JP6438708B2 - 加熱装置 - Google Patents
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Description
この種の加熱装置は、ロストワックス炉や焼却炉において、収容された内容物を加熱する本体炉から排気される排気ガスを、本体炉外に導きつつ加熱することにより、排気ガスに含まれる不完全燃焼成分を燃焼させて、有害物質が含まれない浄化された排気ガスを生成・排出させる手段として備えられる。
このため、そのような二次的な再燃焼手段・加熱装置における不十分燃焼の問題を改善しようとする提案がなされている。
例えば、特許文献1には、本体炉となる主燃室の上部に再燃室を備えたゴミの焼却炉の前記再燃室が、離間する一対の仕切部材と、一対の仕切部材間の狭空間内を加熱する再燃バーナとを備え、再燃バーナによって狭空間内を加熱することが提案されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱装置1と、この加熱装置1を備えた本体炉100とからなるロストワックス炉を模式的に示す右側面断面図である。
図2は、図1に示す本実施形態に係る加熱装置1の外観斜視図であり、図2Aは筐体部10の正面部分が取り除かれた状態を示しており、図2Bは筐体部10に対して加熱手段(パネルヒータ)30を着脱している状態を、また、図2Cは筐体部10の正面部分が取り付けられた状態を示している。
これらの図に示すように、本実施形態に係る加熱装置1は、ロストワックス炉を構成する本体炉100に備えられる装置であり、本体炉100に収容された内容物(ワーク200)が加熱されることで排気される排気ガスを、本体炉外に導きつつ加熱する、再加熱手段を構成している。
本体炉100は、図1に模式的に示すように、内部に加熱処理対象となるワーク200が収容可能な収容空間101を有する筐体状に構成されている。
本体炉100の収容空間101の内部には、例えば内壁面等には、図示しない加熱手段が備えられており、収容されたワーク200が所定の温度で加熱されるようになっている。
そして、この本体炉100の加熱処理によって、不完全燃焼成分、例えばワックスのベンゼンやパラフィン等が含まれた燃焼ガスを発生する。
そして、この排気ガス(不完全燃焼成分)を、本体炉外に導きつつ加熱して、排気ガスに含まれる不完全燃焼成分を燃焼させることで、有害物質が含まれない浄化された排気ガスを生成・排出させる加熱手段(アフターバーナー)として、本実施形態に係る加熱装置1が備えられている。
加熱装置1は、図1及び2に示すように、本実施形態では、本体炉100の上部に配置される装置である。
本実施形態では、加熱装置1は、矩形筐体状に構成された筐体部10を備え、筐体部10の内部空間11には、排気ガスを本体炉外から導く流路20と、流路20内を加熱する加熱手段30とが備えられている。
また、筐体部10の側面には、筐体内に配置される加熱手段30を構成するパネルヒータに電力を供給するために電力ポート12(12a,12b,12c)が備えられている。
また、筐体部10の内部空間11の上部には、流路20の水平方向流路20の最上層を構成するための仕切板13が備えられている。
流路20は、本体炉100側の上流から本体炉外側の下流に向けて排気ガスを導くように形成された連通空間であり、筐体部10の底面側において、本体炉100の上面の排気口102と連通している。
そして、本実施形態では、流路20は、複数の高さ方向流路21と複数の水平方向流路22によって構成されている。
具体的には、流路20は、図2A,Bに示すように、加熱手段30を構成する板状のパネルヒータ(後述する図3A,B参照)が、筐体部10の内部空間11に複数配置・収納されることで、筐体部10の内部空間11が複数の加熱手段(パネルヒータ)30によって仕切られて、複数の高さ方向流路21と複数の水平方向流路22とからなる流路20が構成されるようになっている。
同図に示すように、加熱手段30を構成するパネルヒータは、板状に形成されたパネルヒータの本体31に対して、板状体(断熱体)32,溝部33,発熱体34の各部が備えられ、また、本体31の長手方向のいずれかの端部側には、本体31を貫通する貫通孔31aが形成されている。
このような板状のパネルヒータからなる加熱手段30によって筐体部10の内部空間11が仕切られることにより、本実施形態に係る高さ方向流路21・水平方向流路22からなる流路20が構成されるようになっている。
高さ方向流路21は、本体炉100の高さ方向に沿った流路空間であり、本実施形態では複数の高さ方向流路21a,21b,21cが備えられている。
具体的には、高さ方向流路21は、加熱手段30を構成するパネルヒータの本体31に形成された貫通孔31aによって構成されている(図3参照)。
そして、加熱手段30が筐体部10の内部空間11に水平方向に沿って配設されることで、加熱手段30を構成するパネルヒータの本体31を貫通する貫通孔31aが、筐体部10の内部空間を高さ方向に連通する高さ方向流路21を構成するようになる。
さらに、加熱手段30が、筐体部10内に複数配設されることで、複数の各加熱手段30に備えられた貫通孔31aによって、複数の高さ方向流路21(21a,21b,21c)が構成されるようになっている。
具体的には、図3A,Bに示すように、加熱手段30となるパネルヒータの本体31に形成される貫通孔31aが、筐体部10の内部空間に収納された状態で、筐体正面に向かって左側と右側に配置されるように、二種類のパネルヒータが備えられ、このパネルヒータが筐体部10に高さ方向に交互に配置・収納されることで、複数の高さ方向流路21a〜21cを、筐体部10の正面に向かって左右交互に配置させることができる。
複数の高さ方向流路21をこのように配置させることで、高さ方向流路21によって連通する複数の水平方向流路22を、筐体部10の内部で左右水平方向に互い違いに連通した流路空間として構成することができ、本体炉100から排出される排気ガスを、長い流路空間を通過させて、確実に加熱・再燃焼させることができるようになる。
具体的には、加熱手段30となるパネルヒータの本体31に形成される貫通孔31aが、下側に配置されるパネルヒータの貫通孔31aよりも、上側に配置されるパネルヒータの貫通孔31aの方が、開口断面が大きくなるように形成されるようになっている(後述する図4参照)。
このような構成とすることにより、複数の高さ方向流路21のうち、下流側の高さ方向流路21の開口断面が、上流側の高さ方向流路21の開口断面より大きくなることにより、流路内において、上流側よりも下流側の圧力が小さくなるため、排気ガスを上流から下流に向けて停滞させることなく円滑に流すことができるようになる。
なお、複数の高さ方向流路21の開口断面の一部又は全部を、同じ大きさに形成することも勿論可能である。
水平方向流路22は、高さ方向流路21に対して下流側に連通する、本体炉100の高さ方向と交差する水平方向に沿った流路空間であり、本実施形態では複数の水平方向流路22a,22b,22cが備えられている。
具体的には、水平方向流路22は、加熱手段30を構成する板状のパネルヒータの本体31が、筐体部10の内部空間11に水平方向に沿って配設されることで、筐体部10の内部空間11が複数の加熱手段30によって装置高さ方向に仕切られて、筐体部10の内部空間を水平方向に連通する水平方向流路22が構成されるようになる。
そして、加熱手段30が、筐体部10内の高さ方向に複数積層されて配置されることで、複数の加熱手段30によって仕切られた、複数の水平方向流路22(22a,22b,22c)が構成されるようになっている。
従って、複数の高さ方向流路21を介して連通する複数の水平方向流路22は、筐体部10の内部で左右水平方向に互い違いに連通した一つの流路空間として構成され、本体炉100から排出される排気ガスを確実に加熱・再燃焼させることができる長い流路空間として機能させることができるようになる。
仕切板13は、加熱手段30とほぼ同形・同大に形成された板状部材であり、筐体部10内の内部空間11の加熱手段30の上方に、水平方向に沿って配置され、最上部の水平方向流路22cを構成するようになっている。
なお、以上のように、水平方向流路22は、本実施形態では、高さ方向に3つ(3層)となるように構成されていたが、これを2層や4層以上とすることも当然可能である。
具体的には、筐体部10の内部空間11内に複数配置される加熱手段30となるパネルヒータ本体31の間隔が、下側よりも上側の方が大きくなるように配置されるようになっている(後述する図4参照)。
このような構成とすることにより、複数の水平方向流路22のうち、下流側の水平方向流路22の断面(高さ)が、上流側の水平方向流路21の断面(高さ)より大きくなることにより、流路内において、上流側よりも下流側の圧力が小さくなるため、排気ガスを上流から下流に向けて停滞させることなく円滑に流すことができるようになる。
なお、複数の水平方向流路22の断面(高さ)の一部又は全部を、同じ大きさに形成することも勿論可能である。
すなわち、一般に高さ方向に沿って流れる排気ガスの流速が、水平方向に沿って流れる排気ガスの流速よりも早いので、レイノルズ数において前者の場合が後者の場合よりも高いために、乱流、層流が生成されることになる。
これによって、不完全燃焼成分を流路20内において均一に分布・拡散させることができ、加熱手段30による加熱を確実に実行させることができるようになる。
さらに、複数の水平方向流路22は、複数の高さ方向流路21を介して高さ方向に離間して積層されるように配置されるので、水平方向に対する省スペース化(コンパクト化)を図ることができるという効果もある。
加熱手段30は、少なくとも水平方向流路22に沿って設けられて該水平方向流路22内を水平方向に亘って加熱する手段であり、本実施形態では、図2,3に示したとおり、加熱(発熱)可能な板状のパネルヒータによって構成されている。なお、上記の「水平方向流路22内を水平方向に亘って加熱する」とは、水平方向において水平方向流路22内の全長又は所定長の領域を加熱することを意味する。
本実施形態の加熱手段30となるパネルヒータは、図3に示すように、矩形板状に形成されたパネルヒータの本体31に、水平方向に配設される断熱体からなる複数の板状体32が所定間隔を空けて配設されており、複数の板状体32の間に形成される溝部33には、それぞれ発熱体34が備えられるようになっている。より詳細には、本実施形態では、複数の板状体32は各々、断面形状が凸状をなして本体31の長手方向に沿って配置され、かつ、短手方向に互いに離間してなる。かかる複数の板状体32間の溝部33において、一又は複数の発熱体34が本体31の長手方向に沿って配置されている。
これによって、水平方向流路22が、筐体部10内に高さ方向に離間して水平方向に沿って配置される複数の加熱手段30の間の空間領域によって構成されるようになっている。換言すれば、加熱手段30(発熱体34)は、水平方向流路22に沿って設けられている。かかる加熱手段30(発熱体34)は、水平方向において水平方向流路22の全長又は所定長の領域を加熱するようになっている。
このように流路20を構成する加熱手段(パネルヒータ)30をセラミック繊維等からなる断熱体によって形成することで、加熱手段30による熱が流路20内に保たれて、効率良く不完全燃焼成分を加熱できるようになり、本体炉100から排出される不完全燃焼成分を、より確実に燃焼させることができるようになる。従って、板状体32・溝部33を含む、パネルヒータの本体31の全体を断熱体によって構成することで、流路20内の加熱・保熱効果が高められ好ましい。
また、同様の観点から、加熱手段30を収納する筐体部10の内部空間11の壁面や、流路20の水平方向流路20の最上層を形成するための仕切板13についても、断熱体で構成することができる。
このように、発熱体34として、電気的に加熱する電気加熱手段を採用することにより、酸素ガスを用いたガス加熱と比較して、酸素ガスを必要としないため、酸素ガス容器の設置や、そのための設置費用などが不要となり、加熱装置1の構成・構造を簡易化・小型化できるとともに、コスト面でも有利となる。
なお、発熱体34の構成は、上述した形態のみに限定されず、例えば、加熱手段30は、少なくとも水平方向流路22内を加熱するものであれば良く、水平方向流路22内を加熱するように構成するとともに、高さ方向流路21内を加熱するように構成することもできる。
具体的には、本実施形態の加熱手段30は、図2Bに示すように、パネルヒータ本体31の側面縁部が、筐体部10の内部空間11の内壁面にスライド係合可能に構成されている。例えば、筐体部10の内部空間11の内壁面に、パネルヒータ本体31の側面縁部がスライド係合できる溝部や段部を設けることで構成することができる。
このように、加熱手段30を、筐体部10に対して着脱可能に構成することにより、加熱手段30を構成するパネルヒータの取り外し・取り替えが容易に行えるようになり、加熱手段30のメンテナンス(点検,修理,整備などの作業)も容易に実施できるようになる。
例えば、加熱手段30を構成するパネルヒータとしては、例えば、矩形板状の断熱体と加熱手段とを有し、断熱体の一面には長手方向に沿う溝部が短手方向に離間して複数設けられ、当該溝部に一又は複数の加熱手段(発熱体)が長手方向に沿って設けられるという構成とすることもできる。
また、本出願人が先に提案している特許3889198号公報に記載されているように、加熱手段が断熱体に埋設される構成としても良い。
次に、以上のような構成からなる本実施形態の加熱装置1による本体炉100から排出される排気ガスの再加熱時の動作・空気の流れについて、図4を参照しつつ説明する。
図4は、本実施形態に係る加熱装置1のパネルヒータと流路及び空気の流れを模式的に示す説明図である。
本体炉100でワーク200に対する加熱処理が行われると、製品形状に形成されたワークが溶融し、ワベンゼンやパラフィン等が含まれた燃焼ガスとなって生成され、その燃焼ガスが、本体炉100の上部に形成された排気口102から本体炉外に排出され、加熱装置1の底面部から流路20内に流れ込む。
まず、図4に示すように、最下段の高さ方向流路21aから、最下層の水平方向流路22aに排気ガスが流れ込み、気流は装置の図面左から右方向に向かって流れる。
次いで、最下層の水平方向流路22aから、2段目の高さ方向流路21bを経由して、2層目の水平方向流路22bに排気ガスが流れ込み、気流は装置の図面右から左方向に向かって流れる。
さらに、2層目の水平方向流路22bから、3段目の高さ方向流路21cを経由して、3層目(最上層)の水平方向流路22cに排気ガスが流れ込み、気流は再び装置の図面左から右方向に向かって流れる。
また、このとき、高さ方向流路21に沿って流れる排気ガスの流速は、水平方向流路22に沿って流れる排気ガスの流速よりも早くなり、レイノルズ数において高さ方向の流速が水平方向の流速よりも高く(速く)なり、乱流、層流が生成されることになる。
従って、本体炉100で生成された不完全燃焼成分は、装置内の高さ方向・水平方向に連通した流路20内において、均一に分布・拡散させられることになり、流路20(水平方向流路22)に沿って配置される加熱手段30のパネルヒータによって、確実な加熱処理が実行されることになる。
そして、流路20で十分に加熱処理された排気ガスは、最上層の水平方向流路22cを構成している仕切板13の貫通孔13aから排出され、清浄化された無煙状態のガスとして、加熱装置1の上部(外部)に放出・排気されることになる。
このような構成により、高さ方向流路21によって排気ガスの流れを乱流にして排気ガス内の不完全燃焼成分を拡散させることができ、乱流になった排気ガスの流れを水平方向流路22によって層流にして、不完全燃焼成分を排気ガス内に一様に分布させた状態で、不完全燃焼成分を加熱手段30によって加熱することができる。
また、本実施形態の加熱装置1によれば、加熱手段30(パネルヒータ)と流路20(高さ方向流路21、水平方向流路22)とからなる構成、より具体的には筐体部10(内部空間11)に対し加熱手段30(パネルヒータ)を設置して流路20(高さ方向流路21、水平方向流路22)を形成する構成であるため、従来の特許文献1のような仕切部材を用いることを要さず構造的に極めて簡易化できる。
また、本実施形態に係る加熱装置1の流路20は、下流側の断面が上流側の断面よりも大きいように構成されるので、流路20内の上流側よりも下流側の圧力が小さいため、本体炉100から排出される排気ガスを、上流から下流に向けて停滞させることなく円滑に流すことができるようになる。
さらに、本実施形態の加熱装置1は、本体炉100の下流側に配置することでアフターバーナー部分として機能させることができ、既存のロストワックス炉にも適用することができ、汎用性・拡張性にも優れている。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係る加熱装置として、上述した実施形態では、ロストワックス炉に設けられるアフターバーナーを構成する加熱装置を例にとって説明したが、本発明に係る加熱装置は、ロストワックス炉のアフターバーナーに用いられる場合に限られず、例えば、ごみ焼却炉に設けられる二次燃焼装置として適用することもできる。
10 筐体部
20 流路
21 高さ方向流路
22 水平方向流路
30 加熱手段(パネルヒータ)
31 本体
31a 貫通孔
32 板状体(断熱体)
33 溝部
34 発熱体
100 本体炉
200 ワーク(内容物)
Claims (7)
- 収容された内容物を加熱する本体炉から排気される排気ガスを、本体炉外に導きつつ加熱する加熱装置であって、
排気ガスを本体炉外に導く流路と、
前記流路内を加熱する加熱手段と、を備え、
前記流路は、
本体炉側の上流から本体炉外側の下流に向けて排気ガスを導くように形成された、
本体炉の高さ方向に沿った高さ方向流路と、
前記高さ方向流路に対して下流側に連通する、本体炉の高さ方向と交差する水平方向に沿った水平方向流路と、を有し、
前記加熱手段は、
少なくとも前記水平方向流路に沿って設けられて該水平方向流路内を水平方向に亘って加熱し、
前記流路は、複数の前記高さ方向流路と、複数の前記水平方向流路と、を有し、
前記複数の水平方向流路は、前記複数の高さ方向流路を介して高さ方向に離間して積層されるように配置され、
当該複数の水平方向流路のうち、下流側の水平方向流路の高さ方向に沿う断面が、上流側の水平方向流路の前記断面より大きい
ことを特徴する加熱装置。 - 収容された内容物を加熱する本体炉から排気される排気ガスを、本体炉外に導きつつ加熱する加熱装置であって、
排気ガスを本体炉外に導く流路と、
前記流路内を加熱する加熱手段と、を備え、
前記流路は、
本体炉側の上流から本体炉外側の下流に向けて排気ガスを導くように形成された、
本体炉の高さ方向に沿った高さ方向流路と、
前記高さ方向流路に対して下流側に連通する、本体炉の高さ方向と交差する水平方向に沿った水平方向流路と、を有し、
前記加熱手段は、
水平方向に配設される断熱体からなる複数の板状体と、この複数の板状体の間に水平方向に沿って配設される発熱体とを有するパネルヒータからなり、
少なくとも前記水平方向流路に沿って設けられて該水平方向流路内を水平方向に亘って加熱し、
前記加熱装置が、
前記パネルヒータを、水平方向に配置した状態で高さ方向に複数収容可能な筐体部を備え、
前記水平方向流路が、
前記筐体部内に高さ方向に離間して水平方向に沿って配置される複数の前記パネルヒータの間に形成される
ことを特徴する加熱装置。 - 前記流路は、下流側の断面が上流側の断面よりも大きく形成される
ことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱装置。 - 前記流路は、複数の前記高さ方向流路と、複数の前記水平方向流路と、を有し、
前記複数の水平方向流路は、前記複数の高さ方向流路を介して高さ方向に離間して積層されるように配置され、
当該複数の水平方向流路のうち、下流側の水平方向流路の高さ方向に沿う断面が、上流側の水平方向流路の前記断面より大きい
ことを特徴する請求項2記載の加熱装置。 - 前記加熱手段は、電気的に発熱する発熱体を備える
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の加熱装置。 - 前記断熱体が、セラミック繊維からなる
ことを特徴とする請求項2記載の加熱装置。 - 前記パネルヒータが、前記筐体部に対して着脱可能に収容される
ことを特徴とする請求項2記載の加熱装置。
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