズ92から射出される光線のみで階調を再現する必要がある。逆に言うと、レンズアレイ91面上以外では、複数の要素レンズ92からの光線が観察者の眼球αに入射することになる。例えば、無限遠観察時に約70個の要素レンズ92からの光線が観察者の眼球αに入射する。ここで、元の要素画像群の階調情報が256であった場合、元の要素画像群と同じ階調表現を実現するためには、255本の光線が眼球αに入射する必要がある。従って、前記約70個の要素レンズ92からそれぞれ3本または4本の光線が眼球αに入るように各要素レンズ92に対応した要素画像の画素サイズを決定すればよいことになる。
図4に戻り、立体画像生成装置1Aの構成について、説明を続ける。
階調削減部40は、適用周波数算出部30から入力されたディザの適用周波数で3次元立体像90にディザを施すものである。そして、階調削減部40は、ディザを施した3次元立体像90と、レンズアレイ情報及び要素画像群情報とを階調削減要素画像群生成部50に出力する。
階調削減要素画像群生成部50は、階調削減部40から入力されたレンズアレイ情報及び要素画像群情報に基づいて、階調が削減された3次元立体像90が含まれる階調削減要素画像群を生成するものである。
ここで、階調削減要素画像群生成部50は、階調削減要素画像群を、要素画像群入力部15に入力された要素画像群97と同じ画素数にする必要がある。そこで、階調削減要素画像群生成部50は、レンズアレイ情報及び要素画像群情報により、仮想3次元空間にレンズアレイ91と、3次元立体像90と、階調削減要素画像群の元となる初期画像とを配置する。この初期画像は、要素画像群97と同じ画素数を有し、各画素の画素値が所定の値(例えば、‘0’)に初期化された画像である。
そして、階調削減要素画像群生成部50は、初期化画像の各画素と、その画素に対応した要素レンズ92の主点とを結んだ直線を求める。さらに、階調削減要素画像群生成部50は、この直線が3次元立体像90に接した交点を算出し、算出した交点の画素値で初期化画像の画素の画素値を置き換えて、階調削減要素画像群を生成する。その後、階調削減要素画像群生成部50は、生成した階調削減要素画像群を出力する。
[立体画像生成装置の動作]
図11を参照し、立体画像生成装置1Aの動作について説明する(適宜図4参照)。
図11のように、立体画像生成装置1Aは、レンズアレイ情報入力部11にレンズアレイ情報が入力される(ステップS1)。
立体画像生成装置1Aは、要素画像群入力部15に要素画像群97が入力される(ステップS2)。
立体画像生成装置1Aは、要素画像群情報入力部13に要素画像群情報が入力される(ステップS3)。
立体画像生成装置1Aは、立体像生成部20によって、要素画像群97に含まれる被写体の3次元立体像90を生成する(ステップS4)
立体画像生成装置1Aは、適用周波数算出部30によって、3次元立体像90に適用するディザの適用周波数を算出する(ステップS5)。
立体画像生成装置1Aは、階調削減部40によって、ステップS5で算出した適用周波数で3次元立体像90にディザを施し、階調を削減する(ステップS6)。
立体画像生成装置1Aは、階調削減要素画像群生成部50によって、レンズアレイ情報及び要素画像群情報に基づいて、階調を削減した3次元立体像90が含まれる階調削減要素画像群を生成する(ステップS7)。
以上のように、立体画像生成装置1Aは、立体画像の解像度特性や、レンズアレイ91と観察者と3次元立体像との位置関係に応じて、ディザの適用周波数を算出するので、ディザによる画質劣化を抑えることができる。
(変形例)
以上、本願発明の実施形態を詳述してきたが、本願発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
前記した実施形態では、3次元立体像毎に処理するものとして説明したが、全ての3次元立体像を1個に纏めて処理することもできる。
レンズアレイのレンズ配列は、デルタ配置でも正方配列でもよい。また、レンズアレイは、2次元状に微小レンズを配列したものだけでなく、水平方向に縦長のレンズを並べたレンチキュラーレンズや、ピンホールアレイを用いてもよい。
また、本願発明は、実施形態に係る立体画像生成装置としての機能を実現する立体画像生成プログラムにより実現することもできる。この場合、立体画像生成プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行される。
1,1A 立体画像生成装置
11 レンズアレイ情報入力部
13 要素画像群情報入力部
15 要素画像群入力部
20 立体像生成部
30 適用周波数算出部
40 階調削減部
50 階調削減要素画像群生成部

Claims (2)

  1. インテグラルフォトグラフィ方式における要素画像群の階調が削減された階調削減要素画像群を生成する立体画像生成装置であって、
    要素レンズが2次元状に配列されたレンズアレイのレンズ間隔と、前記レンズアレイから観察者までの距離と、前記要素レンズの焦点距離と、前記要素レンズの個数とが、レンズアレイ情報として入力されるレンズアレイ情報入力部と、
    前記要素画像群が入力される要素画像群入力部と、
    前記要素画像群の画素数と、前記要素画像群の画素サイズと、前記要素画像群の階調数と、前記要素画像群を構成する隣り合う要素画像間の距離とが、要素画像群情報として入力される要素画像群情報入力部と、
    前記レンズアレイ情報及び前記要素画像群情報に基づいて、前記要素画像群に含まれる被写体の3次元立体像を仮想3次元空間に生成する立体像生成部と、
    前記レンズアレイ情報に基づいて、前記仮想3次元空間における前記レンズアレイと前記3次元立体像との相対位置を求め、求めた前記相対位置に応じたディザの適用周波数を算出する適用周波数算出部と、
    前記適用周波数算出部が算出した適用周波数で前記3次元立体像にディザを施す階調削減部と、
    前記レンズアレイ情報及び前記要素画像群情報に基づいて、階調が削減された前記3次元立体像が含まれる前記階調削減要素画像群を生成する階調削減要素画像群生成部と、
    を備えることを特徴とする立体画像生成装置。
  2. コンピュータを、請求項1に記載の立体画像生成装置として機能させるための立体画像生成プログラム。
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